RBA OFFICIAL
 

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先制の2ランを放った野村アーバン中川

リスト(85⇒84.5) 1-11 野村不動産アーバンネット(86⇒86.5)

  1 2 3 4     合 計
野村不動産アーバンネット           11
リスト          

 

  野村アーバンが圧勝。強豪のリストを蹴散らした。宮島会長、榎本専務が応援する中、茂木がプレッシャーなどみじんも感じさせない快投を演じた。PL出身の 中川が技ありの快打を放った。三根監督は大先輩(リスト倉持監督)に勝てて嬉しい」と喜んでいた。倉持監督は「西武と一緒」とやけっぱち。

 野村アーバンは初回、四球で出塁した1番山本を2塁に置き、2死から4番中川が技ありの中堅越え本塁打を放ち2点先制。3回には、この回先頭3番塚本が安打を放つと、中川が四球、5番高原が安打し1点追加。さらに6番に〝降格〟した吉本が3ラン。リストベンチはここで先発の舟山をあきらめ、岩島に代えたが、勢いが収まらない野村は岩島も攻め、3つの四球をからめ代打2番折笠から塚本、中川の3連打が飛び出し、この回大量9点を挙げ試合を決めた。

 エース茂木は1発を浴びたが、2安打1失点の完投。5個の三振を奪った。

 リストは完敗。3回、9番田中が放ったソロの1点どまり、残塁も1個のみ。

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茂木

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宮島会長(左)と榎本専務

〇三根監督 高校の大先輩(リスト倉持監督)に勝てて嬉しい

〇茂木 今日はあまりよくなかった

〇吉本 3ランですよ。6番ですよ

〇塚本 レーティングが低すぎる(86.5まで引き上げたのにまだ不満そう)

〇宮島会長 うーん、相手に胸を借りるつもりで臨んでいたので完勝は嬉しい。欲を言えば、もう一枚ほしい(投手のことのようだ)

〇榎本専務 だいぶ強くなった。レーティングに応えられるよう頑張ってほしい

●倉持監督 こんなもんだよ。西武と一緒、いや、西武の投手のほうがまだまし(西武ファンの記者への嫌味か、やけくそか。倉持さんはロッテびいき? 西武ファン? )

●杉山 僕、法人営業に異動になり土曜日曜がやすみになったんで…(北見社長、この人事は絶対間違っている。〝松坂にエースの座を奪われた〟この男から野球を奪ったら何が残るのか。…これは言い過ぎか。〝松坂にエースの座を奪われた〟は杉山の武器になる。どんどん商談も決まる。ただ、水曜だけは都合をつけるべきだ)

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〝ひどいねぇ、西武と一緒だ〟リスト倉持監督

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〝おっととと…〟リストの残塁はこの杉山の四球のみ

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田中

◇       ◆     ◇

 三根監督によると、野村は2試合8イニングで26得点、1失点、5本塁打、12盗塁、打率.409とか。記者が茂木-塚本-中川-高原が目立つチームと書いているが、「折笠(2年目)の走力はRBA№1といっても過言ではない」そうだ。

 三根監督のサービスはまだ続く。「山本(新人)の初戦は代打だったが、満塁本塁打デビュー。今回は1番に抜擢し、4打席2打数1安打2四死球2盗塁。佐藤大樹が元気なときより足が速く走塁技術は高い」とのことだ。「12盗塁の機動力はアピールしておいてください」と締めた。

 確かに強くなった。再度レーティング引き上げを検討する。

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〝おれだって昔は茂木みたいないい投手だったんだ〟野村アーバン木内応援団長

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先制のホームを踏む柿添を迎えるタウングループ ベンチ

タウングループ(78⇒82) 4-3 積和不動産(79⇒78)

  1 2 3 4     合 計
積和不動産      
タウングループ 1X      

 

 初陣タウングループが初勝利。積和にサヨナラ勝ち。先発・仲村は5回まで無失点に抑えた。継投に失敗し同点に追いつかれたが、3番加藤がサヨナラ打を放った。積和は小田川がよく投げたが一歩及ばず。予選敗退が決まった。

◇      ◆     ◇

 この試合はデータなし。そこで、タウングループの野球部のスポークスマン・高坂忠司氏の〝我田引水〟のコメントを再構成して、以下に紹介する。
 タウングループの先発は、リスト戦のサドンデスで投げ、四死球で2連続押し出しサヨナラ負けを喫した沖縄出身で千葉科学大卒の新卒・仲村。この日は雪辱を期しての登板で、5回まで粘り強いピッチングで0封に抑えた。

 勝利目前のベンチはここで継投策に。ところが、代わった伊藤がまさかの4連続四死球で1点を取られると、丘監督はたまらずリスト戦で好投したエース坂本を緊急登板。しかし、坂本も準備が整っておらず、2つの四球を与え同点に。

 リスト戦の悪夢がよみがえるかに思えたが、同点に追いつかれたその裏、2死満塁から3番加藤(東洋大)の三遊間内野安打でサヨナラ勝ちした。

 キーマンは2番キャプテン柿添。この2試合で4つの四死球を選び、出塁率は8割。この日も、一打席目にセーフティーバントを決め、先取点の起点となった。

 積和は最終回、相手の継投ミスから同点に追いついたが、勝ち越しがならなかった。

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積和 小田川

〇丘監督 継投策がうまく機能しませんでしたが、今後RBA大会で勝ち進むために、どうしても伊藤(元西武ライオンズジュニア在籍経験あり)を使っておきたかった
〇高坂 仲村は酒好きなので、試合前夜の会社行事(新入社員激励会)で酒を飲みすぎないようチェックし、万全の態勢で登板させたのがよかった(酒は文化。記者も酒を飲みたいがために働いているようなもの)

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キーマン柿添

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仲村

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柿添が生還した場面

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タウングループ 応援団

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積和 塚田のファンだとか

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塚田

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〝山田、よく守ってくれた〟東急ホームズ 佐藤

東急ホームズ(73⇒75) 5-3 長谷工グループ(77⇒78)

  1 2 3 4     合 計
長谷工グループ      
東急ホームズ      

 

 参加2年目の東急ホームズが2連勝。予選突破まであと1勝。RBAの名物男・稲木は3塁コーチを務めた。佐藤が力投。長谷工は新エース檜木を仕事で欠いた。

 東急ホームズは3回、2死から1番大河内が左翼前安打を放ち、死球と敵失で1点先制。3-1と逆転された4回には、この回先頭の5番山口が四球で歩くと、6番田口、7番西田の長短打で逆転。なおも2死から2番本多の3塁打で2点を追加してリードを広げた。

 エース佐藤は4回に3失点したが、3安打完投。18アウトのうち8個の3塁ゴロをノーエラーでさばいた山口の堅守が光った。新人の大河内は2試合で5打数4安打。打率8割。先頭打者として大活躍。

 長谷工は新エース檜木が欠場。代わって梅垣が先発。疲れからか4回につかまった。

〇佐藤監督兼投手 18個のうち8個をノーミスでさばいてくれた山口は立派

〇稲木 今日は3塁コーチャー

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〝ハイ、わたしが山田です〟

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〝こいつら、いいチームになってきたぞ〟稲木

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〝おい、そこのおっさん、俺の濡羽色(ぬればいろ)のつややかな髪の毛がほしいか〟と鳴いたかどうか記者は知らない(夕闇迫る神宮の森で)

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タイブレークを制した住林ベンチ(左端が石井監督)

東京建物不動産販売(77⇒81.5) 4-7 住友林業(81)

  1 2 3 4     合 計
住友林業      
東京建物不動産販売      

 (6回タイブレーク)

 住友林業が延長タイブレークを制した。住林の〝のび太くん〟西野が4回以降登板して相手打線を抑えた。初戦で好投した東建・齋藤は肩痛をこらえ力投したが、後半コントロールを乱した。記者のレーティング予想は外れたが、そんなに的外れでなかった。

 住林は初回、5番梶のタイムリーなどで2点先取。2点を追う5回にはこの回先頭の9番宮田が四球、続く栫(かこい)がレフトオーバーの2塁打を放ち2、3塁とし、2番小池のタイムリーで同点。タイブレークでは栫の犠飛と中宇根の内野安打と敵失で決定的な3点を奪った。

 先発した石井監督は2回を抑え、3回には前田と梶原が4四死球を出して4失点したが、5回から登板したのび太くんこと西野が好投した。

 東建不販は3回、この回から登板した前田と途中登板した梶原から7個の四死球で一挙4点を挙げ逆転したが、新エース齋藤が踏ん張れず惜敗。2回、1死満塁の好機を生かせなかったのが悔やまれる。

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東建不販 齋藤

〇石井監督 最初の流れが肝心だと考え自分が投げた(肩はボロボロのはずだが何とか2回を抑え、流れを引き寄せた)

●稲富 昨年投げた尾崎が投げられるようにしたい(齋藤は肩を痛めていることが判明。尾崎の次回登板を匂わせた)

●齋藤 ちょっと肩が…(初戦のスピードはなく、変化球頼りの苦しいピッチング)

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磯田のセカンドゴロでホームをついたがアウトになった田中(捕手は島袋)

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1死満塁のピンチをしのいだ住林 石井

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漫画ののび太くんは歳をとらないのだろうが、〝住林ののび太くん〟は歳を取った。だんだん似なくなってきた西野。若い時はそっくりだったのに…2009年にデビューしたときの記事を張り付ける。梶原もほとんど同期。当時は二人とも素晴らしい投手〝だった〟 過去形は失礼か。

RBAの古い選手の記事をお探しの方は「2013年度以前のRBAホームページ」へ。

住友林業 初陣積和に辛勝 強豪の意地 稲田-西野-柴原の豪華リレー(2009/6/18)

 

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〝この二人をどうして撮ったのかもわからない〟三菱UFJ 中山(左)と佐藤

三菱UFJ不動産販売(67⇒72) 22-3 コスモスイニシア(67⇒65)

  1 2 3 4     合 計
コスモスイニシア        
三菱UFJ不動産販売 18         22

 

 三菱UFJ不動産販売がコールド勝ち。石本監督はカツオ釣りだそうで欠場。女性の応援もほとんどなかったが、残されたメンバーが頑張った。コスモスイニシ アは3回までは善戦したが、投手が崩れた。1イニング18失点以上はこれまでの試合でもあった。がんばれコスモスイニシア。

 過去の記録では、三井のリハウスが対総合地所戦で記録した1イニング28連続得点というのがある。これは他の草野球も含めてないのではないか。

リハウス 大会記録の1試合36点&1イニング28連続得点(2011/8/4)

 三菱UFJは石本が留守で、集まった選手は半減し、女性応援団もいなくなったが、レギュラークラスの選手は元気はつらつ。コスモスイニシアを蹴散らした。4回、何が起きたのかわからないが、一挙18点というラグビースコアで圧勝。

 とりわけ元気がよかったのは初戦で「チャンスで三振、ピンチでエラー」(石本監督)と散々だった木下。打順も4番から9番へ降格されたが、4回の攻撃では安打も放った。

 先発の嶋村は最後まで投げたかどうかわからないが、4回まで3失点してピリッとしなかった。

 コスモスイニシアはチーム崩壊寸前。宮本は「日曜と水曜が一つのチームになれば、いいチームが作れる。それぞれのチームの選手が一緒に休めるような体制にはならないか」と話した。

 同感だ。あのリクルートコスモス北関東のようにドームに行けるようなチームを会社をあげて再建してほしい。他のデベロッパーは6大学など優秀な人材をどんどん補強している。コスモスイニシアは取り残されないか。

 

 

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ちばリハウス 西崎

ちばリハウス(77) 3-2 パナホーム(76⇒76.5)

  1 2 3 4     合 計
パナホーム    
ちばリハウス    

 

 ちばリハウスが接戦を制した。エース島原が完投。西崎が決勝打を放った。パナホームのボクサー出身の野球は素人の〝パナホームのオコエ〟こと藤代か初回、目の覚めるような左翼越え2ランを放ったが、得点はこの回のみ。パナホームの予選敗退が決まった。

 2点先制されたちばリハウスは2回、3四球と8番西崎の安打などで2点を挙げ同点に追いつき、5回には1死から2番篠原が安打を放ち、続く白井の3塁打で勝ち越し。

 エース篠原は初回に〝素人〟オコエ(藤代)に2ランを浴び目が覚めたか、それ以降はしり上がりに調子を上げ、3安打完投。オコエからも2つの三振を奪った。

 パナホームは惜敗。初回、無死1塁から2番オコエが、とても素人とは思えぬ鋭い振りで、篠原の投じた3球目ストレートを捉え、弾丸ライナーで左翼線を破り2ラン。しかし、その後は凡打の山を築き、放った安打はこのオコエの本塁打と7番平井、8番野坂の3本に抑えられた。

 岡田投手は11三振を奪ったが、オコエ以外の味方の援護がなかった。

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〝まぁ、勝ったからよかったが、あれで負けていたら「素人に負けた」と書かれそうだった〟ちばリハウス

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〝ほら、俺だってこれくらいはつけられるんだ〟小川監督

〇小川監督 俺だって野球は9人というルールくらい知っとる。(リバブルの)大槻さんにも確認したが、どうも相手のスコアラーのミスだったようだ(初戦でちばリハウスのスコアに10人の打者が名を連ねていたことについて)

●オコエ(藤代) 初球は高めのストレートでボール、2球目がカープを空振り、そして3球目が多分ストレート(あの本塁打はかつての北寒寺クラスの打球。篠原は甘く見たのか、記者の挑発に乗ったのか、相当のショックを受けたに違いない。あとの2打席は見逃しと空振りの三振に斬って取った)

 記者は先日の〝勝って〟予想で、「オコエ、相手の投手篠原は変化球投手だぞ。しかし、篠原は負けず嫌いだから、素人を変化球で討ち取ることを潔しとしないはずだ。だから、そこそこのスト レートを投げてくる。このストレート狙いだ。間違っても全部の球を打とうとしてはいけない。全てストレートではこない。カーブかスライダーを交えるはずだ から、ストレート狙いで、もし変化球がきたら強振してはいけない。素直に篠原に打ち返す(センター返しとこの業界では呼ぶ)気持ちで振れば、その通りセン ター(つまり中堅)に安打を放てるかもしれない」と書いた。

 そして、篠原には「篠原、他の打者は全力で抑えていい。オコエは素人。全部ストレートを投げてやれ。渾身の力を込めれば三振に斬って取れるかもしれない。ものは試しだ」とけしかけた。

 篠原には申し訳ないような、記者の期待通りに投げてくれたことに対して感謝したいような気分だ。それにしてもあの辺りは〝素人〟の域をはるかに超えている。この1年間、しっかり練習すれば〝楽天のオコエ〟を上回るかもしれない。キャラクターもいいからプロから誘いが来ないか。西武はどうだ。〝RBAからプロ誕生〟とはならないか。そうなったら死んでもいい。

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本塁打を放ったオコエ(捕手は杉田)

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オコエ

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齋藤から「わたしと息子」の連絡あり(最初はチームの女性から「佐藤さんとお子さん」と電話があった。おいおい、どっちだ。夫婦げんかのもとにならないか⇒そうではなかった。伝言メモには「サイトウのご家族」とある。記者の目が悪く「イ」が読めなかったのだ。わざわざ電話くださった方、ごめんなさい)

ちばリハウス10人目の選手が打席に立つ珍事 大会史上2度目(2016/6/16)

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〝これでもコリジョンはないのかよ〟ナイスの走者はアウト(捕手は藤田)※

中央ビル管理(66) 1-2 ナイス(83⇒83.5)

  1 2 3 4     合 計
ナイス  
中央ビル管理  

 (7回からタイブレーク)

 ナイスが2度のタイブレークを制した。芦沢-山本の継投が決まった。最後は針生の死球押し出しによるもの。水曜〝最弱〟若返りを果たした中央ビル管理は先発の清川、2番手の乾がよく投げ、ナイスを追い詰めたが無念。レーティングを大幅に引き上げる。

 1点を追うナイスは6回ようやく反撃。四球の走者ばかりの2死満塁から5番芦沢が四球を選び同点。7回からタイブレークに入り、この回はともに点が入らず、8回には1番稲見が死球を選び勝ち越し。

 先発の芦沢が3回を投げ1失点すると、4回から肩痛を抱える山本が登板。山本は痛さを全く感じさせない力投を見せ、タイブレークを含め5イニングで6つの三振を奪った。

 参加5年間の中央ビル管理は、通算成績が2勝10敗〝出ると負け〟を繰り返し水曜〝最弱〟チームの烙印を記者が押したのだが、この日のメンバーは見違えるように若返り、ベスト8進出クラスのナイスと互角に戦った。3回のタイムリーは8番仲村が放った。

 先発の清川も5回から登板した乾もいきのいいピッチングをし、ナイス打線を苦しめた。

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勝利の瞬間 ナイス山本と野呂捕手

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押し出しの死球を選んだナイス針生

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山本

〇山本 明日は報知の1面ですか(記者はアンチジャイアンツ。巨人の試合など見ない。負けているときはたまに見る程度)

●野村監督 若返りを図った効果が出た。試合はうちが押し気味だった。乾は制球が。チームとしては打力が課題。それより4番の山根が社内フットサルの大会で骨折したのがわたしも痛い。「バカ野郎」と書いていい。ところでうちのレーティングはどれだけ挙げてくれるの? (今は66。ナイスを苦しめるぐらいだから、73点くらいにしよう)

※ 記者は開幕前、神宮審判団の方に草野球に対するコリジョンの適用を聞いたことがある。そのときは「ラフプレーに対しては走者も守備側も反則ルールを適用することがあるが、基本的には草野球には適用しない」とその方はおっしゃっていた。

 しかし、記者は見ていなかったが、先週のリスト-タウングループ戦では適用されたようだ。そして、、この試合では「適用しない」とのことだった。明確にすべきだろう。

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〝こんなシーン 何年振りだ〟中央ビル管理

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中央ビル管理 女性応援団

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〝監督がいいからこんなに女性応援団も集まんだ。悔しかったら集めてみろ〟野村監督

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清川

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セキスイハイム不動産 柳川

セキスイハイム不動産千葉(77)-グローバル住販(75⇒76)

  1 2 3 4     合 計
グローバル住販    
セキスイハイム不動産 1X    

 

 セキスイハイム不動産がタイブレークを制しサヨナラ勝ち。先発した45歳柳川がよく投げ、酒井-平岡-合田につなげ勝利を手繰り寄せた。駒大出身の大畠がサヨナラ打を放った。初陣グローバル住販はRBAの厚い壁に予選突破を阻まれた。

 セキスイハイム不動産は新エース井上が欠場。代わって45歳ベテラン柳川が先発。柳川が2回を無失点に抑えると酒井にスイッチ。酒井が2失点すると、今度はベテラン平岡が登板。タイブレークの最後は慶応高出身の合田が締めた。

〇茂田 若手がよく頑張ったし、ベテランもよく頑張った

〇山本 一発放ちましたよ

〇柳川 もう45歳ですよ。のらりくらり(2回を無失点の好投)

●ナイン 出直してきます。課題は打力

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セキスイハイム不動産 ベンチ

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〝当たれば飛ぶんだ〟山本

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セキスイハイム不動産 合田

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2塁走者・黒川の離塁が大きいと見るや、屋のような送球で刺したグローバル大野捕手

 

 

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ケイアイスター不動産 浅見

ケイアイスター不動産(83⇒81) 6-5 大和ハウス工業(77⇒79)

  1 2 3 4     合 計
大和ハウス工業      
ケイアイスター不動産 1X      

 

 ケイアイスター不動産がサヨナラ勝ち。エース浅見が最終回連打され、同点に追いつかれたが、その裏、池永がサヨナラ四球を選んだ。「俺のバットで監督に勝利をプレゼントす る」と試合前意気込んでいた秋山は女性マネージャーもあきれる判断ミスを犯したが、勝って救われた。大和ハウス上原は、序盤コントロールが定まらず、5失点 したが、その後は立ち直り、打っても本塁打と2塁打で2打点を挙げた。大和は予選敗退。

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サヨナラ四球を選んだ控えの4番池永

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大和ハウス 上原

◇      ◆     ◇

 この日も先週と同様、神宮外苑軟式野球場で午前10時から午後6時まで8時間、15試合が4つのグラウドに分かれ、同時進行の形でほぼ4試合が行われた。試合後のインタビューも含めて1試合2時間とすると、120分×15試合=1,800分(30時間)のドラマをコマ送りで8時間に凝縮して観るようなものだ。

 それでも必死で感動のドラマを伝えようとグラウンドを駆けずり回った。万歩計で測ったら、15時間で約17,000歩、距離は10.2キロメートル、時間にして約3時間。まあ、こんなもんだろうと思うが、消費カロリーには驚いた。約395キロカロリー、酒2合分もない。15時間かけてこれほどしか消費しない。酒なら30分もかからない。これでは糖尿が治らないはずだ。

 そんなことはどうでもいいが、とにかくみんな素晴らしい試合ばかりだった。真っ先にそのベストゲームの記事から書こうと考えたのだが、それが見つからない。

 そこで、記者は傷口に塩を刷り込むような性悪な性格ではないが、女性マネージャーもあきれ返った、アンビリーバブルなシーンのことから書く。ケイアイスター不動産-大和ハウス工業の試合だ。

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ケイアイスター 秋山

 1回裏、ケイアイスターの攻撃。大和ハウスの先発は上原。上原は全く制球が定まらず、1番大曾根、2番豊川が連続四球を選んだ。この間、ストライクは2球くらいしかなかった。

 そして、ドラマの主役3番秋山が打席についた。記者は次打者の勝俣だったかエース浅見だったか、よく覚えていないのだが〝振らなくても満塁になる〟というような話をしていたら、何と秋山は初球をセーフティバント。球は力なく投手フライとなり1アウト。記者もナインも唖然とした。〝杉山もボケてきたか〟と記者は思った。

 その後、四球に浅見のタイムリーなどでこの回4点を奪い、試合は結局、6-5でケイアイスターがサヨナラ勝ちしたのだが、どうして秋山は初球をバントしたか。

 記者はてっきり杉山監督のサインだと思った。しかし、杉山監督は「今日勝って今年一番うれしい日。しかし、あの秋山の単独のバントはわたしのサインではない。女性マネージャーも〝なんで〟とあきれ返っていた。これはがっつり(記者に)書いていい」と言い放った。

 秋山は試合前、杉山監督にこう約束したという。「監督、うちのチームは点が取れない。何とか俺のバットで監督に勝利をプレゼントする」と。

 それが初球のバントにつながった。よっぽど勝ちたかったのだろう。しかし、相手はアップアップ。ストライクが入らないのだ。かつて知将三原監督は「振るな」のサインを出し、勝利に結びつけたことがある。ここは絶対待つ場面だ。少なくとも2ストライクを取られるまではバットを振ってはいけないシーンだ。

 秋山は「何とか塁を進めようと思って…」とうなだれるしかなかった。

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ケイアイスター 女性マネージャー

◇       ◆     ◇

 しかし、記者は秋山を責める気にもなれない。それだけ野球が難しいスポーツだということだ。ほんのコンマ何秒の判断が求められる。緊張した場面では平常心では考えられない判断ミスを犯すのが野球だ。あと一人、あと一球の場面で、信じられないミスで勝ちを逃した試合を数え切れないほど記者は見てきている。記者の人生もまた〝ミスの積み重ね〟そのものだ。40年近く記事を書き続けてきて、一度も〝これが完璧〟という記事を書いたことは一度もない。

 ミスをいかに少なくするか。大事なのは彼我の力関係を冷静に分析し臨むことだ。記者は初戦のオープンハウス戦で先発した上原について「期待の新人・上原は素晴らしい速球とスライダーを投げた。しかし、制球を欠いたため、甘いストレートをことごとく狙い打たれた」と書いた。

 秋山がこの記事を読んでいたら、初回にセーフティバントは絶対にしないと思う。そして、上原にも言いたい。上原は初戦で対戦した、ボクサー出身で野球は素人の〝パナホームのオコエ〟こと藤代に2打席連続四死球を与え、失点もした。オコエのことは何度も書いた。敵のことを知らずしてどうして戦えようか。

 杉山監督は次の試合も秋山をスタメンに起用するのは間違いない。あれだけみんなの前で詰ったのは、監督一流の激励の言葉だ。一つや二つミスをしたからといってその選手を起用しなかったら、その選手は二度と立ち上がれない。

 秋山が「俺のバットで監督に勝利をプレゼントした」と言えるような打撃を期待したい。

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〝くよくよするな 秋山〟カラスが笑った

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いきなり2ランを放ったパナホームのオコエ(投手はちばリハウス篠原、捕手は杉田) 

 第28回RBA野球大会水曜ブロック予選トーナメント2日目15試合が6月22日(水)、神宮外苑軟式野球場で行なわれ、エイブル、旭化成ホームズ、積水ハウス神奈川、野村不動産アーバンネットなど強豪が勝ち進んだ。リストは野村アーバンに惨敗、三井リアルは積水神奈川に逆転負け。

 参加2年目の東急ホームズが2連勝し、一条工務店も初勝利を挙げた。〝出ると負け〟を繰り返していた中央ビル管理はリストに2度のタイブレークの末、敗れたがチームの若返りに成功した。

 初陣タウングループは積和不動産にサヨナラ勝ちし初勝利を上げたが、グローバル住販は2連敗で予選敗退が決まった。三菱地所ホームはポラスに不戦勝。

 このほか、日神不動産、積水ハウス京葉、積和不動産、ミサワホーム東京、ダイワハウス工業、パナホームが予選敗退した。

〇三菱地所ホーム(65⇒68) 不戦勝 ポラス(80)●

  1 2 3 4     合 計
ポラス      
三菱地所ホーム      

 

エイブル(87.5) 4-3 ミサワホーム神奈川(84)

  1 2 3 4     合 計
ミサワホーム神奈川      
エイブル      

 王者エイブルが初めて追われる試合を行い、何とか逃げ切った。荒川兄が踏ん張り、最後は田口が締めた。松井がいい当たりを放った。47歳ミサワ清水は立ち上がり4失点したが、2死から味方の失策によるもので、自責はゼロ。エイブル堀内監督が清水を「素晴らしい投手」と絶賛した。

日神不動産(71⇒68) 2-6 一条工務店(76⇒77)

  1 2 3 4     合 計
一条工務店        
日神不動産        

 一条工務店が完勝。予告先発の加藤が1安打、6個の三振を奪い、失策による2失点に抑えたが、11四死球を与えた。日神は予選敗退。

住友不動産販売(86⇒86.5) 6-4 積水ハウス京葉(78⇒77.5)

  1 2 3 4     合 計
積水ハウス京葉        
住友不動産販売        

 不動産流通カップで2連覇を達成した住友不動産販売が逃げ切り。エース伊藤が4回をほぼ完璧に抑えた。新人・西は2失点。主砲前田が快打。積水京葉・生田は欠場したが、ようやっと宅建に合格したようだ。この日は社内旅行で北海道とか。積水京葉は阿久津が3ランを放ったが予選敗退。

リスト(85⇒84.5) 1-11 野村不動産アーバンネット(86⇒86.5)

  1 2 3 4     合 計
野村不動産アーバンネット           11
リスト          

 野村アーバンが圧勝。強豪のリストを蹴散らした。宮島会長、榎本専務が応援する中、茂木がプレッシャーなどみじんも感じさせない快投を演じた。PL出身の中川が技ありの快打を放った。三根監督は大先輩(リスト倉持監督)に勝てて嬉しい」と喜んでいた。倉持監督は「西武と一緒」とやけっぱち。

積水ハウス神奈川(88⇒88.5) 6-3 三井不動産リアルティ(84.5)

  1 2 3 4     合 計
三井不動産リアルティ      
積水ハウス神奈川      

 積水神奈川が逆転勝ち。途中から登板した若佐がよく投げ、同点の3ランも放った。先発の工藤は中1日の登板のためか不調で途中降板。2番手の八木が抑えられず先制を許した。三井リアルは平賀が代理監督を務めたが、相手の強力打線に屈した。エース松浦が打たれた。

タウングループ(78⇒82) 4-3 積和不動産(79⇒78)

  1 2 3 4     合 計
積和不動産      
タウングループ 1X      

 初陣タウングループが初勝利。積和にサヨナラ勝ち。先発・仲村は5回まで無失点に抑えた。継投に失敗し同点に追いつかれたが、3番加藤がサヨナラ打を放った。積和は小田川がよく投げたが一歩及ばず。予選敗退が決まった。

ミサワホーム東京(87⇒85) 2-3 伊藤忠ハウジング(81)

  1 2 3 4     合 計
伊藤忠ハウジング    
ミサワホーム東京    

 伊藤忠ハウジングが接戦を制した。エース渡辺をはじめ主砲の大倉、2番の神、山岸捕手の城西大出カルテツト(過去の人杉山を加えるとクインテット)が大活躍。ミサワは初回、無死2、3塁の好機をつぶし、後手に回された。2連敗でまさかの予選敗退。

東急ホームズ(73⇒75) 5-3 長谷工グループ(77⇒78)

  1 2 3 4     合 計
長谷工グループ      
東急ホームズ      

 参加2年目の東急ホームズが2連勝。予選突破まであと1勝。RBAの名物男・稲木は3塁コーチを務めた。佐藤が力投。長谷工は新エース檜木を仕事で欠いた。

オープンハウス(85.5⇒86) 7-0 オークラヤ住宅(78)

  1 2 3 4     合 計
オークラヤ住宅        
オープンハウス 2X        

 オープンハウスが5回コールド。川崎が変化球7割でノーヒット・ノーラン。オークラヤ住宅は選手を補強。女性応援団も大勢掛けつけ、ムードは最高。小森は肩痛が癒えたのか先発した。名捕手・目黒は引退とかでベンチ。

セキスイハイム不動産千葉(77)-グローバル住販(75⇒76)

  1 2 3 4     合 計
グローバル住販    
セキスイハイム不動産 1X    

 セキスイハイム不動産がタイブレークを制しサヨナラ勝ち。先発した45歳柳川がよく投げ、酒井-平岡-合田につなげ勝利を手繰り寄せた。駒大出身の大畠がサヨナラ打を放った。初陣グローバル住販はRBAの厚い壁に予選突破を阻まれた。

ケイアイスター不動産(83⇒81) 6-5 大和ハウス工業(77⇒79)

  1 2 3 4     合 計
大和ハウス工業      
ケイアイスター不動産 1X      

 ケイアイスター不動産がサヨナラ勝ち。エース浅見は最終回に痛打を浴びだが、控えの池永がサヨナラ四球を選んだ。「俺のバットで監督に勝利をプレゼントする」と試合前意気込んでいた秋山は女性マネージャーもあきれる判断ミスを犯したが、勝って救われた。大和ハウス上原は序盤コントロールが定まらず5失点。大和は予選敗退。

中央ビル管理(66) 1-2 ナイス(83⇒83.5)

  1 2 3 4     合 計
ナイス  
中央ビル管理  

 ナイスが2度のタイブレークを制した。芦沢-山本の継投が決まった。最後は針生の死球押し出しによるもの。水曜〝最弱〟若返りを果たした中央ビル管理は先発の清川、2番手の乾がよく投げ、ナイスを追い詰めたが無念。レーティングを大幅に引き上げる。

東京建物不動産販売(77⇒81.5) 4-7 住友林業(81)

  1 2 3 4     合 計
住友林業      
東京建物不動産販売      

 住友林業が延長タイブレークを制した。住林の〝のび太くん〟西野が5回以降登板して相手打線を抑えた。初戦で好投した東建・齋藤は肩痛をこらえ力投したが、後半コントロールを乱した。記者のレーティング予想は外れたが、そんなに的外れでなかった。

三菱UFJ不動産販売(67⇒72) 22-3 コスモスイニシア(67⇒65)

  1 2 3 4     合 計
コスモスイニシア        
三菱UFJ不動産販売 18         22

 三菱UFJ不動産販売がコールド勝ち。石本監督はカツオ釣りだそうで欠場。女性の応援もほとんどなかったが、残されたメンバーが頑張った。コスモスイニシアは3回までは善戦したが、投手が崩れた。

リハウス 大会記録の1試合36点&1イニング28連続得点(2011/8/4)

ちばリハウス(77) 3-2 パナホーム(76⇒76.5)

  1 2 3 4     合 計
パナホーム    
ちばリハウス    

 ちばリハウスが接戦を制した。エース島原が完投。西崎が決勝打を放った。パナホームのボクサー出身の野球は素人の〝パナホームのオコエ〟こと藤代か初回、目の覚めるような左翼越え2ランを放ったが、得点はこの回のみ。パナホームの予選敗退が決まった。

 

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