旭化成ホームズ 平山-原田でノーヒット継投 積水京葉の生田は精彩を欠く
笑いが止まらない旭化成ホームズベンチ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
旭化成ホームズ | 7 | 2 | 1 | 0 | 3 | 13 | ||||
積水ハウス京葉 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
旭化成ホームズが圧勝。初回、1死から制球が定まらない生田投手を攻め4連続四球と北寒寺の適時打などで一挙7点を奪い試合を決めた。今季初登板の積水・生田は精彩を欠いた。「宅建」の勉強に一生懸命なのか、顔がむくみ投げられる状態でなかった。旭化成ホームズ は決勝Tのシード権を得た。積水京葉はオープンハウスと決勝Tの座を戦う。
旭化成は初回、1死から2番木下以下、橋本、松井、久保田が連続四死球でまず1点、さらに6番佐藤は敵失で出塁すると7番北寒寺の適時打、8番原田は倒れたが9番津久井が四球、1番池田の敵失などでこの回一挙7点を奪った。2回には橋本の2ランで生田をKO。3回から登板した富井からも毎回得点で5回まで大量13点を奪った。池田、木下がそれぞれ2盗塁。途中で今野が3塁を、山本監督が捕手を務める余裕を見せた。
先発は記者の読み通り今野ではなく平山。平山は2回で降板、原田につなぎノーヒット・ノーランリレー。
積水京葉はいいところが全くなし。王者にいいようにあしらわれた。
〇山本監督 (生田さんも秋山さんもピリッとしないが)そうですね。ウフフフ
〇橋本 相手の山崎さんはわたしの先輩(橋本は3-1、2点本塁打1盗塁。山崎は2-0)
この日も木下が大暴れ
積水ハウス京葉 決勝T進出に黄信号
生田は投げられる状態でない
積水京葉の生田と試合前話した。顔がむくみ体はぶくぶく。いかにも疲れている様子だった。あのふてぶてしい人を食ったような態度は影を潜めていた。
これまで欠場したのは宅建の勉強が忙しいと聞いていたが、勉強だけではない、野球に集中できない何かがあるのだろうと判断した。果たして投げられるのかと心配もした。
心配が絶望に変わるのに時間はかからなかった。打者を見下ろすいつもの姿にほど遠く、四死球を乱発。この時点で見るのを諦めた。あまりにも痛々しかった。2回にも2ランを浴びて降板したようだ。
積水京葉は生田のチームだ。自分が完ぺきに抑え、自分が打って勝つパターンで第24回大会は優勝した。
決勝トーナメントに進出するためにはオープンハウスを破らないといけない。あと1カ月あるが、生田が昨年までの調子を取り戻すのは絶望的だろう。黄信号どころか赤信号がともりそうだ。
今季はもう生田の姿を見るのはあきらめた。ストライクが入らず、走りまくられ、痛打を浴びる生田の姿など見たくない。
宅建取得に全精力を傾けてほしい。これまで生田に助けられてきた他の野手が奮起する番だ。
積水神奈川 石田が2発 エース秋山は制球を欠く ミサワ古市打たれる
2発を放った積水ハウス神奈川 石田
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
積水ハウス神奈川 | 1 | 5 | 0 | 0 | 3 | 9 | ||||
ミサワホーム東京 | 0 | 2 | 0 | 2 | 1 | 5 |
ミサワ東京 古市-渋井の継投失敗
ミサワ 古市
初陣・積水ハウス神奈川の強さが本物かどうか探る意味で重要な一戦は、エース秋山の出来はいま一つだったものの打線は息が抜けない破壊力を秘めていることを示した。ミサワホーム東京のエース古市が痛打を浴びた。
積水神奈川は初回、2番石田が「まっすぐ」を右中間超え本塁打で1点先制。2回には敵失と9番宇野の適時打で2点を挙げ、さらに石田が今度は「小指で打った」右翼越え3ラン。2点差に追い上げられた5回には、この回から登板した2番手渋井を攻め、3つの四球とエラーを絡め5番小松原の適時打などで3点を奪取。石田は2発4打点の活躍。斉藤は安打を放ったが盗塁失敗。
先発は「ジャンケンで勝った」左腕エース秋山。秋山は威力のあるストレートを投げたがコントロールが悪く初回に2つの四球を与え、2回にも2者を連続三振に打ち取りながら2死から失点。5回、本塁打を浴びて降板するまで7つの四球を出した。許した安打は3安打でいずれも長打。奪った三振は5個。自責点は2。カーブ、スライダーなどの変化球はまずまずだが、ストレートが決まらず狙い打たれる場面もあった。試合途中「ダメ、ダメ」を連発。不本意な投球内容だったようだ。最後は八木が登板した。
捕手の山縣は盗塁を1つ阻み肩のいいところを見せた。守備陣は3つエラーした。
ミサワは食い下がったが序盤の大量失点が堪えた。6点を追う2回、2死から8番海野の右翼手エラーでそのまま生還し1点。さらに9番米山の安打と敵失で1点。4回には米山の適時3塁打と暴投で2点差に追い上げ、最終回は6番井町が右翼超え本塁打を放ったがそれまで。動きのよさが目立ったのは米山。2安打を放ち、3つの盗塁を阻止した。
古市は初回、石田に完璧に打たれ、2回は下位打線に四球を与えたのが痛かった。
○山縣 僕がRBAのナンバーワン捕手でしょ(それはどうか。ミサワの米山は3つ盗塁を刺した。旭化成の津久井はリードがうまい。打力もある。リバブル山田は歳をとったがやはりリードがうまい。藤巻の再生に成功したようだ)
○石田 立命大卒です。ミサワさんに後輩がいた
●内村監督 古市? 野球よりほかに集中していることがあるようだ。古市に聞いて
●古市 2本打たれちゃった
●米山 テクニックですよ
●高橋 左が苦手じゃないですか(2つの四球を選び、秋山を評した)
積水神奈川 秋山
〝おかしいなぁ、こんなはずじゃないんだが〟秋山
生還した米山を迎えるミサワベンチ
〝山縣、おれは3つ盗塁阻止したぞ〟米山
井町(左)と渋井
〝ここは涼しいね〟〝冷たいものをどうぞ〟(買収するつもりはないはすだが、主審に冷たいものをすすめる積水神奈川の女性応援団)
旭化成、三井リアル、リバブル、エイブルが決勝Tシード権 積水神奈川も決勝Tへ
横浜商大デーだ リストトリオが4発6打点(左から横溝、小林、杉山)
旭化成ホームズ、三井不動産リアルティ、東急リバブル、エイブルが決勝Tシード権-第27回RBA野球大会水曜ブロック4日目が7月22日、折からの強風で砂塵が巻く悪コンディションの中で9試合が行われ、積水ハウス京葉を一蹴した旭化成ホームズ、ナイスに逆転勝ちした三井不動産リアルティ、藤巻が4回までセキスイハイム不動産をノーヒット・ノーランに抑えた東急リバブル、斉藤-田口の継投で住友林業に逃げ切ったエイブルが無敗でそれぞれ決勝トーナメントのシード権を獲得した。
このほか、ミサワ東京に打ち勝った初陣の積水ハウス神奈川、ポラスに圧勝したミサワ神奈川、オークラヤ住宅に大勝したリスト、大和ハウスに不戦勝の野村不動産アーバンネットが決勝T進出を決めた。決勝T進出へ残りの8チームは9月に行われる5日目で決まる予定。
川崎だけじゃないぞ! オープンハウスも3発(左から丹羽、隅田、与那嶺)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
住友林業 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 3 | |||
エイブル | 0 | 2 | 0 | 3 | 1 | X | 6 |
エイブルが逃げ切り。3回の無死満塁のピンチに先発の斉藤から受け継いだ、今夏の甲子園出場を決めた仙台育英卒の田口がぴしゃりと締めた。エイブルは初の決勝Tのシード権を獲得。住林は追い上げだが及ばず。積和不動産と決勝Tの座を争う。
ミサワホーム東京 神奈川(83⇒81) 8-4 ポラスグループ(80)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ミサワホーム東京 神奈川 | 2 | 4 | 2 | 8 | ||||||
ポラス | 1 | 3 | 0 | 4 |
ミサワホーム神奈川は決勝T進出。ベテランエース清水が打線に助けられた。ポラスは岩瀬の力投及ばず。次戦でスターツと決勝T進出を賭ける。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
オープンハウス | 3 | 5 | 0 | 0 | 1 | 9 | ||||
ちばリハウス | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 |
オープンハウスが圧勝。丹羽、隅田、与那嶺が本塁打を放った。前試合で7回15奪三振の川崎は5回まで12奪三振。最終回は降り逃げを含む4連続三振を奪った。次戦で積水ハウス京葉と決勝T進出をかけて戦う。ちばリハウスは完敗。次戦でミサワ東京と決勝T進出を賭ける。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
リスト | 2 | 8 | 0 | 10 | 20 | |||||
オークラヤ住宅 | 3 | 3 | 0 | 0 | 6 |
前試合でコールド負を喫したリストが鬱憤を晴らすかのように猛打が爆発。横浜商大卒の杉山、横溝、新人の小林が本塁打を放った。初回、舟山が2連続四球を出すと、すぐ横溝に代えた倉持采配も冴えた。リストは決勝T進出。オークラヤは小森が〝師匠〟倉持監督に一泡吹かせようと先発したが、火だるま。次戦で長谷工グループと決勝Tの座を争う。
伊藤忠ハウジング(85⇒86)〇(不戦勝) ●スターツコーポレーション(77)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
伊藤忠ハウジング | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | |||
スターツ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
伊藤忠の不戦勝。伊藤忠は次戦でナイスと、スターツはポラスとそれぞれ決勝Tの座を争う。
長谷工グループ(76⇒78)●(不戦勝) 〇積和不動産(73⇒76)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
長谷工グループ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
積和不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 |
積和が不戦勝。次戦で住林と決勝T進出の座を争うが、積水ハウスの寺島が「戦力外」で加入した。好勝負になるか。長谷工はオークラヤと次戦で決勝T進出をかける。
旭化成ホームズ(92) 13-0 積水ハウス 京葉(83⇒82)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
旭化成ホームズ | 7 | 2 | 1 | 0 | 3 | 13 | ||||
積水ハウス京葉 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
旭化成ホームズが圧勝。初回、1死から制球が定まらない生田投手を攻め4連続四球と北寒寺の適時打などで一挙7点を奪い試合を決めた。平山が2回を投げた。今野は3塁を守った。今季初登板の積水・生田は精彩を欠いた。「宅建」の勉強に一生懸命なのか、顔がむくみ投げられる状態でなかった。旭化成ホームズは決勝Tのシード権を得た。積水京葉はオープンハウスと決勝Tの座を戦う。
野村不動産アーバンネット(81)〇(不戦勝)●大和ハウス工業(72)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
野村不動産アーバンネット | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | |||
大和ハウス工業 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
野村アーバンが不戦勝。決勝T進出一番乗りを決めた。大和ハウスは東急ホームズと決勝Tの座を争う。
三井不動産リアルティ(87⇒86) 11-6 ナイス(76⇒82)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産リアルティ | 1 | 0 | 10 | 11 | ||||||
ナイス | 1 | 4 | 0 | 5 |
三井リアルが逆転勝ち。先発は石谷。ピリッとしなかったが、味方の打線に救われた。松浦は欠場。ナイスは山本がヒジ痛で登板回避。芦沢は2回まで好投したが、3回に痛打を浴びた。三井リアルは決勝Tのシード権獲得。ナイスは伊藤忠ハウジングと決勝T進出を賭ける。
積水ハウス 神奈川(88⇒89) 9-5 ミサワホーム東京(88)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
積水ハウス神奈川 | 1 | 5 | 0 | 0 | 3 | 9 | ||||
ミサワホーム東京 | 0 | 2 | 0 | 2 | 1 | 5 |
積水ハウス神奈川が決勝T進出を決めた。エース秋山が先発したが、久々の登板だったためか、RBA初登板だったためか、制球が定まらず四死球を連発した。打線は好調で、2番石田が2連発4打点の活躍。ミサワ東京は追いすがったが及ばず。エース古市が打たれた。次戦でちばリハウスと決勝T進出をかける。
東急リバブル(80⇒82) 8-5 セキスイハイム不動産(72⇒76)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東急リバブル | 0 | 2 | 1 | 1 | 4 | 8 | ||||
セキスイハイム不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 5 |
東急リバブルが無傷の4連勝で第19回大会以来8年ぶりに決勝Tのシード権を獲得。藤巻投手は小気味いいピッチングで4回まで3四球を与えたのみで、完璧に抑えたが、足を怪我したためか5回に突如崩れ、6連続四死球などで5失点した。セキスイハイム不は積水ハウスと次戦で決勝T進出を賭ける。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
積水ハウス | 1 | 9 | 0 | 3 | 1 | 14 | ||||
東急ホームズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
積水ハウスが大勝。高橋が5回完封。坂本が満塁弾を放った。次戦でセキスイハイム不動産と決勝Tの座を争う。これまでチームのピンチを再三救ってきた寺島が積和に「トレードてはない。戦力外」で移ったそうだ。積和は間違いなく戦力アップする。東急ホームズは大和ハウスと決勝T進出を賭けて戦う。
〝4人の息子がみんなプロに行ってくれたら俺は左団扇だ〟積水ハウス植田と10歳の「プロ野球選手」が夢の次男の息子さん。(この日の植田は2-1、1打点。それにしても子ども4人とは表彰状あげたい)
水曜ブロック予選4日目の明日は酷暑日 暑さ対策が勝敗分ける
明日の東京の天気予報は晴れで気温は酷暑日の35度。RBA野球大会水曜ブロック予選4日目は、決勝T進出をかけた激しい試合が予想されるが、各チームにとって怖いのは暑さ。
先週の試合では、旭化成ホームズ今野、オープンハウス川崎のように好投した投手もいるが、リスト舟山、三井リアル松浦、住友不販の伊藤などが痛打を浴びたのも酷暑と無関係ではないはずだ。突如コントロールを乱し、四死球を連発して崩れた。
消耗戦になったら、間違いなく投手に余裕のあるチームが勝つ。投手はDHにするか、継投を考えるか対策を練ったほうがいい。四死球を出したら黄信号とみたほうがいい。
2008年に書いた記事「酷暑が投手のスタミナを奪う データが証明」を再録する。
水曜ブロック 予選4日目 記者のどっちも〝勝って〟予想
明日(7月22日)行われる予定の水曜ブロック予選トーナメント4日目12試合は、3チームが欠場ととなり9試合となる。大和ハウスが欠場した結果、野村不動産アーバンネットが早々と決勝トーナメント進出を決めた。決勝T進出16チームのうち野村アーバンを含めた8チームが決勝T進出を決める。例によって記者のどっちも〝勝って〟予想。( )内は記者のレーティング。矢印は前回からの変更。
住友林業(80⇒82)-エイブル(82⇒83)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
住友林業 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
エイブル | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
接戦だ。1点を争う好ゲームになるはず。住林は中宇祢投手が対リスト戦で1失点に抑え、最後は石井が締めた。今回も先発は中宇祢。打線も強化されている。エイブルも互角。投手は田口、斉藤に荒川兄もいる。
勝者は決勝Tのシード権を獲得する。敗者は積和と決勝Tの座を争う。
ミサワホーム東京 神奈川(83⇒81)-ポラスグループ(80)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ミサワホーム東京 神奈川 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
ポラス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
レーティング差はわずか1点。ここも好勝負。ミサワ神奈川はエース清水が前試合で打たれた。中1週間はこの酷暑ではきつい。ポラスも岩瀬は安定しているが、接戦になったら疲労が心配。消耗戦になったら若いミサワ神奈川が有利。
勝者は決勝T進出。敗者はスターツと決勝T進出を賭ける。
オープンハウス(87)-ちばリハウス(77)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
オープンハウス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
ちばリハウス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
オープンハウスが優勢。ただ、川崎が投げるかどうか不明。投げないと苦戦もありうる。貧打は深刻。ちばリハウスは篠原の先発だろう。相手を手玉にとるシーンもありうる。しかし、川崎が投げれば三振の山を築くか。
勝者は積水ハウス京葉-旭化成ホームズの敗者と決勝T進出をかけて戦う。敗者はミサワ東京-積水ハウス神奈川の敗者と決勝T進出を賭ける。勝っても負けても地獄の戦いが待ち受ける。
リスト(87⇒85)-オークラヤ住宅(78)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
りスト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
オークラヤ住宅 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
リストが優勢とみたが、エース舟山の出来がどうか。前試合からどこまで復調しているか。打線は繋がりを欠いたが破壊力を秘める。オークラヤ住宅は丸山の踏ん張り次第。
勝者は決勝T進出。敗者は長谷工グループと決勝Tの座を争う。
伊藤忠ハウジング(85⇒86)〇(不戦勝) ●スターツコーポレーション(77)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
伊藤忠ハウジング | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | |||
スターツ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
伊藤忠の不戦勝。伊藤忠は次戦でナイス-三井リアルの敗者と、スターツはミサワ神奈川-ポラスの敗者とそれぞれ決勝Tの座を争う。
長谷工グループ(76⇒78)●(不戦勝) 〇積和不動産(73⇒76)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
長谷工グループ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
積和不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 |
積和が不戦勝。次戦で住林-エイブルの敗者と決勝T進出の座を争う。長谷工はリスト-オークラヤの敗者と次戦で決勝T進出をかける。
旭化成ホームズ(92)-積水ハウス 京葉(83⇒82)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
旭化成ホームズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
積水ハウス京葉 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
旭化成ホームズが優勢。誰が投げるかだが、今野か平山か。記者は平山とみた。今野は前試合で全精力を使い果たしたと見た。打線は好調。積水京葉は生田がまだ一度も登板していないが、どうなるのか。登板回避だと惨敗もありうる。
勝者は決勝Tのシード権を得る。敗者はちばリ-オープンハウスの勝者と決勝Tの座を戦う。
野村不動産アーバンネット(81)〇(不戦勝)●大和ハウス工業(72)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
野村不動産アーバンネット | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | |||
大和ハウス工業 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
野村アーバンが不戦勝。決勝T進出一番乗りを決めた。大和ハウスは積水ハウス-東急ホームズの敗者と決勝Tの座を争う。
三井不動産リアルティ(87⇒86)-ナイス(76⇒82)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産リアルティ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
ナイス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
三井リアルがやや優勢。前試合は松浦が不調で、薄氷を踏んだがここは必勝態勢。水野の先発もあるか。打線は引き続き好調。ナイスは新人の山本がいい。レーティングを6引き上げた。ここは真価が問われる。強打の三井リアルをどう抑えるか。
勝者は決勝Tのシード権獲得。敗者は伊藤忠ハウジングと決勝T進出を賭ける。
積水ハウス 神奈川(88⇒89)-ミサワホーム東京(88)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
積水ハウス神奈川 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
ミサワホーム東京 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
旭化成ホームズに善戦した積水ハウス神奈川のレーティングを1点上げる。強さは本物だ。誰が投げるかだが、エース秋山が登板に意欲を見せている。打線もいい。ミサワ東京は前試合の積水京葉にまさかの大逆転負け。厳しい戦いになりそう。古市の先発か。好勝負になりそう。
勝者は決勝T進出。敗者はちばリハウス-オープンハウスの敗者と決勝T進出をかける。
東急リバブル(80⇒82)-セキスイハイム不動産(72⇒76)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東急リバブル | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
セキスイハイム不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
打線好調の東急リバブルが優勢。ここも一気に押し切るか。先発は調子が上がっているという藤巻。猪股の連投はないと見た。ハイム不動産は新人
勝てば決勝Tのシード権を獲得。敗者は積水ハウス-東急ホームズの勝者と決勝T進出を賭ける。
積水ハウス(76)-東急ホームズ(71)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
積水ハウス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
東急ホームズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
積水ハウスがやや優勢。前試合では住友不販とのシーソーゲームを制した。投手力に不安を抱えるが、ここは力が勝る。初陣・東急ホームズは初戦で継投に失敗したが、こんどはどうか。勝てない相手ではない。
勝者は東急リバブル-セキスイハイム不動産の敗者と、敗者は野村アーバン-大和ハウスの敗者と決勝T進出を賭けて戦う。
三井不動産リアルティ 吉田助監督と主砲の神が記者見学会で熱弁
吉田(左)と神
三井不動産リアルティの吉田助監督と主砲の神が同社の一棟リノベーションマンション事業説明・モデルルーム見学会で都心部の不動産マーケットの概況と同社の優位性、「女性をより美しく」引き立たせる商品企画について熱弁をふるった。(敬称略)
最近の選手の皆さんは、「三井不動産リアルティの吉田」と言ったて分からない人も多いだろうが、平成11年の第11回大会に本人曰く「私は野球は素人」ながら「三井不動産リアルプラン」の監督として初めて出場。この大会では1勝をあげたが3敗。その後の5年間は2勝10敗。ほとんど出ると負けを繰り返した。
しかし、野球にかける熱意は人一倍強く、選手を叱咤激励し続け、16回大会で初めて2勝するとその後は徐々に戦力を増強し、あと一歩で決勝を逃しはしたが、ついに第22回大会と23回大会で4強入りを果たした。
第24回大会からは「三井不動産販売 リハウス東京」と合併し「三井不動産リアルティ」として出場している。旧リハウス東京の安西監督が監督に、吉田氏は助監督にそれぞれ就任、現在に至っている。現在のチームの育ての親のひとりだ。そして第26回大会では念願のドーム進出を果たしたのはご存じの通り。
RBA25周年記念のイベント会場で吉田は「私は野球は素人ですが、業界の発展のため息子をRBA野球大会にデビューさせる」と語った。晩婚なのでお子さんは確か今年で4歳。あと20年くらい先には息子さんがRBAにデビューするかもしれない。
最近はあまりグラウンドに顔を出さないが、「女性活躍」を実践するため休みの日は家事・育児に専念しているのだろう。
吉田の上司は執行役員でチームの応援団長の石井雄二氏で、同じ部署には神もそうだが新エース松浦もいるそうだ。〝仕事も野球も〟頑張ってほしい。
余計なお世話だが、松浦は大丈夫か。ミサワ神奈川戦は力みすぎ。打たせて取るのが持ち味と聞いているが、コントロールが悪すぎた。あれでは打たれる。
神は一昨日の試合で2ランと、サヨナラの2点2塁打を放った。言うことなしだ。
シーソーゲームを三井リアルが制す ミサワ神奈川あと一歩
試合の翌日行われた一棟リノベーションマンションプレス内覧会で説明する三井リアル神(後方は吉田助監督。別掲の記事参照)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ミサワホーム東京 神奈川 | 0 | 0 | 4 | 0 | 2 | 6 | ||||
三井不動産リアルティ | 3 | 0 | 2 | 0 | 2x | 7 |
三井リアル 松浦8三振奪うも6失点
二転、三転のシーソーゲームは三井不動産リアルティがサヨナラ勝ち。神がサヨナラ打を放った。松浦投手は8三振を奪いながら、制球難から6失点。ミサワ神奈川は一度は逆転に成功したが、清水が打たれた。
三井は初回、1番安田が安打、2番岩瀬が死球、3番西田が犠打安打で満塁とし、4番澤村が四球で押し出し、さらに2死から敵失で加点しこの回3点先取。逆転された3回には3塁打を放った澤村を5番神が本塁打を放ち逆転。さらに逆転を許した5回には、無死から四球で出塁した2者を神が2点2塁打を放ちサヨナラ。
安西監督が〝大物〟を強調する松浦投手は8個の三振を奪った一方で、走者を出してからコントロールを乱しては痛打を浴びた。球威もいま一つだった。
3点を追うミサワ神奈川は3回、2つの四球と3番石部の3塁打と4番関の犠飛などで一挙4点を挙げ逆転。さらに逆転された5回には1死から四球、野選などを絡めて再逆転。しかし、そのあとすぐ逆転を許した。あのコントロールのいい清水がどうして四死球を乱発したのか。暑さのせいか。
石部の当たりはファーストゴロ
野選となり生還する山田
山田を迎える関
積水ハウス逆転勝ち 真田が満塁弾 住友不販 伊藤が炎上
積水ハウス真田(左)と田口
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
積水ハウス | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 10 | 14 | |||
住友不動産販売 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 5 |
住友不販 増田の逆転弾つかの間
住友不販 伊藤
積水ハウスが逆転勝ち。最終回、住友不販のエース伊藤が突如乱れたのにつけ込み四球と敵失で逆転すると、真田の満塁弾も飛び出しこの回一挙10点。住友不販は増田の2ランで逆転したが、その後エース伊藤が炎上。予選敗退が決まった。
3点先行を許した積水は2回、4番堀田、5番田口の連続2塁打などで1点差に追い上げ、3回は9番山本の四球を足がかりに1番坂本、3番荒井の安打で逆転。再度リードを許した5回には、堀田の四球をきっかけに2つの敵失と四球で同点に追い付くと真田の満塁弾などで逆転。
先発の坂本は1死もとれず降板したが、2番手の山本が粘り強く投げた。
住友不販は伊藤の乱調が誤算。初回、無死満塁から4番前田の走者一掃の2塁打で先制。1点を追う5回には1番増田の2ランで逆転したが、最終回、伊藤が四球、失策から崩れた。
○堀田監督 うちがひとつになったら強いよ(確かに。でも、このチームからはレギュラーになれる選手は一人もいない。年の功から堀田監督は監督として適任かもしれない)
住友不販 前田 逆転の好機に併殺打
東急リバブル猪股が完投 緩急使い相手を翻弄 野村アーバンは次戦見据える
東急リバブル 猪股
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東急リバブル | 0 | 0 | 3 | 2 | 3 | 8 | ||||
野村不動産アーバンネット | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 4 |
野村アーバン 岩崎
東急リバブルが流通会社対決を制し3連勝。かつての優勝投手・猪股が緩急を駆使して野村アーバンネットを4失点に抑えた。自責点は2。野村アーバンは次戦以降を考えたのか塚本-岩崎-茂木とつないだ。
2点先制を許したリバブルは3回、この回先頭の1番河添以下、長谷川、近藤の3連打で1点。さらに内野ゴロとパスボールで逆転。4階には四球で出塁した7番西澤を走者に置き8番札ノ辻が2ラン。1点差に追い上げられた5階には2死から5番古屋が歩き、6番尾形、西澤の連続弾で野村を突き放した。
投げては第17回大会の総合優勝投手・猪股が5回完投。緩急で相手打線に的を絞らせなかった。
野村アーバンはあと一歩及ばず。2回、4番吉本の安打に5番田中の死球、6番丹羽の安打で満塁とした2死後、9番野口の2点打で先制。4回には3つの敵失と野口の安打でその差1点と追い上げたが、5回に再び引き離され万事休す。
○大槻監督 3連勝ですよ。猪股の先発は予定通り(記者は全然読めなかった)
○猪股 途中、どうして投げたらよいか分からなくなった。しかし、このところの藤巻が良くなっていたので、行けるところまで行こうと思って投げた(暑さにばてるかと思ったが、最後まで投げ抜いた。36歳だからまだまだやれるはず)
●三根監督 チームを作っていくためにいろいろ試したいことがあった
リバブルベンチ
あと1点に迫った野村アーバンベンチ
オープンハウス川崎 歴代2位の7回15奪三振 被安打は1個
オープンハウス川崎
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
オープンハウス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 | |
ケイアイスター不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
(延長サドンデス)
ケイアイスター勝又 三振記録&ノーヒットノーラン逃れの1安打
ケイアイスター渡部
オープンハウス川崎投手が大会新記録にあと1個に迫る歴代第2位の15三振を奪った。試合は延長サドンデスの8回、今野が決勝打を放ち4-0で完封勝ち。ケイアイスター不動産は42歳の渡部もよく投げたが、最後は屈した。放った安打は勝又の1安打のみ。
川崎が初回から飛ばした。1回に三者三振に討ち取るとエンジンがかかり毎回面白いように三振を奪っていく。3回まで8三振を奪った時点で、記者は声をかけた。「川崎さん、大会記録は7回で16奪三振」と。記者は他の取材でその後は見ていないが、川崎はその後も三振を奪い続けた。
結果は15奪三振。新記録に1個足りなかった。6回に1個しか奪えなかったのが痛かった。
ちなみに大会記録は、第10回大会でテーオーシー土屋投手が安田不動産相手に奪った16個。第2位は第22回大会にケンコーポ小笠原投手が三井不動産から奪った14個。
土屋が記録した日は、この日と同じように台風の影響で投手に対して向かい風が吹いており、変化球が打者の手元で面白いように曲がったのを記憶している。
今回の試合は横から吹いていたはず。スライダーが余計に曲がったのか。川崎は風を計算に入れるタイプではないが…。負けたら予選敗退という試合で味方が1点も取れない展開から来るプレッシャーと、相手が2軍中心という幸運も手伝ったのだろうが、やはり川崎は化け物だ。また挑戦して欲しい。
オープンハウス今野