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第25回全国建築士連絡協議会(代々木・オリンピックセンターで)

 日本建築士会連合会女性委員会(略称:全建女、委員長:永井香織・日本大学准教授)は9月25・26日、第25回全国建築士連絡協議会を開催し、「未来へつなぐ居住環境づくり」「次世代に伝えたい、こと・もの、くらし」をテーマに約200名の参加者が知見を深めた。

 大会では、今年のアピールとして、次の4点を採択した。

 ①これからの四半世紀を見据え、子供や高齢者が安心できる防災を強化した「居住環境づくり」の構築を目指す

 ②これから求められる「未来のくらし」を視野に入れた新しいくらしのあり方について取り組む

 ③震災復興報告の情報発信を通じ、忘れない・風化させない・続けていくことを基本に私たちを取り巻く「こと・もの・くらし」を見つめなおし、これからのくらしを守る

 ④性別や年齢、職種の枠を超えた様々な分野の専門家とのつながりの重要性を再認識し、これからの女性建築士の役割を次世代に伝えていく

 全大会の前に行われた記者会見で、永井委員長は、「25周年を迎えて毛色を変えて考えようと、初代委員長の村上美奈子さんに基調講演をしていただき、パネルディスカッションでは各界の20代から80代の方々にワークライフバランス、ユニバーサルデザインなどにも踏み込んだ論議をしていただき、今までのやり方にこだわらないこれからの四半世紀をどう暮らすのかの知識を深めたい。前回から取り組んでいる異業種との交流が私たちの発展のカギを握っているのではないか」などと語った。

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永井氏

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 「ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」-啄木ではないが、わが故郷三重県の〝な言葉〟を聞きたくて三重県からの参加者4人、大森尚子氏(大森建築設計室)、森本千刈氏(エラ・プラン取締役)、浦山真美氏(建築設計事務所)、川北睦子氏(みえスマ理事長)に声を掛けた。ワークライフバランスについて聞くためだ。各氏のコメントを紹介する。(順不同)

 大森氏 わたしは東京出身。結婚を期に三重に移り住みました。設計事務所自営。個人住宅が主ですので時間のやりくりはできましたが、実家は遠く、母子家庭で4人の子どもを育てるのは大変でした

 森本氏 結婚して子供ができてから建築会社に就職しました。職場の仲間に建築士の資格を取得するよう勧められて取得しました。2級です。子育てはおばあちゃんに助けられました。おばあちゃんがいなかったら仕事は続けられなかったと思います

 浦山氏 工業高校を卒業して27~28歳で1級の資格を取得しました。わたしが経営者で、自宅で個人住宅の仕事ですからやってくることができました。結婚? わたし晩婚でして、最近45歳で結婚したばかりです

 川北氏 1級の資格は持っていますが、いまはNPO(みえスマ)の活動を通じて家づくりをサポートしています

 聞く時間が10分くらいしかなかったので、深く聞くことはできなかったが、建築士の仕事は自分で都合をつけて働けるからこそ仕事と家庭・子育ての両立ができるのだろうと思った。

 大森氏に三重県のPRをと勧めたら、「三重県は林業のさかんな県。ぜひ三重県産の木材を使って木造住宅をどんどん建ててください」と話した。

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左から川北氏、大森氏、森本氏、浦山氏(〝あのなぁ、そやなぁ、やっぱり三重の女性が一番ええなぁ〟-これは記者もそうですが、ある高名な作家が言いました)

“女性だからこそ”安心・安全の居住環境づくりを 女性建築士が全国大会(2015/3/2)

 

 

 

 

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「アールブラン大倉山」完成予想図

 モリモトが分譲中の「アールブラン大倉山」を見学した。大倉山駅と新横浜駅からそれぞれ徒歩14分の中規模マンションで、坪単価239万円ながら販売開始3カ月で全82戸のうち約半分が売れている。単価上昇と〝東横線〟人気を象徴するマンションだ。

 物件は、東急東横線大倉山駅から徒歩13分、横浜市港北区大豆戸町に位置する7階建て82戸。専有面積は53.85~82.53㎡、坪単価は239万円。竣工予定は平成29年1月下旬。設計・施工・監理は新日本建設。デザイン監修はウイ・アンド・エフ ビジョン(石倉雅俊氏)。3か月前から分譲されており、これまでに約半数が分譲済みだ。

 現地は駅からややあるが、周辺は中層マンションが建ち並ぶ住宅街。物件に隣接してロマネスクだかゴシックだかアールデコだかしらないが、かなり派手な尖塔がたくさんある結婚式場が建設中なのは気になったが、嫌悪施設ではないようだ。

 設計プランは、市の高さ規制(20m)があるためか、高密度で、なおかつ容積率(300%)を満たす(消化)ためハーフバルコニータイプが多いのは難点だが、同社のいつもの商品企画レベルにはある。

 逆梁ハイサッシを採用し、2重床・2重天井で、ミストサウナ付き。82㎡のモデルルームのインテリアデザインを担当している鈴木ふじゑ氏の提案もいい。基本は3LDK+Sだが、約5畳大の洋室2室を1室にし、御影石のキッチン天板は幅約2800。

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 以前からこの東急東横線だけは相場観が狂う。坪単価予想はことごとく外れ、予想よりはるかに高い値段になる。

 なぜ外れるか。もちろん、東横線は東京と横浜を結ぶ線で、田園調布駅-日吉駅間は複々線になっており、目黒線(目黒駅-日吉駅間)が並走している。武蔵小杉駅ではJR横浜線と湘南新宿ラインとも接続している。

 このため横浜中華街から宇都宮ライン、西武池袋線、副都心線、半蔵門線、東武東上線、東武伊勢崎線、日比谷線との接続も楽で利便性は飛躍的に高まっているのは理解できる。これがマンション価格を引き上げている最大の要因であるのは分かる。

 しかし、東横線は渋谷から代官山、元住吉、日吉、菊名、妙蓮寺、白楽などは坂が多く、駅のターミナルも街路樹もプア(全部ではないが)で、道路は狭く、しかも蜘蛛の巣みたいに曲がりくねっているところが多い。生活利便施設だって他の沿線より恵まれているということはない。むしろ、昔から開発されたところだから、平地はもちろん坂にへばりつくように住宅が建てられている。平坦な住宅地が多いのは綱島、大倉山くらいだ。

 そんな街でも坪単価は高く、武蔵小杉の350万円を筆頭にみんな坪200万円をはるかに突破し、駅近だと300万円もする。どうして武蔵小杉が豊洲などの湾岸や世田谷と同じか上回るのか。この逆転現象がまったく理解できない。相場観が狂うのはこのためだ。

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 同社の物件ホームページに掲載されている現地案内図をコピーして大倉山駅から現地に向かったのだが、やはり道は狭く、車が通れるかどうかというところもあった。記者は車が嫌いだが、これでは誰が買うのかと思ったほどだ。

 現地周辺は中層マンションが建ち並びまずまずの住宅地を形成していたが、駅から徒歩13分はやや距離がある。最近の地価・建築費の高騰を考慮しても坪単価は200万円台の前半がいいところだろうと値踏みした。

 ところがどうだ。239万円もするではないか。数年前の駅近の相場だ。それでも分譲開始3カ月で半分近く売れているというから驚きだ。

 単価の高さと売れ行きに驚いたのだが、同社の担当者によると、来場者は駅からややあるのもそれほど気にせず、価格も妥当という声が多いという。

 来場者が納得するのは理由がある。最近分譲された大倉山駅から2駅目の妙蓮寺駅から徒歩2分の「プレミアムレジデンス横浜妙蓮寺」(39戸)は坪単価300万円だし、同じ大倉山駅から10分の野村不動産「プラウド大倉山ディアージュ」(40戸)が坪単価290万円で即日完売した事例があり、武蔵小杉では価格が暴騰していることもみんな知っているからだ。

 同社の販売担当者も、「お客さまから価格が高いとはあまり言われない。駅からの距離もそれほど気にされませんし、新横浜までも14分、バスを利用すれば数分の利便性と、モデルルームの提案が評価されています」とのことだった。

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 地元に詳しい関係者によれば、地域住民は子どもの通学コースを大綱小学校-大綱中学校を望む人が多く、中学校は市内でもレベルが高いという評判らしい。

 そこで、取材の帰り、中学3年生の2人連れに声を掛けた。このうちの1人は「藤沢の湘南高校を目指しています。多分受かる」と話していた。

 大倉山の人気はこのあたりにもあるのか。

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「(仮称)TGMM 芝浦プロジェクト」(左がA棟、右がB棟)

 東京ガス、三井不動産、三菱地所の3社は9月28日、田町駅東口の芝浦エリアで開発計画を進めている「(仮称)TGMM 芝浦プロジェクト」を10月1日に着工すると発表した。

 同プロジェクトは、JR田町駅東口隣接の東京ガス所有地(約28,000㎡)にオフィス、商業施設、ホテルなどからなる全体延床面積約30万㎡の複合ビジネス拠点を創出するもの。東京ガスの先進的な環境エネルギー技術と、三井不動産・三菱地所が日本橋エリア・丸の内エリアなどでそれぞれ培ってきた不動産開発ノウハウを盛り込む。

 外装デザインは、世界的な建築設計事務所であるKPF(Kohn Pedersen Fox Associates)が担当。東京のスカイラインに浮かび上がる、2棟のオフィスタワーの門型フレームは、同プロジェクトや国際都市・東京を訪れる人々を迎え入れる「ゲート」をイメージしている。

 建物は31階建てA棟、9階建てホテル棟、36階建てB棟、6階建て生活支援棟の4棟。設計監理は三菱地所設計・日建設計。施工は大成建設、清水建設。全体竣工は2019年。

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「ジオ多摩センター」完成予想図

 阪急不動産が10月に分譲する「ジオ多摩センター」を見学した。京王・小田急多摩センター駅から徒歩12分の全300戸の規模で、多摩センター駅圏では最後の大規模マンションになるかもしれない。

 物件は、京王・小田急小田急多摩センター駅から徒歩12分、多摩市鶴牧3丁目に位置する15階建て全300戸。専有面積は76.33~101.23㎡、価格は未定だが、5階あたりの坪単価は190万円くらいになる模様だ。竣工予定は2017年2月下旬。施工は長谷工コーポレーション。販売代理は長谷工アーベスト。

 物件の最大の特徴は、駅から現地まで完全に歩車分離のアクセス・アプローチであることだ。歩いて12分もしてなおかつ歩車分離の街はそうないはずだ。

 もう一つは、このマンションが多摩センター駅圏の南口では最後の大規模マンションになるかもしれないということだ。後述するようにUR都市機構は近くに広大な土地を所有しているが、多摩市の意向もあり住宅用地として売却される可能性は小さい。

 住戸プランは、南西向き中心に南東向き、西向きで、居住面積は70㎡台の後半が中心。

 コミュニティを重視しているのも特徴の一つで、「みんなのマルシェ」をほぼ2カ月に1回開催する予定のほか、「みんなの花壇」「七夕デコレーション「みんなの本棚」「コンサート」「コミュ・ブック」なども継続して行っていくという。

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 このマンションのことより記者が気になるのは、その敷地北側にUR都市機構が所有する約3.8haの土地と、その東側に隣接する元わんにゃんワールドの跡地約1.8haの土地がどうなるかだ。双方を合わせると5.6haにもなる。東京ミッドタウンに近い広さだ。

 この点についてUR都市機構と多摩市に聞いた。わんにゃんワールドの跡地についてURは「業務・商業施設として引き合いがあれば売却したい。住宅は想定していない」とのことだった。市も「多摩エリアの拠点として賑わいを創出する施設を希望している。住宅建設については考えていない。ここ数年マンションがかなり建設されており、計画数値に近づいているので、要望があれば協議となるが、学校用地などの問題もあるので難しい」と話している。

 一方、今回のマンション敷地の北側についても同様で、URは「今年いっぱいでいま貸しているところの定借期間が切れるので、これから売却をどうするか検討している」としている。

 なので、今後これらの土地がどのようになるか不明だ。多摩センターは他の街と比べても極めてポテンシャルが高いエリアだと記者は考えているのだが、民官学が連携して知恵を絞り、広域的な利用がされる施設を造ってほしいと願っている。

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 多摩センター駅圏のマンションについてはその都度記事にしているのでもう書くこともなくなったが、多摩市の住民でもあるので、多摩センターのポテンシャルが極めて高いことについて触れたい。

 記者は街のポテンシャルを3つの要素でいつも計る。一つは宴会ができるホテルがあること、2つ目はデパートがあること(つまりそこに行けば何でも買えるということ)、そして3つ目は食を中心とする文化が充実しているとことだ。

 読者の方も、自分が住む街をこの3つのモノサシで計っていただきたい。3つ揃う街は、都心部はともかく郊外ではそうないはずだ。

 ところが、わが多摩センターはこの3つが揃っている。これは自慢できる点だ。一言で言えば都心の利便性と緑が共存する街だ。新宿まで30分だ。これほど街のポテンシャルが高く交通の便もいいのに、マンションの分譲単価はずっと低く抑えられている。同じクラスの街と比較して2割は割負けしていると思う。

 例えば、新宿などの都心ターミナルから30分圏といえば町田、清瀬、所沢、志木、武蔵浦和、新越谷、津田沼、あざみ野あたりか。

 これらの街で3つの要素が揃っている街は一つもないのがお分かりのはずだ。こんなことを言ってもみんな取り合ってくれないだろうが、3つの要件が揃っており、多摩センターと比べられる街は新浦安、浦和、大宮、千葉、柏、新百合ヶ丘くらいしかないと思っているが、どうだろう。いま人気の豊洲にも武蔵小杉にもホテル機能はないので、記者の評価もそれほど高くないのだが、単価がべらぼうに高いのはよくご存じのはずだ。

 多摩センターが割負けしているのは、デベロッパーにも責任の一端はあると考えている。街の価値を最大限に引き出す努力(企画力)が足りない。

 努力不足もあって、なかなか高値追求ができないのだ。今回のマンションも坪単価は200万円以下になるのは間違いなさそうだ。仮に新百合ヶ丘駅10分でマンションが分譲されれば、坪単価は250万円はするはずだ。次に書く東急東横線大倉山駅圏は坪200万円台の後半だ。

 にもかかわらず、今回も低く抑えられているのは戸数が多く、面積が広いこと、単価が一次取得層の取得限界に近いことが指摘できる。共用施設にはたとえばゲストルームはないし、設備仕様は取り立てて強調できるものはないのもそのためだろう。(このマンションのほかに、あるデベロッパーがサンリオピューロランドに近いところで分譲するが、坪単価は最低でも230万円はするはずだが…)

 しかし、多摩センターの街の魅力を加味すればものすごく割安だと思う。最近は自分も反省しているのだが、単体としての坪単価よりも共用部・住環境を含めたトータルな価値を計ることが重要だ。記者がマンションの販売担当だったら、共用部分の面積(レンタブル比、有効率)を広告に表示し、その価値を堂々とアピールする。 

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 東急リバブルは10月1日(木)、売買仲介店舗「赤羽センター」を開設する。北区では初の店舗で、これにより東京都内23区すべてに店舗を設置することになる。

 「赤羽センター」は、JR各線赤羽駅から徒歩1分、東京都北区赤羽1丁目14番1号 Tスクエアビル7階。電話03-6860-6109、FAX03-6672-5111。

 今回の出店により、今年度の売買仲介店舗の新規出店数は7店舗となり、売買仲介と賃貸仲介をあわせた全国のリバブルネットワークは164カ所となる。

 

 大手デベロッパー7社(住友不動産、大京、東急不動産、東京建物、野村不動産、三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス)が共同で運営する新築マンションポータルサイト『MAJOR7』が恒例の「住んでみたい街アンケート」で、首都圏の「住んでみたい街」トップには2005年に調査を開始してから初めて前年4位の「恵比寿」が躍り出た。メジャーセブンではその理由を明らかにしていない。アンケートは全国のマンション購入意向者約72万人が対象。

 調査によると、首都圏1位・恵比寿駅(前年4位)、2位・吉祥寺駅(同1位)、3位・麻布十番駅(同14位)、4位・表参道駅(同12位)、5位・自由が丘駅(同2位)、6位・鎌倉駅(同7位)、7位・二子玉川駅(同6位)、8位・青山一丁目駅(同20位以下)、9位・みなとみらい駅(同)、10位・横浜駅(同3位)。

 前年5位の広尾駅は11位に、同8位の中目黒駅は15位に、同10位の代官山駅は16位にそれぞれ後退。前年19位の武蔵小杉駅は13位へ、20位以下の赤坂駅と白金台駅が17位に、代々木上原駅が19位に、神楽坂駅が20位にランクイン。

 住んでみたい街の選択理由は、「恵比寿駅」「表参道駅」「自由が丘駅」が交通の便、おしゃれ、「吉祥寺駅」は公園の多さ、商業施設の充実、「麻布十番駅」は高級感、ステータス感、「鎌倉駅」は歴史のある街、海に近いことなどが上位に挙がっている。

 また、2020年までに発展していそうな街ランキングは1位・豊洲駅、2位・品川駅、3位・勝どき駅、4位・武蔵小杉駅、5位・東京駅の順。

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 恵比寿がトップに躍り出たのには記者も驚いた。その理由が見当たらないし、メジャーセブンも理由などは公表していない。

 リリースには「昨年までは、自由回答形式にて住んでみたい街上位3位を記入頂いておりましたが、今年から調査結果の精度向上などを目的として、197個の選択肢から上位3位を選んで頂く方式に変更いたしました」とあり、このあたりが影響したのかもしれない。まあ、順当な結果ではないか。

 

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「パークホームズ立川」完成予想図

 当欄でも紹介したが、三井不動産レジデンシャルがすまい(日常)の中にアウトドアライフ(非日常)を取りこむマンションの住戸プラン「半ソト空間」をスノーピークと共同開発し、「パークホームズ立川」に採用すると発表したので、早速見学した。採用するのは1階部分の住戸と共用部分で、なかなかいい提案だ。その他の住戸プランも工夫されており、坪単価も割安感がある。

 物件は、多摩都市モノレール線高松駅から徒歩12分(JR中央線立川駅バス5分、バス停徒歩1分)、立川市高松町1丁目に位置する12階建て全352戸。専有面積は67.87~94.96㎡、第1期(戸数未定)の予定価格は3,400万円台~6,300万円台(最多価格帯4,000万円台)、坪単価は180万円前後。竣工予定は平成29年3月下旬。施工は長谷工コーポレーション。分譲は10月下旬。

 現地は、準工だが周辺に高い建物はない。また、市は建築物の高さ規制を検討しており、このエリアは24mになる模様だ。最寄駅は高松だが、立川からバス便のほうが便利のようだ。今秋オープンする「ららぽーと立川立飛」へは徒歩10分。

 建物は東向き・南東向き・南南西向きで、1階部分の25戸に「半ソト空間」があり、3タイプ選べるようになっている。また、ほとんどの住戸が横入り玄関タイプで窓付き。ゲストルームのほか、学童保育施設も併設される。

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「半ソト空間」(モデルルームで))

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 「半ソト空間」の提案がいい。記者はオプションかと思っていたが、そうではなく、専用庭にセットできるシェード付きで、「くつろぐ」「食べる」「寝る」の3つのタイプから自由に選べるようになっている。購入すれば数十万円はするものだった。専用庭の広さは約24㎡(7坪強)。

 販売事務所の設営・モデルルームがまたいい。共用部分の「インドアパーク」がイメージできるように設営されており、モデルルームは「つなぐ」がテーマで、「半ソト空間」-リビング-キッチン-居室がつながるように工夫されている。廊下スペースを少なくすることで、約75㎡の面積を有効に使っている。バックカウンター、食洗機も標準装備。

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「つなぐ」がテーマのモデルルーム(田の字プランだとこのようにはできない)

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75㎡のプラン

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 ここ数年、同社の〝パークホームズ〟は劇的に進化を遂げているが、このマンションもユーザーの心をくすぐる仕掛け・工夫が随所に施されていた。バス便ではあるが、「ららぽーと」にも近接していることから人気を呼ぶのではないか。設備仕様などから判断して坪単価も割安だと思う。来場者も「安い」という評価をしているという(これは野村不動産のお蔭かもしれない)。

三井不動産レジデンシャルが「半ソト空間」 「パークホームズ立川」に採用(2015/9/24)

 

 

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完成した石山神社

 創建グループの木の城たいせつ(本社:北海道夕張郡、吉村孝文社長)は、プレカット「木組み工法」による石山神社(北海道札幌)の建て替え事業を契機に神社、仏閣の建て替え事業の受注や個人住宅の新築・建て替えを推進していく。9月25日、石山神社の建て替えが完了したのを受けて記者発表会を行った。

 石山神社は、石山が札幌軟石の産出地で、採石職人の安全を祈願するため明治18年に祀ったのが神社創建の由緒とされており、昭和2年に現社殿が完成している。主祭神は天照大御神。

 神社では勧進を募り約4,000万円の予算で建て替えることを決め、伊勢神宮からの譲与材を使用して、毎年行われている秋祭りまでに完成させる条件で見積もりを募ったが、参加5社の提示は面積不足や予算超過などで事業は不可能となった。

 そこで、木の城たいせつ社が予算内で竣工する提案を行い建て替えが実現した。地元材のカラマツを主要構造部に使用し、伊勢神宮からの譲与材を多用。100年以上の使用を可能とするよう、高床基礎、太い柱と梁の軸組工法、積雪に耐える大屋根、防火性能を備えているのが特徴。

 建物は木造平屋建て、建築面積約37坪、契約金額は4,000万円。着工は2015年5月、竣工は同年8月。

 木の城たいせつは、昭和24年創業。地域材を活かした住宅などの請負を行ってきたが、2007年に経営破たん。しかし、同社が建設した住宅のアフターメンテナンスや宮大工の技術を継承すべきという声の高まりで2009年に経営再開。2012年から産地証明付き北海道の無垢材100%住宅の販売を再開している。グループ全体の売上高は約18億円(2014年5月末)。従業員は52名。今年度は神社・仏閣、一般住宅など35棟・件の受注を目指す。

 わが国の神社の数は81,235社(文化庁調べ)あるが、勧進(寄進)が集まりにくく、建築コストの高騰や宮大工不足などから建て替えが難航するケースが多いという。現在、宮大工の技術継承者は全国で100人とも言われている。

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建て替え前の神社

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完成した神社内

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 記者発表会で、同社の前田雅彦氏が木組み工法による柱・梁の接合の仕方や伊勢神宮の譲与材の使用などについて説明した。

 構造材はカラマツで、接合部を補強する込み栓にはカエデを採用。金物は建基法で定められている継手部分のみ使用したという。前田氏は「金物を遣わなくても強度的には問題ないが、金物を使わない場合は構造計算を行わなければならず莫大な費用が掛かる。一般住宅として確認申請すれば、金物を継ぎ手に使用していなければまず確認はおりない」と現行法の問題点も指摘した。

 伊勢神宮からは13本のヒノキ材の柱などの譲与を受けたが、土中に埋まっている部分の傷みが激しく修復には苦労したという。工場で出た端材はかんなくずにいたるまで袋に入れて石山神社に戻したという。石山神社はそれをお守りなどにするのだそうだ。

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構造材の接合部分について説明する前田氏(手にしているのが込み栓)

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 伊勢神宮の式年遷宮は20年ごとにすべての社殿を建て替えることが知られており、第62回の神宮式年遷宮が平成27年3月に完了した。式年遷宮の際に解体される旧殿の用材は、神宮内やその摂社・末社をはじめ、全国の神社の造営などに再利用される。石山神社もその一つ。

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9月8日に行われた秋季例大祭

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「つみき」イメージ

 森林保全団体more trees(モア・トゥリーズ)と世界的な建築家・隈研吾氏がコラボし、宮崎県諸塚村の国産スギを素材にした新しいつみきデザインを発表、9月29日(火)まで「クラウドファンディングサイト マクアケ」で開発資金を募っている。

 建築の要素を取り入れたシンプルな山型のつみきは、簡単にインテリアオブジェをつくりだすことができ、デスクや本棚の上に飾るなどインテリアのアクセントや子どものおもちゃにもなる。素材に国産スギの無垢材(無塗装)を使用しているため木の温もりを感じてもらえると、支援参加を呼び掛けている。

 more treesは「もっと木を」をコンセプトに、音楽家・坂本龍一氏によって2007年に設立された森林保全団体。国内では間伐を、海外では植林による森林再生を中心に自治体や現地の人々とも協力し、様々な活動を行っている。

 クラウドファンディングの詳細はこちらから。

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more treesホームページから

東京ミッドタウンに隈研吾氏デザインの国産スギを用いたつみき展示(2015/8/19)
 

 野村不動産アーバンネットは10月2日(金)、「野村の仲介+ 中野センター」を開設する。今回の店舗開設により「野村の仲介+」の部店数は、首都圏61部店・関西圏5部店の計66部店となる。

 「野村の仲介+ 中野センター」は、JR中野駅北口徒歩1分、中野区中野五丁目64番5号、サンピオーネビル8階。センター長は佐藤大樹氏。電話:03-5318-5141、FAX:03-5318-5147。

 

 

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