太陽光+蓄電池 マンションに標準装備 第一弾 タカラレーベン「光が丘」好調

「レーベン光が丘GLOW GARDEN」
MIRARTHホールディングスは6月4日、グループ会社のタカラレーベンが今後分譲するマンションに標準装備することを決めた太陽光発電+蓄電池を備えた防災システム「MIRARESI(ミラレジ)」説明会と、その第一弾となる「レーベン光が丘GLOW GARDEN」マンションギャラリーメディア取材会を開催した。「MIRARESI」は、一般社団法人 レジリエンスジャパン推進協議会が主催する第12回ジャパン・レジリエンス・アワードで「国土強靭化担当大臣賞」を受賞している。
「MIRARESI(ミラレジ)」は、「MIRAI・EARTH」+「RESILIENCE」の略語で、太陽光発電と蓄電池を活用することで災害時などのライフラインを確保するとともに、再生可能エネルギーを有効活用することで、家計だけでなく、地球にもやさしい暮らしを叶えるシステム。災害時でも各住戸に給水し、トイレ利用を可能にし、停電時のスマートフォンの充電や冷蔵庫、照明などを可能にする。また、災害時の行動を誘発する「ミラレジミッションカード」を全戸に配布し、共用部には防災グッズを備える。
「MIRARESI」を開発したタカラレーベンマンション事業本部建築統括管理室建築管理部 品質管理課課長代理・加藤志乃氏は、「100%仕様ではないかもしれませんが、災害時の安心・安全をサポートできるシステム」と、同社マンション事業本部首都圏・中部支支社営業推進事業部長・平野辰徳氏(49)は、「差別化戦略の一環。私は当社が太陽光発電に力を入れた『新川崎』『東鷲宮』を担当した」とそれぞれ語った。
また、「光が丘」担当の同支社営業推進事業部第1営業部2課課長補佐・石田淳也氏(33)は「(人間洗濯機を)来場者の中には〝あったらいいね〟と仰る方はいます」と話した(購入したいという人はいないようだ)。
「レーベン光が丘GLOW GARDEN」は、都営大江戸線光が丘駅から徒歩14分、練馬区高松五丁目の第一種住居地域、第一種低層住居専用地域に位置する8 階建て全77戸。専有面積は47.39~73.92㎡、近く分譲する第2期(9戸)の予定価格は5,900万円台(47㎡)~8,900万円台(73㎡)、坪単価は約400万円。竣工予定は2027年2月下旬。施工は埼玉建興。
これまでのエントリー数は約500件、販売開始は5月22日からで第1期として35戸を供給するなど、好調なスタートを切ったようだ。

左から平野氏、加藤氏、石田氏
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モデルルームは、同社が1月22日に行った「レーベンサロン池袋『ミライ人間洗濯機』お披露目イベント」で見学している。とてもよくできている。分譲価格は坪400万円と予想したが、ぴったりだった。
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同社の「ミライ人間洗濯機」お披露目イベントのその後について聞いた。一般の人向けに入浴体験入浴を開始したのは4月4日からで、これまで土曜・日曜(1日3組)限定でほとんど満席となっているという。
また、ヤマダホールディングスは2月26日から「ヤマダデンキ LABI池袋本店」で価格6,000万円の「ミライ人間洗濯機」の展示・体験・販売を開始しており、これまで300件超の予約が入っているという。販売台数は未公表。

左から国土強靭化担当大臣・牧野たかお氏、タカラレーベン代表取締役・秋澤昭一氏、同社取締役兼常務執行役員兼マンション事業本部長兼事業開発戦略局長 髙橋衛氏
タカラレーベン「ミライ人間洗濯機」お披露目イベントに35社54人メディア殺到(2026/1/22)
したたか タカラレーベン 日本最大級の「太陽光」に全192戸が100㎡以上「汐見台」(2014/1/16)
ます太陽光だけでない圧倒的な安さと広さ確保 タカラレーベン「レーベン東鷲宮Ⅲプロジェクト」(2013/2/26)
旭化成不レジ 東大阪で子育て支援イベント「BORIKI えほん箱」 550人が参加

「東大阪BORIKIえほん箱パーティー」
旭化成不動産レジデンスは6月3日、お母さん業界新聞社と連携し、東大阪商工会議所で「東大阪BORIKIえほん箱パーティー」を5月24日に開催し、地域の親子を中心に約550人が来場したと発表した。
同イベントは、子育て共感賃貸住宅「ヘーベルメゾン BORIKI」の取り組みの一環として実施されたもので、絵本を通じた親子コミュニケーションの促進と子どもの成長支援が目的。2026年夏に東大阪市で「BORIKIひがしおおさか」が開設されることを契機に開催されたもの。
会場では、約300冊の絵本を自由に楽しめる「絵本ひろば」や、ミッションに沿って絵本を選ぶ参加型企画「絵本ガチャ」を実施。さらに、人気絵本作家・さいとうしのぶ氏による読み聞かせや、東大阪在住の絵本作家・なかあらいじゅんこ氏と子どもたちが共同で制作する「ラッピング電車」企画など、多彩なプログラムが展開された。
「ヘーベルメゾン BORIKI」は、子育て世帯の孤立防止やコミュニティ形成を目的に2012年から展開している賃貸住宅ブランド。これまで首都圏を中心に57棟528戸を供給しており、関西では既存2棟39戸に加え、2026年夏から秋にかけて新たに4棟39戸を供給する予定。
「BORIKIえほん箱」は〝無印良本〟出版業界も学ぶべき 旭化成不レジのイベント盛況(2025/7/26)
1週間の間に「日経」と「AERA」 虐待される街路樹の実態報じる

「丸の内仲通り」の街路樹のトンネル(先日写す)
先週の日曜日(5月24日)、日経新聞は1面トップのデータ分析連載記事「チャートは語る」で「消える木陰、世界と逆行」を掲載した。そして5月31日付「AERA」デジタル版は、「『寒々しい…』住民から不満続出 街路樹の“やりすぎ剪定” 行政はなぜ短く切りすぎるのか 『景観と涼しさを失う』」の見出し記事を掲載した。
日経新聞の記事は、東大の研究室によれば東京23区の樹冠被覆率は2013年の9.2%から2022年には7.3%へ低下し、国土技術政策総合研究所のデータによると、この20年間で街路樹は50万本減少したと報じている。樹冠被覆率を上げようとしている世界の流れと逆行している現実をデータで裏付けている。
AERAは、筆者の方が自ら撮影した街路樹の写真を紹介し、最後に千葉大学名誉教授・藤井英二郎氏の次の言葉で締めくくっている。
「動物が同じ扱いを受ければ逃げます。でも樹木は逃げることも、抗議することもできない。樹木に人間の無知や怠慢、ストレスがしわ寄せされている面があります。しかし、強剪定は酷暑に拍車がかかり、結果的には人間の生活環境にすべて跳ね返ってくる問題です。日常的に目にする街路樹がこうした状態に置かれることが、子どもたちの心に与える影響も無視できません。早急に改善しないと、日本の将来にとんでもなく不幸な事態を招く。強剪定は、そんな危機感をも持つべき社会的課題だと、私は考えています」
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われながらいい見出しを付けたものだと思っている「街路樹が泣いている ~街路樹と街を考える~」の連載を始めたのは2012年の5月だ。それから14年間(それ以前もそうだったが)、街を歩くときはいつも街路樹と〝どうして我々は冷遇・虐待されなければならないのか〟などと〝会話〟を交わしている。数えたわけではないが、関連記事を含めれば200本以上記事を書いてきた。
「街路樹が泣いている」は独り歩きし、あちこちの記事やSNSで拡散されているようだ。少しは街路樹の役に立っているようで嬉しい。
そして今回、申し合わせたわけではないだろうが、「日経」と「朝日」が街路樹について報じた。遅きに失した感は否めないが、メディアも一般の方も樹木や街路樹にもっと関心を払ってほしい。
関連することだが、明治神宮外苑の再開発に近隣住民として反対し、新宿区に対する樹木伐採許可取り下げ訴訟の原告団長を務める大澤暁氏は「日経新聞の記事はバズったが、“緑の日傘”減少は止まらない!」とのX(旧Twitter)で、「この記事はSNSでまたたくまに拡散され、日経新聞の公式X投稿は1,200万回以上見られ、2万以上のいいね!がつけられている(5月27日時点)」と述べている。「2万以上のいいねね!がつけられている」というのは凄い。
ただ、小生はこの「いいね!」が何を意味するのかよく分からない。「いいね!」ボタンの多寡と投稿(記事)の質とは関係ないはずだ。
「今は買うべきじゃない」―TERASSのCMが投げかける新しい住宅購入のかたち

TERASS 新CM「身構える山本耕史」
住宅購入を検討したことがある人なら、「急かされるのではないか」「本当に自分に合った提案なのか」と不安を感じた経験があるだろう。そんな“家探しあるある”をテーマに、不動産仲介サービスTERASSが俳優・山本耕史さんを起用した新CMを6月3日から公開する。
CMでは、住宅購入を前に警戒心をあらわにする山本さんに対し、エージェントが「今すぐ決めるのはおすすめしません」「今は買うべきじゃないです」と意外な言葉を投げかける。一般的な不動産営業のイメージとは真逆ともいえる展開が印象的だ。
このメッセージの背景にあるのが、TERASSの「不動産の意思決定パートナー」という考え方だ。同社ではパーソナルエージェント制を採用し、エージェントに個人ノルマや特定物件の販売制約を設けていない。そのため、市場に流通する物件をフラットな視点で比較し、顧客にとって最適な選択肢を提案できるという。
住宅購入は人生最大級の意思決定のひとつだ。だからこそ、物件だけでなく購入のタイミングそのものが重要になる。ライフプランや資金計画によっては、「今は買わない」という判断が最善となるケースも少なくない。
今回のCMは、従来の「売るための営業」ではなく、「顧客の意思決定を支援する存在」としての不動産エージェント像を描いている点が注目される。山本さんが疑念から安心へと変化していく様子は、多くの住宅購入検討者の心理と重なるはずだ。
また、山本さん自身も「最初は身構えていた」と語りながら、撮影を通じて新しい家探しのあり方に共感したという。特にCM内で崩れ落ちる壁の演出はCGではなく実写で撮影されたそうで、「家探しの壁を崩してくれる存在になってほしい」と期待を寄せている。
不動産価格や金利動向への関心が高まる今、「本当に今買うべきか」という問いに正面から向き合うTERASSの新CMは、業界関係者にとっても住宅購入検討者にとっても、一石を投じる内容となりそうだ。
「身構える山本耕史 他の購入希望者」篇(30秒)


「身構える山本耕史 買うべきじゃない」篇


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上段の記事は、同社が本日6月2日、新CM発表会を行い、13:00に解禁したプレス・リリース(文字数にして約2,200字)を「以下の文章を、不動産のプロが読んでも住宅購入検討者が読んでも興味を惹かれる記事として1,000字以内にまとめてください」とChatGPTにお願いし、まとめてもらったものだ。ChatGPTには著作権はないので、そのまま紹介する。
記者は約1時間、同社代表取締役社長・江口亮介氏(36)のあいさつ、新CM、山本さん(49)とMCのやり取り、山本さんのコメント、江口氏と山本さんのトークセッションの一部始終をメモした。
その内容を記事にすれば2時間はかかるはずだ。横着してChatGPTにお願いしたのだが、ほぼ完ぺきにまとめられていると思う。新CMは、テレビではなく同社公式YouTubeとWEBで公開されるので、視聴する人は限定されるだろうが、「新CMは、業界関係者にとっても住宅購入検討者にとっても、一石を投じる内容」になっているのは間違いない。
残念だったのは、質疑応答の時間が設けられていなかったことだ(MCからの質問があったようだが、記者は退席した)。聞きたかったのは、次の通りだ。
「江口社長、発表会場は縁結びの神さんが祀られている神田明神なのでお聞きするのですが、わが国には男と女、家と家を結ぶ『仲人』の文化がありました。昔は初夜権を握っていたといわれており、絶大な力を持っていたようです。私も一度だけ女性を紹介してもらったことがあります。さて、現在の不動産売買仲介制度は、この仲人のような働きをするので私は〝これもありかと〟思っているのですが、昨年末に設立された御社をはじめとする『日本不動産エージェント協会』の加入社数(ホームページによると会員・賛助会員16社・団体)は圧倒的に少ないように思います。それはなぜか、既存の商習慣の壁は厚いのですか」
-記者は、「個」にターゲットを絞ったこの種の仲介エージェントは大化けする可能性を秘めていると思う。回答が得られなかったのは返す返す残念だ。他のメディアの方は聞きたいことはなかったのか(参加者は約20人)。
多いか少ないか判断できないのだが、江口氏は、冒頭のあいさつでエージェントは850人に達しており、取扱高は6,000億円超と語った。そしてまた、山本さんは「これだけは言っておきたいのですが、『他の購入希望者篇』で崩れ落ちる壁はCGじゃありません。タイミングや崩れ方にこだわって現場で何度も何度も美術道具を積んで、崩して、積んで、崩して撮影しました。大変でした」「これから現実でもTERASS社のパーソナルエージェントがお客様の家探しの『壁』を何度も何度も崩してくれるといいな、と思っています」と語っているではないか。
江口氏(左)と山本さん(神田明神テラスで)

ナイス 株式会社山大の株式を公開買い付け 完全子会社化へ
ナイス株式会社6月1日、2026年6月2日から7月13日までの30営業日、東証スタンダード市場上場の株式会社山大の普通株式に対して1株601円で公開買付け(TOB)を実施すると発表した。買付予定数の下限は402,600株(所有割合36.24%)、上限は設けない。
応募株数が下限に達しない場合は買付けを行わないが、達した場合は応募株式の全てを買い付ける。山大の取締役会は本TOBに賛同し、株主に応募を推奨している。買付代金は約4億6,448万円を予定。山大はナイスの完全子会社となる見通し。
木材・住宅業界では資材価格高騰や住宅着工戸数の減少により厳しい経営環境が続いている。ナイスは山大の強みである①高い原木調達力と製材加工機能②特殊プレカット技術③非住宅木造建築への対応力を自社の販売・物流ネットワークと統合することで、調達から販売までの一体的な供給体制を構築し、収益基盤の強化を図る考え。
また、完全子会社化により資金調達コストの低減、財務基盤の安定化、情報システムや法務機能の共有によるコスト削減、人材交流による経営効率向上などのシナジー効果も見込んでいる。
令和8年4月の建築物予定工事坪単価は110.4万円 前年同月比13.4%下落
令和8年4月の住宅着工戸数は総数、持家、貸家、分譲住宅とも前年同月比で上回った。建築物の予定工事額がどうなっているか、国土交通省の統計データから予定坪単価をはじいてみた。
別表がそれだ。建築物全体の坪単価は110.4万円で、前年同月の127.5万円から13.4%減少(下落)している。建築主別では、公共は前年同月の234.2万円から185.1万円へ21.0%、民間も120.0万円から105.8万円へ12.1%それぞれ下落した。
用途別では、居住用が96.0万円で前年同月比5.4%上昇し、非居住用では電気・ガス・熱供給などと情報通信業用が2倍以上となっているほかは、宿泊業・飲食サービス業の下落(前年同月比22.2%減)が目立つ。
構造別では、木造は78.9万円で、前年同月の78.2万円から0.9%上昇している一方で、SRC、RC、S造はやや下落した。
この1年間の坪単価は、昨年4月の127.5万円をピークに下落傾向にあり、99.4万円(2025年6月)から113.4万円(2026年3月)で推移している。坪単価の下落は一過性のものかどうかは詳細な分析が必要だろうが、人件費の下落はありえず、全体として高値警戒感が高まっており、設備仕様レベルを落としている可能性はありうると見た。
建築物予定工事額には、用地取得費、消費税などのほか工事に直接関連しない備品や維持管理費、調査・測量費、設計費などは含まれないので注視する必要がある。
総戸数、持家、貸家、分譲住宅とも前年同月比増加 4月の住宅着工戸数
国土交通省は5月29日、令和8年4月の新設住宅着工戸数をまとめ発表。総戸数は62,569戸(前年同月比11.4%増)となり、6か月ぶりの増加となった。内訳は、持家は16,296戸(同19.5%増)、3か月ぶりの増加、貸家は29,265戸(同17.3%増)、6か月ぶりの増加、分譲住宅は16,702戸(同3.4%増)、4か月ぶりの増加。分譲住宅の内訳は、マンションは6,293戸(同18.4%減)、4か月連続の減少、一戸建住宅は10,156戸(同24.3%増)、先月の減少から再びの増加。工法では、プレハブは6,932戸(同11.1%増)、3か月ぶりの増加、ツーバイフォーは7,977戸(同64.8%増)、3か月ぶりの増加となった。
首都圏は、総戸数23,880戸(同15.4%増)、内訳は持家3,479戸(同13.1%増)、貸家12,367戸(同15.1%増)、分譲住宅は7,984戸(同18.7%増)。分譲住宅の内訳はマンション3,266戸(同27.7%増)、一戸建て4,501戸(同14.2%増)。
マンションの都県別は、東京都1,349戸(同107.2%増)、神奈川県424戸(同68.8%減)、埼玉県750戸(同62.0%増)、千葉県743戸(同764.0%増)。
一戸建ての都県別は、東京都1,530戸(同26.8%増)、神奈川県1,145戸(同0.8%減)、埼玉県1,065戸(同20.5%増)、千葉県761戸(同9.0%増)。
〝イヌもヒトも自由に過ごせる〟Cイニシア「Ruff-Laugh Chiba(ラフラフ千葉)」

「Ruff-Laugh Chiba(ラフラフ千葉)」の「LAUGH SQUARE}」
コスモスイニシアは5月30日、千葉県茂原市の複合型ドッグリゾート 「Ruff-Laugh Chiba(ラフラフ千葉)」をプレオープンした。プライベートドッグラン付きの全9棟の客室(Ruff-inn CABIN)や、宿泊者限定のプライベートテントサウナ、夜空の下で炎を囲んで過ごせるファイヤープレイスを備え、宿泊をしなくても日帰りでドッグパーク利用も可能。プレオープンを前にした5月28日、開業式典とメディア向け内覧会を実施した。
コンセプトは〝イヌもヒトも自由に過ごせる居場所〟-ライフスタイル・ドッグパーク。メインターゲットは、30代の子どもを持たず、夫婦ともに収入を得て、愛犬を家族として大切に育てるライフスタイルを指す造語である「DINKWADs(Dual Income,No Kids With A Dog)」。
施設内には、日帰り・宿泊とも利用可能な「LAUGH SQUARE」「Ruff LOUNGE」「CAFÉ STAND」「DOG RUN」「RECEPTION & SHOP」「PLAY GROUND」、宿泊者限定の「Ruff-inn CABIN」「TENT SAUNA」を備える。CAFE STANDで購入できるフードは、代々木公園のカフェ「nephew」や、渋谷のレストラン「Hone」などを手掛けるand Supplyが監修。ブリトー、チキンオーバーライス、パスタ、自家製マフィンなど、テイクアウト形式で、パーク内の好きな場所で、好きな時に楽しめる。
施設は、東京駅から茂原駅まで特急わかしおで約55分、茂原駅からタクシーで約10分の千葉県茂原市上永吉に位置する敷地面積約30,000㎡。日帰り利用は10:00~18:00、入場料金は、大人1人平日は2,200円、土日祝は2,400円(子どもは半額)、愛犬は平日は1,100円、土日祝は1,300円。駐車場は1,000円。客室は3タイプのCABIN(トレーラー)で全9室。客室面積は12.52~19.07㎡(42~64㎡のプライベートドックラン付き)。宿泊料金は、グランドオープン記念〈特別プラン〉は朝食・夕食付き大人2人で35,680円から。
プロジェクトを担当した同社の本木さんと本木さんは、「施設名のRuff-Laughは、犬の鳴き声Ruff(bow<バウ>だけじゃなかったのか)と笑うLaughの組み合わせ。コンセプトを『ライフスタイル・ドッグパーク』としているのは、普通のドッグパークとは異なることを明確にしたかったから。ワンちゃんも家族と一緒。共にゆったり過ごせる空間を提案した」などと交互に話した。(名刺交換したら、姓は「本木」と「木本」。同期とのことだった。この前の大阪の取材では、隣り合わせた女性の記者の方の姓は「司」で、記者の名前の「司」と一緒だった)
施設は、2020年に閉園したドッグラン併設の「ひめはるの里」の利活用に関する、令和6年度茂原市民間提案制度に応募し、採択されたもの。民間提案制度は、市が所有する財産や提供する公共サービスに対し、民間事業者がアイデアやノウハウを提案する制度。同施設は、2025年8月、市と契約を結んでいる。

「Ruff-Laugh Chiba(ラフラフ千葉)」エントランス


「LAUGH SQUARE」


「Ruff-inn CABIN」

「Ruff-inn CABIN」

4人宿泊可能な「Ruff-inn CABIN」客室内
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最初に断っておく。記者は、どちらかといえば犬は好きではない。小さい頃、実家の臨家では数匹の犬が飼われており、しつけなど全然行われていなかったためか、四六時中泣き叫び、近づくと牙をむき出しにして威嚇した。
小生自身は成人してから「権力の犬」呼ばわりされたこともある。主人には忠実に従うのだろうが、著しく自立心に欠けるのが犬だと思っている。
一方で、わが家では雄の捨てネコを母親が拾ってきて飼っていた。〝ガキ大将〟そのもので、いつも生傷が絶えず、いつもメスネコを引き連れていた(何匹も孕ませたのだろう)。小生自身は、溺愛された長兄とは違って末弟だったので、大人になっても粗末に扱われることを知っていた。自立するしかない-人に媚びないネコと自分を重ね合わせていた。以心伝心-そんな気持ちがネコにも伝わったのだろう。夜は布団の中に入ってきて、一緒に抱き合って寝た。ゴロゴロという〝寝言〟が心地よかった。今でもノラネコなどと出会うと、しばし〝会話〟を交わす。
そんな小生が、〝猫かわいがり〟ではなく〝犬可愛がり〟(そんな言葉はあるのか)する同業の女性記者を目の当たりにして、そしてまた従順な犬を見て、複雑な気持ちになった。
犬のちょっとした仕草にも〝可愛い〟の賞賛の声がかけられ、外を歩いたあとは、抱きかかえられ足を洗ってもらい(記者の方たちは「足」ではなく「手」と呼んでいた)、テッィシュやふかふかのタオル(小生のバスタオルはゴワゴワ)で丁寧に拭かれていた。
うらやましい。女性にそんな扱いを受けた記憶はない。母親からはいつもひっぱたかれていた。〝生まれ変われるなら犬になりたい〟とも思ったが、やはりネコのほうが性分に合うと思い改めた。
メインターゲットが「DINKWADs(Dual Income,No Kids With A Dog)」というのはよくわかる。AIによると、愛犬に注ぐ月間費用は小型犬で約1.5万〜2万円、中型犬で約2万〜3万円、大型犬で約3万円〜4万円が目安らしいが、世話する時間を考えると、子育て世代はメインにはならないだろう。
そんなこんなを考えながら、ゆったりした時間を過ごせたのはとてもよかった。この日は霧雨が時々降り、色気づいたウグイスが心にしみる美声を上げ、可憐な白のドクダミとピンクのヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)も歓迎してくれた。

女性記者の方の愛犬

〝手形〟を押すと、後ほど手紙として郵送されるのだという

施設内で買ったクラフトビールと周辺で摘んだドクダミとヒルザキツキミソウ
だが、待てよ。小生は〝パブロフの犬〟だ。街を歩いているとき、『日高屋』『DOOTOL』の看板を見ると我慢ができない。ラーメンを食べたいとかコーヒーを飲みたいとかの欲求ではない。〝タバコが吸える〟-ただそれだけだ-結局は、オスネコのように自立ができず、メスネコにも見放され、誰かの〝飼いイヌ〟のような存在でしかないかもしれない。
大和ハウス 非住宅「BIZ Livness(ビズ リブネス)」の代表作「COTOE橋本」開業

「COTOE(コトエ)橋本」
大和ハウス工業は5月29日、神奈川県相模原市の複合商業施設「COTOE(コトエ)橋本」の開業セレモニーを開催した。同施設は、同社が2024年に立ち上げた非住宅分野の不動産ストック事業「BIZ Livness(ビズ リブネス)」の代表的プロジェクトとして整備されたもので、食品スーパーのヤオコー、家電量販店のコジマ×ビックカメラ、家具・インテリア販売のニトリを核テナントとする。年間売上高100億円、来場者数400万人を目標に掲げている。
セレモニーで同社執行役員南関東支社長・小島由光氏は、「施設の再生と循環を目指して2018年に住宅ストック事業ブランド『Livness』を、2024年に非住宅向けの『BIZ Livness』を立ち上げた。COTOE橋本はその代表的な作品として、地域に長く愛される存在にしたい」と述べた。
「BIZ Livness」は、既存施設を取得・再生して新たな価値を生み出す事業で、同社グループはこれまで300棟以上の商業施設や事業施設を再生・販売してきた。住宅向けの「Livness」と合わせ、2030年代に売上高1兆円を目指している。
「COTOE」は「新しい発見や出来事に出会える身近で便利な施設」をコンセプトに、「事に会う=事会(コトエ)」から名付けられたブランドで、橋本は2022年開業の「COTOE流山おおたかの森」に続く第2弾となる。
今回の施設は築20年の大型商業施設を改築・再生したもので、建物を解体せずに活用した点が特徴である。これにより通常約40か月かかる工事期間を約8か月に短縮し、作業従事者数も約8万人から2万人へ削減。CO₂排出量や建設廃棄物の抑制につなげた。また、太陽光発電設備やLED照明、高効率空調を導入し、省エネルギー性能評価制度「BELS」における「ZEB Oriented」の取得を予定している。
館内には核テナントのほか、ドラッグストア、100円ショップ、シューズショップなどの物販店舗に加え、クリニック、調剤薬局、美容室、体操教室、飲食店、ゲームセンターなど幅広い業種が出店する。
さらに、リニア中央新幹線新駅整備に伴う相原高校移転時に伐採された樹齢約100年のクスノキの種から育てられた「クスノキ2世」を、同校と連携して施設北東部へ移植。地域の歴史を受け継ぐシンボルツリーとして活用する。
施設はJR横浜線・京王相模原線橋本駅から徒歩約13分の場所に位置し、敷地面積約1万9878㎡、延床面積約4万1697㎡、店舗面積約1万5607㎡の4階建て鉄骨造で、全32店舗が出店する。事業主体は大和ハウス工業、管理運営は大和ハウスリアルティマネジメントが担う。

小島氏

開業セレモニーのテープカット

「COTOE(コトエ)橋本」
5月30日(土)に開催された「クスノキ2世」の植樹イベントの模様




「TOFUROM」に日本初CVCオープンイノベーション拠点 キックイベントに1200人超

「CVC VS 2026」
国内最大級のCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)コミュニティを運営するFIRST CVCと東京建物は5月27日、東京駅直結の再開発施設「TOFROM YAESU TOWER」に開設した日本初のCVC専門オープンイノベーション拠点「JAPAN CVC BASECAMP」の説明会と内覧会を開催し、6月1日から本格運営を開始すると発表した。同日に行われたキックオフイベント「CVC VS 2026」には、CVCやVC関係者を中心に当初想定の約2倍となる1,200人超が参加した。
JAPAN CVC BASECAMPは、企業とスタートアップの連携を促進するための専門拠点で、事例共有会「CASE」、実践型プログラム「DOJO」、業界別交流会「FORUM」、AIによる個別面談機会を提供する「MATCHING DAY」の4つを主要コンテンツとして展開。会員企業はFIRST CVCが開発したAIプラットフォーム「CATALYST」を利用でき、効率的なマッチングや情報共有が可能となる。特にFORUMでは、「物流×食品」「エネルギー×建設」「ヘルスケア×フィンテック」など異業種を組み合わせた「CROSS FORUM」を実施し、新たな事業機会やスタートアップとの接点創出を目指す。対象は12業界で、年間約30回の開催を予定している。
また、大和証券、三菱UFJキャピタル、みずほキャピタル、SMBC Edgeとの連携も開始し、投資先スタートアップの企業価値向上や事業成長支援を推進する。業界横断的なネットワークを活用することで、資金面だけでなく事業面での支援体制強化を図る。
説明会では東京建物の小島靖弘氏、FIRST CVCの山田一慶氏、大和証券の平野倫之氏、MLCベンチャーズ/三菱倉庫CVCの関本峻治氏が登壇。小島氏は、八重洲・日本橋・京橋(YNK)エリアが国内有数のビジネス拠点であり、2018年から推進してきたイノベーション施策「xBridge」には累計140社以上のスタートアップが集積していると説明。今回の施設を、地域だけでなく東京、日本全体の競争力向上につながる拠点にしたいと語った。
山田氏は、550社に及ぶCVCネットワークと12業界の連携により、「情報の非対称性」「社内巻き込みの難しさ」「出会いの質と速度」というCVCの「3つの壁」を解決できると強調し、年間100社の会員獲得を目標に掲げた。平野氏は、大企業とスタートアップの連携不足により十分な成果が生まれていない現状を指摘し、関本氏は物流業界のオープンイノベーション推進には人事制度や人材育成を含む組織改革が必要だと述べた。
近年、日本企業では将来の成長機会獲得を目的にCVC設立が増加している。かつてはIPOによる投資収益が重視されたが、東証グロース市場の上場基準厳格化などを背景に、スタートアップ側では上場延期やM&A志向が強まり、企業側も財務リターンより事業シナジーや新規事業創出といった戦略的リターンを重視する傾向が強まっている。一方で、CVC運営や投資後の事業共創に関する情報共有の場は不足しており、人事異動によるノウハウ継承の難しさも課題となっている。JAPAN CVC BASECAMPは、こうした課題解決と企業・スタートアップ間の連携強化を支える新たな中核拠点を目指す。

「JAPAN CVC BASECAMP」

小島氏(左)と山田氏

関本氏(左)と平野氏

「TOFUROMU」に隣接する居酒屋から(八重洲にはこのような店が蝟集している。長野の純米吟醸酒「鼎」がとてもおいしかった)

J東京駅ではRAの広告イベントが行われていた(馬はロボット)
シアターは800席 ホールは800人超収容「東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス」(2026/4/15)
サンフロンティア「FRONTIER PITCH TOKYO for Startups 2025」 アジラが優勝(2025/11/22)
優勝はFRDジャパン サンフロ「FRONTIER PITCH TOKYO for Startups 2024」(2024/9/30)
三井不 SUPER STUDIOを持分法適用会社へ 資本業務提携契約 新たに17億円出資(2025/5/17)
「世界で戦えるスタートアップ支援」常識超えたレイアウト CIC Japan勉強会(2024/12/17)
〝わが国のイーロン・マスク育てよう〟B2B特化型エクイティ型プログラム 三菱地所(2024/5/16)
三井グループ25社売上88兆円「三井みらいチャレンジャーズオーディション」発表(2024/3/20)
「彩」「祭」「才」と「愛」をつなぐ 三菱地所「SAAI(サイ)」新東京ビルに移転(2023/11/17)
スタートアップと大企業を結ぶイベントに2,100名 「住友不動産ベンチャーサミット」(2023/10/25)


