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 第35回RBA野球大会は11月1日(水)、水曜ブロック準決勝戦2試合と、予選敗退チーム同士トーナメント(RBA日本モンゴル国親善野球大会)準々決勝戦2試合がそれぞれ行われる。例によって記者のどっちも〝勝って〟予想。( )内の数字は記者のレーティング。

水曜ブロック準決勝戦

旭化成ホームズ(93)-リスト(91⇒92)

 旭化成ホームズの準々決勝戦を見ていないが、野村不動産の2人の投手からわずか1安打しか放てなかったことを考えると、記者は〝慶大カルテット〟を過大評価していたのかもしれない。投手は、44歳の今野の衰えはないことを確認できたが、〝次期エース〟と豪語した筑波大卒の清水投手と法大卒の益川はそれぞれ1試合しか投げておらず、前回投げた日体大卒の松田もピリッとしなかったようだ。

 なので、レーティングを引き下げることも検討したが、無安打で得点できる機動力は健在のようで据え置くことにした。

 一方のリストは戦うごとに調子を上げてきた。松坂世代の杉山もトライアスロンで鍛えた耐久力を瞬発力に変えたのか、特大3塁打を放ったようだ。鶴見大卒の三上投手は、冷静に投げれば連打は喰らわない。レーティングを1点引き上げた。

 大接戦になると予想する。どちらが微笑むか、涙を飲むか、神のみぞ知る。旭化成の先発は誰か。佐藤監督は松田を再び先発に起用するか、それとも清水か。益川は肩の調子が万全でないと見た。先発投手が最少失点に抑えるのが絶対条件だ。

 今野が登板したら、九分九厘相手打線を抑えるはずだ。リストに今野を攻略できる打者はいない。

 旭化成の打線は、前述したように不安のほうが大きい。カルテットの一人が〝本格派のほうが攻略しやすい〟とうそぶいたが、単なる強がりかもしれない。となると、頼みは北寒寺だが、三上の速球を打てるか。

 リストは、一にも二にも先に得点できるかどうかにかかっている。岩島、岩畑の〝岩岩コンビ〟、先頭打者の上之園、杉山、山中らに期待がかかる。

 三上投手は、伊藤忠ハウジング戦で5安打を許し7失点したが、自責点は1点だったように、しっかり守れば、相手打線を完璧に抑えることも想定したい。無駄な四球を出さないことだ。かき回されてパニックに陥る可能性も否定できない。そうなったら必敗だ。

東急リバブル(92)-一条工務店(88⇒90)

 東急リバブルがやや優勢とみた。投打ともバランスが取れており、前試合で9盗塁というのは出来過ぎだろうが、相手の弱点を徹底して突く戦いぶりは推せる材料だ。

 打線は文句なしにいい。先頭の竹内から濱、河野、奥富らの上位打線は一発の魅力を秘め、下位打線も上位に繋ぐ野球に徹している。

井上投手は、強力な味方打線の援護が期待できるからだろうが、安定感を増している。ここも一人で投げ切るのか。

 対する一条工務店の試合を見ていないのでよく分からないのだが、不気味だ。予選で旭化成ホームズに0-4と完敗したが、そのほかの4試合で62得点、1試合15.5点だ。草彅監督は「みんな高校時代は4番打者」と語ったのは本当か。判官びいきの記者から一言。相手の井上投手は頭脳的なピッチングをする。キレのあるスライダーが武器で、たまに緩いカーブを投げる。変化球が決まったら、まず攻略は難しい。

 投手は村井の先発か。前試合で4回まで9四死球を与え4失点。大量得点していたからいいようなものの、リバブル相手だったら致命傷になる。ここは全力投球。突っ走るしかない。2番手は町田か、前試合で最後に投げた〝隠し玉〟永井(23)か。永井は国士舘時代のMAXは144キロというから急速に自信があるのだろう(記者なら、ストレート勝負をしない。相手打者がストレート待ちでコースを間違えれば一発を浴びる。変化球攻めでタイミングを狂わすが…老婆心)。

RBA日本モンゴル国親善野球大会 準々決勝戦

伊藤忠ハウジング-住友不動産販売

 面白い試合になりそうだ。互角とみた。伊藤忠ハウジングの先発は誰か。斉藤か、それとも聖光学院-共栄大卒の先発・佐久間(25)か。佐久間は肩に不安を抱えているようなので、やはり斉藤か。福澤もいる。打線もまずまずの調子にあると見た。

 住友不動産販売のエース伊藤は全盛時の出来に程遠く、ある程度の失点は覚悟しないといけない。前試合で活躍した新戦力が援護できるか。

ボラスグループ-三菱地所ホーム

 戦績からはポラスが優勢だが、三菱地所ホームの米川投手がいい。前試合のように相手打線を手玉に取るかもしれない。ただ、打線は前試合で2安打しか放てなかったように、やや不安がある。米川を援護できるか。

 ポラスの先発は岩瀬だろう。3回までなら完璧に抑える。2番手以降に不安がある。打線は上位のものがあるが、ブルンブルン振り回し、米川の術中にはまる危険性もあると見た。

 

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投打に活躍した三菱地所・社

日曜ブロック準決勝戦

三菱地所(90)3-1鹿島建設(91)

  1 2 3 4     合 計
三菱地所 1 0      
鹿島建設      

 

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鹿島 野間

三菱地所が接戦を制し、第7回大会(1995年)以来28年ぶり決勝進出を決めた。ボストン出張から帰ったばかりの先発の社(32)は5回を1失点に抑え、打っては2点目のきっかけとなる2塁打を放った。最終回は柴田が1死満塁のピンチをしのいだ。鹿島建設は惜敗。3失策が失点につながり、再三再四の好機をものにできなかった。10残塁。

三菱地所は2回、この回先頭の5番成瀬が敵失で出塁し、盗塁と暴投で3進した2死後、8番山内の右翼前安打で1点先制。3回には、2死から4番社が左翼超え2塁打し、続く成瀬の当たりは1塁後方へポトリと落ちる幸運な安打となり、社が生還。成瀬は盗塁を敢行し、捕手の送球エラーとカバーに入った中堅手の3塁悪送球がボールデッドとなり成瀬も還り、この回2点をもぎ取った。

先発の社スライダーが切れ、3回まで4個の三振を奪うなど絶好の立ち上がり。しかし、試合前「時差ぼけがする」と話した影響か、4回突如制球を乱し、安打と死球、暴投で123塁のピンチに。ここは気力でしのいだが、5回は2本の長短打で1失点降板。

最終回の6回に登板した2番手柴田は、いきなり6番坂根に3塁打を浴び、四球と自らの失策で1死満塁のピンチを迎え、次打者の1番堀にもカウント30の絶体絶命の窮地に追い込まれたが、ここから奮起して堀を見逃し三振、小巌を投手ゴロに打ち取った。

鹿島は惜敗。3点を追う5回、この回先頭の1番堀が左翼前安打を放ち、続く小巌が左翼越え2塁打して1点返したが、得点はこの1点のみ。初回の1死2、3塁、2回の22塁、4回の123塁、1点返した後の5回の無死3塁、6回の1死満塁の好機をことごとく逃した。2回の攻撃を除き、3アウト目は三振2回、投手ゴロ3回。運にも見放された。

先発の野間は3回3分の2を投げ被安打43失点(自責は1)。安打らしい安打は2本のみで、味方の失策と不運な当たりに泣いた。2番手の光太はほぼ完璧に抑えた。

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2点目のホームを踏む社(背番号84)と3点目の成瀬(背番号77)

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三菱地所 柴田

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三菱地所山内(左)と1打点2得点の成瀬

○澤田監督 社、柴田はよく投げたが、簡単には相手も勝たしてくれない。誰かが活躍した試合でもない。全員の勝利。決勝進出は、わたしが入社してから初めて。決勝のケンコーポ? 予選はたまたま勝っただけ。気を引き締めて戦う

○社 調子? いま一つ。海外出張から帰ったばかり。タイ? (3週前はタイに旅行中だった)いえ、ボストン。今週の火曜日から出かけていた。英語? ボストンに3年間駐在していました。仕事? ファンド関連です(と試合前。社は化け物だ)

○柴田(25) 神宮で投げるより三郷のほうが怖かった。最終回の1死満塁でカウント3-0で心臓バクバク? 全然(「怖かった」と言うのは審判の判定がきつかったという意味。凡ゴロをお手玉したが、柴田も強心臓。鹿島・重田捕手とは早大野球部の同期)

○横手 丸の内大会も含めてわたしがチームの首位打者。5割は打っているはず。ケンコーポ戦で先制打を放ったのもわたし。柴田? 球がよすぎてボールになるんです(初回に中堅前安打を放った。球がよすぎてボールになるというのは初めて聞いた。そんなものか。ただ、お互い様だが、確かに球審は回、打者によって甘かったり辛かったりしていたように思う)

○山内 わたしが決勝打? 1点返されたから(リードを奪い続けたから山内が決勝打)

●福本監督 2大会連続して決勝を逃した。監督の責任。来年頑張る。それとも若手に譲ってもう引退しようかな。こういう負けもあるが、今日の最大の戦犯はゴルフで欠場した重田。相手の柴田と同期で捕手。バッテリーも組んだはず

●野間 不運な当たり? 走られたのがこたえた(盗塁3個=2失点につながった)。わたしと捕手の責任

●堀(23) 球歴? 福岡県の公立の筑前高校です。聞いたことがない? ほとんど初戦で負けています。大学は長崎大。硬式はやっていません。プロからのスカウト? …(この日、2回のフライはともかく、難しいゴロを3回難なくさばいた。旭化成ホームズ北寒寺もプロ級だが、堀も同レベル。西武の源田クラス。5回に安打を放った。しかし、6回のカウント30から見逃し三振はボールに見えたのか…)

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鹿島 光太

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5回、小巌が2塁打を放った場面

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小巌の適時打で生還した堀を迎える鹿島ナイン

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鹿島 中央が堀 顔をそむける左の選手とうなだれる右の選手は〝武士の情け〟名前は書かない

◇      ◆     ◇

双方の選手も他のチームの方も添付した「記者のどっちも〝勝って〟予想」記事を読んでいただきたい。小生は次のように書いた。

「レーティングは鹿島上位としたが、点差はわずか1点。どちらに転んでも富士着(不思議の変換ミスだか、そのままにした)ではない。ミスをしたほうが負けと読んだ。鹿島は3点以下に抑えるはずだ3点以上取るのは容易ではない」

「(三菱地所の社は)鹿島打線なら3点以下に抑える力があると見た。打線は相手投手を攻略できるか。これまた至難の業だと考える」

紙一重。結果はその通りになった。3点が勝敗の分け目となり、失策をした鹿島が負けた。自画自賛だが、我ながらレーティング付与能力の高さを再確認した。

なぜ、このような予想ができるか。皆さんは当てずっぽうだろうと考えるだろうが、小生は見るべきところはきちんと見ているつもりだ(「三田ガーデンヒルズ」の坪1,300万円予想は渾身の予想)

 野球も一緒。基本は投手力(捕手を含む)だ。40年以上西鉄-西武を応援しており、今、年間にして西武戦の100試合くらいをテレビ観戦している。ここは抑える、危ない…というのは結構当たる。RBAも同じだ。この日の試合でいえば、野間から光太に代えた福本監督、最終回に柴田を投入した澤田監督の采配は冴えた。

今ごろ、三菱地所の澤田監督も選手も舞い上がって酒盛りの最中だろうし、鹿島の福本監督以下もやけ酒をあおっているに違いなく、酔いがさめる明日になったら、何もなかったように振舞うのだろうが、とくに鹿島の皆さんは故・野村監督がいみじくも言った「負けに不思議の負けなし」をかみしめてほしい。

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最終回、チャンスに沸く鹿島ベンチ

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最終回、カウント3-2から見逃し三振を喫した堀

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試合後の鹿島の反省会

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日曜ブロック決勝T 準決&予選敗退T決勝戦 記者の〝勝って〟予想(2023/10/20)

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投打に活躍した三菱地所・社(「ボストン出張から帰ったばかり。時差ぼけがする」)

 三菱地所が28年ぶり決勝進出-第35回RBA野球大会日曜ブロックは10月22日(日)、三郷サンケイグラウンドで三菱地所-鹿島建設の準決勝戦が行われ、三菱地所が3-1で接戦を制した。社-柴田の継投で追いすがる鹿島を振り切った。三菱地所が決勝戦に進出するのは第7回大会(1995年)以来実に28年ぶり。決勝戦の相手は7年ぶりに進出を決めたケン・コーポレーション。2大会連続して決勝進出を逃した鹿島・福本監督は引退をほのめかした。

 行われる予定だった予選敗退チーム同士のトーナメント決勝戦は、オフィスバングの選手が揃わず不戦敗。勝利した三井不動産レジデンシャルは2戦とも不戦勝で、1戦も戦わず〝優勝〟(そう呼べるのか)した。

日曜ブロック準決勝戦

三菱地所(90)0-0鹿島建設(91)

  1 2 3 4     合 計
三菱地所 1 0      
鹿島建設      

 

第35回RBA野球大会 予選敗退チーム同士トーナメント

(RBA日本タイ王国親善野球大会)

●オフィスバンク(不戦勝)三井不動産レジデンシャル○

  1 2 3 4     合 計
オフィスバンク 0    
三井不動産レジデンシャル    

 

 第35回RBA野球大会日曜ブロックは10月22日、決勝トーナメント準決勝戦と、予選敗退チーム同士のトーナメント決勝戦が三郷サンケイグラウンドで行われる。例によって、記者のどっちも〝勝って〟予想。( )内の数字は記者のレーティング。

決勝トーナメント準決勝戦

三菱地所(90)-鹿島建設(91)

 レーティングは鹿島上位としたが、点差はわずか1点。どちらに転んでも不思議ではない。ミスをしたほうが負けと読んだ。

 鹿島は、滋賀大卒コンビの野間(24)-光太(23)の継投になりそう。野間は横手投げ、光太はストレート中心の本格派。双方とも安定しており、大量失点はまずしない。双方で3点以下に抑えるはずだ。

 問題は打力。古和が中心になりそうだが、4年前と比べてそれほど変わらない。3点以上取るのは容易ではないと見た。

 三菱地所はエース&主砲の社次第。予選で三井不動産レジデンシャル相手に大量失点したが、そのあとはほぼ完ぺきに抑えている。鹿島打線なら3点以下に抑える力があると見た。打線は相手投手を攻略できるか。これまた至難の業だと考える。

 つまり、双方ともチャンスは少ないはずで、それをどう生かすか。同点のままタイブレークのシーンも想定したい。勝者がケン・コーポレーションと決勝戦で戦う。

第35回RBA野球大会 予選敗退チーム同士トーナメント

(RBA日本タイ王国親善野球大会)

オフィスバンク-三井不動産レジデンシャル

 双方とも試合をほとんど観ていないので、予測不能。実績からは三井レジだが士気が心配。選手が集まれば、圧勝もありうるとみたが…。

 一方のオフィスバンクは予選敗退をバネに練習を積んできたようで、意気軒高。連勝の勢いそのままに相手を蹴散らす可能性もあると見た。

 

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ピンチをしのいだオープンハウス間中

オープンハウス3-2東京セキスイハイム

  1 2 3 4     合 計
オープンハウス 0      
東京セキスイハイム      

 

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最終回の東京セキスイハイムの攻撃、2死3塁から7番伊藤はあえなく三振

オープンハウスが接戦を制した。伊勢川-間中の継投が決まった。東京セキスイハイムは惜敗。

〇光永 遅れてきたのだが、出場しようと思ったら、メンバー表に記載がないからと審判に拒否された(当たり前だ)

〇ナイン 前回、5つエラーしたセカンド増田は今日も守備機会2つで全てエラー(それでもよくぞ勝てたものだ)

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オープンハウス伊勢川

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〝俺がエラー王だ〟記録を破ってみろ オープンハウス増田

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〝俺がRBA最強のビッグマウスだ〟オープンハウス光永

IMG_8325_四回、二走門前(8)が後続の左前適時打で生還し東京セキスイハイム逆転.jpg
3回、東京セキスイハイム門前(8)が後続の左前適時打で生還し逆転た場面

 

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3回のグローバル住販の攻撃(左から柴崎、谷繁、次打者の橋本)

ミサワホーム神奈川3-4グローバル住販

  1 2 3 4     合 計
ミサワホーム神奈川    
グローバル住販 1X    

 

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ミサワホーム神奈川 中尾(左)と大沼

 グローバル住販がサヨナラ勝ち。8番の佐々監督がサヨナラ打を放った。先発の六尾が同点に追いつかれたあと登板した谷繁が無失点に抑えた。ミサワホーム神奈川はミサワ東京に続き、谷繁に抑えられた。

 グローバル住販は3回、2死から六尾の適時打で9番柴咲、3番谷繁が生還して2点を先制した。ミサワホーム神奈川は中尾-大沼とつないだが、あと1点が奪えなかった。

●長島監督 相手はミサワキラーだ。ミサワ東京に続いてうちもサヨナラ負け。8番バッター(佐々監督)に打たれた。うちの8番吉田は足が遅い。レフトオーバー3塁打を放ったまではよかったが、楽々ホームインできるのに本塁で憤死。試合は負けましたが、今年は本当に、大会を開いていただけて感謝しております。ありがとうございます。来年、出直します

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先制打を放ったグローバル六尾

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ミサワ 吉田

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〝岩岩コンビだ〟リスト岩島(左)と岩畑

リスト(91)14-1みずほ不動産販売(88)

  1 2 3 4     合 計
リスト 13       14
みずほ不動産販売      

 

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〝なんで打たれたのか、俺も分からん〟みずほ不動産販売 丸山

 リスト打線が大勝。4回に打線が爆発、大量13点を奪った。新エース三上は1発を浴びたが1失点。みずほ不動産販売は1番鈴木の一発のみ。丸山投手が突如崩れた模様だが、どうしてかは不明。

〇上之園捕手 三上は調子よく、組み立てやすかった

〇岩畑 今日は〝岩岩コンビ〟3番岩島さんはライト前タイムリー、わたしは4番、レフト前タイムリー。5番杉山さんは右翼超え特大3塁打、7番山中さんもヒットを打った。チームは2ケタ安打

〇三上 今日は力八分目で投げた

●岩本 野球はこういうときもある。11月15日は銀行系不動産会社の対抗戦をやる

●鈴木 打ったのは真っすぐ

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リスト 三上

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〝トライ〟リスト杉山

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〝敗戦処理じゃないぞ、俺が抑えだ〟リスト舟山

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みずほ不動産販売 鈴木(左)と小暮

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旭化成ホームズ 松田(左)と今野

旭化成ホームズ(93)3-2野村不動産​ソリューションズ(91⇒89)

  1 2 3 4     合 計
旭化成ホームズ 0    
野村不動産​ソリューションズ    

 

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野村不動産​ソリューションズ岡野

 旭化成ホームズが接戦を制した。最終回、代走で出塁した北寒寺が犠飛で決勝点を挙げた。〝怪物〟今野(44)が好継投。野村不動産ソリューションズは先発したエース茂木が初回に負傷降板、急遽登板した岡野は旭化成打線を1安打に抑えたが、及ばなかった。

 旭化成ホームズは初回、先頭橋本が四球出塁を足掛かりに三進し、バッテリーエラーの間に本塁を突いて先制。二回に逆転を許し1点を追う五回、この回先頭の7番水久保が四球を選び、盗塁と敵失からから三進した後、続く石川の内野ゴロで同点とした。最終回、5番吉田がチーム唯一の安打を放ち、ここで佐藤監督が「代走北寒寺」。北寒寺は犠飛で決勝のホームを踏んだ。大会中止前の2019年にデビュー登板していた松田が序盤3回を投げ、四回途中から継投した今野が後半を無失点に抑えた。

 野村不動産ソリューションズは初回の守りの場面、二死三塁、相手4番の打席で茂木が左脚を負傷。代わって岡野が内野から登板。落ち着いたテンポの良い投球で6回3分の1を被安打1、2失点(自責1)に抑えた。攻めては二回無死、3連続四死球で得た満塁機に8番小西が適時二塁打で逆転。さらに四回、二塁に走者を置いたが、そこで登板した旭化成2番手今野に封じられた。

 審判も「いい試合は速い。素晴らしい」「たくさんの試合を見ているが、本当にいい試合」と絶賛した。

○佐藤監督 打者は気持ちよく打ちたい、でも気持ちよく振るだけでは打てないのだと、今日は特に若手に経験になったと思います。ベテランの温存ということではなく、今野と北寒寺がいないと負けるチームではだめです

○松田(日体大時代の全日本代表) 先発が決まってからはジムでのベンチプレスを控え、肩の負担を減らして備えました。今日は四死球を出し、本来の打たせて取る投球ができていない。次の登板機会には無四球無失点、力まないようにします

○今野 松田は直球と変化をまんべんなく投げとても良かった。二回のコントロール、その1イニングだけです(今野が登板し、2者に対した投球を見た。あのスライダーは誰も打てない)

△(次戦の準決で対決する)リスト三上らナイン 今野さんの投球? 見ました。スライダーがキレキレ。でも大丈夫。攻略できる。うちが勝つ(と宣戦布告)

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決勝のホームを踏んだ北寒寺を迎えるベンチ

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五回、水久保が生還した場面(記者はこの時の攻撃を見ていた。いかにも旭化成らしい攻撃だった。水久保が打席に立つとき、次打者の石川は「役割分かっているだろ」と声を掛けた。水久保は四球で出塁。すかさず盗塁を敢行した。タイミングは微妙だったが、捕球に入った遊撃手が球を後逸=記録は捕手の失策か=する間に水久保は三塁を陥れた。石川は犠打もあるかと思ったが強振し、強烈な一塁ゴロ。一塁手は好捕したが、本塁送球を一瞬ためらう間に水久保が生還した。無安打で盗塁と内野ゴロで得点できるのが旭化成の伝統だ)

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今野

「本当によく声を掛け合う最高のチーム」野村不ソリュ

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 第30回大会で東京ドームでの総合優勝を経験した小林監督とOB吉本氏が「小粒だが本当によく声を掛け合う最高のチーム」と口をそろえる、今季の野村不動産ソリューションズ。その良さが如実に感じられる一戦だった。

 初回でエースを欠き、ナインが動揺したのは間違いない。だが代わった岡野が後続を断つと、そこからナインは見事に奮起した。各自が大きな声を出し、元気に、楽しい雰囲気で。岡野が二回を4人で抑えれば皆で笑顔で囲み、その裏で死球を受けた長谷川は一塁へ向かいながら持ち前の明るいキャラクターで笑いを誘う。満塁機で打席に立つ小西にはベンチが温かくも容赦のない声援プレッシャー。小西は一振りごとに苦笑しながらも耐えて二塁打、2者生還で逆転を果たした。チームは大盛り上がり。すると今度は「気を抜くなー」と引き締める声が飛ぶ。守備でも声掛けでしっかり連係。五回に同点、最終回に逆転されても、最後まで明るく元気にプレーした。

 試合後のミーティングで、監督と吉本氏が代わる代わる若手に語り掛けた。「大宮に集まって、今日楽しかっただろう?」「これが草野球。草野球を極める面白さがある」「楽しんでやろう。そして会社を盛り上げられたらいい」。痛みをこらえて立った茂木も「傍から見ていて、いいチームだなと思った。応援しています」と、引退をほのめかすような冗談めいた表現で、場を和らげていた。

●小林監督 若いメンバーが入り、総合優勝時からメンバーが大きく変わった。一から集めた中で生きのいい選手たちが入り、声の掛け合いが非常に良くて、守備もいい、来年につながるチーム。雰囲気よく楽しんで、強くなると一番

●OB吉本氏 退社後も野村野球部の活動は続けていて、本当は出たいしいつでも出られる態勢だが、RBAルール上だめなので応援や助言をしている。今日は岡野がこんなに投げられると分かった。草野球らしい、いいピッチャー。相手も驚いたでしょう。今のメンバーは小粒で長打者はいないんですよ、でもみんなで声を掛け合ってつないで守る、雰囲気最高のチームなんです。これで試合が終わるのは残念、流通カップをぜひ開いてほしい。何とかRBAにOB枠もお願いしたいです

●茂木 球が抜けて前へ出たところで足を痛めた。こんなの初めて。岡野がテンポよくストライク先行で投げて、スピードとはまた違う良さで、いいピッチングをしてくれた

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二回、逆転に沸く野村ベンチ

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東急リバブル 満塁弾を放った奥富捕手(左)と井上投手

東急リバブル(92-1積水ハウス京葉(8790

  1 2 3 4     合 計
東急リバブル    
積水ハウス京葉    

 

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積水京葉 生田

 東急リバブルが快勝。重盗を2回成功させるなど相手バッテリーを揺さぶり、奥富が満塁弾を放ち試合を決めた。井上投手は12個の三振を奪い、1失点(自責ゼロ)の好投。前試合で25年前の1試合奪三振記録に並ぶ16個の三振を奪った積水ハウス京葉の生田投手は、相手のそつない攻めに屈した。

 東急リバブルは初回、先頭の竹内が中堅前安打を放ち、続く濱は四球を選び好機をつくり、重盗を決めた1死後、4番河野の内野ゴロで1点先制。2回には、この回先頭の6番近藤と続く星川が連打し重盗を決めた後、8番畑野の投手ゴロで近藤が生還。1点差に追い上げられた5回は、この回先頭の近藤が中堅前安打、続く星川は投手ゴロで近藤は2封されたが、星川は2盗、3盗を込め、9番羽方の内野安打で1点追加。さらに竹内の安打と濱の四球で満塁と攻め立て、3番奥富が中堅越え満塁弾を放ちこの回5点。試合を決めた。

 打線は11安打を放ち、重盗2回を含め9盗塁するなど機動力を発揮した。主砲の河野と5番高岡などを除き右打者は右へ、左打者は左へ打つなど、投手攻略の基本も徹底したようだ。

 井上投手は味方の拙守で1失点(自責はゼロ)したが、被安打4、奪三振12、与四球1の完投。

 積水は完敗。2点を追う積水は2回、この回先頭の5番斉藤が幸運な左翼前安打を放ち、牽制で1、2塁間に挟まれたが、相手の連係ミスで3進した1死後、7番隅の左翼前安打で1点を返したが、その後は井上投手に抑えられた。期待の2番栗田は3タコ。

 生田投手は相手のしつこい攻撃に屈したが、自ら2安打を放つなど意地を見せた。

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リバブル井上投手

○大槻監督 予選から間隔があいたがきちんと練習を積んできた。4強は8年ぶり。細かなミスがあったので、精度を高めるのが課題(試合は一部しか見ていないが、上下むらなく打つのは今回も同じ。井上投手も安定感を増した。棚橋捕手を攻略したのもさすがと言うべきか)

●生田 この前の試合で15奪三振となっているが、奪ったのは16個(事実を確認し、記録を訂正する予定。16個なら第10回大会のテーオーシー土屋投手と並ぶ25年ぶりの大会記録樹立)。相手はよく打つ(前回の生田の投球は一部しか見ていないが、リバブル打線をゼロ封するのは難しいと見ていた。予選ではストレートが高めに浮く場面がしばしばあり、長打を許した)

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リバブルベンチ(手前は大槻監督)

 

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積水 1点を返した場面

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この日は3タコの可愛い栗田https://www.rbayakyu.jp/rbay-rbayakyu/item/7263-2023-11-01-15-50-30

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三菱地所ホーム

スターツコーポレーション0-1三菱地所ホーム

  1 2 3 4     合 計
スターツコーポレーション 0    
三菱地所ホーム    

 

米川.jp_
三菱地所ホーム 米川 

 三菱地所ホームが米川の投打にわたる活躍で完封勝ち。放った安打は2本のみだった。スターツは惜敗。好投した小貫を援護できなかった。

 三菱地所ホームは2回、この回先頭の4番馬越が左翼超え3塁打を放ちった2死後、7番米川の左翼前適時打て1点先制。その後は無安打に抑えられた。放った安打はこの回の2本のみ。鈴木監督は欠場した。

 米川投手はコントロールがよく、コーナーに多摩を集め、被安打3、打たせて取るピッチングが光った。

 スターツは3回、1死から9番小貫が中堅越え3塁打を放ったが、後続が凡退。スターツは小貫投手が完投したのか。3回以降は無安打に抑えただけに惜しかった。

〇ナイン もはや〝出ると負け〟のチームではない。期待の馬越も3塁打を放った

○小林主将 元気と粘りで何とか勝った。タイミングよく要所でいいプレーが出て、米川投手中心に、逃げ切った

○米川 相手投手のコントロールが良く、真ん中近辺に狙い球を絞って、まっすぐ1本。それが決勝打になった

●ナイン これ書いといて。野口が不在。野口のせいで負けたと

●篠田(25) 宅建? 4回目で32点。民法で3点くらいしか取れなかった。来年頑張る

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スターツ 篠田(左)と大誠

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スターツ 小貫

◇      ◆     ◇

 試合前と試合中、三菱地所ホームの〝勝利の女神〟や自称〝デブ〟の馬越らと歓談したのだが、ナインはみんな注文住宅の販売担当のようで、小生が絶賛した「江北小路」や先日書いたみなとみらいの「マンションリフォーム」について全く貼らないようだった。記事を添付する。ぜひ読んでいただきたい。

 鈴木監督は年を取り、〝ハエが止まるストレート〟すら投げられないのは分かるが、頭脳的ピッチングをする米川投手はいいですよ。監督が次回に出場したら、みんな委縮して元の木阿弥に陥る危険性は否定できないし、相手は決勝Tに勝ち進んでもおかしくなかったポラスだから、勝算は限りなくゼロに近いが、記者とまた漫談でもやろうではないか。

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掃き溜めに鶴、美女と野獣の図 三菱地所ホーム〝勝利の女神〟(左)と3塁打を放った自称〝デブ〟体重100キロの馬越(記者は「馬肥」と聞こえた)

木質化PJ「KIGOCOCHI(キゴコチ)」マンションリフォーム提案 三菱地所ホーム(2023/10/14)

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