RBA OFFICIAL

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伊藤忠ハウジングナイン

ポラスグループ1-10伊藤忠ハウジング

  1 2 3 4     合 計
ポラス 0      
伊藤忠ハウジング       10

 

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佐久間投手

 第35回RBA野球大会水曜ブロックは11月15日(水)、大宮健保グラウンドで予選敗退チーム同士のトーナメント(RBA日本モンゴル国親善野球大会)決勝戦が行われ、伊藤忠ハウジングがポラスグループに10-1と圧勝した。この種の大会はRBA初で、同社が初代の王者となった。

 伊藤忠は初回二死満塁、6番大倉の内野安打で1点先取すると、二回に9番佐久間が2ランを放ち、さらに三回、佐久間の3点三塁打と1番河嶋の2ランでポラスを突き放した。四回にも3番福澤の左越え特大本塁打と7番川岸の右適時打で2点を加えた。佐久間は本塁打、三塁打、内野安打で3の3、6打点の活躍。

 先発は7月5日以来4カ月ぶりに佐久間が登板、予定の2回を打者6人に抑え好投したが、欲を出して続投したという三回に突如崩れ、3連続四球を与えたところで2番手斉藤に後を託した。斉藤は最初の打者に犠飛で走者を返された他は無失点。

 ポラスは打線が振るわず。三回に7番斉藤、8番岩瀬、9番高屋の「左3人衆」が3連続四球を選び、1番山田の犠飛で1点を返したが、安打は五回に吉澤、六回に清水がともに左方向に放った散発2短打にとどまった。投手は岩瀬ー吉澤。

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初回、大倉が先制打

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三回、2ランを放った河嶋(左)と河嶋を迎えるナイン

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四回、福澤がソロ本塁打

 

○杉山監督 今季最終戦、いい終わり方ができた。来年はドームに行きたい 

○佐久間 サイクルならず。投球は…みんなに「すみません」。欲を出して3回いったが、2回で出し切っていた(え、佐久間が投げた? 監督は佐久間は来季に備えて調整させると言ったではないか。サイクルを逃した? 打者に転向か)

●石橋監督 若い選手が入ってきている。来年は若い人間を中心に、決勝トーナメントへ行きたい 

●清水 吉澤が先発したら戦えたんじゃないか(こんな大佐になるとは予想していなかったが、誰が投げても結果は同じになったはずですよ清水さん=口悪記者はみていないが、ポラス打線は若い伊藤忠の投手を攻略するのは難しい) 

●岩瀬 相手が強かった(3回は抑えると予想したが…)

▽投手

[ポラス]●岩瀬ー吉澤

[伊藤忠]○佐久間ー斉藤

▽長打

[伊藤忠]本塁打:佐久間2号2ラン(二回=岩瀬)、河嶋2ラン(三回=岩瀬)、福澤3号ソロ(四回=吉澤)、三塁打:佐久間(三回=吉澤)、二塁打:神原(五回、吉澤)

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斉藤投手

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ポラス岩瀬投手(左)と吉澤投手

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「ドーム経験者は私だけ、来年はみんなを連れていきたい」杉山監督

 

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みずほ不動産販売ナインと役員ら応援団

三菱UFJ不動産販売3-4X三井住友トラスト不動産

  1 2 3 4     合 計
三菱UFJ不動産販売 0        
三井住友トラスト不動産 2x         4

 

みずほ不動産販売10-1三菱UFJ不動産販売

  1 2 3 4     合 計
みずほ不動産販売 0 6         10
三菱UFJ不動産販売        

 

三井住友トラスト不動産2-2みずほ不動産販売

  1 2 3 4     合 計
三井住友トラスト不動産 0        
みずほ不動産販売        

 

  みずほ不販 三井住友トラスト 三菱UFJ不販 勝敗分
みずほ不販 -- 2-2 10-1 1-0-1
三井住友トラスト 2-2 -- 4-3 1-0-1
三菱UFJ不販 1-10 3-4 -- 0-2-0

※試合は5回、または80分。勝敗が同じの場合は得失点差で上回ったチームが上位

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優勝を決めた同点弾を放った木暮

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木暮(硬式に慣れていないと思っていたが、地元の草野球も行っているとか。RBA三冠王の岡住、北寒寺を超えるのはこの男か。足もそこそこ)

 みずほ不動産販売が4連覇-銀行系不動産会社の三井住友トラスト不動産、三菱UFJ不動産販売、みずほ不動産販売3社恒例の野球大会が11月15日(水)、千代田区・大濠公園で4年ぶりに総当たり方式で行われた。実質的な決勝戦となった三井住友-みずほ不販は2-2の引き分けとなったが、得失点差でみずほが優勝。コロナ禍で中止になっていた過去3年を除き4連覇を達成した。2位は三井住友、2連敗の三菱UFJが3位。

 試合前、今回の大会幹事会社の三菱UFJ不動産販売・黒田健社長は「(コロナ禍過で)4年ぶりの大会。この業界(不動産売買)には12~13万人の従事者がいる。野球ファンも多い。切磋琢磨しながら、幸せをかみしめながら頑張っていただきたい」と挨拶した。

 進行役を務めた同社元エースで、何人もの女性追っかけファンを引き連れて球場に現れた石本(42)は「久しぶりの大会。仲介と野球好きが集まった大会。楽しい大会にしたい」と語った。

 同社梁島コーチが「仕事に差し障りにならないよう頑張ります」と選手宣誓した。

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左から黒田氏、石本、梁島

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銀行系3社の親睦野球大会(大濠公園で)

 2013年センバツ高校野球大会で優勝した浦和学院の主軸でプロも注目したという木暮(きぐれ=28)は2試合6打席3打数3安打、満塁弾と決勝弾となったソロを含む6打点の活躍。守備でも3塁を守り、プロ並みの好守も披露した。エース丸山も2試合で7回を投げ、1失点(本塁打)、被安打2、4奪三振、打っては6打数3安打(本塁打1本)と木暮と同じ働きをした。

 大会には、各社の社長をはじめ役員クラスなどたくさんの応援団が駆けつけ、選手も含めて100人超(記者推定)が参加した。試合後は、場所を改め表彰式・懇親会が行われた。

 MVPは誰が選ぶか不明だが、両翼は100m前後で中堅は70mというグラウンドの狭さを考慮しても、けた外れの力を披露した木暮か、ほぼ完ぺきのピッチングをした丸山か。敢闘賞は三井住友のみずほ戦で好投した市川投手か、三菱UFJ戦で最終回に同点打を放った知念か。技能賞(と呼べば)はみずほ戦でチーム唯一の2安打(1本は本塁打)を放った三菱UFJの佐和田か。

 

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三井住友トラスト不動産ナインと応援団

みずほ不販2連覇 丸山が快投 2位・三井住友 3位・三菱UFJ 信託銀行系野球大会(2018/11/14)

みずほ不動産販売が優勝 銀行系不動産会社 恒例の野球大会(2017/11/15)

 

 

 

 RBA野球大会水曜ブロックは11月15日(水)、予選敗退チーム同士の大会(RBA日本モンゴル国親善野球大会)決勝戦ポラス-伊藤忠ハウジングが行われる。いか、記者のどっちも〝勝って〟予想。

 ポラスも伊藤忠ハウジングもクジ運が悪かった。本来なら双方とも決勝トーナメントに進出できる力を持っている。

 予選敗退で士気がどうなっているかだが、これまでの戦いぶりからして伊藤忠が優勢と見た。先発するはずの斉藤も、抑えに回る福澤もいい。双方とも打力もあり、ポラスを圧倒するか。

 ポラスは、先発する岩瀬が3回まで抑えるのが勝つための最低条件だ。3回まで無失点か最少失点の展開に持ち込めれば勝機が生まれる。打線は互角。斉藤、福澤をパニック状態に陥れたい。でないと、早々と白旗を掲げるシーンもありうるとみ。

 

 第35回RBA野球大会日曜ブロック決勝戦、ケン・コーポレーション-三菱地所の試合が11月22日(水)0:00~02:20、東京ドームで行われことが決定した。深夜であり、スタンドを利用すると経費もかさむことから、グラウンドのみの使用となり、双方の選手と運営スタッフを含め総勢50人程度の制約がかかる。

 東京ドームで決勝戦が行われるのは、コロナ禍の影響などにより4年ぶり。決勝戦に進出するのは、ケンコーポは第27回大会以来8年ぶり、三菱地所は第7回大会(1995年)以来28年ぶり。

 両チーム器今年の大会予選で一度対決しており、三菱地所が4-1で快勝している。

 水曜ブロック決勝戦、東急リバブル-リストは12月6日(水)13:00~で調整中。

三菱地所 王者ケンコーポを破る 社が投打に活躍 ケンコーポ上松 初回に連打浴びる(2023/7/10)

 

 本日(11月8日)行われる予定だった第35回RBA野球大会水曜ブロック予選敗退チーム同士のトーナメント準決勝戦(RBA日本モンゴル国親善野球大会)2試合は、相手チームの選手が揃わなかったため伊藤忠ハウジングとポラスグループがそれぞれ不戦勝した。決勝戦の伊藤忠ハウジング-ポラスグループは11月15日(水)、大宮健保グラウンドで行われる。

〇伊藤忠ハウジング(不戦勝グローバル住販●

  1 2 3 4     合 計
伊藤忠ハウジング 0    
グローバル住販    

 

●オープンハウス(不戦勝ポラスグループ○

  1 2 3 4     合 計
オープンハウス 0    
ポラスグループ    


 

 

 

 第35回RBA野球大会水曜ブロックは11月8日、予選敗退チーム(RBA日本モンゴル国親善野球大会)準決勝戦2試合が大宮健保グラウンドで行われる。いつもの記者のどっちも〝勝って〟予想。

伊藤忠ハウジング-グローバル住販

 好カード。戦力は互角、どちらか勝つか全くわからない。伊藤忠の先発は斉藤だろう。やや制球を欠く場面もあるが、力で押すタイプ。相手打線なら最少失点に抑える力がある。打線もみんな上り調子にあるとみた。振りが鋭い。

 グローバルの投手は、これまで通り中尾-谷繁の継投だろう。中尾が踏ん張れば、谷繁は完璧に抑える。谷繁が投げる段階でリードしていたらグローバルが勝つ確率はかなり高い。伊藤忠が中尾を攻略できるかどうかの試合でもある。グローバル打線はメンバー次第。斉藤、福澤らにきりきり舞いするシーンもあると見た。

ポラス-オープンハウス

 互角だが、投手に不安があるポラスに対して、投打とも若手が元気なオープンハウスがやや優勢と見た。ただ、守備率がほとんどゼロ(2試合で6失策)の増田二塁手が狙われたらどうなるか分からない(ポラスにそんな技量があるかどうかだが)

 ポラスは、先発の岩瀬は3回が限度。ここまで完璧に抑え、リードを奪いたい。相手は投攻守とも粗さが目立つので機動力を生かしたいが、ナインの高齢化も進んでいる。対応できるか。不安が先立つ。

 

IMG_8449_五回、4番福澤が本塁打、ナインに迎えられる.jpg
-本塁打を放った福澤を迎える伊藤忠ハウジングナイン

伊藤忠ハウジング7-3住友不動産販売

  1 2 3 4     合 計
伊藤忠ハウジング 0      
住友不動産販売      

 

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住友販売 伊藤博

 伊藤忠ハウジングが快勝。福澤はあわよくばサイクルの猛打賞、神は4打点の活躍。投げては斉藤-河嶋-福澤の3継投でそれぞれ最少失点に抑えた。住友不動産販売は先発の川東(川東碧悟道の末裔か)が2回途中で肘を痛めるアクシデントで降板。急遽登板した伊藤博も伊藤忠の勢いを止められなかった。伊藤忠の準決勝戦相手はグローバル住販。

 伊藤忠は2回、この回先頭の4番福澤が左翼前安打を放ち盗塁を決め、続く上野の右翼飛で3塁を狙ったがアウトとなったが、6番川岸が死球で出塁、続く杉山が右翼前に運び好機をつくると、8番の斉藤のところで、住友の先発川東の暴投で川岸が生還。川東は肘を裂断した模様で、病院に運び込まれた。

 同点に追いつかれた3回は、この回先頭の1番河嶋、2番神原の連続四死球と暴投、3番神の内野ゴロで勝ち越し、さらに4番福澤の中堅越え3塁打でこの回2点。

 5回は福澤が猛打賞となる本塁打、6回は2死から9番服部、河嶋の連打と神原の四球で満塁とすると陣が走者一掃の左翼越え2塁打して試合を決めた。

 続いて打席に立った福澤は2塁打を放てばサイクル安打の場面を迎えたが、1塁フライに倒れて大記録を逸した。

 先発の斉藤は5回被安打ゼロ、1失点(自責ゼロ)、2番手の河嶋は1回1失点、福澤は1回1失点(自責はゼロ)。

 住友販売は2回、川東に代わって打席に立った5番前田監督が敵失で出塁し3つの四死球で1点を返し同点。3点を追う6回は2番北側の右翼越え本塁打、7回は敵失で1点返したが、反撃もここまで。川東の後を継いだ伊藤博は被安打8、与四死球3、6失点。

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伊藤忠ハウジング斉藤

IMG_8429_二回、前田が同点のホームを踏む.jpg
押し出しで生還した前田

IMG_8442_三回、伊藤忠3点目.jpg
3回、3点目のホームを踏む神

〇斉藤 福島大の準硬式出身で、東北6大学で一度、打率.390くらいで首位打者になったことがある

〇福澤 まさか、記者があんな不公平なヤジを飛ばすとは…あれがなければ2塁打打てたかも(福澤、申し訳ない。記者が伊藤投手に〝サイクルがかかってんだ、真っすぐの緩い球を投げよ〟と叫んだのがいけなかった。伊藤は弱きをを助け強きをくじく性格であることを忘れていた。むきになっていい球を投げた)

●北川(24) 仙台出身で、東北副時代は草野球(6回絵に描いたような見事な本塁打を放った)

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北川

●伊藤博 この前の試合からけが人が続出し、若手も2人しか集まらなかったのが敗因

●林 野球? 専ら観戦。やったことない。今日はダブルヘッダー。阪神ファン(6回、逃げ腰で三振。夜は雄たけびを上げたのか)

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4打点の神(左)と福澤

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左からけが人続出で打席に立った林、越前、伊藤博

 

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当のヒーロー井上(左)と打のヒーロー羽方(宅建試験でも井上は43点、羽方は42点の高得点で合格をほぼ確定)

東急リバブル(928-0一条工務店(8890

  1 2 3 4     合 計
東急リバブル 0        
一条工務店 0         0

(時間切れ) 

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一条工務店 村井

東急リバブルが5回までに10安打を浴びせ圧勝。新人エース井上(23)は被安打16つの三振を奪うなど準パーフェクトのピッチング。新人の羽方(23)が3安打猛打賞。宅建試験でも井上は43点、羽方は42点の高得点で合格を確実にした。竹内はシーズン4本目(5本目か)となる本塁打を放った。一条工務店は登板した3投手が失点を重ねた。初の決勝進出を逃した。

東急リバブルは初回、先頭の竹内が死球で出塁し、2番濱、3番奥富の連打で1点先制。さらに2つの四死球で1点追加。2回は、この回先頭の9番羽方が安打し、濱と4番河野の安打で1点加点。4回はまたも羽方の安打を足掛かりに2つの四死球をからめ竹内、河野、5番高岡の安打などで3点を追加し、5回は羽方が猛打賞となる安打を放つと、竹内が2点本塁打して突き放した。放った安打は10安打。

井上投手は初回、先頭打者の中野に右翼越え2塁打を許したが、その後は四球による1人の走者を出したのみで、奪三振6の完璧のピッチング。

一条工務店は手も足も出ず完敗。放った安打は初回の中野の1本のみ。先発の村井、2番手の町田、3番手の永井とも失点を重ねた。

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先制に沸くリバブルナイン

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四回無死満塁、河野がタイムリー

○竹内 インコースにちょうどきて回転させることができ本塁打。たまたまです。決勝戦ではまずは勝つこと。1番として出塁することと、打者としていいところで1本、1打を。警戒されても、どう打ち崩すかです

○河野 1打席目の三振の後、2打席目でいい球に絞り真っ直ぐを打ってタイムリー。決勝戦はまず、怪我をしないように、ですね

●草彅監督 リバブルさん強かったです。隙が無い。リバブルさんと旭化成さんには無得点で負けました。ランナーを出すことから、出直します。来季目標は「準決勝で1点取る」。日進月歩です

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投げるごとに成長する東急リバブル井上

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本塁打を放った竹内を迎えるリバブルナイン

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竹内

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〝ママ、コノヘンナオジサン、コワイヨ〟一条工務店 加藤とご家族

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〝パパヨリウマクナルカラネ〟

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健闘を称えあう両監督

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東急リバブルナイン

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一条工務店ナイン

「若手中心」宣言から始動、試合ごとに成長し決勝切符 東急リバブル

 今季無敗、18年ぶり決勝切符をつかんだ東急リバブルの大槻監督に、コロナ渦からここまでのチームづくりについて聞いた。

    *

 久しぶりに大会を開いていただけて、本当に感謝しています。コロナの真っ只中は、各社さんも同じかと思いますが、会社員で、休みの水曜に野球で感染するわけにいかず、活動ができませんでした。その間に事情が変わって野球に出られなくなった人もいます。そして今季、一気に新メンバーが加わり、6~7人が根付いて、頑張ってくれました。

 シーズン初めにキャプテンたちと、若いメンバーを中心にすることを宣言してスタートしました。準備運動や練習試合をし、大会に入ってからも、特に入社1年目の井上投手は試合ごとに成長し、チームも試合ごとにまとまってきました。各社さんとのお付き合いもできました。

 社のコーポレートロゴ刷新がきっかけで、今季はユニフォームを10年ぶりに一新しましたが、それも、若手が中心となって制作しました。社内調整には大見(現執行役員)も動いてくれて、皆で実現できました。前回10年前のユニフォーム更新は平元(元専務)のおかげがありますし、歴代OBがチームをずっと応援してくれています。

 決勝戦、東京ドームで社の皆に見てもらいたい。過去10数試合の準決勝・決勝経験から、チームに戦い方を浸透させること、例えば、打てなかったら打てなくても点がとれる戦い方をするなど、引き出しが重要です。幅広い技、心技体をさらに磨いて、決勝を戦います。

 

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〝俺の球を打てるか〟リスト三上投手

旭化成ホームズ(931-3-リスト(9192

  1 2 3 4     合 計
旭化成ホームズ 0 0 0    
リスト 0    

 

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暴投で生還した旭化成ホームズ橋本

ベテランと新戦力が機能したリストが12年ぶり決勝進出を決めた。彗星のように現れた新戦力の三上投手が旭化成ホームズ打線を2安打1失点(自責はゼロ)に抑え、打撃不振に陥っていたベテラン山中が逆転の2点適時打を放った。〝王者〟旭化成ホームズは〝慶大カルテット〟など新戦力が不発、未開催を含めて6年連して決勝進出を逃した。

初回の3番岩島と4番岩畑の連打の好機を逃したリストは2回、1死から8番倉持が死球を選び、続く後藤の投手ゴロで2進したあと、1番上之園の平凡な投手ゴロが1塁悪送球となり、倉持が生還して同点。2番大室も右翼前に運んだが、上之園は本塁憤死、この回1点どまり。

3回は、この回先頭の3番岩島が内野安打で出塁、4番岩畑の内野ゴロで岩島は二封されたが、5番杉山は四球を選びパスボール(暴投か)でそれぞれ塁を進めた2死後、7番山中が適時打を放ち2者が還り逆転。その後も2つの四死球で満塁と攻め立てたが得点ならず。

三上投手(24)は初回、いきなり味方の失策で走者を許し、安打と2つの暴投で1失点したが、2回以降は立ち直り、被安打26奪三振、2四球とほぼ完ぺきに抑えた。球威のあるストレートとキレのあるスライダー、ツーシームを低めに集めた。

旭化成は完敗。初回、先頭打者の〝韋駄天〟橋本が内野ゴロエラーで出塁し、続く高原の左翼前安打で12塁の好機をつくり、2つの暴投で橋本が還り先制。さらに4番石坂の四球で113塁とチャンスを広げたが後続が凡退。

6回、この回先頭の高原が2本目の安打を右翼前に運び、続く北寒寺の放った痛烈な当たりはショートライナーとなり、1塁走者は帰塁できず(エンドランか)併殺となったのが痛かった。2回以降の残塁は2死からの敵失と四球による2つのみ。得意の機動力が封じられた。

先発の清水投手は初回、緩急をつけたピッチングで平凡な外野フライと三振に斬って取るなど絶好の立ち上がりを見せたが、安打を許してから力みからか制球を乱した。3回を投げ被安打5、与四死球53失点(自責は2)。

4回から登板した〝怪物〟今野は2安打されたが、動揺することなく相手打者を手玉に取った。6回、相手の2番打者大室にカウント3-0から右翼飛に討ち取った球は内角ギリギリ、ストンと落ちた。

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倉持監督(左)と岩島

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試合後、今野を称える倉持監督

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大室

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初回、生還した橋本を迎える旭化成ホームズナイン

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清水投手

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今野投手

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高原

〇倉持監督 ナイスゲーム(決勝戦はただで、あるいは会社負担で明日香さんの始球式を見たい)

〇三上 この前、抑えて見せるといったでしょ。セカンドゴロが多かったようにツーシームがよかった。(あの2つの被安打は球が甘い)完ぺきというわけにはなかなかいかない

〇田中 今野さんから打ちましたよ(今野は、相手が打てないとみると手抜きすることを知らないようだ)

〇舟山 相手の打線がいい? 打線は水もの。野球は守り(仰る通り)

〇大室 3試合で6安打(ン? この打者は要注意)

●清水 西武の佐藤と同期? わたしのほうが1歳年上。レギュラー? 補欠で公式戦の出場機会はほとんどありませんでした

●高原(23) …厳しい。神奈川大の準硬式でした(一人気を吐く2安打)

●吉田 後輩たちが今年は活躍してくれた。甲子園は生で応援に駆け付けた。今日は相手投手が良かった。オフは地獄のトレーニングを積んで来季に備える(慶大カルテットの一人。この前は「本格派投手のほうがやりやすい」と言った本人ではなかったか。この日は5番で1三振と1塁ゴロと1塁ファウルフライの3タコ)

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左から杉田、田中、舟山、鈴木、杉山

リストのベテランが奮起した。この日、選手登録していた約20人の中で、13年前の試合に出場していたのは6人のみだったが、それぞれ存在感を示した。

その代表格が、横浜高校時代、松坂にエースの座を奪われた〝悲運の男〟杉山(44)。ここ数年はトライアスロン夢中になり、フルマラソンでも3時間を切る成績を残しているが、RBA野球に出場することはあまりなかった。

ところが、前試合で久々に出場していきなり特大3塁打を放つと、この日は初回、2塁手の送球を捕球できず(記録は二塁手の失策)、失点につながったが、それ以降は難しいゴロ、飛球を難なくさばいた(西武の山川クラス)。打撃でも2つの四球を選び1得点の大活躍。

もう一人は法大時代の主軸打者だった岩島(37)だ。記者は新人のころから見ているが、歴代の外野手の10本指の中に間違いなく入る。今年は予選で脚を痛めると(肉離れか)、その後は出場することもなかったが、この日は3番を打ち、3安打猛打賞。予選で痛めた脚を再び痛め2塁どまり、途中交代したが、ナインを鼓舞する役割を十分果たした。

3人目は主将の〝ビッグマウス〟山中。西武山川選手(たとえは適当でないか)と同じ体形で、その影響かどうか分からないのだが、今季は絶不調。4番を降格され、この日はDH7番。この口先男が決勝打を放った。

このほか、出番がなかったかつてのエース舟山、いぶし銀の鈴木、意外性のある田中、杉田らも元気な顔を見せていた。

対する旭化成ホームズも、今野が素晴らしい投球を披露したし、北寒寺は1三振(あれは三上投手を褒めるべき。ストレートかスライダーか判別できないが、素晴しい球を投げた)したが、3打席目は見事にとらえた。このほか、ベテランの橋本は健脚ぶりをアピールしたし久保田、平山らもベンチ入りしていた。

傷口に塩をすり込むような真似はしたくないが、〝慶大カルテット〟を含め、西武の佐藤投手の1年先輩の筑波大卒の清水、全日本軟式の日本代表だった松田らは猛省すべきだ。

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田中

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リスト9番後藤(左)と6番荒木(26歳の独身の後藤は、関内のプラウドマンションの北向き1LDKを坪320万円=中古のはず=を、24歳の既婚者の荒木は上大岡の戸建てを4,000万円台でそれぞれ買ったとか。後藤は彼女を募集中)

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岩畑(左)と中山

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試合前の旭化成ホームズ佐藤監督(かわいそうで、試合後は声を掛けられなかった)

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逆転の2点決勝打を放ったリスト山中(右)と逆転のホームを踏んだ岩畑

 決勝戦はリストV.S.東急リバブル-第35回RBA野球大会水曜ブロックは11月1日(水)、準決勝戦2試合と、予選敗退チーム同士のトーナメント1試合が行われ、準決勝戦は旭化成ホームズを3-1で下したリストと、一条工務店に8-0で圧勝した東急リバブルが決勝に勝ち進んだ。リストは13年ぶり、リバブルは18年ぶりの決勝進出。予選敗退チーム同士の準々決勝戦は伊藤忠ハウジングが住友不動産販売に快勝。行われる予定だった三菱地所ホーム-ポラスはポラスが不戦勝。それぞれ準決勝戦に駒を進めた。

準決勝戦

旭化成ホームズ(931-3-リスト(9192

  1 2 3 4     合 計
旭化成ホームズ 0 0 0    
リスト 0    

 

東急リバブル(928-0一条工務店(8890

  1 2 3 4     合 計
東急リバブル 0        
一条工務店 0         0

(時間切れ)

予選敗退 準々決勝戦

伊藤忠ハウジング7-3住友不動産販売

  1 2 3 4     合 計
伊藤忠ハウジング 0      
住友不動産販売      

 

○ボラスグループ(不戦勝)三菱地所ホーム●

  1 2 3 4     合 計
ポラスグループ 0 0 0      
三井不動産ホーム 0       0

 

IMG_2163.jpg
試合は1安打完封勝ちし、入社1年目で43点の高得点で宅建試験合格を確実にした東急リバブル井上投手「3カ月くらい前から勉強を始め、残り1か月は業務より試験優先で取り組んだ」

 

 

 

 

 

 

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