RBA OFFICIAL

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水曜ブロックと異なり、日曜ブロックはシードチームが別枠に入ったため、記者予想の◎鹿島建設〇青山メイン▲地所リアルから優勝チームが出ると見た。

◎鹿島の投手は、わが三重県の公立高校の強豪・津西高出身の本格派・光太(26)、奈良・郡山高校出身の横手投げ野間(25)の滋賀大卒コンビに、身長はドジャース大谷選手を1cm上回る194cmの筑波大硬式野球部出身の堀田(22)、マックス147キロの横浜国大卒の菊池(24)の4枚が揃う。かつてのエース遠藤も名古屋勤務から戻り、出番があるか。打線は坂根、星山、仲田らが予選で活躍、貧打は解消しつつある。

〇青山メインは、名門・北海高校出身の山梨監督(55)の胴上げがあるかもしれない。投手は、立正大卒の門間(24)と市立船橋出身の金子(23)の二枚看板。打者は、 中日・小笠原の一つ下の東海大相模高出身の南谷(27)、甲子園に出場経験のある奥園(22)、日ハムの捕手・清水の弟清水(22)ら若い選手ばかり。

▲三菱地所リアルは、楽天・早川と早大同期の柴田の活躍次第だ。肩か肘に爆弾を抱えているはずだが、中1週なら連投は可能ではないか。2番手込山、プーチン寺田の出番はないと見た。打線は〝片玉〟橋本、50m5.8秒の俊足木下らがいるが、全体としてやや弱いので評価を下げた。

△清水建設は、吉田、田村、朝永らの投手陣に不安がある。打線は核弾頭中野に期待がかかる。ベテラン小寺も好調のようで、投手を援護すれば浮上があるか。

水曜ブロックから転戦したTHEグローバル社は、堀内(26)、野沢(27)の2投手が安定しており、打者は大会タイ記録の1試合3発を放った丸山に注目。

三井不動産レジデンシャルリースは、打撃戦の末HATARABAを下した。新人3選手が鹿島にどう立ち向かうか。

野村不動産、旭化成リフォームはやや戦力不足とみたが…。

水曜ブロック決勝トーナメント組み合わせ

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記者は、第36RBA野球大会(第9回国土交通省 不動産・建設経済局長杯)水曜ブロックの優勝戦線は本命不在、下剋上の戦いで、強いてあげれば〇リスト、〇三井不動産リアルティ、旭化成ホームズ、東急リバブルの中から優勝チームが出るのではないかと考えていたのだが、豈図らんや。この4強が抽選の結果、同じ枠内に入った。記者のように不偏不党、公平無私であるはずの神の悪戯か、それとも悪魔のささやきか。

だが、しかし、決まったものは仕方ない。どこが強いか、優勝するか、大胆に予想する。

冒頭に書いたように本命◎の印をつけられるチームはいない。昨年優勝した東急リバブル、準優勝のリストは強いが、絶対ではない。

頭一つリードしているのは〇リストと〇三井不動産リアルティだと現時点では考えている。

リストは、予選の12位決定戦を社内行事のため不戦敗となり、シード権を逸した。しかし、エース三上は万全と見た。昨年までは力で押しまくっていたが、倉持監督が絶賛したように、スライダーを完全にマスターした。球威は水曜ブロックでトップクラスだ。スタミナもあり、どこが相手でも最少失点に抑える力がある。予選を1試合欠場し、ディズニーランドで彼女と永遠の愛を誓ったそうで、その後、破綻していれば投げられない状態になっていれば話は別だが…(愛と憎しみは紙一重なのを三上は経験していないだろう)。

仮に、三上が投げられないとしても、もう一人エース級の投手がいる。鹿児島出身の上之薗だ。三上が不在のとき登板し、快〝投〟乱麻の活躍を見せた。上之薗の活躍を支えたのは、これまた鹿児島から応援のために駆け付けた中学時代の同級生だった。その後、愛に発展したか、不発に終わったかは知らないが、成就したとなれば鬼に金棒(彼女をまた呼ぶのか。旅費は会社が負担するはず)。

打線はどうか。昨年は主砲岩島が肉離れで戦線を離脱したのか響いた。今年は筋トレの効果覿面。この他、大室、岩畑らの若手が元気で、ベテランの杉山、キャプテンの山中(仕事が忙しいのが気がかりだが)らもいる。

三井不動産リアルティはこれまで過小評価していた。▲から〇に格上げした。佐橋-佐藤の日大コンビが元気いっぱい。佐橋投手は、予選で3試合投げ、自責点は1のみ、防御率は0.75だ。むきになる場面もあったのが気になるが…(負けん気は両刃の剣だ)。

打線は水曜ブロック随一だ。予選3試合12イニングで37得点、本塁打は5本(9回戦として1試合3.75発)。プ野球に例えれば、年間チーム最多本塁打記録(2004の巨人が138試合で259本塁打、1試合1.88発)よりペースははるかに高い。打線のつながりを重視する攻めに徹しているのが大量得点に結びついている。

順当なら初戦でリストと対決する。三上投手を攻略するのは容易ではないだろうが、勝利したチームが優勝にもっとも近いのではないか。

▲旭化成ホームズと▲東急リバブルは評価を下げた。旭化成ホームズは予選で伊藤忠ハウジングには大勝したが、一条工務店とみずほ不動産販売には大苦戦。先発投手は松田(日体大、全日本代表) 清水(西武・佐藤の先輩、筑波大)、益川(法大)が先発したが、いずれも失点し3試合で11失点。通算100勝近いレジェンド今野にどう繋ぐか。打線はかつてのような破壊力はない。主砲秋山がチームをどう引っ張るか。

昨年優勝した東急リバブルは、優勝投手・井上が万全でないと見た。予選で痛打されたのは、調整不足だと見た。あるいは〝2年目のジンクス〟か。予選から決勝Tまで3か月あるので調整してくるか。打線は〝怪物〟竹内がいるが、全体的に昨年以上ではないと見た。チームの核・河野の引退の影響はないのか。

無印にしたポラス、野村不動産​ソリューションズにチャンスがないわけではないが、2連勝するのは容易ではない。

もう一つの枠は、4強がいないので俄然面白くなってきた。△の大和ハウス工業、△ミサワホーム東京、△みずほ不動産販売は互角。どこが決勝に進んでもおかしくない。

大和ハウスは貧打を解消し、上村投手が予選で好投した。ミサワ東京は三井不動産リアルティに惨敗したが、主砲の北斗が欠場したのが痛かった。若手が奮起すれば勝ち上がる可能性はある。みずほ不販は、2013年センバツ優勝の浦和学院の〝二刀流〟木暮(きぐれ=29)が旭化成ホームズ打線をほぼ完ぺきに抑えた。最後は疲労からかサヨナラ負けを喫したが(この試合、エース丸山は欠場)、初の決勝進出も夢ではない。

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日曜ブロック決勝トーナメント開幕戦(三郷サンケイグラウンドで)

 第36回RBA野球大会(第9回国土交通省 不動産・建設経済局長杯)日曜ブロック決勝トーナメント1回戦が10月27日、三郷サンケイグラウンドで開幕。行われたのは1試合のみで、三井不動産レジデンシャルリース-HATARABAは、5本の本塁打が飛び交う乱打戦・空中戦となったが、三井レジリースが3人の新人選手の活躍でシーソーゲームを制した。HATARABAは主力3人を欠き惜敗。敗退が決まった。勝利した三井レジリースの次戦は優勝候補の鹿島建設。

三井不動産レジデンシャルリース8-7HATARABA

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャルリース        
HATARABA        

 (5回時間切れ)

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左から三井レジリース杉浦、原田、島田

三井不動産レジデンシャルリース8-7HATARABA

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャルリース        
HATARABA        

 (5回時間切れ)

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長倉(どなたか、彼女になってやって)

双方合わせて5本塁打が飛び交う空中戦を三井不動産レジデンシャルリースが制した。新人の原田、島田、杉浦が投打に大活躍した。HATARABAは最終回、2死満塁の一打逆転の好機に9番榎田が三振に倒れた。〝フリーマン〟の再現はならなかった。勝利した三井レジリースの次戦は優勝候補筆頭の鹿島建設。

三井レジリースは初回、先頭の原田が左翼前安打を放ち、2盗、3盗を決めた113塁から内野ゴロの間に生還し1点先制。同点に追いつかれた2回には、四球で出塁した2走者を置き、9番島田の適時打と2番大坪の犠飛で2点勝ち越し。再び同点に追いつかれた4回、大坪の2ランで再度リードを奪い、逆転された最終回の5回は、この回先頭の7番大西が四球を選び、相手先発の長倉をマウンドから引きずり下ろし、急きょ登板した村瀬から島田の2塁打で1点差に追い上げ、続く原田が右翼越え本塁打して再逆転。原田は3安打猛打賞の2打点。

先発の島田は3回投げ被安打4、奪三振4、自責点2で降板。2番手の樺沢は1回投げ2発を浴び4失点。3番手の原田は失策と2つの四球で満塁のピンチを迎えたが、最後の打者を三振に切って取り、逃げ切った。

HATARABAは惜敗。初回、先頭の丹羽が中堅越え2塁打を放った23塁から暴投で同点。2点を追う3回、丹羽が本塁打し、続く山本の安打からパスボール、暴投、内野ゴロで同点。再びリードを許した4回は、この回先頭の6番吉野がこの会から登板した蒲沢から四球を選び、続く竹内が左翼越え本塁打して同点、さらに丹羽の猛打賞となる内野安打を山本が右翼越え本塁打して初めてリードを奪った。しかし、最後は長倉、村瀬が踏ん張れなかった。

先発の長倉は43分の0を投げ、被安打7、与四死球5、奪三振3、自責点6で降板。村瀬は自責点2

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島田

〇藤代監督 優勝した2019年以来久々にちゃんとした試合ができた。エラーも2つだけ。若手が頑張ってくれた。次戦も今日みたいな試合ができるよう調整する

〇杉浦 明大硬式野球部出身の新人です。宗山? 全然力が違います。公式戦には出ていません。ベンチ、スタンドウォーマー(打点1の内野ゴロと2塁打)

〇島田 群馬太田東-学習院大で投手。東都の三部で入れ替え戦に臨みましたが、二部の壁は厚かったです。専攻? 法学部。弁護士? 早々とあきらめました(3回4奪三振。スタミナが課題か)

〇原田 神奈川の橘-東京都市大学出身。本職はセカンドです(3安打猛打賞2打点、3盗塁。昨日の三井グループ40社のソフトボール大会で7発を放ち出塁率は8割とか。この日本塁打して2日で8発の大活躍。投げてもピンチをしのいだ)

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原田

〇樺沢(28) 次はリベンジする(下手投げで、優勝したときは相手打者をきりきり舞いさせたが、この日は球威がなくコントロールも悪かった)

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樺沢

〇ナイン 渡辺? 彼は退社した

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三井レジリース勝利の瞬間 

●長倉 もう34ですよ。バツイチで。肘がパンパン。丹羽が打てたのは彼女が応援に来ていたから(低めに球を集めよく投げた。バツイチと野球は関係あるのか。確かに彼女の応援は大きいと思う。早く彼女をつくれ)

●丹羽 あれはしょうがない(5回の島田の当たりをグラブに当てながら溝にはまりエンタイトル2塁打にした場面を振り返り。猛打賞は応援に来ていた彼女のおかげだろう)

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同点に沸くHATARABAベンチ(左写真)      本塁打を放った山本(右)を迎える丹羽(背番号10)

●島袋 もう引退(この日は3番を打ち2三振3タコ)

●竹内 本塁打? とても気持ちよかった

●榎田 来年は打ちます(この日は2三振、3タコ)

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榎田

◇      ◆     ◇

 みなさん、記者の〝勝って〟予想がいかに正確かよくわかったはずだ。「予想は不能」と書いた通りの結果になったではないか。三井レジリースの渡辺が退社したとは驚いたが、HATARABAの注目選手として丹羽、山本を挙げた。(5発はみんな右中間。次戦から試合は大宮健保グラウンドになるので、この日のドローン合戦にはならない)

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第36回RBA野球大会決勝T HATARABA-三井レジリース 記者の〝勝って〟予想(2024/10/26

36RBA野球大会決勝トーナメント開幕戦 HATARABA-三井不動産レジデンシャルリースが1027日、三郷サンケイグラウンドで行われる。いつものように記者のどっちも〝勝って〟予想。

双方とも予選は1試合しか行っておらず、戦力は把握できないため予想は不能。実績だけなら三井レジリースだが、予選の清水建設戦で56失策、16失点と〝ザル〟どころかタガが外れた〝桶〟状態。第30回大会日曜ブロックの優勝投手・渡辺は4回投げ16失点(自責点は5)。チーム状態がよくなっているとは思えず、不安の方が大きい。

渡辺は清水戦のあと「RBAは引退する」と語った。有終の美を飾れるか。打線が奮起し、しっかり守れれば勝機は生まれるが

渡辺が所属する「東松山ホークス」は、主に東松山市出身の選手で構成される軟式野球チームで、今年5月に開催された日本軟式野球大会(2部)に埼玉県代表として創部初の全国大会に出場、ベスト4まで進出した。

HATARABAは大成有楽不動産戦で9得点(3失点)。メンバーが若手に変わり、ムードはいい。投手は畠山(2回)-山本(5回)の継投。山本は札幌日大高出身の23歳。

他の注目選手は、東海大熊本キャンパスの寮生活をしていた夜中に熊本地震(2016年)にあい寮は全壊したが助かった丹羽(26)、びわこ成蹊スポーツ大学の水球部出身で、日本代表に選ばれたこともある石川(24)、沖縄尚学出身の平安捕手(29)ら。

渡辺を打てるとは思えないが、相手の拙守につけ込むことができれば…。

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挨拶する久米信廣大会運営委員長

 第36回RBA野球大会(第9回国土交通省 不動産・建設経済局長杯)決勝トーナメント抽選会が10月24日、主催者の第三企画本社でオンライン形式によって行われ、組み合わせが以下の通り決まった。試合は10月27日(日)、三郷サンケイグラウンドのHATARABA-三井不動産レジデンシャルリースで開幕する。

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記者の◎▲△予想は次の通り。
〇リスト
〇三井不動産リアルティ
▲旭化成ホームズ
▲東急リバブル
△みずほ不動産販売
△ミサワホーム東京
△大和ハウス工業

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記者の◎▲△予想は次の通り。
◎鹿島建設
〇青山メインランド
▲三菱地所リアルエステートサービス
△清水建設
△THEグローバル社

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くじを引く久米信廣大会運営委員長

RBA野球大会事務局(本部:第三企画)は1011日、第36RBA野球大会後半戦の抽選会を以下の通り1024日(木)にオンライン形式で開催し、1027日(日)に開幕すると発表した。

平素よりRBA野球大会にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。

 このたび、決勝トーナメントの抽選会日程が決定いたしましたので、ご案内申し上げます。長らくお待たせいたしましたが、皆さまのご参加を心よりお待ちしております。また、試合の日程も併せてお送りしますので、ご確認いただけますと幸いです。 

 決勝トーナメント抽選会のご案内

開催日時:10月24日(木)19時~20時

参加対象: 決勝進出チームの代表者様

開催方法: オンライン(Google Meet

ご参加いただけるチーム様には、前日までに参加URLをお送りいたします。

決勝トーナメント試合日程

現時点で、以下の日程を予定しております。

今回より、準決勝と決勝を同日に実施する形式も候補として挙げさせていただいております。こちらに関しましては、皆さまのご意見を伺った上で、最終的な日程に反映させていただきたいと考えております。ご意見をお待ちしておりますので、何卒よろしくお願いいたします。

【水曜日ブロック】大宮健保グラウンド予定

116日(水)1回戦

1120日(水)2回戦

124日(水)準決勝(決勝を同日開催する場合あり)

1211日(水)決勝(準決勝と同日開催の場合は124日)

【日曜日ブロック】三郷サンケイスポーツセンター、または大宮健保グラウンド等予定

1027日(日)1回戦

1110日(日)2回戦

1117日(日)準決勝(決勝を同日開催する場合あり)

1124日(日)決勝(準決勝と同日開催の場合は1117日)

  

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新田氏(プリンスパークタワー東京で)

 タウングループは7月11日、「タウングループ創業45周年記念 感謝の会」を開催した。二部構成で、一部では同社代表取締役社長・新田泉氏が45年間を振り返り、様々な思いについて語ったほか、外務省顧問で立命館大学特別招聘教授・薮中三十二氏が基調講演を行い、二部では懇親会を行った。会には関係者ら約740人が参加した。新田社長のあいさつは以下の通り。

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「タウングループ創業45周年記念 感謝の会」

◇        ◆     ◇

 創業45周年を迎え、感慨深いものがございます。中原中也の「頑是ない歌」の冒頭に「思えば遠くへ来たもんだ」という詩句がございます。この詩句が意味するところの、ややもすると企業が忘れがちな、当社のモットーである「ひとを、まちを、もっと豊かに。」と、社是の精神である仕事を通じて社会の発展、人々の幸せに貢献する、この思いを新たにしたところです。

 この場をお借りいたしまして私どもの社是をご紹介させていただきます。1番目に「今日を語らずして明日を語るな、今日を語り、明日を語り、そして未来を語ろう。」

 2番目に「仕事を通じて人格・人徳を磨き、社会の発展と人々の幸せの為に貢献しよう。」

 3番目に「私利を追うな、社会の発展と人々の幸せの為の公利を求めよう。」

 4番目に「他者との争いに勝つ事より、自己改革・自己成長を妨げる己の弱さに克ち、 社会の発展と人々の幸せに貢献できる真の勝者に成ろう。」というようなものでございます。

 この社是は近江商人の三方良しに通じるものがあるのではないかと思います。

 社業につきましては、今日に至るまで順風満帆に来たわけではありません。何回か存続の危機に遭遇しております。危機の要因は、外的要因は一つもございません。全て私どもに要因がございました。あるいは頑是ない、すなわち物事をよく理解してない、 まだ幼かったということかもしれません。この危機を救っていただいたのは皆様のご支援の賜物でございます。この場をお借りいたしまして深く感謝申し上げる次第でございます。

 60年くらい前に読んだ源氏鶏太の小説「東京・丸の内」の中に、二流の人間が一流のふりをしたならば、せっかく持っている二流の良さをなくしてしまう場面がありました。私どもは背伸びをせず身の丈に見合った経営に徹し、存続危機ゼロを追求していく所存でございます。

 私どもは今、オーナーや皆様からご紹介いただいた管理物件、賃貸住宅、オフィス物件など5万4,400戸を任せていただいております。

 管理会社の優劣を決める稼働率はサブリース物件で98.7%、そして集金管理で98.4%でございます。今現在直営店146店舗でリーシング事業サービス業を展開しておりますが、もっと稼働率を高め皆様の満足度を高めるために、一層の多店舗化戦略として直営店300店舗体制を目指しております。

 これからのタウングループでございますが、どのような社会の変化がございましても適者生存として百年企業を目指す所存でございます。

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◇      ◆     ◇

 5年前の同社グループ「創業40周年記念 感謝の会」に呼んでいただいたときも出席しており、とても有意義な時間を過ごさせてもらった。

 今回は、新田社長が東京都足立区生まれの記者と同い年(75歳)ということもあり、どのような話をされるかとても興味があった。中原中也の詩「頑是ない歌」が紹介されたのは前回と同じだが、源氏鶏太の小説「東京・丸の内」が飛び出したのにはいささか驚いた。読まれたのは60年くらい前だから中学3年生のころか。当時の東京の中学生が源氏鶏太(新田氏が特別だったのか)を読んでいたとは。

 記者は、貧しい境遇が似ていた石川啄木が好きで「一握の砂」を読んでは涙したものだ。啄木と同様、早世した中原中也はわれわれの世代に人気だったが、あまり読まなかった。

 そして、45年前だから30歳のときに新田氏は創業した。小生のような根無し草そのものの記者とは異なり、会社を経営してきたのだから凄いの一言だ。新田氏だけでなく、同社の方々は企業理念の「ひとを、まちを、もっと豊かに。」を何度も反復した。この理念を愚直に守り続けてきたからこそ、今日があるのだろう。現在のグループ従業員数は1,593人(2023年現在)だ。新田氏はまだまだ意気軒昂、直営店を倍増させて、百年企業を目指すというから恐れ入った。

 社長!一つお願いです。御社野球部はRBA野球大会に参加して10年目で、通算成績は11勝21敗、勝率は.344です。高坂忠司GM(アレップス取締役賃貸管理部・メンテナンス部部長兼名古屋支店支店長)はこの成績に満足はしていないようだが、全然意に介していないようにも受け止められる。リクルート対策として力があり、礼儀正しい野球選手を採用するのは社業発展に間違いなくつながります。野球が強いことは業績もいいことをRBAの36年の歴史が証明しています。3年計画で優勝できるチームにしてください。

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懇親会場

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鏡割り

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高坂氏(左)と記者と同じ西部ファンの丘監督

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参加者

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参加者

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45周年記念 枡酒

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「思えば遠くに来たもんだ」タウングルーブ・新田泉代表創業40周年記念感謝の会(2019/7/6)

カテゴリ: 2024年度

 予選の試合で優劣予想した19試合のうち的中したのは13試合。的中率68%はやや不満だが、それだけ各チームの戦力差がなくなってきたということだ。若手の加入がチームを一変させたのも今シーズンの特徴だ。以下は、決勝トーナメントに勝ち進んだ12チームの現時点でのレーティング。予告なく変更する可能性もあり。

94リストグループ

94東急リバブル

92三井不動産リアルティ

92旭化成ホームズ

91みずほ不動産販売

91大和ハウス工業

90野村不動産​ソリューションズ

90ミサワホーム東京

89ポラスグループ​

88東京セキスイハイム

87住友不動産販売

87三井不動産リアルティ千葉

 最強チームはレーティング94のリストと東急リバブル。甲乙をつけたかったのだが、現段階では互角とした。

 リストは昨年より間違いなく戦力アップしている。エース三上はストレートが速く、スライダーの切れが抜群。倉持監督が絶賛した。シンデレラ城での永遠の愛の誓いも成功したようだ。愛に溺れなければさらに上昇するか。鹿児島出身の上之園も急上昇。中学生のときの同級生の前で投打に活躍した。三上のように愛に発展するか。

 打線は岩島がチームを引っ張る。昨年は2度の肉離れで戦線を離脱したのが響いたが、今年は肉体改造が奏功したようだ。あともう一人か二人、打てる打者が必要だと思うが…。

 東急リバブルは予選でリストにサヨナラ負けを喫したが、戦力がダウンしているわけではない。投手陣は、井上は昨季の出来にはないと見たが、調整してくるはず。あとは坪井が完全復活したのも心強い。星川、竹内は未知数。

 打線は河野が引退したのが気になる材料だが、竹内がいい(打力に専念すべきだとは思うが)。

 三番手は迷ったが、三井不動産リアルティと旭化成ホームズは同レベルと見て92点。戦前は三井リアルティを無印としたが、日大硬式野球出身の佐橋は球が速い。制球力もある。予選の3試合で4失点(自責は2)したのみ。

 打線も強力。佐橋と日大時代の同期・佐藤がチームを一変させた。他の選手も上下むらなく打つ。3試合で本塁打は6発(原が2発)を放ったが、悪球に手を出さないのが大量得点につながっている。

 旭化成ホームズは今野が絶好調。2回くらいなら完璧に抑えるはずで優勝候補の筆頭に選ぼうと思ったが、投手陣に不安がある。佐藤、益川、清水は3試合で11失点(失策も絡んでいるので自責は半分くらいか)。決勝トーナメントでは失点が命取りになる。今野にどうつなぐか。

 打線はみずほ不動産販売戦で通算15発目を放った秋山次第。北寒寺に代わってチームを引っ張るような存在になったらチームは強くなる。

 以上の4チームがドームに近いと思うが、穴候補としてレーティング91の大和ハウス工業とみずほ不動産販売を選んだ。大和ハウスは〝出ると負け〟状態から完全に脱した。大原監督やトミー(冨永)らベテランと若手が機能している。まだまだ伸びしろがあるチームだ。

 みずほ不動産販売は、エース丸山が予選で投げなかったが、旭化成ホームズ戦で木暮が5回まで1安打に抑えた。能力の高さを証明した。〝森そっくり〟の片岡が2発を放ったように完全復活。木暮とのコンビは最強だ。

 以上の6チームが4強候補。あとは決勝トーナメントまでの調整次第で浮上するか。野村不動産​ソリューションズは茂木の引退が痛いが、代わりの投手が踏ん張っており、若手はみんな元気。打線がカギだ。

 ミサワ東京は左の鎌形、右の西島が三井リアルティ戦で機能しなかった。北斗の欠場も響いた。再調整すれば浮上するか。

 ポラスは岩瀬が踏ん張ったが、投手は1枚足りない。ただ、打線は中谷、渡部の加入が大きく、上津原が絶好調。穴中の穴候補。

 東京セキスイハイムは望月投手が初登板。最初はストレートがことごとく高めに浮いたが、カーブ、スライダーは絶品だ。

 住友不動産販売はシード権を獲得したが、試合を行ったのは1試合のみ。あとは不戦勝。練習試合で東急リバブルに14失点したのは気がかり…。選手の数は揃ったようだ。

 三井不動産リアルティ千葉は若手が加入し、〝人間機関車〟篠原を支える打線になりつつある。

 面白いのは、シード権を獲得した4チームのうち住友販売のレーティングは下位で、最上位のリストと東急リバブルはシード権を逸したことだ。組み合わせ次第で、予想外のチームがドーム進出を決めるかもしれない。ChatGPTに聞いてみた。シード権を獲得した旭化成ホームズ、三井不動産リアルティ、大和ハウス工業を除く9チームでくじ引きした場合、リストと東急リバブルが初戦で対決する確率は136×100%=10036≈2.78%361​×100%=36100​≈2.78%、つまり2.78%のことだ。

 圧倒的な的中率を誇る記者のレーティングを発表する。まずは日曜ブロック。数値の目安は90以上が優勝の可能性があるチーム。90未満は、よほどの踏ん張り、補強がないと4強入りが難しいチーム。以下が各チームのレーティング。

鹿島建設93

三菱地所リアルエステートサービス92

青山メインランド91

THEグローバル社90

清水建設89

三井不動産レジデンシャルリース88

HATARABA87

野村不動産87

旭化成リフォーム87

◇        ◆     ◇

 予選トーナメント戦で優劣予想をした16試合のうち的中したのは12試合。的中率は実に75%。外したのは青山メインランドに敗れたケン・コーポレーション、THEグローバル社に大敗した三井不動産、鹿島に敗れた青山メインランドなど4試合。

 決勝トーナメントの組み合わせはどうなるかわからないが、記者は予選1位で通過した鹿島建設、清水建設、THEグローバル社は初戦で対決しないようシード権を与えるべきだと思う。そうしないと、わざわざ1~3位を決める試合の価値は半減する。

 シード制を採用した場合、優勝にもっとも近いのは鹿島建設と見た。古和新監督に代わってムードは最高潮。投手は下手投げの野間、本格派の光大に加え、身長194センチの筑波大硬式野球部出身の〝大型新人〟堀田(22)が加入したし、「俺が一番」と豪語した横浜国大卒の菊池(24)もいる。大エースだった(過去形で申し訳ないが)遠藤も名古屋勤務から帰ってきたそうで1回は投げられるとか。

 これまで課題だった打力もアップしている。堀田は調整次第だが、当たったら間違いなく場外に運ぶ。〝二刀流〟はあきらめて打撃に専念すべきだと思う。

 二番手は三菱地所リアルエステートサービスか青山メインランドか。地所リアルを上位と見たのは、早大時代の〝守護神〟柴田は調子が良ければ完投する力があることを証明したからだ。球数が増えたらどうなるか不安はないわけではないが、その際は込山がいる。課題は打線だが、細かい野球で勝ち上がってきた。柴田、込山が最少失点に抑える力があるだけに、鹿島に続くか。

 青山メインランドを三番手にしたのは、このチームはいまひとつ優勝する気があるのかどうかわからないからだ。ケンコーポ戦で最終回に上松に本塁打を浴び7回1失点に抑えた金子と同期の冨田、それに、小林捕手は「力は抜けている」と話した門間がいる。打者の振りもみんな鋭い。

 それでも何かが足りない。山梨監督に「優勝する可能性がある。東京ドームに行きたくないのか」と挑発したら、監督は「そうか。会社を上げて取り組む」と話した。あと2か月。調整を積めば優勝が見えてくる。

 この3強を破るのはかなり難しいと読んだが、4番手の穴候補としてTHEグローバル社を上げたい。堀内、野沢、橋本の投手陣が安定している。三井不動産戦で丸山は大会タイ記録の3本塁打を放った。

 清水建設の評価を下げたのは投手力に不安があるからだ。予選は3戦とも立ち上がりに失敗した。吉田、朝長、田村と3枚いるが…無駄な四死球は命取りになる。中野の加入が大きく、小寺は全然衰えていない。打線は一級品だが…。

 三井不動産レジデンシャルリースは、5年前の優勝投手・渡辺が清水戦で投げたが、野手には足を引っ張られて惨敗した。補強制度を活用して三井不動産の大坪、楠田あたりが加入しない限り優勝はほど遠いと見た。

 HATARABA、野村不動産、旭化成リフォームは余ほどの運に恵まれないと初戦突破は難しいと見た。〝運〟とはシード制を採用しなかった場合、3強が1、2回戦で激突する可能性があり、残りの6チームが別のヤマに入ったら、両翼が狭いグラウンドに強風でも舞ったらどうなるか全くわからないからだ。そうなったら、清水がドームの切符を手にしそうだ。

 

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