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 大和ハウス工業は5月12日、共働き夫婦の「家事」に関する意識調査をまとめ発表した。20歳代から40歳代の男女各300名から回答を得たもので、夫婦の家事参加に対する意識のギャップだけではなく、「家事」の定義についても夫婦で異なる実態などが浮き彫りになった。主な要点は次の通り。

 ①「やってるつもり」 !?夫の家事参加率、夫「3:7」→妻「1:9」と大きなギャップ 妻で最も多い回答は「夫1割:妻9割」と家事参加の割合を答えているにもかかわらず、夫は「夫3割:妻7割」と大きな隔たり

 ②夫が家事とも思ってない「名もなき家事」の存在…「家事の定義」そのものに夫婦のギャップあり 一般的にどこの家庭でもやっている家の仕事30項目について、「家事と思うか」を聞くと、18項目で妻の家事認識が高く、逆に、夫が多い項目は11項目。夫が家事だと認識していない「名もなき家事」の存在が明らかに

 ③これでも「3割参加」?「家事を妻よりも多くやってる」割合、夫「1割」家事30項目のうち、「実際にやっている」割合は9割で妻の方が多く、夫の方が多いものはわずか4項目と1割程度

 ④「分かっちゃいるけどやってない」 !?夫の家事への「認識」と「実践」にも大きな差が 夫は「アイロン掛けをする」で、86.3%の人が認識も、実行しているのは30.3%。「脱いだ服をしまわない」、「脱いだ靴を並べない」など基本的なことすらしない夫が、一定の割合いることも

 ⑤「名もなき家事」の負担は9割がやっぱり「妻」 「名もなき家事」を一番やっているのは妻が86.5%と圧倒的に1位。妻自身も96.3%が「妻(自分)」と回答

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 この種のアンケートはずいぶん読んできたつもりだが、12ページに及ぶ調査結果に頭をどやされたような気がした。とくに「名もなき家事」なるフレーズにドキリとさせられた。

 「名もなき家事」はNPO法人tadaima!が最初に用いた言葉のようで、「食事の前に食卓を拭く」「靴を磨く」「トイレットペーパーがなくなったときに買いに行く」「手洗い場のタオルを取り替える」「脱ぎっぱなしの服をクローゼットやタンスにしまう」など、夫が「家事」と思っていないことを妻は「家事」と認識しており、この隔たりが妻の不満・ストレスにつながるとしている。

 いくつか妻がイラッとする事例を紹介する。「夕飯を食べ終え、全ての食器を洗いもう寝る寸前だったのに、夫が夜食にカップラーメンを食べ始め、使った箸をシンクに置きっぱなしだったこと。それくらい自分で洗えよとイライラした」(20代の女性)「脱ぎっぱなしのパジャマを畳むこと。何回言っても脱ぎっぱなしです」(30代女性)「自分でやった後始末は自分でしてほしい」(40代女性)

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 働く男性諸君! この調査結果は熟読したほうがいい。安倍総理の改憲メッセージよりこっちのほうが大事だ。「名もなき家事」を妻に押し付けていると、そのうち間違いなく粗大ごみとして捨てられる。

 家事に悩む共働き家族の円滑な家事参加を応援する動画が大和ハウスグループ公式チャンネルネル(https://youtu.be/OgaBU_TecVY)で公開されている。

カテゴリ: 2017年度

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岩沙氏(左)と藤井氏(ホテルオークラ別館で)

 不動産協会相談役の岩沙弘道氏(三井不動産会長)が今年春の叙勲で旭日大綬章を受賞したことが5月17日の不動産協会の定時総会後の懇親会でもひとしきり話題になった。記者も「会長、おめでとうございます」とあいさつしたら、隣にいた国土交通省国土政策局長・藤井健氏が「岩沙さんの受賞はわれわれ行政担当者にとっても誇り」と話した。そこでお二人のツーショット。

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 〝岩沙ファン〟の記者にとってもこんなうれしいことはない。5月9日に皇居で行われた親授式に他の受章者5名と共に岩沙氏も出席。天皇陛下からは「これからも健康に留意され、国と社会のために尽力していただきたい」とのお言葉を頂いたそうだ。

春の叙勲 三井不会長・岩沙弘道氏が旭日大綬章 明大名誉教授・百瀬氏は瑞宝中綬章(2017/4/30)

三井不動産・岩沙社長が経団連副会長に 八面六臂の活躍を期待(2008/2/1)

有言実行〟岩沙社長 目標達成に自信みせる(2007/5/10)

 

 

 

 

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不動産協会総会(ホテルオークラ別館で)

 不動産協会は5月17日、定時総会を開催した。新理事長に就任した菰田正信氏(三井不動産社長)のあいさつ文を紹介する。

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菰田理事長

 本日、不動産協会の理事長に就任いたしました菰田でございます。

 開会にあたり、一言ご挨拶申し上げます。

 本日は、公務ご多忙中にもかかわらず、末松信介国土交通副大臣をはじめ、政務三役の皆様方にご出席賜りますとともに、日頃からご支援、ご協力をいただいております関係省庁や友好団体、報道関係の皆様、多数のご出席をいただき、誠にありがとうございます。

 本日の総会で役員の改選が行われ、私、菰田が理事長に就任させていただくこととなりました。

 重責ではありますが、不動産業界のさらなる発展に向けて、全力を尽くしてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 また、木村前理事長には、会長に、岩沙前会長には、相談役にご就任いただきました。お二人には、今後とも高い見地からご指導いただき、引き続き協会の活動にお力添えいただきたいと考えております。

 さて、我が国の経済は、緩やかな回復を続けておりますが、世界経済については様々なリスクを抱えており、先行きの見通しは不透明な状態です。そうした中、デフレ脱却を確実なものとしていくためには、都市と地方のさらなる活力向上が不可欠です。

 経済の力強い成長を実現するためには、地方創生の推進とともに、それを牽引する大都市の国際競争力を高めていかなければならなりません。

 また、良好な住宅ストックを形成するために、建替などによる新規ストックの供給と既存住宅の活用はともに重要で、まさに車の両輪です。

 さらに、新技術の進展、働き方や価値観の変化といった時代の動きにもしっかりと対応していく必要があります。

 こうした観点から、今年度は次の活動に重点的に取り組んでまいります。

 第1に、時代を先取りするまちづくりの推進や、柔軟な都市政策の実現に向けた活動です。

 具体的には、用途の複合化への対応や、エリアマネジメント活動の充実、再開発事業の円滑化などに取り組んでまいります。

 第2に、豊かな住生活の実現に向けた活動です。

 良好な住宅ストックの形成を図るために、マンション建替方策の改善や、新技術の活用などによる質の高い住宅の供給促進に努めてまいります。

 また、少子化や高齢化の進展を踏まえ、近居や二地域居住の推進など、多様化する住宅ニーズに対応するために必要な施策について検討いたします。

 第3に、税制改正に関する取組みです。

 平成30年度税制改正については、土地の固定資産税の負担調整措置や新築住宅の固定資産税の軽減など重要な特例が期限切れを迎えますので、延長の実現に向けて積極的に活動してまいります。

 また、地方創生や生産性の向上などの政策推進に必要な税制の検討を行い、要望してまいります。

 そのほか、環境への取組みや不動産業の事業環境整備を引き続き進めてまいります。

 また、AI、IoT、ビッグデータの活用やそれに伴う経済・社会の変化が見込まれる中で、不動産事業やまちづくりとの関連について研究していきたいと考えています。

 不動産協会としては、これらの活動を通じ、魅力的なまちづくりや豊かな住生活の実現、さらには我が国経済の成長に貢献していきたいと思っております。

 最後に、本日ご参集の皆様方の当協会へのご支援・ご指導をお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

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 「マンション事業の売り上げは前期77億円だったが、今期は100億円を目指す。向こう3年間分の用地も取得できた。今回の『西大宮』を第一弾に、第二弾の『浦和美園』、第三弾の『西葛西』、第四弾の『市川』など複合開発を進めていく。ブランド戦略の構築も進める」-ポラスグループの中央住宅取締役事業部長・金児正治氏が5月12日行われたJR埼京線・川越線西大宮駅圏初の分譲マンション「ルピアコート西大宮」記者見学会で、マンションと戸建てなどの複合開発を一層進めると語った。

 金児氏は4年前、このような複合開発やJV、再開発、リノベーション、建て替えなどに力を入れていくと語った。このうち建て替えだけはまだ着手できていないが、他の事業は着々と進んでいる。

 今回改めて金児氏の意気込みを聞いたのだが、記者は考え間違いをしていたことに気がついた。金児氏の考える「複合開発」は記者が考える複合開発とは雲泥の差があることだ。

 一つの区画にマンションと一戸建ての複合開発は多くはないが各社も取り組んでいる。記者はそのような複合開発を同社が進めるものだと理解していた。

 しかし、どうもそうではないことが分かった。もっとスケールの大きいものだ。西大宮駅圏ではすでに分譲戸建ての実績があり、今後、土地区画整理事業による街づくりが進むのに狙いを定め、街全体をグラウンドとしてマンションや戸建ての開発を進めるのだという。

 「浦和美園」「西葛西」「市川」なども同様だ。それぞれの拠点を抑えることで、同社が主導して街づくりを進めようということのようだ。

◇       ◆     ◇

 金児氏の考えに大賛成だ。同じような面として街づくりを展開しているのはデベロッパーでは三井不動産くらいだ。同社は日本橋を拠点に、これまで舞浜、佃、豊洲、芝浦、新川崎、川崎、新三郷、柏の葉などで商・住などの大規模複合開発を進めてきた。

 金児氏が考えている複合開発は三井不のそれとはやや異なるが、記者が欠かせないと思うのは街のポテンシャルを上げる取り組みだ。

 西大宮も確かに整然とした区画が整備されつつあるが、街路樹が貧しく、建物の形状がまちまちで外壁の色、道路からのセットバックなども全然統一感がない。これは行政の責任でもあるが、街並みを統一する地区計画やガイドラインを定めないと街の価値は上がらない。

 越谷レイクタウンがそうだ。ここは立派な戸建て群と貧しい戸建て群が混在する。官に任せきりだからこうなる。民が積極的に街づくりに関与していかないと成功しない。

越谷レイクタウンで見た 雑草すら生えない建売住宅の一群(2014/4/29)

これほど働く主婦の目線に立ったマンションはないポラス「ルピアコート西大宮」(2017/4/12)

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 アキュラホームは5月10日、子どもたちに木の素晴らしさを伝える「木望(きぼう)の未来プロジェクト」の間伐材による小学校学習机の天板寄贈が7年間で11,062枚に上ったと発表した。

 2016年度は13の小学校で計1,166枚の天板を交換し、10校でふれあい授業を実施した。

 「木望(きぼう)の未来プロジェクト」は2010年から同社グループのオカザキホームとともに行っている、

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 5月9日付「住宅新報」には「週刊住宅」が破たんしたことが全く掲載されていない。「週刊住宅」が事業を停止し自己破産する意向であることは5月1日に分かった。「住宅新報」もWebで短く報じた。それから1週間近くあったはずなのになぜ掲載されていないか。他の記事には相変わらず日にちの明示がないものや「このほど」などいつのことやらわからない記事もあるのだが、5月1日に行われた会見記事も掲載されているので、書く時間的ゆとりがなかったということでもなさそうだ。

 媒体が何を書こうが無視するか、それぞれ社の方針や編集責任者の判断に任される。「週刊住宅」の破たんを報じないのも同社の勝手といえば勝手だ。

 しかし、書くに値しない出来事ならともかく、業態がほとんど一緒の競合紙であり、また時には手を携える〝身内〟のような存在の〝死〟に対して無視ではないだろうが1行も触れないという意図が分からない。

 この点について別の記者は〝明日は我が身と考えているから〟と話し、また別の記者は〝武士の情け。書けないことがたくさんあるのでしょ〟とかばった。言い得て妙ではあるが、記者は身内の〝死〟を報じない何と非情な媒体であり、書けない事情があるとすればそれほど深刻な事態を抱えているのかと勘繰らざるを得ない。

 住宅・不動産業界の日々生起する事象を読者に伝え、業界紙ならではの視点で論評するのが業界紙の役割・使命であるとするならば、今回の「住宅新報」は大きな汚点を残した。追悼、追従の記事でもいいから書いてほしかった。

 「週刊住宅」の破たんについて、先の記者は「高度情報化社会がもたらした情報の相対的な価値の低下」が背景にあると語っているが、書く側がその情報の価値判断ができず、独自の視座を持たないとすればそれはジャーナリズムではない。

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 「週刊住宅」の破たんについて業界関係者にコメントを求めたところ、今から11年前、70歳で亡くなられた住宅評論家の佐藤美紀雄先生に言及された方がいた。佐藤先生には記者も大変お世話になった。自称〝弟子〟を名乗ったほどだ。今あるのも先生のお陰だと思っている。

 佐藤先生に「週刊住宅」紙上に「佐藤美紀雄のワンポイント時評」を連載していただくようお願いしたのは昭和57年だった。当時、住宅評論家と呼ばれる方はたくさんいた。ところが、多くの方は「建設省のデータによれば」「〇〇会社の発表によれば」などと、マクロデータや会社発表ニュースをもとに論評されていた。佐藤先生は違った。「私の取材によると」などと自らが情報源となり、舌鋒鋭く批評されていた。

 執筆を快諾していただいたのだが、その時、「先生、先生の好きなように書いていただいて結構です」とお願いした。その後、「ワンポイント時評」の連載回数は先生が亡くなる直前まで1,031回に及んだ。週刊住宅紙上でもっとも読まれたコラムだった。デベロッパーはマンションの販売現場に「ワンポイント時評」をコピーして張り出した。もちろん都合のいい部分だけだったが。

 とはいえ、業界紙の宿命ともいうべき、営業サイドの圧力もかかった。あまりにも鋭い指摘に記者も編集長もたじろぎ、経営者の意向を忖度し何度も原稿を書き換えていただいた。情けない記者は佐藤先生に書き換えをお願いする勇気などなかった。すべて当時の編集長が〝悪役〟を引き受けて、コラムの変更・書き直しを先生にお願いした。「佐藤さん、これはちょっと営業的(つまりスポンサー)にまずいので…」「わかりました。そうしてください」二人のやり取りを電話口でハラハラしながら聞いていた。

◇       ◆     ◇

 いまなぜ佐藤先生のことを書くか。佐藤先生が評論活動を始めるとき、「業界ジャーナリズムと同じ原稿など書いていて存在価値はない。現場主義に徹し、自分の目を通じて業界のために働こう」と話されたのをよく覚えている。

 先生が生きておられたらいまの事態をどうみられるか。「牧田さんよ、流れに掉さすことも逆らうこともできていない。どこまで流されればいいんだよ。病葉か」と言われるような気がしてならない。

 時代や読者ニーズの変化に鈍感になり、ゆでガエルのように気が付いたときはすでに手遅れの状態に陥っているのではないかということだ。「週刊住宅」の破たんの遠因はこんなところにありはしないか。

 先生が亡くなられたときの追悼文を添付する。首を垂れるしかない。

「業界の羅針盤」住宅評論家の佐藤美紀雄氏逝く(2005/9/24)

 

 

 

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 住宅・不動産業界紙「週刊住宅」が破たんした。業界にショックが走った。そこで、①週刊住宅の破たんをどう思うか②なぜ同社は破たんしたか③週刊業界紙が1紙になることをどう思うか④業界紙に望むこと・課題⑤その他-について業界広報担当者やメディア関係者に声を聞いた。

 以下は建築家の声。

①週刊住宅の破たんをどう思うか

 紙媒体の専門紙は余程特徴がなければ、しょうがないのでは…と思います。

 ちなみに、日経BP社の「日経アーキテクチャー」も読者が減りかなり苦戦を強いられているようです。

②なぜ同社は破たんしたか

 牧田さんがお辞めになった後に「ピリ辛」記事が全くなくなり読んでいましても「提灯記事」ばかりで「週刊住宅」の特徴が全くなくなったので、読者が減ったと思います。

 また、宣伝を載せている「スポンサー」に気を遣い過ぎでそれが紙面に表れている感じがしました。

③週刊業界紙が1紙になることをどう思うか

 「住宅新報」は購読していませんでしたので、内容は分かりませんのでコメントは差し控えます。

④業界紙に望むこと・課題

 不動産関連の記事だけでなく、建築的な専門分野の記事を載せて欲しい。

 また建築的な見地から不動産物件に関するメリット・ディメリットを載せないと、不動産業界はいつまでも浄化しないと思います。

⑤その他

 ネットの時代になって、全ての紙媒体の新聞や情報誌は,余程特徴がなければ破綻するのではないかと思います。

◇      ◆     ◇

 記者自身についても書かれており、削除しようかとも考えたのですが、「コメント全文を掲載します」とあらかじめ約束しており、〝おほめ〟の言葉は改めて姿勢を正せ、お叱りの言葉だと受け止めて原文のまま掲載しました。

「このままでは生き残れない業界紙」東急不動産HD・金指潔会長が苦言(2017/3/9)

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 住宅・不動産業界紙「週刊住宅」が破たんした。業界にショックが走った。そこで、①週刊住宅の破たんをどう思うか②なぜ同社は破たんしたか③週刊業界紙が1紙になることをどう思うか④業界紙に望むこと・課題⑤その他-について業界広報担当者やメディア関係者に声を聞いた。

 以下は大手不動産流通会社の広報担当者の声。

①週刊住宅の破たんをどう思うか

 驚き&ショックです。

②なぜ同社は破たんしたか

 正直なところ、週刊住宅の記事に関しては、あまり面白くなかった(発見がない、深い考察もない)というのが本音です。

 メディアとしてこれを言いたいというような主張も、これを世の中に広めたいというようなジャーナリズム精神も感じず、毎号ニュースリリースのネタと、取って付けたようなまとめサイト的な一面記事で、紙面を埋めているという印象が強いです。

 業界紙特有のナアナアな感じが、良くも悪くもこのような結果を招いてしまったのではないでしょうか。

③週刊業界紙が1紙になることをどう思うか

 住宅新報との違いがよく分からなかったので、特段何も思うところはありません。

④業界紙に望むこと・課題

 広報の立場として、業界紙に取り上げられるメリットが乏しいのが実態です。牧田さんがやられていた日経住宅サーチへのリンクといった、世間一般に拡散する可能性があれば別ですが、未だに昔ながらのやり方でWebは会員制とし、紙に固執したようなやり方であれば、今後も縮小の一途ではないかと思います。

 コンテンツはあるのですから、もっとWebを上手に活用すべきだと思います。

 その中から選りすぐりのネタを、ニュースアプリやキュレーション系サイトに提供するなどして、拡散される可能性があれば、各社も業界紙にどんどん情報提供を行うようになるのだと思います。

「このままでは生き残れない業界紙」東急不動産HD・金指潔会長が苦言(2017/3/9)

 

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 住宅・不動産業界紙「週刊住宅」が破たんした。業界にショックが走った。そこで、①週刊住宅の破たんをどう思うか②なぜ同社は破たんしたか③週刊業界紙が1紙になることをどう思うか④業界紙に望むこと・課題⑤その他-について業界広報担当者やメディア関係者に声を聞いた。

 以下は大手デベロッパー広報担当者の声。

①週刊住宅の破たんをどう思うか

 老舗の業界紙がなくなることは非常に残念でなりません。残された方々で故長尾社長の後を継いでいただけると信じていましたが、経営はよほど厳しかったのでしょうね。

②なぜ同社は破たんしたか

 詳細がわからないのでコメントは差し控えさせていただきます。

③週刊業界紙が1紙になることをどう思うか

 業界新聞は複数紙あり常に競いながらあった方が良い記事も書くことができるのではないでしょうか。

④業界紙に望むこと・課題

 業界紙は一般紙では書けない業界事情や専門知識があるので、やはり必要と思います。今後は、他の業界紙が週刊住宅新聞社のやってきた事業の一部でも継承されることを望みます。

「このままでは生き残れない業界紙」東急不動産HD・金指潔会長が苦言(2017/3/9)

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