「遅くまで働く会社に未来はない」 積水ハウス・阿部社長が入社式で訓示

阿部社長
積水ハウスは4月1日、グループ入社式を行い阿部俊則社長が訓示を行った。新入社員は積水ハウス507人、グループ会社154人で、入社式には積水ハウス507人、グループ会社110人が出席した。
阿部社長の訓示は、あらゆる業種・会社に当てはまり、全ての働く人が心すべきことなので要旨を紹介する。
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積水ハウスグループへの入社おめでとうございます。皆さんの入社を私も皆さんと共に心から喜んでおります。
企業理念の根本哲学の「人間愛」は、「FOR ME」ではなく「FOR YOU」の心で、「相手の幸せを願い、その喜びを我が喜びとする奉仕の心をもって何事も誠実に実践する」ことです。ぜひ謙虚な姿勢と感謝の気持ちを忘れないでください。
これからの大きなテーマは「働き方改革」です。「遅くまで働く会社に未来は無い」と言い続けてきました。今、「人材の定着と育成」をテーマに「わくわくドキドキできる職場環境づくり」を推進しています。ITなどを活用しながら、仕事の量と質の「見える化」を行い、やるべきこと、そうでないことをよく見極め「効率よく」仕事をする癖をつけてください。
そして一日を達成感で終え、メリハリをつけ、家族、友人などと過ごす時間や自己研鑽の時間などのアナザーワールドのための時間も充実させてください。
また、ダイバーシティにも積極的に取り組んでいます。女性管理職も増えるなど成果が表れており、先月、住宅・建設業界で唯一4度目の「なでしこ銘柄」に選定されました。「ワーク・ライフ・バランス」から「ライフ・ワーク・バランス」へ、今、会社は大きく変わろうとしています。
(中略)
積水ハウスはお客様を大切にする会社です。次に社員と協力工事店を大切にしています。そして社会に必要とされる会社であること、この3つを大切にしています。
それが社会に浸透し、ブランドができ、提案する内容も高度化、高額化しています。お客様や社会の期待も大きい分、仕事に慣れるまでは大変つらいこともあります。そんな時は、当社の企業理念に立ち返ることです。
また何でも相談できる仲間、先輩を見つけてください。報告・連絡・相談は最も大切なことです。チャレンジも失敗もどんどんしてください。
どうか健康に留意し、先輩の指導を素直に聞いて、必死に勉強し、目標を決めて自己研鑽しながら早く一人前になってください。皆さんの活躍を大いに期待しています。
大京 モデルルーム営業職に「3連休」導入 「プレミアムマンデー」も設定
大京は3月30日、新築分譲マンショ ンと新築戸建を販売するモデルルームの営業職を対象に毎月原則第2木曜日を法定外休日と設定し、3連休とすると発表した。4月1日から実施する。
これまでは法定休日を原則水曜日に、法定外休日を原則火曜日に設定し、月曜日から金曜日にかかる祝日の振替休日をフレックス休日として個人が任意に設定し取得してきたが、3連休の取得がしにくい状況があった。
今回3連休を導入することで休日を確実に取得できるほか、各自の予定が立てやすく、また、モデルルームを1日クローズすることで業務効率化も図ることができるとしている。
あわせて国の推進する「プレミアムフライデー」についても、同営業職で取得しやすい毎月原則第2月曜日に独自設定し、年休取得やノー残業デーを推奨していく。
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非常に結構なことだ。同社の英断に拍手喝采。
マンションのモデルルームを取材する側からいえば、現在、火曜・水曜をクローズにしているところ、水曜・木曜を定休日にしているところが混在しており、確実に取材できるのは月曜と金曜しかないので困るのだが、お客さんの立場からすればそれほど支障はないともいえる。
勝手なお願いだが、昔はそうだったように、マスコミの取材は土曜も日曜も可能にしていただきたい。お客様対応に忙しければ、見学だけでもいい。記者対応はしなくてもいい。
記者にとっても、土曜・日曜に現場取材ができれば、労せずして見学者に取材することができるメリットがある。とても寒い日、「広尾ガーデンヒルズ」の第1期分譲で幸運にも抽選に当たった銀座のクラブママにインタビューすることができ、「銀座のクラブママはトイレに駆け込んで喜びをかみしめた」という記事を書けたのも、販売事務所の外で朝から晩まで片っ端に声を掛けたからだ。そんな取材をしても売主は文句を言わなかった。
バブル崩壊後はほとんどのデベロッパーは土曜・日曜日の取材を不可とした。「お客さん対応が優先」というのがその理由だが、わたしに言わせれば、「お客さん」とはマンション購入検討者だけでなくあらゆる関係者(ステークホルダー)だ。マスコミの取材規制はむしろ逆効果だと思う。
取材とはそのようなものだ。デベロッパーがおぜん立てしてくれるのもうれしいが、土曜・日曜もマンション現場を取材できたらものすごく面白い記事が書けるはずだ。
三井不 柏の葉スマートシティ 世界的権威の「Futura Mega Project」最優秀賞受賞

「柏の葉スマートシティ」
三井不動産は3月23日、同社のスマートシティ戦略のフラッグシッププロジェクト 「柏の葉スマートシティ」(千葉県柏市)の街づくりが、MIPIM(不動産プロフェッショナル国際マーケット会議)が表彰する「The MIPIM Awards 2017」の「Futura Mega Project」(将来的な大規模開発プロジェクト)部門で最優秀賞を受賞したと発表した。
MIPIMアワードは、世界の不動産業界におけるもっとも権威のある賞の一つで、毎年さまざまなカテゴリーの中から革新性や偉業を成し遂げた優れたプロジェクトが表彰される。
「柏の葉スマートシティ」は、2005年から千葉県柏市のつくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅周辺で公・民・学が連携して「環境共生」「健康長寿」「新産業創造」の実現を目指し、開発が進められている課題解決型の街づくり事業。
今回の「MIPIM Awards 2017」の「Futura Mega Project」部門では、将来的な街づくりの可能性と環境配慮型の都市の実現、地域に根付くコミュニティの形成に寄与するプロジェク トとして表彰された。
大和リゾート イメージモデルに元宝塚歌劇団の水沙るるさん(24歳)

水沙るるさん
大和ハウスグループの大和リゾートは3月13日、「2017 大和リゾートイメージモデル」グランプリに水沙るるさん(24歳)を選出したと発表した。「気品」「清廉」「癒し」など同社のイメージにぴったりというのが選定理由。
水沙さんは昨年12月まで宝塚歌劇団に音楽学校も含め8年間所属していた。今後同社のホームページやウェディングモデルおよび関連イベントなどで活動することになっている。
積水ハウス もっとも一級建築士の多い会社 スーパーゼネコンもしのぐ
積水ハウス代表取締役社長兼COO・阿部俊則氏が3月10日に行われた2016年度決算&第4次中期経営計画説明会の席上で、同社のコア・コンピタンスとして「技術力」「顧客基盤」「施工力」の3つを上げ、「働き方改革を進めており、遅くまで働く会社に未来はないとみんなに言っている。ワクワクできるような会社にするためトライしている。ダイバーシティの取り組みで常時上位にランクされる会社にする。技術力でいえば、(一級)建築士の有資格者の数は2,600名を突破しており、住宅会社のなかでは断トツ、ゼネコンも含めてもっとも多いはずだ」と述べた。
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その裏付けをとるためネットで調べた。同社の一級建築士の有資格者は平成28年4月1日現在2,664名(二級は2,986名)となっており、全従業員約16,000名のうち16.7%(二級を含めると35.5%)に達している。
他のハスウメーカーは公表していないのでわからないが、阿部社長が話した通りスーパーゼネコンを超えトップだ。以下、分かった範囲内で一級建築士の有資格者の多い会社を紹介する。
積水ハウス 2,664名
大成建設 2,476名
竹中工務店 2,462名
鹿島建設 2,363名
清水建設 2,178名
大林組 2,077名
日建設計 1,044名(グループ含む)
そのほかではNTTファシリティーズが877名、日本設計が495名、三菱地所設計が340名。大和ハウス工業、住友林業、ミサワホームなども相当いると思われるが不明。野村不動産も社員の数に占める割合が高い。
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説明会のあとで行われた懇親会で同社設計部東京設計室室長・藤田弘樹氏と名刺交換し、しばし歓談した。
とてもダンディな方で、濃紺のスーツは身体にぴったりの細めで、光の当たり具合によって微妙に光り、ワイシャツは濃い青、ネクタイも同系。くたびれたスーツ姿の記者とは真逆だった。
一つ気になったのは、この日、記者が他の取材の際に見た「グランドメゾン伊勢山」をご存じない役員・幹部が多かったことだ(全員に聞いたわけではないが)。もちろん阿部社長はよくご存じで、「いろいろあったからね。苦労したマンションだった」と話した。
阿部社長! 幹部が「伊勢山」を知らないのは問題。次の「住まいの参観日」には「伊勢山」を幹部は見学するよう指示を出してはいかがか。「東戸塚」「狛江」「白金」も追加していただきたい。みんな自社のマンションのレベルの高さを改めて認識するはずだ。
億ションの歴史を変える積水ハウス「グランドメゾン伊勢山」(2011/5/13)
積水ハウス 平成29年1月期決算 売上高、営業利益とも過去最高
積水ハウスは3月9日、平成29年1月期決算を発表。売上高2兆269億円(前期比9.0%増)、営業利益1,841億円(同23.1%増)、経常利益1,909億円(同18.9%増)、当期純利益1,218億円(同44.5%増)となり、2017年1月期が最終年度となる中期経営計画は当初計画を上回り、売上高、営業利益とも過去最高となった。
主力の戸建事業は売上高が前期比2.7%減となったが、営業利益は4.9%増加した。他の賃貸住宅、リフォーム、フィー事業などのストック事業の営業利益は二ケタ台の伸び率となった。分譲住宅、マンション事業はそれぞれ26.0%、72.0%の減益となった。
次期予想は売上高2兆1,440億円(当期比5.8%増)、営業利益1,920億円 (同4.3%増)、経常利益1,960億円(同2.6%増)、当期純利益1,280億円(同5.0%増)。
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同社は3月9日、2017年度(平成30年1月期)を初年度とし、2019年度(同32年1月期)を最終年度とする第4次中期経営計画を策定。
第3次中期経営計画(2014~2016)が当初計画を上回ったことから、本計画では、IoT・AIに代表されるIT技術の飛躍的な進化、地球温暖化や高齢化に求められる住宅需要の変化、インバウンド需要の拡大や東京オリンピック開催などわが国経済の情勢や事業環境が大きく変化するととらまえ、基本方針を「BEYOND 2020 に向けた“住”関連ビジネスの基盤づくり」とした。
新たな事業領域の拡大を目指すとともに国際事業を大きな柱の1つとし、財務基盤の強化を図る。
最終年度となる平成32年1月期では、売上高2兆3,830億円、営業利益2,300億円、当期純利益1,490億円、営業利益率9.7%を目指す。
東急不動産HD社長・大隈郁仁氏が東急不動産社長を兼務 東急不・植村社長は副会長へ

大隈氏
東急不動産ホールディングスは3月8日、グループマネジメント体制を強化するため機構改革と執行役員体制制度を変更すると発表した。これに伴い、4月1日付で同社代表取締役社長・大隈郁仁氏が東急不動産の代表取締役を兼務する。
東急不動産代表取締役社長・植村仁氏は東急不動産ホールディングス執行役員兼東急不動産代表取締役副会長に就任する。
大隈氏は、昭和33年8月生まれ。広島県出身。昭和57年3月、横浜市立大学卒、同年4月、東急不動産入社。平成16年4月、資産活用事業本部 ファンド推進部 統括部長、同20年4月、執行役員 ビル事業本部長、同26年4月、取締役専務執行役員、同26年4月、東急不動産取締役就任。
旭化成ホームズ社長に川畑文俊専務、池田英輔社長は取締役会長へ

川畑氏
旭化成は3月8日、役員などの異動について発表。4月1日付で常務執行役員に旭化成ホームズ取締役兼専務執行役員・川畑文俊氏が就任する。川畑氏は旭化成ホームズ代表取締役社長と旭化成建材取締役も兼務する。
専務執行役員で旭化成ホームズ代表取締役社長・池田英輔氏は旭化成ホームズ取締役会長に就任する。
川畑氏は1958年(昭和33年)6月3日生まれ。58歳。大阪府出身。1982年3月、関西学院大学法学部卒。同年4月、旭化成工業(現、旭化成)入社。2003年4月、住宅カンパニー東京第三営業部長。2012年4月、旭化成ホームズ執行役員兼東京営業本部長。2013年4月、旭化成ホームズ取締役兼常務執行役員。2016年4月、現職就任。
野村不動産HD 介護住宅事業へ参入 創生事業団と業務提携
野村不動産ホールディングスは3月1日、創生事業団(本社:福岡市、代表:伊東鐘賛氏)と業務提携し、創生事業団の100%子会社であるJAPANライフデザイン(本社:港区、代表:伊東鐘賛氏)へ第三者割当増資の引受け(議決権割合49%)を行い、資本提携契約を結んだと発表した。
同社は、中長期経営計画で新たな成長領域の1つに高齢者住宅事業を加え、2015年4月に野村不動産ウェルネスを設立。サービス付き高齢者向け住宅への参入準備を進めている。創生会グループとの業務提携、資本提携は介護住宅事業参入への一環。
JAPANライフデザインは首都圏の調布(72室)、不動前(61室)、六郷土手(41室)の介護付有料老人ホームを運営している。
積水ハ「グリーン ファースト ゼロ」 第26回地球環境大賞「経済産業大臣賞」受賞
積水ハウスは2月28日、第26回地球環境大賞(主催:フジサンケイグループ、後援:経済産業省、環境省、文部科学省、国土交通省、農 林水産省、一般社団法人日本経済団体連合会)で同社のネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)の取り組み「グリーン ファースト ゼロ」が評価され「経済産業大臣賞」を受賞したと発表した。
