安藤忠雄氏がデザイン監修 積水ハ&マリオット 日本初進出「W Osaka」3/16開業
「W Osaka」
積水ハウス11月18日、同社が開発し安藤忠雄氏がデザイン監修したマリオット・インターナショナルが展開するラグジュアリーブランドのひとつ「W(ダブリュー)」の日本初進出「W Osaka」を2021年3月16日に開業すると発表した。
客室タイプは、エクストリームWOWスイート(1室)、WOWスイート(2室)、Jスイートルーム(12室)、スイートルーム(35室)、スタンダードルーム(287室)。
ホテルの6階から27階の全337室の客室は、全室に鮮やかな色彩とすっきりとしたラインが印象に残る大胆なWデザインを採用。広々とした浴室には特注のレインシャワーを設置。床から天井まで一面に広がる窓からは大阪の街並みが楽しめる。
最上階のスイート「エクストリームWOW スイート」は天井高4.5m、200㎡。5つの部屋全てから大阪の街並みを一望できる。
館内施設には、ロビーに大阪を代表する文化のひとつである漫才で使用するスタンドマイクが設置されたステージなどを配し、「ミシュランガイド」で星を獲得し、「アジアのベストレストラン50」にもランクインしたシェフが監修するオールデイダイニングをはじめ、世界的に名を馳せるシェフとコラボレーションしたパティスリーやユニークなバーエリアもオープンする予定。
デザイン監修は建築家・安藤忠雄氏が担当。「大阪商人の遊び心」をテーマに、黒を基調とし華美な装飾を極力抑えたミニマルな外観と華やかなインテリアのコントラストを表現しているのが特徴。
インテリアデザインは、世界各国の「W」を手掛けたオランダのConcrete Architectural Associates 社が担当。鮮やかなネオンがきらめくエネルギッシュな大阪の街からインスパイアされた賑やかで個性溢れるインテリアデザインとなっている。
施設は、大阪市中央区南船場4 丁目に位置する地上27階・地下1 階建て延べ床面積約35,815㎡。客室数337室。付帯施設はレストラン、ボールルーム、スパ、ジム他。設計・監理は日建設計。施工は竹中工務店。デザイン監修は安藤忠雄氏。
ホテル内観(イメージ)
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隔靴掻痒とはこのことをいう。昨日の三井不動産「水道橋」のホテル、三井不動産レジデンシャル「勝どき」マンションもしかり。ホテルもマンションも実物やモデルルームを観ないと記者としての役割を果たせない。新型コロナが恨めしい。機会があったら見学したい。
ネットで料金を調べた。スタンダードタイプ(約40㎡)でルームチャージ(大人2人)は4~6万円くらいだ。こんなものだろうと思う。
バー
客室
18日の都の感染者 過去最多の493人 20・30代は66%減 70歳以上4倍増(8/1比)
11月18日の東京都の新型コロナ感染者は8月1日の472人を上回る493人となり、過去最多を記録した。8月1日と11月18日の性別・年代別感染者の数値を比較してみた。20代、30代が大幅に減少している一方で、中高年が激増している。
8月1日と11月18日の数値を比較した別表・グラフを見ていただきたい。年代では10歳未満・10代はほとんど同じで、20代は216人(男性129人:女性87人)から123人(男性71人:女性52人)へ大幅に減少している。30代は108人(男性72人:女性36人)から92人(男性48人:女性44人)へ男性が減った分だけ減少している。
一方で、40代以上は全ての年代で増加している。40代は51人(男性36人:女性15人)から89人(男性57人:女性32人)へ女性は倍増。50代は38人(男性27人:女性11人)から66人(男性45人:女性21人)へ、60代も21人(男性14人:女性7人)から39人(男性28人:女性11人)へそれぞれ増加。
重症化率が高い70歳以上は14人(男性4人:女性10人)から58人(男性28人:女性30人)へ4倍増となった。
感染経路不明者は305人(不明率64.6%)から283人(不明率57.4%)へ改善している。
感染者が過去最多になったことについて、小池百合子都知事は18日、「かなり世代的にも広がりがある。高齢者の方々の重症化というのは顕著に出ていますので、高齢の方々、少しお体の具合悪い人は特に注意いただきたい」と語り、警戒レベルを引き上げる意向を示した。
また、全国でも過去最多を記録したことを受け、日本医師会・中川俊男会長は、Go Toトラベルの影響であるかどうかはエビデンスが明確でないとしたうえで「今後、このまま感染が拡大し続ければ、強い政策を打ち出すハンマーを振りかざさなければならない。強いハンマーというのはもちろん、緊急事態宣言や、ヨーロッパで言えばロックダウンとか、そういうことを含む」と述べ、21日からの3連休は「秋の我慢の3連休としていただきたい」と訴えた。
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会・尾身茂会長は、「このままいくと、今までのいわゆるクラスター感染とか、国民の努力だけでは、なかなかコントロールするのが難しく、さらに強力な対応をしなくてはいけない事態になる可能性があると思う。今もう一度、ふんどしを締め直す時期だと思う」と危機感をあらわにした。
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記者もテレビを観ていて〝ハンマー〟〝ふんどしを締め直す〟などの激烈な口調にたじろいだ。ハンマーはあの鎌と槌をあしらったソビエト連邦の国旗を真っ先に思い出したくらいで、もうハンマーを振りかざすようなことはなくなったし、ふんどし(女性は湯文字)を知っている人はわれわれ団塊の世代以上の人(人口比22%)でないと知らないのではないか。
ネットで調べた。中川会長は69歳、尾身会長は71歳。小池都知事は68歳。菅総理は71歳。ハンマーもふんどしも湯文字もなじみがあるはずだが、国民にはどう響いたのか…。
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東京都のオープンデータから10月13日(水)から11月17日(火)までの5週間の新型コロナ感染者の性別・年代別数値をまとめた。
直近の11月11日(水)から17日(火)までの1週間の感染者は2,185人となり、前週(11月4日~10日)より619人、37.8%増加している。
1週間の感染者を年代別にみると最多は20代の546人(比率25.0%)で、以下、30代430人(19.7%)、40代346人(同15.8%)、50代314人(14.5%)、60代168人(同7.7%)の順。70歳以上の高齢者は198人(9.1%)。
5週間の感染者数の推移でも全年代で直近の1週間が最多となった。
三密避けるワークスペース確保 コスモスイニシア 投資用ビル「恵比寿」テナント募集
「リードシー恵比寿ビル」
コスモスイニシアは11月18日、既存ビルにリノベーションを施し再生する 投資用ビル「リードシー恵比寿ビル」のテナント募集を開始したと発表した。
kenmaとの共同企画により地上部と屋上部にテナント専用のワークスペース「Room B」を設けることで三密を避け、withコロナ時代に求められる新たなワークスタイルを提案しているのが特徴で、①オフィス内に家具や什器が設置されている状態で入居可能②既に設置された什器以外に足りない分の搬入だけで済み、入居までの期間を短縮③什器の準備等に時間をかける必要がないため、総務担当者の負担を軽減④内装費や原状回復費の削減等オフィス入居・退去コストを圧縮⑤働く人の視点を考えたデザイン性の高い空間-などを実現した。
「リードシー恵比寿ビル」は、渋谷区恵比寿南3丁目に位置。地下1階付4階建て延べ床面積約680㎡。設計(内装)はコスモスモア、Room Bの共同企画はkenma。施工(内装)は東京イングス。建物管理は大和ライフネクスト。
4階(左)と地下1階
地下1階(左)と屋上の「Room B」
次世代型新ホテルブランド「sequence」第3弾 水道橋に11/25開業 三井不動産
「sequence SUIDOBASHI」
三井不動産と三井不動産ホテルマネジメントは11月18日、〝次世代型〟新ホテルブランド「sequence(シークエンス)」の第3弾「sequence SUIDOBASHI」を11月25日(水)にオープンすると発表した。
「やさしいつながり」がコンセプトの「sequence」は、フレキシブルなチェックイン&チェックアウト時間(チェックイン17:00~、チェックアウト~翌日14:00)や12:00まで朝食が食べられるエニータイムブレックファスト、非対面でのセルフチェックインやカードキー不要で客室・館内施設への入室が可能な顔認証システムなどを導入。「自由な時間と、過ごし方」を提供する次世代型ライフスタイルホテル。先に開業した「sequence MIYASHITA PARK」(客室数240室)、「sequence KYOTO GOJO」(同208室)に次ぐ第3弾。
施設コンセプトは「MOMENT(瞬間)」。ホテルに集うゲスト同士が感動・興奮・喜びの〝瞬間〟につながる場所を提供。屋外にスポーツ専門動画配信サービス「DAZN」のコンテンツが楽しめるオープンテラス、宿泊者専用のシアターラウンジなどを備える。
客室は15.2㎡のDouble(28室)、23.7~27.6㎡のTwin(35室)、18.1㎡のBunk Bed 3(12室)など8種類119室。全客室ともモノトーンで統一されたスタイリッシュなデザインと高い機能性を兼ね備え、特長的なコンセプトルーム「Bunk Bed 4 LIVE」(23~27㎡)にはプロジェクターとスピーカーを常設。自身のデバイスを接続し、シアタールームとして各種映像コンテンツを自由に楽しめる。
施設は、JR水道橋駅西口から徒歩1分、12階建て客室数119室。1階がテラス、ラウンジ、バー&ダイニング、2階がラウンジ、3階~12階が客室。企画プロデュース・フロアデザインはグリフォン。・レストラン運営はグリフォンB&B。設計・施工は三井住友建設。
オープンテラス
バー&ダイニング
「Bunk Bed 4 LIVE」
就労環境を色濃く反映 都の新型コロナ感染者 職業を年代・性別に見る
東京都の新型コロナ感染者のうち職業が不明の人の割合は35%に達することを昨日紹介した。今回は都のオープンデータの職業欄に記載がある4,470人の職業を年代別・性別に分けて紹介する。幼児や小学生などは男女の差がほとんどなく感染している一方で、他の職種では大きな差が出るなど就労、社会環境が色濃く反映されている。
それぞれの職業の定義は、医師や教員、タクシー運転手のように分かりやすいものもあれば、会社員、接客業、自営業、アルバイト、サービス業などあいまいなものが多く、主婦と無職の関係などもいま一つよく分からないが、もっとも多いのが1,629人の会社員だ。職業が記載されている全体の36.4%を占める。当然の結果か。
年代は男女とも20代から50代まで200人以上となっており、男女比では男性1,133人:女性496人と男性が圧倒的に多い。これは三密が避けられない業務の人が多いためか。
女性は20代と30代が100人台だが、40代以降は100人を切り、同年代の男性よりはるかに少ない。コロナの怖さをよく理解しているからと解したい。
無職の感染者も499人と多い。10代から80代にかけて幅広く分布している。女性の比率が高いのは中高年の主婦が「無職」と回答したためか。
227人の飲食業は20代から50代に感染者が多い。これも就業環境からしてやむを得ないのか。
176人の接客業と94人のサービス業の感染者を合わせると270人となり、飲食業を上回る。しかし、そもそも接客業、サービス業なる職業がよくわからない。これ以上触れない。
182人の医療従事者も少なくない。年代では20代女性が71人と、全体の39%を占め、男性20%:女性80%という比率は、女性が過酷な労働環境にさらされている一面が垣間見えるといったら、これまた言いすぎか。
118人の施設職員は、どのような施設なのか不明だが、介護・高齢者施設のことを言うのだろうか。こちらも男性より女性のほうが3倍多い。
医師は43人。多いのか少ないのか判断しかねるが、男性32人:女性11人の比率は気になる。
218人の自営業、35人のパート職員、74人のアルバイトなどはいったいどのような職種なのかまったく分からないのでコメントのしようがない。自営業、パート、アルバイトは経営・雇用形態を表わすもので職業ではない。厚労省の職業分類表にもない。
学生は男性64%:女性36%。体育会系のクラスターの発生が伝えられているのが数値に表れているようだ。ここでも賢明な選択をしている女性が浮かび上がると言ったら怒られるか。
10代や学生の感染者数と比較して意外に少ないのが教員だ。25人しかいない。51人の公務員の半分だ。オンライン授業の成果か。それで人材が育てられるのなら結構なことだとは思うが…。
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感染者から職業を聞き出すのは大変な苦労が伴うのだろうし、せっかく都がオープンデータに記載するようになったので批判はしたくないが、感染拡大を防止する観点からすればもう少し深く調査すべきだろうし、パート、アルバイトを載せるのであれば雇用形態はコロナ感染と関連があるのかどうかも探るべきだ。一括りに会社員、その他といっても様々な職種があるはずだ。
もう一つ不思議なのは、小学生、タクシー運転手、その他運転手、建設業(大工さんだけでないと思うが)などがあるのに、中学生、製造業などはなく、医師や教員はあるのに他の士・師業はないのはなぜか。サービス業、接客業もしかり。この世の中にサービス、接客を伴わない職業なんてあるのか。
新型コロナ 罹患率は沖縄県、東京都、大阪府の順 最少は岩手県 11/13現在
厚生労働省が発表した11月13日現在の新型コロナ感染者の都道府県別感染者数と人口10万人当たりの罹患率をまとめた。
全国の感染者約11.4万人のうち、もっとも多いのは東京都の約3.4万人で、以下、大阪府1.5万人、神奈川県約1.0万人、愛知県約0.8万人、埼玉県約0.7万人、千葉県約0.6万人の順。もっとも少ないのは岩手県で51人。
罹患率は沖縄県がもっとも高く252.3人で、2番目の東京都は244.9人。全国平均の90.1人を上回るのは7都道府県。もっとも低いのは岩手県の4.2人。
新型コロナ感染者 職業の最多は「不明」35% 退院後の心のケア必要 都のデータ
新型コロナ感染者の職業は不明が最多で35.0%-東京都は10月から新型コロナの感染者のオープンデータに職業を記載し公表しているが、11月8日現在、職業欄が不明(記載なし)は感染者6,678人のうち実に約2,400人に達している。データは週に1回更新される。
職業欄に記載があるのは4,470人で、最多は会社員の約1,600人(36.4%)。以下、学生約500人(10.9%)、その他約290人(6.1%)、飲食業約240人(5.4%)、自営業約220人(4.9%)、医療従事者約180人(4.1%)、接客業約180人(4.0%)、施設職員約120人(2.6%)の順となっている。
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他の自治体では感染者のオープンデータに職業を記載しているところがあり、今回、都も発表するようになったのは感染拡大を防止するのに役立つはずだ。
残念なのは、やはり「職業」欄が35%も空欄になっていることだ。
職業が〝不明〟なのは、感染経路不明者がほぼ一貫して50%を超えていることと符合しており、感染者は、保健所や医療機関に職業を伝える元気もなく重篤な状態で運び込まれたというより、むしろ職業を語ることをためらう何らかの理由により〝拒否〟するケースのほうが圧倒的に多いと思われる。
これこそが新型コロナの怖いところだ。感染者が治癒して退院し社会復帰を果たしたとき、周囲の人たちにどう伝えるのか。やはり沈黙を貫くのか。周囲の人たちもどう迎え入れるのか。われわれの想像以上にダメージは大きく、心のケアが求められるような気がする。
年少者、中年層への広がり顕著 都の新型コロナ感染者 無症状者の早期発見急務
東京都の11月12日の新型コロナ感染者は393人となり、389人だった8月14日を上回り、8月8日の429人に次ぐ数値となった。経路不明者は230人で、不明率は58.5%とこれまでと同様高い水準となっている。
年代別・性別では、20代女性が51人でもっとも多く、以下、30代男性の47人、20代男性の43人、30代女性の42人となっている。20代と30代の全体に占める割合は46.6%となっている。
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ほぼ同じ数値だった8月14日と比較してみた。別表・グラフがそれで、特徴的なのは20代・30代の絶対数、比率が減少していることだ。
11月12日の20代・30代は173人で全体に占める割合は44.0%なのに対し、8月14日の226人、58.1%から53人、14.1ポイントそれぞれ減少している。
一方で増加が目立つのは40代・50代と10歳未満・10代だ。11月12日はそれぞれ118人(30.0%)、36人(9.2%)となっており、8月14日の96人(24.7%)、14人(3.6%)から絶対数も比率も増加している。
これは、都も話しているように若年層から中高年や年少者への広がりがみられ、感染経路も職場や家庭など多様化していることを裏付けている。
注目されるのは、重症化率が高い70歳以上の数値だ。11月12日は31人で、8月14日の29人とそれほど差はなく、全体に占める割合もそれぞれ7.9%、7.5%となっている。過去最多の472人を記録した8月1日も70歳以上の感染者は35人で割合は7.4%だった。
他の日も同じような傾向を示しており、病院でのクラスター発生を除けば1日当たりの感染者は第1波、第2波の20~30人台とそれほど変化はないる拡大期も減少期も高齢者の感染者は一定数発生していることを示している。これは、三密を避ける自粛効果の現われと理解できるのではないか。
もう一つ、注視しなければならないのは無症状者が多く、経路不明者比率が50%を上回っていることだ。確か293人の感染者が確認された11月10日だったと思うが、小池都知事は「無症状者は100人」とインタビューに答えた。この無症状者の早期発見と経路不明者比率を下げることが喫緊の課題ではないか。
アートプロジェクト「ソノ アイダ#有楽町」第3弾 11/29まで期間延長 三菱地所
外観パース(国際ビル1階)
三菱地所は11月10日、株式会社は、「有楽町エリア再構築」に向けた先導プロジェクトである有楽町「Micro STARs Dev.(マイクロ スターズ ディベロップメント)」※の一環として、アーティスト・藤元明氏のディレクションのもと取り組むアートプロジェクト「ソノ アイダ#有楽町」の第3弾企画「ARTIST STUDIO ACTIVITIES」の会期末を当初予定の11月1日(日)から11月29日(日)まで延長すると発表した。
期間延長中、完成した作品の一部を有楽町エリアのビル共用部に展示するほか、完成した作品を有楽町エリアのテナント向けに無料レンタルサービスを開始し、空間に合わせた作品の委託制作を開始(会員制施設「有楽町SAAI Wonder Working Community」に納品予定)する。
※「Micro STARs Dev.」は、様々な人・アイディア・文化・食に出逢える多機能型市場「有楽町『micro FOOD & IDEA MARKET』」と個人単位のアイディアを形にするワーキングコミュニティ「有楽町『SAAI』Wonder Working Community(サイ ワンダー ワーキング コミュニティ)」及び有楽町の街全体を舞台に見出した、まだ価値の定まりきらない(=microな)人・アイディア・コト・モノをcultivate(交わり・耕し・育み・磨く)し、「次の時代を担うスターが生まれる“仕組み”を有楽町で作り上げる」ことを目指すプロジェクト。
藤元氏作品
藤崎氏作品
相澤氏作品
丸善本店 ビジネス本ランク1位! アキュラ広報担当・西口さん著「木のストロー」
アキュラホームは11月9日、同社広報担当の西口彩乃さんが著したドキュメンタリー書籍「木のストロー」(扶桑社/税抜き価格1,400円)が丸善丸の内本店のビジネス書ランキングで1位を獲得したと発表した。
次のような読者の感想も紹介した。
●「 木のストローって何のこと?」と思いながら読み始めたら一気に引き込まれてしまった。1 本のストローにこんな秘められたドラマがあったなんて、すごい!(32 歳、IT系会社員、女性)
●ドラマのような紆余曲折の開発の話も素晴らしいが、環境問題、SDGsの入門書としても最適だと思う。(40歳、サービス業、男性)
● 試行錯誤している時に、同僚や上司などあらゆる人が手を差し伸べてくれたことにほっこりしました。環境問題の改善だけでなく、雇用機会を与えていることに感銘を受けました。「木のストローが生きがいになっている」と老人の方々が話したシーンは、思わずグッときました。(28歳、エネルギー会社勤務、女性)
●“会社に入って初めて泣いた というところで私も一緒に泣いてしまった。環境問題について、自分ができる小さいことからやっていこうと気をつけるようになった。(45歳、主婦)
「木のストロー」は、「建築やものづくりに縁の遠い、環境問題もド素人の本社勤務女子社員が、間伐材再利用と廃プラ問題解決のため、世界初木のストローの開発に立ち上がりました。社内の反発、失敗続きの試作品、記者会見当日の大トラブルを乗り越え、木のストローが生まれるまでの成功秘話と心の葛藤を綴っています。挫折しそうなときに、助けてくれた仲間や上司、ひどく傷つけられた一言、逆に元気づけられた言葉など、若い女性の視点で赤裸々に体験談を語る全部実話の本格ドキュメンタリー」(プレス・リリース)。
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何部売れたかは告知されていないが、ずっと応援してきただけに記者もうれしい。ビジネス書は「芥兀賞」や「直廾賞」にノミネートされないのか。「花火」や「デリバリ人間」よりはるかに面白い。
西口さん、印税がどうなるかは分からないが、金一封くらいは出るだろうから、そのお金で「堀越課長」も呼んで祝杯を挙げようではないか。金一封も出なかったら、書籍にも出てくる店で三密を避けながら特上の赤ワインを注文し、請求書は〝カンナ社長〟にお歳暮として届けよう。