〝唯一無二 都内最大〟三井不・日鉄興和不「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」着工
「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」
三井不動産、日鉄興和不動産、ヤマト運輸は1月26日、都内最大級の物流施設「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」を着工したのに伴う記者説明会を開催し、三井不動産取締役専務執行役員ロジスティクス本部長・三木孝行氏、日鉄興和不動産代表取締役副社長・企業不動産開発本部長・吉澤恵一氏、ヤマト運輸常務執行役員(東京地域統括兼EC業統括)・阿部珠樹氏、板橋区長・坂本健氏が出席して、同日、板橋区と「災害時における防災施設整備等に関する4社基本合意書」を締結したと発表した。
施設は、日鉄興和不動産が2021年6月に日本製鉄の工場跡地を取得後、板橋区との行政協議を重ね、その後、三井不動産が参画、街づくり型物流施設として整備するもの。都営三田線西台駅から徒歩約10分、板橋区舟渡4丁目に位置する敷地面積約93,200㎡、地上6階建てS造延べ床面積約256,100㎡。設計は日鉄エンジニアリング、施工は日鉄エンジニアリング・佐藤工業。竣工予定は2024年9月末。
周辺5km圏内には約106万人が居住しており、雇用確保に有利な立地であるうえ、首都高速5号池袋線「中台」出入口までは約2.7㎞とアクセスに優れ、延床面積は都内最大。建物は免震構造、72時間対応の非常用発電機などのBCP対策、オフィスビル同等のセキュリティ対策、ドローンドローン事業者向け賃貸用R&D区画、ZEB認証など、業界トップレベルの施設スペックを整備する。
板橋区との「災害時等における防災施設整備等に関する4者基本合意書」では、河川氾濫時における水害に強い安心・安全な街づくりの実現を目指し、施設に隣接する「板橋区立・舟渡水辺公園」と一体となる約3万㎡の公開空地、水害時の緊急一時退避場所や避難路などを整備し、1,000人の緊急一時退避場所を確保する。テナントとして入居するヤマト運輸は、災害時の支援物資の保管・配送拠点として活用する。
説明会に出席した各氏は次のようにコメントした。
三井不動産・三木孝行氏 弊社は「三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)」を旗艦ブランドとして物流施設を展開しており、昨年で10年の節目を迎えました。これまで、街づくり型物流施設として「MFLP 船橋」「MFIP(三井不動産インダストリアルパーク)羽田」などを開発してまいりました。本施設は次世代のフラッグシップとなる大型プロジェクトであり、関係各社とともに、ロジスティクスを通じて街づくりに貢献し、地域社会のより良い未来を切り開いてまいります。
日鉄興和不動産・吉澤恵一氏 弊社は、日本製鉄の工場周辺(東京都板橋区、大阪府堺市)における物流施設の開発を契機に、2018年より「LOGIFRONT」のブランド名で物流事業を展開し、これまで「LOGIFRONT 越谷」、「LOGIFRONT 尼崎」など首都圏、近畿圏を中心にテナント企業のニーズを踏まえた物流施設の開発を進めてきました。本計画では、板橋区さまの地域防災をはじめとしたニーズを踏まえた計画となっており、関係各社と連携のうえ実現に向けて取り組んでまいります。
ヤマト運輸・阿部珠樹氏 現在推進する中期経営計画「One ヤマト2023」では、成長を続けるEC市場や法人領域、保冷配送領域などのニーズに対応し続けるため「ネットワーク・オペレーション構造改革」に取り組んでいます。この構造改革の一環として、今回の「MFLP・LOGIFRONT 東京板橋」と、2022年7月に新設した都内の拠点を活用して、新たな保冷輸送ネットワークの構築を進めてまいります。
板橋区長・坂本健氏 区は「災害に強い首都『東京』形成ビジョン」のモデル地区に「舟渡・新河岸地区」を位置付け、水害に強いまちづくりに取り組んできました。本計画は、官民連携の取り組みにより、水害時に機能する施設をはじめとして、多くの地域貢献を実施する施設計画となっております。区の更なる安心・安全の実現に「板橋区立・舟渡水辺公園」との一体整備イメージ向けて、取り組んでまいります。
左から三木し、坂本氏、阿部氏、吉澤氏
ヘリポートを備えた公開空地
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三木専務の〝十八番〟がまたまた飛び出した。「一言でいうと唯一無二。都内最大級」「日本初、世界初」だと。
「唯一無二」は三木氏の専売特許ではないが、これまでも「当社は最早や後発ではない」「物流施設は嫌悪施設ではない」(2018年5月)などの名言を発している。
三木氏の発言を補強するかのように、報道陣の質問に答える形で吉澤氏は「街づくり型の施設にするには三井さんはベストパートナー」と、阿部氏は「『船橋』『羽田』を見学し、そのスペックの高さに感動した」とそれぞれ述べた。
記者は物流のことはよく分からないのだが、市場規模は不動産業の半分くらいの約24兆円と言われている。どうして〝後発〟の三井不・三木氏のような発言が飛び出すのか。同社が突出しているためなのか、それとも既存の物流業界が遅れているということなのか。不動産業も物流業も圧倒的に中小企業が多いことと関連はあるのか。
新河岸川から現地を望む(ここに施設と同等の基本性能・スペックを備えた〝パークホームズ〟を分譲したら飛ぶように売れるのではないか。坪270万円でどうか)
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板橋区の隣接区・北区は、漫画家・清野とおる氏を起用して「住めば、北区東京。」のポスターを発表して話題になったが、街づくりの取り組みでは記者は板橋区に軍配を上げる。2021年に策定した「板橋区住まいの未来ビジョン2025」では、「東京で一番住みたくなるまちとして評価されるまちを目指すため『ずっと住むなら、板橋区』を基本的な考え方」に街づくりを進めていくと宣言した。
坂本区長も出席されていたので、これは絶好のチャンスだと、話を聞いた。
坂本氏は、2022年4月から開始された国土交通省「マンション管理計画認定制度」で全国初の認定を受けた「高島平ハイツ」を早速取り上げ、「きちんと管理されているマンションが中古市場で適正に評価されるのが狙いで、『高島平』はそれまで1,700万円だったのが3,800万円に値上がりしている」と話し、令和3年4月1日に施行した「東京都板橋区都市づくり推進条例」については「従来は網にかからなかった大規模土地開発などを対象にし、緑環境など良好な景観を残すように取り組んでいく」と語った。
実は、記者は坂本区長とメールでやり取りしたことが一度ある。物件名などは明かせないが、あるマンションの敷地南側に区の所有地があり、そこに不法投棄された粗大ごみが集積・保管されていた。デベロッパーは区と話し合いを行っても解決できず、困り果てていた。ゴミ捨て場が目の前では売れないと。
そこで、記者は「調整区域でもあるまいし、街の真ん中にゴミ捨て場をつくるのはいかがなものか」と区長宛てにメールを送った。区長からは「善処します」との回答があった。その後どうなったか知らないが、デベロッパーから「改善されました」との報告を受けた。
このエピソードには続きがあって、ある住宅評論家は「マンションの敷地の前には公園がある」と書いていた。
「最早、後発でない」「嫌悪施設でもない」 三井不 ロジスティクス本部長・三木氏(2018/5/21)
全19戸にEV充電器付き駐車場 東急不「目黒諏訪山」完成 坪800万円強に納得
「ブランズ上目黒諏訪山」
東急不動産は1月26日、全19戸にEV充電器付き駐車場を設置した「ブランズ上目黒諏訪山」が竣工したのに伴うメディア向け内覧会を行った。アドレスは上目黒三丁目だが、「目黒諏訪山」にふさわしい最高レベルのマンションだと思った。
物件は、東京メトロ日比谷線・東急電鉄東横線中目黒駅から徒歩6分、目黒区上目黒三丁目の第一種低層住居専用地域に位置する地下1階・地上3階建て全19戸。専有面積は約127~188㎡、価格は3億円台~5億円台。坪単価は800万円強。建物は2022年11月に竣工済み。施工は淺沼組。設計・監理は坂倉建築研究所。
現地は、数億円以上しそうな戸建てや低層マンションなどが建ち並ぶ高級住宅街の一角。敷地は、植物家の邸宅などが建っていた敷地跡地。
1年半くらい前から販売しており、現在、残りは1戸で、価格は36,000万円(131.33㎡)。これまで契約済みの住戸の購入者は約4割が目黒区内、約7割が都内という。駐車場賃料は約4万円/月。全て申し込み済み。
地下1階の駐車場
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内覧会では、住戸の案内はなかったので設備仕様レベルは分からないが、ホームページからして、同社がかつて分譲した高額マンションブランド〝プレステージ〟並みだと判断した。
坪単価は高いような気がしないわけでもないが、外観デザインを見たとたん、価格に見合う価値があると判断した。設計・監理に坂倉建築研究所を起用していることからも、相当力を入れた物件であることがわかる。
EVについては、車のことはさっぱりわからないのでコメントのしようがない。数年先には当たり前になるのか…。
樹齢80年はありそうな敷地内のソメイヨシノ
住友不動産「羽田エアポートガーデン」 1月31日に全面開業 開業式典
開業式典会場(グランドホワイエ・ホールで)
住友不動産グループは1月25日、1月31日に全面開業する複合施設「羽田エアポートガーデン」の開業式典と商業エリア特別内覧会イベントを実施。数百名の関係者とともに、報道陣も同社にとって過去最多の約151名が参加した。施設は、昨年12月に先行開業していたホテルと、31日開業する約80店舗からなる商業施設やバスターミナルと合わせ全体が開業する。
式典の冒頭、住友不動産ホテル事業部長兼住友不動産ヴィラフォンテーヌ社長・桝井俊幸氏は「約3年開業を延期しておりましたが、関係者の皆様のご支援により昨年12月、『ヴィラフォンテーヌ羽田空港』のプレミアとガーデンのホテルを先行開業することができました。
そして今般1月31日に商業施設、バスターミナルなど全体開業を迎えます。羽田エアポートガーデンは、日本の玄関口・羽田空港第3ターミナルに直結する住友不動産グループの総力を結集して完成させた大規模複合施設です。日本の玄関口にふさわしい機能と世界に良質な暮らしを提供していきます。
また、街づくり推進計画に基づく羽田イノベーションシティや多摩川対岸のキングススカイフロントなどとの連携により地域社会の持続的な発展に寄与していきます。『ここは、新しい羽だ。』-このメッセージに私どもの決意を込めました。皆様のご期待に応えていきます」と挨拶した。
来賓代表として登壇した国土交通省航空局長・久保田雅晴氏は、「『羽田エアポートガーデン』は、2010年10月の『羽田空港跡地まちづくり推進計画』で示された、24時間国際空港にふさわしい宿泊機能を備えた街づくりを行うという方針に基づき、住友不動産グループによって進められたプロジェクトです。
この3年間、新型コロナの影響で空港事業は壊滅的な影響を受けました。大変ご苦労があったと思います。改めてご苦労に感謝いたすとともに、開業のお祝いを申し上げます。
羽田空港はわが国を代表する国内最大の玄関口として大きな役割を果たしており、『羽田エアポートガーデン』は多様なお客様の宿泊機能、国際交流機能、観光機能も有しています。今後、外国人や地方、地域の方々に満足いただける施設、サービスが提供されること確信しています。おもてなしの精神で高いサービスを提供されることを期待しています」と祝辞を述べた。
式典にはこのほか、国土交通省東京航空局局長・藤田礼子氏、国土交通省東京国際空港長・村田有氏、東京都大田区長・松原忠義氏、川崎市副市長・加藤順一氏なども出席した。
施設は、京急線・東京モノレール「羽田空港第3ターミナル」駅直結の敷地面積約43,000㎡、12階建て延床面積約91,500㎡。事業者は住友不動産100%子会社の羽田エアポート都市開発。敷地所有者は国で、期間50年の定期借地権付き。設計・施工は日建設計・西松建設。竣工は2020年3月。
関係者のフォトセッション
書道パフォーマー・岡西佑奈氏によるパフォーマンス
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この日(25日)、関係者には「一人4食を目安」に14の飲食店舗の試食が無料で提供された。食にはあまり関心がない記者ではあるが、一通り店舗を見て回った。1食数百円のラーメンから数千円もするハンバーグ店もあった。鰻丼は瞬く間に完売となり、4食を平らげた剛の者もいたとか。
小生は酒を飲ませてくれる店を探したのだが、1店もなかったので「五代目 花山うどん」で1,790円の定食「上州麦豚のかけ」を頂いた。うどんはわが故郷の「伊勢うどん」が一番おいしいと思っているのだが、この「花山うどん」は組子をふんだんにあしらった店舗デザインがいいし、出汁が美味しいうえ黒豆茶、黒七味が抜群だった。黒豆茶はお代わりをしたほどだ。
しかし、あとがいけなかった。うどんがタヌキそのものの容器に盛られていたので、文福茶釜だとは思ったが「上州・群馬とタヌキの関連ってあるんですか」と聞いてしまった。
「群馬県の舘林の茂林寺の伝説に文福茶釜がありまして…」
ギョッ。今は昔。記者が20代前半のころだ。永遠の愛を誓ったはずの彼女からある日だしぬけに、殺し文句の三下り半の、そして有無を言わせぬ決然とした「花を愛せる人になって」との一言でもって、鼻をかんだチリ紙のようにポイと捨てられた。彼女が舘林近くの出身であることが一挙に蘇った。店の由来などは聞かないことだ。
それにしても、今回開業する「どうとんぼり神座」「梅蘭」「茂助だんご」「獺祭」…店舗の暖簾や商品名などは外国人に読めるのかしらん。「うどん」「焼き鳥」は英語で何と訳すのか。「Japanese noodles」「Grilled chicken」で通じるのか。
「五代目 花山うどん」
「大江戸 フードホール」
「茂助だんご」(左)と「Bakery MIYABI」
スイート、温浴施設が素晴らしい 住友不「ヴィラフォンテーヌ羽田空港」(2022/12/21開業(2022/10/7)
マンションと比べ極めて高い基本性能・設備仕様 ポラスの戸建て「朝霞本町」
「フレーべスト朝霞本町 アドバンスト・ヴィラ」
ポラスグループ中央住宅は1月20日、グループで初めてインテリア産業協会の「令和4年度住まいのインテリアコーディネーションコンテスト」(部門優秀賞)を受賞した分譲戸建て「フレーべスト朝霞本町 アドバンスト・ヴィラ」(全9棟)のメディア向け見学会を行った。価格は2年前の同社グループの市内での分譲事例より1,000万円くらい高いにもかかわらず、分譲開始した昨年11月からこれまでに全戸完売。「無垢の木のある暮らし」をテーマに自然素材をふんだんに採用し、太陽光発電、蓄電池、樹脂サッシ、ハイブリッド給湯器、IoT、HEMSなどの技術を取り入れた設備仕様が評価された。
物件は、東武東上線朝霞駅から徒歩14分、朝霞市本町1丁目の第一種住居・第一種中高層住居専用地域(建ぺい率60%、容積率200%)に位置する敷地面積100.08~118.96㎡、建物面積95.84~115.89㎡、価格は6,390万~7,490万円。建物は木造2階建て在来工法。
主な基本性能・設備仕様は、太陽光発電、蓄電池、樹脂サッシ、Low-Eガラス、ハイブリッド給湯器、IoT、HEMS、桐壁、オーク・チェリー・メープルなどの天然木突板床仕上げ、シナ天井・現し化粧梁、16段階段ステップ、ソフトクローズ機能付き引き戸・開き戸、家具付きなど。長期優良住宅の認定も取得している。
昨年8月から物件ホームページを立ち上げ、11月12日から販売開始。これまで全戸完売している。資料請求は180件で、来場者数は60件。
同社戸建分譲設計本部設計一部営業企画設計課課長・古垣雄一氏は「市内でもっとも人気の高いエリアなので、価格は高くなっても、グレードを上げ、質の高いモデルハウスに仕上げました」と語った。
同社戸建分譲第一事業部朝霞事業所営業課課長・棚澤一生氏は「駅徒歩圏の100㎡、2階建て、省エネの3本柱を売りに、価格に見合う仕様、デザインにしたのが共感を呼びました。都内からの反響もあり、マンションからの住み替えが多く、〝待ってました。マンションは手狭、広い戸建てを探していた〟というお客さまもいらっしゃいました」と話した。
「インテリアコーディネーションコンテスト」で受賞したのは、事例分野 スタイリング部門。インテリアコーディネートを担当した同社インテリア部松戸ショールーム係長・髙島(旧姓:加藤)里実氏は「このようなコンテストに挑戦するのは初めてでしたが、受賞できて大変うれしく思います。設計担当者の協力もあり、自然素材を多用してイメージ通りの空間ができました」とコメントを寄せた。
リビング
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朝霞事業所が分譲する戸建てとして最高値で、同社グループが市内で分譲した物件より1,000万円くらい高かったことを古垣氏も棚澤氏も心配したようだ。至極ごもっとも。記者もそう思う。
だが、しかし、マンションと比べてものすごく安いとも感じた。東上線のこのところのマンション価格(坪単価)は上昇の一途で、埼玉県に入っても坪300万円を突破してきている。コロナ前と比べて2割以上値上がりしているのではないか。
今回の現場でマンションを分譲するなら、記者は230万円(もっと高いか)くらいだろうと予想するが、設備仕様レベルは並かそれ以下だろう。それでも20坪で4,600万円。70㎡台だと5,000万円を突破する。23区なら20坪で7,000~8,000万円だ。
今回の戸建てはどうか。敷地も建物も30坪だ。マンションなら7,000万円近い。確かにグロス価格は取得限界だろうが、基本性能・設備仕様レベルは極めて高い。1階の天井高2700ミリというのに来場者は驚愕するはずで、床の突板仕上げ、桐壁、現し化粧梁…。それと、最近記者は知ったのだが、同社の戸建ての引き戸・開き戸は全てソフトクローズ機能付きだ。おまけに25万円くらいするイチョウのダイニングテーブルなど家具付とは。
今の住宅購入検討者は、マンション、戸建て、さらに中古も含めて選択肢の幅を広げ、賢明な選択をしているのではないか。価格は市場に聞けということだ。
マルチルーム(手前は髙島氏)
三井不レジなど4社JV 麻布十番駅近「三田小山町西地区」再開発 権利変換認定
「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」
三井不動産レジデンシャル、日鉄興和不動産、三菱地所レジデンス、首都圏不燃建築公社の4社は1月19日、「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」の権利変換計画が2022年12月21日に東京都知事の認可を受けたと発表した。
プロジェクトは、東京メトロ南北線・都営地下鉄大江戸線麻布十番駅に近い区域面積約2.5haの規模。北街区と南街区に分かれており、北街区は42階建て住宅A棟と8階建て事務所棟、南街区は31階建て住宅B棟と16階建て住宅C棟で構成。約1,400戸の共同住宅のほか、オフィスや店舗、保育園、公園を一体で開発する。事業推進コーディネーター施設建築物設計者はアール・アイ・エー、特定業務代行者は戸田建設、大成建設。竣工予定は2028年。
三井不レジ・日鉄興和・三菱地所レジ・首都圏不燃公社 麻布十番駅近接の2.5ha再開発(2020/9/19)
三井不レジ他「パークコート麻布十番ザ タワー」竣工 単価だけでは計れない価値あり(2010/5/26)
住友不動産 都心再開発2物件「大崎」と「麻布十番」(2008/7/8)
「間取りのない家」提案 伊藤忠都市開発「西葛西」コンセプトルームオープン
「クレヴィア西葛西」
伊藤忠都市開発は1月19日、「クレヴィア西葛西」のコンセプトルームを「ギャラリークレヴィア有楽町イトシア」1月21日にオープンし、可動収納やT字型ウォールドアを採用することで間取りを1LDKから3LDKまで自在に可変できる「間取りのない家」プランを提案すると発表した。販売開始は2月下旬。
「間取りのない家」プランとは、キャスター式で設置位置を移動できる「可動収納」と、住戸内の間仕切りを自在に変更できる「ウォールドア」とを組み合わせ、広々とした1LDKから、間数を増やした3LDKまで、ライフスタイルに合わせて変更することを実現したプラン。具体例として1LDKは夫が30歳の夫婦のみ、2LDKは夫が36歳の夫婦と子ども2人(幼児・小学生)、3LDKは夫が50歳で夫婦と子ども2人(中学生・小学生)を提案している。
物件は、東京メトロ東西線西葛西駅から徒歩6分、江戸川区西葛西六丁目に位置する12階建て49戸。専有面積は33.43~71.71㎡。坪単価は350万円を想定している。竣工予定は2024年2月中旬。設計・監理は三輪設計。施工は川村工営。
「低炭素建築物」認定を取得し、スマートフォンで住宅設備や家電を操作できる「loT」設備を導入している。
エントランス
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同社は、プレス・リリースで〝画期的な住まい〟と謳っているが、同様のプランは同社を含めてたくさん見学取材している。その多くはウォールドアが開発されていなかったころのものなので、あるいは今回の物件は〝画期的な住まい〟なのかもしれない。
ライフステージにより間取りが変えられるのは当然といえば当然だ。田の字型プランから脱却できない業界に問題がある。
「カスタムプラン144+」秀逸 単価も割安 伊藤忠都市開発「クレヴィア浅草」(2017/2/1)
三井不レジ 可動間仕切りで間取り自由自在 「駒沢」に初採用(2014/5/27)
マンションの間取りは「自分で作る」時代へ(2013/10/4)
これは事実か「枯損木記載は都の慣例に倣ったもの」千代田区の主張 住民訴訟
東京都千代田区が進めている「神田警察通り」の街路樹であるイチョウ並木の伐採工事の是非を問う住民訴訟の第2回口頭弁論が1月17日、東京地裁であり、大きな争点となっている「枯損木」の判断について、区側弁護士は「『枯損木』として処分を決定したのは、慣例となっている東京都積算基準(道路編)の施工単価表に基づき、施工単価名称(枯損木伐採工)を引用したもの」と従来からの主張を繰り返した。次回の審理は3月16日に行われる予定。
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記者は開廷時間に間に合わず傍聴できなかった。上段は住民側代理人弁護士・大城聡氏の説明によるものだ。区は、健全なイチョウ並木を「枯損木」として「神田警察通り沿道整備推進協議会」に説明し、工事契約書にも「枯損木」と記載したのは「慣例」によるものであって、違法ではないと主張したようだ。
「慣例」とは、古くからしきたりとして行われてきたことを指し、「社会規範」の一つとして適法であるとされている。
本当にそうなのか。記者は、健全な街路樹を「枯損木」として殺処分することはあるのかについて東京都とつくば市の担当者に聞いたことがあるが、双方とも否定した。
どちらかが嘘を言っていることになる。調べればすぐわかることだ。区側が嘘をついていることになれば、慣例ではなく異例であるから、これは完全に住民側が勝訴する。
仮に、都側が嘘をついていることになれば、樹木診断制度は根底から崩れる。樹木医は国家資格ではないが、それに準じるものとして自治体が街路樹の再生・伐採の際などに診断を仰ぐのが通例となっている。その結果いかんにかかわらず、伐採を決行する単なる手続き、口実として利用されているとなれば、樹木医を管轄する日本緑化センターはもちろん、全国の樹木医2,910名(令和3年12月1日現在)を愚弄するものだし、公費の浪費だ。住民側に理がある。
もう一つ、住民の監査請求に対して監査結果で、工事契約書に「枯損木」と記載したことを区側は認めながら、「同じ契約書に添付された図面には『枯損木』とではなく『高木』と記載されており、本件街路樹が『枯損木』ではないという点については、本件工事契約の発注者である区と請負者である大林道路とが共通認識に立っていたものであって、本件工事契約に錯誤による瑕疵があったとはいえない」と住民側の主張を退けたことについて。
皆さんも、監査結果は変だと思わないか。「高木」とは「低木」「中木」と同じように街路樹が大きいか小さいかを示す文言であるにすぎない。人間にあてはめたら背が高いか低いかだけで、健康なのか不健康なのか判断できないように、その街路樹が健全なのか枯損木なのか分からないではないか。「本件街路樹が『枯損木』ではない」と監査委員が断定した根拠は全くない。区側の主張を忖度した結果としか考えられない。
小生は街路樹の味方で、住民側にも区側にも与しないが、これほど区側に不利な〝事実〟が明らかになると…結審も見えてくる。
健全な街路樹を「枯損木」として処分 問われる住民自治 千代田区の住民訴訟(2022/11/12)
金利先高観 消費マインドへの影響は 目が離せない展開へ レインズ 流通動向調査
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は1月13日、2022年12月の首都圏不動産流通市場動向をまとめ発表した。中古マンションの成約件数は2,835件で前年比1.6%減少し、5か月連続で前年同月を下回った。成約㎡単価は69.94万円(230.8万円)で前年比9.0%上昇し、20年5月から32か月連続、成約価格は4,373万円で同6.2%上昇し20年6月から31か月連続で前年同月を上回った。専有面積は62.52㎡で前年比2.5%縮小し、21年6月から19か月連続で前年同月を下回った。
地域別では、成約件数は東京都区部以外の各地域が前年比で減少が続き、横浜・川崎市と埼玉県は12か月連続で前年同月を下回った。成約㎡単価はすべての地域が前年比で上昇が続き、東京都区部は32か月連続、横浜・川崎市と埼玉県は31か月連続、千葉県は29か月連続、神奈川県他は25か月連続、多摩は22か月連続で前年同月を上回った。
中古戸建て成約件数は1,036件で前年比マイナス10.5%の2ケタ減となり、12か月連続で前年同月を下回った。成約価格は3,872万円で前年比8.7%上昇し、20年11月から26か月連続で前年同月を上回った。地域別動向では、成約件数は千葉県以外の各地域が前年比で減少が続き、東京都区部と多摩、埼玉県は12か月連続で前年同月を下回った。成約価格はすべての地域が前年比で上昇し、千葉県は22か月連続、神奈川県他は18か月連続、東京都区部は12か月連続、埼玉県は8か月連続で前年同月を上回った。
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中古マンション、中古戸建とも成約件数は減少を続ける一方で、成約価格と㎡単価は上昇し、新規登録件数、在庫件数が増加し続けている。このデータをどう読むか。
中古マンションの成約件数だが、コロナ前の2019年はほぼ毎月3,000件前後で推移しており、減少が顕著というよりはコロナ前の水準に戻ったと解すべきだろうと思う。
それより注目すべきなのは価格・単価の上昇と面積の縮小だ。2022年12月と2019年12月を比較すると、価格は2019年12月の3,550万円から23.2%、㎡単価は27.4%それぞれ上昇し、逆に専有面積は3.3%減少している。
価格・単価上昇率は異常とは言えないまでもかなり高く、専有面積の縮小と合わせ、市況は高止まり、踊り場に差し掛かっているのではないか。
単価水準は平均的な需要層の取得限界に近付いている。記者は無理なく取得できる坪単価は今も昔も坪250万円とみており、それでも活況を呈してきたのは低金利のお陰だ。
その肝心の金利が転換期を迎えた。日銀の金融緩和政策の軌道修正だ。長期金利の変動幅を従来の「±0.25%程度」から「±0.5%程度」に変更したのは、明らかに住宅市場にはマイナスだ。1.5%の変動幅自体は大きくないが、物価高もあり住宅購入検討者のマインドを冷やすことになるのは間違いない。中古マンション価格は4,000万円を超えると鈍くなると言われており、現状でもそれをはるかに超えている。価格を引き下げようにも、専有面積圧縮も限界だ。この先、どう動くか注視が必要だ。
ひとつだけ楽観的な見方をすれば、新築マンション市場は引き続き供給減少が続き、価格も上昇する気配を見せており、その分だけ中古価格の割安感は増すことだ。基本性能・設備仕様レベルも現在分譲されている物件より10年くらいの物件のほうが相対的に高いものも少なくない。一筋縄では計れない市場に突入するのではないか。
中古戸建ても同様のことが言えそうだが、成約価格は中古マンションと約500万円の差がある。これが今後の市場にどのような影響を与えるか。
いずれにしろ、ここ1~2か月の動向から目が離せない。これまでの市場のターニングポイントはカレンダー変わりにあったからだ。年明けとか年度変わり、ゴールデンウイーク、夏休み明けだ。
ヤマト運輸 クロネコ見守りサービス 3か月無料キャンペーン
ヤマト運輸は1月16日、クロネコ見守りサービス「ハローライト訪問プラン」の新規申し込み3か月無料キャンペーンを実施すると発表した。同日から3月31日までに同サービスを新規に申し込んだ人は、月額料金1,078円(税込み)が3か月間無料となる。
同サービスは、利用を希望する設置先の自宅内にIoT電球「ハローライト」を設置、ハローライトの点灯/消灯の動きを24時間(前日朝9時00分~当日朝8時59分)監視し、動きがない場合、事前に指定された通知先とネコサポサービスセンターに異常検知のお知らせメールを自動配信するもの。2022年12月末で約3,000件の申し込みがあるという。
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いいサービスだ。同様の見守りサービスは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)では当たり前になっており、ホームセキュリティ会社などの参入も相次いでいる。今後の人口構成を考えたら、飛躍的に伸びる事業の一つだろう。
記者が注目しているのは、電気、ガス会社と各自治体との連携による共同検針によるスマートメーター通信ネットワークの整備だ。すでにその研究は行われており、開発費用は莫大になるが、2025年から導入が開始される模様だ。
そうなれば、検針に要するコストが大幅に削減され、高齢者世帯などの見守りもできるようになる。
もう一つ期待したいのは火災の予防だ。連日のように住宅火災が報じられ、高齢者を中心とする死亡者も伝えられている。火災が発生しそうになったら、大声で危険を知らせ、蛇口にホースをつないで消火活動をするロボットの開発はできないのか。
内閣府の高齢社会白書によると、令和3年10月1日現在、75歳以上の人口は1,867万人(男性733万人、女性1,134万人)で、総人口に占める割合は14.9%に達している。「団塊世代」が75歳以上となる令和7年に3,677万人にのぼり、令和47年には実に25.5%、約3.9人に1人が75歳以上になると推計されている。
定義もなく、統計データはないようだが、「孤独死」は全国で年間30,000~40,000人と推測されている。「自死」を思いとどまらせるロボットの開発も急がれる。
イメージキャラに「ちびまる子ちゃん」 NTT都市など5社JV「八千代村上」
「ウエリス八千代村上」(物件ホームページから)
NTT都市開発、名鉄都市開発、西日本鉄道、関電不動産開発、東方地所の5社は1月13日、千葉県八千代市内最大級となる総戸数967戸の大規模プロジェクト「ウエリス八千代村上」を着工したと発表した。2023年6月下旬から販売を開始する。
駅とのつながり・商業施設とのつながり・自然とのつながり・人とのつながりを生み出す「ゆめいっぱいYACHIYO CONNECT TOWN」をコンセプトに、国民的人気アニメ「ちびまる子ちゃん」を広告キャラクターに起用する。
物件は、東葉高速鉄道村上駅から徒歩3分、千葉県八千代市村上南1丁目に位置する敷地面積約23,292㎡、15階建て全967戸。専有面積は3LDK・70 ㎡超を中心に54.90~91.85㎡。設計・施工は長谷工コーポレーション。竣工予定はI工区が2025年2月上旬、II工区が2027年3月下旬。
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このプレス・リリースを見て、コロナ禍でも驚異的な売れ行きを見せた、坪195万円の東武鉄道他「ソライエグラン流山おおたかの森」(794戸)と、坪190万円の大和ハウス工業「船橋グランオアシス」(分譲は571戸)を思い出した。
今回の物件は、施工が長谷工コーポレーション、都心の大手町駅まで50分前後という大規模開発というのがよく似ている。坪単価は200万円を突破しそうだが、果たして〝三匹目の泥鰌〟はあるのか。
もう一つの注目点は「ちびまる子ちゃん」だ。過去、俳優などを起用したマンションはたくさんあり、概ね成功しているが、漫画・アニメとなると、記憶にあるのは「アルプスの少女 ハイジ」を新聞の2ページ見開き広告に登場させたリビング住販「ロワジール那須高原」(452戸、1992年11月竣工)くらいだ。
版権は著名人よりは安いと思うが、果たして費用対効果は。肝心なのは商品企画だ。寄りあい所帯なのは気になる材料だ。
記者が思い浮かぶ漫画・キャラクターを列挙する。イガグリくん、赤胴鈴之助、月光仮面、鉄腕アトム、スーパーマン、バットマン、ポケモン、ゴジラ、サザエさん、ドラえもん、キティちゃん、クレヨンしんちゃん、アンパンマン、忍者はっとりくん、タイガーマスク、巨人の星、たっち、キャプテン翼、セーラームーン、ゴルゴ13、ドラゴンボール、鬼滅の刃、キン肉マン…。(このうちよく知っているのは10個くらい)
「ちびまる子ちゃん」が成功したら、もう何でもありだろう。ヤクルト村上選手の人気にあやかりたい。
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記者がこれまで見学取材したマンションの中から、俳優など著名人をイメージキャラクターとして起用した物件を・著名人 売主「物件名」(総戸数)竣工年月順に紹介する。敬称略
・ハイジ リビング住販「ロワジール那須高原ハイジ」(452戸)1992年11月
・オードリー・ヘプバーン 有楽土地「ティアラシティ」(279戸)2000年8月
・城戸真亜子 総合地所他「ルネアクシアム」(721戸)2001年5月
・片岡鶴太郎 モリモト「クレッセント東京サウス」(113戸)2002年10月
・東儀秀樹 三井不動産レジデンシャル「東京パークタワー」(324戸)2003年3月
・三國連太郎 野村不動産他「神楽坂トワイシア」(237戸)2004年2月
・古田敦也&中井美穂 モリモト「クレッセント川崎センティア」(116戸)2004年2月
・飯島直子 東京建物他「ガーデンアソシエ」(1,502戸)2004年8月
・本木雅弘 三菱地所「Wコンフォート」(1,149戸)2005年2月
・米倉涼子 オリックスリアル他「横浜タワーリングスクエア」(625戸)2005年3月
・ジャン・レノ 東京建物「ブリリアタワー東京」(644戸)2006年2月
・スマップ 三井不動産他「芝浦アイランド」(約4,000戸)2006年11月
・新庄剛志 名鉄不動産他「スターコート豊洲」(740戸)2007年2月
・田原俊彦 アパ「アップルタワー東京」(440戸)2007年2月
・渡辺謙 野村不動産「プラウド新浦安」(733戸)2008年1月
・リチャード・ギア オリックス不動産他「THE TOKYO TOWERS」(2,801戸)2008年1月
・太田光 相鉄不動産他「サクラディア」(821戸)2008年2月
・黒木瞳 三井不動産レジデンシャル他「パークシティ豊洲」(1,481戸)2008年2月
・中山美穂 伊藤忠都市開発他「ザ・コスギタワー」(689戸)2008年5月
・ディカプリオ オリックスリアル「レコシティTOKYO」(450戸)2008年10月
・マドンナ 東京建物他「ブリリアマーレ有明」(1,081戸) 2009年3月
・オダギリジョー 東京建物「ブリリア有明スカイタワー」(1,089戸)2011年3月
・米倉涼子 丸紅他「AQUA VISTA(アクアヴィスタ)」(308戸)2015年2月
・江口洋介 三井不動産レジデンシャル他「東京ワンダフルプロジェクト」(1,110戸)2015年3月
・石川遼 三菱地所レジデンス他「ザ・パークハウス晴海タワーズ」(1,744戸)2016年4月
・江角マキコ 東京建物他「BAYZ TOWER&GARDEN」(550戸)2016年7月
・前田敦子 東武鉄道他「ソライエグラン流山おおたかの森」(794戸)2021年7月
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リストを観ていただければお分かりのように、バブル崩壊後の大規模マンションが中心で、著名人などを起用することで大量集客・大量販売につなげようというデベロッパーの意図がうかがえる。デベロッパー別ではジャン・レノ、マドンナ、飯島直子、江角マキコなどを起用した東京建物や、スマップ、黒木瞳などの三井不動産レジデンシャル、リチャード・ギア、ディカプリオのオリックスグループが目立つ。
記者がもっとも衝撃を受けたのはオードリー・ヘプバーンを起用した有楽土地(当時)「ティアラシティ」だった。故人であるため肖像権は知名度の割には破格の安さだったとも聞いた。パンフレットを入れる袋、テレカももらった。探せばどこかに保管しているはずだ。ヘプバーンは他の物件にも起用されているはずだが、どこだったか思い出せない。
米倉涼子さん、モックン(本木雅弘氏)、オダギリジョー氏などはよく知らないので集客効果を疑った。スタイルのよさが強調された米倉さんのポスターに目を見張ったが、オダギリジョー氏は小田原城かと思ったほどだ。
石川遼氏はイメージキャラに起用された途端成績が落ちたのも印象に残っている。地所の幹部が嘆いていたのも思い出す。
このほかにもタレントマンションはかなりありそうだが、残念ながら記憶がない。
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4LDKは最高15倍 コロナ禍で驚異的売れ行き 東武鉄道他「流山おおたかの森」(2020/8/25)
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