RBA OFFICIAL
 

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ケンコーポ上松

ケン・コーポレーション20-3三井不動産レジサービス

                     
ケン・コーポレーション         20
三井不動産レジデンシャルサービス        

 

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三井レジサービス宮崎とお子さん

 ケン・コーポレーションが大勝。4回までに放った安打は5本だが、相手投手の制球難に付け込み、奪った四死球は26個、20点を挙げた。エース上松は3回を投げ被安打3、3失点(自責2)、4奪三振。2番手の法大卒の杉下は2回をほとんどストレート一本で三者凡退、4奪三振を奪う衝撃的なデビュー戦を飾った。三井不動産レジデンシャルサービスは7番・宮崎の2点適時打と敵失による3得点に抑えられ惨敗。

 ケンコーポは初回、1死から制球が定まらない相手先発の佐々木から4連続含む8四死球を選び7得点。2回にも3連続四球を選び、代わった2番手・新井投手からも6四死球を選び7点。4回、5回にも3安打と四死球、敵失をからめ加点した。

 トミー・ジョンの手術あがりのエース上松は味方の大量得点を背景にスイスイ投げ、2回には3安打を浴び3失点(自責は2)。不安は全く感じさせなかった。2番手の氷見-法大の杉本はほとんどストレート1本で押しまくり、2回を4奪三振。

 三井レジサービスは惨敗。登板した佐々木、新井、門井、宮崎ともコントロールが悪すぎた。打線では2回、4番・池田、6番・新井、7番・宮崎の長短打で3点を返すのがやっと。

○田辺監督 杉下は2年目。最初はストライクが入らなかった。今日は、杉下の彼女のご両親が観戦していたので、杉下にはしっかり投げろと伝えた。これで投手は2枚揃った。夏場を乗り切るには2枚必要

○宮部捕手 ストレートばかり? 展開的に打たれてもいいからストレートばかり投げさせた

●宮崎 選手が揃わずベストで望めなかった。来年は水曜ブロックで出場することも検討する

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「投手プレートが動く」という三井レジ佐々木の指摘で、フレートの取り換えが行われ試合は10分中断。佐々木の制球が乱れたのはこのプレートのせいだと記者も思ったが、上松は「関係ない」と投げた。プレートを取り換えても佐々木のコントロールはよくならなかった

◇        ◆     ◇

 16-3で迎えた4回裏、三井レジサービスの攻撃も2死。打席には唯一の打点を挙げた宮崎。ネット裏では赤ちゃんと3歳くらいの女の子を連れた奥さんが観戦していた。記者は大きな声で「こら、上松、ストレートだけ投げろ」と怒鳴った。

 記者の意をくんだのか、初球は外いっぱいのストレート(宮崎は左打者)。空振りしたのか見逃したのか覚えていないが、その速さに記者はびっくりした。そして2球目も3球目も同じコースのストレート。宮崎のバットは空を切った。

 見事な3球三振を奪った上松の心意気に嬉しくなった記者はケンコーポのベンチに向かい「上松さん、ありがとう」とお礼を言ったら、ナインは「上松じゃないぞ、この回から杉下」と嘲笑った。(記者の視力は近眼&老眼で0.2。眼鏡屋も「もうどんな眼鏡をかけても同じ」とさじを投げた。眼鏡をかけていてもマウンドに立っている投手の顔はまったく判別できない)

 言われてみると、上松のストレートも速いが、杉下のほうがもっと速いと感じた。早速、杉下本人に球歴を尋ねたら「たいした経験はない」とつっけんどんの返事。そんなはずはないと、田辺監督やナインに食い下がった。法大硬式野球部出身であることが分かった。

 ネットで検索することも勧められたので調べた。氷見-法大卒でMAX149キロとあった。(同姓ではないはず)

 RBAの最速記録は、スピードガンで130キロ台をマークした菱重興産・成澤(制球力がなかった)のほか、住友不動産に在籍していた〝草野球の星〟中須、元DeNAのタイセイ・ハウジー千葉英(中須から荒川まで届く飛距離にして130mの特大本塁打を放ったが、投手としてデビューした当初はひどいノーコンだった)も速かったが、杉下はもっと速いか。ひょっとしたらRBA最速投手かもしれない。

 RBAの強打者は、狙い通りのストレートを打ち返す力があるが、杉下のストレートはまず打てないとみた。右打者の外角は右に、左打者の外角は左に曲がるから厄介だ(これは意識して投げるのか)。

※本人が大したことないなどと話したし、試合も大勢が決していたので写真を撮らなかった。身長はそんなに大きくない

◇        ◆     ◇

  法大硬式野球部の令和3年度卒部生進路先には、住宅・不動産業界では杉下のほか益川(旭化成ホームズ=この前の試合で先発)、宮原(モリモト)、長野(三菱地所・サイモン)、中村(三井ホーム)、遠藤(旭化成ホームズ)、津田(三井不動産レジデンシャル)がヒットした。

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 記者がつけたスコア(5回表のケンコーポの得点が3点になっているのは誤記。4点)。ケンの1、2番は6打席、三井レジサービス2番以下は2打席。14:00からはこの試合のみだったのでつけられた。本当はこのように全試合スコアを付けたい。記者は中学生のときスコアラー(バッティング投手は務めたことはあるが、試合に出たことは一度もない)で、西鉄の試合をラジオで聴きながらスコアをつけていた。

昨日の41四死球試合に負けないRBA野球大会の大記録、珍記録(2018/7/21)

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生還する元祖「二刀流」生田

住友不動産販売2-9積水ハウス京葉

  1 2 3 4     合 計
住友不動産販売      
積水ハウス京葉 4x      

(コールド勝ち)

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がっくりの住友販売・伊藤(左)と前田

接戦を制した積水ハウス京葉が初戦突破。住友不動産販売のエース伊藤(39)は4回まで2失点の好投を見せたが、2番手以降が崩れた。

積水ハウスは、2-2の同点で迎えた5回、打線が爆発し3点、6回にも4点を加点してそのまま時間切れの圧勝。日大鶴ケ丘時代に甲子園にも出場した武蔵大卒の2番・栗田が24打点の活躍。生田(39)が2失点(自責1)完投。

○棚橋監督 9点も取った。打てるシステムを開発した(堂原仕事で欠場)

○生田 一戦必勝

○坂本 生田様々だが、核弾頭(1番)の俺の3塁打で勢いをつかせた

●前田主将 自費でもいいから敗者復活戦やってほしい

◇      ◆     ◇

「あいつはコロナ禍でも野球しかやっていない」とは聞いていたが、一人で投げ、一人で打ってチームを東京ドームに導いたことがある「二刀流」の元祖、積水ハウス京葉の生田が元気なのに驚いた。体も締まっていた。

2発を放った栗田ら新戦力も加わったようだ。

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積水ハウス京葉 栗田

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積水ハウス京葉の大量得点のシーン

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坂本(左)と生田

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隣のグラウンドからでも判別がつく積水ハウス京葉のマスコット的存在の、その名も大多和(大きくたわんでいる、あるいは大きな俵を連想させる)

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2安打を放った住友販売の3番・須田

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〝何だよ、梅雨が明けないうちに秋風かよ…これも気候・地殻変動の影響か〟住友販売ナイン

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オークラヤ住宅 加藤

東京セキスイハイム7-9オークラヤ住宅

  1 2 3 4     合 計
東京セキスイハイム 0      
オークラヤ住宅      

(時間切れ)

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「名前も『新』の新人、伊藤新です」

 オークラヤ住宅が逃げ切り。東京セキスイハイムは終盤追い上げたが、序盤の9失点が響いた。

 記者は試合をほとんど観ていないのでよく分からない。かつてのエースで、今年52歳になる東京積水ハイムの柳川が元気で、6番・柳川が出塁し、次打者・伊藤新(23)の平凡なショートゴロを併殺を狙った遊撃手の2塁送球エラーで、どたどたと柳川がホームインし、伊藤も生還した場面だけが印象に残っている。

 ショートゴロエラーで打者走者が帰ってくるシーンなどRBA大会にはあったか。

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本塁打を放った中島

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オークラヤ住宅応援団(左から2人目が監督を務めたことがある松尾、3人目が主軸だった相川)

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花形桃子監督(ウサギは会社のマスコット)

三菱UFJ不動産販売6-5ミサワホーム東京

                     
三菱UFJ不動産販売    
ミサワホーム東京    

 

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ミサワ東京 植松

 1974年の春の甲子園、人口わずか1万数千人(当時)の徳島県の田舎町から出場した、部員わずか11人の元近鉄の蔦監督率いる池田高校があれよあれよという間に勝ち進み準優勝し、「さわやかイレブン」の流行語を生んだように、ラグビー日本代表がW杯で南アフリカに逆転勝ちしたように、サッカー日本代表がW杯でスペインを下したのと同じだ。通算成績が33勝59敗、勝率0.359の三菱UFJ不動産販売が、第30回大会の準優勝チームで、通算70勝61敗、勝率0.534のミ強豪サワホーム東京に逆転勝ちするというジャイアント・キリングをやってのけた。

 記者は試合をみたのはほんの一部。ミサワ東京の先発はエース植松。4年前と比べるとやや太ったように見えたが、相手は明らかに〝格下〟。すいすい投げるだろうと予測した。対する三菱UFJは高橋。初めて見る投手だ。ストレートには威力があったが、ミサワ打線を封じるのは難しいと読み、そのまま他の試合の取材に向かった。

 そして、ミサワが逆転負けを喫したのを三井不動産リアルティ安西監督から知らされた。

 どうしてミサワが敗れたのか。本日(24日)、ミサワ岡崎監督と電話で話し合った。監督は「悔しかった。わたしの采配ミス」とし、おおよそ次のように語った。

 ミサワの先発は植松。初回、双方の失策などから1点を取り合い、その後、ミサワがリードして迎えた最終回に投げたのは新人の仙台育英のレギュラーショート澤田(対戦したことがあるタウングループ・高坂GMが絶賛した)。澤田は3四死球を与え、満塁から相手の1番・後藤に走者一掃の適時打を打たれた。

 岡﨑監督は「チームの歴史を背負っているうちには勝たなければというプレッシャーがあった。4番の井町はコロナで欠場。最終回は古市投手も用意していたが、澤田は本職ではないが球に威力があるので投げさせた。マウンドが合わなかったようで、ロージンを渡さなかったわたしのミス(大宮健保グラウンドはほとんどフラットに見える)」と悔やんだ。

 今年の大型新人4人のうちこの日の試合に出場したのは澤田のみ。その澤田が敗戦投手になるとは…何と皮肉なことか。(澤田、これきしのことにへこたれるな)

 さて、勝利した三菱UFJ不動産販売。記事にも書いたが、第31回大会に4勝し決勝トーナメントに進出している。相手次第で1つ2つは勝てるかもしれないが、予選とはいえRBA大会で4勝するのは容易ではない。

 なぜ4勝も挙げることができたか。記者は女性監督の就任にあるとみている。野球の知識があるとは思えない小野寺由莉さんが監督に就任したことで、チームは一変した。みんな元気はつらつ。野球を楽しんでいた。チームの〝出ると負け〟の歴史などはゴミ箱に捨てたのだろうと思った。

 今年は、監督が変わったようだが、女性には変わりはなかった。名前は「花形桃子」。本人は「わたしは監督兼会社の広報担当で人事部です」と自己紹介し、大型新人も補強したと語った。

 〝花形〟がチームに変革をもたらした。負け癖を知っているのは黒幕・加藤くらいだろう。加藤はメンバーにプレッシャーを与えないよう、相手が強豪であるとか、チームが〝出ると負け〟とか〝貯金チーム〟と呼ばれていたことなど伝えていないはずだ。

 花形監督の微笑と、ピエロに徹する加藤の背後にはどす黒い戦略が見え隠れする。「戦争は平和なり 自由は隷従なり 無知は力なり」(ジョージ・ウォーエル「1984年」)

 三菱UFJの次戦はタウングループ。プレッシャーがかかるのはタウンだ。高坂GMの鉛のように重い「優勝だ」の圧力にナインが屈する場面もありと見た。

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先発の高橋

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大型新人の加藤

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野村不動産​ソリューションズ茂木

野村不動産ソリューションズ3-1グローバル住販

  1 2 3 4     合 計
野村不動産​ソリューションズ 0      
グローバル住販      

(時間切れ) 

 野村不動産​ソリューションズが辛勝。第30回大会の優勝投手・茂木が5回1失点で勝利投手となった。抑えの磯部は1死満塁のピンチを何とかしのいだ。グローバル住販は惜敗。

 野村は初回、先頭の細川が3塁打を放ち、3番・磯部の適時打で先制。2回はこの回先頭の6番・小西の内野安打を足掛かりに敵失で1点追加。6回は2つの敵失と4番・山際の適時打で3点目を挙げた。茂木投手は5回を投げ、被安打1、与四球3、奪三振3、78球。

 グローバルは2回、この回先頭の5番・中島が四球を選び、続く白坂がチーム初安打を中堅前に運び中島は三進、7番・橋本の内野ゴロで中島が生還して同点。最終回には、この回に登板した磯部から3四死球を選んだが、あと1本が出ず。放った安打は中島の1安打のみ。

○小林監督 ロースコアをものにしたのは大きい。茂木はよく投げた。抑えの磯部も満塁のピンチをよくしのいだ

●佐々監督 谷繁? 金曜日に投げるので、ローテーションを守った。勝ちたかった


 

 

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みずほ不動産販売 丸山

大和ハウス工業1-12みずほ不動産販売

  1 2 3 4     合 計
大和ハウス工業        
みずほ不動産販売         12

(コールド勝ち)

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大和ハウス工業トミー(冨永)

丸山-片岡のバッテリーがチームを引っ張るみずほ不動産販売が絶好調。4回までに大量12点を挙げ、大和ハウス工業にコールド勝ち。三菱UFJ不動産販売もそうだが、完全に〝貯金チーム〟から脱した。大和ハウスは52歳のトミー(冨永)が先発、素晴らしい球を投げたが、不運な当たりと拙守に泣き、惨敗した。

1回の攻防で勝負は決まった。先攻の大和ハウスは、球が上ずり制球を欠く丸山から好機をつくったが、春日部共栄で甲子園に出場し、7打数4安打2打点の活躍を見せ、進学した東海大では巨人・菅野と親交があるという4番・長岡(27)は先制機に甘い球に凡飛。丸山を立ち直らせた。

その裏、みずほは相手の拙守につけ込んで好機をつくると、浦和学院で甲子園優勝チームの3番だった小暮(28)の完全に討ち取られたフライが二塁と右翼の中間にポトリ(記録は安打かもしれないが、あれは捕ってあげないと)。この幸運な、相手にとっては不運な当たりをきっかけにこの回3点奪取。

その後は一方的な展開になった。

○岩本監督 注目の選手? 5番の小暮(と試合前。浦学の甲子園レギュラーとはあとで知った。岩本も曲者だ)

●トミー(冨永) 不運な当たり? いや、あそこは抑えなければいけなかった(記者は初回の大和は3失策とみた)

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丸山が初回無失点に抑えるとまるで優勝したかのような歓迎ぶりのみずほベンチ

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みずほ小暮

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大和ハウス長岡

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リバブル河野

東急リバブル5-3オープンハウス

  1 2 3 4     合 計
東急リバブル        
オープンハウス        

 

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同点に追いついたオープンハウス

 東急リバブルが先制2ランと決勝打を放った主砲・河野の活躍で初戦を突破した。投げては新戦力の井上が好投。チームは完全に仕上がっており、「優勝を狙う」と公言した大槻監督のコメントは法螺でないことを実証して見せた。オープンハウスは一時同点に追いついたものの、すぐ再リードされ万事休す。

 リバブルは初回、4番・河野(42)の2ランで先制。3回にも河野の安打などで1点を追加。同点に追いつかれた4回には河野が猛打賞となる適時打で突き放した。河野は3-3-3。河野の前後は4人くらい左打者。4年前は1番か主軸を打っていた左の濱が8番にいる打線は脅威。

 井上投手はコントロールよく、低めに球を集めた。3失点は河野の失策によるもので自責点は1のみ。

 3点先制を許したオープンハウスは3回、沖縄尚学出身の4番・宮城(25)の適時打と敵失で自らも生還して同点としたが、すぐ引き離された。先発の伊勢川は制球に難があった。

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見事な左打ちを見せたリバブル河野

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暴投だったか、3点目のホームを踏むリバブル5番・畑野

○大槻監督 抽選会で優勝を狙うといったでしょ。井上のほか? 内緒

○井上投手 駒大出身ですが、大学では草野球しかやっていません(外角低めにストレートを集めたが、落差のあるスライダーが素晴らしい。精度を高めたらまず打たれない)

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井上

○河野 先制弾ですよ、決勝打ですよ、猛打賞ですよ(2本目の安打を見たが、左に流したもので、ソフトバンク近藤みたいだった)

●渡邊監督 久しぶりに野球ができて楽しかった。交流もできた

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宮城(オリックス宮城と同じ姓)

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初回、逆転打を放ったポラス5番・田川

タイセイ・ハウジー4-10ポラスグループ

  1 2 3 4     合 計
タイセイ・ハウジー 0        
ポラスグループ         10

(時間切れ)

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タイセイ・ハウジー森田 

 ポラスグループが走者を溜めて好機を生かし、開幕戦を制した。今季から水曜ブロックへ移動したタイセイ・ハウジーは初回、先頭打者・内山の先制弾を皮切りに善戦したが、最後は突き放された。

 ポラスは1点を追う初回裏、5番田川が一死満塁から逆転の2点適時打を放つなど4得点。4-2で迎えた四回にも無死から再び満塁機をつくると、2番三瓶が右二塁打を放って2者生還。さらに4番清水の右前打などで4点を加え突き放した。投手は岩瀬―伊香。岩瀬は4回を投げ被安打は2本塁打のみ。最終回をRBAデビュー登板の伊香が投げた。

 タイセイ・ハウジーは初回、先頭の内山が先制弾。二回に7番森田が本塁打を放って2点差に詰めよったが、4回の4失点がこたえた。投手は福田―岩佐。下手投げの福田は初回立ち上がりポラス打線に捕まったが、二回、三回を打者7人に抑え好投した。

○先制の2打点を挙げた田川 満塁機で、低め初球を振った。狙い通り

○RBAデビュー登板の伊香 3年前ちょうどコロナ自粛の最中に入社。すぐ野球部に入ったが活動が無かった。今日は投げる準備はしていて、久し振りの割には制球などうまくいった。楽しい。次の機会にも今日のように明るく元気にはつらつと投げたい

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ポラス伊香

●千葉英 水曜休みの部員が多くなり日曜Bから移動。新しいメンバーが入部し未知数のところもあったが、こうして集まって野球でき、楽しくけが無くできて良かった。ありがとうございます。会費制でいい、敗者復活戦をぜひお願いしたい

●内山 (初回先頭で本塁打、息を切らしながらの一言)良かったです!(プロの新人みたいなコメント。内山は30超じゃないか)

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初回、先頭打者本塁打を放ったタイセイ内山

●森田 BCL退団後、高校時代の恩師・千葉(政)さんがいるこの会社に入社・入部した。皆さん初対面で、まずは打てて良かった。軟式は難しい。真っ直ぐに絞って打った

●福田 登板は去年の健保大会以来。その時も初回はこうで二回から良くなった

◇      ◆     ◇

 高校3年生のとき、1年生の菊池雄星から安打を放ったのが唯一の輝かしい球歴しかない、ポラスの自称〝サファテ〟こと高屋がポラスに入社して初の白星を挙げた模様だ(正確なデータはないが間違いないはず)。苦節14年-遅咲きの大器か。年齢は36歳か。こんな嬉しいことはない。6月30日にはポラスの決算発表会があるる。終わってから、小生はお金がないから、あなたの驕りで越谷駅前の飲み屋街で飲もうではないか。〝せんべろ〟なる言葉も覚えた。そのとき、サファテはもう過去の人だから、なにかふさわしいニックネームを考えようではないか。監督は石橋? いいね、清水も三瓶も菊地もみんな連れてきて。

 タイセイ・ハウジーの千葉英監督、森田さん、「高校時代の恩師・千葉(政)」とあるが、森田さんは横浜高校出身じゃない。これはどう意味か。教えていただきたい。

  ン? 記事をアップしてからやや間をおいてスタッフから連絡が入った。ポラスの先発は高屋じゃなくて「エース・岩瀬」の誤りということだ…前述の記事はなかったことにする。

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福田(下手投げか、4失点か)

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岩瀬

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3点目、ポラス清水生還

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4回、適時打を放ったポラス三瓶

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5点目、ポラス石橋生還

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6点目、山田生還

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反撃遅し、最終回のタイセイ・ハウジー(岩佐)

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〝5キロ減だぞ、82キロだ〟ポラス菊地(素晴らしい!あと3キロ減目指せ)

ポラス逆転サヨナラ勝ち 藤田が決める 〝サファテ〟高屋好投 三井リアル逆転つかの間(2019/10/3)

 


 

 

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旭化成ホームズ 今野

ナミキ1-6旭化成ホームズ

  1 2 3 4     合 計
ナミキ 0        
旭化成ホームズ        

(時間切れ)

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2ランを放った石川を迎える旭化成ホームズベンチ(シャツ姿が佐藤監督)

 旭化成ホームズが快勝。4年前の主力メンバーは石坂、橋本、原田、平山とエース今野くらいか。先発は初めて聞く益川。怪物・今野が最終回の1イニング投げ、奪3三振。ナミキは初回に1点取ったが、その後はゼロ行進。

〇佐藤監督 今日は仕事。采配は青木に任せた(勤務用のシャツ姿で顔を見せた)

●高橋GM 〝美穂ちゃん〟は退社。ユニフォームは間に合わなかったので、新人の鳥居が着ている

●上森投手(55)2ランを打たれた。今日が引退試合になるかも。捕手の石津とあわせ101歳。ギネスに載るかも(最終回に投げ)

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上森(左)石津

●篠監督 上森が引退? 俺がいる限り引退はさせない

●鳥居(23)〝美穂ちゃん〟? 全然知りません(RBAで「美穂ちゃん」を検索することを伝えた。今ごろは神棚に飾っているか)

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鳥居

◇      ◆     ◇

 「投げるのは4年ぶり。練習はしていない。ストライクが入るか分からない」といつもの調子で、今野は最終回のマウンドに向かった。緊張などまったくしていないように見えた。

 先頭打者に投げた初球は外角高めのストレートか。記者はボールだと判断した。打者も見送った。ところが主審はストライクの判定(どうやらカットボール。確かに手元で曲がった)。

 今野は、本業は外野の急造三塁手・渡邊の失策で走者を二人出したが、3アウトすべてを三振で斬って取った。一人の打者に先のカットボールを同じコースに1~2球投げた。打者はすべて見送ったが、みんなストライク。2死2、3塁の場面で迎えた最後の打者には0-2と追い込み、最後の球だけは内角をえぐる、今野の得意球シュートを投げた。見逃し三振。ゲームセット。

 さて、皆さん。4年間投げておらず、練習もしていない「ストライクが入るか分からない」とうそぶく今野の仕上がりをどう見るか。

 記者は高めのカットボールが狙い目だと思う。今野は遊び球など投げない。内角低め、外角低めは当たらないし、当たってもファウル。今野もそのつもりで投げているはずだ。だとすれば、ボールに見える高めのカットボールに狙いを定め、一発で仕留めるプランは有効ではないか。

 そこで、次戦で対決する一条工務店にアドバイス。今野は、バッターボックスに立った打者をいい打者か打てない打者かを瞬時に見極める。打てないと判断した打者には手抜きもする。そんな打者に安打を許した場面を何度も見ている。

 ここに隙がある。死んだふりをして、ストレート(カットボール)一本に絞る。強振するのではなく、今野に打ち返すようにすれば外野を超すかもしれない。その一打に賭ける。

 何度も言う。今野は省エネに徹しており、あの西鉄の鉄腕・稲尾(1961年、42勝14敗で、シーズン最多勝の記録保持者)のように〝針の糸を通す〟ほどのコントロールがある。相手の打ち気をそそるボールを投げるかもしれないが、基本は全てストライク。ボールを投げない。こんな打ちやすい投手はいないではないか。

 今野の通算成績を調べた。44歳だから、RBA野球大会は第12回大会から投げているはずだ。チームの通算成績は159勝23敗、勝率.874だ。このうち第11回大会までの28勝13敗を除くと131勝10敗、勝率.929だ。1シーズンでチームは平均7試合をこなしている。今野はこのうち5試合は投げているはずで、敗戦投手になったのは3試合しかないので、勝利投手回数は数5×20=100勝に限りなく近い。

 今野はそんな記録を気にする男ではないが、この記事も読むはずだ。助平根性を起こさせたらしめたものだ。

 次戦は間違いなく先発で投げる。北寒寺も出場するはずだ。一条の秘密兵器は一つ間違えば滅多打ちにあうリスクもあるが、通用する可能性はゼロではないと見た。今野に一発を食らわせ、若い打者を慌てさせれば番狂わせを演出することができるかもしれない。

 あとは走ることだ。記者だったら、一か八か盗塁に賭ける。1番・北寒寺はどうしたかというと、安打でも四球でも出塁したらまず盗塁した。成功率は10割に近い。北寒寺が盗塁死したのは1つか2つ。次打者はゴロを打つ。三進だ。次打者もゴロを打つ(これは監督の指示。犠飛を打つと監督の評価は下がる)。1点だ。一条さん、こんな野球をあなたたちはできるか。

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一条工務店 村井

一条工務店31-0東急Re・デザイン

  1 2 3 4     合 計
一条工務店 15           31
東急Re・デザイン          

(時間切れ)

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東急Re・デザイン

 一条工務店が4回まで毎回得点の大量31点を挙げ、時間切れで大勝。中野がサイクル安打を達成。東急Re・デザインはエース佐藤を欠き惨敗。58歳の田口捕手は1時間30分ほとんど座り放しだったようだ。

 一条の愛知大学硬式野球部出身の1番中野がサイクル安打を達成、大阪経済大硬式野球部出身の村井投手(24)は本塁打も放った。5本の本塁打を放った。

○草彅監督 コロナ過入社のニューフェイス7人の実力が未知数でしたが、 予想以上に活躍してくれてよかったです。さすがにホームラン5本は出来過ぎですが…。次戦の旭化成ホームズさんの試合は、秘密兵器の××投手を先発させる

●大滝監督 佐藤、稲本が来られなくて…

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一条 加藤とそのご家族

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東急Re・デザイン 田口

◇     ◆     ◇

 一条工務店にとって31得点は記録的だろうが、RBAの歴史では36得点が記録だ。1イニング最多得点は28点。いずれも2011年の三井リハウス東京が対総合地所相手に達成したもの。

 記者は一部始終を見ていた。真夏だったが、雨が降っており結構寒かった。1イニング28点というのは高校野球でも珍しいことではないが、28打者連続出塁というのはまずないのではないか。

 この試合に出場していた西田、大内らは現在も三井不動産リアルティの選手として活躍している。面白いもので、その時の4番だった西田は6打席2打数無安打。チームで唯一ヒットを打てなかった。(4個四死球を選んでいる。これまた立派。悪球に手を出さないから4番が務まるのだろう)

 参考までに、記事を添付するが、その一部を以下に紹介する。

 「リハウスの大記録は降りしきる雨中で達成された。2回に大量8点を奪い試合を決めたあとの3回、この回先頭の7番出口が、名前とは正反対の口火を切った。『入り口』だった。出口が死球を選ぶと、打線がとまらない。この回だけで4巡目、28打席目に3塁打を放ったのが出口だった。その出口は相手野手の悪送球でそのまま生還。この回28得点を挙げた」

昨日の41四死球試合に負けないRBA野球大会の大記録、珍記録(2018/7/21)
 

 

 

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