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光永監督(右)と川崎(渋谷の同社常設マンションギャラリーで) 

 オープンハウス光永監督がまた吠えた。同社は第21回RBA野球大会水曜ブロックに参加して以来、11年間の通算成績は41勝22敗、勝率.651。トップクラスの成績を残している。平成25年の第25回大会では、王者・旭化成ホームズと決勝戦で死闘を演じ、引き分け再試合の末、優勝は逃したが準優勝し、3度の4強入りを果たしている。新型コロナの影響で、昨年と今年の大会は中止となったが、光永監督は絶好調の本業業績を受けて「優勝を狙う」と言い切った。以下、一部敬称略。

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 「野球? 2年前、球速をスピードガンで競う社内イベントで久々に硬式を投げて肩を痛めた。あれ以来一球も投げていない。光永情報は全然降りてこない。ひょっとしたらいるかもしれない。呼んでみようか」

 RBA球界一のビッグマウスの登場は、普段は寡黙なオープンハウス川崎のこの一言がきっかけだった。

 ややあって、コロナなどどこ吹く風、1兆円を目指す勢いそのものの法螺吹き光永が記者を叩きのめそうとでも考えたのか、金属バットを小脇に抱え現れると、「来年は優勝だ。ギガキングだぞ、5万円だぞ」と聞き飽きた「優勝」をビッグマウスから吐き出した。

 2013年の第25回大会以来あと一歩でドームを逃しているのは、ひとえに川崎におんぶにだっこの投手陣にあるのだが、「今年はいい投手が入社した。熊本ゴールデンラークス-福井ワイルドラプターズ出身の藤本おうしょうだ。ネットで調べればわかる。MAX146キロだ」「おうしょうって王将? 」「そう、王様の王と大将の将」

 ネットで調べた。やはり凄い投手だ。MAX143キロの川崎よりはスピードはありそうだ。年齢は25歳か。軟式に対応できればチームの謝敷だって抑えられる。名前もまたいい。

 光永が次に挙げた有力新人は、白鴎大学軟式野球部出身の神田将人だ。第38回全日本大学軟式野球選手権大会で優勝した当時の主将でMVPに選ばれている。守備は外野手だ。年齢は27歳か。

 PL学園最後の4番でエースの大丸巧貴もいるそうだ。大丸は城西大出身で、チームの主砲・橋本の後輩。それにしても城西大野球部はRBAとは縁が深い。同大学野球部出身者は、三冠王の東急リバブル岡住をはじめ20人くらいはいるのではないか。伊藤忠ハウジングには現役だけでも6~7人いる。

 これだけかと思ったら、光永監督は「帝京高校で甲子園に出場し、創価大野球部同期のとくさんTVとのコラボも申し込む」と喋った。小生は「特産品」でも売るTVかと思い聞き直したら、「とくさん」は「トクサン」で、ネットには総再生回数約5億4163万回の野球YouTuberとあるではないか。年齢は36歳で、身長は161cm。

 これで思い出したのは、トクサンと同じ帝京高校野球部出身で、進学した青山学院大では西武入りした奈良原浩氏と同期だった東急リバブル執行役員・大見達也氏だ。大見氏は、プロからの誘いもあったが、身長が164cmしかなかったためプロ入りを断念している。足が速いのもトクサンとよく似ている。

 トクサンTVとコラボしてどう戦力アップを図るのかは不明だが、肩に不安を抱える川崎の代わりに藤本が投げ、主砲・橋本、大阪桐蔭では日ハム中田とコンビを組んだ、そろそろ3人の子育てを卒業してもよさそうな謝敷が復帰すれば、確かに優勝が狙える戦力が整う。

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 本業が伸長にするにつれ、その分だけ衰える自身の選手としての力と技を補おうと所詮はおまじないにしか過ぎないビヨンドに縋りつく光永だが、7、8年前の新人としてデビューしたときは、当時リストの監督で元ロッテ-西武の倉持氏だったか、RBAナンバーワン投手の旭化成ホームズ今野投手だったかは忘れたが、「彼はいい」と絶賛された。今でも脳裏に焼き付いて離れない、2011年RBA大会。旭化成の連勝を37でストップさせたのが延長サドンデスで光永が今野投手から放った逆転サヨナラセンター前ヒットである。そこが光永のピークだったのかもしれない。

https://www.dai3.co.jp/_old_hp/rbayakyu/23th/yakyu/news32-1.htm

 その後しばらくは4番の座を任され、投手のいない時は自らもマウンドに上がり、チームを引っ張った。

 そして2018年の第30回RBA野球大会から監督に就任。抽選会場で「謝敷を超える新人が入った。川崎を超える新人も入った。名前? まあ、見てのお楽しみに」と豪語した。

 すると、初戦の三菱地所ホームに10-2と圧勝。監督は「今年は創部10周年。ほぼメンバーが入れ替わった。先発全員安打だぞ、次は川崎が投げる」と予告した通り、次戦はエース川崎が投げ、ちばリハウスに9-1で大勝。第3戦の三菱地所ハウスネットも8-1で蹴散らすと、決勝トーナメント準々決勝戦では、優勝候補の一角トラバースを相手に、この年初出場した謝敷が先制2塁打を含む4打数3安打3打点の大活躍。明大同窓の川崎を援護して7-6で撃破した。

 しかし、よかったのはここまで。準決勝戦の野村不動産アーバンネットには3-10で完敗。川崎は肩痛で2回KO。結局、謝敷と川崎を超える選手は現れなかった。

 翌年の第31回大会は「川崎は引退。謝敷など目じゃない。大型新人が入った」と光永は懲りずに大風呂敷を広げたが、化けの皮はすぐはがれる。やっとこさ予選を乗り切って決勝トーナメントに進出したが、初戦の伊藤忠ハウジングに完敗。

 戦意高揚、鬨の声のはずの光永の法螺の音は、草笛のような物悲しい哀調を帯び、荒川の高くもない土手に跳ね返されて自らに降り注ぎ、相手の歓声やら味方の悲鳴やらにもかき消され、あとは音もなし。

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 川崎が担当する〝好立地、ぞくぞく〟の「オープンレジデンシア 高輪ザ・ハウス」の取材を終え、監督の法螺も聞き帰ろうとしたら、かつてはチームの要だったオープンハウス営業本部人材グループ課長・渡邉貴之氏が顔を見せた。しばし本業の戸建てについて話し合った。渡邉氏は千葉県の強豪・木更津総合の出身らしく、「明日は母校の決勝戦」と語った。試合は、延長13回タイブレークの末、専大松戸に6-10で敗れた。念願の「優勝」に早くも暗雲が立ち込めた。

 帰り際。名刺交換などしたことがない光永氏から名刺をもらった。肩書は渡邊氏(木更津高校が甲子園初出場したときのキャプテン)と同じ部署で「係長」とあったので上司と部下の関係か。名前には「幸多」とあった。もう少しで「薄幸」と読み違えるところだった。

 光永さんよ、もうそろそろ汚名を返上しようではないか。謝敷さんよ、翔べない中田さんも心配だが、あなたも忘れ去られる危機にある。来年はグラウンドでお会いしよう。荒井社長をドームに連れてきて。

〝好立地、ぞくぞく〟 プリンス新高輪に隣接 オープンハウス「高輪」好調(2021/7/21)

令和の奇跡だ 伊藤忠ハウジング快勝 投打かみ合う オープンハウス選手揃わず(2019/10/3)

オープンハウスだ!川崎&謝敷コンビが大活躍 トラバース追撃及ばず(2018/9/19)

 人事異動シーズンに入り、RBA野球関係者の昇格が続々報じられている。もっとも〝躍進〟が目立つのが三井不動産グループだ。

 4月1日付で専務執行役員に就任する海堀安喜氏は国土交通省出身で、不動産業課長時代の2009年~2011年、抽選会に来賓として出席、参加者にエールを送っている。

 新たに商業施設本部リージョナル事業部長に就任する肥田雅和氏は、東大野球部出身で、かつてのチームのエース&主砲。他の選手がふがいなかったことから〝孤軍奮投〟した。

 慶大野球部出身で、大学日本一に導いた第一人者と言われる同窓・志村氏の3つ先輩の遠藤靖氏が社長を務めるからではないだろうが、三井不動産リアルティは執行役員27人のうち7人がRBA野球関係者となる。

 同社の応援団長的な存在の上席執行役員・石井雄二氏は常務執行役員に昇任。住宅賃貸事業本部、横浜支店住宅賃貸営業部、関西支店賃貸営業グループ・賃貸運営グループ、名古屋支店賃貸営業グループを担当する。

 執行役員に新任するソリューション事業本部副本部長ソリューション事業本部統括営業部長・志村亮氏は、いうまでもなく〝RBAの星〟。平成元年のドラフトで、当時としては破格の契約金3億円を巨人から提示されながら「野球は趣味で」との名言を残し三井不動産に入社したのは今でも記者は忘れられない。今年55歳になるが、体形は昔のままでまだまだ投げられるはずだ。

 同じ執行役員ソリューション事業本部副本部長・吉田裕氏は、野球は素人ながら〝出ると負け〟だった当時の三井リアルプランチームを常勝チームに育て上げた監督を長く務めた。

 このソリューション事業本部を管掌する常務執行役員・正木条氏はかつての三井不動産販売の監督を務めていた。

 志村氏と同じ執行役員に就任する三井不動産リアルティ札幌代表取締役社長・江川尚志氏は、RBA野球大会32年間の歴史の中で2人しかいない三冠王の一人。双方が勝てば東京ドームの試合で、三井不動産販売チームに所属していた江川氏は志村投手に三振を喫したが、その時のコメントは「目の前で球が消えた」だった。

 住宅賃貸事業本部地域統括部長に就任する安西幸次郎氏はチームの監督。安西氏ほどの〝口達者〟なRBA関係者はそういない。野村不動産アーバンネット執行役員・木内恒夫氏と双璧だ。

 東京建物は1月1日付で住宅賃貸事業部長・佐林繁氏が住宅事業第二部長に就任した。投げても投げても〝底が抜けた桶〟のナインに足を引っ張られ続けた〝悲劇のエース〟だ。同社の「ブリリア」ブランド立ち上げにかかわっている。

 投資事業推進部長に就任した情報開発室長・中町純一氏は、チームが大会に参加した第2回大会から30年間監督を務めている。最高成績はベスト4が2回で、通算成績は94試合34勝60敗、通算勝率は0.362。かつては〝がんばれベアーズ〟状態だったが、最近はチーム力が上がっており、優勝を狙えるチームに浮上している。

 3月21日付で執行役員(ロジスティクス事業部担当兼 商業事業部長兼ホテル事業部長)に就任する髙橋浩氏は、三井不動産・志村氏と桐蔭-慶大野球部の同窓同期で捕手。入社してからは志村氏とは対照的に体重がどんどん〝成長〟し、そのうちRBA野球大会からも姿を消した。メタボが心配。ただ、ロジスティクス、商業施設、ホテル事業は同業との人脈はありそうで、抜け目なく情報収集するのではないか。

 三菱地所の4月1日付人事異動で、Mitsubishi Estate Asia Pte. Ltd. Executive Directorから総務部長に就任する明嵐二朗氏は、チームの黄金時代の主軸の一人。

 東急不動産ホールディングスの人事異動で、住宅事業ユニット首都圏住宅事業本部開発第二部統括部長・泰道周作氏が同本部開発第一部統括部長に就任する。チームの主砲を務めていた。名前が「泰道」とあるように、わが故郷・三重県出身の実業家・泰道家とは姻戚関係にある。

 野村不動産ホールディングスは一昨日当欄で紹介した。今後も人事異動が発表されたら、その都度紹介したい。

野村不動産 新社長に松尾大作専務が就任へ 宮嶋社長は同社副会長に(2021/3/5)

 


 

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工事中のグラウンド

 RBA野球にも参加している測量調査、地盤改良会社のトラバース(本社:千葉県市川市、佐藤克彦社長)が自社設計・施工の少年野球グラウンドを整備し、地域貢献の一環として少年野球チームに無償で提供する。元プロ野球選手のアカデミーも行う予定。

 場所は、同社本社から車で約5分の江戸川沿いの市川市高谷の借地。ホームベース付近は天井にネットを張り、ホームベースから左翼・中堅は60メートル(右翼は50メートルくらいか)、ベンチ、人工芝のバッティング練習場、用具置き場付き。ナイター設備も整備し、同社の野球部メンバーも練習する。工事は来年3月に竣工する。

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 この情報は同社取締役管理本部長で野球部スポークスマンの酒見達也氏からもたらされた。立派な球場のようだ。

 元プロ野球選手のアカデミーも実施する予定というから、きっと佐藤社長の息子で元西武、北京オリンピック代表選手のG.G.佐藤氏、プロ初安打が満塁本塁打となった元西武の梅田氏、甲子園で田中マー君から本塁打を放った元西武の林崎氏らの指導が受けられるのではないか。

 同社野球部にはプロ野球独立リーグBCや社会人野球で活躍した選手など約30人が在籍している。新戦力として、近鉄、西武などで活躍し、各チームのコーチを歴任した小野和義氏の息子で前新潟アルビレックスBCの小野竜世氏(25)ら4人のBC経験者ら9人が加入した。

 こけら落としのイベントが行われたら取材することに決めた。

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飯髙氏

 本日(10月19日)、素晴らしいマンションを見学した。帰ってから真っ先に記事にしようと決断したのだが、取材を終えてからものの10分もたたないうちに決意はゆらぎ、主客は転倒した。

 取材に応じていただいた大和ハウス工業「プレミスト船橋塚田」の販売事務所長で同社東京本店東京マンション事業部営業部第一課・細川智史さん、「真っ先に書きます」と約束したのに、その舌の根も乾かぬうちに反故にして申し訳ない-と謝るほかないのだが、悪いのは私であって私ではない-約30年間〝RBA野球〟を取材してきた私は「パブロフの犬」と同じだ。何を差し置いても野球の記事を先に書けというもう一人の私がそう命令した。

 その命令とは、これまでRBA野球大会に21回出場し、ベスト4が1回しかなく、通算成績は81戦31勝50敗で、勝率は奇しくも今年のヤクルトと同じ0.383(10月18日現在)しかない、目を覆うばかりの大和ハウス工業野球部の救世主になるかもしれない新人投手を紹介しろというものだ。

 そして、その投手こそが、同社の新入社員で広報企画課東京広報グループに所属する飯髙悟宇氏だ。出身は千葉県大網白里市なのにどうして高校は文武両道の長野県「佐久長聖」野球部なのかいま一つ分からないのだが、強豪校がひしめく千葉県よりはドングリの背比べの長野県のほうが甲子園出場確率は高いとあまりにも単純で幼稚な野球留学の決断を下したのか、それとも両親の出身地なのか、その理由は聞かなかったのだが、その決断が正しかったのか間違っていたのか解答を出すのはまだ先のことだ。現段階では選択が正しかったことに小生は賭ける。同校は過去9度甲子園に出場しており、通算成績は7勝9敗。負けが上回っているが、長野県勢の甲子園通算勝率は.387だから、勝率では上回る優秀な成績だ。

 飯髙氏は「在学中は甲子園に出場していません。私も控え投手。大学に入ってやり直したが全然ダメでした」と話した。小生は「大学はどこ」と聞いたら「青山学院」と返ってきたではないか…ン? 西武の奈良原さん、大崎さんと同じではないか、RBAでは東急リバブル大見さん、清水建設の大城さんと一緒だ(もちろんソフトバンク小久保さん、ロッテ井口さん、ヤクルト石川さん、オリックス吉田さんなど錚々たる選手を輩出している)。

 失礼ながら、本人の言葉を待つまでもなく、プロに通用しないのはすぐ分かった。身長は本人曰く164センチ。背が低いためにプロ入りを断念した大見さんと同じくらいだ。プロ野球の最低長身記録保持者の浜崎真二(150~160㎝、諸説あり)や牛若丸・吉田義男さんのように活躍できるのは至難の業と見た。

 しかし、その低い身長を逆手に取れば活路を開くのではないかと沸々と期待が湧いてきた。左腕であることだ。文字を書くのは左手であるのを確認済みだ。多分投げるのも左だ。164センチから投げる球は上手投げでも打者にとっては横手投げだろうし、もしアンダースローだったら、地を這う遅球にRBAの強打者・旭化成ホームズ北寒寺は面食らい、元西武のトラバース梅田、林崎もリスト斉藤彰吾も、今年の山川のようにブルンブルンと振り回すだけで、なすすべもなく去勢された犬のように尻尾を巻いてすごすごとベンチに引き下がる光景が目に浮かぶ。

 飯髙投手が4回くらい無難に投げれば、抑えは箕島-立命大の抑えのエースだったトミー(冨永)がいる。トミーは来年50歳を迎えるはずだが、1回なら抑えられる。可能性としては百に一つかもしれないが、メタボにすぎる大原監督が宙に舞うシーンがないとは言えない。

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 取材の帰り、塚田駅のホームで小生と同じ西武ファンの女性広報担当Mさんにばったり出くわさなかったら、その彼女が「彼は野球に詳しい」と漏らさなければ、そして傍にいたその男性の飯髙氏が「佐久長聖」出身と話さなければ、こういう展開には絶対なっていないはずだ。

 主客は転倒したが、明日は乾坤一擲、細川さんが期待する以上の記事を書くことを約束する。

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浅見氏

新型コロナウイルスの影響を受け、デベロッパーもハウスメーカーも大きな打撃を受けているが、最悪の市場下でも戸建て分譲が主力のケイアイスター不動産が〝元気〟だ。前期(20203月期)は売上高、利益とも過去最高を記録。今期(20213月期)業績予想は「未定」としながらも、直近の46月の分譲住宅受注金額は前年同期比116%、受注棟数は同112%と増加しており、6月は単月では過去最高の数字をマークした。

なぜ好調を維持できているのか。同社の20203月期の売上高は1,207億円(グループ連結)となっており、その中でも重要拠点である東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県を管掌する、同社RBA野球チームの不動のエースでもある取締役第二分譲事業部長・浅見匡紀氏(41)に話を聞いた。

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まず、同社の業績、トピックスを概観しよう。

20203月期は、グループ連結で、売上高1,207億円(前期比17.1%増)、営業利益64億円(同8.0%増)、経常利益63億円(同9.5%増)、純利益35億円(同3.6%増)となり、売上高、各利益とも過去最高を記録した。主力の分譲住宅事業は、計上戸数が前年度比57棟減の2,700(土地販売含む)となったが、売上総利益率の低下、売上増加に伴う仲介手数料の上昇を吸収し、売上高は前期比418,800万円増の7741,170億円、セグメント利益は、11億円増の685億円となった。

今期業績予想は「未定」としながらも、分譲戸建てに対する底堅い需要があるとして売上高は1,220億円(前期比101.1%)を見込んでいる。

足元の分譲住宅の受注・契約状況も好調だ。73日に発表した数値によると、6月の受注金額は前年同月比125%、受注棟数は前年同月比115%となり、46月の累計受注金額は前年同期比116%、累計契約棟数は前年同期比112%となり、堅調に推移している。

好調を支えている要因の一つとみられるのが、購入者支援キャンペーン「お住まいレス9(キュー)」だ。202057()731()の期間限定で、同社の分譲戸建て商品を購入した人を対象に、引き渡し後6か月以内に経済情勢の悪化により勤務先が破綻したり、解雇されたりした場合、同社が最大45万円(5万円上限×9か月間分)の「お見舞金」を提供するというものだ。キャンペーンにより、同社物件ホームページアクセス数は緊急事態宣言(47日)前の約1.7倍に増加しているという。

さらに、同社は519日、セゾンファンデックスと業務提携しリースバック事業「KEIAIのリースバック」に参入、「KEIAIのリースバック」のFC展開拡大を図っていくと発表した。セゾンファンデックスはリースバック事業大手の〝5本の指〟の一社と言われており、双方ともシナジー効果を狙う。

同社はまた、女性活躍推進に優れた企業を顕彰する経済産業省と東京証券取引所の「なでしこ銘柄」に同社は平成30年度と令和元年度に住宅販売ホームビルダーとして初めて2年連続で選定されている。ブランディング戦略も積極的に展開している。

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モデルハウス

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――同じ業態のオープンハウスさんやポラスさんも新型コロナ禍でも好調を維持していますが、御社も前期の決算は売上、利益とも過去最高で、直近の分譲住宅の売れ行きも落ちるどころか、増加しています。なぜ好調を維持できるのですか

「わたしが担当しているのは一都三県ですが、北関東(群馬、栃木など)も含めて全エリアで伸びています。戸建て志向は新型コロナでむしろ高まった。底堅い需要がある。用地を厳選したことから好立地のものが増え、同業他社との差別化も図れているのが好調な要因の一つです。他社とバッティングする物件はデザイン力を高め、5LDKの提案を行ったり、グレードを高めたりしています。アフターウィズコロナを見据えたテレワークにも十分対応できています」

――「東京5LDK」はポラスさんが提案し、ヒットしましたが

5LDKの提案は確か当社のほうが早かったと思います。昨年の夏あたりから進めているプランです」

――コロナ前といまのお客様の層の違いはありますか

「ほとんど変わりはありません。コロナの拡大当初は7,000万円以上の物件はピタリと止まりましたが、まず3,000万円の物件から動き出し、徐々に価格の高いほうに広がり、現在は高額住戸も動いています」

――新型コロナ感染防止はどうですか

「何よりも安心・安全を最優先。わたしは2か月前から手弁当に切り替えました。率先垂範を心掛けています。三密となるような場所はもちろんのこと、夜の街にも全く行きません。幸い現段階で当社の社員は誰も感染していません。みんな自粛しています。辛いと思いますよ。しかし、われわれはお客様の『安全』を守る責任がある」

――手弁当はつまり、奥さんが作ったもの?

「はい、そうです。妻が毎日作ってくれています。今日のメニューは生姜焼きで、栄養のバランスも考えて野菜なども入れてくれています。通常、東京駅近辺で昼食を取ると大体1,000円くらいはかかってしまいますので、手作り弁当は家計も助かりますし、体調管理もしっかりとできて、私としては大変感謝しています」

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これが〝愛妻弁当箱〟(凄い!弁当の中身は撮るのを断られたが、さすがエース&部長の奥さん)

――RBA野球が中止になりましたが

「当社野球部も補強をしまして戦力を強化していましたので、非常に残念ですが、止むを得ません。今度(715日)、トラバースさんと練習試合を行いますが、わたしが先発して3回投げます」

――予告先発?

「そうですが、今この状況で練習は全くできていません。ただ、他のチームや選手も同じ環境にいると思いますので、こういった意味では今までの積み重ねが試合の結果を左右することになると思います」(トラバースは元社会人を数人補強したとか。〝不惑〟超えの浅見氏が3回持つとは思えない。つるべ打ちにあうのは必至と見た。取材してレポートする予定)

同社は第25RBA野球大会から参加しており、通算成績は1013敗、勝率.435。これまで強豪の東急リバブル、オープンハウスなどを倒したことがある。昨季(第31回大会)はあと一歩で4強入りを逸した。浅見氏はずっとエースで踏ん張っているが、負けるパターンはエラーか貧打。

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ケイアイスター不動産 6月の分譲住宅 受注金額・棟数とも過去最高の模様(2020/7/5

ケイアイスター不動産 リースバック事業に参入 セゾンファンデックスと提携(2020/5/19

ケイアイスター不 20203月期 売上・利益とも過去最高 今期売上は前期並み予想(2020/5/18

貧打返上だ ケイアイスター 好投手大沼を攻略 浅見は巧投 ミサワ神奈川まさかの敗退(2019/10/3

エイブル逃げ切り 小笠原が肉離れ発症 戦線離脱か ケイアイスター 拙守たたる(2019/10/10

ケイアイスター 浅見が快投 2安打完封 タウングループ 頼みのエース池田が不調(2019/7/11

ケイアイスター不動産 リバブルも倒し2連勝 渡部が満塁弾2013/7/5

カテゴリ: 2020年度

  日本不動産野球連盟(略称:RBA)は525日、第32RBA野球大会の中止を決定した。大会が中止になるのは今回が初めて。

久米信廣・大会運営委員長(第三企画社長)は、「政府の緊急事態宣言が解除されたものの、新型コロナウイルスの感染防止のため、業務上はもとより、家庭生活におきましても多大な制約を余儀なくされ」「緊急事態宣言解除後の第二波、第三波が強く懸念されており、収束の時期を見通すことは今の段階では困難」とし、「参加される選手の方々、ご家族の健康と安全を最優先に考え、断腸の思いで中止を決断しました」と、中止決定に至った経緯・理由を各参加チーム、関係者に伝えた。

RBA野球大会は平成元年、久米の「業界の発展と親睦」の呼びかけでスタート。その直後のバブル崩壊やリーマン・ショックの波を乗り越え、毎年60チーム前後が参加し、年間百数十試合が行われてきた。レベルも高く、ほとんどが野球経験者で、元プロ、独立リーグ、社会人も多数参加。RBA野球出身者が上場企業の社長に就任した事例もあり、親子で参加するケースも誕生している。

不動産業だけでなく不動産流通、管理、ハウスメーカー、建設業など業界の枠を超えた横断的な大会であるのも特徴の一つで、東京ドームで行われる日曜・水曜各ブロック決勝戦に出場するのが各チームの目標になっている。

国際交流にも積極的に取り組んでおり、かつてはオーストラリア、中国に優勝チームや選抜チームが訪問し、交流試合や小学生向け野球教室を行ってきた。

こうした活動が評価され、第29回大会(2017年)からは優勝チームに国土交通省土地・建設産業局 局長表彰が行なわれている。

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残念至極。記者はバブル崩壊後の平成3年、公私にわたり落ち込んでいた時、この大会が行われているのを知り、自らも元気づけるためもあり「頑張れRBA」の見出しを付けて、毎週水曜と日曜日の試合をほとんど休まず取材を続けてきた。

しかし、中止決定はやむを得ない。プロ野球は緊急事態宣言解除を受けて619日に開幕することが決まったが、高校甲子園大会、大学野球リーグ、社会人野球などほとんどすべてが大会中止・延期される事態となっている。

久米大会委員長は「断腸の思い」と語り、日本高等学校野球連盟も「安全と健康を最優先に考えた苦渋の決断」と発表した。

この思いを、とくに高校球児に伝えたい。皆さんは甲子園に出場するチャンスを逃しはしたが、逆に考えればすべてが〝幻の甲子園球児〟の勲章を手にした。

その〝幻の甲子園球児〟と談笑する機会が訪れることを小生の新たな目標にしよう。あと5年か。

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斉藤氏

 「軟式は難しそうだが、チャレンジしたい」-昨年末に西武ライオンズを退団・任意引退し、リストグループに入社した斉藤彰吾氏(31)がRBA野球大会に出場する意向を表明した。斉藤氏は西武時代、392試合に出場し、初ホームランが逆転 サヨナラ3ランとなる記録を残した。RBA大会に出場した元プロ選手は大京に所属したことがある長崎慶一氏(阪神時代に首位打者)や屋鋪要氏(横浜大洋時代に3年連続盗塁王)など10人を超えるが、〝現役〟とほとんど変わらない〝大物〟は少ない。同社に入社した経緯、抱負などを聞いた。( )内は記者。

 【斉藤彰吾氏プロフィール】1989514日生まれ。埼玉県春日部市出身。春日部共栄高等学校卒。2007年秋のプロ野球ドラフト会議で埼玉西武ライオンズから7巡目で指名され入団。201472日の日本ハム戦で、9回裏、自身初本塁打となる逆転サヨナラ3ランを放った。在籍12年間の通算成績は392試合、355打数79安打、24打点、5本塁打、打率.223

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 いかにプロ野球選手になるのが難しいか、少し説明する。

 プロ球団は12チームあり、毎年100人くらい入団し、ほぼ同数の選手が退団する。約10年間で選手が総入れ替えとなる計算だ。入団する選手の半数は1度も1軍を経験せず退団する。

 各チームの戦力均衡を図るため支配下選手という制度があり、基本的に1チーム70人が限度で、しかも1軍登録選手は28人という制限があるためだ。

 春日部共栄高校出身の斉藤氏は、2007年秋のドラフト会議で埼玉西武ライオンズから7巡目で指名され入団。

 「野球の選手になるのは小学生のころからの夢でした。勉強? しませんでしたね。ずっと野球漬け」(春日部共栄は優秀な生徒さんが多いと聞いていますが)「文武両道の高校でして、入学した成績は学年でビリから2番目。これはやばいと思い、少しは勉強もし、卒業するころは真ん中より少し上でした」

 西武時代の思い出に残るプレーは、2014年の日本ハム戦で放った逆転サヨナラ3ランを上げた。

 「あれが一番ですね。私自身の初ホームランだったんですが、初ホームランがサヨナラ打というのは球団初でした」

 翌年は103試合に出場したが、レギュラーを獲得するまでには至らなかった。「凄い選手ばかりでしたからね」

 斉藤氏が在籍した12年間、西武の外野は栗山と秋山の二人が定位置をほぼ占めた。残り1つのポジションを坂田、佐藤友、高山、G..佐藤、後藤武、大崎、熊代、木村、金子侑、外崎ら錚々たる選手と争った。

 退団したとき、斉藤氏は「まさか12年もやれると思っていなかった。やってきたことを自信にして次のことにチャレンジしていけたら」とスポーツ紙に語った。

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 リストインターナショナルリアルティに入社した経緯について、斉藤氏は次のように語った。

 「もともと営業の仕事はやりたいと思っていました。『家』にも興味があり、関係者からリストさんを紹介してもらいました。富裕層の方と接する機会を得られ、海外不動産などを販売する仕事はやりがいがあると判断し、決断しました」

 不動産営業マンにとってバイブルでもある宅地建物取引士の取得にも意欲を見せている。「宅建? すぐ取得というのは難しいかもしれない。2~3年計画でチャレンジしたい」

 軟式については、「シーズンオフに小学生を対象にした野球教室をやりましたが、みんなポップフライになっちゃう。軟式は難しい。けど、絶対やりたい。(リストは)投手がいない? それじゃ、わたしが投げようか。まあ、しかし、入社1年目。3年計画で、わたしが投げて打ってドーム(優勝)というのはどうですかね。梅田と林崎へのメッセージ? うーん、待ってろよ、委縮するなよと伝えていただきたい」

 斉藤氏は今年の期待の西武の選手も上げた。「川越(誠司氏=投手で今季から外野に転向)はいいですよ。彼とは一緒によく食事などしました。レギュラーを奪うかもしれない。注目してください」

林崎氏と梅田氏が挑発的エール

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左からG.G.佐藤氏、林崎氏、梅田氏

 トラバースには、西武ライオンズ時代の先輩GG佐藤氏、同期だった林崎遼氏と梅田尚通氏が在籍している。林崎氏と梅田氏は、のようなコメントを寄せた。

 林崎 軟式をなめんなよ!

 梅田 えっ?(リストの)野球部に入るんですか? 入らないって聞いていたけど…軟式野球に対応できるんですかね?ポップフライ万歳!

 同社野球部のスポークスマン酒見達也氏は「対戦できることを楽しみにしているようでした」フォローしている。

リストに元西武の斉藤彰吾氏〝入団〟MAX153キロ投手も 「優勝だ」山中主将(2020/2/6)

 


 

 

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石田(戸塚・ノココタウン モデルハウスで)

杉山さん!海藤さん!覚悟!-リストの2年目石田雅樹(25)がレギュラー取りに名乗りを上げた。石田は宮崎日大出身。本職は2塁手でレギュラー。最高成績は九州大会ベスト8。主に1番打者で打率は3割くらいとか。

進学した日大では「野球はやっていません」と語ったが、今季のレギュラー取りに意欲を見せた。

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 リストについては、別掲の記事を参照していただきたい。元西武ライオンズの斉藤彰吾氏とMAX153キロの投手が入社したためか、今季新キャプテンに就任した山中が「今年は優勝するぞ」と怪気炎を上げた。

 石田がどの程度の力があるか不明だが、「投手は無理。投げられない」というからには、強打線のレギュラーの誰かを引きずり下ろすしかない。

 主砲の岩島を抜くのはまず不可能。打力がある山中、田中、鈴木らのレギュラー陣から正位置を奪い取るのもどうか。可能性があるとすれば、野球よりマラソン、トライアスロンに夢中の杉山か、髪がすっかり抜け落ち最高年齢者として存在感を増している分だけ影が薄くなった海藤か。

 石田が杉山、海藤をベンチに押しやる存在になれば、優勝も夢ではない。頑張れ!石田!負けるな杉山!海藤!

リストに元西武の斉藤彰吾氏〝入団〟 MAX153キロ投手も 「優勝だ」山中主将(2020/2/6

リスト杉山 Asset Management投資営業部長に NYと横浜で2週連続フルマラソン挑戦(2019/10/18

 

 

 

 トラバース期待の独立リーグ出身の新人・秋山投手は制球に難-トラバース野球部のホームページによると、今季初戦を2月23日に行い、國學院栃木-高知ファイティングドッグス-栃木ゴールデンブレーブスで、高知時代に藤川球児と同僚の秋山陸(24)が先発したが、4回を被安打1に抑えたが、3連続四球などの押し出しで1失点、敗戦投手に。7つの四死球を与えるなど軟式への対応が課題であることが分かった。

 RBAの開幕までまだ時間はあるが、どこまで調整するか。新人投手が不安だと、戦う舞うに黄信号が灯る。

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 この記事に対して早速、酒見スポークスマンからメールが届いた。

 「まだ、今年になって一度も全体練習をしていませんので、徐々に上がってくるでしょう。ピッチャーに関しては、他にもいるのでそれほど心配はしてません。
 問題は攻撃面ですね。
 相変わらずのタイムリー欠乏症で、監督(社長)のストレスもMAX。選手(社員)はその緊張感から、負のスパイラル。
 体がでかい重量打線だけど、実際は足も使えない。野手の新戦力4人がどの程度使えるかが優勝へのカギとなりそうです」

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 トラバースの選手の皆さん、今日(3月2日)、リストの取材に出かけます。同社に〝入団〟した斉藤彰吾さんにインタビューを申し込みます。伝えたいことはありませんか、それともアドバイスを欲しいですか。

 それにしても、打てないね。この前も散発の4安打とは。旭化成ホームズは6回までに4安打放ったら、間違いなく3点は取るチームです。梅ちゃん、木ノ内さん、どうした。林崎さんも投げるようになったら打てなくなった。前後を打つ打者も情けない。

 傷口に塩を刷り込むようだが、〝ひとりはみんなのために、みんなは一人のために〟-ワンチームにならないと野球は勝てない。昨日の西武の先制攻撃は見事だった。

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G.G.佐藤監督

 G.G.佐藤監督の首を支えるのは誰か

 先に、西武ライオンズから2019年10月に戦力外通告を受け退団した斉藤彰吾氏がリストに〝入団〟した記事を書きましたが、トラバースのスポークスマン酒見氏からご指摘がありまして、一部不正確な部分があることが判明しましたので訂正します。梅ちゃん、ごめんなさい。

 酒見氏によると、「斉藤氏は2007年のドラフトで高校生7位(春日部共栄高)での指名ですが、その年の高校生5位(鯖江高)が当社の梅田なので、ふたりは同級生ということになります。さらに同年のドラフトで日ハムの高校生4位(波佐見高)が当社の大平成一でこちらも同級生です。同年のドラフトでは、日ハムの中田翔(大阪桐蔭)、広島(現巨人)の丸佳浩(千葉経大付)が出世頭です。ちなみにその4年前の2003年ドラフト7位がG.G.佐藤で、3年後の2010年ドラフト5位(東洋大学)が林崎です。従って、斉藤氏と梅田、大平は同級生の31歳、林崎は1つ上の32歳」とのことです。

 小生は、よく調べもせず、「トラバースにいる元西武の梅ちゃんと林崎さんを比べたら、まだ若い分、斉藤さんのほうが上だ」と書いたのは正確を欠きますので、〝まだ若い分〟をカットし、〝実績が豊富な分〟に訂正します。(その実績が軟式に通用するかどうかは分かりませんが)

 いずれにしろ、今年は林崎、梅ちゃん、斉藤の元西武3人組の覇権争いは見ものだ。

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 もう一つ訂正。記事で「トラバースが独立リーグから大量6人の選手を補強」と書きましたが、酒見氏によると「独立リーグからの補強は4人(投手2名、捕手1名、内野手1名)で、独立リーグ上りは6名になりました。NPB上りはG.G.佐藤(監督、もう動けない=記者注)も含めて5名ですが、プロ1名ルールに則り林崎をメインに回していきたいと思います。新卒も野球枠で3名入社(立正大、城西国際大)し、昨季から大幅に総合力がアップしました。今年こそは、旭化成を倒してタイトルを奪取したい」とのことだ。

 参考までに、今季のトラバースの布陣を紹介します。これは凄い!

 しかし、長崎、平野の両投手は薹が立ち、元ロッテの長崎は林崎、梅ちゃんとの1名枠があるので登板は微妙。國學院栃木-高知ファイティングドッグス-栃木ゴールデンブレーブスで、高知時代に藤川球児と同僚の秋山陸(24)、岡崎工業-ルネス紅葉スポーツ-石川ミリオンスターズの中根彬(23)、長崎・海星高-立正大学の石場匠(22)が主戦になるとみた。石場は甲子園先発経験がある。中根は右ひじに不安があるそうだ。

 捕手は、長野商業-信越硬式BC-新潟アルビレックスBCの西澤知史(23)が入社。「待望の本職キャッチャー」だという。

 このほか、熊谷商業-立正大学の吉永聡内野手(22)、作新学院-城西国際大学の佐藤隆雅外野手(22)も入社。吉永は「野球部主務」だそうで、これは平たく言えばボールボーイか、あるいは敵情視察、相手の弱点を探るスパイか。佐藤は甲子園組のわが西武の今井達也(西武)の1年先輩。

 このメンバーで勝てなかったら、G.G.佐藤監督の首は赤子のそれと一緒。危ない。誰が支えるか。新人の秋山、中根、石場か、それともエースの平野か。あの平野のスライダーはだれも打てない。3球で三振を取れる。3×3×7=63球で完封できるが…(肩、肘が完治していればだが)

トラバース野球部2020.pdf

リストに元西武の斉藤彰吾氏〝入団〟MAX153キロ投手も 「優勝だ」山中主将(2020/2/6)

 

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