RBA OFFICIAL
 

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3塁打と敵失で生還した池田を迎える旭化成ベンチ

  1 2 3 4     合 計
旭化成ホームズ      
住友不動産販売      

住友不販 古賀監督は欠場、主砲前田は馴れない守備で肉離れ

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住友不販 伊藤 

 旭化成ホームズが大勝。初回、松井が先制弾を放ち、2回には下位打線でチャンスをつかみ、2番の新人橋本の2点打などで3点を挙げ、その後も着々と加点。エース今野は2回で降板、そのあとは平山が投げきった。住友不販は完敗。古賀監督を仕事で欠き、ベテラン前田は肉離れを発症。最終回、ノーヒット・ノーランを逃れるのがやっと。

 旭化成は初回、1番北寒寺、2番橋本が連続三振したが、3番松井が中堅超え本塁打して先制。2回には、1死から7番原田が四球で出塁、盗塁と8番池田の内野安打で好機をつくり、9番木下の内野ゴロと橋本の2点適時打で3点。4回には池田の3塁打と敵失で1点。5回には4番平山が安打で出塁すると5番津久井が犠打、ここで代打の6番久保田が2塁打を放ちさらに1点。6回にも橋本、篠永の安打などで2点を追加した。

 エース今野は2回を無安打に抑え、3三振を奪って降板。1塁に入る。3回からは平山が2安打1失点に抑えた。二人が奪った三振は7個。

 山本監督は4点もリードしながら、5回にバントを指示、代打で1点を取る手堅いというか、予選で負けた悔しさを晴らす采配を揮った。

 住友不販はいいところなし。エース伊藤はいきなり連続三振を奪う絶好の立ち上がりを見せたが、本塁打されるとその後は7つの三振を奪いながら痛打を浴びた。

 最終回、この回先頭の8番越前がチーム初安打を放ち、1番越光の適時打で1点返したのみ。主砲前田は2三振。慣れない左翼を守り、肉離れを発症。散々な結果になった。

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左から松井、大久保、また大久保、橋本(打てなくても全然めげない大久保はいい性格をしている)

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安打も放った平山(左)と1塁を守る今野

○橋本 2年の春と3年の春と夏に甲子園に出場。センターでした。春はベスト8でしたが、3年の時は1、2回戦で敗退。大学は国学院です。(国学院卒には積水京葉の山崎さんがいますよ)えっ、あの山崎さん? ぼくより3つ上です(今野が絶賛。天理高校のとき甲子園に3回出場。肘を痛めたようだ)

○今野 平山はバッティングがいい(3回から1塁を守り、守備機会は1度のみ。無難にこなした)マウンド? 全然平気。いつもやっているじゃないですか

○北寒寺 (どうでした)ダメ(2つの四球を選び盗塁したが、2三振)

○大久保 東京ドームのために備えている。他の大会では5割打っている(このところさっぱり打撃が冴えず。5割ってレベルの低い草野球に決まっている)

○平山 いや、いや(途中から投手で4番。快打も飛ばした。打者転向もありそう)

●ナイン 監督? 期末処理のため欠場。みんな仕事も忙しい(仲介は好調のようだ)

●伊藤 記事読みましたよ。これはやはりひどい。負けてもマウンドの高さのせいとは言いませんが(と試合前。7つも三振を奪いながら8失点とはなぜ。審判は「慣れないと難しい」と言っていた)

●前田 ダメ、ダメ。撮らないで

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4点取り楽勝ムードでも5番津久井にバントのサインを出した山本監督

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ノーヒット・ノーランを逃れる安打を放った越前

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生田のサードゴロエラーで生還する積水京葉・枝

  1 2 3 4     合 計
積水ハウス京葉  
ミサワホーム東京 神奈川  

(延長サドンデス)

 ミサワ神奈川 45歳清水、京葉打線を手玉に取ったが…

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ミサワ清水

 積水ハウス京葉-ミサワホーム東京神奈川は、積水・生田、ミサワ・清水両投手の投げ合いが7回まで続き0-0の延長サドンデス(1死満塁で攻防)の8回、敵失と大久保の適時打で3点を奪った積水京葉が、その裏を生田が完璧に抑え勝利した。生田は被安打2、10奪三振の好投。清水も3安打に抑えたが、味方の援護がなかった。

 球威のあるストレートとキレのあるスライダーを武器とする生田と、コーナーに変化球を投げ分ける技巧派の清水がお互い7回まで完璧のピッチング。一歩も譲らない投手戦が続いた。積水京葉が放った安打は2回の5番竹内、3回の富井、6回の富山の3安打のみ。対するミサワは4回の一場と七回の藤原の二安打のみ。10個の三振を喫した。

 結局7回で決着がつかず、8回の表。3番生田の当たりは平凡なサードゴロ。併殺かと思われたが、走者の板と鈴木捕手が交錯してまず1点。さらに続く大久保が左翼前に適時打を放ち1点追加。

 2点あれば生田にとっては勝ったも同然。その裏をショートフライトとセカンドハーフライナーで討ち取った。

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枝を迎える積水ベンチ

○堂原主将 投手様々

○竹内捕手 生田は最高によかった。今季最高の出来。スライダーもよく決まった

○生田 変化球が決まらないといわれたもんだから…今日は軽かった(脱帽。確かにストレートの威力は以前のほうがはるかにあったが、この日は変化球も決まった)

○山崎 …(試合に30分遅れて。7回、特大のあわやホームランかと思われる飛球を飛ばしたが、相手の林に好捕された。打撃は国学院の4番を打っただけのことはある)

●渡辺監督 あの場面は迷ったが、エンドランだった(7回、この回先頭の藤原がチーム2本目の安打を放ち出塁。藤原は過去4度だったかホームスチールを成功させている曲者。記者は何かあると思ったが、策に溺れたか。動くのが早く、牽制でアウト)

●藤原 投手の肩が動いたように見えたが…牽制がうまい

●鈴木 走者が僕のミットめがけて走ってきたのが分かった(サドンデスの場面。生田のサードゴロで記者は併殺かと思ったが。走者の板が巧みに走ったということか)

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富山の生還はならず(捕手は鈴木)

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山崎のあわやホームランの当たりを好捕したミサワ林

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ネット裏で観戦する三井リアルティナイン(右手前は安西監督。メモを必死でとっていた)

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2点適時打を放ったオープンハウス松本(神奈川リーグの横浜国大卒)

  1 2 3 4     合 計
エイブル      
オープンハウス      

 エイブル 足攻め 川崎-隅田バッテリー慌てさせる

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エイブル田口(左)と斉藤

 一度は逆転されたオープンハウスが敵失で逆転勝ち。オープンハウスは2回、9番の松本の2点2塁打などで3点を先行。5回に逆転されたその裏、2アウトから2ラン敵失で逆転。そのまま川崎が逃げ切った。川崎は被安打5。エイブルは右打ちと足攻めが奏功。一度は逆転に成功したが、痛恨の失策で涙をのんだ。田口-斉藤の継投が決まったかに見えたが、ポロリと勝利を逃した。

 オープンハウスは2回、この回先頭の5番平賀が四球で出塁、続く塚中が倒れた後、宮坂の四球と8番鈴木の内野安打でチャンスを広げ、9番松本が適時2塁打で2点。さらに敵失で松本も還りこの回3点。逆転を許した5回は、1死から四球と内野安打の走者を2、3塁に置いた2死後、4番隅田のセカンドゴロを2塁手が後逸する間に2者が還り逆転。

 川崎はスライダーを多投。関大の正捕手だったという隅田は4個の捕逸。

 エイブルは勝利目前で痛恨のエラー。相手の3番謝敷を完璧に抑えただけに悔やまれる。

 しかし、川崎を右打ちと足で攻略した打線は光る。初回に3番荒川卓が右翼前に落すと、2つの暴投(捕逸ともいえる)で3進。3回にはこの回先頭の9番荒川直が四球で出塁し、すかさず盗塁。5回にはこの回先頭の7番阿部が右翼前安打で出塁、代走の長谷川が盗塁と捕逸で3進。8番鈴木の内野ゴロで1点差とすると、荒川が安打して盗塁を決め、捕逸で3進、1番坂木の適時打で同点。坂木も盗塁と暴投で川崎を揺さぶり、内野ゴロで生還して逆転。

 先発の田口は2つの四球から下位打線につかまった。2番手の斎藤は3回から登板。いきなり謝敷から三振を奪うなど絶好の継投をみせたが、味方の失策に泣いた。

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オープンハウス川崎

○佐藤監督 久しぶりに接戦を経験し、旭化成ホームズ戦に弾みがついた。謝敷が打てない? 大丈夫。隅田の捕逸? 大丈夫(生きた心地がしなかったのではと思うが試合後は平然)

○隅田 (あれは暴投、それとも)いゃ、あれは僕のパスボール(捕逸が4個というのは解せない。走者がいたら川崎はスライダーが投げられないではないか)

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エイブル坂木

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坂木を迎えるエイブルベンチ

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この日も3タコ謝敷(斉藤から三振の場面)

 準決勝戦は三井不動産リアルティ-積水ハウス京葉、旭化成ホームズ-オープンハウス-第26回RBA野球大会水曜ブロック準々決勝戦が10月1日、 大宮健保グラウンドで3試合が行われ、ミサワホーム東京神奈川を延長サドンデスの末2-0で下した積水ハウス京葉、2ラン敵失で5-4とエイブルに逆転勝 ちしたオープンハウス、住友不動産販売に8-1で圧勝した旭化成ホームズがベスト4に勝ち進んだ。三井不動産リアルティは不戦勝。準決勝戦は来週行われ る。( )内は記者のレーティング 

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延長サドンデスの8回、生田のサードゴロエラーで生還した積水京葉・枝(捕手は鈴木)

 積水ハウス京葉(84) 2-0 ミサワ東京神奈川(77⇒79)

  1 2 3 4     合 計
積水ハウス京葉  
ミサワホーム東京 神奈川  

(延長サドンデス)

 積水ハウス京葉-ミサワホーム東京神奈川は、積水・生田、ミサワ・清水両投手の投げ合いが7回まで続き0-0の延長サドンデス(1死満塁で攻防)の 8回、敵失と大久保の適時打で2点を奪った積水京葉が、その裏を生田が完璧に抑え勝利した。生田は被安打2、10奪三振の好投。清水も3安打に抑えたが、 味方の援護がなかった。

エイブル(78⇒79) 4-5 オープンハウス(85⇒89)

  1 2 3 4     合 計
エイブル      
オープンハウス      

 一度は逆転されたオープンハウスが敵失で逆転勝ち。オープンハウスは2回、9番の松本の2点2塁打などで3点を先行。5回に逆転されたその裏、2アウト から2ラン敵失で逆転。そのまま川崎が逃げ切った。川崎は被安打5。エイブルは右打ちと足攻めが奏功。一度は逆転に成功したが、痛恨の失策で涙をのんだ。 田口-斉藤の継投が決まったかに見えたが、ポロリと勝利を逃した。

旭化成ホームズ(91) 8-1 住友不動産販売(81⇒82)

  1 2 3 4     合 計
旭化成ホームズ      
住友不動産販売      

 旭化成ホームズが大勝。初回、松井が先制弾を放ち、2回には下位打線でチャンスをつかみ、2番の新人橋本の2点打などで3点を挙げ、その後も着々と加点。 エース今野は2回で降板、そのあとは平山が投げきった。住友不販は完敗。古賀監督を仕事で欠き、ベテラン前田は肉離れを発症。最終回、ノーヒット・ノーラ ンを逃れるのがやっと。

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同点のタイムリーと盗塁、捕逸、内野ゴロで逆転のホームを踏んだエイブル坂木(左)

 第26回RBA野球大会水曜ブロック準々決勝戦3試合が10月1日、大宮健保グラウンドで行われる。三井不動産リアルティは不戦勝が決まった。例によって記者の〝勝っ手〟予想。

 各チームの投手へひと言。マウンドはまっ平と覚悟すべきだ。先週行なわれた日曜ブロック準決勝戦とグラウンドはほぼ同じ状態とみていい。投げづらいのは間違いない。1試合に1つ出すか出さないかのコントロールのいいケンコーポ小笠原は3つも四球を出した。今のうちからイメードトレをしておくことだ。( )内は記者のレーティング

積水ハウス京葉(84)-ミサワ東京 神奈川(77⇒79)

 積水京葉がやや優勢。エース生田はミサワ東京の高橋に自慢のストレートを痛打され一時自信をなくしたが、前試合で1点に抑えたことから悪夢も払拭できたか。ミサワ打線なら完璧に抑えるか。打線は生田が核になるが、3年目の山崎がようやく素質開花か。前試合で2安打を放ち、強気発言した。〝おにぎりくん〟佐藤が精彩を欠いているのが気掛かり。

 劣勢のミサワ神奈川だが、ベテランエース清水なら4回までは大丈夫。抜群のコントロールをもってすれば生田はどうか分からないが、山崎も佐藤も牛耳るのはたやすい。打線は生田をうてるかどうかだ。生田は変化球も投げるが制球力を欠く。ストライクゾーンを絞りストレート狙いだ。3点取ればば勝てるが…。

エイブル(78⇒79)-オープンハウス(85⇒89)

 オープンハウスが優勢。エース川崎が絶好調。本気で抑えにかかったらまず打たれない。ストレートだけでなくスライダーもよく決まる。エイブル打線ならほぼ完璧に抑えるだろう。打線は桁違いのパワーを秘める謝敷だが、まだ軟式になれていない。不安のほうが大きい。むしろ怖いのは隅田。軟式への対応力もあるとみた。

 エイブルは苦戦必至。まともに戦って勝てる相手ではない。川崎から連打は期待できない。カウントを取りに来るストレート(と言い切れないから具合が悪い)に狙いを絞り、強振しないでセンター返しに徹し、一発に賭けるか。それとも打てない振りをして川崎を油断させるか。はたまた、相手は格下とみて、川崎が朝まで飲んでいることを願うか。川崎の欠点でもあり憎めないのは手抜きをすることだ。

旭化成ホームズ(91)-住友不動産販売(81⇒82)

 旭化成ホームズが優勢。予選1回戦で住友不販に敗れたときの先発はエース今野ではなく篠永だった。ここは必勝を期して今野の先発だろう。山本監督も再び篠永を先発させる勇気はないはずだ。今野にプレッシャーなどない。打線は北寒寺は打てなくなってきたが、足は健在。日替わりでヒーローが生まれているのも好材料。

 住友不販は旭化成を破った伊藤で2匹目のドジョウ、金星を狙うが果たしてどうか。1点もやれないから伊藤が完璧に抑えるしかない。無駄な四死球は出さないことだ。北寒寺とは真っ向勝負。ストレートで討ち取れる。北寒寺を封じれば相手は慌てるはずだ。

 打線は1球ごとに球を絞り狙い撃ちするしかない。今野は遊び球など投げない。コントロールがいいのを逆手に取ろう。ストレートは高めのつり球だ。これに手を出さないことだ。今野も人の子。川崎同様、打てないと見ると甘い球を投げる。勝つとすれば下位打線の活躍だ。安打狙いでなく、今野に球数を増やす戦略もあるのではないか。あの花巻東の156センチの千葉翔太選手みたいな打者はいないのか。

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プレート前のえぐれている穴を埋める三井不動産レジデンシャル佐藤投手

 この日、ケンコーポ小笠原はいつになくコントロールを乱した。小笠原が1試合に出す四死球は1個か2個だが、この日は3個も出しだ。

 小笠原は「条件はみんな同じ」と多くは語らなかったが、記者は小笠原がコントロールを乱したのは明らかにマウンドのせいだと思った。マウンドの高さはほとんどまっ平に見えた。プレートの前の土も深くえぐれており、深さは足首ほどもあった。

 言うまでもないことだが、投手は打者より高い位置から投げ下ろすからスピードが加わり打者に威圧感を与えることができる。野球場によって有利不利が生じないよう野球規則ではマウンドの高さは10インチ(25.4センチ)と定められている。

 この高さが普段と異なるまっ平になったらどうなるか。普通の投手はまず狙ったところに球を投げることはできないはずだ。

 小笠原と対照的に三井レジの下手投げの佐藤は「僕はマウンドが低いほうが投げやすい」と歓迎したが、果たしてどうか。3回まで5個の四死球を出した。隣で行なわれた青山メイン-タイセイの試合でも青山メイン小松崎は4回に出した2個の四球が命取りとなり、タイセイ貞池も3回まで4個の四死球を出した。

 野球は秒、センチの差が明暗をわけるスポーツだ。25センチの高さがあるはずのマウンドがまっ平で投手がまともな球を投げられるはずがないではないか。球場関係者は選手が最高のパフォーマンスを発揮できるようグラウンド状態にももっと気を配ってほしい。

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タイセイ貞池投手

 

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貞池をたたえる千葉英

  1 2 3 4     合 計
青山メインランド      
タイセイ・ハウジー      

 
 青山メイン 元ベイスターズ 吉井の3塁打も得点にならず

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青山メイン吉井

 タイセイ・ハウジーが接戦を制した。初回、ボークと井上の適時2塁打で2点先取。2-2の同点の4回には、併殺崩れと敵失から勝ち越し。新人の貞池が2失点完。青山メインは再三のチャンスをものにできなかった。下手投げ小松崎の自責点は1のみだった。

  タイセイは初回、先頭の榎田が敵失で出塁、1死から椎名の安打でチャンスを広げ、ボークと4番井上の長打で2点先制。2-2の同点の4回には1死から5番千葉英が四球で出塁、続く千葉政が内野安打して好機をつくり、7番高橋は四球で満塁。8番村上はショートごろで千葉英は本封されたが併殺をあせった相手エラーで千葉政が還り1点リード。そのまま貞池が守りきった。

 青山メインは悔やまれる敗戦。2点を負う2回、この回先頭の5番吉井と6番平野が連続四球を選び、1死から8番佐々木が左翼前安打を放ち満塁。9番派谷の投手ゴロで併殺を狙った相手の失策で1点。3回には2死から吉井の適時打で同点。1点を追う6回には、この回先頭の吉井が左翼超え3塁打。一打同点の好機に三者凡退して万事休す。

○村上監督 みんなよくやってくれた。守備がよかったし、千葉政の走塁もよかった。大会を通じては貞池の活躍が光った

○千葉英 ケンコーポ小笠原にストレートで勝負しようと伝えてほしい(小笠原は拒否した)

●山梨監督 打ってくれると信じたが…ダメだった(6回の無死3塁の場面を悔いた)

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タイセイ貞池

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先制した横田を迎える村上監督(中央)と千葉政

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これがRBAのレベルだ(1塁走者の吉井と1塁手の千葉英はともに元ベイスターズ)

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青山メイン小松崎

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〝ボクノコトヲミンナハーフッテキクケドボクハショウシンショウメイノニホンジンノパパトママノコドモダヨ パパハボクヲヤキュウセンシュニシタイヨウダケドボクハボクノジンセイパパヲコエラレルヨウカンガエヨウ〟(ケンコーポ小笠原と1歳のお子さん)

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャル        
ケン・コーポレーション        
(5回コールド)

 ケンコーポレーションが圧勝。1-1の同点の3回、敵失から2番大原が3塁打を放つと、四球と敵失を絡めて6番土田、8番村上の適時2塁打などで一挙6点を奪い試合を決めた。エース小笠原は2つの四球と暴投で1失点するなど普段のできになかったが、大量点に守られて5回コールド勝ち。三井レジは下手投げ佐藤が失策から崩れた。

 ケンコーポは初回、三つの四死球とボークで先制。同点に追いつかれた3回は、この回先頭の2番矢澤が敵失で出塁、続く3番大原が左翼超え3塁打で1点を再びリード。4番羽中田が四球で出塁して好機を広げ、5番小笠原は内野ゴロで3塁走者の大原はアウトになったが、6番土田が右翼超え2塁打して2点追加。その後も敵失と8番村上の右翼超え2塁打などでこの回一挙6点を奪い試合を決めた。

 エース小笠原は低いマウンドがあわないのか制球を乱し、3回には2つの四球と暴投から1失点したが、その後は無失点に抑えた。

 三井レジは3回、この回先頭の8番岡本が内角の難しい球を左翼前に運び、犠打と暴投で3進したあと、2番鈴木涼の内野ゴロで生還。小笠原を攻略するには最高の攻めを見せたが、それまで。下手投げの佐藤は相手のしつこい右打ちに屈した。3回の自らの失策も傷口を広げた。

○田辺監督 小笠原はよくなかった。みんながよく打ったということ

●渡辺監督 来年頑張ります

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決勝の3塁打を放った大原を迎えるケンコーポ矢澤

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三井レジ佐藤

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中学時代、高橋由も出身チームという「千葉ジャガース」の先輩・小笠原と1つ下の三井レジ・中塚

 

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完投したタイセイ貞池を称えるナイン(捕手は椎名)

 決勝はケンコーポレーション-タイセイ・ハウジー-第26回RBA野球大会日曜ブロック準決勝戦が9月28日、大宮健保グラウンドで行われ、三井不動産レジデンシャルを8-1で下したケンコーポ、3-2で青山メインランドを破ったタイセイがそれぞれ勝ち、東京ドーム進出を決めた。両チームの決戦(日時未定)は24回大会以来2度目。( )内は記者のレーティング

24回大会の同カード決勝では6-0でケンコーポが圧勝

第24回大会決勝戦 ケンコーポが2年連続10度目の優勝(平成24年11月14日)

三井不レジデンシャル(79811-8  ケン・コーポ(89

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャル        
ケン・コーポレーション        

(5回コールド)

 ケンコーポレーションが圧勝。1-1の同点の3回、敵失から2番大原が3塁打を放つと、四球と敵失を絡めて6番土田、8番村上の適時2塁打などで一挙6点 を奪い試合を決めた。エース小笠原は2つの四球と暴投で1失点するなど普段のできになかったが、大量点に守られて5回コールド勝ち。三井レジは下手投げ佐 藤が失策から崩れた。

 青山メイン(81832-3 タイセイ(8082

  1 2 3 4     合 計
青山メインランド      
タイセイ・ハウジー      

 
 タイセイ・ハウジーが接戦を制した。初回、ボークと井上の適時2塁打で2点先取。2-2の同点の4回には、併殺崩れと敵失から勝ち越し。新人の貞池が2失点完。青山メインは再三のチャンスをものにできなかった。下手投げ小松崎の自責点は1のみだった。

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大原の3塁打で生還した矢澤(右)と田辺監督

 RBA野球大会日曜ブロックはいよいよ準決勝戦。三井不動産レジデンシャル-ケン・コーポレーションは、ケンコーポが勝てば4年連続、三井レジが勝てば初のドーム進出が決まる。青山メインランド-タイセイ・ハウジーは、青山メインが勝てば初の、タイセイが勝てば2年ぶり2度目のドーム進出。( )は記者のレーティング

三井不レジデンシャル(7981)-ケン・コーポ(89

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャル    
ケン・コーポレーション    

 
 総合力で勝るケンコーポが優勢。ケンコーポはエース小笠原が絶好調。以前のようにストレート一本ではなく、緩急を使うようになった。相手が格下とみて速球で押すシーンも十分だが、ストレート狙いだと判断すると変化球を投げる。打線はやはり小田が攻撃の要になる。1点勝負になったとき頼れるのは小田だ。他では羽中田くらいか。守りも堅い。

 三井レジはどう挑むか。誰が投げるか分からないが全試合で投げた佐藤、山崎はケンコーポ相手でも十分抑えられる。最少失点に抑えるはずだ。

 問題はどう得点するかだ。三井不動産が0-1で惜敗したように、ここは1点もやれないし、どう1点をもぎ取るかだ。しかし、小笠原を攻略できそうに打者は見つからない。スライダーにきりきり舞いする姿しか浮かばない。とにかくストライクゾーンを小さくして狙っていくしかない。小笠原はフィールディングがよくないので、バント戦法もあるか。先手を奪い、相手を慌てさせれば勝機も生まれる。            

青山メイン(8183)-タイセイ(8082

  1 2 3 4     合 計
青山メインランド    
タイセイ・ハウジー    

 
  双方とも調子を上げているのでレーティングを上げた。その差は1。この記者の絶妙な予想が的中するか外れるか。終わってみないと分からない。予想通りなら記者の格付け付与能力の高さが証明されるし、外れれば予想通りに活躍できなかった、あるいは予想を覆す選手がいたということだ。

 青山メインの先発は下手投げの小松崎だろう。他の投手も考えられなくはないが、山梨監督はそんな賭けに出ないはずだ。前試合の小松崎は調子が良くなかったようだが、ここは調整してくるはず。中継ぎ-抑えもいるが、ここは完投を目指すのではないか。打線は石井が好調。

 タイセイは新人の貞池の先発か高橋かだが、やはり実績のある貞池だろう。これまでの相手と違うから甘いストレートは禁物だ。打線はみんな元気。下手投げをどう攻略するかだが、主砲千葉英はどちらかというと苦手なタイプ。

 双方とも早めに攻略すれば圧勝のシーンもあると見た。

 

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