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「三井ショッピングパークららぽーと海老名」

 三井不動産は10月29日(木)、神奈川県海老名市の駅直結型のリージョナル型ショッピングセンター「三井ショッピングパークららぽーと海老名」を開業する。開業に先立つ27日、報道陣など関係者に公開した。

 「三井ショッピングパークららぽーと海老名」は、小田急小田原線、相鉄線、JR相模線の3路線が乗り入れる「海老名」駅と新たな連絡デッキで直結した敷地面積約33,000㎡、4階建て述べ床面積約121,000㎡、店舗数263店舗の商業施設。

 空間デザイン・ショップ・イベントの複合的な組み合わせによって新しい海老名のコミュニティの場となる施設のセントラルゾーン「EBICEN(エビセン)」が設置されており、単に人が集まり買い物をする場所から「ひと」「もの」「こと」が複合的に集まり、交流する場所になるよう空間デザインに工夫を凝らしているのが特徴。

 「エビセン」内には大人のための学びや体験を提供する「大人ゼミ」、親と子のコミュニティコアとなる「コドモゼミ」が設けられている。

 プレス説明会で同社常務執行役員・石神裕之氏は「駅直結型野263店舗からなるワンストップショップを実現した。地域の発展に貢献していく」と話した。
 初年度は売上げ300億円を目指す。

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エビセン フラット

◇     ◆   ◇

 何度見てもこういった商業施設はよく分からない。しかし、「大人ゼミ」と「コドモゼミ」はその企画意図がよく伝わってきた。買い物に興味のない人の手持ち無沙汰を解消してくれるスペースだ。

 「大人ゼミ」に出店している大阪屋の子会社・リーディングスタイルの書籍・雑貨・カフェを複合した新しい形態の書店「BOWL」がなかなか面白い。

 「BOWL」には、裏表紙の紹介文しか頼りにできないミステリアスな「あらすじ百景」、著者、著者の誕生日などの情報しか得られない「BIRTHDAY BUNKO」コーナーがあった。書籍はビニールに包まれている。いわゆる〝ビニ本〟だ。

 これは本屋としては邪道だとは思ったが、〝中身は何だろう、どんな作品だろう〟というワクワク、ドキドキ感を満たしてくれる。ビニ本商法にのるかそるかの勝負の気配も伝わってくる。記者は自分の誕生日である「4月6日」の「久生十蘭」(1902年4月6日生)を購入した。読み終えてはいないが、面白い。同じフロアには大手の「有隣堂」書店があるが、テーマを絞り、目利き力で勝負すれば十分戦えると思った。

 今年6月、出版取次ぎ4位の栗田出版販売が民事再生の申請を行なったのに衝撃を受けたが、大阪屋も出版取次ぎが本業だ。取り次ぎも本屋も不況を嘆くだけでなく、発想の転換が求められているのだろう。

 「コドモゼミ」は、同社社有林の間伐材を用い、東京おもちゃ博物館が監修したスペース「Wood Egg」が人気を集めそうだ。

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「Wood Egg」

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内観
 

カテゴリ: 2015年度

 国土交通省は、「マンションの新たな管理ルールに関する検討会」の報告書がとりまとめられたのを受けて、「マンションの管理の適正化に関する指針」及び「マンション標準管理規約」の改正(案)をとりまとめ、パブリックコメント(意見公募)を開始した。

 ここでは、「マンション標準管理規約(単棟型)及び同コメントの改正案」の管理費に含まれるものを定義した第27条と、管理組合の業務を定めた第32条について、記者の考えを紹介する。

 改正案では次のように記載されている。やや長いが引用する。

 ② 従来、本条第10号に掲げる管理費の使途及び第32条の管理組合の業務として、「地域コミュニティにも配慮した居住者間のコミュニティ形成(に要する費用)」が掲げられていた。これは、日常的なトラブルの未然防止や大規模修繕工事等の円滑な実施などに資するコミュニティ形成について、マンションの管理という管理組合の目的の範囲内で行われることを前提に規定していたものである。しかしながら、「地域コミュニティにも配慮した居住者間のコミュニティ形成」との表現には、定義のあいまいさから拡大解釈の懸念があり、とりわけ、管理組合と自治会、町内会等とを混同することにより、自治会費を管理費として一体で徴収し自治会費を払っている事例や、自治会的な活動への管理費の支出をめぐる意見対立やトラブル等が生じている実態もあった。一方、管理組合による従来の活動の中でいわゆるコミュニティ活動と称して行われていたもののうち、例えば、マンションやその周辺における美化や清掃、景観形成、防災・防犯活動、生活ルールの調整等で、その経費に見合ったマンションの資産価値の向上がもたらされる活動は、それが区分所有法第3条に定める管理組合の目的である「建物並びにその敷地及び附属施設の管理」の範囲内で行われる限りにおいて可能である。

 以上を明確にするため、第27条第10号及び第32条第15号を削除するとともに、第32 条第12号を「マンション及び周辺の風紀、秩序及び安全の維持、防災並びに居住環境の維持及び向上に関する業務」と改めることとした。

 (略)

 ③ 管理組合は、区分所有法第3条に基づき、区分所有者全員で構成される強制加入の団体であり、居住者が任意加入する地縁団体である自治会、町内会等とは異なる性格の団体であることから、管理組合と自治会、町内会等との活動を混同することのないよう注意する必要がある。

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 改正案は「『地域コミュニティにも配慮した居住者間のコミュニティ形成』との表現には、定義のあいまいさから拡大解釈の懸念」があるとし、「管理組合と自治会、町内会等とを混同」していることから、混同を避ける意味で、第27条10号及び第32条第15号(その他組合員の共同の利益を増進し、良好な住環境を確保するために必要な業務)を削除するとともに、第32条第12号を「マンション及び周辺の風紀、秩序及び安全の維持、防災並びに居住環境の維持及び向上に関する業務」と改めるとしている。

 その一方で、「マンションやその周辺における美化や清掃、景観形成、防災・防犯活動、生活ルールの調整等で、その経費に見合ったマンションの資産価値の向上がもたらされる活動は、それが区分所有法第3条に定める管理組合の目的である『建物並びにその敷地及び附属施設の管理』の範囲内で行われる限りにおいて可能である」ともしている。

 前段の部分は是非はともかくとして分かりいい。問題は後段の部分だ。極めてわかりづらい。

 例えば街の美観・清掃活動を行い、慰労・懇親会に1万円の経費で酒食を提供するとしよう。この場合、その経費に見合ったマンションの資産価値の向上が実現したかどうかと問われれば、どれだけの人がそれを客観的に証明できるだろうか。結局は、管理費の目的外使用と指摘されるのを恐れてやらなくなってしまうのではないか。「親睦を目的とする飲食の経費などは、マンションの管理業務の範囲を超える」と言われたら、様々な行事はお茶か水だけの(これもただではないが)実に味気ないものになり、すぐに解散ということになりかねない。管理組合は前段と後段の解釈を巡ってジレンマに陥るのは必至だ。役員のなり手不足どころか、やる気をそぐ動きを助長しないか心配だ。

 コミュニティとは何かという根本的な問題もあるし、国が管理組合という集合住宅居住者のコミュニティ活動に足かせをはめていいかどうかも疑問だ。

 多くの管理組合が実施している餅つき、夏祭りはもちろん、わが国では古くから七夕祭り、お月見、クリスマス(最近はハローウィンも加わったようだが)などが年中行事として行われている。これは文化だ。文化がすたれば地域コミュニティは間違いなく崩壊する。

 マンション居住者(管理組合)が、地域のコミュニティにどうかかわるかは居住者(管理組合)の主体的な判断に委ねるべきだ。主体者が自主的に判断する、これが自治だ。多様な管理形態があってしかるべきだし、それぞれの管理組合の創意工夫がそのマンションの市場での価値を高めることにつながると思う。国が細かな点まで関与する問題ではない。

 マンションの資産価値はどうしたら向上できるのかという難問も横たわる。

 ユーザーがマンションを購入する際の選考ポイントとなるのはもちろんそのマンションの基本性能、居住性能だが、それだけではない。周辺の居住環境、地域の防災・防犯意識、そのたあらゆる要素を総合的に判断して決断する。街のポテンシャルが低下すれば、その街に存在するすべてのマンションの資産評価は下がる。

 そうならないよう、街のポテンシャルを向上させるためにも、管理組合は町内会や商店街、PTAなどと共に主体者として行政とも連携を図り、コミュニティ活動に積極的にかかわっていくべきだと考える。マンション単体では資産の維持・向上を図るのは限界がある。

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 そもそも、今回の「検討会」は多くの現場の多様な声を無視、封殺し、一部の委員のみの意見を反映させたもので、審議は極めて非民主的に行われてきた。

 このことについてはその都度記事にしてきた。オブザーバーの反対意見に対して、「しどろもどろなそんな意見では、わたしの(講義)では不可(単位はやらないという意味か)」と恫喝した委員もいた。 「検討会」は、多くの異なった意見・考えを持つ有識者から意見を聞き、どう調整してとりまとめを行うかが本来の姿だと考えるが、これでは単に「意見を聞き置く」セレモニーに過ぎない。なのに、どうして論議に3年も(2年半の中断あり)時間をかけるのか。

 この2年半の間に何があったのか、記者は知る由もないが、この検討会を主導した人たちは、管理が困難なマンションについては、欧米で採用されている「第三者管理方式」を積極的に導入すべきという論陣も張った。議決権についても専有持分比率だけでは不十分で、価格価値で判断してはどうかという意見も飛び出した。

 仲間意識とか思いやり、絆などは一顧だにせず、ものごとを合理的か否かしか考えない、こういう人たちのことを新自由主義者、ネオリベラリストと呼ぶのだろうかといま考えている。

カテゴリ: 2015年度

 国土交通省は10月21日、「マンションの管理の適正化に関する指針」及び「マンション標準管理規約」の改正(案)に関するパブリックコメントを開始すると発表した。期間は平成27年10月21日(水)から平成27年11月19日(木)まで。

 最終とりまとめで示されたマンション標準管理規約の改正について、業界関係者やマンション管理組合がどのような反応を見せるかが注目される。

 国交省は改正案の概要の一つとして「コミュニティ条項等の再整理」をあげ、「防災・防犯、美化・清掃などのコミュニティ活動は可能であることを明確にし、判例も踏まえた条項として各業務を再整理。(第27条、第32条)」としている。

標準規約からマンションコミュニティー条項が消える? 国交省の検討会(2015/2/27)

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「つみきのひろば」

 東京ミッドタウン芝生広場に展示されている建築家の隈研吾氏がディレクションした「つみきのひろば」を見学した。作品はまだ出来上がったばかりとみられ、スギ独特の香りが鼻腔を満たした。

 国産材のスギ材を三角形状に加工したものが、こどもがトンネルをくぐることができるように半円状に敷き詰められている。スギ材を用いた精巧なピラミッドなども公開されている。

 「つみきのひろば」は、「デザインを五感で楽しむ」がメインテーマの「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2015」のイベントの一つとして開催されているもの。このほか、トップクリエイターによるインスタレーションや、新しいライフスタイルに触れることができるデザインなども公開されている。

 「東京ミッドタウンデザインタッチ」は2007年から開催されており、昨年は過去最高の延べ約145万人の来街者があった。今年は11月3日(火・祝)まで開催される。

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ピラミッド

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「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2015」展示作品の一つ

東京ミッドタウンに隈研吾氏デザインの国産スギを用いたつみき展示(2015/8/19)

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「平成27年度 住生活月間シンポジウム」

 埼玉県住まいづくり協議会(風間健会長・高砂建設社長)は10月16日、「平成27年度 住生活月間シンポジウム」を開催。関係者ら244名が参加した。

 シンポジウムでは、第一部として国土交通省住宅局住宅総合整備課 住環境整備室企画専門官・細萱英也氏が「空き家問題の現状と取り組みについて」、第二部として防災・危機管理アドバイザー・山村武彦氏が「今日から取り組む災害対策(我が家と地域の安全)」についてそれぞれ講演した。

 また、同協議会が平成16年度から埼玉県警察本部の後援を得て取り組んでいる「住まいの防犯アドバイザー」の活動に尽力された川越市・星野文孝氏、越谷市・藤木正行氏、坂戸市・馬場雅樹氏の3人に感謝状が贈られた。

 同時開催として、「第11回埼玉住み心地の良いまち大賞」と「第2回埼玉県環境共生住宅賞」の入選作が展示された。

 埼玉県住まいづくり協議会は、「埼玉を創る!埼玉で頑張る!」をスローガンに、県内の民間住宅産業関連企業と行政・公共団体とが一体となり、優良な住宅供給を行うことで、県民の生活基盤の安定とその住環境の向上を図ることを目的に平成8年10月に設立された。

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左から藤木氏、風間氏、星野氏(馬場氏は欠席)

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「2020年に向かう、新たな森づくりシンポジウム」(全国都市会館)

 先日(10月6日)、美しい森林づくり全国推進会議と林業復活・地域創生を推進する国民会議が主催して「2020年に向かう、新たな森づくりシンポジウム」が行われた。 

 いま成熟期にある国内の木材を活用した建材・部材の技術開発が進み、都市部のオフィスや商業施設、福祉・コミュニティ施設などでも木材の使用や木材製品の開発の動きが強まっており、この動きを東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年を一つの区切りとして森づくりにつなげ、地域創生の方策を論議するのが趣旨だ。

 シンポジウムには今井敏・林野庁長官が来賓として挨拶し、涌井史郎・東京都市大学教授が「オリンピックレガシーとしての森と木を活かす持続的な社会」について、本郷浩二・林野庁森林整備部長が「森と木を活かす森林・林業施策の現状と今後」についてそれぞれ基調講演した。

 このほか、山本恵久・日経アーキテクチュア編集委員と網野禎昭・法政大学デザイン工学部教授がそれぞれの立場から木づかいの最前線について概要報告した。

 パネルディスカッションでは宮林茂幸・東京農大教授がモデレーターを務め、都市での木づかいをどうして地域創生につなげていくかを講演者・概要報告者が語り合った。

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涌井氏(左)と網野氏

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 記者が傍聴・取材したのは宮林氏が最後に「山が健康だからわれわれは元気でいることができる。このままでは日本列島がつぶれてしまう」語ったように、同じような危機感を抱いているからだ。

 シンポジウムの時間は3時間近く。一つひとつ紹介したいのだが、なにしろ最後尾に座ったので声が聞きづらく、加齢による書き取り力が加速度的に衰えてきたため正確にメモを取ることができなかった。なので、ここではエッセンスにとどめる。詳細は主催者の事務局から11月の半ばにはネットで公開されるので是非読んでいただきたい。

 深尾精一・首都大学東京名誉教授や村上周三・東大名誉教授らとともに新国立競技場整備事業の技術提案等審査委員を務める涌井氏は、オリンピックレガシーとは何かを先のイギリス・ロンドンオリンピックの成功例を引き合いにし、世界に例をみない超高齢社会をわが国がどのように乗り切るのか、災害リスクをどうやって克服するかなどポジティブな姿勢を発信することが重要と力説した。

 また、わが国の森林の公益的価値が70兆円にものぼり、巨大都市を支えているにもかかわらず危機的な状況にあるとし、「伐って、使って、植えるという分かりきったことを行うことが社会の疲弊から救う」「オリンピックに向けて木材利用の可能性を示し、自然と人が共生し、健康な森林を取り戻す絶好の機会」などと話した。

 網野氏は、オーストリアのスイス国境近くの「木造建築のメッカとしてヨーロッパで注目されている」山村をプロジェクター付きで紹介し、森の資源を大切にし、建物の長寿命化を図ることが極めて理にかなったことだと話した。

 さらに、「建築物の木質化を進めるには法規制などハードルが高いが、われわれは技術的なことに走りすぎて、なぜ木造が必要かという論議はされていない。木造と共生する人間社会にしないといけない」と語った。

 網野氏が話したオーストリアの山村については、別掲の記事を参照していただきたい。

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左から宮林氏、涌井氏、本郷氏、網野氏、丸川氏(林業復活・地域創生を推進する国民会議事務局)

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 涌井氏は講演の中で「育樹祭」について触れ、「今回は伐採を行う。画期的なこと」と話した。10月11日(日)に岐阜県で行われた「第39回全国育樹祭」のことで、臨席された皇太子さまがのこぎりを使って間伐材に切り込みを入れられたそうだ。

 植樹祭の模様はNHKで全国放映されるが、どうして育樹祭は放映されないのか。ラグビーワールドカップもプロ野球CSも観たいが、このような国家的国民的行事はきちんと報道すべきだ。

「RC、S、木造の垣根を越えよう」網野禎昭・法大教授 欧州の木造建築物を語る(2011/10/19)

 

カテゴリ: 2015年度

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 大和ハウス工業、パナソニック、セブンドリーマーズの3社は10月7日、世界初の全自動洗濯物折り畳み機「laundroid(ランドロイド)」2016年度中の先行販売をめざし共同開発をスタートさせたと発表した。

 「laundroid(ランドロイド)」が完成すれば、洗濯物にかける手間から解放される。

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 これには驚いた。自動洗濯物折り畳み機を開発したセブンドリーマーズ広報によれば、専用機はシャツ、ズボン、スカート、タオルの4種を認識し、つかみ、広げて折りたたむことができる。2017年までに靴下なども認識できるようにし、さらに、アイロン掛けから収納までオールインワンモデルをパナソニック、大和ハウスと共に2019年に向け開発するそうだ。

 大きさは冷蔵庫くらいで、値段は「高級家電並み」としか公表していないが、「50万円から100万円」と報じたメディアがあるそうだ。 

 「laundroid(ランドロイド)」のコンセプトモデルが10月7日~10日に幕張メッセで行われた「CEATEC JAPAN 2015」で出展されており、実演の模様がネットなどで公開されている。

 夜寝るときに洗濯機に洗濯物を放り込んでおけば、朝起きたとききちんと折りたたまれ、収納されている時代がやってくる。

 ここまで技術が進歩するのなら、洗濯機のもののような中に数分入るだけで身体を洗ってくれて温まる全自動身体洗い・保温機は開発されないか。

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カテゴリ: 2015年度

 いよいよ水曜ブロック決勝トーナメントが7日開幕する。例によって記者のどっちも〝勝って〟予想。レーティング上位チームの勝率は予選では7割を超えた。決勝はチーム力が拮抗してくるので外れる確率も高まるが、どうだろう。( )内は記者のレーティング。

エイブル(84)-ミサワホーム東京(88)

 打力がやや勝るミサワ東京がやや優勢。打線は2年目の高橋が精彩を欠いているのが気になるが、若手と中堅のバランスがよく、下位からでもチャンスが作れる。投手はエース古市の先発だろう。古市は新人の頃よりスピードが落ちてきたが、変化球が使えるようになってきた。渋井もエイブル打線を封じる力がある。

 エイブルは齊藤、田口の両投手が好調。どちらが先発するか分からないが、間違いなく継投だ。先手を奪って逃げ切りを図るのが勝ちパターン。双方とも2、3失点に抑える力がある。

 問題は古市を攻略できるか。坂木、坂本、荒川兄弟、海野ら巧打者揃い。機動力で相手守備陣をかきまわしたい。レーティングは4点の差をつけたが、そんな差はないか。

東急ホームズ(72)-ナイス(82)

 ナイスが優勢。山本投手と稲見の両新人がいい。宅建の直前で出場できるかどうか。出られなくても正木がいる。やや波があるのが心配だが、調子がいいとスイスイ投げる。

 東急は劣勢だが、運を味方につけたい。エース佐藤がどこまで踏ん張るか。

スターツコーポレーション(81.5)-ミサワホーム東京 神奈川(81)

 極めて難解な試合だ。レーティングは互角とみたが、記者の沽券に係わるのであえてスターツを0.5ポイント上にした。新人の井原投手は前試合のポラス打線から15三振を奪った。これは本物だ。守りに不安があるが、力で牛耳るか。

 ミサワ神奈川は清水が投げる。投球術はRBA屈指。若手が多いスターツ打線を翻弄する場面も想定したい。打線は井原から連打連打で得点するのは難しそうで、少ないチャンスをものにしたい。主砲鈴木がカギを握る。

旭化成ホームズ(92)-オープンハウス(88)

 優勝候補同士の激突。旭化成がこの10年間で敗れたのは4度ある。17回大会、23回大会、24回大会、26回大会だ。

 ところがエース今野はまだ一度も敗れたことがない。23回大会ではオープンハウスに延長の末、サヨナラ打を許しチームは4-5と敗れはしたが、延長サドンデスを記者は投手成績に含めない。くじ引きみたいなものだからだ。だからこの試合で今野に負けはつかなかった。あとの3回の敗戦投手は17回大会が常田、24回大会が平山、26回大会が篠永だ。

 この間、今野が何試合投げたかテータはないが、1年に5試合として50勝0敗だ。

 オープンハウスが勝つとすれば、川崎が完璧に抑え、誰かが走者を置いて長打を放つケースだろう。今野から長打を放てそうな打者は…やはり謝敷だろう。謝敷が打てば打線が活気づく。明大の同窓だからといって遠慮はいらない。

 旭化成も川崎から得点するのは難しいが、少ないチャンスをものにする試合運びのうまさはオープンハウスをはるかに凌駕する。主砲松井は打てるか。

リスト(84)-積和不動産(80)

 リストがやや優勢。予選ではエース舟山がピリッとしなかった。どう調整してくるか。横溝の先発もあるかもしれない。打線は強力だが、波があるのが気がかりだ。

 積和は、小田川-寺島の継投か、あるいは寺島の先発か。相手は強いが、投手に不安がある。先手を奪い慌てさせたい。チャンス十分とみた。

積水ハウス(79)-野村不動産アーバンネット(81)

 レーティング差は2ポイント。総合力で野村アーバンがやや優勢とみたが、エース茂木がやや心配。継投もありそう。打線は若手の加入で厚みが増した。

 積水は高橋の出来次第。ピンチに力を発揮するタイプ。堀田監督も「うちのエースは高橋」と全幅の信頼を置く。打線は高齢化が進行しているが、みんな老け込む歳ではない。逆転の芽も十分とみた。野村は大応援団を繰り出しそうで、冷静に対処できるか。

三井不動産リアルティ(86)-東急リバブル(82)

 みんな看板を背負っているからだろうか、不動産流通会社の対決はどの試合も面白い。選りによってどうして初戦からシード権を獲得したチーム同士でしかも流通会社対決になったのか。

 この試合も大激戦になりそうだが、ここ数年は三井リアルがリバブルを圧倒している。ここも押し切るか。新エース松浦はストレートがそれほど速いわけではない。変化球のキレで勝負するタイプ。リバブルの打線が好調だけに失投が命取りになるケースもあるか。石谷捕手が投げるのに意欲的なのが気になるが、まさか先発はないはずだ。

 打線は互角以上。神を中心に怖い打線で、意外性のある選手も多い。藤巻、猪股もよく行っているはずだ。

 リバブルはやはり投手力がカギを握る。今季は藤巻が好調で、課題だった制球難が解消されつつある。かつての大エース猪股も復活した。猪股の先発はないとみたが、いつからでも投げる準備をしてくるはずだ。

 松浦投手のような変化球投手は苦手かもしれないが、コントロールがよければ却って狙いやすいか。

積水ハウス 神奈川(89)-オークラヤ住宅(78)

 初陣だが、古豪の雰囲気が漂いだした積水神奈川が優勢。誰が投げるのか不明だが、エース秋山だろう。打線は間違いなく旭化成と互角かそれ以上だ。

 オークラヤは相手が悪すぎた。丸山も小森も抑えるのは容易でない。残念ながら玉砕しかない。

 

 

 先日、大手デベロッパー7社が共同で運営する新築マンションポータルサイト『MAJOR7』が恒例の「住んでみたい街アンケート」調査結果をまとめ発表した。これに異論をはさむ気は毛頭ないが、選から漏れているのが不思議と思われる駅を記者の独断と偏見で選んでみた。題して「私家版 住んでみたい街」。

都心は御茶ノ水 郊外なら立川、多摩センター

【東京都】

 東京都心部はメジャーセブンでもたくさん上位にランクされているから省くが、記者のお勧めは東京の中心地・お茶の水だ。古本屋街を歩くと一日過ごせる。本郷菊坂、馬込文士村、大和郷、人形町、浅草などもいい。

 準都心では青葉台、田園調布、奥沢、成城、永福町、浜田山、石神井公園、常盤台などの高級住宅街が知られるが、記者は下北沢の再開発がどうなるのか気になる。

 郊外部では、多摩エリアの中核都市立川がナンバー1だろう。再開発で街が一変した。競輪場があり、馬券売り場もあり、西武ドームにも近いのがいい。駅前のマンションの坪単価が340万円もしたのには驚いたが、考えてみればこれも当然か。

 立川にはかなわないが、わが街多摩センターのポテンシャルは相当高いはずだ。まだ行ったことのない方は是非見ていただきたい。歩車完全分離のこんな素晴らしい街はそうないはずだ。

 アウトドア派には高尾山、奥多摩、山梨県になるが上野原町がお勧めだ。とにかく空気がおいしい。

住むなら湘南、三浦半島 海に近く気候温暖、魚もおいしい

【神奈川県】

 神奈川県は、もちろん横浜やみなとみらい、鎌倉、武蔵小杉、川崎、たまプラーザ、港北ニュータウンなどが住んでみたい街の上位にランクされるのだろうが、海が好きな記者は住むなら湘南、三浦半島がお勧めだ。

 湘南は中心地の藤沢、鵠沼、平塚、大磯などだ。平塚の代官町、夕陽ケ丘、松風町がとくにいい。大磯は駅からプリンスホテルまでの赤松並木が美しい。湘南の真冬の気温は東京と比べ1~2度は高いはずだ。

 三浦半島もみんないい。七里ヶ浜、逗子、葉山、江の島、横須賀、馬堀海岸、観音崎、浦賀、三崎港、城ケ島、油壺、佐島、秋谷などいくらでも名が出てくる。

 以前はこれらのエリアで結構マンションや建売住宅が分譲された。購入する人が羨ましくもあった。観音崎で防衛大の学生さんの制服をみて、その趣味はないのだが赤面するくらい惚れ込んだこともある。

何と言っても県都・浦和 所沢などの再開発エリアに注目

【埼玉県】

 埼玉県では、商都・大宮もいいが、やはり浦和駅がナンバー1だ。県の行政、商業・業務、文化機能が集積しており、文化の香りが高い。ホテル機能がないのが唯一の欠点。適地はなさそうだが、マンションの坪単価は駅近だと300万円でも不思議ではない。

 このほかでは所沢、川口、北戸田、新越谷、春日部あたりか。所沢は駅前の西武鉄道の用地開発が待たれる。川口、北戸田も再開発・区画整理が進行中だ。新越谷は再開発の計画はないようだが、とにかく安い飲み屋が駅周辺に集積している。春日部は駅前の再開発に期待したい。

 武蔵浦和はマンションが人気になっているが、商業施設が貧弱だ。草加もいいが、最近は西川口から締め出された歓楽街のお兄さんたちが移ってきているようで、騒がしい街になってきたのが気掛かりだ。

まだまだ伸びる柏の葉 奇跡の街ユーカリが丘

【千葉県】

 千葉県の住んでみたいナンバー1は柏の葉キャンパスだ。産官学が連携した街づくりが進められており、まだまだ発展途上。わが国を代表するコンパクトシティになるはずだ。ここはホテルも大規模店舗も文化(東大・千葉大)がある。都市の機能がすべてそろっている。マンションの単価は230万円でも安い。

 2番手は柏市の中心地・柏だろう。ここもあらゆる都市機能が揃う。デパートが高島屋とそごう2つもあるのは郊外都市では他にそうない。ホテルはない。

 新浦安は東日本大震災で大きな被害を受け、インフラの不安をさらけ出したが、やはりいい街だ。ホテルもたくさんあり、何と言っても市の財政が豊かで、文化の香りもする。UR都市機構が果たした役割は大きい。

 他では船橋、津田沼は人気になっているし、海浜幕張は住宅地としてレベルが高い。幕張本郷も同様だ。県都・千葉駅周辺では再開発が進行中だ。奇跡の街・ユーカリが丘も好きだ。

メジャー7 「住んでみたい街」調査 初めて「恵比寿」がトップに浮上(2015/9/28)

カテゴリ: 2015年度

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 大和ハウスグループのデザインアークは10月1日、自社企画・開発・生産のオリジナル新商品、賃貸住宅や公共施設等向けに鍵付きパーソナルスペース「CycleBOX(サイクルボックス)」の発売を開始したと発表した。

 近年の自転車ブームに伴い、電動アシストタイプやスポーツタイプなどの高額自転車を購入する人が増えており、自転車置き場の安全性を確保し、利用者のの持ち運びの不便さを解消するため開発した。

 特徴は、①盗難やいたずらから自転車を守る鍵付き②都市景観に配慮したシンプルかつシャープなデザイン③敷地や用途に合わせて選べるサイズバリエーション-など。

 販売地域は多雪地域、塩害地域、北海道、沖縄県を除く全国。販売価格は8 台タイプ(ボックス4 台)の場合、本体価格259.2万円(税込)。販売目標は年間36台。

カテゴリ: 2015年度
 

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