住友不販 伊藤ノーヒット・ノーラン 新井が超美技で同点防ぐ エイブルは予選敗退
住友不販 伊藤
エイブル(87.5⇒86) 0-2 住友不動産販売(86.5)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
住友不動産販売 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | |||
エイブル | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
住友不動産販売が前大会優勝チームのエイブルに完封勝ち。伊藤投手が4四死球に味方の失策などでピンチを迎えながら6回ノーヒット・ノーラン。最終回、無死満塁の一打打同点のピンチに新人の新井2塁手が超美技で3塁走者を本塁で封殺したのが光った。エイブルは7残塁。初先発の海野の好投は報われなかった。
住友不販は初回、1番近藤、2番円城寺の連続2塁打で1点。その後は打ちあぐねたが、6回、9番新井の押し出しで1点を追加した。
エース伊藤はいつもの打たせて取るピッチングで要所を締めた。最終回、四球と2つの失策から無死満塁のピンチを迎え、5番松井のセンターに抜けるかと思えた鋭い2塁ゴロを新井が好捕、躊躇なく本塁に投げ三塁走者・荒川直の生還を阻んだのが大きかった。
エイブルは屈辱的なノーヒット・ノーランを喫し予選敗退。痛烈な松井の当たりは、終わってみれば当たりが良すぎたための不運な当たりになった。再三好機をつくりながら各選手が金縛り状態に陥った。
痛烈なセンターに抜けるかと思われた2塁ゴロを放ったエイブル松井
本塁封殺された荒川直(捕手は伊藤亮)
新井(左)と円城寺
〇古賀監督 よっしゃ
〇新井 検見川高校出身。間に合ってよかった
●堀内監督 出直しですね
●松井 来年は俺が投げる
エイブル 海野
みずほ不 28年目にして初の決勝T進出 片岡がサヨナラ四球 東建不販は無念
みずほ不動産販売 丸山
みずほ不動産販売(77⇒79) 6-5 東京建物不動産販売(80.5)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東京建物不動産販売 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 5 | |||
みずほ不動産販売 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 1X | 6 |
日曜ブロックを含め第1回大会から連続出出場している6チームのうち、唯一決勝トーナメントに進出したことがないみずほ不動産販売が初めて決勝トーナメント進出を決めた。新人片岡がサヨナラ押し出しの四球を選んだ。同期丸山が完投。東建不販は肩痛を抱える斎藤が踏ん張り切れなかった。
5-5の同点の最終回、みずほは代打鈴木の安打をきっかけに2死満塁の好機に4番片岡がカウント3-2から四球を選びサヨナラ勝ち。
先発の丸山は4回に制球を乱し5失点したが、その前後は踏ん張った。
東建不販は4回、この回先頭の5番飯野が振り逃げ、6番杉本の四球、9番磯田の四球で2死満塁と攻め立て、1番斎藤、2番櫻井の長短打と押し出しで一挙5点を奪い逆転したが、その後は追加点を奪えなかった。斎藤投手は限界に達していた。
みずほ片岡
サヨナラ四球の場面(片岡は明らかに四球を狙っていた。一度も振らなかった)
〇中根監督 みんなヒーロー。サヨナラのきっかけをつくった代打の鈴木、レフトオーバーの宮崎、完投した丸山、キャプテンの梁島、相手にプレッシャーをかけた片岡…決勝Tは初めて
〇片岡 3四死球で0-0です(好打者とは死なない打者、つまり四死球で出塁する見本のような打者。これまで戦った各チームから絶賛の声。座ったままで2塁に矢のような送球をする捕手)
●稲富監督 作戦が失敗したか。(前回の)中央ビル管理に勝っておくべきだったか
●斎藤 来年も再来年も投げたい(肩を直せば素晴らしい投手になる。速いストレートが投げられたのは初戦のみだった)
〝よっしゃ〟苦節28年 前監督の中村氏(左)と中根監督
左から鈴木、梁島、宮崎
〝恐れ入りました。同じ〝みずほ〟グループとして頑張ってください〟東建不販 ナイン
水曜ブロック5日目 決勝T進出すべて決まる エイブル敗退 みずほ28度目で初の進出
参加28年目にして初の決勝T進出を決めたみずほ不動産販売
初参加で決勝T進出を決めたタウングループ
第28回RBA野球大会水曜ブロック予選5日目が7月20日(水)、大宮健保グラウンドで7試合が行われ、これまで決まっていた8チームと合わせ決勝トーナメント進出16チームがすべて決まった。行われる予定だった三菱地所ホーム-一条工務店は一条が不戦勝。
前大会優勝チームのエイブルが住友不動産販売に0-2で敗れ予選敗退が決まった。住友不販・伊藤がノーヒット・ノーランを達成。
みずほ不動産販売は東京建物不動産販売に6-5でサヨナラ勝ち。参加28回目にして初の決勝T進出を決めた。
このほか、中央ビル管理が参加5年目にして初の決勝T進出を決めたほか、長谷工グループが6年ぶりに進出。参加2年目の一条工務店と初参加のタウングルーブも進出を決めた。
ナイス(83.5⇒82) 2-18 中央ビル管理(78⇒81)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
中央ビル管理 | 2 | 4 | 2 | 0 | 0 | 10 | 18 | |||
ナイス | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
みずほ不動産販売(77⇒79) 6-5 東京建物不動産販売(80.5)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東京建物不動産販売 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 5 | |||
みずほ不動産販売 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 1X | 6 |
長谷工グループ(80⇒79) 5-0 セキスイハイム不動産(79⇒80)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
セキスイハイム不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
長谷工グループ | 1 | 2 | 1 | 1 | 0 | X | 5 |
(時間切れ)
東急ホームズ(77) 1-12 オークラヤ住宅(82⇒81)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
オークラヤ住宅 | 0 | 2 | 1 | 4 | 5 | 12 | ||||
東急ホームズ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
(コールド)
積水ハウス(82.5⇒83) 3-5 タウングループ(82⇒82.5)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
タウングループ | 0 | 1 | 2 | 2 | 0 | 5 | ||||
積水ハウス | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 |
(時間切れ)
野村不動産アーバンネット(88) 4-3 伊藤忠ハウジング(85⇒87)
2ランを放った野村アーバンの不惑・佐藤(右)を迎える次打者の中川
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
伊藤忠ハウジング | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | |||
野村不動産アーバンネット | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | X | 4 |
(時間切れ)
エイブル(87.5⇒86) 0-2 住友不動産販売(86.5)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
住友不動産販売 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | |||
エイブル | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
●三菱地所ホーム(70) 不戦勝 一条工務店(79)〇
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
一条工務店 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | ||
三菱地所ホーム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
この日、不動産健保野球大会が大宮健保グラウンドで行われ、RBAにも参加しているケン・コーポレーション、タイセイ・ハウジー、タウングループ、スターツ、ケイアイスター不動産などが順当に勝ち進んだ。
身長193㎝、体重120キロのタイセイ・ハウジー千葉英と身長190㎝、体重130キロの同社のラグビー部・渡辺氏(38歳、渡辺氏は秋田工業時代、花園ラグビーで準優勝)。タイセイ・ハウジーのBチームの選抜メンバのうち4人がラグビー部。千葉英も全然大きく見えになった。渡辺氏の腹に触ったが、水風船のようにタプタプ揺れた
記者の足と渡辺氏の足(靴のサイズは記者が24㎝、渡部氏は28㎝)
国学院久我山ー明大ラグビー部のかつて全日本クラスのタイセイ・ハウジー亀田氏(44歳)
水曜ブロック5日目 生きるか死ぬかの大激戦必至 記者の〝勝って〟予想
勝ったほうが決勝トーナメント進出を決め、敗れたほうは予選敗退。生きるか死ぬかの天下分け目の激しい戦いが演じられる第28回RBA野球大会水曜ブロック5日目の、記者のどっちも〝勝って〟予想。 ( )内の数字は記者のレーティング。
三菱地所ホーム(70)-一条工務店(79)
一条がやや優勢。決勝T進出の可能性が高まった。エースと呼べるほど安定感はないが、加藤は力で抑えられる力がある。力まずに緩急を使えば四死球は減らせるはず。「1試合10四死球」ではレベルの高いチームには勝てない。草彅、大島もそこそこ投げられる。チームに勢いもある。
地所ホームは前試合で旭化成リフォームに大敗を喫した後遺症が心配。日神を倒した状態に戻れるか。相手加藤は制球に難がある。ボール球に手を出さなければチャンスはある。
エイブル(87.5⇒86)-住友不動産販売(86.5)
大接戦。双方ともまさかの敗戦のあとだけに、態勢を立て直したほうが優勢で、尾を引いたほうが負けると見た。
住友不販は前回、エース伊藤を温存。越前で勝てると見たのだろうが、越前は無理ということが分かったはず。ここは必勝態勢で伊藤が先発。〝朝〟が弱い伊藤が立ち上がりを乗り切れればスイスイ投げるか。打線も総力で臨めば勝機が生まれる。
エイブルは前回の敗戦にショックを受けているはず。選手みんなが委縮しているのではないか。昨年は劣勢でもムードがよかった。好投手伊藤をどう攻略するか。チャンスをどうものにするか。
野村不動産アーバンネット(88)-伊藤忠ハウジング(85⇒87)
ここも大激戦。レーティング差はほとんどない。野村アーバン茂木は久々に敗戦の悔しさを経験したはず。ここで落ち込むか巻き返すか真価が問われる。打線は中川が元気だが、前後を打つ打者の奮起が求められる。甲子園春夏7度優勝の輝かしい歴史に幕を閉じたPL出身の中川はどのような打撃を見せるか。敗れればチームの予選敗退が決まる。
伊藤忠は前試合でエース渡辺を温存する余裕を見せた。ここは必勝を期し渡辺が先発するはず。調子に乗れば最少失点に抑える力がある。打線も上げ潮だ。
積水ハウス(82.5⇒83)-タウングループ(82⇒82.5)
互角。都知事選の当落予想より難解。積水もタウンも強そうで弱い、弱そうで強い、とらえどころのないチームだ。
積水は〝消える〟かと思ったら全然〝消えなかった〟横内が先発か。今回はどちらを選択するのか。器用な投手だ。野手の層は薄いが曲者ぞろい。
タウンはやはりリストに勝っておくべきだった。そうすればらくらく決勝Tに進めた。詰めの甘さが露呈した。戦力は互角だが、相手は百戦錬磨。相手の調子に合わせると危ない。自分たちの野球ができるかどうかが勝敗のカギを握る。女性選手・鈴子がチームのムードを一変させるかもしれない。文字通り〝勝利の女神〟になるか。横内はコントロールを乱すかもしれない。
東急ホームズ(77)-オークラヤ住宅(82⇒81)
難解。オークラヤ住宅がやや優勢だが、エース小森は限界のはず。誰が投げるのか。あの「七色ストレート」の川上か。
川上がデビューしたとき、記者は次のように書いた。「身長185センチの細身の川上投手だ。我孫子-大東文化大卒で、マウンドに立つのは4年ぶりだ。ダイナミックな投法で投げ下ろすストレートは威力がある。しばしば制球を乱す場面があったが、これが修正できればまず打たれない」
あれから3年。〝石の上にも三年〟になるのか、はたまた〝三度目の正直〟なのか、それとも〝仏の顔も三度まで〟〝桃栗三年柿八年〟の〝柿〟になるのか。
東急ホームズは、相手小森が投げられなければチャンス十分。川上も丸山も今季はほとんど登板しておらず、つけ入るスキはある。
稲木の〝口撃〟が相手の女性応援団の調子、生理を狂わせれば勝機が生まれる。勝利のカギを握る彼女たちに嫌悪感を催させる口撃が正解なのか、その逆に〝かわゆーい〟と言わせる懐柔策が奏功するのか、女性相手に手練手管が通用するのか…その前に、佐藤が自爆し、野手が舞い上がって惨敗する目もありそうだ。
オークラヤ住宅 185センチの大型投手川上がデビュー(2014/6/20)
長谷工グループ(80⇒79)-セキスイハイム不動産(79⇒80)
実に難解。一つ叩いても自らにほころびが出る、あっちを攻めればこっちが危ない、蝸牛角上の戦い、もぐら叩きといっては双方に失礼だが、そんな展開になりそう。
ハイム茂田監督は「次は左-左-左の三枚でいく」と予告先発したが、これは余裕なのかやけくそなのか。ザルというよりバケツのような守備に不安がある。巨漢山本が相手を粉砕するか。
長谷工は檜木の肩にすべてがかかる。神宮のデビュー戦では素晴らしいピッチングを見せたのに、真平らな大宮のマウンドが合わなかったのか、四死球を連発して自滅した。ここも前回と同じなら危ない。中1週間でどう調整してくるか。
ナイス(83.5⇒82)-中央ビル管理(78⇒81)
2度のタイブレークまで持ち込まれた今季2日目の再戦。ナイスが返り討ちを食らわせるか、中央ビル管理が雪辱するか。ナイスはベテラン芦沢の連戦が心配。山本もガラスの肩を抱える。正木は不調。攻撃陣もまとまり切れていない。レーティングを下げた。
中央ビル管理はチームが一変した。清川-乾の2枚看板が完成。ムードも最高潮。レーティングを3つ引き上げた。まだ伸びしろがある…が、しかし、〝20日締め〟という内なる戦いが待っている。果たして選手は揃うのか。いつか来た道〝おじさんチームに〟逆戻りする危険性もはらむ。
ナイス 2度のタイブレークで決着付ける 〝最弱〟と言わせないぞ中央ビル管理 大健闘(2016/6/23)
みずほ不動産販売(77⇒79)-東京建物不動産販売(80.5)
東建不販がやや優勢と見たが、これは齋藤が投げられることを前提にしたもので、そうでなければ逆転の目も十分。斎藤の肩痛は深刻。中2週間では回復はないと見た。のらりくらりが通用するか。
みずほは前試合でラグビーゲームのような大敗を喫したが、これは主力のバッテリーを研修で欠いたためで想定内。片岡捕手はRBAを代表する好捕手とみた。レーティングを引き上げたが、研修はあるのかないのか。ベストメンバーなら互角以上に戦えるかもしれない。
〝未完の大樹〟と呼ばせないぞ〝大樹〟晩成だ リバブル松本大樹 48歳 登板に意欲
東急リバブル 松本
27-0で圧勝した後の大宮健保グラウンドに東急リバブル松本大樹が立った。小雨が降り続ける中、1球1球、捕手めがけて球を投げ続けた。
大槻監督を除けばチーム最年長の48歳。ここ数年は代打出場すらほとんどない。それでもユニフォーム姿で登録メンバーに名を連ねている。黄金時代も最悪時代もずっと試合を見続けていることになる。
新人の頃からチームの期待は大きかった。1歳か2歳先輩の城西大出身の〝ミスターRBA〟岡住がチームの柱として活躍していたころだ。
しかし、チームの期待に応えることはあまりなかった。素晴らしい球を持ちながらコントロールが定まらず、投手としての出場機会はほとんどなかった。打力でも長打力は秘めてはいたが、強打者揃いの当時のレギュラーの座を奪うまでは至らなかった。そんなチーム事情から、ナインには名前の大樹にひっかけて〝未完の大樹〟〝大樹晩成〟と呼ばれていた。
今でも忘れられないシーンがある。勝てばドームが決定する試合だったか。対戦相手は当時の最強チーム大京。一打逆転の場面で松本が打席に立った。普段は赤ら顔の松本の顔が見る見るうちに青ざめていくのがカメラのファインダー越しに見て取れた。結局、凡退し試合にも敗れた。
あれから20数年。松本が登板機会をうかがっているなどと夢にも思わなかった。捕手役を務めた川添は「藤巻より球は速い」と言ったように、当時を彷彿させるボールを投げた。
驚いたのは2球続けて低めの外のスライダーが決まったことだ。同じようなスライダーを投げる投手はいるが、同じ軌道でキャッチャーが構える位置に2球続けて投げられる投手はそういない。今野も川崎も小笠原もできないのではないか。
ただ、ノーコンは全然解消されていなかった。針の糸を通すほどの球を投げる一方で、変化球を投げるつもりだったのか、打者のはるか頭上を越えそうな球も何球か投げた。
そんな松本の投球練習を見ながら、大槻監督は「先発はない」と無情な言葉を吐いた。
◇ ◆ ◇
今年のRBAは、54歳のミサワ鉄人大野が最年長勝利投手記録を樹立し、68歳の明和地所・藤縄が最年長投手としてマウンドに立った。ほぼ同期のナイス芦沢が25キロの減量に成功し先発マウンドを任されている。
〝未完の大樹〟のまま終わるのか〝大樹晩成〟を証明して見せるか、それを決めるのは松本大樹本人だ。チャンスは残されている。
三菱地所・服部は「元プロ」ではなく「早大在学中にクラブチームに所属」/訂正
三菱地所 服部
三菱地所の「元プロの服部」の記事を「「早大在学中にクラブチームに所属」に訂正します。
◇
6月20日付記事で「(三菱地所には)何だか元プロのマックス145キロを投げていた服部が加入したという。ネットで調べたら、『服部』で元プロというのは、昨年ロッテから戦力外通告を受けた服部泰卓氏しかいなかったが、本当だろうか」と、7月4日付では「先発は服部…味方の拙守もあって大量失点し、エース社に代わった」とそれぞれ書いた三菱地所の服部は元プロではなかった。
地所ナインが「元プロの服部が入った」などと喧伝したのを真に受けた記者のミスだ。そもそも、三菱地所がいくら野球部を強化しようと考えても元プロを社員として採用するはずがない。
本日(7月15日)、本人から電話が入り、「わたしは元プロではありません。早大時代、埼玉のクラブチームで2年間活動していただけです。坂元弥太郎さん(元ヤクルト-日ハムー西武)や神戸拓光さん(元ロッテ)と一緒でした」とのことだった。
社会人野球では、大学に在学しながらクラブチームに所属するのは制限がないそうだ。
服部は「軟式は難しい。しかし、ナインは調子が上向いている。決勝トーナメントで何とか勝ち進みたい」と話した。
住林快勝 石井が肩痛こらえ1失点完投 藤原、岡が活躍 ナイス芦沢-山本の継投失敗
住林 石井
ナイス(83.5) 1-5 住友林業(83)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
住友林業 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 5 | ||||
ナイス | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
住林が快勝。石井監督兼投手が肩痛をこらえ1失点完投。ベテラン藤原が2打点、岡が3ラン。ナイスは芦沢-山本の継投が決まらなかった。
再三の美技でチームを救ったのびタくんこと西野の打席(捕手は村尾)
住林ナイン
以下は、住林・石井監督のコメントに少し手を加えたものです。
1回の攻撃、2番の岡がレフト戦に三塁打するも無得点。2回もこの回先頭の5番藤原が三塁打で出塁するも、後が続かず無得点。嫌なムードが漂う。
しかし、3回、1番小池が四球で出塁、2番岡の犠打が相手の野選を誘いオールセーフ。その間に小池が3塁まで進む。ここで相手投手交代(芦沢から山本へ)。3、4番が絶たれ2死後、5番藤原のレフト前ヒットで2点を先制。さらに4回、岡がレフトオーバーの3ラン。
先発の石井は最終回満塁のピンチを迎えたが、犠飛による1点に抑えた。
〇石井 何年ぶりかの無傷の予選突破。素直に喜んでいます。チームの仕上がりもよく、あとは私の肩次第(最終回は完全にスタミナ切れ)。試合終了後もしばらく着替えられないくらい右腕がずっとしびれてました。決勝トーナメントまで間が空くので、しっかりと治療に専念したい。今日は藤原、岡のベテラン2人がヒーロー
ナイス 芦沢
以下はナイス城戸監督のコメントです。
今日は住友林業さんとの心構えの差でやられました。
住友林業さんは、試合2時間前に集合し、別グランドで練習しているのに対し、弊社は全員集まったのが試合開始30分前と、その時点で負けています。
試合の具体的な場面では、4回裏1アウト2・3塁でライト前に抜けるセカンドライナーを住友林業のセカンド西野さんがジャンプ一番好捕。
また5回裏ノーアウト満塁でサードに回った西野さんが三塁線のゴロを横っ飛び、好捕、ホームにストライク投球しアウト。
また西野さんは、顔はのび太君ですが、カラダはジャイアンです。
住友林業さんのピッチャー石井さんも肩痛をおして、ポイントでキレのいい球を投げてました。
ナイスは若い者が多い分、気持ちがまだまだなので、また出直し。
オークラヤ タイブレーク制す セキスイハイム柳川あと一人で故障発生
〝肩どころか肘まで来ちゃった〟オークラヤ住宅 小森
セキスイハイム不動産(77⇒79) 5-7 オークラヤ住宅(80⇒82)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
オークラヤ住宅 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 3 | 7 | ||
セキスイハイム不動産 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 5 |
(タイブレーク)
オークラヤ住宅がタイブレークを制した。肩痛を抱える小森監督兼投手が踏ん張った。セキスイハイム不動産は井上-柳川と繫ぎ粘ったが、最後は力尽きた。
4-4の同点で迎えたタイブレークの7回表、オークラヤ住宅は2死から2連続四球で2点、さらに平凡なフライを2塁手が落球する間に3塁走者が還りこの回3点。その裏を小森が1点に抑えた。
オークラヤは3回、この回先頭の8番大川の安打を足掛かりに1番斎藤の犠飛で1点。5回には2死から3番松本の3ランで逆転したが、その裏すぐ同点にされた。
小森は味方の拙守にもめげず4失点(自責は2点)完投。
セキスイハイムは2回、2つの敵失と5番渋谷の安打などで2点先制。2点を追う5回には、4番山本の2点2塁打で同点に。タイブレークでは内野ゴロの間に上げた1点にとどまった。
先発の井上が3回まで1失点に抑え、4回からベテラン柳川につないだ。柳川はタイブレークで2死までこぎつけながら、肩を痛めたのか突如制球を乱し2連続して四球を与えたのが痛かった。
〇小森監督 ひじが痛い(試合後)
●茂田監督 投手交代を間違えたか。次は井上-柳川-合田の左三枚で必勝だ
オークラヤ住宅 勝利の瞬間
本塁打を放った松本
何が幸となるか不幸となるか 一寸先は闇
小口のカミソリシュート 全くきれず
セキスイハイム不動産 茂田監督
タイブレークで突如制球を乱し、連続四球を与え2失点した柳川は自らマウンドを降り、茂田監督に〝ダメ〟のサインを出した。
ここで茂田監督は「小口だ。お前だ。カミソリシュートを投げてやれ」とマウンドに送った。
ところが、小口のカミソリシュートは全く切れない。単にストレートに威力がないだけの自然にど真ん中に入るいわゆるナチュラルシュートでしかなく、例えていえばそれは老いらくの腐れ縁のような、切れが悪いお年寄りの尿のような、さび付いた小口ナイフのような、記者の頭のような情けない球だった。
しかし、何が不幸となるか幸いとなるかはわからない。人生と一緒だ。オークラヤの2番松本はど真ん中の絶好球を打ち損じ平凡なセカンドフライを打ち上げた。
ここで終わらないのが野球だ。目をつぶっていても取れそうなフライを久保田が何と落球。この間に3塁走者が還り3点目を献上。致命的な失点となった。
2点差だったらその裏の攻撃次第でハイムが勝つ確率は相当あったはずだ。
東急リバブル圧勝 前試合の憂さ晴らす 大槻監督が熱く語る みずほ主力欠き惨敗
東急リバブルの攻撃が止まらない
みずほ不動産販売(75⇒77) 0-27 東急リバブル(83.5⇒82)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東急リバブル | 2 | 1 | 7 | 8 | 9 | 27 | ||||
みずほ不動産販売 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
東急リバブルが圧勝。5回まで毎回得点の27点を挙げた。先発藤巻は被安打2、 四死球3 の完封。前試合で悔しい負け方をし、試合後延々と2時間くらいにわたって行った反省会の効果が出た。みずほ不動産販売は主力を研修で欠き惨敗。かつての好投手山下が投げたが、通じなかった。
東急リバブル ベンチ
〝くそっ、当たらんな〟みずほ 62歳の渡辺
以下は東急リバブル大槻監督からの熱いメールです。
◆27×0
◆先発藤巻:被安打2. 四死球3 の完封。
◆序盤、みずほ先発山下さんの要所キレあるストレートにやや手こずりましたが、しっかり対策を立て崩していきました。
◆この試合は、先週の住友林業戦敗戦内容の悪さから危機感を持ち、選手主導でメンタル面から議論・再整備し、一週間かけてしっかりと立て直してから臨んだ試合でした。
◆28回大会中、17年連続27回目の予選突破(唯一は、平成11年、岡住−大槻バッテリーが、予選4開戦に三井リハウス東京小泉さんに最終回満塁逆転本塁打され予選落ち)。
旭化成さんや積水神奈川さんほどの力はありませんが、投手が居なくても闘える。負けない自信がある。
投手・捕手他、選手が居なければ全員で考えて考えて創意工夫し、おこがましながら毎年闘う集団を作り上げ、水曜リーグ2位の優勝回数と勝利数、予選落ちしない心身本質の強さが備わったチームを作ってきた事には東急リバブル野球部のプライドがあります。
今年も予選突破する事ができましたがまだまだ未熟です。
ここから約2ヶ月、チーム全員でしっかテーマを持ち鍛錬。
目標は「優勝」なので、更に努力邁進してゆく所存にあります。
【試合のコメント】
につきましては、弊社野球部の今年の状況と、大会に入ってからの様を下記に記しますので、そこからくみ取り・要約いただけましたら幸甚にございます。
◆1回戦、住友林業戦の敗戦後、チーム内で「何が悪いのか」「今後どうしたいのか」を、選手主導でミーティングをし、本音でぶつけ合いを始めました(1時間30分牧田記者も見ていたかと思いますが)。
28年間で一度しか予選落ちのないチームの歴史と誇り。
猪俣−西澤の昨年ベスト4のバッテリーは居ない(家庭事情)。
今年はこのバッテリーに頼らないで行く事を決めて春先スタートしました。
私自身、28個のチームを見てきて生涯一番の危機感を感じ様々な策や準備を構築してきました。
が、いつもの事ですが、最後は選手が「どうしたいのか」と考え動かないと本質の解決にはならない。
投手が居なければ、社員部員の居る人間の中で考えて失敗しながら問題解決に取り組む。
そこに、このRBA野球の本文・意義があると唱え続けてきました。
それが東急リバブル野球部の永遠の歴史。
私はその方向に導けるよう、「闘う集団とは」「業界の・他社連盟内チームの模範たれ(茂木・平元の教え)」を核に、多角的にヒントを与えて選手に気付かせ、きっかけを作るよう見守る事に重きを置き、注力してきました。
(やるからには常に最高の結果をもちろん追い求めますが、野球を職業とはできない。サラリーマン・家庭人社会人の本文を重んじる。野球が上手くなる・強くなるだけに特化した組織チームにはしない)
住友林業戦を終え、このままでは予選落ちする。
この先監督からの指示を待つのではなく、選手からの危機感で先週の敗戦から選手は本音でぶつかり始めました。
待ちわびたこの姿。
心身、真に強くなれるチームの様。
岡住、松本、阿久津、早部、山本、三ケ島、山田、猪俣、古屋、河野
前回の優勝前後のチームには常にこの状態がありましたが、22年頃からは試行錯誤。
若返りを図りながら模索してきましたが、ようやく待ちわびていた本質に向かい始めました。
先週は選手同士、かなり深く掘り下げた議論になり、険悪にもなりかけましたが、ベクトル(強くなりたい)や目標(優勝せたい)が同じである事は選手同士も再確認し、最終的には「じゃあ今議論で出た問題点をどうするんだ」と選手同士昨日の試合前ミーティングで建設的に物事を決めていきました。
ここからは私の出番。
グランドてプレーする面での主体はあくまでも選手。
ですが、チーム全体を把握し最良の結果に導くのは監督者の責務。
選手が頑張って考え動いて積み上げてきたものにキチンと向き合い尊重しながら要所・間違った方向に行かないよう舵取りし「真に強いチームを目指す」。
野球を職業としているわけではないが、「やるからには強くあれ」「自分達がやると決めた事に責任とプライドを持って取り組め」東急リバブル野球部の引き継がれてきた理念を全員で再確認。
昨日はそこまでチームを再構築し、リセットしてから試合に臨みました。
前置き長くなりすみません。
そこで臨んだ昨日のみずほ信託さんとの試合。試合ビジョンや詳細戦略は話せませんが、細く「ミニキャンプを張って仕上げてきた藤巻の復活完封」「ベンチワークとチーム総合力で1点もやらない試合をする」「守備から試合を作る」「試合中も選手同士ドンドンぶつけ合い活発化し、自分達を高めながら試合の展開を作る」「最後は相手ではなく自分との闘い」全てをやり尽くし、出し切れた試合でした。
横道それず、茂木・三浦・中島・三木・平元他、多くのOBから指導され、常に前を上を向いて28年間ここまで参りました。
20数年前から今日に至るまで、連盟の模範代表である旭化成の平居様、堀井様、鈴木前監督、山本現監督、エース今野さんとも、機会許せば情報交換を重ね、自身・チームを高めて参りました。
そして、本質から目を逸らさず、軸ブレずにここまで参りました。(先週の山本監督の考えや言動には賛同。大きく刺激を受けます)
上記、東急リバブル野球部の理念とプライドは、これからもブレる事はありません。
今年、28個目のチームはようやくスタートを切ったばかりでまだまだ未熟です。
社会人、家庭人、そして野球人として、誰からも愛され、応援され、また、礼節規律他、他社の模範となるよう、更なる努力をして参る所存です。
至らぬ点も多くありますが、引き続きご指導いただけましたら幸甚にございます。
未完の〝大樹〟と呼ばせないぞ!〝大樹〟晩成だ!
48歳 東急リバブル松本大樹 先発に意欲
東急リバブル 松本
27-0で圧勝した後の大宮健保グラウンドに東急リバブル松本大樹が立った。小雨が降り続ける中、1球1球、捕手めがけて球を投げ続けた。
大槻監督を除けばチーム最年長の48歳。ここ数年は代打出場すらほとんどない。それでもユニフォーム姿で登録メンバーに名を連ねている。黄金時代も最悪時代もずっと試合を見続けていることになる。
新人の頃からチームの期待は大きかった。1歳か2歳先輩の城西大出身の〝ミスターRBA〟岡住がチームの柱として活躍していたころだ。
し かし、チームの期待に応えることはあまりなかった。素晴らしい球を持ちながらコントロールが定まらず、投手としての出場機会はほとんどなかった。打力でも 長打力は秘めてはいたが、強打者揃いの当時のレギュラーの座を奪うまでは至らなかった。そんなチーム事情から、ナインには名前の大樹にひっかけて〝未完の 大樹〟〝大樹晩成〟と呼ばれていた。
今でも忘れられないシーンがある。勝てばドームが決定する試合だったか。対戦相手は当時の最強チーム大京。一打逆転の場面で松本が打席に立った。普段は赤ら顔の松本の顔が見る見るうちに青ざめていくのがカメラのファインダー越しに見て取れた。結局、凡退し試合にも敗れた。
あれから20数年。松本が登板機会をうかがっているなどと夢にも思わなかった。捕手役を務めた川添は「藤巻より球は速い」と言ったように、当時を彷彿させるボールを投げた。
驚いたのは2球続けて低めの外のスライダーが決まったことだ。同じようなスライダーを投げる投手はいるが、同じ軌道でキャッチャーが構える位置に2球続けて投げられる投手はそういない。今野も川崎も小笠原もできないのではないか。
それより驚いたのは、ノーコンは全然解消されていなかったことだった。針の糸を通すほどの球を投げる一方で、変化球を投げるつもりだったのか、打者のはるか頭上を越えそうな球も何球か投げた。
そんな松本の投球練習を見ながら、大槻監督は「先発はない」と無情な言葉を吐いた。
◇ ◆ ◇
今年のRBAは、54歳のミサワ鉄人大野が最年長勝利投手記録を樹立し、68歳の明和地所・藤縄が最年長投手としてマウンドに立った。ほぼ同期のナイス芦沢が25キロの減量に成功し先発マウンドを任されている。
〝未完の大樹〟のまま終わるのか〝大樹晩成〟を証明して見せるか、それを決めるのは松本大樹本人だ。チャンスは残されている。
スターツ春柳だ!夏が来た!結婚だ! 18歳だ! 長谷工 12四死球で自滅
スターツ18歳春柳
長谷工グループ(78⇒80) 1-9 スターツ(83)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
スターツ | 4 | 3 | 1 | 1 | 9 | |||||
長谷工グループ | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
(時間切れ)
スターツが圧勝。伊原が完封。長谷工グループは必勝を期して檜木が先発したが、初マウンドの大宮の水かマウンドの高さが合わなかったのか自滅した模様。
スターツは初回、制球が定まらない檜木を攻め、4つの四死球と7番春柳のタイムリーでこの回一挙4点を奪取。勢いに乗ったスターツは2回にも3つの四球と暴投、5番大坪の適時打などで3点。3回には8番勝又の3塁打と暴投で1点、4回にも4つの四死球などで1点を追加した。
データはないが、伊原が完封した模様。
長谷工は檜木から梅垣につないだが防戦一方。2人で12四死球を与えた。
長谷工 檜木
〇春柳 18歳です。昨年の夏は専修大松戸の選手でした。今年結婚します。今日勝てて花を添えることができました(荒海によると、彼女は同い年。すごくかわいいとか)
〇荒海 …もしもし…荒海です(RBAの牧田です。ずいぶん眠そうですね=14日午後4時前)いま起こされたとこです(えっ、何やってんですか)…実は、昨日(13日)、試合が終わってから、ソフトバンク対ロッテの試合を見に行きまして、内川のバッティングをチェックして、帰ってから寝たのが午前1時で…一度起きて、また寝て、今電話で起こされたところです(いやぁ申し訳ない。この時間に寝てるなんて思いませんでしたから)いや、いいですよ、もう起きなきゃ。これから大井で午後7時からの野球です。RBAで優勝するためには対外試合をこなさないと(いいこと言うね)実は、昨日の前日火曜日が…仕事と飲み会で寝たのが午前5時。雨でRBAは中止だと思ったら、8時に起きたらやるというもんだから、ほとんど寝ずに試合に出ました。佐藤もそう。彼も打てていないはずですよるレーティング上げてくださいね(スコアを見たら荒海は3-0だが四球を選び2盗、3盗を決めている。1三振。佐藤は2-0で死球が1つ。そういえば荒海、俺だって負けていないぞ。今日寝たのが3時。もちろんRBAの野球記事。そしてもう7時には起きて、それからずっと、途中ユンケルを飲んで、これは効くぞ、記事を書いている。これから懇親会という名の飲み会だ)
スターツ 荒海(昨年7月の試合から)
スターツのメンバー