RBA OFFICIAL
 

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トーシン 斉藤

旭化成リフォーム(83.5⇒82) 2-7 トーシンパートナーズ(75)

  1 2 3 4     合 計
トーシンパートナーズ        
旭化成リフォーム        

 

 トーシンが圧勝。初回、敵失から主軸の3連打などで一挙5点を奪い、今季初登板の故障持ちの斉藤が投げ切った。旭化成リフォームは劣勢を跳ね返す力がなかった。

 トーシンは初回、先頭の吉山が敵失で出塁、続く上林が四球を選ぶと、3番江縁、4番笹本、5番設楽の3連打と3つの四球で5点を奪取。先発の風間をKO。3回には吉山の3塁打で1点を追加し、4回にも暴投で1点加点してダメ押し。

 初戦から「投手がいない」と話していた岩本監督だが、この日登板した斉藤は5回まで2失点完投。

 旭化成は完敗。5点先制されたその裏、先頭の福島、2番の中林が連続四死球で好機をつくり、3番水島の内野安打と6番土屋、7番金子の連打で2点を返すにとどまったのが痛かった。

 先発の風間は踏ん張れなかった。1回3分の1で降板。2番手の結城は2失点。

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〝いかんなぁ〟重苦しい旭化成リフォームベンチ

〇岩本監督 投手はいないと言ってきたが、打てないとは言っていない(岩本監督は相当の策士だ。三菱地所に3回まで17失点、明和地所に5回まで5失点したチームがまさか先発が完投するとは。確かに打線は3試合で32点挙げているが)

〇斉藤 肩を痛めており、今季初登板。もう投げられない(決勝Tまで2カ月近くあるが)

●金田監督 初回の攻防が全て

●ナイン (1回途中から登板した2番手の)結城はよかった

●結城 調子? わたしが評価することじゃないので…

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斉藤(DONNÉ&COMP 田中勇介氏提供)

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旭化成リフォーム(DONNÉ&COMP 田中勇介氏提供)

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〝俺も連投はつらいよ〟清水 治下

ミサワホーム(79⇒81) 1-5 清水建設(88) 

  1 2 3 4     合 計
清水建設      
ミサワホーム      

 

 清水建設が快勝。2つのバントを決め手堅く得点すると、治下-田村の黄金リレーで逃げ切った。ミサワホームは野田がよく投げたが、相手が1枚上だった。

 清水は2回、この回先頭の5番治下が敵失で2塁まで進むと、続く上島が手堅くバントし、8番荒内の内野ゴロで治下が生還し1点先制。3回にはこの回先頭の9番松崎が2塁打し、1番狩野の進塁打と2番田村の内野安打で1点追加。1点差に追いつかれた5回には、またもこの回先頭の松崎が2塁打で出塁すると、狩野がバントを決め、田村、3番金子の連続四死球で満塁と攻め立て、治下が2点2塁打を放ってダメ押し。理想的な攻めを見せた。

 先発の治下は初回、いきなり2四球を出すなど不安な立ち上がりだったが、3回まで1失点に抑え、田村につないだ。

 ミサワは3回、この回先頭の9番尼子が2塁打し、1番小尾の内野安打と2番須賀の外野フライ(記録は敵失)で1点を返したが、その後は継投に交わされた。

 先発の野田は力投したが、相手の手堅い攻めに屈した。

〇本間監督 治下? あいつはピッチャー引退だ

〇治下 大丈夫。置きにいった。試してみた(その後は訳の分からぬマスコミ禁止用語を連発して煙に巻いた)

●塩島監督 今日は本気で勝ちに行ったし、勝てると思った

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本間監督(左)と治下

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清水 治下(左)と帰ってきた金子

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清水 狩野(DONNÉ&COMP 田中勇介氏提供)

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ミサワ 唯一の打点を挙げた須賀(記録はエラーか)

ミサワホームの強さは本物か タイセイ危うし!?

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ミサワホームの反省会

 ミサワホームは試合後、塩島監督らが反省会か単なる飲み会かわからないが、クラブハウスで延々と少なくとも2時間以上は酒を酌み交わしていた。記者もその輪に入り、ビールをおごってもらいお土産にワンカップまでもらったので、何を話したかは書けないが、次に当たるタイセイ・ハウジーも油断をすると足元をすくわれかねないということだけははっきり言っておく。

 投手の野田、捕手の小尾、主砲の川口らはとにかく若くて元気。怖いもの知らず。調子に乗らせたら怖い。

 タイセイは投げるのは貞池かもしれないが、貞池は危ないということだけヒントを与える。今季の出来ではミサワ打線を抑えられない。左腕の高橋が先発すると見たが、高橋なら抑えられるか。

 千葉英も用心したほうがいい。「千葉英にはストレート勝負だけはするな」と野田に何度もしゃべったが、野田は全然聞いていなかった。そもそも千葉英が何たるかを野田は知らないようだ。手玉に取られるかもしれない。

 知らないことが幸か不幸かは記者の知るところではない。

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左から小尾、川口、野田 

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旭化成リフォーム 福島 生還ならず(旭化成リフォーム初回の攻撃、無死満塁から金田の投手ゴロで福島が本塁封殺。捕手は江縁)

 清水建設、トーシン、三井不動産レジデンシャルが決勝T進出-第28回RBA野球大会日曜ブロック4日目が7月10日、三郷・サンケイグラウンドで3試合が行われ、5-1でミサワホームに快勝した清水建設、7-2で旭化成リフォームを下したトーシンパートナーズ、9-2で三菱地所リアルエステートサービスにコールド勝ちした三井不動産レジデンシャルがそれぞれ決勝トーナメント進出を決めた。敗れた各チームは決勝T進出へ最後の3つの座を目指して戦う。

ミサワホーム(79⇒81) 1-5 清水建設(88) 

  1 2 3 4     合 計
清水建設      
ミサワホーム      

 

旭化成リフォーム(83.5⇒82) 2-7 トーシンパートナーズ(75)

  1 2 3 4     合 計
トーシンパートナーズ        
旭化成リフォーム        

 

三井不動産レジデンシャル(78) 9-2 三菱地所リアルエステートサービス(80)

  1 2 3 4     合 計
三菱地所リアルエステートサービス      
三井不動産レジデンシャル 3X      

(コールド)

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勝てば官軍。この日はスピードもコントロールもまるでなし、清水建設・本間監督から「あいつは首だ」と言われながらなんとか田村につないだ治下は、〝一夫多妻〟という言葉そのものは何の問題もないが、前後を誤るとマスコミ禁止用語につながるきわどい言葉を連発し、監督にすり寄り言いたい放題

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(DONNÉ&COMP 田中勇介氏提供)

 

 第28回RBA野球大会水曜ブロック予選トーナメント4回戦の記者の独断と偏見によるどっちも〝勝って〟予想。( )内の数字は記者のレーティング。

三菱地所ホーム(68⇒70)-旭化成ホームズ(91)

 旭化成が優勢。先発は新人沼座か平山か。今野は投げないと見た。

 地所ホームはいかにも相手が悪い。

ポラスグループ(80)-エイブル(87.5)

 エイブルがやや優勢。旭化成には完敗したが、ここは負けられない。斉藤-田口の継投と見た。

 ポラスは休養十分。岩瀬が踏ん張れば最少失点に抑える。清水が好機に打てれば逆転の目はありそう。「竹ノ塚」の販売責任者・菊地の出番はあるか。

一条工務店(77⇒79)-住友不動産販売(86.5)

 住友不販が優勢。新人・西の登板と見た。

 一条は加藤が先発するはず。本人は「四死球を10個以下に」というが、5個でも多い。四球が命取りになることもある。

野村不動産アーバンネット(86.5⇒88)-積水ハウス神奈川(88.5)

 この日一番の注目カード。昨年も準々決勝で対決しており、野村が勝利した。野村は一段と力をつけている。レーティングを引き上げた。

 積水神奈川は雪辱を期す。先発はジャンケンに負ける工藤と見たが、八木が先発なら返り討ちにあうか。

 勝ったほうが旭化成ホームズへの挑戦権を獲得すると見た。ここはシード権を獲得したい。

リスト(84.5⇒83)-積水ハウス(80⇒82.5)

 接戦。リストはレーティングをさらに引き下げた。佐藤の先発か。積水相手なら最少失点に抑える。

 積水は〝消える投手〟横内か。ミサワ東京を抑えたように、ここも好投するか。

タウングループ(82)-伊藤忠ハウジング(83.5⇒85)

 伊藤忠ハウジングが上げ潮に乗った。神が復活。渡辺との2枚看板が完成。打線も絶好調。ここも押し切るか。

 タウングループは真価が問われる。ここを突破するようだと8強がみえてくるが…。

東急ホームズ(75⇒77)-オープンハウス(86⇒85.5)

 オープンハウスが優勢。拙守が心配だが、川崎が投げれば抑えられる。

 東急ホームズは2連勝だが、ここは相手が悪い。どこまで健闘するか。

長谷工グループ(78⇒80)-スターツ(83)

 スターツが優勢。伊原は前回制球力を欠いたが、ここはスイスイ投げるか。

 長谷工は檜木が投げれば最少失点に抑えられるが、伊原を攻略できるか。

セキスイハイム不動産(77⇒79)-オークラヤ住宅(80⇒82)

 オークラヤ住宅が優勢。ムードがいい。しすし、先発は小森がまた投げるのか、それとも丸山か。

 セキスイハイム不動産は井上か柳川か。小森が投げなければチャンスありとみたが…。

ナイス(83.5)-住友林業(83)

 互角。住林は石井の登板はなさそう。中宇祢かのび太くんか。打線はリバブルを破って勢いがついた。

 ナイスは継投か。芦沢は前試合で立ち上がりつまづき、正木もピリッとしないのが懸念材料。山本に負担を掛けたくないはずだ。

みずほ不動産販売(75⇒77)-東急リバブル(83.5⇒82)

 東急リバブルがやや優勢。先発は藤巻か。落ち着いて投げれば抑えられるが…。

 みずほ不動産販売は若手の奮起に期待。

中央ビル管理(73⇒78)-東京建物不動産販売(81⇒80.5)

 東建不販が優勢。齋藤は先発回避しそう。昨年、いい球を投げた尾崎の先発と読んだ。

 中央ビルは大幅に戦力アップ。レーティングも引き上げた。最弱チームの汚名返上。しっかり守れば逆転の目もあるが…。

 

 第28回RBA野球大会日曜ブロック予選トーナメント4回戦の記者の独断と偏見によるどっちも〝勝って〟予想。( )内の数字は記者のレーティング。

ミサワホーム(79⇒81)-清水建設(88)

 清水が優勢。治下は軟式に馴れつつある。ここも先発するか。力で押し切りそう。

 ミサワは鉄人大野が先発するかどうか微妙。打線の奮起も必要。

旭化成リフォーム(83.5⇒82)-トーシンパートナーズ(75)

 旭化成が優勢。疲れからか、風間は投げるごとに調子も落ちてきているのが不安材料だが、トーシン打線なら抑えるか。西井はどうしたのか。

 トーシンは頼れる投手がいない。

三井不動産レジデンシャル(78)-三菱地所リアルエステートサービス(80)

 接戦だが、地所リアルが上位とみた。前回の試合後、岡野主将が「次は大阪桐蔭の130キロのフォークを投げる福井を先発させる。寺田と栗山の継投で三井さんにリベンジする」と言明。

 三井レジは前回誰が投げたのか不明だが、鹿島戦で先発した大栗は制球に不安がある。野手陣もしっかり守りたい。

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「パレットコート竹ノ塚 東京ステイト」販売センター長・菊地裕介氏(モデルハウスで)

 ポラスグループの売れ行きが絶好調の戸建て「パレットコート竹ノ塚 東京ステイト」(全46戸)を本日(7月7日)取材したのだが、ふと見ると、どこから現れたのか、一度見たら二度と忘れられない、体重が記者の2倍もありそうな水曜ブロックのポラスの菊地が立っているではないか。

 何かの冗談ではないかと思ったが、正真正銘の菊地だった。肩書と名前を確かめたら「中央グリーン開発 パレットコート竹ノ塚 東京ステイト 販売センター長 菊地裕介」とあるではないか。

 物件については、「こだわり記事」に近く掲載する予定なのでぜひ読んでいただきたい。5,000万円台から6,000万円台が中心。

 足立区民の方には失礼だが、とても足立区の戸建てとは思えない、東京・山の手の価格にしたら8,000万円台の価格でも割安と感じられるようなレベルの高いものだった。

 そのせいか、売れ行きも絶好調。6月下旬から販売が始まっているが、好評のため前倒しで追加販売するなどすでに16戸が成約済みという。購入者は地元居住者が中心で、世帯年収が700万円台の子育てファミリーが中心だそうだ。

 菊地は、「獨協大の女子学生寮があったところで、同大学の事業コンペでは満場一致で当社の企画が採用された。地元の方もよくご存じの区内でも良好な住宅地として知られている希少立地。商品企画には絶対的な自信がある。ぜひRBA野球の関係者の方にも見ていただきたい」と語った。

◇      ◆     ◇

 菊地のチームの役割は、員数合わせの相撲でいえばふんどし担ぎか座布団持ちくらいにしか考えていなかったが、何のなんの、ポラスグループの今年度の代表的物件になりそうなレベルの高い物件の販売担当責任者だ。

 次戦で対決するエイブル戦については、「もちろん勝ちに行く」とこちらも自信を見せていた。チームでは、あまり動く必要のない1塁を最近は守っている。体重は減量に成功したのか、数年前の100キロ超から90キロに落としているという。

 レーティングを1つ2つあげても大勢に影響はないと思うが、菊地の奮起に期待して座布団じゃなかったレーティングを1つアップする。もし勝ったら、菊地のふんどしを担いでグラウンドを1周してやってもいい。

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モデルハウス

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〝打てないときは、足で稼ぐんだ〟暴投で生還した東建不販 加覧

ちばリハウス(77⇒78) 0-1 東京建物不動産販売(81.5⇒81)

  1 2 3 4     合 計
東京建物不動産販売      
ちばリハウス      

 

 東京建物不動産販売が、加覧の激走でもぎ取った1点を守り切った。肩痛を抱える新人エース齋藤はストレートを封印して、絶妙の変化球で相手を牛耳った。ちばリハウスは篠原が力投したが味方の援護がなかった。

 残塁が7~8個もあったように、チャンスを作りながら点が奪えない東建不販は5回、無死1、2塁の好機に4番加覧の投手ゴロで3塁走者が飛び出し三本間に挟まれ憤死。続く磯田もショートゴロで3塁走者が本塁で封殺。2死2、3塁から、篠原が暴投する間に、「一か八か」の賭けに出た3塁走者の加覧がホームを駆け抜けた。

 新人エース齋藤は肩痛を抱えており、「ストレートを投げたら壊れていた」と試合後話したように、ほとんどカーブ、スライだーなどの変化球でちばリハウス打線を封じた。球を低めに集め、内外に投げ分けた頭脳的ピッチングが光った。

 ちばリハウス小川監督はいつもきちんと取材に対応するが、この日は悔しさではらわたが煮えくり返っていたのか、記者が取材に行こうと思ったらすでに姿はなかった。かわいい女性がたくさん応援に駆け付けたのに勝利をプレゼントできなかった。

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東建不販 齋藤

〇稲富監督 チャンスはいっぱいあったが、なかなか点が取れず苦しかった。加覧は間合いを図っていたようだ。飯野が2安打。ライト杉本の守備もよかった。次? 俺が投げるか

〇加覧 一か八か

〇齋藤 ストレートを投げていたら壊れていた。のらりくらり投げた

〇尾崎 齋藤が投げられなければ、次は俺が投げる

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稲富監督(左)と飯野

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杉本(左)と尾崎

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いつもは9~10人くらいなのに、この日は倍以上の選手・応援団がいたちばリハウス

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〝加覧さーん、痛風早く治してよー〟ちばリハウス 女性応援団

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〝大きなお世話だ、お前らに言われたくないよ〟加覧

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〝俺だ!清川だ!満塁弾だ!もう弱小チームと呼ばせないぞ!〟中央ビル管理 清川

中央ビル管理(66⇒73) 9-5 三菱UFJ不動産販売(72⇒73.5)

  1 2 3 4     合 計
三菱UFJ不動産販売        
中央ビル管理        

(時間切れ)

 初戦の戦いぶりからレーティングを66から73に引き上げた中央ビル管理と、やはり72から73.5に上げた三菱UFJ不動産販売の、レベルが低いややもすると〝最弱〟チーム同士の戦いになりかねない、とはいえ力が拮抗し、負ければ予選敗退という後がないがけっぷちに追い込まれた雌雄を決する戦いは、中央ビル管理が逆転勝ち。清川が起死回生の満塁弾を放った。

 前回はカツオ釣りだった三菱UFJの石本監督は、この日はマグロ釣りとかで欠場。代わって采配を揮った佐藤は、初回に平澤の活躍などで3点を挙げると「4番平澤がいい。この調子で勝っていきたい」と早くも勝利者インタビューの予行演習を行ったが、試合後は「あいつのエラーで試合をぶち壊した」と陰険な目つきでトンボを持ってグラウンドを均していた平澤をにらみつけた。

 スコアがないため何が起きたのかさっぱりわからないが、2点差をつけられ劣勢の中央ビル管理は4回、いつの間にやらエースの座を占めるに至った1番清川が満塁弾を放ち逆転。ナインの大歓声と清川の雄たけびはベンチの下を潜り抜け、グラウンドを飛び越え、土手を駆け上り、ヒマラヤスギの大木を避け、隣の記者がいる別のグラウンドまで達した。

 何が起きたのかよくわからない記者はとにかく真相をつきとめようと、よたよたと駆け戻ったとき、清川は「俺だ!俺だ」とにぎりこぶしを天高くつき上げ、汚泥まみれの酒に焼かれた野村監督とは真逆の、まるで野球少年のような純真無垢そのものの、まっとうな人間らしい喜びを爆発させた。

 一方、例えれば、石本が寸前のところで釣り逃したカツオのような、勝てば8年ぶりになるはずだった予選2勝目を目前で落とした三菱UFJの中山は「エラーをなくさない限り決勝Tはない」などと、石本がデビューした20年も昔に聞いた耳にタコができるほど使い古された空疎なコメントを臭い息とともに吐きだした。

 すると、ちようどその時、遠くで「86歳のおじいちゃんが行方不明になっています。服装は…心当たりのある方はご連絡ください」と間延びした緊張感がまるでない〝よい子はお家へ帰りましょう〟と一緒の例の無線放送が流れた。〝俺のことじゃないぞ〟と確認する余裕が記者にもまだあった。この絶妙な記者のレーティングを見たか。0.5だぞ。ボケてはきたが、まだ頭は冴えるときもあるんだ。中央ビル管理はレーティングを2つくらい引き上げる。

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中央ビル管理 ナイン

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〝あのバカな記者の鼻をあかしてやれ〟野村監督(俺の目は節穴じゃないぞ。口だって健全だ)

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最初は景気がよかった三菱UFJ

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左から佐藤、平澤、中山

 

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肩痛をこらえ力投する住林 石井

東急リバブル(84⇒83.5) 3-5 住友林業(81⇒83)

  1 2 3 4     合 計
住友林業        
東急リバブル        

 

 住友林業が序盤のリードを守り切った。肩痛をおして登板した石井が久々の完投勝利。東急リバブルは先発の津田の不調が誤算。

 住林は初回、栫(かこい)が死球で出塁、続く小池の2塁打でチャンスをつくると3番中宇祢の犠飛で1点。2回は、この回先頭の6番尾藤と7番小山が連打、8番石井が四球を選び満塁と攻め立て、9番日馬が適時打で1点、栫は三振に倒れたが、2番小池が四球で押し出し。ここで先発津田に代わって登板した藤巻投手から中宇祢が2点打を放ち、この回4点を追加した。

 序盤の大量リードを石井がなんとか守り切った。

 東急リバブルは惜敗。津田は球威がなくコントロールも悪かった。2番手藤巻はいきなり適時打を許したが、その後は抑えただけに悔やまれる。2回、1死満塁から札ノ辻の犠飛で1点、3回にも4番河野の3塁打で1点、最終回も犠飛で1点返したが、及ばず。

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3打点の活躍 住林 中宇祢(捕手は山口)

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〝のび太くんも歳取るの? 子どもも産ませることできるの? 〟西野

〇石井 痛い? 痛くない(右肩にはぐるぐる巻きに包帯が巻かれていた)。完投はいつ以来か思い出せない

●大槻監督 時間をかけてみんなに言いたいことを言ってもらった。収穫はあった81時間くらい車座になって反省会を行っていた)

●尾形 2の6乗分の1とは6試合を戦って1度も負けないで決勝に進む確率、算数の問題です(なるほど。記者が計算したら128分の1になった)

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延々と1時間近く続いた東急リバブルの反省会

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〝俺がナイスの主砲だ〟中島

ナイス(83.5) 15-8 みずほ不動産販売(66⇒75)

  1 2 3 4     合 計
みずほ不動産販売          
ナイス 5X           (15)

(時間切れ)

 この試合はデータがない。ナイスが4回裏の攻撃中に制限時間の1時間30分を過ぎたために、この時点で試合をリードしていたナイスの勝利が決定した。

 みずほ不動産販売は4回までに8点、ナイスは3回までに10点を挙げていた。記録としては10-8とするのではなく、1時間30分に到達した時点の得点にすべきだと思うがどうだろう。

 ナイスは先発芦沢が不調で、正木-山本と継投した模様。正木が打たれたのか。打線では神奈川大キャプテンを務めた3番中島が3回、走者一掃の3点打を放った。

 みずほの先発は山下。丸山は本塁打を放った。

○中島 初回に盗塁ミスをしてへこんでいた。そこに2回に満塁で打席が回ってきたので、真っすぐを思い切り打ち返しました。守備では頭の上をランニングホームランされ、昔ならとれたんじゃないかと反省がある。試合後のノックを頑張り、リーグ全勝でドームに行きたいです

●みずほ不動産販売監督 山下は頑張ったが、傾斜の無いマウンドが不得意で、打たれてしまった。捕手の片岡がムードメーカーとなり、みんなで頑張ってくれたものの、攻撃は良かったが守りのリズムに乗れなかった

●宮崎 チャンスではみんな声が出て、一丸となっていた。立て続けに点を取られた時に、投手を一人にしてしまったのが反省点です

両チームとも新人が活躍

 みずほ不動産販売は新人6人がベンチ入りし、うち5人が出場した。

 この試合がRBAデビュー戦となった宮崎左翼手は、3回に2点2塁打で、同点と逆転の走者を返した。初めは緊張していたが、周囲からの声かけで「いい感じでなじめた」という。ベンチからの「引き付けて右へ転がせ」という指示を信じ、つなごうという思いで初球を打ったのが、2打点に結びついた。

 同じく新人の片岡捕手は、昨年度の全日本大学野球選手権で準優勝した流通経済大で、学生コーチを務めていた。入社して再び捕手となり、その広い視野で、投手をリードし相手走者をけん制。ナイス陣からも「キャッチャー肩強いぞ」と声が上がり、警戒されていた。「監督をはじめ、あまり上下関係を作らないような、やりやすい環境でプレーできている」と、チームの良さを話した。

 ナイスも4月入社新人の中島と小池がそろって出場。中島が2回に走者一掃の逆転三塁打を放つなど、2人ともチームの勝利に貢献した。

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中島を迎えるナイスベンチ

IMG_6143_ナイスの新卒入部コンビ、中島(右)と小池.jpg

ナイスの新卒コンビ、中島(右)と小池

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IMG_6106_3回、一時逆転の2点2塁打を放ったみずほ不動産販売の宮崎

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入部初出場で逆転2点2塁打を放ったみずほ不動産販売・宮崎(中央)と同期メンバー

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3回、同点のホームを踏む山下

 

 

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