タイセイ 終盤に集中打 高橋が好投 ミサワ〝死の枠〟で力尽きる
タイセイ 高橋
ミサワホーム(79⇒80) 3-10 タイセイ・ハウジー(83.5)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
タイセイ・ハウジー | 3 | 0 | 0 | 1 | 6 | 10 | ||||
ミサワホーム | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
(コールド)
タイセイ・ハウジーが終盤の集中打でミサワホームを振り切った。山下が満塁弾を放った。高橋が3失点完投。ミサワは野田投手が踏ん張ったが最後は力尽きた。
タイセイは初回、1番千葉政、2番内山が四死球で出塁すると、続く花井が3ラン。その後は相手投手野田を攻めあぐねていたが、4回、6番檜垣、7番高橋、8番野呂の3連打で勝ち越し。5回は敵失から得点を重ね、最後は9番山下の満塁弾で相手の息の根を止めた。
ミサワは粘ったが最後は力尽きた。
満塁弾を放った山下
ミサワ 野田
〇井上監督代行 高橋の好投に尽きる
〇千葉英 相手投手は全然ストレートで勝負してくれなかった
〇千葉政 健保大会はおれが先発する(来週はスターツと準決勝)
●塩島監督 死の枠でよく頑張った。5試合もできた。嬉しい
●野田 千葉英さんは3打席とも抑えることができた。変化球中心だったが、ストレートも投げた
●大野 あと2年でRBA30回。このころに引退しようかと考えている(いやいや、大野はまだまだ戦える。ストレートに威力がある)
〝フレー、フレー、タイセイ〟大野の相手へのエールは声が大きく透き通っていた
ミサワの残念会(みんなよく飲みよく食べよくしゃべった。このチームは間違いなく強くなる)
地所リアル 初回7得点でコールド勝ち 寺田が完投 東急不動産は戦意喪失
日曜ブロックに移って初の決勝T進出を決めた三菱地所リアルエステートサービス
三菱地所リアルエステートサービス(80) 9-2 東急不動産(75⇒78)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東急不動産 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | ||||
三菱地所リアルエステートサービス | 7 | 0 | 1 | 0 | 1X |
9 |
(コールド)
三菱地所リアルエステートサービスがコールド勝ち。初回の打者一巡の猛攻で7点を挙げ試合を決めた。寺田が2失点完投。東急不動産は初回の大量失点で意気消沈。
地所リアルは初回、1死から嶋根が四球で出塁すると、続く寺田の2塁打で先制すると打線に火がついた。4番栗山が歩き、5番木下翔も安打し、6番宮原のセカンドゴロエラーで着々加点。その後も8番永井の安打と1番落合の3塁打でこの回一挙7点。3回にも敵失で1点を加え、5回はこの回先頭の木下翔が四球で出塁すると、2盗、3盗と敵失でサヨナラコールド勝ち。
東急は惨敗。4回、2番米谷の2塁打をきっかけに4番谷口の犠飛などで2点を返したのみ。先発の高野が7失点したあと2回から登板した谷口が好投したのが救い。
寺田
大量得点に笑いが止まらない地所リアルベンチ
落合
地所リアルナイン
〇榊監督 水曜から日曜ブロックに移って初めての決勝T。丸の内の大会も勝利した(この日は丸の内の大会にも同時出場。戦力を2つに割きながら両方とも勝利した)
●潮田監督 完敗。来年は4番でエース谷口だ
●望月 まだ11時だぞ(制限時間まで30分も余しコールド負けになり)
●谷口 何を言ってるんですか、僕の高校・鳥取西は甲子園の第1回大会の開幕戦の勝者ですよ(恐れ入りました。鳥取西は今年も準決進出が決定)
東急不動産 谷口
〝俺だけが敗因じゃないぞ〟 初回失策しナインから袋叩きされていた佐藤
サンフロンティア 打撃戦制す 内村が決勝打 旭化成リフォーム6失策響く
決勝打を放った内村
旭化成リフォーム(83.5⇒82) 4-6 サンフロンティア不動産(82⇒83.5)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
サンフロンティア不動産 | 0 | 3 | 0 | 2 | 1 | 0 | 6 | |||
旭化成リフォーム | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 4 |
サンフロンティア不動産が打撃戦を制した。内村が決勝打を放った。8人が安打を放ち、唯一安打がなかった松尾が3回出塁し2得点と活躍。三村が完投。旭化成リフォームもサンフロと同じ8安打を放ったが及ばず。最終回、1死1、2塁からパスポールで2塁走者が3塁に走り、完全にセーフと思われたがアウトになったのが痛かった。拙守も響いた。
サンフロは2回、この回先頭の6番今田が安打で出塁、続く松尾が歩き、8番川添の安打で満塁とした1死後、1番末次の安打で1点先制。さらに敵失で2点追加。同点とされた4回には、敵失で出塁した9番立和田と四球で出塁した3番三村を4番内村、5番平井の連打で2点を挙げ再びリードを奪い、5回にも敵失から追加点を挙げた。
三村投手は8安打を浴びながら6つの三振を奪うなど力で抑えた。
旭化成は惜敗。3回、3番水島と4番金田の長短打で同点とし、5回には2番土屋の2塁打を足掛かりに1点を返した。2点を追う最終回には、1死1、2塁からパスポールで2塁走者風間が3塁を狙ったがアウトになり、その直後、9番黒山が安打を放っただけに惜しまれる。
先発の西井は8安打を浴びたが、自責点は1点のみだった。
サンフロ 三村
先制打を放った末次
〇野崎監督 言うことなし。久々の決勝T進出なので頑張る
〇三村 わたしは桐光学園ですから(記者が6月11日付の記事で『三村です。ボーイズリーグの日本代表、桐光学院です』と書いたことに対して。桐光学園は24日の神奈川県予選で、横浜創学館を下し5回戦へ)
●金田監督 エラー6個。出直しです
●風間 (投げるごとに調子を落としたのは仕事で疲れているためか、上司にいじめられているためか)いえ、いい上司です
旭化成リフォーム 西井
3三振の上司の太田(左)と、今日は1イニングだが好投した部下の風間
RBA日曜ブロック 決勝T最後の3チームはタイセイ、サンフロ、地所リアル
〝いやぁー、きついよ〟完投した三村(右)を迎えるサンフロンティア川添捕手
決勝トーナメントへタイセイ、サンフロンティア、三菱地所リアル-第28回RBA野球大会日曜ブロック5日目が7月24日、三郷サンケイグラウンドで3試合が行われ、ミサワホームにコールド勝ちしたタイセイ・ハウジー、旭化成リフォームをパワーで下したサンフロンティア不動産、東急不動産に圧勝した三菱地所リアルエステートサービスがそれぞれ決勝トーナメントに進出した。決勝T進出9チームがすべて決まった。
ミサワホーム(79⇒80) 3-10 タイセイ・ハウジー(83.5)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
タイセイ・ハウジー | 3 | 0 | 0 | 1 | 6 | 10 | ||||
ミサワホーム | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
(コールド)
旭化成リフォーム(83.5⇒82) 4-6 サンフロンティア不動産(82⇒83.5)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
サンフロンティア不動産 | 0 | 3 | 0 | 2 | 1 | 0 | 6 | |||
旭化成リフォーム | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 4 |
三菱地所リアルエステートサービス(80) 9-2 東急不動産(75⇒78)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東急不動産 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | ||||
三菱地所リアルエステートサービス | 7 | 0 | 1 | 0 | 1X |
9 |
(コールド)
日曜ブロック5日目 決勝Tへ残りの3つの座はどこに 記者の〝勝って〟予想。
第28回RBA野球大会日曜ブロック予選トーナメント5回戦の記者の独断と偏見によるどっちも〝勝って〟予想。勝ったほうが決勝T進出が決まり、敗れたほうは予選敗退が決まる。( )内の数字は記者のレーティング。
ミサワホーム(79⇒80)-タイセイ・ハウジー(83.5)
タイセイがやや優勢。エース貞池は復調するまでまだ時間がかかると見たが、左腕高橋が三井不動産戦で好投した。ここも先発と見た。打線は爆発力を秘める。相手をビビらせるため、身長190㎝、体重130キロの千葉英にお取りしない巨漢のラグビー全日本クラスのコーチを呼ぶかもしれない。
ミサワは完全に〝おじさんチーム〟から脱した。54歳の鉄人大野が投げるかどうか微妙だが、若手の怖いもの知らずの野田の先発だろう。野田は千葉英が何者か知らない。巨漢に恐れをなすか、真っ向勝負のストレートを投げるか、興味深い。
旭化成リフォーム(83.5⇒82)-サンフロンティア不動産(82⇒83.5)
大接戦。旭化成の風間がよかったのは初戦のみ。中2週で疲れがとれていれば好投もあるが、酷暑に耐えられるか。左腕の結城もいるが、全盛時には程遠いと見た。西井はどうした。いとお「菓子」の投球が見たいが…。打線はいいのか悪いのか…。
サンフロも強いのか弱いのかつかみづらいチームだが、末次-内村コンビは元気。ただ、風間や結城タイプは苦手だろうと読んだ。現役復帰に意欲を見せる二宮はどうしたのか。都市対抗が始まったが、「いすゞ」が休部して10数年が経過する。昔々話になってきた。二宮もこのまま忘れ去られるのか。ゴルフに転向したという話も聞いたが、本当だろうか。
三菱地所リアルエステートサービス(80)-東急不動産(75⇒78)
ともに一長一短があるチーム同士の対決。どちらに転んでも不思議でない。地所リアルは「フォークを投げる」という大阪桐蔭出の福井は単に肩書だけで生きるタイプと見た。フォークどころか匙を投げるのではないか。ひょっしたら爪楊枝でしかない存在かもしれない。真価が問われる一戦だ。大阪桐蔭は早々と予選敗退したいやなニュースもある。わが母校は2回戦を突破した。
しかし、プーチンにちっとも似てはいないが、確かに恐ろしい顔の寺田は元気。むきになって相手打線を抑えにかかるはずだ。
東急は高野の先発か。野村不動産パートナーズ戦では3回に4失点し、谷口にマウンドを譲っているが、ここは相手が強化している。どこまで踏ん張るか。ただ、打線は昨季より強化されていそうだ。新人も加入した。
記者は試合後の、勝ったら祝勝会、敗れたら残念会にそれぞれ突撃取材するつもりだ。記者はニュートラルだから気楽なものだ。
野村アーバン逆転勝ち 佐藤2ラン 最後は中川が決める 伊藤忠はリード守れず
2ランを放ち生還した佐藤(右)を迎える応援団長・木内
野村不動産アーバンネット(88) 4-3 伊藤忠ハウジング(85⇒87)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
伊藤忠ハウジング | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | |||
野村不動産アーバンネット | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | X | 4 |
(時間切れ)
野村不動産アーバンネットが接戦を制し、決勝T進出をもぎ取った。茂木が調子が悪い中で完投。初回の3失点を打線がカバーした。伊藤忠は初回にクリーンアップの連続安打で3点先取したものの、その後は攻めきれなかった。
野村は先発茂木が前週からひじの痛みを抱えており、本来の直球ではなかったが、変化球を織り交ぜて三振と凡打の山を築き、2回以降無失点で投げ切った。監督・本人とも「悪いなりに投げられるようになった」と評価する成長の投球だった。
打線も応えた。3点を追う初回裏、1番折笠が安打で出塁。続く佐藤が会心の2点弾。1点差に詰め寄ると、3回には先頭の佐藤が中前打し、盗塁と敵失で三進、4番吉本の安打で生還して同点に。そして5回、先頭中川が三塁手への強襲安打で出塁すると、2盗と進塁打で三進した2死後、暴投で逆転のホームを踏んだ。
伊藤忠は初回、4番渡邊の安打で先制。続いて5番神と6番森田の安打で2点を加えた。2回と4回に得点圏へ走者を進めるも、決定打が出ず。
○三根監督 ビハインドを感じず、浮足立たず、地に足を付けて戦えた。遊撃手が出られないなど不測の事態があった中での勝利に、若い選手が入って層が厚くなったと感じる。決勝Tはベスト4には行きたい
○茂木 調子は悪く、何回まで投げるかも決まっていなかった。初回に3点とられてしまったので、みんなが点を取ってくれるまでと思って投げ続けた。ひじは決勝Tまでに治します
○佐藤 クリーンアップにつなごうと左方向へ打ったら、いい感じのホームランに。久々です。塁に出ている時は常に走ることを考えている。昔はすべて成功だったのが、40歳の今は時々差されちゃうんですけどね。三塁では、内野ゴロなら何でも本塁に突っ込む気でした
●面髙監督 いい試合。先制は良かったが続かなかった。逆転は三塁手のグローブのはめ遅れが元。サードとしてあるまじき。2戦目ミサワホーム東京、3戦目三井不動産リアルティ、4戦目タウングループに勝ち、今季は強かった。紙一重で決勝Tを逃したが、来年頑張ります
●神 初回の打席(1死1・3塁)では、球が前へ飛んでくれました。投球は、ストライクが取れていたと思う。でも来年は投げません。1~2年後にまた投げます
暴投で生還する中川
中川を迎える木内
茂木
野村 佐藤
吉本の適時打で生還した佐藤
同点打を放った吉本
初回の先制攻撃にご満悦の伊藤忠ハウジング面高監督
伊藤忠ハウジング 神
初回、2番大倉・3番篠原・4番渡邊のホームイン
来年頑張るぞ! 面髙監督(右)と、監督が来年に期待する岡田
初陣タウングループ 竹下が決勝打 ドーム行くぞ 積水ハウス一歩及ばず
竹下の決勝打に沸くタウングループ ナイン
積水ハウス(82.5⇒83) 3-5 タウングループ(82⇒82.5)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
タウングループ | 0 | 1 | 2 | 2 | 0 | 5 | ||||
積水ハウス | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 |
(時間切れ)
初陣タウングループが接戦を制し、決勝T進出を決めた。5番竹下が決勝打を放った。仲村が完投。積水ハウスは横内ー小橋と繫いだが9人野球実らず。
2点先取されたタウングループは2回、2死から安打した7番丘健が敵失で生還し1点差とすると、2回には4番塚田の2塁打と丘健の適時打と敵失で逆転。さらに同点に追いつかれた4回には、この回先頭の1番平野の安打をきっかけに5番竹下の安打などで2点を挙げ再びリード。先発の仲村が完投。
積水ハウスは横内-小橋につないだが、一歩及ばず。
j〇丘監督 初参戦のため、対戦相手のデータがなく、苦しい戦いが続きました。選手全員、決勝の地「東京ドーム」へ行きたい思いが強いので、初陣ではありますが、狙いにいきたいと思います(選手としても1点目の起点となる安打を放った)
〇柿添キャプテン 決勝トーナメントもチームスローガンの「ノーサイン・フルスイング」で上位進出を目指します!(高出塁率とガッツ溢れるプレーでチームを牽引)
〇竹下 (前の打者が敬遠され満塁策を取られ)少し、いやだいぶイラッとしました。死んでも打って見返してやるとつもりで打席に立ちました。結果、決勝タイムリーとなり、チームの勝利に貢献することが出来ました。決勝トーナメントでも、暴れたいと思います(決勝打となる2点タイムリー)
決勝打を放った竹下
丘監督
仲村
早くもドーム行きのTシャツを作ったタウングループ
「野球は見るのは好きですね。RBA? 応援するのに遅れまして」タウングループ門脇副社長(不動産健保大会のタウングループBチームを応援していた)
積水ハウス横内(左)と肉離れでリタイアした堀田
長谷工グループ快勝 梅垣が快投 6年振り決勝T決める 足でハイムをかき回す
〝エースは俺だ、檜木、緩急だよ、緩急〟長谷工 梅垣
長谷工グループ(80⇒79) 5-0 セキスイハイム不動産(79⇒80)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
セキスイハイム不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
長谷工グループ | 1 | 2 | 1 | 1 | 0 | X | 5 |
(時間切れ)
長谷工グループが快勝。6年ぶりの決勝T進出を決めた。安打や四死球で出塁すると2盗、3盗などを決め、得点に結びつけるそつない攻撃を見せた。梅垣の変化球も冴えた。セキスイハイム不動産はエース井上の欠場が響いた。
長谷工は初回、2死から重山が内野安打で出塁すると、2盗、3盗を決め、悪送球の間に生還。2回も5番坪井、6番梅垣がそれぞれ四球、敵失で出塁すると盗塁と内野ゴロで生還。3回と4回にも同じような攻撃でそれぞれ1点を追加。梅垣は変化球が冴えた。
セキスイハイム不動産は3回、9番横尾、1番大畠の連打でチャンスを作ったが後続が断たれ、4回にも茂田が2塁打を放ったが得点できず。
〝一人でチャンスをつくり、一人で帰ってきたぞ〟重山
重山を迎える長谷工ナイン
〇原監督 守りの差だね
〇重山捕手 梅垣? 調子がいいというより相手が悪球に手を出してくれた
●茂山監督 先発は井上を予定していたが、朝の6時まで飲んでいたようだ。以来、音信不通。あいつは戦力外通告だ(井上は井上で、みんなに足を引っ張られやる気をなくしたのかもしれない。とにかく穏便な措置を)俺? 俺は2ベースだぞ、タイムリーエラーだぞ。まあしかし、4試合できるチームになってきた
セキスイハイム不動産 合田
茂山監督
予選を通じ活躍した1番大畠
中央ビル管理 参加5年目で初の決勝T進出 清川が完投 ナイスを粉砕
中央ビル管理 清川
ナイス(83.5⇒82) 2-18 中央ビル管理(78⇒81)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
中央ビル管理 | 2 | 4 | 2 | 0 | 0 | 10 | 18 | |||
ナイス | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
予選2日目で戦ったチーム同士の再戦は、中央ビル管理がナイスに雪辱。前回、2度のタイブレークの末、1-2で惜敗した憂さを晴らした、大会参加5年目にして初の決勝T進出を決めた。ナイスは投壊。
中央ビル管理は初回、先発の芦沢を攻め、2番藤田と3番伊藤兄の連打と敵失で2点先制して勢いに乗り、2回には9番尾花、1番清川、3番伊藤の3本の安打に四球を挟み4点追加。3回にも6番奥田、7番仲村、9番尾花の安打をからめさらに2点を加点して突き放した。3回途中から登板した山本が6回途中から肩痛で降板すると、3番手の村尾から大量10点を奪った。清川は2失点完投。
ナイスは完敗。連投の芦沢、肩痛を抱える山本は明らかに疲れていた。序盤の大量失点に打線も沈黙。
伊藤兄(左)と伊藤弟
〇野村監督 先発の投手を叩くことをずっと考えてきた
〇伊藤兄 2安打2打点ですよ。3盗塁ですよ
〇伊藤弟 先制点ですよ。野村監督の采配のお陰てすよ
●城戸監督 前回、延長サドンデスで何とか勝った中央ビル管理なので、楽な試合にはならないと思っておりましたが、このような大差で負けるとは想像しておりませんでした。中央ビル管理は若く、勢いも元気もあり、とてもいいチームです。決勝トーナメントを勝ち進んで頂きたいと思います。弊社は、今参加しているメンバーはほぼ全員高校野球経験者で、若手も多く、チーム力もかなり上がったと思っておりましたが、全体のレベルが上がったのでしょう、簡単には勝てないと痛感しました。日々の努力と、相手に勝る気迫が必要でしょう。また今年もD3カップがあるとお聞きしておりますので、そちらに目標を切り替えてやっていきます(いかにも城戸監督らしいコメント。個々の選手がこの日の敗戦をどう受けとめるか。仲良しこよしのチームでいいのか、それとももっと高いレベルを目指すのか)
試合後グラウンドを1周する左から城戸監督、山本、芦沢
◇ ◆ ◇
中央ビル管理が過去4年間で勝ったのは参加初戦の第24回大会で戦った三菱地所ホームを乱打戦の末10-9で下したのと、第26回大会で日神不動産に10-9で辛勝した2回のみ。通算成績は2勝10敗。負けた試合はラグビーのように大量失点を喫していた。日神不動産に10-9で勝利したとき、「記者はよく知らないが、こういう試合を締まらないという意味で〝ルーズヴェルトベースボール〟と呼ぶのだろう」とまで書いているほど、いつも締まらない試合ばかりやっていた。
そんな〝出ると負け〟を繰り返していたチームが水曜ブロックで中位以上の力があるナイスを粉砕した。
なぜ強くなったのか。過去の成績を調べてみた。初参加したときのメンバーで今も名を連ねているのは野村監督と伊藤兄弟のみだ。ほかはほとんど入れ替わっている。劇的に変わったのは昨年、一条工務店と〝RBA最弱チーム〟決定戦を行った時であるのが分かった。このとき、清川と藤田がバッテリーを組んで一条にコールド勝ちしている。
そして今年は18歳の新人乾なども加入した。各選手はまるで高校球児のように全力疾走し、大量リードしているにもかかわらず1塁ベースに頭から突っ込む選手もいた。ナイスはそんな勢いに飲まれた。
決勝Tに進んだ16チームの中で上位にランクすることはできないが(というより試合をほとんど見ていないので、本当に強いのか弱いのかわからないのだ)、何よりも勢いがある。同僚のポラスもエイブルを倒し決勝T進出を決めた。無視できない存在になってきた。
藤田(左)と清川
仲村
RBA最弱チーム決定戦 初日 中央ビル管理が一条にコールド勝ち(2015/11/11)
オークラヤ住宅 コールド勝ち 小森が1失点完投 東急ホームズ敗退
好投の小森を迎えるオークラヤ住宅ナイン
東急ホームズ(77) 1-12 オークラヤ住宅(82⇒81)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
オークラヤ住宅 | 0 | 2 | 1 | 4 | 5 | 12 | ||||
東急ホームズ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
(コールド)
オークラヤ住宅がコールド勝ち肩痛を抱える小森が1失点完投。東急ホームズは完敗。予選突破はならなかった。
オークラヤは2回、無死から2つの四球で好機を作り、7番大川の適時打でまず1点。3回にはエラーと3番丸山の安打で1点追加。4、5回にも四死球と敵失をからめ着々と加点。相手の息の根を止めた。
先発の小森は余裕の完投。
東急ホームズは5回、3番佐藤、4番大場、5番廣池の3連打で1点奪うのがやっと。
〇大川 6年目にして2本目の安打が決勝点
大川
東急ホームズ 佐藤
〝俺はもう52歳だぞ〟田口
〝俺の口撃は全く通用しなかった〟稲木