RBA OFFICIAL
 

IMG_3001.jpg
強烈な風と砂塵に見舞われ試合はしばしば中断された 

 諸行無常、敵の敵は味方、今日の友は明日の敵-第30回RBA野球大会日曜ブロック2日目が7月1日、三郷・サンケイグラウンドで10試合が行われ、昨年の覇者・三井不動産レジデンシャルと準優勝の三井不動産が敗れ、常勝軍団のケン・コーポレーションが2連敗で予選敗退するなど〝3強〟が総崩れ。FIFAワールドカップを上回るジャイアントキリング続出の予測不能の〝下剋上〟の一寸先は闇の状況を呈してきた。

 梅雨が明けたらと思ったらだしぬけに灼熱の太陽が容赦ない熱波を浴びせかけるのは自明の理、そんなことに気勢をそがれるRBAではないが、この日は何の恨みがあって三郷・サンケイグラウンドを標的にしたのか、台風7号と太平洋高気圧が結束して、過去30年間経験したことがない苛烈な熱風と砂塵が襲った。

 今から思うと〝お前たちは頭がいい〟と脱帽するしかないのだが、荒川の土手に生息するカラスやスズメは自然界のそんな意図を事前に察知したのか息をひそめていたのに、わがRBA野球選手は〝たかが野球〟をかなぐり捨て〝生か死か〟〝いま、ここ、あなた〟しか眼中にないような無謀な戦いを挑んだ。 

 結果、あらゆるこの世に生きる動植物が吐き出す糞尿はもちろん善も悪も清も濁も一緒くたにした極めて粘着質に富んだ〝運氣(うんちか)〟が口と言わず目といわず鼻と言わず耳と言わず、女性の胸元やスカートの中にまで容赦なく浸入し、洗ってもこすっても落ちないお肌が曲がり角の年増女のシミのようにまとわりつき、悪臭を放つわが老人班のような悪魔をだれが味方につけたのか敵に回したのか現段階では判然としないのだが、とにもかくにも、昨年の覇者・三井不動産レジデンシャルを東京建物が、準優勝の三井不動産を三菱地所リアルが、さらに常勝のケン・コーポレーションを鹿島建設がそれぞれ倒したのは事実だ。

 敗れたケンコーポ田辺監督は「わたしの責任」と引責辞任をほのめかし、7回21人斬りのノーヒット・ノーランを達成したばかりの56歳のミサワホーム鉄人大野は試合後「今日限りで引退する」とそれぞれ息をつまらせた。

 さらにまた、真正面に酷熱の夏の日差しを受けると同時に、背中にはひやりとした晩秋の気配すら漂う予選敗退と言う厳しい宣告を受けたケンコーポ、三菱地所、大成有楽不動産、アズ企画設計、タカラレーベン、明和地所の6チームが風と共に去った。

 エース上松が肘痛で投げられず前夜に急きょ投げることになった入社して11年間、一度も欠席などしたことがないケンコーポの矢澤は力投空しく敗戦投手となり、「これからの日曜日を俺はどう過ごしたらいいのか」とぼそりとつぶやいた。ああ無常(無情か)( )内の数字は記者のレーティング。

三井不動産(84⇒862-3 三菱地所リアル(79⇒82

  1 2 3 4     合 計
三井不動産 0 0 0        
三菱地所リアルエステートサービス        

  (時間切れ) 

東京建物(845-3 三井不動産レジデンシャル(90

  1 2 3 4     合 計
東京建物 0    
三井不動産レジデンシャル    

  

ケン・コーポレーション(88⇒871-4 鹿島建設(84.5

  1 2 3 4     合 計
ケン・コーポレーション 0 0      
鹿島建設      

  (時間切れ) 

安田不動産(72〇不戦勝● 明和地所(70⇒68

  1 2 3 4     合 計
安田不動産 0 0 0 0    
明和地所 0    

 

ポラスグループ(79⇒808-1 東急不動産(72⇒75

  1 2 3 4     合 計
ポラスグループ        
東急不動産 0        

  (コールド) 

三井不動産レジリース(805-7 野村不動産(78⇒80

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャルリース      
野村不動産      

  (時間切れ) 

三井不動産レジサービス(76⇒784-3 三菱地所(84⇒81

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャルサービス 0 0        
三菱地所 0        

  (時間切れ) 

タカラレーベン(81⇒804-21 JR西日本プロパティーズ(85

  1 2 3 4     合 計
タカラレーベン 0          
JR西日本プロパティーズ(Jプロ) 11           21

  (時間切れ) 

清水建設(87⇒88〇不戦勝● 日本駐車場開発(75⇒78

  1 2 3 4     合 計
清水建設 0 0 0    
日本駐車場開発 0    

 

サンフロンティア不動産(82.515-1 ミサワホーム(83⇒84

  1 2 3 4     合 計
サンフロンティア不動産         15
ミサワホーム 0        

  (コールド) 

大成有楽不動産(83⇒800-23 メイクス(82

  1 2 3 4     合 計
大成有楽不動産 0 0 0         0
メイクス         23

  (コールド) 

アズ企画設計(79⇒760-10 タイセイ・ハウジー(87

  1 2 3 4     合 計
アズ企画設計 0 0 0         0
タイセイ・ハウジー         10

  (コールド) 

IMG_2901.jpg
〝俺の夏は梅雨明けとともに終わった〟三郷の何の価値もない糞尿まみれの砂をかき集める三菱地所・青地

IMG_2921.jpg
〝フレー、フレー 三菱地所〟砂塵にかき消された空しい三菱地所の応援団長・鈴木崇

青山メイン逆転勝ち 北野新監督 投打に活躍 三菱地所 早大応援団長出身 葬送歌?(2017/7/23)

 

 

 第30回RBA野球大会日曜ブロック予選2日目が6月24日(日)、三郷サンケイグラウンドで12試合が行われる。例によって記者の〝どっちも勝って〟予想。( )内の⇒印は1回戦の戦いぶりを考慮した修正。

◇       ◆     ◇

三井不動産(84⇒86)-三菱地所リアル(79⇒82)

 三井は前回、相手がケンコーポだったからだろうが、相澤が先発してほぼ完ぺきに抑えた。今回は登板回避すると話した。浅井が先発する模様だ。これが本当なら、地所リアルにもチャンスがあるとみた。ただ、フーチン寺田は肩痛があり、連投がきくか。栗山の先発もありうる。

 三井は東大ベストナイン楠田が前試合はいいところがなかったが、他の新人もいる。やや優勢。

東京建物(84)-三井不動産レジデンシャル(90)

 前大会初優勝のゆるみがなければ、三井レジが優勢。エース吉田が先発するはずだが、新人の染野もありうる。汚名を雪ぐか、恥の上塗り、赤恥となるか見ものだ。

 東建は河越が投げれば、最少失点に持ち込める。打線がカギだが、吉田が投げたらお手上げ。染野の乱調にかけよう。

ケン・コーポレーション(88⇒87)-鹿島建設(84.5)

 ケンコーポがやや優勢だが、上松がやや心配。ストレートに威力がなかった。めったに欠場などしなかった田辺監督も私用で欠場した。

 鹿島は黒星スタート。ケンコーポも同様だが、あとがなくなった。ベストメンバーで臨めば勝ち目はあるが…。

安田不動産(72)-明和地所(70⇒68)

 安田がやや優勢。2連敗で予選敗退の危機を乗り切るか。ただ、全回投げた森の連投がきくか。J .J .藤岡にも注目。

 明和は初戦、選手が揃わず不戦敗。安田相手なら勝てると読んで、必勝態勢で臨むか。

ポラスグループ(79⇒80)-東急不動産(72⇒75)

 期せずして〝アラフィフ〟対決となった。1対3で数の上で優勢のポラスがやや上位とみた。中1週間で疲れが取れていればだが、前回頑張った〝アラフィフ〟トリオが元気。エース折笠も打たれはしたが、前回は1試合をこなしてからの登板だった。健在だ。

 東急の48歳谷口は連投が利くのか。無理だとあとは投げる投手がいない。試合を投げるか。「こんなもんじゃない」-前試合3失策の樽本が頑張るか。ひょっとしたら、今回もまた最悪のグラウンドではないか。

三井不動産レジリース(80)-野村不動産(78⇒80)

RBA野球 三井不レジリースに元ヤクルト土肥投手 西武・土肥コーチのはとこ(2018/5/13)

 レーティングが同数となった。勝敗は混とん。一寸先は闇だ。野村は松崎常務が元気。増田も調子がいいようだ。〝プラウド〟担当はいなかったが、美女軍団が大挙駆け付けた。ここは負けられない。

 三井レジリースは、西武・土肥コーチのはとこ、元ヤクルトの土肥投手が加入した。1軍の経験は少ないが、軟式に慣れていれば、赤子の手をひねるように相手をねじ伏せるか。エース佐藤だって野村が相手なら最少失点に抑える力がある。

三井不動産レジサービス(76⇒78)- 三菱地所(84⇒81)

 初戦の三菱地所は情けなかった。まさか48歳の東急・谷口に完投を許すとは。格下げが足りないかもしれない。ただ、打線はそこそこ打った。つながりが悪かっただけで、組み替えれば勝機は生まれる。

 逆に、三井レジサービスは好投手・折笠から5得点。総会は大丈夫なのか。打撃戦に持ち込めればチャンスあり。相手はコロンビアほどもない。

タカラレーベン(81⇒80)-菱重プロパティーズ(85)

 菱重プロパティーズが優勢。初戦は完敗したが、エース佐藤の出来は悪くない。補強した重工神戸、名古屋の選手も出場して必勝態勢で臨むはず。だからと言って、司ちゃん!格下相手に再起不能の一撃だけは加えないでくれ。

 タカラは底が割れたとまでは言わないが、底が知れた。DeNA13勝の小林が投げられず、レディ・ガガの応援も期待できないとなれば、すごすごと2連敗で予選敗退か。新調したユニフォームはお披露目するだけで終わってしまうのか。見るべきところがないようだから、今度、マンションを見に行こう。

清水建設(87⇒88)-日本駐車場開発(75⇒78)

 レーティング差が10点もある。ここは清水が優勢。先発が田村でも治下でも抑えられる。大城は登板機会が与えられるのか。

 日駐は初戦、2年ぶり復帰の石郷岡が好投したが、ここは相手が悪い。対コロンビアのような大番狂わせは期待薄とみた。しかし、チームは元気を盛り返しつつある。木田監督!娘のバレーリハーサルもいいが、ここは次につながる采配を揮ってくれ。

サンフロンティア不動産(82.5)-ミサワホーム(83⇒84)

 大接戦。レーティングはミサワが上位だが、さすがに56歳のノーヒットノーラン男・鉄人大野の連投はきかない。誰が投げるのか。

 サンフロンティア不動産の投手難は解消されていないが、打撃は破壊力を秘める。ミサワの投手陣を粉砕しても驚かない。

大成有楽不動産(83⇒80)-メイクス(82)

 メイクスがやや優勢と見た。初戦は橋本投手が欠場したが、ここは負けたらおしまい。背水の陣で臨むはず。打線が弱いだけに自分が抑えるしかない。

 大成有楽は、初戦が清水とはいえ、負け方がひどい。阿部の肩痛は癒えているはずだが、あの酒乱じゃない守乱では頭が痛くなるのはよくわかる。しかし、阿部!味方がどれほど拙守をさらけ出そうと投げ切るのがエースだ。今度の相手打線はたいしたたことない。スピードで押し切ってやれ。ムキは禁物。

 打線はMAX145キロの橋本を打てるか。昨年の橋本はコントロールを乱す場面がしばしばあった。付け入るスキはあるとみた。どらやきのようなポッコリお腹の佐藤に期待したい。マンション商品企画の片鱗をみせてくれ。

アズ企画設計(79⇒76)-タイセイ・ハウジー(87)

 タイセイ・ハウジーが優勢。初戦は青山メインランド小松崎の好投に屈したが、エース高橋の調子は悪くなかった。兄は慶事で欠場したが、野呂弟は存在感を示した。野呂兄弟が千葉兄弟から主役の座を奪い、世代交代をアピールする絶好の機会到来だ。

 アズ企画は人気先行が分かった。いかに鉄人とはいえ56歳のミサワ大野に7回21人の準完全のノーヒット・ノーランに抑えられるとは。2回だったか、3回だったか、下位打線がわずか4球で討ち取られた。これはないぞ。若手だろうが年寄りだろうが、相手投手にたくさん球を投げさせるのが野球のイロハ。「三文の徳」は早起きであって、早打ちでは断じてない。

 

 第30回RBA野球大会水曜ブロック予選2日目が6月20日(水)、大宮健保グラウンドで16試合が行われる。例によって、記者の〝どっちも勝って〟予想。

 レーティング(格付け)は、投手力、攻撃力、守備力などを総合評価し、90点台が4強クラス、80点の後半が8強、80点台が決勝トーナメント進出クラス。( )内がレーティング。

◇      ◆     ◇

一条工務店(84)-住宅情報館(79)

 住宅情報館の戦力がいま一つ分からないが、取材の範囲内では急造チームなだけにどこまで。千葉ロッテの公式スポンサーになっていたこともあるように、社長さんは野球好き。

 しかし、初参加で初戦を突破するのは相当の力がないと難しい。ここは一条工務店が優勢。防衛大卒の池本が先発しそうで、最少失点に抑えるか。ただ、ここも打撃に不安があり、ロースコアになった場合はどちらに転ぶか分からない。

長谷工グループ(81)-積水ハウス京葉(79)

 レーティングは積水京葉がやや上で、優勢とみたが逆転の目もありうる。前回の積水京葉の試合は見ていないが、ロッテドラフト1位の木村はどうしたのか。生田も欠場した。不安がぬぐえない。

 長谷工はやる気十分と見た。バーチャル年俸にチームのだれも入っていないのが不満のようだ。ここで相手を一蹴したら1億円プレーヤーが誕生するかもしれない。梅垣が頑張るか。大谷の奥さんは来ないだろう。もう子離れしてもいいはずだが。

ミサワホーム東京(86)-三菱UFJ不動産販売(71)

 ミサワ東京が優勢だが、古市はどうしたのか。前試合では途中降板した。減量してスタミナが落ちたのか。連投が利かないとなるとピンチ。

 三菱UFJ不は、チームが崩壊したかと思ったが、どうしてどうしてそこそこ戦える戦力を維持している。マスコット木下は最初の2打席は三振したが、三打席目では敬遠気味の四球を選んだ。一発逆転のシーンを演出した。とりあえず育成並みの年俸150万円からは回避できた。しかし、後がない。

東急ホームズ(76)-ナイス(83)

 ナイスがやや優勢。前試合は不甲斐なかった。そのショックが尾を引いていなければいいが。

 東急ホームズは田口が元気だが、稲木は偉くなったのか、試合に出てこない。野球を優先するため仕事のスケジュールを変更するまでの立場には出世していないようだ。負ければおしまいだぞ。

トラバース(91)-ケイアイスター不動産(82.5)

 トラバースは間違いなく強い。実績がないのでレーティングは91にとどめたが、ひょっとしたら旭化成ホームズと互角に戦うかもしれない。元西武の梅田はさすが。西武の打者の伝統だが、振り切るから詰まってもヒットになる。ケイアイスター不動産の浅見あたりでは抑えるのは容易でない。先発は平野ではないと読んだ。平野はRBAのクラスがどの程度か分かったはずだ。記者は元西武の前川がせんぱつしてほしいが…。

 そのケイアイスターには新人の投手が入った模様だが、並みの投手では滅多打ちに遭うか。心配のほうが先に立つ。もしひらのが先発したら〝貧打〟が身上のケイアイスターじゃまず打てない。空振りの山を築く。

 だがし、しかし、平野はコントロールに苦しんだ。狙い打たれたら危ない。平野クラスのスライダーを投げる投手はRBAにたくさんいる。旭化成ホームズ今野や三井の相澤の全盛時はもっと球が速く鋭く曲がった。

伊藤忠ハウジング(85.5)-三井不動産リアルティ(83)

 接戦。レーティングは伊藤忠ハウジングが上位だが、このチームは成績にムラがある。ベストメンバーで臨めば勝機は高まるが、そうでない場合は、逆の目が出る。

 三井不動産リアルティはリストに逆転勝ちして勢いがある。新マスコット〝清水談〟がいい。伊藤忠を蹴散らしても全然驚かない。安西監督と面高監督は年齢が近いはず。どちらの〝口撃力〟が勝るかも見ものだ。こちらは互角とみたが。

東京建物不動産販売(72)-エイブル(85.5)

 エイブルが優勢。トラバースには完敗したがケンコーポから移籍した小笠原はよく投げた。やや太ったような気がしたが、うまさも増した。ここは軽く相手をひねる。ひょっとしたら先のことを考えて斎藤あたりが先発するか。それとも田口か。

 東建不販は昨年よりさらに戦力ダウンした。今日は70年定借の「三鷹」を見学したが、いいマンションだ。担当者はいないのか。

リスト(84)-ナミキ(74)

IMG_1610.jpg
渡邊美穂さん

 勝敗はどうでもいい。ナミキの女性選手、渡邊美穂さんが主役だ。あとはナミキの選手もリストの選手も倉持監督もただの引き立て役だ。

 リストの投手はだれでもいいが、間違っても死球など与えるな。即退場だぞ。美穂さんはソフトの経験があるというから、特別ルールで下手投げはどうか。野球では下手投げはボークになるのか。

 ひょっとしたら、新人の左腕も舟山も杉山も海藤だってホームページの写真をチェックし、今晩は興奮のあまり眠れないのではないか。倉持監督も腰を抜かすかもしれない。

 頑張れ、美穂さん。三振してもいい。敗退してもいい。とにかく試合に出てくれ。

ミサワホーム神奈川(87)-住友林業(88.5)

 好勝負必至。どちらが優勝戦線に絡むかを占う意味でも見逃せない一戦だ。住林は石井が昨年の悔しさをばねに、糧にしていたらもっと強くなる。あの悔し涙を記者は忘れない。

 ミサワ神奈川も元気だ。相棒のミサワ東京より強いのではないか。牛タンはまた投げるのか。相手は前回より数倍強くなっているぞ。

セキスイハイム不動産 千葉(77)-旭化成ホームズ(93)

 旭化成ホームズはくじ運に恵まれたというより気の毒だ。先発は今野でも平山でもなく、沼座だろう。

 セキスイハイムは相手に不足はない。当たって砕けろ。砕け散って霧として消えるか。本望のはずだ。

住友不動産販売(87)-日神不動産(68)

 住友販売はまさか、今回を見込んでエース伊藤は登板開始したのではあるまい。前田兄弟の弟が投げるか。

 日神は、58歳津端の最年長勝利投手の夢は来年に持ち越しとなりそう。

積和不動産(72)-大和ハウス工業(80)

 大和ハウス工業がやや優勢。前回は相手が悪かった。積和の試合は見ていないが、昨年からの変わり身はみられないと読んだ。

 大和ハウスは新人の投手が投げるはず。それとも上原か。

ちばリハウス(78)-みずほ不動産販売(80)

 どっちに転んでもおかしくない。大接戦。ちばリは篠原が連投するのか。みずほはエース丸山か。

スターツ(84)-三菱地所ハウスネット(84)

 レーティングが同数の84となった。スターツにはMAX147キロの独立BCリーグの武蔵ヒートベアーズの久保田啓介投手(24)が加入した。ここで先発するか、それともエース井原か。久保田は分からないが、井原が絶好調ならハウスネットを抑える力があると見た。しかし、打線が弱いので、相手の投手を打てるかどうか。

 ハウスネットはここが試金石。久保田、井原を攻略するようだと8強以上が狙える。打線は下村、森がいい。決勝打を放った佐々木もいい打者だ。打線はハウスネットが上と見た。久保田や井原に手も足も出なかったら、この前のように女性応援団を大量に送り込み、「久保田さーん、井原さーん、かわいいー」と三半規管を揺さぶってやれ。コントロールを乱し、支離滅裂になるかもしれない。味方の打者が腰砕けになるリスクはあるが、やってみる価値はある。

三菱地所ホーム(70)-パナソニックホームズ(76)

 どちらが先に消えるか。みものだ。パナソニックは新エース柳沢が先発か。日大アメフトの斎藤も出場するはず。

 地所ホームは前試合で先発した肩に6本のボトルじゃなかったボルトが入っているというアームレスリングの投手がなげられれば面白い。相手の強打者と言えばオコエ改めラブラブボクサー藤代か、スイマー細見くらいだ。斎藤は当たれば飛ぶが、何しろ日大アメフトだ。アームレスリングなら組み伏せる。ラブラブ藤代は一発かます力を秘めている。なめてかかると危険だ。

積水ハウス神奈川(91)-東京セキスイハイム東京(78)

 積水神奈川は水曜ブロック優勝を逸し、前回も初戦で初陣に敗れたショックから立ち直れているか。ここは相手は格下でもエース工藤が必勝態勢で臨むか。それとも若佐が汚名返上とばかり先発するか。記者個人的には、若佐は守備と打撃に専心して、あの華麗なプレーを見せてほしい。投手はあと1枚整備しないと、水曜も総合も今年も優勝は難しいと見た。

 東京セキスイハイムは前回敗れはしたが、新人の日大硬式出身の渡邊投手はいい。若佐やゴジラ斉藤、熊倉を抑えるのは容易ではないが、コントロールを間違えなければおさえるかもしれない。間違っても力任せのストレートを投げてはいけない。

 

 レーティング上位チームが勝つ確率がほぼ70%台を確保するという、競馬予想の的中率をはるかに上回る、格付け付与能力の高さを証明している記者の独断と偏見による第30回RBA野球大会水曜ブロックの第2次レーティングを発表する。チーム名、レーティング、コメントの順。レーティング80が予選突破の目安。

※レーティングは予告なく修正する。()内は昨年のレーティング。赤字は前回よりアップ、青はダウン。チーム名〇は初参加、△は復帰

チーム       前回 ⇒今回 コメント

旭化成ホームズ   93(91)⇒93   総合V、文句なし。強い

積水ハウス神奈川  92(92)⇒91   工藤一人の投手陣不安増大

野村アーバン    91(90)⇒91   中川が復活、1点加点

〇トラバース    84(-)⇒91   〝プロ一人〟壁跳ね返すか。上昇

住友林業      88.5(87)⇒88.5  昨年の憂さ晴らすか

住友不動産販売   88(87.5)⇒87  選手揃えば強い。脆さも同居

ミサワホーム神奈川 87(86.5)⇒87  大沼の二刀流は?

オープンハウス   87(85)⇒87   補強は本当か。本気出せば強い

ミサワホーム東京  87(86)⇒86   古市に不安。1点ダウン

ポラス       85 (83.5)⇒86  チーム合併。岩瀬踏ん張り加点

伊藤忠ハウジング  85.5(85)⇒85.5  決め手に欠ける

東急リバブル    85(84.5)⇒85.5  大見副本部長昇格に0.5点

エイブル      83(86)⇒85.5   ケン小笠原加入。2点加点

一条工務店     83.5(83)⇒84  誰が核になるのか。打線カギ

タウングループ   83(82.5)⇒84  坂本が絶好調。1点加点

スターツコーポ   84(83.5)⇒84  補強本物ならさらに上位

リストグループ   86(85)⇒84   投手難解消できず、不安拡大

〇地所ハウスネット 81(-)⇒84   予選突破の力あり。3点加点

△ミニミニ     79(-)⇒84   菅井が完全試合。5点アップ

ナイス       84(82)⇒83   小暮社長就任ご祝儀だが…

三井リアルティ   82(81.5)⇒83  新アイドル誕生。1点加点

ケイアイスター不  82.5(82)⇒82.5 浅見一人の投手陣では

オークラヤ住宅   81(83)⇒81   小森退任の影響少ない

長谷工グループ   81(80)⇒81    業績は絶好調 1点加点

みずほ不動産販売  80(80)⇒80   情報ないがムードはいいはず

大和ハウス工業   79(78)⇒80   昨年よりアップ。1点加点

グローバル住販   79(78)⇒81   谷繁の息子加入。2点加点

住宅情報館     79(-)⇒79  予選突破は微妙とみたが…

積水ハウス京葉支店 79(80)⇒79  変わり身なし

東京セキスイハイム 75(79)⇒78  新人投手加入。3点加点

ちばリハウス    77(78)⇒78  不惑・篠原が元気。1点加点

セキスイハイム千葉 79(79)⇒77  井上投手が不調。2点ダウン

パナソニック    78(77)⇒76  若手欠場。2点ダウン

東急ホームズ    77(77.2)⇒76 RBAの光 稲木どこまで

ナミキ       73(78)⇒74  伊藤美穂に期待。1点加点

東京建物不動産販  75(78)⇒72  加覧も歳か…さらにダウン

積和不動産     73(77)⇒72  本業は伸びるが…ダウン

三菱UFJ不動産販売 70(79.3)⇒71 意外と戦える。1点加点

三菱地所ホーム   69(71)⇒70  前試合健闘。1点加点

日神不動産     66(67)⇒68  最弱チーム独走だか2点加点

 

 

IMG_1923.jpg
〝プーチンの怖さを知らないか〟寺田

三菱地所リアル(79) 5-4 鹿島建設(84.5)

  1 2 3 4     合 計
三菱地所リアルエステートサービス 0        
鹿島建設 0        

  (時間切れ)

 トランプでも金正恩(キム・ジョンウン)でもないFIFAワールドカップのロシア・プーチン寺田だ-わがサッカー日本代表の下馬評と同様、圧倒的な〝格下〟ランキングの三菱地所リアルエステートサービスが〝格上〟鹿島建設を競り落とした。プーチン寺田が奮闘(投)。鬼より怖いボス(岡野監督)が不在のなか、選手は解き放たれたかごの鳥のごとく、天空を舞った。1番木下が本塁打を含む大活躍。

 鹿島は、グラウンド状態が最悪の新人・桑山が守る三塁ゴロ攻めにあい守勢一方。あと一歩及ばなかった。早くも予選敗退のピンチに立たされた。

IMG_1933.jpg
鹿島・古和投手

IMG_1926.jpg
このさわやかな青年はだれだったか

IMG_1928.jpg IMG_1932.jpg
服部(左)と伊藤

IMG_1953.jpg
誰だ!橋本か

IMG_1914.jpg
〝みんなボスみたい〟

◇       ◆     ◇

 兵庫出身の鹿島・田中に関西弁を教わった。以下の通り。

・京都弁 なにしてはるのん?

・大阪弁 なにしてん?

・兵庫弁 なにしとん?

IMG_1938.jpg
〝こらっ、お前たち、何しとんねん〟左端が田中(そんなに怒らんでもええやんか=三重・伊勢の言葉)

IMG_1961.jpg
〝量より質よ〟鹿島の応援団

 

IMG_1991.jpg IMG_1995.jpg
〝野村プライド〟だ(プラウド担当者はいないが、再開発、物流倉庫、オフィス、チアリーダーと多彩)

タカラレーベン(81) 2-10 野村不動産(78)

  1 2 3 4     合 計
タカラレーベン 0        
野村不動産 0         10

  (コールド)  

IMG_1997.jpg
増田

 野村不動産が大量10点を挙げ、復帰2年目で初得点、初勝利の美酒を堪能した。大挙押し掛けた美女軍団の期待に応えた。3番DHの53歳の超鈍足松崎常務の成績は不明だが、初回、見逃し三振し、「球が白く、見えなかった」と白内障状態であることを露呈した。増田投手が好投した模様。

 14年目復帰のタカラレーベンは惨敗。DeNA13勝の小林を所用で欠き元気なし。手島常務(44)も松崎常務といい勝負。初回に凡退すると「俺の役割は終わった」とすごすごとベンチに下がった。一回りくらい年下の奥さんと、色白の今が旬のクチナシの花のようなマネージャーだけが目立った。レディ・ガガの応援は絶望的だという。

IMG_2091.jpg
3ランを放った野村・篠か

IMG_2015.jpg
初回1点先取、ムードは最高だったが…タカラレーベン

IMG_2016.jpg
〝おれが出ていた頃よりレベルが全然違う〟手島

IMG_2002.jpg
〝わたしは5年生〟44歳手島のご家族(奥さんは元社員とか)

IMG_1987.jpg
タカラレーベンのマネージャー

IMG_2271.jpg
〝おい、おい、何を撮ってんだ〟(本間監督は絵になるんです。みんなの股間から)

大成有楽不動産(83) 1-14 清水建設(87)

  1 2 3 4     合 計
大成有楽不動産 0 0 0        
清水建設 12         14

  (コールド) 

 清水建設が圧勝。相手の拙守に付け込み大量14点を奪った。治下が4回を無難に投げた。抑えで登板した大城は相変わらずのノーコンで途中降板。大成有楽不動産は守乱で自滅。

〇本間監督 課題が残った

〇岩崎右翼手 RBAは初。関西から異動。26歳(ライトゴロを2つ完成)

●ナイン 今日は50代が中心。動けない

IMG_2267.jpg IMG_2273.jpg IMG_2274.jpg
左から岩崎、田村大(弟)、今野か

IMG_2176.jpg
阿部

ショート定位置前レフト前安打許す

 大成有楽はよく戦った。阿部はよく投げた。みんな必死で守った。称賛に値する球史に残る珍プレーも披露した。

 大量12点を奪われたときのワンシーン。清水の打者は誰だったか。高く打ち上げた飛球は地球引力の法則に順応してきれいな放物線を描いて内野のどこかに落ちるはずだった。内野手は誰も反応しなかった。

 と、どうしたことか。敵も味方も唖然とする中、石貫左翼手が何を勘違いしたのか、ホームにはかなり遠いのにホームスチールを敢行するかのように猛然と突っ込んでくるではないか。

 ややあって、石貫の意図が分かった。もちろん、左翼手がホームスチールするなんてありえない。素人でもわかる。石貫が飛球に飛び込んだ。半歩かコンマ何秒か及ばず、球のほうが早く地面にポトリと落ちた。その傍には景浦遊撃手が呆然とたたずんでいた。定位置とほとんど変わらなかった。故意落球では断じてない。公式記録員はいなかったが、多分、遊撃前の左翼前安打になったはずだ。阿部は天を仰いだ。

 その前、石貫は中堅の凡飛を横取りしようと突っ込んでヒットにした。

 「今日は50代が中心。コンデイションが悪い。動けない」大成有楽ナインがコメントを残した。

IMG_2199.jpg
〝こらっ、ちゃんと守れるゴロを打て〟景浦

IMG_2200.jpg
〝なんなんだ、このポッコリお腹〟佐藤

IMG_1876.jpg
〝おい、斉藤、遺恨試合にするつもりか〟のけぞる安田・岩間〝いえ、コントロールが悪いだけです〟

安田不動産(72)0-7 東京建物(84)

  1 2 3 4     合 計
安田不動産 0 0 0         0
東京建物 0        

  (コールド)

 初のみずほグルーブ対決となり、ひょっとしたら骨肉の血を血で洗う大乱戦になるかと期待したが、終わってみれば〝親戚同士〟の〝仲良しこよし〟の〝凡戦〟といったら失礼か。

 東京建物が安田不動産を下し、そそくさとグラウンドを後にした。河越は遺恨試合になるのを避けて登板回避したらしい。左腕の斎藤が完投した模様だ。鑑定士村部が一人蚊帳の外だったそうだ。安田の敗因は、森投手が自滅したためのようだ。

IMG_1867.jpg
斉藤(どこか大谷に似ていないか、それともDeNAの山口か)

●森 小久保は肩が痛いと言うので半年ぶりに投げた。3回までは完全。4回に僕のエラーから失点し、その次の回に6点取られ、無情にも審判からコールドの宣告を下された。北地さんは子育てに忙しいようで、出てくれればもっといい試合ができる。相手? 村部以外はみんな打った

 〝そうだ〟〝ようだ〟と全て伝聞・推測でしか書けないのが残念至極。

IMG_1882.jpg
東建の期待の新人・萬(左、日大三島)と谷口(広大、アメフトクォーターバック)

IMG_1880.jpg

春日部共栄に〝お試し〟1週間で戦力外  J.J.藤岡デビュー

IMG_1989 (2).jpg
J .J .藤岡

 RBAナンバーワンの西沢が関西異動になって何年か。長期低迷が続く安田不動産に久々にマスコットが誕生した。「春日部共栄の野球部に1週間ほどお試しで在籍し、実力の違いに打ちのめされ、自分から戦力外通告を下した」藤岡(26)だ。

 法大卒で、名前は藤岡純平。J .J .藤岡に命名した。

 この日は2番サードとして先発出場。初回、バントを決めた。2打数1安打。

IMG_2242.jpg
〝俺を忘れちゃいかんぞ〟石郷岡

日本駐車場開発(75) 5-1 メイクス(82)

  1 2 3 4     合 計
日本駐車場開発 0 0 0    
メイクス    

  (時間切れ) 

 日本駐車場開発が快勝。石郷岡が2年ぶりに復帰して1失点完投。木村が4打点の活躍。メイクスのMAX橋本は仕事で欠場。いいところがなかった。

〇藤原監督代行 木田監督? 娘のバレー(ボールではない)のリハーサルで欠場

〇石郷岡 2年振りです

〇ナイン 大沼? 故障者リスト入り。今季は絶望かも

●仙崎 来週は橋本も社長も大丈夫

●阿井投手 審判が辛かった

IMG_2212.jpg
〝大谷と一緒だ、俺は投げて打って4番だ〟石郷岡

IMG_2208.jpg
バントヒットの中道(左)と4打点の木村

IMG_2253.jpg
仙崎

IMG_2236.jpg
〝うまいのか下手なのか〟牧本 プロ並みの難しいセカンドゴロを捕ったまではよかったが、1塁に大暴投

◇       ◆     ◇

 日駐は、軟式に慣れたらしい橋本が相手なら惨敗するだろうと〝確信〟して駆け付けたら、その逆だった。マウンドに立っているのは誰だろう、新人かと思ったが、そうではなかった。参加当初投げていたあの石郷岡だった。気合十分で〝貧打〟ではあるがメイクス打線を抑えた。

 試合後のナインは関西弁を交え大はしゃぎ。

IMG_2252.jpg
藤原監督代行

IMG_2083.jpg
〝よくも賞味期限切れなどと言ってくれたな〟小松崎

菱重プロパティーズ(85) 0-7 青山メインランド(84)

  1 2 3 4     合 計
菱重プロパティーズ 0 0 0       0
青山メインランド 0 2x      

  (コールド) 

IMG_2028.jpg
絶好調に映ったが…佐藤

 青山メインランド小松崎が3安打完封。菱重プロパティーズは移籍した重工神戸の選手は授業参観で欠場。エース佐藤がまさかの7失点。

 青山メインは、戦前「俺が投げる」と予告先発していた津久井ではなく、エース小松崎。スリークォーターのフォームで相手強打線をほぼ完ぺきに抑えた。北野、津久井らの打線が佐藤を攻略した模様。

 菱重は完敗。関西に異動した茂木が仕事で出張。采配を揮ったが、散発3安打ではどうしようもなかった。

IMG_2087.jpg
〝えへへへ、俺は打撃で…〟津久井(あれは何だったんだ。賞味期限切れはあんたか)

〇北野監督 決勝に進めば首がつながるかも(監督2年契約の2年目。楽天・梨田さんのようにはならないか)

〇小松崎 〝賞味期限切れ〟のわたしです(いやいや、そういったのは津久井じゃなかった、やっぱり記者か。脱帽)

●岩崎副社長 茂木? 茂木は出張。アハハハハ。7月1日から社名をJR西日本プロパティーズに変更する。書いてもいいよ(岩崎さん、今度「日吉」のマンションの見学にうかがいます)

●茂木 金曜日から出張。今日、これから帰る(毎週、金曜日に出張すればいいじゃないか)

●善積 言い訳はしない。ここからが菱重

●佐藤 (立ち上がり調子よさそうですね)その理由は言えない。(試合後、調子よくなかったみたいですね)その理由も言えない(…)

IMG_2030 (2).jpg
〝出張ですよ〟茂木監督

強打者のファウル飛球には注意を

 〝司ちゃん〟善積の強烈なファウル飛球がベンチで応援していた三和さんの腹部を直撃。「息が止まった」三和さんは大の字に寝そべったが、「肉がついていたから」と自らのメタボを自画自賛。事なきを得た。

 記者は28年間、このRBA野球を取材している。打者の近くでカメラを構え、スコアを付け、インタビューもする。幸い、これまで大事に至ったことはない。注意は払っている。

 ベンチには球だけでなく、雨天のときなどはバットも飛んでくる。打者と球から絶対目を離してはいけない。お子さん連れの女性の方たちはベンチではなく、球が飛んでこないところで応援していただきたい。

 

rbay_ayumi.gif

 

ログイン

アカウントでログイン

ユーザ名 *
パスワード *
自動ログイン