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「障子結界庵」(約3畳大)

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 積水ハウスグループの積和建設は4月8日、マンションリノベーション事業強化・拡大の一環として、世界で活躍するプロダクトデザイナー・日本インテリアデザイナー協会理事長の喜多俊之氏がデザイン監修するマンションリノベーション「RENOVETTA(リノベッタ)」によるマンションリノベーション提案を行うと発表。tvkハウジングプラザ横浜展示場に設けた展示ブースを報道陣に公開した。

 「リノベッタ」は、小さく仕切られた間仕切りを取り払い、スケルトン化して、キッチン、ダイニングを「集いの場」として中央に配置し、喜多氏オリジナルデザインの組立式和室「障子結界庵」や壁面収納家具なども提案。パッケージ商品として、70㎡で790万円・857万円・970万円(税込み)を用意している。首都圏・関西圏・東海圏が重点エリア。

 発表会に臨んだ喜多氏は、「わが国の伝統の〝和の空間〟をもう一度甦らせ〝あきらめをあこがれ〟に変えていきたいと」と話した。

 また、積水ハウス取締役専務執行役員・伊久哲夫氏は、「当社のリフォームは〝しかたなくからしたくなる〟を掲げているが、喜多氏のコンセプトに共感を覚えた。これを起爆剤に事業全体へ波及することを期待している。提案力、品質・資材調達力、施工力の2つの強みを生かしていく」と語った。

 同社は、リフォームブランド「Re:QUEST(リ・クエスト)」として、一般の戸建住宅やマンションのリフォーム、リノベーション事業を展開しており、喜多氏とのコラボレーションを起爆剤に事業を拡大し、マンションストックの有効活用と流通促進につなげるのが狙い。現在、リフォームの売上高は積水ハウスグループ全体では業界トップの1,341億円で、積和単独では200億円となっている。

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掃除がしやすいよう椅子のアームをテーブルに掛けられるようになっている

◇       ◆     ◇

 リフォーム・リノベーション市場は玉石混交。大手ハウスメーカーやデベロッパーから地域の中小工務店まで1万とも2万ともいわれている業者がひしめきあっている。中古マンションのリフォーム・リノベーションの市場拡大も予想されている。

 ここに積水ハウスが狙いを定めるのは当然だし、商談などを通じて注文住宅の受注にもつなげられるはずだ。

 一つよくわからないのは、積和建設は積水ハウスの施工会社というイメージが強い。これに対して、リフォームやリノベーションを一般のお客さんから受注するのは、例えば積和不動産のほうが適当ではないのか最近の大手のデベロッパーは〝ワンストップ営業〟を志向しており、1カ所の対応であらゆるお客さんのニーズに応えようとしている。積水のブランド力をもってすれば、一網打尽とはいかないだろうが、カフェスタイルの常設モデルなど別の展開方法もあるのではないか。

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伊久氏(左)と喜多氏

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喜多氏

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 納得ができなかったことも一つあった。展示ブースは全体で150㎡と広いのだが、リノベーションスペースは間口が約7mの専有面積約87㎡を想定して提案していたことだ。築20年以上の中古マンションで間口が7m、面積が87m以上のものは3割もないはずだ。

 やはり間口が6mの70㎡くらいの実大寸法で提案すべきだと思った。4年前、三井不動産リフォームが「スマートリノベーション」実験住宅を報道陣に公開したが、専有面積は74㎡で工事費は約1,200万円だった。

 展示ブースの間取りが、ユーザーは自分が住んでいる、あるいは購入したいマンションとあまり変わらないから、リノベーションを考えたり購入を考えたりする動機となる。狭い住戸だからこそ提案力が生きる。広い住戸ならだれでも素晴らしい提案ができる。

 この点について同社に注文もつけたし、喜多氏にも感想を聞いたら「わたしもそう思う。積和さんに伝えて」(伝えました)と返ってきた。

 さらに言えば、組立式和室「障子結界庵」は約3畳大あった。87㎡なら3畳大の「和室」を提案することは可能かもしれないが、60~70㎡台で3畳大の「和室」は2LDKにしない限りまず無理だ。それなら収納もほしくなる。同社も喜多氏も「2畳」もできると語ったが、ならばどうして最初から提案しないのか。

 この「和室」提案は、似たような空間「箱の間」を三菱地所レジデンスがマンションに提案しようとしている。ヒットするかもしれない。積和の提案は組み立てることができるのがみそだ。三菱地所のはライフサイクル・スタイルに応じで変えられるのが特徴だ。双方とも値段が問題だ。

三井不動産リフォーム、「スマートリノベーション」実験住宅オープン(2012/9/13)

 

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「新宿ガーデン」

 住友不動産が開発を進めてきた、JR山手線高田馬場駅の南側、戸山公園に隣接する約2.4haの職住近接の街「新宿ガーデン」の街区全体が3月31日に竣工し、先日(5日)、報道陣に公開された。

 敷地面積の約66%、約1.5haを大規模な空地や緑地として整備。既存公園である都立戸山公園、区立西戸山公園と連携した緑地空間のネットワークの形成を図っている。敷地内に認可保育園を設置する。

 事業の中核となる超高層免震タワー「住友不動産新宿ガーデンタワー」(地上37階建て、高さ150m)の周辺には教育機関や木造密集市街地など住宅エリアが広がっていたため、地域の防災拠点としてイベントホールを帰宅困難者の一時滞在施設として地域に開放するなど、災害時において安心安全な街づくりを行った。BCP対策(免震構造、停電時の3重のバックアップ)、最先端のオフィススペックが評価され、オフィスは満室稼働する。

 24~37階の賃貸「ラ・トゥール新宿ガーデン」は全363戸で、専用面積は37.12~143.51㎡、平均面積は100㎡超。1カ月から使える家具付きマンションの「サービスアパートメント」を複数フロア、住みながら働くSOHOも1フロア用意した。賃料は約19万~78万円。15%の入居が決まっている。

 竣工により、同社の高級賃貸〝ラ・トゥール〟シリーズとしては20棟目、累計2,735戸となる。

 分譲マンション棟「スカイフォレストレジデンスタワー&スイート」(361戸)は昨年竣工。現在、14戸が先着順で分譲中。

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エントランス部分

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公開緑地・歩道

住友不動産、高田馬場のタワーマンション竣工 売れ行きも好調(2015/3/6)

 

 

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「つくばCLT実験棟」

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「ツーバイフォー6階建て実大実験棟」

 日本CLT協会、日本ツーバイフォー建築協会、建築研究所の3者は4月7日、茨城県つくば市の建築研究所内に完成した「つくばCLT実験棟」と「ツーバイフォー6階建て実大実験棟」の見学・説明会を行った。CLT協会・中島浩一郎会長、ツーバイフォー協会・市川俊英会長、建築研究所・坂本雄三理事長が出席し完成を祝った。建物は双方とも国土交通省の補助を受けている。

 「つくばCLT実験棟」は、CLT (Cross Laminated Timber Association)パネル工法による2階建て延床面積1660㎡。構造材には、スギの集成材を直交するように交互に重ねあわせ接着した厚さ90~210ミリの大判パネルを採用。難点とされていた接合部も金物の開発により問題を解消。高さ6mの通し柱を実現し、建物の2階テラスを3m跳ね出すことで1階のピロティ空間を確保しているのが特徴。

 「ツーバイフォー6階建て実大実験棟」は、地上6階建て延床面積206㎡。6階建てはわが国初で、6階建てに必要な2時間耐火壁・床を実現した。先導的な技術開発を行うとともに様々な実証実験を行い、高層建築物の木造化につなげる目的で建設された。

 今後、双方とも建築研究所と共に性能検証や設計法の開発を行っていく。

 説明会で挨拶した日本CLT協会会長・中島浩一郎氏(銘建工業社長 )は、「今年4月1日の建築基準法告示により、CLT構造による建築が可能になった。CLT元年といえる。新しい木造時代を前に進めたい」と語った。

 また、日本ツーバイフォー建築協会会長・市川俊英氏(三井ホーム社長)は、「ツーバイフォー工法がオープン化されて40年が経過し、累計の建設戸数は約220万戸に達した。建て方のシェアも13%の伸び、住宅だけでなく福祉など非住宅も実績を伸ばしつつある。6階建ての完成は一層の発展にとって意義のあるもの。1~2年先には6階建てを実現したい」と、6階建ての建築に意欲をみせた。

 説明会には、木造建築に理解のある国会議員の金子恭之氏、鈴木義弘氏、前田武志氏、高野光二郎氏が来賓として駆けつけ挨拶した。

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CLTの玄関ドア(左)と6m通し柱

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CLT 2階(天井高は4m)

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CLT構造材と金物

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 木造ファンの記者も完成を喜びたい。ツーバイフォーはこれまでも3階建て、4階建て、5階建て(1階はRC)を見学しているので驚きはさしてなかったが、2時間耐火のために床、壁、開口部に3層のボードを重ねていたのには考えさせられた(ここまでやる必要があるのか)。

 いつも言っていることだが、一つだけ注文を付けたい。外壁は屋上の一部に木製パネルを使用していたが、やはり目立つところに木を使ってほしかったということだ。地球にやさしい、人にやさしい木が持つ本来の機能と美しさをサイディング(今回は窯業系だが)でどうして覆い隠さないといけないのか。これは木造を鉄やらコンクリの土俵に立たせる自殺行為だ。

 CLTは文句なしにいい。外壁を現し(あらわし)にしており、内部はほとんどすべてが岡山県の国産材スギを使用している。CLTの普及に努力されてきた、今回の建物でもパネルを生産した銘建工業の中島社長の挨拶は、われわれ報道陣の位置が最後列だったためよく聞き取れず表情も読めなかったが、「CLT元年」という言葉に象徴されるように万感の思いが込められていたはずだ。

 施工を担当した木村建造のスタッフが、「私たちが建てた。木はわれわれも楽しくさせてくれる」と話したのがとても印象的だった。

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ツーバイフォーのサッシ部分(左)と2時間耐火外壁仕上げ

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ツーバイフォー 2階のCLT床(厚さは210ミリ)

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説明会場(建築研究所本館で)

わが国初のツーバイフォー6階建て実験棟 完成へ(2016/2/4)

 

 

 

 

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「ブランズ横浜」完成予想図

 東急不動産(事業比率50%)と東神開発(同)が4月下旬に分譲する「ブランズ横浜」を見学した。横浜市民なら「ああ、あそこか」とすぐわかる横浜駅から徒歩6分の〝一等地〟に立地し、アッパーミドル・富裕層から圧倒的な支持を受ける可能性が高い。先にオープンした「東急プラザ銀座」同様、〝大人〟向きのマンションだ。

 物件は、JR東海道本線横浜駅から徒歩6分(横浜市営地下鉄ブルーライン横浜駅から徒歩4分)、横浜市西区北幸二丁目に位置する17階建て全210戸。専有面積は41.23~178.75㎡、価格は未定だが、坪単価は410万円くらいになる模様だ。竣工予定は平成30年1月中旬。施工は西松建設。建築デザインはNAP建築設計事務所。販売代理は東急リバブル。

 現地は商業地域だが、市の商住共存地区として指定されているエリアの一角。駅周辺は住宅が禁止されている「業務・商業専用地区」なので、徒歩6分圏内にこれほどの大規模マンションが建設されるのは過去47年にさかのぼってもないという希少立地だ。敷地は高島屋が業務用に使用していた敷地跡地。

 建物は、ガラスウォールと低層部のリズミカルな回廊と3階屋上の庭園、基壇部のレンガのデザインが印象的な外観で、建物を東側に寄せることで、北西側の2階から4階までは緑の空間とし、白いデザインの回廊で結ぶ。

 1階から3階まではホール・商業などの施設となり、住戸部分は4階以上。1フロア16戸(最上階は7戸)。40~50㎡台のコンパクトも47戸あるが、メインは80㎡以上のファミリータイブ。

 設備仕様は、キッチン・洗面・手洗いカウンタートツプは御影石、バックカウンター・吊戸棚、食洗機、ミストサウナなどが標準装備。最上階の7戸はプレミアム仕様で、黒檀などの天然木の突板をふんだんに用いている。

 3月からモデルルームをプレオープンしており、来場者は約900件に上っている。販売担当の荒井優亨チーフは、「平日の来場も多く、第1期は4割くらい供給できそう。最上階の住戸も4戸に希望が入っており、3戸も検討されている方がいる」と、早期完売に手ごたえを感じていた。

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 同社が昨年分譲した「ブランズタワー みなとみらい」(228戸)もよかったが、今回の「横浜」がまた素晴らしい。好みもあり比較は難しいが、記者は「みなとみらい」があまり好きではないので、こちらのほうが断然いい。

 設備仕様は同じくらいだろうが、「横浜」は「大人」をターゲットにしており、デザインも落ち着いている。

 単価も納得だ。「みなとみらい」は最終的に坪420万円くらいになったようだが、「横浜」のほうが高くなっても不思議ではない。40㎡台のコンパクトも人気になるのは必至だが、荒井氏が話したように、価格の高い住戸中心に購入希望が多いということからもこのマンションのステータス性がうかがわれる。

 先に第1期160戸が即日完売した横浜市住宅供給公社「横浜MIDベース タワー」同様、第1期の即日完売は間違いないとみた。果たして戸数は何戸になるか。

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オーナーズラウンジ 

東急不「東急プラザ銀座」3月31日開業 ターゲットは玄人の「大人」(2016/3/28)

プラン・設備がいい 坪400万円は納得 東急不動産「みなとみらい」(2015/5/13)

今度は横浜のど真ん中 人気必至の横浜公社「横浜MIDベース タワー」(2016/1/28)

 

 

 

 

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「VENCE(ヴァンス)」外観

 三井ホームは4月6日、18世紀フランスの上流階級を中心に広まったサロンを現代のライフスタイル風にアレンジした新商品「VENCE(ヴァンス)」を4月7日から発売すると発表した。

  「VENCE(ヴァンス)」は、フランス南部コートダジュールに隣接した地域の名称により命名したもので、新商品は自宅での趣味や教室に、また友人を招いておもてなしをする空間として「サロンのある暮らし」を提案している。

 インテリアには、ニュースタイルコレクション第4弾「Modern Rococo Style(モダンロココスタイル)」を提案。18世紀のフランスで流行したロココ様式を現代風にアレンジしているのが特徴で、優美で繊細なデザインになっている。

 発表会に臨んだ同社営業推進部長・尾川由紀智氏は、「女性の社会復帰が大きなテーマの一つになっているが、女性が趣味を通じて、あるいは仕事につながる、さらには自己実現を達成するための空間として『サロン』を提案した。港北ニュータウン、名古屋、伊丹の3カ所にモデルハウスをオープンしたが、すでにそれぞれ100件以上の来場がある。多くの女性に支持されている」と話した。

 また、商品企画部長・天池英男氏は「究極のエレガントさを追求したモダンでアーティスティックな住宅」とアピールした。

 販売エリアは沖縄を除く全国で、プロトタイプ(延べ床面積232.54㎡)の坪単価(消費税抜き)は95万円。ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー)にも対応可能。販売目標は年間150棟。

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アトリエサロン(左)と階段

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アーチ(左)とリビング

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 横浜市営地下鉄中川駅すぐにある「ハウスクエア横浜」に設けられているモデルハウスを見たとたん、前夜の酒の酔いが醒めるどころか、一挙に酔いがぶり返してきた。それほど衝撃的なデザインで、〝シンプル・イズ・ベスト〟だと思っている記者にはまったく理解できないものだった。唖然として声も出なかった。写真を見ていただくしかない。

 しかし、このようなデザインにほれ込む女性が少なからずいそうなことは十分理解できる。

 ターゲットはアッパーミドル・富裕層だ。年収が数千万円以上のこのような層は全国に数十万人いる。このうち「Modern Rococo Style」を無条件に支持する女性は10%もいないだろうが数%はいる。そのうちの1%の女性の心を捉えれば、同社の年間販売目標に届く。

 それは可能だと読んだ。なぜか。話は横道にそれるが、ある約200戸の郊外マンションの人口比率を調べた。このマンションは富裕層が住むマンションではないが、男女の比率はわが国のそれと同じように女性のほうが多いのだが、56歳~65歳の男女比は何と1:2になっている。

 これは離婚などによる離別ではなく、夫が単身赴任などによって一時的に不在している結果だと思われる。なぜなら、65歳以上になると男女比は再び50:50くらいに戻るからだ。

 この年齢層の女性は、もちろん仕事をしている人も多いのだろうが、子育てが終わり、夫も留守なのだから時間だけは十分ある。その時間を習いごとなどに充てるのは容易に想像できる。

 同社が狙っているのは間違いなくこのような層だ。〝亭主元気で留守がいい〟そのものだ。発表会で、他の記者の方が「夫はどうするんだ」と聞いたが、この種のサロンは夫がいない平日に利用するのだろうということは記者でもわかる。

 デザインも完全に女性主導だ。男の居場所などない。それだけ奥さんにやさしい、あるいは無関心のご主人向きの住宅でもある。

 モデルハウスは造作家具などを含めて1億2,000万円くらいだそうだ。坪単価1,000万円の三井不動産レジデンシャル「赤坂檜町」(分譲199戸)や坪単価600万円超の東京建物「目黒」(分譲661戸)が瞬く間に売れる時代だ。昨日見学した東急不動産の「横浜」は坪単価410万円だが、こちらも圧倒的な人気になる可能性が高い。「このモデルハウスがほしい」という女性がいても不思議ではない。ものすごく安いと思う。

 それにしても、「究極のエレガントさを追求した」と語った天池氏は、記者と対極の好みの人のようだ。このモデルハウスをイメージキャラの菅野美穂さんは理解を示すかもしれないが、かつてのイメージキャラの吉永小百合さんは腰を抜かすのではないか。

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ダイニング

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ダイニングテーブル上の飾り物(このようなものが大事なのだそうだ)

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窓際の収納の下にはネコだか犬のぬいぐるみ

 今年は何人の新入社員が住宅・不動産業界に入ってきたのだろう。アベノミクス効果かどうかしらないが、マンション価格の暴騰、株安、消費増税など業界を取り巻く環境は楽観視できないものがあるが、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け外的環境はフォローの風が吹いている。新人の皆さんにはこの風に乗っていただきたい。

 そして、ここに最高の贈り物を届けたい。記者からではない。各社トップの入社式での訓示だ。

 記者にも少しは社長訓示が届くのだが、不動産流通研究所のWeb「R.E.port」が他を圧している。全部で25社もある。主だった会社は全て網羅されている。慈愛に満ちた珠玉のメッセージばかりだ。例年になくたくさん集めたのだそうだ。

 同社の了解も得たので、リンクを貼りつけた。間違いなく皆さんの生きたバイブルになるはずだ。慈愛に満ちた珠玉のメッセージばかりだ。

 本当は全て紹介したいのだが、いくつかを紹介する。

 三菱地所レジデンス・小野真路社長は「不動産の基本はフィールドワークだということを忘れてはいけない。足で稼ぎなさい。街をよく見て、人がどう動いているかよく見ることを大切にして欲しい」と呼び掛けている。

 「好奇心を人生のパートナーとして片時も忘れることなく過ごしてもらいたい」と、センチュリー21・ジャパン・猪熊茂男社長は、好奇心を忘れるなと説いた。

 住友林業・市川晃社長は、「真のグローバル人財とは、自分とは異なる多様な価値観を受け入れ、その上できちんと自分の意見を主張できる、そういう人です」と、「真のグローバル人財」について語った。

 積水化学工業・髙下貞二社長は、「知行合一」「一隅を照らす」「修羅場の経験が成長の種」の3つに期待を込めた。

 「相手(お客様)の『心』を読み取る力を身につけてください」と、大和ハウス工業・大野直竹社長は核心に触れた。

 三井不動産・菰田正信社長は、「持てる力を最大限に発揮でき、多種多様な才能がシナジーや化学変化を起こす会社にならなければなりません」と、〝化学変化〟という魅力的な言葉を使った。

 どうか、これらをコピー&ペーストし、自分なりに編集して、いつでも読めるようにしてほしい。大きな武器にもなる。くじけそうになったら読み返すことだ。

 業界紙誌について少し触れよう。これは大事な情報源になる。毎日チェックすることを勧めたい。冒頭に紹介した不動産流通研究所のWeb「R.E.port」は欠かせない。主だった住宅・不動産業界のその日のニュースが伝えられている。記者はものすごく重宝している。評論記事は少ないが、何しろ無料で読める。

 他にも日刊の「不動産経済通信」、週刊の「住宅新報」「週刊住宅」があるが、これらは紙媒体で有料だから新入社員は購読するのは難しいし、会社が購読していても、じっくり読む機会はないかもしれない。各紙ともWebもあるが、Webに力を入れていないようで、残念ながら参考になる記事は少ない。

 この「こだわり記事」は各社のプレス・リリースの10分の1もフォローできていないが、〝記事はラブレター〟のつもりで書いている。マンションなどは現地に足を運び、自らの視点で書いている。暇があったら読んでいただきたい。

◇       ◆     ◇

 わたしが皆さんに言えることがあるとすれば、言い古された言葉ではあるが「三日三月三年」だ。「三日」はともかく、「3カ月」の研修期間で道を誤った、あるいはその企業の理念・哲学とかけ離れていることをやっていると感じたら辞めたほうがいい。出直しは十分効くどころか、自分から三行半を突きつけるべきだ。

 「3カ月」が経過したら、とにかく〝石の上にも3年〟。わき目も振らずにがんばることだ。3年もすれば仕事を覚えられるし、芽が出てくる。自らの方向性も見えてくる。この段階で自らの方向性を見出せないとすれば、生き方も含め考え直したほうがいい。

 もう一つは、宅地建物取引士の資格を取ってほしいことだ。この「宅建士」の資格が実際の仕事にどれだけ役立つか、現行の試験制度は適切かどうかなどの問題はともかく、この資格がないと不動産業界では生きていけない。今年10月の試験まではとにかく何よりも資格取得を最優先してほしい。やれば絶対に取得できるはずだ。

※同社は4月5日にも2社追加しており、トータルで27社の社長訓示が「R.E.port」に掲載されている。

不動産各社で入社式(2016/4/1)

不動産各社で入社式(2)(2016/4/4)

不動産各社で入社式(3)(2016/4/5)

不動産流通研究所「R.E.port」

 

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「イニシア草加高砂」完成予想図

 昨日(4月4日)紹介した三菱地所レジデンスの「ザ・パークハウス草加」に続いて、コスモスイニシアが登録申し込みを開始した「イニシア草加高砂」を紹介する。坪単価は200万円を突破し草加駅圏の最高値になりそうだが、なかなかいい商品企画だ。モデルルームの出来が出色だ。

 物件は、東武伊勢崎線草加駅から徒歩6分(ヴァリエ改札口から徒歩5分)、埼玉県草加市高砂二丁目に位置する13階建て全47戸。第1期1次(24戸)の専有面積は70.76m2・76.00㎡、価格は3,998万~4,998万円(最多価格帯4,100万円台・4,300万円台)。抽選は4月9日。竣工予定は平成28年12月下旬。施工は田中工務店。

 現地は、かつて住友不動産が分譲したマンションの隣接地。商業地域だが、南側は幅員12mの道路があり、その先は小公園、寺と墓、戸建てなどで将来的に高い建物が建たない可能性が大きい。

 住戸は1フロア4戸で、角住戸とその反転タイプの76㎡と、中住戸とその反転タイプの70㎡の2通り。洋室引き戸、食洗機、ミストサウナ、二重床・二重天井、収納率13%確保などが特徴。洗面室のモザイクタイルも標準装備。

 同社分譲事業部分譲二部プロジェクトマネージャー・岡端知子氏は、「ちょいシリーズなど『草加』だけの空間づくり、取り組みが評価されており、登録も価格が高いほうから入っている」と、第1期1次の販売に自信を見せている。

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玄関

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 昨日は草加についていろいろ書いたので、そちらを参照していただくとして、今回は商品企画について紹介する。

 販売事務所は本物の白樺を設置し、床は人工芝を敷き詰め、気安く入れるようにしているのが特徴で、76㎡のモデルルームがいい。角住戸の良さを最大限引き出すように、玄関は2方向に大きな窓を取り、廊下幅は1400ミリ(一部は下部収納)もある。一般ユーザーが物件選好で重視するもののうち玄関・ホールは大きな位置を占めている。その点で、このマンションは非常によくできている。来場者の評価が高いのも当然だろう。

 もう一つ、それぞれが細かいことだが、〝あったらいいな〟というものをたくさん採用している。リビングの物干しポール、ちょい飾りピット、ちょいかけフック、バルコニーのグリーンカーテンフックなどだ。

 来場者にモデルルームを見た感想を書いてもらう「出口アンケート」を取っており、モデルルームと間取りの評価が高く、同社が現在分譲中の全マンション(地方を含め20物件くらいか)の中でトップだそうだ。

 記者はこの10数年の間に供給されたほとんどの物件を見学しているが、確かに今回のモデルルーム間取りプランは出色の出来だと思う。4,000万円の壁を突破できるのではないか。

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洗面室

駅から徒歩5分、南向きで坪190万円台 三菱地所レジ「ザ・パークハウス草加」(2016/4/4)

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「ザ・パークハウス草加」完成予想図

 三菱地所レジデンスの「ザ・パークハウス草加」とコスモスイニシアの「イニシア草加高砂」を見学した。まず、三菱地所レジデンスの「草加」から。

 物件は、東武スカイツリーライン草加駅から徒歩5分、埼玉県草加市住吉1丁目に位置する15階建て全60戸。専有面積は65.34~97.15㎡、現在分譲中(14戸)の価格は3,528万~4,898万円。坪単価は190万円台の前半。竣工予定は2017年2月下旬。施工は川口土木建築工業。

 現地は商業地域立地だが、現在は敷地南側に高い建物は建っておらず、全戸南向き。

 住戸プランは、二重床・二重天井、ディススポーザ、食洗機、ミストサウナが標準装備。

 昨年末から分譲が始まっており、現在、約6割が分譲済み。販売担当者は「マーケットエリアが草加市中心ではあるが、計画通りの進捗」と話している。

◇       ◆     ◇

 一般の読者の方は「草加」といえば「草加せんべい」くらいしか思いつかないだろうが、東武伊勢崎線(スカイツリーラインは愛称)を熟知している記者は、もちろん草加をよく知っているし、ポテンシャルが高いのに他の私鉄沿線に割り負けしていると思っている。

 どこがいいかといえば、交通便がいいことだ。日比谷線、半蔵門線と相互乗り入れしており、都心へ一直線、大手町駅まで26分だ。

 大手町まで26分といえば、同社がこれから分譲する「ザ・パークハウス中野」とほぼ同じだ。「中野」は坪単価500万円近くするはずだが、「草加」はその4割だ。

 急行で2駅手前の北千住の駅近の坪単価は350万円くらいするはずだし、都内と接しているという意味で同じ位置圏にある「川口」だって、坪単価は200万円をはるかに突破する。千葉県の市川だって同じだ。

 複々線であることから電車の遅延も極めて少ないのも同線の特徴だ。ここで遅延について少し触れよう。

 遅延とは5分以上のことで、国交省の平成25年11月のデータによれば、首都圏全51路線で平日20日間に最も多く遅延証明書を発行したのは半蔵門線で20回、次いで千代田線19回、山手線18回がワースト3で、13回以上が16路線ある。これらすべてがJR、東京メトロ、都営だ。他の民鉄では田園都市線が11回で多く、西武池袋線、東武東上線が9回、西武新宿線、京王線が8回となっている。、東武伊勢崎線は小田急線と同じ7回だ。小田急線も複々線がかなり進んでいる線だ。

 これより少ないのは、京急線(品川~横浜)で2回、相鉄線も3回しかない。京急線が少ないのは昔からで、JRや東急線などと競合が激しく、遅延を少なくすることで差別化を図っているということを聞いた。早く着きすぎて国交省からおしかりを受けたというのも事実のようだ。

 サラリーマンにとって、遅延証明書を受け取り会社に提出するのはつらいものだ。ストレスにもなる。伊勢崎線はそれがないだけでも素晴らしいではないか。デベロッパーはどうしてこのようなデータを利用して、東武伊勢崎線をアピールしないのか。

 生活利便施設が劣っているかといえばそうでもない。イトーヨーカ堂、丸井、ダイエー、西友がある。飲み屋は新越谷に数の上では圧倒的に劣るが、質的には負けないと思う。

 記者はかつて、一定の額以上になると途端に売れなくなることから〝魔の伊勢崎線〟と見出しにつけたことがあるが、東武鉄道も行政も民間も一緒になってエリアのイメージアップを図るべきだ。

 そこで、行政には注文もつけたい。駅周辺には立派なケヤキの街路樹が植わっているが、どうして2~3階建ての建物と同じくらいの高さで強剪定するのか。全く理解できない。常緑樹も少ない。街路樹と街のポテンシャルは間違いなく相関関係がある。街路樹が貧しいのは行政の心が貧しいからだ。

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 久しぶりに駅前の「魚河岸料理 夢や」で昼食(昼食は初めてだが)を取った。魚のアラの味噌汁がついて握りずし8カンで750円(消費税込み)だった。回転寿司より安い。酒のつまみも豊富で、ないものがないくらいたくさんある。

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エントランス

 

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 三井不動産と三井不動産レジデンシャルは4月1日、「三井不動産スポーツアカデミーfor Tokyo 2020」4月13日(水)に開校すると発表した。

 「三井不動産スポーツアカデミーfor Tokyo 2020」とは、不動産開発カテゴリーにおける東京2020ゴールド街づくりパートナーの三井不動産が主催し、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が協力して実施するスポーツ教室。講師に一流のアスリートを招待し、オリンピック・パラリンピック競技を体験・紹介していく。

 第1回目の4月13日(水)は、中央区立常盤小学校の小学生約50名を招待し、オリンピアンの田中理恵さんによる体操アカデミーのほか、パラリンピアンのウィルチェアーラグビー日本代表島川慎一さん、池崎大輔さん、今井友明さん、同社社員でアテネ2004パラリンピックの日本代表キャプテンを務めた福井正浩氏も講師に迎え、ウィルチェアーラグビーの競技紹介や体験会を実施する。

 また、当日は東京2020組織委員会理事の室伏広治さんや今後予定している「三井不動産スポーツアカデミーfor Tokyo 2020」の講師でもあるオリンピアンの朝原宣治さんをゲストに迎え、開校式セレモニーも実施する。

 同社は、スポーツを経年優化の魅力的な街をつくる上で重要な要素と捉え、「スポーツの力」を活用した街づくりを推進していくとしている。

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 2020東京オリンピック・パラリンピックのゴールドパートナーになっている三井不動産が、このような取り組みを行うのは結構なことだ。

 現在、不動産業界のスポーツ・文化活動は、東京マラソンのオフィシャルパートナーとなっているスターツが突出している。同社には陸上競技部かあり、全国トップクラスの選手がいる。プロゴルフアーも多く同社に所属している。かつては大京がオリンピック選手を送り出したことがある。

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 第三企画が主催するRBA野球大会は、プロ球団を退団した選手のセカンド・キャリアに貢献している。

 元ロッテの主力投手・倉持明氏はリストの監督を務めているし、元横浜ベイスターズの投手・千葉英貴氏はタイセイ・ハウジーの主砲として活躍中だ。元ヤクルトの捕手・高橋敏郎氏も三井不動産グループのレジデントファーストに在籍している。RBAに在籍したことがある元プロは20人くらいに達する。

 三井不動産グループからは三井不動産、三井不動産レジデンシャル、三井不動産リアルティ、三井不動産レジデンシャルサービス、レジデントファーストが参加しており、三井不動産、三井不動産リアルティは毎年のように優勝戦線に浮上している。

10指に余るRBAの元プロ野球選手

 

 

 

 

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「ことのは 越ケ谷」

 ポラスが分譲開始した戸建て住宅「ことのは 越ケ谷」を見学した。江戸末期に建てられた蔵を残し・再生し越谷市に寄付するとともに、蔵にあった構造部材を新築4棟の内装材などに再利用した記念碑的な物件だ。2015年のグッドデザイン賞も受賞している。

 物件は、東武スカイツリーライン 越谷駅から徒歩5分、埼玉県越谷市越ケ谷3丁目に位置する開発面積約644㎡の開発地で、1戸当たり敷地面積105.32~124.62㎡、建物面積101.02~108.05㎡、価格5,480万~6,780万円。構造は在来工法2階建て。蔵は敷地面積約100㎡、延べ床面積約48㎡。推定築年数約150年。曳家や補修なども含め6,000万円の費用が掛かったが、そのまま市に寄贈する予定だ。

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「土間のある家」

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 「茶室のある家」(左)と「縁側のある家」

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 この物件は、同社が用地を取得した平成25年当初、蔵を残すプロジェクトに賛同する人を募り、コーポラティブ方式で分譲住宅を建てて、その居住者の共有施設として利用してもらう計画だった。しかし、前例のない蔵の利用方法などが理解されず、希望者が集まらなかったために、戸建て分譲に切り替えた。

 記者は、当初のプロジェクト発表会を含めると今回で5回目の見学になる。ずっと注目もし追っかけてきただけに、ようやく完成したのを見て感慨深いものがある。3年がかりのプロジェクトだ。

 最初に計画を聞いたときは、蔵の価値を考慮すれば1戸当たり7,000万円くらいするのではと考えていたが、それよりはるかに安くなった。完成した建物と蔵を見て、力が込められていることはすぐにわかった。感動すら覚えた。

 事業採算が心配でもあるのだが、結果的にこのプロジェクトは採算を度外視すべきだったし、仮に赤字になったとしても、それを補うに余りある財産を地域に残した。今後の蔵の利用いかんによっては地域のコミュニティの核になる可能性を秘めている。同社は年間2,000戸以上の戸建てを分譲しているが(27年度は2,074戸)、このうちの4戸ではない。お金には換算できない価値がある。

 さて、完成した建物はどうか。価格がもっとも高い6,780万円の住戸は「坪庭のある家」だ。外壁に大谷石の擬石を用い、リビングダイニングにはスギのデザイン壁を採用し、造りつけの黒檀のベンチ・収納を設置。同社オリジナルの塗り壁(侘び土)や収納建具の太鼓貼りなど伝統的な技法を採用。坪庭や窓から対面の蔵が見えるようにしている。少し年配の人向きか。

 「縁側のある家」(5,780万円)は、蔵の構造材として使われていた梁の古材を天井にアクセントとして張り、格子デザインを多用して和風住宅を演出している。

 「茶室のある家」(5,780万円)は記者がほれ込んだ住宅で、蔵の壁材として用いられてきた木材を削ってダイニングテーブルにしているのだが、これが赤光りして得も言われぬ趣がある。江戸の香りをかぐような気分になった。大胆な無垢のスギの格子デザインもいい。多目的に利用できる中2階のDENもある。

 「土間のある家」(5,480万円)は、洗い出し床と古材を壁面に用いた玄関・ホールがなかなかいい。リビングは若い世代向けに白を基調にしており、2階リビングは開放感がある。

 最後に蔵だが、古色蒼然とした趣がやはりいい。どのような用途にもあいそうだが、一番ぴったりなのは琴や笙、三味線の音などを生で聞きながら少人数で日本酒を飲むシーンではないか。あるいはまた、隣の小学校の子どもたち向けの校外学習にもぴったりだ。昔の人の知恵・工夫を肌で感じるに違いない。

 同社は今後、市やNPOなどと利用について協議していくという。そこで提案だ。同社は決算発表を兼ねた記者懇親会を毎年本社で行っているが、次回からはここに場所を移してはどうか。つまみなどいらない。ゆったりした雰囲気で中内晃次郎社長などと語り合いたい。

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蔵(1階)

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蔵(2階)

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蔵(2階の天井)

ポラス、蔵のある街づくりプロジェクト「ことのは 越ヶ谷」完了(2015/8/6)

 

 

 

 

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