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  旭化成不動産レジデンス「アトラス調布」

  道からつくり、道を中庭化したマンション


「アトラス調布」完成予想図

 

 旭化成不動産レジデンスが7月25日、調布市富士見町3丁目の東京都住宅供給公社が昭和46年に分譲した「調布富士見町住宅」の建て替え事業マンション「アトラス調布」のモデルルームを報道陣向けに公開した。同社の建て替えマンションとしては16件目だが、ランドプランは「アトラス江戸川アパートメント」や「アトラス国領」に匹敵する秀逸なものだ。

 物件は、京王線・相模原線調布駅から徒歩14分、調布市富士見町3丁目に位置する2棟全331戸(非分譲住戸105戸含む)。専有面積は56.14~94.64㎡、価格は未定だが、2LDKが3,900万円台~、3LDKが4,700万円台~、坪単価は230万円台の予定。竣工予定は平成27年5月下旬。販売代理は住友不動産販売。設計・監理はNEXT ARCHITECT&ASSOCIATES。施工は東急建設。販売開始は 9月。現在、約1,000件の問い合わせがある。

 従前の建物は地上5階建5棟176戸で、専有面積は50.83㎡。周辺地域の容積率は200%となっているが、敷地は道路を挟んだ北側に幅10mの細長い駐車場として利用されていた敷地と「一団地の住宅施設」となっていたため、建ぺい率は20%、容積率は80%に抑えられていた。北側の敷地には建物が建てられず、南側への容積移転もできないことが建て替えのネックとなっていた。

 今回は、「一団地の住宅施設」の解除を行い、地区整備計画を制定し、さらに容積率を 200%確保するため、マンション建替え円滑法に基づく組合施行では初めてとなる公道の付け替えを行なった。同社は平成20年8月、3社によるコンペで事業協力者として選ばれ、平成23年12月に一括建替え決議が成立した。

 全体敷地の中央に付け替えた公道を配し、この道路を核として建物をセットバック、かつ雁行させ、両側に並木や植込、ガーデンカフェ、キッズルーム、オーナーズラウンジといった共用施設を配置したのが最大の特徴。

 住戸プランは雁行設計を最大限に生かし、真南向き住戸を中心に3方向に窓を設けたタイプ、メゾネットタイプなどを設けている。50㎡台の住戸も間口は最低でも6.5m確保している。建物の美しさや街並み景観を保つために136台の駐車場、686台の駐輪場、28台のバイク置き場を全て地下化しているのも特徴。各住戸には同社の「+NEST (プラスネスト)空間」を採用している。

◇     ◆     ◇

 NEXT社の山中猛社長がランドスケープデザインについて熱っぽく語ったときは半信半疑だった。街路に沿ったマンションの景観に配慮し、建物を雁行させたマンションはたくさん見てきた。同じようなものだろうと考えた。

 ところが、模型を見たとき鳥肌が立つような感覚を覚えた。山中氏は「道から始めた」「車には遠慮してもらう」と語ったように、道と建物との一体感・調和にこだわった企画意図が見事に具現化されていた。

 公道はアスファルトではなくインターロッキングとし、ピンコロ、イメージバンプを多用し車を徐行させ、居住者用の車も行き来しないように工夫を凝らしている。公道を含めた幅約12mを建物の前庭・中庭のようにしたのも見事というほかない。その空間をコミュニティーソーンとし共用施設は全て1階に配している。

 山中氏は「表と裏が異なるありきたりの板状型などつくりたくなかった」というように、奥行きや吹け感を演出するためガラス素材を多用し、サッシの形状も所々変える一方で、水平ラインの美しさにもこだわっている。南棟の195戸に対して5基のエレベータを設置していることでもそのこだわりが理解できる。

 「道路計画はかなりハードルが高かった。市との協議に1年間かかったし、コストが上がったことについては施主から怒られた」と山中氏は笑ったが、設計にかける気合・気迫が関係者を説き伏せたのだろう。

 山中氏の話を聞きながら、宮脇檀が同じように「道からつくった」京王線の高幡不動にある「高幡鹿島台」を思い出した。これほど「道」にこだわったマンションは他にないはずだ。完成が楽しみだ。「アトラス江戸川アパートメント」「アトラス国領」も山中氏が設計を担当した。


模型(手前が北側)


模型

建替えに法の壁と市場価格との乖離 旭化成不レジ(4/2)

 〝買うのは今でしょ〟野村不動産アーバンネット調査


  〝買うのは今でしょ〟-野村不動産アーバンネットが同社の不動産情報サイト「ノムコム」の会員を対象に行なった意識調査で、不動産はいまが買い時と答えた人が63%にのぼり、不動産価格は「上がる」と見ている人が45%、「ローン金利が上がる」と答えた人が68%に達した。

 不動産については、「買い時だと思う」「どちらかと言えば買い時だと思う」を合わせ63.3%が「買い時」と回答。前回調査(2013年1月)と比べると0.7ポイント減少しているものの、「買い時」感は高い水準で推移している。

 買い時だと思う理由は「今後、住宅ローンの金利が上がると思われる」が53.5%ともっとも多く、「今後、消費税の引き上げが予定されている」が47.3%と続いた。「不動産の価格は上がる」の回答は44.8%で、前回調査の29.2%から15.6ポイント増加した。

 「アベノミクスの影響等により、住宅購入への影響(購入意欲や購入時期など)はありますか」という設問に対しては59.1%の人が「影響がある」と回答。その理由として「株価上昇や景気回復により購入意欲が高まった」「不動産価格やローン金利の上昇前に購入したい」などの回答が目立った。

 調査は7月2日~7月8日、「ノムコム」会員約20万人のうちノムコムPC会員約16万人を対象としたもので、有効回答は1,831人。

  大成有楽不動産「オーベル蘆花公園」竣工 想像以上の出来栄え



外観

 

 大成有楽不動産の「オーベル蘆花公園」が竣工したのに伴い関係者向けに内覧会を行なったので見学した。ランドスケープデザインは想像以上の出来栄えで、今年 1月に書いた記事が間違いでなかったことが確認できた。

 記事については参照していただきたいが、やはり感動したのは樹齢100年を越えそうな既存樹の巨木がたくさん植わっていたことだ。

 同社は既存樹約80本を残したというが、そのうちのソメイヨシノ、イチョウ、シラカシ、ケヤキなど10数本は世田谷区の保存樹に指定されている。

 徳富蘆花が眺めたかもしれないソメイヨシノの樹皮を触り、歩いたかもしれない石畳の上を記者も踏みしめた。既存樹を残しながらの工事も大変だったろうとも思った。

隣接する八幡神社から望む 1階住戸の目の前にも既存樹のサクラ

◇     ◆    ◇

 入居後は管理組合が樹木の管理を行なっていくことになるが、蘆花公園のナンバーワンマンションとして評価されるようにしっかり管理してほしい。マンション敷地内に10数本の保存樹木があるマンションなんてそうないはずだ。

 世田谷区のみどり政策課に確認したら、保存樹は所有者(管理組合)の意向を受けて3年に1回の割合で管理・維持の支援を行なうという。樹木の大きさ、植わっている場所によって異なるが、車や機械が使用できないとか、剪定枝を落とせないものなどは1本あたり費用は10万円ぐらいするものもあるそうだ。同課は「まだ全て確認していないが、保存樹以外にも緑化には力を入れてもらった」と話した。

 

中庭(既存の灯籠、景石などを中庭に残している)
敷地周りの緑化
サブエントランス 古木の幹から生えている竹
くぐり門も修復して残した 大谷石を敷き詰めた階段

 

新生「大成有楽」の矜持を見た「オーベル蘆花公園」(1/17)

ステップアップしたジャーブネット 地域連携強化打ち出す



「第14回ジャーブネット全国大会」(目黒・椿山荘で)


挨拶する宮沢氏

 

 7月4日に都内のホテルに関係者約500人を集め行なわれた「第14回ジャーブネット全国大会」を取材した。アキュラグループの昨年度の実績が受注棟数1,946棟で売上高が368億円となり、19期連続して増収となったこと、ジャーブネットは受注棟数が7,638棟となり、この15年間で累計10万棟に達したこと、1社あたりの受注棟数は5年前の14.6棟から20.6棟に伸びたことなどが報告された。

 そうした伸張に目を見張ったのだが、これまでとは異なるステップアップしたジャーブネットの姿を見たような気がした。ある意味では大きな方向転換でもある。それは、宮沢俊哉ジャーブネット主宰(アキュラホーム社長)が次のように語った言葉に象徴されている。

 「最初の頃はリフォームとか下請けなど大手の〝落穂ひろい〟のようなことをやっていた。その後、大手と対抗できる商品開発に力を注いできた。これからはもっと視野を広げ、地域にどう貢献していくかというミッションに重点を置いた活動をしていきたい」

 その実践の一つが同時に行なわれたシンポジウムとパネルディスカッションだった。高田光雄・京都大学教授が「地域の木造住宅とその担い手への期待」と題する問題提起を行い、高橋恒夫・東北大学教授が「伝えたい気仙大工の活躍」について、三井所清典・アルセッド建築研究所所長が「地域まちづくりにおける工務店の役割」についてそれぞれ講演を行った。パネルディスカッションは高田教授がファシリテーターとなり、パネリストには高橋教授、三井所所長、宮沢主宰のほか、園田眞理子・明治大学教授も加わってそれぞれの立場から街づくりや住まいづくりはどうあるべきかを語り合った。

 ここでも、地域のビルダーはどうあるべきかというテーマにぴったりのやり取りが交わされた。高田教授は「地域型住宅供給の仕組みを構築するためには垂直連携と水平連携が必要」と問題提起した。これに応えたのが高橋教授。高橋教授は、気仙大工は技術力を高めて出稼ぎで生計を立てていたこと、一度に全てを建てずに増築やリフォームの仕事もこなしていたこと、地域の情報収集・発信者の役割を果たしていたことなどを話した。また、「森林・林業の再生が欠かせない」とも語った。

 さらに、同調する形で強く訴えたのが園田教授。園田教授は「リーマン・ショックは、建て逃げ・売り逃げの時代が終わったことを告げた。これからは富山の薬売り方式だ」と語った。三井所所長は山古志村の例を挙げながら「復興住宅は、社会を形成する様々な職種の人たちが連携してネットワークを構築しないと成功しない」と、今後の震災復興の方向性を示した。


左から高田氏、、高橋氏、園田氏、 三井所氏

◇     

 ジャーブネットの大会では、清水市で行われた「第29回全国削ろう会」に参加した福工房の取締役現場責任者・山本雅彦氏(54)が数ミクロンのカンナの技を実演した。山本氏はこの道38年のベテランだ。シュルシュルと薄絹のようなヒノキの皮が途切れなくカンナ口から吐き出された。板の表面はまるで鏡のように天井のライトを映し出した。触ると赤子のようなえもいわれぬすべすべした感触が伝わってきた。

 この技を見て、高田教授が「日本ぐらし館 木の文化研究会」のシンポジウムで「職人の技は世界に誇る無形の文化財」と語ったのを思い出した。山本氏は「刃も大事だが、研ぐことがもっと大事。現場でカンナを削ることはなくなった」と話した。

 


ヒノキの板を削る山本氏


写真では分からないが、カンナ台は刃の部分と台尻の部分のみが削る板と接触するようになっている


山本氏(左)と福田豊社長「もちろん、えらいのは私でなく山本です」

 

アキュラホーム&ジャーブネット 3年連続でキッズデザイン賞



「永代家守りプロジェクト」 の一こま

 

 アキュラホームと日本最大の工務店ネットワーク「ジャーブネット」が行う「永代家守りプロジェクト」と「らくがキッズコミュニケーション」の2作品がキッズデザイン協議会が主催する「第7回キッズデザイン賞」を受賞した。同賞の受賞は3年連続5作品目。
 「永代家守りプロジェクト」は、家守りを通じ、住まいのつくり手が住環境の維持管理に関する様々なノウハウを提供し、子どもたちを含めた住まい手が「知る → 学ぶ → 担う → 保つ → 伝える」というバトンプログラムを実践する内容。
 「らくがキッズコミュニケーション」は、住宅展示場を活用して、子どもたちに落書きを楽しんでもらい、創造的な行為に取り組むことを促し、自由な表現とコミュニケーションの場としたもの。

 大和ハウス 国産材の採用を加速

木造軸組戸建て住宅 異業種コラボ2商品発売



「BoConcept×xevo( ボーコンセプト×ジーヴォ)」片流れ屋根(左)とフラットルーフ

 

 大和ハウス工業は月23日、同社の木造軸組戸建住宅商品「xevo GranWood (ジーヴォ グランウッド)」と「ボーコンセプト・ジャパン」の北欧デンマークインテリアブランド「BoConcept( ボーコンセプト ) 」とのコラボレーションによる新商品「BoConcept×xevo( ボーコンセプト×ジーヴォ)」を7月26日から発売すると同時に、「私の部屋リビング」が運営するフレンチインテリア雑貨ショップ「キャトル・セゾン」とのコラボレーションによる商品「Maison des quatre saisons×xevo ( メゾン・デ・キャトル・セゾン × ジーヴォ )」のバリエーションを拡充させ、本格展開すると発表した。異業種とのコラボにより販売チャンネルを拡充することで商品販売力を強化するのが狙い。

 「BoConcept×xevo」は、30代から50代の男性向けの企画提案型商品。2種類の内装デザインと外観デザインの提案を行なう。無垢フロアやウッドブラインドを標準装備し、オリジナルの「ウォールペーパー」も採用する。「BoConcept」は1952年創業のデンマークの家具メーカー。世界59カ国、日本では18店舗で展開している。

 販売価格は、本体工事が2,250万~3,000万円(税込み、太陽光発電システム3kw搭載)。販売目標は年間60棟。

 「Maison des quatre saisons×xevo」は、昨年1月から販売を開始しており、20代から30代の女性に人気の商品。フランスのプロヴァンス風の外観に、ライトブラウンを基調とした内装デザインを施し、各空間には雑貨やアンティーク、家に代々伝わる家具なども大切にするというエスプリを感じさせる暮らし方を提案している。今回、新たな提案・仕様を追加し、バリエーションを拡充することで幅広い幅広い年代の顧客のニーズに応えるのが狙い。

 販売価格は、本体工事が2,000万~2,500万円(同)。販売目標は年間60棟。


「Maison des quatre saisons×xevo」エレガントスタイル1(左)とエレガントスタイル2

◇     ◆     ◇

 今回の新商品の発売の狙いは明確だ。同社は今年3月、10年ぶりに工法を一新し、構造軸組材を100%国産材とした木造軸組工法の新商品「xevo GranWood (ジーヴォ グランウッド)」を発売したが、今回、異業種とコラボすることにより販売スピードを加速させようということだ。

 記者発表会に臨んだ林直樹執行役員(木造住宅事業担当)も「3年前から国産材の活用に取り組んでいる。当初は65%ぐらいの採用率だったが、強度不足も補えたし供給体制も整いつつある。現在の採用率は90%を越えている。100%達成を目指す」と語った。国産材の採用は国策にかなったものだ。森林・林業の再生に同社が積極的に取り組むことに期待したい。

 

ウォールペーパー 木製ブラインド

 

大和ハウスの逆襲 新工法「構造100%国産」軸組発売(3/4)

三菱地所レジデンス他「ザ・パークハウス所沢」

第1期135戸が即日完売



「ザ・パークハウス 所沢」完成予想図

 

 三菱地所レジデンス、大栄不動産、フジ都市開発、JX日鉱日石不動産の4社共同マンション、「ザ・パークハウス 所沢」(全312戸)の第1期135戸が7月15日に抽選販売され、最高3倍、平均1.12倍で即日完売した。所沢市内で100戸以上が即日完売したのは2004年以降で初めて。

 物件は、西武池袋線・新宿線所沢駅から徒歩5分、所沢市栄町に位置する20階建て。第1期の専有面積は58.72~90.11㎡、価格は2,698万~5,998万円(最多価格帯4,000万円台)。設計・監理・施工は木内建設。竣工は2014年8月下旬。

◇     ◆     ◇

 この即日完売ニュースには驚いた。供給されていることすら知らなかった。案内図で現地を確認したら、確かにこれまで供給されてきたマンション群より駅に近い。この先の元町通り沿いには平成5年ごろから10棟前後の超高層・高層マンションが建設されており、異様な景観を形成している。売れ行きも当初は良かったが、マンションが林立するにつれて乱売戦が展開されていた。

 今回のマンションも現地取材してレポートしたい。単価もリーズナブルなような気がする。

所沢の再開発マンション 市民が買えるものになぜしない(2009/12/22)

免震で設備仕様高い東建・MID「Brillia所沢ロジュマン」(2009/3/12)

 東急不動産 ニセコで子ども職業体験プログラム


 東急不動産と東急リゾートサービスは、北海道倶知安町のスキー場「ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ」でJTBコーポレートセールスと「旅いく×アウトオブキッザニア in ニセコ」の職業体験プログラムを共同で提供する。

 「旅いく×アウトオブキッザニア」は、地域の産業・モノ作りを、子どもたちに楽しく、わかりやすく伝えられるよう開発された職業体験プログラム。こどもの職業体験のプログラムの企画・開発を手懸ける「キッザニア」がプログラムの監修を担当する。

 日程は2013年8月20日(火)~8月22日(木) 2泊3日。宿泊施設はホテルニセコアルペン。対象は小学校3年生~5年生(8~11歳)。募集人員は15名。旅行代金は子供ひとり49,800円(税込)、朝食2回、昼食3回、夕食2回含む。申込はJTB旅いく専用サイト(URL: http://tabi-iku.jtbbwt.com)へ。

 三井不動産レジデンシャル・大和ハウス工業

 「アユモシティ」街びらきに2000人



当日の様子

 

 三井不動産レジデンシャルと大和ハウス工業は7月19日、西武拝島線西武立川駅前に誕生した「アユモシティ」で6月30日(日)に街びらきフェスタを開催し、約2,000人が集まったと発表した。「アユモシティ」は、「Walkable Bio City≪歩くことが楽しくなる街≫」というコンセプトのもと進められている「西武立川駅南口複合開発事業」のこと。両社はこの一画で総区画数259区画の戸建分譲事業を行っている。

 当日は、戸建て居住者だけでなく、周辺地域の居住者も参加。地元で活躍しているアーティスト、農家や生産者、人気飲食店、書店、行政などの関係者も集まった。

 物件は、西武鉄道西武拝島線西武立川駅から徒歩2分、立川市西砂町一丁目に位置する総開発面積約6.7ha。三井不動産レジデンシャルが168区画、大和ハウス工業が91区画。工事完了は平成25年2月。

2カ月弱で100戸契約 名鉄不動産「メイツ西武立川」(4/23)

 東京建物不動産販売 リフォーム新商品開発


 東京建物不動産販売と同社グループの東京建物アメニティサポートは7月19日、マンション水回りのリフォームをパッケージ化した「リフォーム・セレクト4」と、住戸の面積に応じて費用額を算出できる「リフォームパック」を開発したと発表。提携金融機関の一部で取り扱う住宅ローンを利用することで、中古住宅購入資金とリフォーム資金をまとめて一本の住宅ローンで借り入れすることが可能とした。

 これまで、リフォーム一体ローンをご利用する場合、住宅ローンの審査申し込み時にリフォームの見積もりを添付する必要があり、リフォーム会社から見積書を取得する日にちを要したが、東建不販の営業社員がお客様にその場でリフォームの概算見積もりを提示することが可能となり、実施検討のスピードを早めることができるようにした。お客様、東建不販、東建アメニティサポートそれぞれがメリットを享受することが可能としている。

 「リフォーム・セレクト4」は、キッチン・ユニットバス・洗面化粧台・トイレの水回り4カ所のリフォームが好みで選べるようにしたパッケージ商品。4カ所すべてではなく必要な箇所も選べる。

 

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