RBA OFFICIAL
 

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三菱地所執行役員・太田氏(左)と東急リバブル大槻監督(二人は第5回RBA野球大会総合優勝戦で対決している。試合は東急リバブルが勝利した) 

第1回トライビジョン野球大会(前RBA野球大会)予選トーナメント抽選会で拾った各チームのコメントを紹介する。順不同。野球関係者は敬称略。( )内は記者。

【水曜ブロック】

オープンハウス 光永幸多 和田啓 鈴木藍 和泉澤優奈 今年は優勝狙う(和泉澤マネージャーは「エース不在」と本音を漏らした)

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左から和田、光永、鈴木、和泉澤

長谷工グループ 三岳裕幸 梅垣秀二 絶好調。新人入った(三岳は総合地所の最高峰「ルネタワー八王寺」担当)

ナミキ 篠良一 西駿太朗 全然練習できていない(苦戦必至)

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左から篠、西

旭化成ホームズ 平山智章 若返りを図っている。今野? 46ですからね。北寒寺? 彼も44歳。私? 投げられるか(佐藤監督は仕事が忙しそうで、平山が代理を務めるケースが増えそう。若返りはいま一つとみた)

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平山

積水ハウス京葉 堂原康裕 新しいメンバーが加わった。揃えばいける。栗田がいい。昨年は打率7割くらい。生田? 草野球でも投げている(生田を上回る投手はいないのでは)

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堂原

ミサワホーム東京 岡崎晃也 私は最高名誉顧問に就任した。次世代につなげていく

三井不動産リアルティ千葉 鈴木竣也 村上耕介 松崎直斗 厳しい。篠原の出来次第

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左から鈴木、村上、松崎

東急リバブル 大槻俊彦 井上凱仁 中松武哉 3連覇を目指す。会社の垣根を越えて他社との交流も積極的に行っていく(下戸の大槻監督はミルクを飲んでいたが、井上、中松はともに2升飲むとか…本当か。そういう化け物はたまにいる)

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左から大槻、井上、中松

一条工務店 村井響 加藤篤史 吉田匠 これから練習する。投手はもう一人いる(昨年は旭化成ホームズに善戦。村井の出来次第)

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左から村井、加藤、吉田

伊藤忠ハウジング 杉山準 神健一郎 川岸卓郎 一戦一戦必勝。投手は5枚いる

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左から神、川岸、杉山

野村不動産ソリューションズ 大竹口春奈 今野宏洋 浅賀光将 野球は甲子園か草野球。信じられない珍プレーが飛び出すのが面白い。​プロ野球? 興味ありません(大竹口マネージャーのこのコメントはとても興味深い。隣の今野は体重96.4キロとか。「身長も聞いてほしいと」言われたので聞いたら184cmとか。大竹口が今野をどう評価しているか分からないが、近代哲学の祖・カントの次の言葉を紹介する。「全人間を研究しようとするなら、ただ女性だけに眼を向ければ充分である。というのは、力がより弱いところでは、道具はそれだけ技巧的になるからである。ゆえに自然は女性に人工的なものに対する生来の素質を与えたのだ。男性は自然を支配するように創られているが、女性は男性を支配するように創られている。前者には多くの力が属し、後者には多くの起用さが属している」-三菱UFJ不動産販売は女性監督に代わって劇的に強くなった。野村ソリューションズも不気味。野村不動産ホールディングスは女性活躍にも注力している)

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左から大谷口、今野、浅賀

日神グループHD 鈴木良介 山田春輝 いい新人が入った(山田は〝強きをくじき弱きを助ける〟タイプ。今年はどうか)

リスト 山中勇樹 上之園太雅 この前の9月15日に目黒雅叙園で10歳年下のマネージャーと結婚したばっかり。嫁には一生を捧げる(37歳の山中は殊勝なコメント)来年プロポーズすることを前提に、同じ鹿児島出身の彼女と同棲を始めた(この上之園の記事参照リスト三上欠場しても上之園-舟山5回ノーヒット・ノーランリレー)

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左から山中、上之園

住友不動産ステップ 金子優志 布施雅也 藪海征 小畑慧伍 伊藤投手が復活した。今年は優勝を狙う(社名変更してジャンプできるか)

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左から金子、布施、藪、小畑 

【日曜ブロック】

三菱地所 信田晃成 いいチーム状態にある。丸の内の大会でベスト3に入った。新しい投手も加わった。今年はいける(コメント通りか)

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信田

旭化成リフォーム 水島俊裕 土屋慶高 投手がねぇ…(頼れる投手不在)

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左から水島、土屋

THEグローバル社 佐々正春 中島康雄 鈴木将太 用地取得? バリバリ出来ている(旭化成不動産レジデンスと業務連携し、同社は都心部を中心に用地取得を担当。チームは選手が揃うと強い)

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左から中島、鈴木、佐々

東京建物 水田陽介 神田昴奎 河越が退社して、沖縄の若手の選手を育てるのを目的に設立されたジャパンリーグに転職した。チームは若返った。2年目エース三樹の伸びしろに期待(「ブリリア乃木坂」が絶好調のようなので、取材を申し込むことにした。河越に拍手喝采。安定した生活が保障されている大手デベロッパーにしがみつくより、沖縄からプロ選手を育てようという情熱に胸を打たれるではないか)

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青山メインランド 山梨敏行 齋藤龍成 小林哉太 昨年は(総合優勝戦で)屈辱的な思いをした。今年は補強もできた。投手もいる

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左から小林、齋藤、山梨(そろいのかっこいいTシャツはユニクロとか)

タカラレーベン 岩本大志 中尾正則、矢代祐樹 今年はいいチームになった。守りから入る。レディ・ガガ? ぜひ取材してほしい(広報を通じてレディ・ガガを取材することにしよう)

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左から岩本、中尾、矢代

鹿島建設 光太良 堀亮平 今年? 大丈夫。若いメンバーが入った。楽しみ(「勝どき」のマンションが絶好調とか。取材を申し込もう。坪単価700万円か)

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光太(左)と堀

三井不動産 福田法文 岸野亮 杉岡壮将 自信ある。エース3人いる(「商業施設・スポーツ・エンターテイメント本部スポーツ・エンターテイメント事業部事業グループ統括」と「東京ドーム営業本部本部長補佐」の肩書を持つ福田監督は三井不動産商業マネジメント代表取締役社長・大林修氏り祝辞メッセージを代読し、乾杯の音頭を取った。威勢はよかった)

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左から岸野、福田、杉岡

三菱地所 執行役員経営企画部長・太田清氏(トライアングル理事) 私は第5回RBA野球大会で、東京ドームでの決勝戦で(三井不動産の絶対的エース)志村さんからサヨナラヒットを放った。ビジネスから先に立ち上がると本音で話せない部分もあるが、野球から先に関係ができると話はスムーズになる。OBとし皆さんも野球を通じていい関係を築いていただきたい

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太田氏

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第1回不動産・建設・住宅三業界交流野球大会予選トーナメント抽選会(TKPガーデンシティ渋谷)

予選トーナメント展望 水曜ブロック

 水曜ブロックはA~Dまで4グループにそれぞれ分かれ、上位3チームが決勝トーナメントに勝ち進む。

本命不在 リスト、ミサワ東京やや優勢も他チームもチャンス

Aグループ

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 実績からはリスト、ミサワホーム東京、三菱UFJ不動産販売がややリードするが、それぞれ不安材料を抱えており、本命不在。リストは、絶対的エース三上が昨年の大会でひじ痛を発症。かなりな重症で、今シーズンは投げられないと見た。代わりに投げるのは上之園だろうが、出身地の鹿児島県の幼馴染と結婚を前提に同棲生活を始めたばっかりで、不安のほうが大きい。体重100キロ超の37歳山中主将はつい先日の9月15日、27歳のチームマネージャーと結婚したばかり。仕事はできるが、独活の大木。選手として使い物にするかどうかの手腕がマネージャーに問われる。肉体改造に取り組む主砲・岩島だけでは勝てない。

 ミサワ東京は戦力上位だが、もろさも同居。初戦は兄弟チームのミサワ神奈川と対決する不運に見舞われた。勝者が決勝トーナメントに進出するか。

 三菱UFJ不動産販売は一昨年から女性が監督に就任し、ミサワ東京に逆転勝ちするなど劇的に戦力アップした。ただ、選手が集まるかどうか、不安も大きい。日神グループ、一条工務店も信じられない力を発揮することもありチャンス十分。

リバブル、旭化成の2強以外はどんぐりの背比べ

Bグループ

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 2年連続して総合優勝した東急リバブルの優位は揺るがない。抽選会には下戸の大槻監督と、それぞれ2升飲むというエース井上と中松が出席。不安材料はないと見た。29回大会から優勝が遠ざかっている旭化成ホームズは、レジェンド今野投手は46歳、三冠王の北寒寺も44歳か。若返りは? が付く。リバブルには分が悪いが3チームの中には入りそう。

 あとは大混戦。もう一つの山の4チームは互角。どこが抜け出しても不思議ではない。6年ぶりに復帰した準優勝の経験があるエイブルは大穴候補。ブランクが大きいと見て無印にしたが、あな恐ろしの存在となるか。

三井リアルが抜ける 追う大口・光永のオープンハウス

Cグループ

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 日大硬式野球部出身の佐橋-佐藤コンビを擁する三井不動産リアルティが無難に勝ち上がりそう。抽選会は還暦を迎えた安西監督は不参加だったが、主力6人が参加。他を圧した。もう一つの山は、〝今年は優勝するぞ〟の光永監督のビッグマウスがすっかり定着したオープンハウスがクジ運に恵まれた。〝便利地、好立地〟の位置にあるが、女性マネージャー和泉澤は「エース不在」と不安を漏らした。

 あとは、「プロ野球は興味なし。信じられない珍プレーが飛び出す甲子園と草野球」とコメントした女性マネージャー大竹口がカンフル剤になりそうな野村不動産​ソリューションズがややリード。穴はオークラヤ住宅。

実績は積水ハウス京葉だが蝸牛角上の争い

Dグループ

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 ここも自民党の総裁選と同じ本命不在。蝸牛角上の争いだ。実績なら積水ハウス京葉だ。「メンバーが揃ったら強い」と堂原監督がコメントしたが、揃うかどうか。ヘルニアを抱えるRBA〝元祖二刀流〟生田投手が投げられれば予選突破か。社名変更した住友不動産ステップは〝不惑〟伊藤投手(40)が復活したとか。3強には残るか。

 もう一つの山の初参加のレジデンシャルグループの戦力は全くの未知数。ホームページをみたら、「第37回東京不動産業健康保険組合野球大会にて、レジデンシャルグループ野球部が【初出場・初優勝】という快挙を達成」とある。参加したのは〝格下〟のBグループだが、「社員紹介」ページは男性も女性もみんなバット(ビニールではない本物)を構えている。業績では、マンション買取再販で3年連続業界トップとか。

 初戦で対決する三井住友トラスト不動産との勝者が決勝トーナメントに進出すると見た。三井住友トラストもここは負けられない。

予選トーナメント展望 日曜ブロック

 日曜ブロックは20チームが参加。A~Dまで4つのグループに分かれ、それぞれ2チームが決勝トーナメントに進出する。

くじ運に恵まれた三井不、あと1つは清水と地所リアルが激突

Aグループ

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 三井不動産がクジ運に恵まれた。昨年はまさかの初戦敗退だが、ここは無難に勝ち上がりそう。同社「商業施設・スポーツ・エンターテイメント本部スポーツ・エンターテイメント事業部事業グループ統括」と「東京ドーム営業本部本部長補佐」の肩書を持つ福田監督も必勝を期している。〝俺は東京ドームに骨を埋める〟と意気盛んだった陶業ドームに所属していた元監督の細井氏は、骨を埋める前にどこかに飛んだ。多分、築地だろう。

 もう一つの座は清水建設と三菱地所リアルエステートサービスが奪い合う。甲乙は付けられない。死闘が演じられそうだ。

鹿島、ケンコーポの2強が安泰 無風区

Bグループ

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 ここは優勝候補の鹿島建設とケン・コーポレーションが順当に勝ち進みそうで、選挙に例えれば〝無風区〟。どっちが勝つかは不明。

青山メイン1強 東建退社した河越頑張れ

Cグループ

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 昨年の優勝チーム青山メインランドが順当に勝ち上がりそう。昨年の総合優勝戦では悔しい負けを喫したが、今季は補強もしたそうだ。

 もう一つの山のHATARABAと東京建物はやってみないと分からない。東建のエース河越は退団(退社)し、沖縄の野球選手を育てるのを目的に設立されたジャパンリーグの運営に専念しているとか。がんばれ河越!代わりの投手はいるのか。HATARABAはかつての勢いはないが東建とは互角。

THEグローバル社と三菱地所か 野村不もチャンスあり

Dグループ

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 タカラレーベンとTHEグローバル社は。グローバル社が優勢。もう一つの山は三菱地所と野村不動産の争い。三菱地所は丸の内の大会でベスト3に入ったそうで、ここは力上位。しかし、最高の働く環境のBLUE FRONT SHIBAURAへ本社移転した野村不動産にもチャンスがあると見た。予選突破して松尾社長を感涙させるか。

 

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第1回不動産・建設・住宅三業界交流野球大会予選トーナメント抽選会(TKPガーデンシティ渋谷)

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 第1回トライビジョン野球大会開幕-一般社団法人トライビジョン(Tri Vision※)が主催し、国土交通省が後援する第1回不動産・建設・住宅三業界交流野球大会予選トーナメント抽選会が9月19日、TKPガーデンシティ渋谷で行われ、各チームから約100人が参加し組み合わせが決まった。参加するのは水曜ブロックが31チーム(昨年32チーム)、日曜ブロックが20チーム(同22チーム)の合計51チーム。大会は10月1日(水)大宮健保グラウンドで開幕する。抽選会には、中野洋昌・国土交通大臣が大会の成功を祈念するメッセージを寄せ、国土交通省不動産・建設経済局長の楠田幹人氏が参加し、第36回日本不動産野球連盟(Real Estate Baseball Association、略称・RBA)野球大会で総合優勝した東急リバブルが表彰された。

 初参加チームは、東京都足立区に本社を構え、国内30拠点で主に不動産の買取再販事業を展開する株式会社レジデンシャル不動産で、水曜ブロックに参戦する。また、水曜ブロックには、エイブルが第31回大会から6年ぶりに参加する。日曜ブロックは、コスモスイニシアが第29回大会から8年ぶりにそれぞれ復帰する。

 昨年まで参加していた日曜ブロックのポラス、三信住建、東京建物不動産販売、三井不動産レジデンシャルサービス、スターツが、水曜ブロックのタイセイ・ハウジーが不参加。

 大会は、第三企画が主催して平成元年(1989年)から始まり、平成27年(2015年)から国土交通省不動産・建設経済局長表彰が行われてきたRBA野球大会を改称し、開かれるもの。今大会からトライビジョンへの主催・改称に伴い国土交通省が後援することになった。

※トライビジョン(Tri Vision)は、Try(挑戦)ではなく、大会事務局長の久米信廣が不動産、建設、住宅業界をTriangle(三角形)に見立てて考案したもの。三角形の和は不変の真理である180度を表している。

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楠田氏(左)と久米事務局長 

【水曜・日曜ブロック予選トーナメント組み合わせ】

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撮影:カメラマン石井俊志

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以下は記者撮影

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リバブル主砲・竹内のお父さん「小さいころから運動全般に優れていたが、努力もしていた」と息子を評価した(左は竹内のおじさん夫婦と、竹内の弟さん)

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リバブル主将・濱が勤務する飯田橋センターの応援団

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竹内が勤務するリバブル吉祥寺センターの応援団(佐藤副センター長は本業について「不動産流通市場は堅調に推移する。金利先高観はあるが、株価の上昇は支援材料で、とりわけ富裕層向けの中古価格は下がる要因がない。アメリカのイラン爆撃? 大丈夫、影響は限定的」と話した)

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青山メインランドの最前列の応援団(同社の役員はいなかったようだが「我々が主役」と威勢がよかった)

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青山メインランド佐藤

 7回の青山メインの攻撃の場面だ。記者は少し目を離していたのだが、この回先頭打者になるはずの1番角田が打席に立ったとき、スコアボードには1死が表示されていた。ン? 角田は右翼飛に倒れ2死となった。続く2番田口が右中間を破る2塁打を放ち、3番冨田は四球で、4番小林は三振でスリーアウトとなった。

 この時点で、青山メイン山梨監督に打順間違えではないかと聞いた。青山監督も気がついたようで、「そうか、確かに6回の攻撃で2死から佐藤(9番打者)はカウント3-2から四球を選んだ。(この時、奥富捕手が球を後逸したのを見た3塁走者・松室は飛び出し、帰塁しようとしたが、奥富からの送球で3塁タッチアウト)3塁走者が走ったのはインプレ―か」と。

 当の佐藤選手にも尋ねた。アナウンスされるままに打席に立ったようで、全然気づいていなかった。(スコアラーは用事があるそうで途中で帰ったそうだ)

 試合後、東急リバブル大槻監督にも打順間違えのことを伝えたが、大槻監督も分からなかったようだ。つまり、両軍ベンチとも間違いを認識していなかったことになる。井上投手だけは気づいていたようだが、アピールしなかった。結果的に佐藤は三振に斬った。

 打順間違えは、アピールプレーなので、間違って打者が打席に立った時点で、守備側のチームが指摘しない限り、そのまま記録は生きることになる。各ブロックの予選の試合でこのようなケースを見たことがあるが、記者は〝石ころ〟同然だから、間違いを事前に双方に知らせたことはない。総合優勝戦でこんな珍プレーが起きるとは…。スコアラーの役割は大きいことを改めて認識した。

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応援団とともに勝利を喜ぶ東急リバブルナイン

 東急リバブルが2年連続5度目の総合V-日本不動産野球連盟(略称:RBA、主催:第三企画)第36回野球大会(第9回国土交通省不動産・建設経済局長杯)総合優勝戦、水曜ブロック優勝チーム・東急リバブルVS日曜ブロック優勝チーム・青山メインランドが6月22日(日)、東京ドームで行われ、東急リバブルが5-1で勝利し、前回に続き2年連続5度目の総合優勝を果たした。5番高岡は水曜ブロック準決勝戦から3試合連続7打席連続安打の大会新記録を樹立。2番手のエース井上がピンチをぴしゃりと締めた。青山メインランドは2回、丹羽投手が高岡に安打を許したあと突如制球を乱し5四球を与えたのが痛かった。打線は再三好機をつくったが、あと一歩及ばず。残塁は11個

第36回RBA野球大会 総合優勝戦 フォトページ

総合優勝戦 初の珍プレー 両軍ベンチ打順間違え気づかず 佐藤2度続けて打席に

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7打席連続安打を放ち、先制のホームを踏んだ高岡を迎えるリバブルベンチ

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井上投手(左)丹羽投手

 東急リバブルは2回、1死から5番高岡が右中間超え2塁打を放ち、続く3者連続四球で先制。さらに野選と2者連続四球と犠飛で4点追加。この回一挙に5点を奪った。3回は2死1、2塁から8番近藤の中堅前安打で2塁走者の6番濱が本塁を突いたが憤死。6回には主砲の1番竹内が2死から左翼越え2塁打を放ったが得点ならず。

 高岡は、水曜ブロック準決勝戦-決勝戦と今回の総合優勝戦の初打席まで9打席連続安打の大会記録を樹立。右翼手の近藤は7回、長打を阻む超美技(わが西武の長谷川並み)でスタンドを沸かせた。

 先発のかつてのエース〝不惑〟坪井がドーム初先発。2回に4四球を出し1失点、なおも1死満塁のピンチに、前大会で9回ノーヒット・ノーランを達成した2年目エース井上が登板し、2者を討ち取った。井上は前試合を含め12回を無安打に抑えた。

 青山メインランドは惜しまれる敗戦。5点先取された2回の裏、5番柴田から3連続四球で満塁とし、続く8番鈴木は三振したが、9番久保が四球を選び1点を返した。しかし、ここで登板した井上に1番角田は三振、2番田口は投手フライに倒れた。それ以降は5回の1死満塁、6回の1死1、3塁(のはずが安打を放った鈴木が2塁を欲張り封殺され2死3塁に)、7回の2死3塁、8回の1死2塁の得点機をことごとく逸した。

 丹羽投手は2回、高岡に2塁打を打たれたあと突如制球を乱したのが悔やまれる。強打のリバブル打線から三振を6つ奪ったようにストレートに威力があった。走者を出してからのセットポジションに課題がありそう。

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宙に舞う東急リバブル大槻監督 

〇大槻監督 まずは、多大なる御尽力を賜りこの場所を整えて頂きました第三企画久米代表をはじめ、スタッフの皆様に、この場を借りて心から感謝御礼を申し上げます。ありがとうございました。試合結果は5-1と点差はついたが、力量差は紙一重、厳しい試合になるのは想定内。それでも1点差で勝つ、負けるとは考えていなかった。みんなよく頑張った。守備力を強化してきた成果が出た。応援団を含め関係者の方々に感謝したい

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大槻監督

〇濱主将 いいところが出た。明日から気持ちを切り替え、次大会に備えたい。一戦必勝

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濱主将

〇高岡 7打席連続ですよ(確かに凄い。プロ野球は、1991年のレイノルズ(大洋)が4試合にわたって続けた11打数連続安打が最多だそうです)

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高岡

〇坪井 年? 今年41歳。ノヒット・ノーラン? 俺が打たれて途切れたら、井上にバトンタッチする(試合前。その通りになった)

〇井上 調子はめっちゃよかった。飛ばし過ぎた。守備にも助けられた。打順間違え? わかっていましたよ(改めて記事化するが、青山メイン佐藤は7回に四球を選び最後の打者になったが、8回の先頭打者に立ち三振。両軍ベンチとも気がつかなかったので記録は有効。1-0-0になるはずが、2-0-0になった)

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井上

〇近藤 もうボロボロ(7回の青山メイン角田の飛距離にして80mくらいの右翼線ぎりぎりのフライを飛び込んで好捕。わが西武の長谷川クラス。しばらく立ち上がれずベンチに。顔面は血がにじんでいた。大事には至らなかったようだ)

〇伊田(ベンチの新人) あれは内野安打(5回の青山メイン田口の当たりは安打かエラーかで見解がわかれた。記者も判断がつかなかった。主審は「安打でしょ」と話した)

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伊田(左)と米窪

〇松本大樹 56歳。打ちたかったが、展開的には代打も難しかった(大樹晩成の夢は次大会に持ち越し)

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松本

○東急リバブル取締役専務執行役員・中北均氏 総合優勝戦に出場できる、こんな名誉なことはない(試合中)。みんな自らの持ち場、役割を果たした。よく踏ん張った。とても嬉しい(試合後はナインをねぎらった)

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中北氏(左)と大槻監督

●山梨監督 負ける時はこんなもの。残塁が多すぎた(11個)。しようがない。打順間違え? 全然気がつかなかった。スコアラー? その前に用事があり帰っちゃった

●佐藤 打順間違え? 7回はカウント3-2から四球だと思ったが、8回は先頭打者としてアナウンスされたのでそのまま打席に立った

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佐藤

久米信廣大会委員長 不動産・建設・住宅、三業界の親睦と繁栄と発展の36年間、今年が日本不動産野球連盟主催の最後の大会となります。参加企業は200社。累計試合数4000試合、登録選手は数万人。本年参加企業の売上高総額90兆円の大会、ありがとうございます。来年からは、国土交通省より後援を頂き、一般社団法人トライビジョン主催の大会へと継続され、大会運営を担当させていただくことになりました。引き続き、よろしくお願いいたします。

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東急リバブルナイン

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青山メインランドナイン

東急リバブル5-1青山メインランド

  1 2 3 4 8 9 合 計
東急リバブル 5 0 0 0   5
青山メインランド 1   1

東急リバブル】

位置 選手 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
竹内 三振 四球   中飛   左二   三飛   4 1 1
吉安 右飛 四球   三邪   遊飛       3 0 1
D 半田 中飛 左犠   三安     左安     3 2 1
奥富   一ゴ 三振 遊飛     四球     3 0 0
高岡   中二 一飛   遊飛   一ゴ     4 1 0
  四球 中安   三振   三振     3 1 0
星川   四球 四球   三振     三振   2 0 0
近藤   四球 中安     二飛       2 1 1
8 中松               一邪   1 0 0
羽方   FC二 一飛     投ゴ   四球   3 0 1
合 計 28 6 5

◇牽制死 半田(7回) ◇走塁死 濱(3回) 

投手 回数 安打 三振 四死球 失点 自責点
坪井

1回1/3

0 2 5 1 1
井上 6回2/3 5 6 4 0 0

【青山メインランド】

位置 選手 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
角田 三振 三振     四球   右飛     3 0 0
田口 死球 投飛     三安   中三     3 2 0
冨田 三ゴ   三振   死球   四球     2 0 0
小林 一邪   左飛   一邪   三振     4 0 0
半田   四球 左飛   三振         2 0 0
  齋藤               投ゴ   1 0 0
藤原   四球   左飛   左安   左二   3 2 0
6 松室                   0 0 0
D 山梨   四球   二ゴ   三振       2 0 0.
  新井               三ゴ   1 0 0
鈴木   三振   一ゴ   中安   左飛   4 1 0
久保   四球               0 0 1
9 佐藤         三ゴ 四球 三振     2 0 0
合 計 27 5 1

◇走塁死 鈴木(6回) 藤原(6回) ◇失策 冨田(4回) 

投手 回数 安打 三振 四死球 失点 自責点
丹羽 8 6 6 8 5 5

 

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3試合7打席連続安打を放った東急リバブル高岡

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東急リバブル新人5人組

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応援席(東急リバブル)

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応援席(青山メインランド)

東急リバブル2年連続6度目V 高岡が大会記録の6打席連続安打ミサワ東京 3度目準V(2024/12/11)

青山メインランドが初優勝門馬投打に活躍旭化成リフォームは3度目準V(2024/11/24)

東急リバブル 18年ぶり4度目総合V井上投手 RBA史上初 9回ノーヒット・ノーラン(2024/4/25)

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岩島(左)と大槻監督 

昨日(616日)、リストグループと東急リバブルが販売を担当している分譲戸建て「マークヒルズ新横浜」の取材を終えてから、東急リバブル大槻監督とリスト岩島選手としばし野球について歓談した。本業の取材で、このようにRBA関係者にお会いできる-こんな嬉しいことはない。

キャリア10年、20年のRBA野球関係者なら大槻監督、岩島選手を知らない人はいないだろうが、若い選手の方はご存じないかもしれないので、少し説明する。(一部敬称略)

まず、大槻監督。帝京高校-城西大野球部出身。正位置は捕手。古田敦也氏とは同い年の60歳。高校時代の近しい先輩・同期・後輩として3歳上の石橋貴明氏(とんねるず)、2歳上の伊東昭光氏(ヤクルト→現ヤクルト編成部長)、同期の竹内史英氏(阪急=大槻監督が抜けなかった捕手)と大見達也主将(青山学院大→東急リバブル)、2歳下の河田雄祐氏(広島→西武→現在DeNAコーチ)と小林昭氏(ロッテ→帝京高コーチ→現帝京第五高監督)、3歳下の芝草宇宙氏(日ハム→現帝京長岡高監督)と奈良原浩氏(西武→日ハム→現ソフトバンクコーチ)らがいる。(竹内氏は1軍経験がなく、記者は知らない)

RBA野球大会には第1回大会から捕手として出場している。大井ふ頭の球場だったか、痛烈な中堅越え本塁打を放ったのを見ている。その後、監督に就任したのは10年後くらいでなかったか。お父さんが亡くなったため1度だけ欠場したことがあるが、他は皆勤賞。36年のRBA野球大会の歴史の中で、このような人は他にいない。

この日、高校野球の背番号12の意味を大槻監督から教えてもらった。背番号1はエースナンバーで、10番、11番は2番手、3番手投手だろうということは知っていたが、背番号122番手捕手が付けるのだそうで、大槻監督の帝京高校時代の背番号は12-つまり2番手の捕手。怪我(椎間板ヘルニアか)のため公式戦出場はならなかったが、同期の大見達也氏(記事参照)ら主力と100人超の部員とのコミュニケーションを図り、名物監督・前田三夫氏との調整役を務めたという。

その経験からか、進学した城西大野球部では、監督に請われ3年間、学生監督を務めている。「この経験が仕事でも生きている」と、大槻監督は振り返った。

次に岩島選手。法大野球部出身。外野手。卒業後は社会人野球の日産に入社が決まっていたが、日産が廃部となったためリストに入社。当時、リストには横浜高校時代、松坂氏にエースの座を奪われた杉山氏が大砲として君臨していたが、岩島も互角だった。最近の記録では、リストは第35回大会水曜ブロック決勝戦で東急リバブルに0-4で敗れたが、岩島はリバブル井上投手から第1打席と第2打席とも安打を放った(安打を放ったとき、肉離れを発症し、交代を余儀なくされた)。

岩島は今年〝不惑〟か。年齢はそれほど違わないはずの〝ダルマ〟のような主将(武士の情けだ、名前は伏す)とはまるで逆。スーツ姿でもキン肉マンぶりがうかがえた。「仕上がりは順調」と話したように、まだまだ衰えを見せていない。

歴代RBAの屈指の強打者だ。36年のRBAの歴史のなかで外野手ベスト3を上げれば、三冠王の東急リバブル・岡住まさる氏とケン・コーポレーション庄司大介氏(元オリックス)、あと一人は悩ましいが、岩島は今の東急リバブル竹内とともに候補に挙げたい。超鈍足のナイスの芦沢はDHに回ってもらう。

                   ◆     ◇

紙媒体の時代も長く、記事は読まれたらすぐ屑籠に捨てられると思っているので、自分が書いた記事を読み返すことはほとんどない。ところが先日、自分が書いたWeb記事を検索していたら、ある大学の名誉教授で多くの著作もある方が、何の断りもなく記者の記事を引用していることが分かった。愕然とした。剽窃は犯罪であることをこの方は認識していないようだ。

それはともかく、小生の記事は結構読まれているようだ。例えば、「三井不動産」と「志村」で検索すると、Wikipedia、三井不動産リアルティの組織改正・人事異動のおしらせ(2023/3/3)の次に日本不動産野球連盟(RBA)の記事がヒットする。他の選手も検索した。たくさんヒットした。

2013年以降しか調べられないのだが、もっとも多いのは、旭化成ホームズの〝負けない投手〟今野投手の229件で、チームを引っ張る佐藤監督の155件、三冠王の北寒寺の128件が続く。この3人が多いのは、これまで旭化成ホームズが〝王者〟として君臨してきたからだ。

東急リバブル大槻監督は99件、リスト岩島選手は70件だ。旭化成ホームズには負けるが、三井不動産リアルティ安西監督の96件、ケン・コーポレーション田辺監督の82件、リスト倉持監督の68件と比較すると、決して少なくない。RBAを盛り上げている功労者だ。 

南ひな壇の全172区画 ランドスケープ生かすブラン秀逸 リスト&リバブル「新横浜」(2025/6/16

リバブル 悲しみを力に変えた 坪井7回1失点完投 伊藤忠 相手の気迫に押され完敗(2017/9/20

22回RBA野球大会 リバブル・大見野球部長が13年ぶりユニフォーム(2010//14

リスト岩島 突如休部で入社できなかった日産 何度も利用した日産野球場跡地の戸建て担当(2012/9/4

RBAの星〟三井不動産・志村亮氏(51)が12年ぶり登板 抜群の制球力健在(2017/11/20

元オリックス-ケンコーポ 庄司氏が神宮外苑で青空「野球教室」(2015/7/25

 

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RBA監督者会議(TKP新宿西口カンファレンスセンターで)

 日本不動産野球連盟(Real Estate Baseball Association 代表:久米信廣・第三企画社長)は6月6日、RBA監督者会議を開き、今年の第37回大会から主催者は、一般社団法人トライビジョンに変更することが決まった。国土交通省 不動産・建設経済局長杯の冠は継続される。詳細は今後決定される。

 RBA野球大会は平成元年(1989年)、久米の大会三指針(①働く人々の健康と成長とその家族の幸せ②業界の親睦と繁栄と発展③国際親善への貢献)の呼びかけでスタート。コロナ禍で第32回大会(2020年)と第33回大会(2021年)は中止を余儀なくされたが、毎年約50~65チームが参加。参加企業・チームは200近くに上っている。第三企画36回大会に参加したチームの会社の売上高総額は約90兆円。累計試合数は4,000試合超、選手として参加した人は数万人に上ると思われ、新卒採用のリクルート対策として成果を上げている企業もみられる。

 他の野球大会には例がない不動産開発、不動産流通・販売業、不動産賃貸、マンション管理業、ハウスメーカー、建設業など業際を超えて束ねているのが特徴。

 トライビジョンには、不動産、建設、住宅の3つの業種=トライアングルの意味が込められている。

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左から三菱地所ホーム・鈴木監督、同・米川氏、三井不動産リアルティ・安西監督

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左からタウングルーブCEO・高坂氏、丘監督、長谷工グループ・三岳氏

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左からミサワホーム東京・岡崎氏、同・後藤監督、長谷工グループ・梅垣監督

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左からリバブル大槻監督、青山メイン齋藤投手、山梨監督(TKP新宿西口カンファレンスセンターで)

 第36回RBA野球大会(国土交通省 不動産・建設経済局長杯)総合優勝戦、水曜ブロック覇者・東急リバブルVS日曜ブロック覇者・青山メインランド戦が6月22日(日)、東京ドームで20:50から行われる。記者のどっちも〝勝って〟予想。

 6月6日行われたRBA監督者会議で東急リバブル大槻監督と青山メインランド山梨監督が、どういうわけが最後列の出入口に一番近い末席で呉越同舟だった。(記者はその意味がよくわかる)

 手間が省ける。早速、総合優勝戦に臨む意気込みを聞いた。

 リバブル大槻監督は「昨年(第36回大会)と変わらず。王道を歩む。練習は1月から開始し、万全の状態にある」と余裕たっぷり。新戦力にも触れ、「頼もしい新人入部候補者5人が来てくれました。6/22総合決勝戦は共に闘います。青山さんは謙遜されている。対話させていただいた肌感覚ですが、間違いなく強いチームでいらっしゃる。気をひきしめていく」と話した。

 他方の青山メイン山梨監督は、対照的に弱音一辺倒。「この前(5月28日)、不動産健保野球大会1部準々決勝戦でケン・コーポレーションさんに0-9でコールド負けした。練習? 全然していない。エース? 退社した。投げるのは齋藤。球は速い。俺も先発で出る。相手の投手? 前回ノーヒット・ノーランを達成した投手だろ。1安打打てるよう頑張る」と話した。

 記者は、このコメントを真に受ける。どう考えてもリバブルが優勢。戦力はかなりの差がある。まず投手。リバブルは前回の三菱地所との総合優勝戦で史上初の9回ノーヒット・ノーランを達成した井上が先発する。ドームで投げるのは3度目だ。崩れるシーンはないと見た。

 青山メインは、ケンコーポ戦で誰が投げたか不明だが、齋藤が投げたとしたら、中1か月で立て直すのは難しい。温存していたとすれば、その実力は杳として分からない。

 打線はどうか。リバブルは大槻監督が話した通り万全と見た。主砲・竹内を中心に上下打線むらなく打つ。青山メインは入社2~3年の若手が中心。外から鋭く曲がる井上のカーブ、スライダー攻略するのは容易ではない。

 まあ、しかし、野球は下駄をはくまで分からない。だから面白い。青山メインの西原良三社長は野球好きだそうだ。全面的な会社のバックアップを受けて戦う青山メインに勝算がないわけではない。


 

 

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ポラス 伊香 

〝清水が4番の役割を果たし、岩瀬投手が踏ん張れば〟という条件付きではあるが、今年のRBA野球大会に出場する予定の水曜ブロック・ポラスは〝台風の目〟になる可能性がある。66日行われた、ポラスグループの分譲戸建て「ビー・グレイス柏 未来隣区」(全92区画)のメディア向け見学会で、チームの主力の一人でもある中央グリーン開発千葉支店流山事業所営業課2係チームリーダー・伊香龍人氏は「好立地ではないが、総合力はどこにも負けない」と販売状況について完璧な説明をしたのだが、チームの補強が進んでいることを言葉少なに次のように語った。

「今年は有力新人が3人入った。東亜学園の捕手、上尾高校の投手、佐久長聖の外野手。この前、練習試合を行った。打撃は清水のほうが上かもしれないが、東亜学院の捕手はいい。上尾と佐久長聖は不参加だったので分からない」

打撃が清水より劣るのは気がかりだが、同社チームには昨年、駒沢大卒の好打者・渡部(わが西武の渡部聖弥と同姓)が加入しており、清水は衰えが見えるが、主軸を打つ上津原、三瓶らも健在だ。伊香は投手として投げていたが、今季は本職のサードを守るとか。

新人3人と渡部が期待通りの活躍をすれば、優勝戦線をかく乱する〝台風の目〟になると見た。それとも、半ば壊れかかったオーブンで焼いた白濁した目玉焼きになるか、伊香がぶち上げた線香花火なのか…その結果は大会が始まればすぐ分かる。チームのこれまでの戦績最上位は4強。この壁を打ち破るのは難しいような気もするが…。

分譲戸建ての記事は後回しにする。こちらも読んでいただきたい。伊香が語った「好立地ではないが、総合力はどこにも負けない」には嘘はない。

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「好立地ではありませんが、総合力ではどこにも負けません」

 

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