東武東上線初のZEH、三芳町の魅力を伝えきれるか ポラス「みずほ台」
ピアキッチン
ポラスグループの中央住宅は6月2日、同社初&東武東上線の200戸超のマンションで初のZEH-M Oriented認定を取得している「ルピアグランデみずほ台(トレジャータウンプロジェクト)」の分譲を6月12日に開始すると発表した。同日、メディア向け見学会を行った。
物件は、東武東上線・東京メトロ有楽町線・副都心線みずほ台駅から徒歩16分、埼玉県入間郡三芳町竹間沢字新開の工業地域に位置する10階建て全304戸。6月12日(月)に抽選分譲する第1期(50戸)の専有面積は58.73~83.16㎡、価格は2,798万~5,198万円(最多価格帯3,900万円台)。坪単価は未定だが、70㎡で3,900万円台(≒184万円)になる模様。竣工予定は2024年7月下旬。設計・施工は長谷工コーポレーション。管理は長谷工コミュニティ。販売代理は長谷工アーベスト。
敷地は木村屋製パン所の工場跡地で、幅員20mの北側道路に接道。建物はL字型で、標準階31戸のうち南東向きが24戸、南西向きが7戸。住戸プランは58㎡台の2LDKが20戸、80㎡台の4LDKが28戸で、他は70㎡中心の3LDK。3LDKのスパンは6200~6400ミリ。
主な基本性能・設備仕様は、一次エネルギー26%を削減するZEH-M、扁平梁、直床、リビング天井高2450~2550ミリ、ディスポーザー、食洗機、食器棚付きピアキッチン(148戸)、リビング・居室床暖房、浴室タオル掛け2か所などのほか、同社オリジナルの「ポラスのしあわせメソッド」をフル装備。共用施設・サービスではコミュニティラウンジ、キッズルーム、屋外ワークスペース、ワーキングスペース、シェアリング倉庫、リサ育スペース、コミュニティプラットフォーム「GOKINJO」など。管理は長谷工コミュニティの第三者管理方式を採用する。
見学会に臨んだ同社取締役・成瀬進氏は、「当社が商圏とする埼玉や千葉の第一次取得層向けのマンション市場は安定して推移している。前期の供給戸数は311戸だったが、今年度は倍増させる計画で、うちコンパクトタイプは3割を予定している。デザイン、商品企画に磨きをかけ、他社との差別化を図っていく。ZEH化は2025年までに8割を目指す。このほか、チャンスがあれば再開発や建て替え、買取再販も手掛けていく」と語った。
販売代理の長谷工アーベスト東京支社販売第二部門のプロジェクトマネージャー・朝田美佳子氏は、「これまでの資料請求は400件、4月15日にオープンしたモデルルーム来場者は181組。約6割は第一次取得のファミリー層で、4割は住み替え希望層。ピアキッチンなど〝唯一無二〟の商品企画が評価されています。第1期50戸の即日完売を目指します」と話した。
イメージパース
浴室タオル掛け2か所
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同社のマンションはかなり取材している。直近の記事「ピアキッチンだけでない ポラスのマンションはなぜ売れるのか 中央住宅『和光本町』」を参照していただければ、同社のマンションの特徴は分かっていただけるはずだ。
モデルルームを見学した率直な感想を言えば、他の競合しそうな物件と比べたら、何よりもZEH-Mが優れているものの、同社の最大の〝売り〟であるピアキッチンをはじめ、ドアはソフトクローズ機能付きではなく、トイレのちょい置きスペースもないことなどから、仕様レベルは最近の物件と比較して落ちると判断した。
この点について、同社マンションディビジョン部長・中島教介氏と話しあった。東武東上線ではトータルで2,000戸くらいが分譲されており、大激戦であることから価格を抑え、仕様も落としたのかとストレートに聞いたら、中島氏は「ピアキッチンの仕様はこれまでのシナ合板ではないものを採用したが、価格は同程度」と話した。また、中島氏の隣にいた長谷工アーベスト東京支社販売第二部門販売一部エリアマネージャー・吉田康一氏も「当社(長谷工コーポ)の施工比率は7割くらいではないか。競合しそうな他の大型物件もコンスタントに売れているが、設備仕様レベルは『みずほ台』がもっとも高い」と語った。
記者はこの吉田氏の言葉は外交辞令ではないと受け止めた。ポラス仕様ではないかもしれないが、東武東上線の物件と比較して見劣ることはないはずだ。
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感心したのはマンションギャラリーの演出だ。ギャラリー内には所狭しとばかり、三芳町の特産品や生息する昆虫類の模型が展示されていた。町の魅力(宝物)を探ろうと、中島氏や吉田氏ら12~13名のスタッフが自転車を借りて丸一日、町内を駆けずり回り、調べ上げたものだという。同社マンションディビジョン参事・湯村元昭氏が「物件名を〝トレジャータウン〟としたように、わくわくする仕掛けを施した」と語った通りだ。
いくつか列挙する。ホタル、カワウソ、アメリカザリガニ、オニヤンマ、クワガタ、カブトムシ、フクロウ、テントウムシ、カマキリ、カメ…皆さんは馬鹿馬鹿しいと思うかもしれないが。中島氏自身も「大変楽しかった。癒された」と語ったように、小生はとても大事なことだと思う。童心に還って自然を観察することは、人間を知ることにもつながる。来場者に物件特性を伝えるのは当然だが、〝ここに住めばどのような生活ができるか〟を担当者が説明できなければ、来場者の心をつかむことはできない。上記した昆虫類のうち23区に生息しているものはどれくらいあるか。人口一人当たりの図書の貸し出し冊数は21年連続埼玉県1位であることも紹介された。
取材の帰りには、JAいるま野とサクマ製菓が共同開発した「さつまいもみるく」を頂いた。1個食べてみた。確かにサツマイモの味がした。町には「いも街道」があるそうだ。(「イモ!」ではない)
この演出を見て、予想していた坪単価170万円を同社が予定している184万円から190万円に上方修正した。ZEHのよさをしっかり説明できるか、町の魅力を伝えきれるかが勝敗のカギを握る。
小生は、今年の郊外マンションで、東(千葉)の「ちびまる子ちゃん(ウエリス八千代村上)」、西(東京)の「昭島(プレミスト昭島 モリパークレジデンス)」、そして北(埼玉)の「みずほ台(ルピアグランデみずほ台)」と「上福岡(Brillia City ふじみ野)」の大規模物件に注目している。施工が同じ長谷工コーポで、東京駅へ1時間圏というのが同じだ。4物件を合わせると約2,830戸だ。年間に売れるのは常識的に考えたら1物件当たり150戸として4物件で600戸くらいではないか。全部売れるまで4.7年もかかる。そんなことにならないよう祈るほかない。成瀬氏は来期(2025年3月)までの完売を目指すと話した。
マンションギャラリー掲示板(ここに住めばこんな自然に触れられる)
左から小生の親指ほどもあるホタル、伊勢海老かと思ったザリガニ、実物に近いカマキリ
左から絶滅したと思っていたオニヤンマ、木に登るカメ、精巧なカブトムシ
左から巨大フクロウ、ロブスターか、かわいいテントウムシ
サツマイモの味がする「さつまいもみるく」
三井不レジ&三井不 大阪・堂島の一等地でマンションとホテルの複合開発着工
「(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画」
三井不動産レジデンシャルと三井不動産は6月1日、同社初の分譲マンション(513戸)とホテル(220室)の複合プロジェクト「(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画」を同日着工したと発表した。建物竣工、ホテル開業は2027年春の予定。
物件は、JR大阪駅から徒歩11分、大阪市北区堂島浜二丁目に位置する敷地面積約5,755㎡、40階建て。主用途は分譲共同住宅・ホテル・飲食店舗・事務所など。設計・施工は清水建設。外観デザイン監修はホシノアーキテクツ。
分譲マンションの共用部、専有部、ホテルを含む1棟全ての電力を実質再生可能エネルギー100%の一括受電システムで賄い、分譲マンションはZEH-M(ゼロ・エネルギー・ハウス・マンション)の認証を取得する予定。ホテルは三井不動産ホテルマネジメントが「三井ガーデンホテルズ」のプレミアシリーズとして運営を行う。
両社は「水都大阪を象徴する堂島川のリバーフロントの好立地を生かし、大阪の未来を担う革新的なプロジェクトを目指す」としている。
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現地はおおよその見当がつく。東京建物「Brillia Tower 堂島」の販売事務所に近いはずで、対岸には日銀大阪支店、大阪市役所、府立図書館、中央公会堂などの公的施設がある。最高の立地条件だ。東京でいえば、日本橋川、神田川、目黒川に面した都心のどこかだろう。
この立地なら、坪単価は650万円でも圧倒的な人気になった「Brillia Tower 堂島」より上回るのは間違いない。大阪駅近接の「グラングリーン大阪(うめきた二期)」(482戸)は坪単価1,000万円くらいではないかと小生は踏んでいるのだが、これに次ぐ価格になるのではないか。
物件のファサードデザイン監修は建築家・星野裕明氏が代表を務める「ホシノアーキテクツ」だ。星野氏と言えば、同社の「パークコート渋谷ザ・タワー」「パークタワー勝どきミッド/サウス」「パークコート渋谷北参道ザ・タワー」「ガーデンヒルズ三田」「東京ミッドタウン日比谷」なども手掛けている。これだけでも力の注ぎようがうかがい知れる。
〝どう見ても美しい〟大阪の市場を変える 東京建物「堂島」は坪単価650万円(2021/11/25)
「その瞬間に、心が弾む」見事に表現 三菱地所レジ「The Parkhabio SOHO 祐天寺」
「The Parkhabio SOHO 祐天寺」
三菱地所レジデンスは5月30日、共用部にコワーキングスペースを併設した新たな職住一体型賃貸マンションシリーズ「The Parkhabio(ザ・パークハビオ) SOHO」の第3弾「The Parkhabio SOHO 祐天寺」が竣工したのに伴うメディア向け完成内覧会を行った。得も言われぬ美しい外観に記者は惚れ込んだ。「ザ・パークハビオ」のコンセプト「その瞬間に、心が弾む」が見事に表現されている。賃料設定は「中目黒」より高くても人気なのにも納得した。
物件は、東急東横線祐天寺駅から徒歩2分、目黒区祐天寺二丁目の近隣商業地域に位置する敷地面積約650㎡、7階建て全53戸。専用面積は25.53~67.89㎡(1R~4LDK)。現在募集中の住戸の月額賃料は14.1万(25.53㎡)~44.0万円(67.89㎡)。竣工は2023年5月下旬。設計はアーキフォルム一級建築士事務所。施工は大豊建設。
1階に設けた約80㎡のStyle Loungeは、オープンスペースのほか50インチの大型ディスプレイを備えた会議室(8人部屋)、個室ブース6室、オープンデスクやソファースペースなどを用意。
屋上テラスの「Sky Lounge(スカイラウンジ)」は、電源・Wi-Fiを完備し、仕事をすることも可能な「ルーフテラス」、100インチのシアターウォールを備えた「ルーフカウンター」、ボルダリングのホールドをあしらった「プレイヒルズ」の3つのゾーンからなり、東京タワーや富士山も望むことができる。床を踏むと天井と床からミストが噴き出す「ウォーターエリア」も設置している。
外観は、祐天寺の持つ優しさを表現するためラウンド形状にこだわり、シルバーとゴールドの2色のアルミルーバーを採用し、1本1本のアルミルーバーの高さを変化させている。アールの曲線で白い外壁を包み込む「繭」のイメージを表現したという。
エントランスホール内には「かまくら」を設置し、暖かみと落ち着きのある空間を演出。各住戸の部屋番号サインは、スポットライトで映し出されるようにしている。
専用部は、ファミリーの利用も可能にするため53.64㎡の3LDKや67.89㎡の4LDKを用意。4階以上の住戸は、アクタスとのコラボレーションし、一部専用部分のカラーコーディネートをアクタスが監修している。
リーシングは2月から開始。賃料は平均2.2万円/坪で、「中目黒」より高い設定にもかかわらず、エリアには新築の賃貸がなく、共用施設が充実していることから人気になっており、25戸に申し込み(女性は6件)が入っているという。
内覧会で同社賃貸住宅開発部長・菅野裕治氏は、「今回の『SOHO祐天寺』は第一弾の『大手町』、第二弾の『代々木公園』に続く第三弾。オフィスより快適なコワーキングスペースを備えており、法人登記も可能にし、居住とオフィス賃料の家賃の二重払いを解消している。今後も3年間で5棟の供給を目指す」と語った。
スタイルラウンジ
スカイラウンジ
ソファースペース
個室ブース(ハーマンミラー社の椅子は1脚10万円とか)
ルーバー
「ウォーターエリア」
部屋番号
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記者は、「The Parkhabio SOHO」シリーズ第一弾の「大手町」、第2弾の「代々木公園」も見学し感動を覚えた。とくに「代々木公園」では、物件案内を務めた同社賃貸住宅計画部第四グループ主任・福井一哉氏の巧みな話術に嵌まり、いっぺんにファンになったのだが、今回は建物外観に見惚れ、舞い上がった。
アール形状の建物は最近流行りのようで、あちらこちらで見かけるようになった。今回の物件説明役の同社賃貸住宅開発部開発第一グループ・花輪俊大氏は「敷地は元三菱UFJ銀行の店舗跡地。周囲に高い建物がなく視認性の高い立地なので、ランドマークになるとラウンド形状にこだわった」と話したが、その企画意図は見事に表現されている。記者は、分譲にしたら坪単価650万~700万円でも売れると瞬時にはじき出した。
「その瞬間に、心が弾む」仕掛けはこれだけではない。「かまくら」だけは理解できなかったが、ミストが噴き出す「ウォーターエリア」は分譲に採用したら大ヒットするはずで、光と陰で部屋番号を映し出す部屋番号サイン、全面をマグネット付きとした廊下壁、モザイクタイルを張り詰めた共用部の壁、67㎡の4LDK、タンクレストイレ…。同社賃貸住宅開発部は何名のスタッフで構成されているか分からないが、多士済々、人材の宝庫ではないか。発想力がケタ違いだ。分譲グループとの連携を深めれば、とんでもないことをやってのけるのではないか。
現地
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新しい発見もあった。わずか1㎡だけで、プランによっては広く感じたり狭く感じたりすることだ。
内覧会で約25㎡の1Rを見た後だった。同業の記者の方が約26㎡の1DKのプランを見て「こっちは広いね」と感嘆の声を上げた。
言われてみると確かに広く感じる。物件案内役の同社賃貸住宅開発部開発第一グループ副主任・柳澤美友紀氏は「図面だけ見ただけでは代わり映えしないかもしれませんが、部屋を区切り、キッチンを廊下に収めるか、居室と一体型にするかで感じ方が異なり、1DKタイプは人気になっています」と話した。
双方の間取り図を添付する。皆さんも見比べていただきたい。
わずか1㎡でもこんなに異なる(左は約25㎡の1R、右は約26㎡の1DK)
その瞬間、福井氏に惚れた 三菱地所レジSOHOタイプの賃貸第2弾「代々木公園」(2022/10/13)
感動的な天井高2730ミリの「MIデッキ」 職住一体型SOHO 三菱地所レジ「大手町」(2022/5/15)
〝東京の軽井沢〟レベル高い 「来年6月までに完売」あるか 大和ハウス「昭島」
「プレミスト昭島 モリパークレジデンス」
大和ハウス工業は5月25日、JR昭島駅北口の大型複合タウン「東京・昭島 モリパーク」内で計画している3棟約850戸超のプロジェクト第一弾となる「プレミスト昭島 モリパークレジデンス」(481戸)マンションパビリオンをメディアに公開し、6月3日にモデルルームをオープンし、9月中旬から販売開始すると発表した。「モリパーク」内で初の住宅開発となる。
物件は、JR青梅線昭島駅から徒歩5分、 昭島市田中町字後小欠の第二種住居専用地域(建ぺい率60%、容積率200%)に位置する敷地面積約18,215㎡、13階建て全481戸。専有面積は56.57~89.08 ㎡、価格は未定だか、3LDKで5,000万円台の予定。売主は同社(事業比率70%)と住友商事(同30%)。設計・監理・施工は長谷工コーポレーション。竣工予定は2024年8月。
現地は、昭和飛行機都市開発が管理・運営する昭島駅北口エリア一体の約130haの総称「東京・昭島 モリパーク」内に立地。エリア内には大型スーパーマーケットや映画館、飲食店など120を超えるテナントが出店する大型複合商業施設「MORITOWN(モリタウン)」のほか、ボルダリングなどアウトドアを体験できる「アウトドアヴィレッジ」、リゾートホテル「フォレスト・イン 昭和館」、テニスセンター、ゴルフコース・練習場などの施設が揃う。
敷地は2020年、昭和飛行機都市開発から同社が取得したA・B・C敷地約32,000㎡のうちのA敷地。敷地南側はサクラ並木、東側は歩行者専用通路として国内最長の全長400m超のいちょう並木と接している。北側はテニス場。建物は3棟構成。
住戸内の一次エネルギー消費量を20%削減することで「ZEH-M Oriented」認証と、「いきもの共生事業所認証(ABINC 認証)」を取得する予定で、主な基本性能・設備仕様は、直床、リビング天井高2450ミリ、ディスポーザー、食洗機、スロップシンク、浴室タオル掛け2か所など。トイレドアノブは壁面までセットバックさせる。共用施設には敷地内に防災拠点「ギャザリング パーク」を整備し、「人生を楽しむ共用施設」をコンセプトに、脱衣スペースやルーフバルコニーを含め約70㎡の広さの水風呂や外気浴もできる「プライベートサウナ」を最上階に設けるほか、「ランドリールーム」「プレイスタジオ」「パーティーパティオ」「ベジタブルガーデン」「ワークスペース」「ゲストルー ム」(3戸)「トランクルーム」(56区画)などを整える。
専有部は1LDK(56.57㎡)~5LDK(89.08 ㎡)の全66タイプを用意、約68㎡と約72㎡の3LDKが全体の約7割。68㎡の1スパン12戸には多様な利用が可能な「土間スペース」付きも販売する。
内覧会で同社東京本店統括マンション事業部東京マンション事業部販売事務所長・東本剛氏は「現段階で価格は3LDKで5,000万円台としか言えないが、衣と食が揃っている『モリパーク』に住機能を備えることで、街の発展に寄与したい。次期以降の販売もあるので、来年の6月までに完売したい」と話した。問い合わせ件数は約1,500件で、来場予約は約300件という。
同社はこのほかエリア内のB敷地で9階建て約100戸、C敷地で14階建て約270戸をそれぞれ分譲する予定で、トータルでは3棟約850戸超を建設・分譲する。工期は2023年1月~2028 年度の予定。総事業費は約400億円。
エントランス
いちょう並木
◇ ◆ ◇
記者は、相撲に例えれば東西の横綱クラスのこの「昭島」とNTT都市開発など5社JV「ウエリス八千代村上」(967戸)に注目している。規模(戸数)の多さ、東京駅まで約1時間、施工は長谷工コーポというのも同じだ。どちらが勝つか負けるか、それとも双方が早期完売するのか、共倒れになるのか。価格(単価)は他と比べれば安いものの、一次取得層にとってグロス価格は決して安くはない。
今回の「昭島」が建つ「モリパーク」は、2021年初に三井不動産レジデンシャル他「パークホームズ昭島中神」(313戸)のモデルルームを見学したとき見ており、素晴らしい住環境であるのは確認しているのだが、基本性能・設備仕様レベルなどが低かったらどうしようと思っていた。〝価格の安さが売り〟の記事など書きたくないからだ。
モデルルームを見学して、その懸念は雲散霧消した。基本性能・設備仕様については前段で書いた通りだ。価格は未定だが(記者は坪240万円と予想しているが、もっと高くなるか)、この単価水準でこれほどレベルが高いマンションはまずほかにないはずだ。細かいことだがトイレはタンクレス。最近はコスト圧縮のためタンク付きが復活、幅を利かしている。床暖房はLDKに隣り合う居室も標準装備だ。販売代理に長谷工アーベストが入っていないのは、土地は大和ハウス工業が取得し、長谷工コーポレーションの持ち込みではないということのようだ。設備仕様も長谷工仕様ではない。
ただ、東本氏の「来年6月までに完売したい」という言葉はにわかには信じがたい。最近の市場からすれば年間100~150戸販売がやっとではないか。これを上回るには中広域から集客することが必須要件で、街の魅力を伝えきれるか、物件の特徴を説明しきれるかどうかにかかっている。
街の魅力でいえば、昭和飛行機都市開発にも確認したが、エリア全体面積約130ha(皇居は115ha)というのは関東圏にはまず他にないはずで、近い機能を有するのは「軽井沢」ではないかということだった。いちょう並木は昭和55年に整備・オープンされたが、そのイチョウは昭和飛行機工業が創業した昭和12年に植えられた可能性が高く、樹齢にしたら100年近いのではないかと思われる。ホテルも立派だ。
これらの魅力を、やはり東京まで約1時間のわが街・多摩センター(坪単価250万円)と比較すると、「昭島」に軍配を上げざるを得ない。癪だが、東本さん、頑張れ!
サウナ
トイレ
タオル掛け
「土間スペース」
駅側から見たいちょう並木(左)とマンションギャラリー側からみたいちよう並木
リゾートホテル「フォレスト・イン 昭和館」
昭島駅北口(このケヤキの強剪定はありえない。通りがかったお年寄りの女性も「頭を伐ればいいってもんじゃない」と批判した)
全3棟850戸超の「(仮称)昭島プロジェクト」始動 大和ハウス(2023/5/10)
イメージキャラに「ちびまる子ちゃん」NTT都市など5社JV「八千代村上」(2023/1/14)
平均75㎡ レベル高いマリモ「昭和記念公園」4カ月で半分以上の90戸超成約済み(2021/1/13)
〝安さ〟売り「ザ・ビッグ」に近接 三井不レジ他「昭島中神」 収穫大の今年初の見学(2021/1/13)
23区内初の木造マンション「MOCXION四谷三丁目」完成 三井ホーム
「MOCXION四谷三丁目」
三井ホームは5月24日、23区内初の木造マンションブランド「MOCXION」の賃貸マンション「MOCXION四谷三丁目」が完成したのに伴うメディア向け見学会を行った。道路条件、法令上の制限など厳しい建設条件にありながら、木造枠組工法を採用することで敷地の可能性を最大限に引き出し、「ZEH-M Oriented」の認証を受けて環境問題に対応するとともに居住性、経済性にも寄与しているのが特徴。
物件は、地下鉄丸の内線四谷三丁目駅から徒歩7分、JR信濃町駅から徒歩8分、新宿区須賀町の第一種中高層専用地域(建ぺい率60%、容積率300%=道路・斜線・日影規制で実質183%)に位置する敷地面積約262㎡(80坪)、4階建て延べ床面積約593㎡(180坪)の全16戸。専用面積21.66~31.52㎡、賃料は10.4万~14.6万円。工期は2022年6月20日~2023年5月22日。賃貸管理会社は三井ホームエステート。設計・施工は三井ホーム。
敷地は南側と西側に接道。南側道路幅員は約4mしかないが、天空率を利用することで道路、斜線、日影規制などの規制緩和を受け、敷地の可能性を最大限に引き出した。木材の総利用量は154㎥。炭素貯蔵量にして108t‐CO2、スギの木(35年生)約433本に相当。
「ZEH-M Oriented」認定を取得、一次エネルギー消費量を26%削減、居住性と経済性に寄与。当社独自開発の太陽光発電パネル(9.8kWh)と蓄電池を(3.5kWh)設置している。
屋根材には、優れた断熱性能と高い構造体力を有する独自の屋根断熱構造材「ダブルシールドパネル(DSP)」を採用することで、最上階の居室天井高2600ミリ(標準階は2400ミリ)を確保し、床は鉄筋コンクリートと同等クラスの遮音性能を有する「高性能遮音床システムMute」を採用。施工にあたっては同社が開発したミニクレーンを使用することで、道路条件により大型クレーンでの施工が難しい問題を解決した。
4月13日から募集を開始しており、2戸に申し込みが入っているほか、1戸はモデルルームとして1~2年間利用する。賃料は平均16,500円/坪。ZEH-Mの認定を受け、木造のよさをアピールできているとして相場の1~2割高に設定している。向こう6か月までの100%入居を目指す。オーナーは木造の償却期間22年間と鉄筋の47年のどちらかの選択が可能。
「MOCXION四谷三丁目」(南側から写す)
玄関
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この物件については、構造見学会も取材しているので参照していただきたい。賃料は相場の1~2割高に設定しているのも理解できる。同社によると、建築コストは鉄筋と比較してそれほど競争力は高くないようだが、ZEHの認証を受け付加価値を高めていることなどから評価されるのではないか。
居室の仕上げはほとんど木調パネル。こんなことを言うと同社の小松さんから〝まだお前は現しの呪縛から解けていないのか〟と言われそうだが、やはり現しがいい。小松さん、木にはストレスを軽減し、免疫力を向上させ、知的生産力を高める効果などが確認されています。木をケミカル製品などて覆ったら、これらの効果はどれくらい減殺されるのか。今度お会いしたら聞いてみよう。
竣工時室内
リスト 辻堂駅前で商業との複合タワーマンション200戸 分譲は2024年前半
「(仮称)辻堂第二計画」
リストグループのリストデベロップメントは5月16日、藤沢市辻堂で商業・住宅の複合再開発タワー「(仮称)辻堂第二計画」事業に着手したと発表した。
物件は、JR辻堂駅から徒歩2分、藤沢市辻堂1丁目に位置する敷地面積約2,312㎡、29階建てタワー棟と3階建て低層棟。用途は分譲マンション約200戸と店舗12区画。マンションの専有面積は34.90~173.91㎡。設計監理は久米設計。設計は久米開発プロデュース、フィールド・デザイン・アーキテクツ。デザイン監修はGLAMOROUS co., ltd.(外観、住宅エントランス・共用廊下等)。施工は鴻池組。販売開始は2024年前半の予定。竣工予定は2025年12月。
三井不レジ「高田馬場」 全国で初のマンション内に学童保育サービス導入
「パークシティ高田馬場」
三井不動産レジデンシャルは5月15日、全国で初のマンション内に学童保育サービスを導入した「パークシティ高田馬場」を分譲すると発表した。マンション購入者の多くが共働きファミリー層に着目したもの。
学びの根っこを育てるアフタースクール(学習教室付き学童保育)「明光キッズ」をマンション内に設置し、共用施設「コミュニティスペース」を利用し、平日は学校が終わる時間を予定し、①学校の宿題をサポートする②子どもの興味を引き出すアクティビティに参加できる③算数、国語、思考力、各種習い事教室などが預かり費用内で受講できる。春・夏・冬休み等長期休みの期間は午前中のご利用もできるように計画中。
その他、多目的室や人工池を設置した中庭を活用し、学びの機会を提供する。また、同社のマンションでは初となるコネプラの「GOKINJOサービス」を導入。居住者間のコミュニティを育むきっかけも提供する。
物件は、JR・東京メトロ・西武新宿線高田馬場駅から徒歩8分、新宿区高田馬場四丁目に位置する敷地面積約8,210㎡、13階建て全325戸。専有面積は36.01~127.52㎡。竣工予定は2025年5月下旬。設計・施工は佐藤工業。6月中旬にウェビナー形式での「プロジェクト発表会」開催し、10月に第一期販売開始する予定。
三菱地所 スマートホームサービス 初の外販1号マンション 顔認証と連携
三菱地所は5月15日、同社の総合スマートホームサービス「HOMETACT(ホームタクト)」の外販第1号となる、DXYZの顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」を搭載したプロパティエージェントの分譲マンション「ヴァースクレイシアIDZ板橋本町アーバンレジデンス」をメディア向けに公開した。
「HOMETACT」は、集合住宅のエントランス解錠や玄関ドアの施解錠、居室内照明・空調・ロボット掃除機などの遠隔操作が特定のブランドやメーカーに依存しなくても可能なだけでなく、住空間に居ながらスマートスピーカーによる音声操作で複数メーカーのIoT機器を横断的かつ一括制御できるのが特徴。
「FreeiDは、鍵や財布・スマホを持つことなく、手ぶらでリアルな世界でのあらゆる行動(「入退」「本人確認」「決済」)を繋ぐ顔認証プラットフォーム。これまでの顔認証サービスはユーザーアプリや管理システムがそれぞれ異なることから使い勝手が悪かったが、1度の顔登録だけで様々なサービスが受けられるのが特徴。
双方を連携させることで、1つのアプリやスマートスピーカーで家の「中」の暮らしをつなぎ、手ぶらで〝顔だけ〟で、家の「外」の暮らしをつなぐ世界を実現する。
見学会で三菱地所住宅業務企画部新事業・DXユニット統括の橘嘉宏氏は「DXリテラシーは進化しているのに、アプリがバラバラ、ユーザーの利用ハードルが高い、コールセンターの対応にも問題があるなどデベロッパーはそれに追いついていない現状がある。『HOMETACT』はこれらの参入障壁を取り除こうと、わが国のメーカーが苦手とするAPI連携に真正面から取り組んでいる。自社マンションへの採用も決まっており、既存マンション、戸建てへの提供も考えている」と話した。
DXYZ取締役社長・木村晋太郎社長は、「2021年からサービスを開始した『FreeiD』は32棟の導入実績があり、利用者の97%の方から便利と評価されている。〝百聞は一見に如かず〟そのよさを体験していただきたい」と語った。
プロパティエージェント担当者は「契約はこれからだが、23区内のマンションの坪単価は350~400万円になっているのに対して相対的に安く、お客さんからは『最先端のIOTが入っているマンションを体験出来て感動した』などの声が寄せられている」と販売に自信を見せた。
物件は、都営三田線板橋本町駅から徒歩5分、板橋区大和町の商業地域に位置する敷地面積約208.12㎡、13階建て全38戸。専有面積は25.47~56.15㎡、一般分譲対象は2LDKの8戸で、非分譲の30戸は投資家向けなどに分譲済み。第1期(3戸)の価格は5,390万~5,960万円(55.67㎡)、坪単価は340万円。施工は住建建設。建物は2023年3月中旬に竣工済み。二重床・二重天井、リビング天井高2400ミリ、食洗機付き、二重サッシなど。
橘氏(左)と木村氏
スマホなどの画像は認証しない
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頼みもしないのにビリビリと不安をあおるニュースの着信号に辟易し、西武の試合がどうなっているか気掛かりではあるが、見だしたらきりがなく、生活の全てを四角い機器に牛耳られるのが嫌で、記者はスマホは電話、メール機能くらいしか利用せず、空き時間はもっぱら小説を読んで過ごしているのだが、「HOMETACT」や「FreeiD」などは現在の社会では欠かせない機器・サービスであるのはよく分かる。加速度的に普及するはずだ。
モデルルーム
現地
スマホ一つで住設機器・家電など操作・ 管理 三菱地所 スマートホームサービス開始(2021/11/4)
全3棟850戸超の「(仮称)昭島プロジェクト」始動 大和ハウス
「(仮称)昭島プロジェクト」
大和ハウス工業は5月10日、東京都昭島市の3棟で850戸超の大型分譲マンションプロジェクト「(仮称)昭島プロジェクト」本格始動すると発表した。
プロジェクトは、JR昭島駅から徒歩5分、映画館や飲食店が出店する大型複合商業施設「MORITOWN(モリタウン)」をはじめ、アウトドアをテーマとした体験型商業施設「MORIPARK OutdoorVillage(モリパーク アウトドアヴィレッジ)」やプール・テニスコートなどのスポーツ施設を備えている昭島駅北口の都市型リゾートエリア「東京・昭島 モリパーク」内に位置。
2021年4月に昭和飛行機都市開発から取得した用地約32,000㎡をA・B・Cに分け、うちA敷地の13階建て「プレミスト昭島 モリパークレジデンス」481戸を2023年1月に着工した。
このほかB敷地は9階建て約100戸、C敷地は14階建て約270戸をそれぞれ予定している。工期は2023年1月~2028 年度の予定。総事業費は約400億円。
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取得した用地はおおよその察しがつく。2021年に分譲開始された三井不動産レジデンシャルの「パークホームズ昭島中神」(313戸)のモデルルームが設けられたエリアの一角だ。ゴルフ場、ホテルもあり、住環境は素晴らしい。問題は戸数の多さだ。工期は5年。年間に換算すると年間170戸。
常識的には、竣工までに売るのはかなり厳しい数字だが、設備仕様レベルを上げ、アウトドア派に訴求すれば人気を呼ぶ可能性もあると見た。価格がいくらになるかだが、坪単価はアッパーで240万円でどうだろう。
8K3D映像で「光景となる象徴」表現 住友不「総合マンションミュージアム」
住友不動産は4月24日、8K3D映像など最新のデジタル技術を用いた映像体験型マンションブランド発信施設「総合マンションミュージアム」を汐留住友ビルディング内に5月8日(月)オープンすると発表。同日、施設をメディアに公開し、最近の分譲マンション市場、同社の今後の予定物件についてもレクチャーした。
「総合マンションミュージアム」は、同社が分譲マンション事業に進出してから来年に60年を迎えることから、同社のマンションづくりの考え方や思想、未来への取り組みなどを映像や光、音の演出を用いて広く“体験体感”してもらうのが目的。
開設した背景・狙いについて、同社住宅事業本部営業部新規第一営業所長・中村貴彦氏は「当社は1964年にマンション事業に進出して以来、一貫して業界の常識にとらわれない取り組みを行ってきた。完成販売、総合マンションギャラリー開設、オンライン接客-契約など、無理、不可能とされていたことを打破し、革新的な販売手法を確立した。ミュージアムはこうした当社の思い、こだわりを伝えよういうのが目的で、顕在・潜在・既存顧客のファンを増やしていく」と話した。
施設は、都営大江戸線汐留駅から徒歩1分、港区東新橋1丁目の東京汐留ビルディングB2階。床面積は約420㎡。営業時間は平日11:00~19:00/土日祝10:00~18:00、定休日は水曜、年末年始、入場料は無料で、事前予約制。
所要時間は約40~60分で、8K3D映像による「ムッシュ・コンシェルジュ」と「マダム・コンシェルジュ」が案内役となり、イントロダクション-シンボル-ギャラリー-デザイン-エントランス-ディティール-光景-マンションの未来-8つのコンテンツを紹介する。
供給物件1,600物件のうち235物件の写真が展示されているコーナー
案内役の「ムッシュ・コンシェルジュ」と「マダム・コンシェルジュ」
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同社が昨年1月、汐留住友ビル21階に広さ710坪の「総合マンションギャラリー新橋館」をオープンしたのに驚いたが、今回の「総合マンションミュージアム」は、中村氏が説明したように、同社の約60年のマンション事業で構築してきたブランド価値を映像によって分かりやすく伝えるものだ。
記者は40年以上にわたって同社のマンションを見続けてきており、ミュージアムで紹介されている物件のいくつかを取材しているが、完成した物件見学は「ワールドシティタワーズ」「グランドヒルズ三軒茶屋」「ドゥ・トゥール」「シティテラス加賀」「スカイティアラ」「シティテラス杉並方南町」「シティテラス横浜仲町台 壱番館」「シティタワーズ東京ベイ」など思い出しても20物件もない。同社だけでなく、マンションデベロッパーは完成物件の見学会などを行わないからだ。
その意味で、マンション購入検討者に映像で完成物件を紹介するのはとてもいい。同社のブランドメッセージである「光景(シーン)となる象徴(シンボル)」というのがよく表現できていると思う。S-マルチコア、デザインウォールキッチン、扁平梁、ガラスカーテンウォールン―ルなどがそうだ。
注文もある。8シーンのうち最後の「マンションの未来」では、記者も同感するSDGsがテーマだとしているが、環境問題、エネルギー問題などヒントになる具体的取組の一つや二つくらいは示してほしい。
もう一つは、〝住友ファン〟を増やそうとするなら、「総合マンションギャラリー」と「総合マンションミュージアム」を予約なしでも一般の人が自由に出入りし、飲食もでき、マンションに関する本などを読めるようにしてはどうかということだ。同業他社はどこもやっていないはずだ。スペースがもったいない。
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中村氏は、今後の供給予定の目玉物件「シティタワー千住大橋」466戸、「シティタワー綾瀬」427戸、「グランドシティタワー月島」1,285戸、「グランドシティタワー池袋」878戸、「シティテラス多摩川」905戸、「シティタワーズ板橋大山ノースタワー」88戸、「シティタワーズ板橋大山サウスタワー」239戸についても触れた。
記者は価格(坪単価)に注目しているのだが、「千住大橋」は坪350万円前後、「綾瀬」は坪400万円前後、「多摩川」は坪230万円くらいというのはよく分かる。しかし、中村氏が好評としている「月島」や「池袋」が坪500万円台どころか坪600万円台になる可能性があるのにびっくりした。
「大山」については、社内でも坪480万円の「十条」に勝てるかどうかで意見が分かれているそうだ(記者は、価格はともかく立地条件は「大山」に軍配を上げるが…)
「総合マンションギャラリー新橋館」(カフェ、飲食店とコラボすれば来館者が殺到するはず)
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