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「センチュリー中野南台」イメージ図

 コスモスイニシアは1月14日、DINKSやLGBTs世帯の“大人の二人世帯”向けのリノベーションマンションをLGBTs当事者が中心となって運営を行っている不動産仲介会社IRIS(アイリス)と共同で開発し、昨年末から販売を開始したと発表した。

 物件は、東京メトロ丸の内線中野新橋駅から徒歩10分、中野区南台1丁目に位置する2001年5月竣工の14階建て「センチュリー中野南台」(全57戸)の2LDKで、専有面積64.55㎡、価格は6,380万円。

 商品開発に当たってはIRISの意見を聞き企画に反映。洋室2部屋をそれぞれ独立した空間とし、1室は寝室として、もう1室をワークスペースとして使用することも、それぞれ寝室を分けて使用することも選択可能な間取りとし、洗面室は2ボウルの洗面台を採用、鏡も2種類設置。

 キッチンは二人での調理もスムーズにできるL字型とし、玄関からも室内からもアクセスできる「ハーフ土間収納」はゴルフやアウトドア用品も収納できるようにしている。浴室は調光機能・間接照明・全自動浴室洗浄機能付き。

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「ザ・パークハウス新浦安マリンヴィラ」

 三菱地所レジデンスは1月12日、2030年までにCO2排出量を50%削減すると発表したが、その先陣を切る同社初の「ZEH-M(ゼッチマンション)Ready」の認定を受けた「ザ・パークハウス新浦安マリンヴィラ」第Ⅰ工区(234戸)のメディア向け竣工見学会を行った。バス便で第一種低層住居専用地域の厳しい建築規制を受けながら、そのハンディを巧みに利用した商品企画が評価され、人気を呼んでいる。

 物件は、JR新浦安駅からバス13分、バス停下車徒歩2分。浦安市高洲6丁目の第一種低層住居専用地域(建ぺい率50%、容積率100%)・第一種住居地域(建ぺい率60%、容積率200%)に位置する敷地面積約47,199㎡で、建物は「テラスプラザ」(101戸)と「ベイプラザ」(133戸)からなる第Ⅰ工区(234戸)と「サニープラザ」(168戸)と「カームプラザ」(126戸)からなる第Ⅱ工区(294戸)の4階建て15棟構成の全528戸。このほか木造1階建ての「ヴィラハウス」、鉄骨造2階建ての「アネックスハウス」(パーティールーム・ゲストルーム・ジム施設棟)。第Ⅰ工区は2021年10月に竣工済みで、第Ⅱ工区の竣工予定は2022年8月上旬。売主は同社(事業比率90%)のほか近鉄不動産(同10%)。設計・施工は長谷工コーポレーション。

 同社としては初の「ZEH-M Ready」認定を受けているのが特徴。建物は開口部のほか戸境壁と天井の断熱性能を向上させるため5面断熱構造とし、太陽光発電による太陽光エネルギーを湯に変えて蓄熱(蓄エネ)するシステムを構築。蓄電池なしで日中の太陽光発電電力を100%使い切ることで、一次エネルギー消費量の削減率50%を実現した。

 同社は、断熱性能を向上させるため200万円/戸のコストを掛けたというが、50万円/戸の補助金が出るため、エアコン2台を標準装備することで入居者にも一部を還元した。

 販売開始は2020年11月で、第Ⅰ工区の価格は5,148万~9,998万円、専有面積は86.09~126.67㎡。坪単価は225万円。これまで第1工区の全戸と第二工区の約130戸が成約済み。総問い合わせは約7,000件、総来場件数は約2,700件。

 顧客の属性は、居住地は地元浦安市が4割強、東京都は4割弱、その約半分が湾岸エリア、年齢層は30代~40代で6割、職業は会社員が7割弱、会社役員が1割強。

 購入者からは、平均約96㎡の住戸の広さ、海・川・公園が隣接している自然環境の良さ、低層4階建てのランドスケープ、「ZEH-M Ready」の環境配慮などが評価されたという。

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手前は境川

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ヴィラハウスデッキ

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ウィズラウンジ

◇       ◆     ◇

 現地の周辺には、UR都市機構のほか「パークシティ新浦安」「プラウド新浦安」「クオン新浦安」など民間の優れたマンションもあるが、今回のマンションはこれらと肩を並べるか、あるいはそれ以上の価値があるとみた。坪単価は信じられないくらい安いが、平均96㎡なのでグロス価格が張るにもかかわらず分譲開始から1年強で残り約160戸という数字にも、購入者から高い評価を受けていることが分かる。

 何が素晴らしいかといえば、ランドスケープデザインだ。空地率は敷地面積約47,199㎡の半分以上の54%で、数千本の中高木を植栽し、リゾートマンションのような雰囲気を演出している。1低層の大規模マンションといえば、同社の「ザ・パークハウス 上鷺宮」をはじめいくつか思い浮かぶのだが、これほどの規模は首都圏に他にないのではないか。

 用途地域について少し補足する。同社は2017年、千葉県企業局から用地を取得しているのだが、敷地の大部分は建ぺい率50%、容積率100%の第一種低層住居専用地域(1低層)だ。

 周辺エリアはどうかというと、ほとんどは建ぺい率60%、容積率200%の住居系だ。同地も従前は建ぺい率60%、容積率200%の第一種住居専用地域だったが、市は平成20年2月、地区計画の見直しを行い1低層に変更した。

 4階建てになっているのは、「建築物の高さの限度が10メートルと定められた第1種低層住居専用地域又は第2種低層住居専用地域内においては、その敷地内に政令で定める空地を有し、かつ、その敷地面積が政令で定める規模以上である建築物であって、特定行政庁が低層住宅に係る良好な住居の環境を害するおそれがないと認めるものの高さの限度は、同項の規定にかかわらず、12メートルとする」という建築基準法第55条第2項の適用を受けているからだ。リビング天井高が2450ミリというのもそのためだ。

 記者はこの建基法の高さ規制を緩和すべきだとずっと以前から主張してきた。10m、12m、15m、20m…とほとんど3mと5mの倍数の現行規制は合理的ではない。階高を3.2~3.3mとしてその倍率まで緩和し、容積の割り増しを行えば良好なマンションが建てられる。

 人気の要因の一つになっている共用施設も目を見張るものがある。見学会ではブックカフェ、ウィズラウンジ、キッズルーム、サイクルスペース、パーティルーム、フィットネス、ゲストルーム、レンタルコーナーなどが紹介されたが、24時間利用可能の施設も多く、使用料は無料か低料金に設定されているのにびっくりした。単価では計れない価値があるマンションだ。

 設備仕様レベルについて。用地取得費が安かったためもあるのだろうが、坪単価225万円でこれほど質の高いものができるのに嬉しくなった。リビング天井高2450ミリが低い(今は普通か)のは規制があるためで、床暖房が付いていないのには驚いたが、断熱性能を高めたことでどれほどの光熱費を削減できるか、その効果を知りたいものだ。

 他では、ディスポーザー、食洗機、1620バス(一部除く)、ワークカウンター、メーターモジュール廊下(一部)など。浴室にはタオル掛けが2つ、シャワースライドバーのフックも2つついている。モデルルームの浴室には脱衣スペースもあった。

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レンタルコ―ナー

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浴室脱衣スペース

2030年までにCO2排出量50%削減 三菱地所レジ 建設と入居後双方で〝見える化〟(2022/1/12)

〝オールスターツ〟「QUWON(クオン)新浦安」始動 新浦安ブランド回復のシンボル(2017/8/9)

全701戸が平均120㎡ テーマは「家族の絆」「パークシティ東京ベイ新浦安」(2010/12/14)

早期完売間違いない 野村不動産「プラウド新浦安」(2007/1/17)

県企業庁の最後のマンション処分用地  野村不「プラウド新浦安パームコート」(2010/2/9)

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「空中タッチインターホン」実証実験

 大和ハウス工業、パナソニック、アスカネットの3社は1月13日、空中で操作できるインターホン「空中タッチインターホン」の共同実証実験を1月15日から開始すると発表。実験対象となる大和ハウス工業の分譲マンション「プレミスト津田山」のマンションサロンエントランスをメディア向けに公開した。

 実証実験では、アスカネットが開発した「ASKA3D」(空中ディスプレイ)とパナソニック製インターホンを連携させ、マンションモデルルーム見学者の声を聞きながら実用化に向けた取り組みを行う。期間は約6か月間。この種の実験を行うのは業界初という。

 「空中タッチインターホン」は、空中ディスプレイに集合住宅のロビーインターホンの画面を表示し、空中タッチディスプレイから送られるボタンの入力情報を信号変換し、ロビーインターホンへ入力することで、住戸番号の入力を完全非接触で操作できる。直接接触しないため、指紋などで汚れることもなく、濡れた手や汚れた手でも操作が可能。

 大和ハウスとしては、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、不特定多数の人が触れる箇所に直接接触することに抵抗や不安を感じる人が増加し、衛生意識が高まっていることに対応するもので、分譲マンションの専有部での抗ウイルスや抗菌剤を施した床材や建具などの採用や、共用部での非接触キーやハンズフリーエレベーターの導入など「非接触化」を進めている取り組みの一環。

 3社は今後、分譲マンションだけでなく、店舗やオフィスビルなど大型施設での導入の可能性も検討し、実用化を目指していく。

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実証実験デモ

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見学会に駆け付けた黒山の報道陣(記者はコロナが怖くこの輪の中に加わらなかった)

◇       ◆     ◇

 記者が驚いたのは、発表会場となった「プレミスト津田山」のマンションサロンに集まったメディアの多さただった。ざっと数えただけで40人はいた。前日の三菱地所レジデンスの新浦安のZEHマンション竣工見学会の倍だった。

 取材対象、主旨が異なると言ってしまえばそれまでだが、3社のメディア動員力の凄さなのだろう。特に大和ハウスはリアル・オンラインの記者発表会をコロナ禍でも住宅・不動産業界の中でもっとも積極的に行ってきた。その成果だろう。率直に評価したい。

 「空中タッチインターホン」の実証実験の結果がどう出るかは分からないが、マンション購入者にも理解されるはずだ。

 実は記者は昨年2度、同じような機能を持つ非接触型のディスプレイを取材している。一つはLIXILが7月21日(水)~9月5日(日)行った多様なニーズに対応した誰もが使いやすいトイレをテーマにした「LIXIL PARK」で、もう一つは日本財団が主導し、大和ハウスが施工を担当している「THE TOKYO TOILET」プロジェクトの一つである渋谷区幡ヶ谷2丁目の「七号通り公園トイレ」だ。

 大和ハウスが今回の実証実験を行うのは、「THE TOKYO TOILET」プロジェクトがヒントになっているのではないか。

 さて「プレミスト津田山」。JR南武線津田山駅から徒歩3分の6階建て全106戸で、専有面積は49.20~98.50㎡、価格は未定だが、坪単価は275万円になる模様だ。

 単価的には〝売れる〟価格だと思うが、用途地域は建築物の絶対高さ15mの規制があるためかリビング天井高は2400ミリで、浴室のドアにはタオル掛けがない(オプション)のが気になった。

 タオル掛けでいえば、最近はタオル掛けを付けない大手デベロッパーの物件も目立つようになっている。いうまでもなくグロス価格を抑えるためだだが、三菱地所レジデンスはもう数年も前からタオル掛けは2本設置し、浴室にはシャワースライドバーにフックを2つ設置することを標準装備としている。

 三菱地所レジデンスの立派なのはこういうところだ。どんなに市況が厳しかろうと、必要なものは必要だ。タオル掛けがなかったら、バスタオルはどこに置くのか、濡れたまま浴室の外に出なければならない不愉快さを考えてほしい。たかが数万円の出費を惜しむ結果、購入希望者が難色を示し、販売担当も苦労する。

  記者の方々にも一言。皆さんは「空中タッチインターホン」に夢中になっていたようだが、肝心のマンションの商品企画には全く関心を示さなかった。木を見て森を見ずといったら失礼か。

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タオル掛けが2本ついているある郊外マンションのモデルルーム(社名は明かせないが、この会社は郊外中心に年間1000戸以上を供給しているが、在庫はほとんどない。販売担当者は大手デベロッパーが付けないのを喜んでいた)

誰もが使いやすいトイレ「LIXIL PARK」 フジテレビ広場で公開LIXIL 7/21~9/5(2021/7/20)

日本初の手をつかわないトイレ「Hi Toilet」誕生 佐藤カズー氏デザイン 日本財団PJ(2021/8/12)

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「総合マンションギャラリー新橋館」

 住友不動産は1月15日、同社はもちろん同業他社の同様のマンションギャラリーとしても最大と思われる「総合マンションギャラリー新橋館」をオープンし、第一弾の「シティタワー虎ノ門」のモデルルームを公開する。開業の前日14日、同社はメディア向けに施設・モデルルームを公開した。

 「新橋館」は、JR新橋駅から徒歩6分・ゆりかもめ汐留駅から徒歩1分の汐留住友ビルB2階と21階に設けたもので、広さは同社の総合マンションギャラリーとしては最大の710坪。21階にはエントランスウェイティング、ラウンジ、カフェカウンター、カフェエリア(20席予定)、コンセプトシアター(2か所)、ギャラリーコーナー、接客コーナー、個室、キッズルーム、眺望コーナー(シティタワー虎ノ門周辺)、展示コーナー(ミストサウナ体験、セキュリティなど)を備える。

 同社は2011年、マンション販売に関する相談・体感・物件選択ができる「総合マンションギャラリー」を業界に先駆けて都内5か所に同時オープンし、現在、都内7か所、大阪2か所、名古屋1か所、仙台1か所の計11施設を展開している。これまでの来館者は約3万組、新橋館は港・中央・江東・品川区エリアを中心に物件情報約80物件を紹介するほか、現地案内を進めていく。

 「シティタワー虎ノ門」は、東京メトロ日比谷線神谷町駅から徒歩2分、港区虎ノ門三丁目に位置する28階建て普通借地権付き144戸(非分譲住戸2戸、その他住戸14戸含む)。専有面積は60.06~75.13㎡、価格は未定。竣工予定は2024年6月中旬。設計・施工は西松建設。住戸部分は5階からで、1フロア6戸構成。販売開始は2月。

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生花

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カフェカウンター

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 地下2階のエレベータに乗り、施設に着いたとたん、その圧倒的な広さに目がくらみ足がすくんだ。総合マンションギャラリーは同業他社も含めてかなり体験しているが、これほど広いギャラリーはおそらく他社にもないはずだ。同社に賃料相場を聞いたら「3万円台/坪」ということだった。年間賃料は710坪×3万円×12か月=2億5,560万円だ。

 建具・家具、什器などは〝5つ星〟並みの伊藤忠都市開発「ギャラリークレヴィア有楽町イトシア」や汐留エリアにある「コンラッド東京」などのホテルを意識したのか、床には大きな生花が2つ活けられていた。

 カフェカウンターには白と赤のワインとグラスが置かれていた。振舞ってくれるのかと思ったが、これは〝飾り〟(伊藤忠都市開発も同様)、で、顧客に提供することはないという。

 「虎ノ門」の価格は未定だが、どれくらいになるか。立地は最高。1フロア6戸のうち半分の3戸は敷地南側に広がる東京タワーや芝公園の緑が眺望できそうだ。建物の設備仕様水準も水準以上だ。リビング天井高は2650ミリ、サッシは一般的な複層ガラスサッシの2倍の断熱性能を有するとされる真空ガラスサッシを採用している。

 同業の記者の中には1,000万円と予想した人もいるが、記者は借地権でもあり1,000万円はありえないと思う。近隣の供給物件と比較して坪単価は800万円くらいが妥当と読んだがどうだろう。

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「シティタワー虎ノ門」モデルルーム

これは凄い ホテルなら5つ星 伊藤忠都市 「ギャラリークレヴィア有楽町イトシア」(2020/9/10)

 


 

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宮島社長

 三菱地所レジデンスは1月12日、マンションの建設時から入居後50年にわたるサプライチェーンでのCO₂排出量を2030年までに2019年比で50%削減すと発表した。同日、並行して行われたメディア向け「ザ・パークハウス新浦安マリンヴィラ」第一工区竣工見学会で同社・宮島正治社長が宣言した。三菱地所グループは2030年までにCO2排出量を2017年度比で35%削減する目標を掲げているが、三菱地所レジデンスはそれを加速させる先導役となる。

 業界で初めてSBTの認証を取得し、マンション建設時でのCO2排出量100t/戸と、入居後ランニングの排出量135t/戸を見える化し、建設時では省CO2現場造成杭の高炉セメントなどを採用し、入居後では「マンション家計簿」を改訂し、電力の非化石化、ZEH化、太陽光発電の搭載、EV対応を加速化させる。

 具体的には、屋上に搭載する太陽光発電パネルで発電した電力を共用部分で使用し、マンションで使われるエネルギーの6割を占める電力を非化石化証明付電力とする。

 さらに、断熱性の向上と高効率機器を採用することで2025年以降の全ての分譲・賃貸マンションをZEH-M Oriented以上とする。同社はZEH-M Oriented 以上とすることで、使用エネルギーを2割程度削減することが可能としている。

 そのため、2010年から導入してきた高圧一括受電と太陽光パネルを組み合わせた創エネシステム「soleco(ソレッコ)」ではカバーしきれなかった賃貸マンションもカーボンオフセットする仕組みを構築することで、40戸未満の物件にも太陽光パネルを設置する。

 その他のCO2排出量削減への取り組みとして、レジデンスギャラリーで使用する電力を再生可能エネルギー由来の電力に切り替え、CO2排出量をオフセットするほか、オンライン接客・バーチャルモデルルーム、ペーパーレス(電子契約)などの採用により人の移動、紙製造や印刷、郵送などに係わるCO2排出量を削減し、顧客に提供する飲料の一部をペットボトルから紙製容器の「カートカン」に変更、クリアファイルの一部をFSC認証の「紙ファイル」に変更する。

 発表会に臨んだ宮島社長は「マンション市場はタワーマンションや再開発が注目されているが、コロナ禍で郊外の広い住宅も再認識されており、『環境配慮』がキーワードにもなっている。CO2削減は待ったなし。新たなチャレンジとして2030年までに50%削減を宣言し、建設時と入居後のCO2排出量の見える化を実践していく」と語った。

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「ザ・パークハウス新浦安マリンヴィラ」に設置した太陽光パネル

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Roomot(ルーモット)」イメージ図

三菱地所レジデンスは111日、賃貸マンション「ザ・パークハビオ」の空間創出プロジェクト「Roomot(ルーモット)」の第二弾として浴槽をなくしたシャワーユニット「Roomot Shower」を開発、「ザ・パークハビオ亀戸」に導入すると発表した。

同社は昨年6月、洗面化粧台にキッチンを合体させた「Roomot MIXING」の第一弾「ザ・パークハビオ(品川区西五反田二丁目計画)」61戸に採用しており、今回はShower」」と「MIXING」と併せて採用することでより大きな空間を創出したという。導入例では、居室スペース7.0畳大から9.3畳大に拡大し、拡大したスペースはワークスペース(デスク、机、書類棚)やダブルベッドなどの大型家具を設置できる空間に変えた。

また、トイレなどの水回り設備をコの字型に配置し、囲まれた中央部分を「マルチスペース」として提案している。

同社は「MIXING」と「Shower」を採用することで、合わせて259.7㎏のCO2削減を可能にするなどSDGsにも貢献できるとしている。

「ザ・パークハビオ亀戸」は、JR亀戸駅から徒歩8分、江東区大島3丁目に位置する14階建て52戸。専用面積は25.2435.47㎡。引き渡し予定は2023930日。

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 風呂が大嫌いな記者も大賛成だ。さすがに真冬には浴槽に湯を張り、そのまま30分くらい眠ってしまうこともあるが、ほかの季節ではシャワーだけで済ます。これで十分だ。最近は宿泊特化型のホテルでも浴槽なしは増えているし、伊藤忠都市開発は分譲マンションでもシャワー室のみの物件を供給している。昨年見学したコスモスイニシアのシェアレジデンス「nears(二アーズ)川崎」もシャワー室のみだった。

 ただしかし、キッチンとシャワー室とトイレをコの字型に配し、その中央部分を「マルチスペース」にしたら、毎日クサヤのような匂いをかぎながらコーヒーを飲み、朝食を済ますことができるのか。公衆トイレアンケートではトイレ内で食事をする人もいるらしいが…。

 いっそのことシャワー室とトイレを一緒にしたらどうだろう。用を足しながらシャワーを浴び、シャワーを浴びながら用を足せばすべてを水に流せるではないか。もう一つ提案。冷え性の人には足湯がいい。シャワー室は足湯も可能な仕様にしてはどうか。

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Roomot(ルーモット)」イメージ図

 

 

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古谷氏 

  「HARUMI FLAG」広報事務局は111日、オンラインによる「HARUMI FLAG SUN VILLAGE第1期2/PARK VILLAGE 2期 販売概要説明会」を行った。

幹事会社の三井不動産レジデンシャル 東京オリンピック・パラリンピック選手村事業部推進室・古谷歩氏が販売概要や人気の要因などについて説明したほか、販売当初から担当している同推進室・中塚純太氏、不動産コンサルタント・岡本郁雄氏、立命館大学産業社会学部教授・筒井淳也氏、ワーク・ライフバランス ワーク・ライフバランスコンサルタント・浜田紗織氏の4氏による「有識者と考えるこれからの住宅・暮らし ~HARUMI FLAGをモデルに~」と題したトークセッションが行われた。

古谷氏からはパビリオン見学会開始は2022114日(金)からで、販売開始は20223月下旬になることが報告された。「SUN VILLAGEA棟・B棟・C棟・D棟・F棟)」第12次(戸数未定)の専有面積は61.06106.57㎡、予定価格は4,900万円台~10,700万円台(最多価格帯6,400万円台)。「PARK VILLAGEA棟・B棟・C棟・E棟・F棟)」2期(戸数未定)専有面積は66.8591.73㎡、予定価格は6,000万円台~10,400万円台(最多価格帯7,900万円台)。

入居開始はいずれも20243月下旬。

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左から中塚氏、岡本氏、筒井氏、浜田氏

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 どのようなものになるか期待していた。受信環境は良好で、古谷氏ほか皆さんの声はとてもよく聞こえた。

 しかし、概要や購入者属性、人気の要因など中身はこれまで発表されたこと以外は真新しいものはなく、トークセッションも時間が限られていたためか、テーマであるコロナ禍で変化した①働き方②コミュニケーション・人とのかかわり方③環境意識④住まい機能について話し合われたが、一般論に終始し深まることがなかった。中塚氏が「時間が短かった」と感想を述べたように、テーマを絞り各氏が持論を展開すれば面白いトークセッションになったのではないか。この物件はいろんな切り口で論じることが可能だと思う。

 「今回の説明会に関することに限って」質疑応答時間も10分間用意されていた。

 他のメディア関係者(4氏)からは坪単価や販売戸数などの質問が飛んだが、同社は「未定」として明言を避けた。(「SUN VILLAGE第1期1次の坪単価は300万円と同社は答えているので、第2次も同じくらいだろうと記者は予想しているが…答えが返ってきそうもない質問をするべきではない)。

 記者も質問しないのは失礼だと考え、「現在の現地は都が管理しており、見学を申し込んだが『工事中なので』と断られた。工事が休みの日曜日を利用して、現場見学会を行っていただきたい。建物デザイン・街区・道路・緑化計画にとても興味がある。BRTの停留所は街区内に何か所予定されているのか」との主旨の質問をしたが、回答は得られなかった。結局、質疑応答は5分で打ち切られた。

 リアルであろうとオンラインであろうと、主催者はメディアの質問にはきちんと答えるべきだと思うがどうだろう。答えない・答えたくないのならそのような時間を設けないほうがいい。

 期待が大きかっただけに、何だか肩透かしを食らった説明会だった。

HARUMI FLAG」「SUN1465戸・「SEA2166戸 平均8.7倍で即日完売(2021/12/2

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「ATMOZ BANGNA」

 タカラレーベンは1月11日、タイ・バンコクのデベロッパーASSETWISE PUBLIC COMPANY LIMITEDと共同でコンドミニアム事業「ATMOZ BANGNA」に参画すると発表した。

 同プロジェクトは、バンコク中心部から南東に約15kmの新興開発地区「バンナーエリア」に位置する敷地面積16,748㎡、8階建て5棟からなる住居1,101戸と商業施設2戸。竣工予定は20123年3月。

 同社の海外事業としてはベトナム・ハイフォンでの「THE MINATO RESIDENCE」に次ぐ2例目。

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CES2022」ブースイメージ図

三井不動産レジデンシャルは15日、カーボンニュートラル社会の実現に向けたこれからのすまいづくりの考え方を「カーボンニュートラルデザイン」と位置づけ、コンセプトプランを世界最大規模のエレクトロニクス展示会「CES2022」(アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス、現地日付202215日~7日開催)に初めて出展すると発表した。

同社は202111月に策定した脱炭素社会実現に向けた「グループ行動計画」に基づき、自然の力を活かしながら快適に過ごしていた昔のすまいづくりの知恵(パッシブデザイン)と、「効率的」かつ「抑制的」にエネルギーを使う最小限の技術補完の2つを融合させることが、カーボンニュートラル社会における日本の住宅の新しい在り方と捉え、今後同社の分譲マンションで順次展開していくとしている。

CES2022」では実物大の昔から馴染みのあった日本家屋を再現。庭園スペースや縁側に実際に触れながら、エネルギーを使わない「パッシブ」なくらしを体感していただくコーナーを設置する。

パッシブデザインを生かした工夫例として①季節ごとに室内の日射しを調整する、深い庇に守られた中間領域の設置(バルコニー、屋外廊下)②常時通風させることが可能な通風口を設けた建具やサッシの採用③季節の変化、ライフスタイルの変化などによって間取り変更が可能な「可動式キッチン」「可動式収納」「ウォールドア」を採用。

最新テクノロジーの主な例として、①消費電力および CO2排出量を最大約 48%削減する「全館空調システム AirLOGY」②各住戸に湯や電気を生み出すコジェネレーションシステム「家庭用燃料電池 エネファーム」③ バルコニー手摺・外壁利用による自家発電電力を共用部へ充当する「オンサイトでの太陽光発電」を提案する。

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 パッシブデザインとアクティブデザインの融合は永遠のテーマでもある。今回のプレス・リリースだけではよく分からない部分もあるが、注目すべき提案がいくつもある。まず、パッシブデザインでは季節ごとに日射しを調整できるバルコニーだ。欧米では一般化しているというサッシの外側にブラインドを取り付けるのだろうか。

 深い庇のマンションは、野村不動産「プラウド中野本町」を取材して感動したことがあるが、最近はほとんど見たことがない。

「可動式キッチン」も面白い。「可動式収納」「ウォールドア」はかなり普及してきたが、「可動式キッチン」はないはずだ。技術的には可能だろうが、果たしてどのようなシーンだろうか。外気温、室内温度によって自動的に開閉できるシャッター・サッシは開発されているが、分譲マンションへの導入はないのではないか。

アクティブデザインでは、大建工業と共同で開発した「全館空調システム AirLOGY」に注目したい。同社はすでに「パークコート神宮北参道ザ タワー」でも採用を決めている。三井ホームもマンションに導入することを想定したエアコン一基のみで全館空調が可能なシステムの実験を行っている。同業他社と比べて性能はどうなのか。

バルコニー手摺・外壁利用による自家発電電力は間違いなく伸びる。記者は自然採光システムにも注目しているのだが、期待しているほど伸びないのはなぜか。コストがかかるためなのだろうが、影が生じないなど快適性は蛍光灯などと比べてはるかに高い。これが普及すれば、北向き住戸の値付けが一変すると思うのだが…。

屋敷跡の歴史を継承する 野村不動産「プラウド中野本町」(2012/8/27

 

 

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「イニシア和光」と渡り廊下

 コスモスイニシアは12月23日、いきもの共生事業推進協議会「ABINC(エイビンク)」認証を取得しているマンション「イニシア和光」(全100)が竣工し、2021年12月から入居が始まったと発表した。

 物件は、有楽町線地下鉄成増駅から徒歩10分、和光市白子2丁目に位置する敷地面積約3,839㎡の8階建て全100戸。現在分譲中の住戸(6戸)の専有面積は68.38~90.15㎡、価格は4,498万~6,558万円。建物は2021年11月に竣工済み。施工は大豊建設。

 敷地北西面に隣接する「大坂ふれあいの森」(1,427㎡)との生物多様性保全の取り組みを行い、敷地内に芝生の共用ガーデンやシンボルツリー、地域の人も利用可能な提供公園などを配したランドプランが特徴。

 緑被率を敷地の3分の1以上確保し、10mのケヤキをはじめとする地域に自然植生する在来種の植物を計画的に配置し、野鳥や蝶が好む木の植栽や小さな生き物が隠れ家にできるエコスタックを設置。周囲のエコロジカル・ネットワークとして機能するよう計画。

 敷地内に設置したクラブハウス付き共用ガーデン「もりラボ」は、居住棟と渡り廊下でつながっており、アウトドアライフの楽しさを提案する「BE-PAL」とプログラミング教育を導入・推進する「MAZDA Incredible Lab」監修のもと、子どもも大人も憧れる秘密基地となるようさまざまな仕掛けを提案。子ども用ボルダリング、100冊の図鑑が揃う図書コーナー、プログラミングキットなどを設置、Wi-Fiを完備してワークスペースとして利用できるようにしている。

 また、マンション建設時に伐採した木の切り株をベンチとして再利用したほか、雨水や落ち葉を有効利用するために、緑地の散水に再利用可能な貯水槽や、落ち葉溜めなどを設置している。

 入居者の居住地は和光市(約13%)、板橋区(約13%)、練馬区(約18%)、23区(約37%)など。世帯主の年齢層は~29歳(約10%)、30~39歳(約65%)、40~49歳(約20%)など。契約者からは、通勤利便性やゆとりある空間設計、敷地内で安心して子どもが遊べる環境が魅力的であると評価されているという。

 物件は、「ABINC(エイビンク)」認証のほか「埼玉県子育て応援マンション」に認定されている。

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共用ガーデン

◇       ◆     ◇

 今年11月、大和ハウス工業「プレミスト和光丸山台」を取材したとき、コスモスイニシアがこのマンションを分譲していることは聞いたが、和光市駅からは遠いのでそのまま聞き流した。

 このような取り組みをしているマンションだとはプレス・リリースを読むまで知らなかった。今年は、記事を添付したように公園との垣根を取り払ったフージャースコーポレーション「デュオヒルズつくばセンチュリー」フォレスト」と小田急バス・ブルースタジオ「hocco(ホッコ)」、敷地内に里山を有する小田急不動産ほか「リーフィアレジデンス橋本」を見学したが、この物件も遜色ない。分譲中の住戸の単価も安いと思う。

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ケヤキ(左)とエコスタック 

出来すぎだ!焼杉! 見どころ多い小田急バス×ブルースタジオ「hocco(ホッコ)」(2021/10/7)

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カテゴリ: 2021年度
 

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