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 第29回RBA野球大会日曜ブロック5日目の記者のどっちも〝勝って〟予想。勝者は決勝トーナメント進出決定、敗者は予選敗退が決まる。( )内の数字は記者のレーティング。⇒は前試合からの修正。

三井不動産レジデンシャルサービス(78⇒80)-タイセイ・ハウジー(83.5)

 タイセイが優勢。先発は必勝を期して高橋が仙台から遠征するか。それとも〝俺でも勝てる〟と読んだ千葉英が投げるか。打線は好調を維持していると見た。

 三井レジサービスは打線好調。相手投手が高橋だと苦戦はまぬかれないが、千葉英なら乱戦に持ち込めるか。千葉英を引きずりおろせば勝機も。

サンフロンティア不動産(82)-菱重プロパティーズ(83)

 大激戦。天か地か、白か黒か、生か死か、右か左か、丁か半か、陰か陽か、伸るか反るか、泣くか笑うか、食うか食われるか、勝つと思うな思えば負けよ…。

 内村頑張れ、負けるな義積!

ナミキ(78)-三井不動産レジデンシャル(81)

 レーティング上位、昨年の準優勝チーム三井不動産レジデンシャルが優勢と見たが、今季は絶不調。怒り心頭、渡辺監督が喚き散らし、ナインは委縮。誰が投げるのか。

 ナミキも闘志空回り。明大野球部が泣く、黒木監督はちょっと走っただけで肉離れ(肉の食べ過ぎか)戦線離脱。カミケン〟(上)も不安。〝1億円プレーヤー〟篠が踏ん張るか。高橋常務、ハイエースよりエース育成が先決だったかも。

鹿島建設(84)-旭化成リフォーム(84.5)

 これまた大接戦。どうしてこのような組み合わせになったのか。鹿島・遠藤は調子が悪そうに見えないが…。利益激増にみんな酔っているのか、それとも、激務にお疲れか。

 旭化成がチャンス。スタミナに不安がある風間はこの涼しさで生き返るか。打線も監督兼の金田を中心に元気。

メイクス(80)-ポラス(82)

 ポラスが優勢。折笠は絶好調。ここはすいすい投げる。打線は復調の兆し。

 メイクスは左腕吉田の肩次第。復調していればポラス打線を抑える力あり。折笠との投げ合いを演じるか。

 

 第29回RBA野球大会 日曜ブロック チーム勝敗表(第4日目終了時点)

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第29回RBA野球大会 日曜ブロック チーム勝敗表(第4日目終了時点).pdf

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〝我慢して投げ続けていればいいこともある〟三井レジリース佐藤

ナミキ(80⇒78)3-13三井不動産レジデンシャルリース(68) 

  1 2 3 4     合 計
ナミキ        
三井不動産レジデンシャルリース         13

 

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ナミキ 上

 三井不動産レジデンシャルリースが毎回得点の大量13点を挙げ、第20回大会以来9年ぶりに勝利(不戦勝除く)し、大会参加11年目にして初の決勝トーナメント進出を決めた。ナミキは惨敗。

 三井レジリースは初回、先頭の大坪が2塁打で出塁。続く渡辺、中野が連続四死球で満塁とすると、4番山際が右翼前安打し1点。さらに2つの内野ゴロと7番松本の安打でこの回4点先取。1点差とされた2回に2点を追加。その後も得点を重ね、4回まで大量13点を奪ってコールド勝ち。

 1番大坪と9番末次がそれぞれ2本の2塁打を放ち、二人合わせて4-4、3四球で出塁率10割の活躍。

 エース佐藤はコントロール苦しみ3回まで8個の四死球を与えたが、3失点に抑えた。

 ナミキは、前試合で肉離れを発症した黒木監督が欠場。2回に2番朝倉、3番梅野の連打などで3点を返したが、その後はゼロ行進。相手に9年ぶりの勝利を〝プレゼント〟。

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三井レジリースのベンチ

あの東邦の怪物山際が帰ってきた

チョンボも三振もしたが存在感示す

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〝ベンチであんな大声で「あれはエラー」と言われれば集中できないじゃないの〟三振してすごすごとベンチに引き上げる山際

 愛知県の名門東邦高校(三重県出身の記者は〝東邦〟の名を聞くだけで震え上がった)主砲から中大入りし、卒業後は三井不動産レジデンシャルに入社。RBA野球大会でケタ違いの力を発揮した山際が今季三井不動産レジデンシャルリースに出向。この日は4番サードとして出場。いきなり力でなく技ありの先制打を放った。

 2回の守りでは、3塁後方の凡フライを見失ったのか球に触りもせず落球(記録は内野安打)のチョンボも犯し、4回に打席に立っているとき記者が「あの山際さんのプレーはエラーでしょう」とナインと話しているのが聞こえて動揺したのか、その打席で三振もした。チーム全体で12安打した中、三振をしたのは山際とエース佐藤のみだった。

 しかし、小柄な選手が多いチームの中でずぬけて高く存在感を示した。チームも9年ぶりに勝利し、参加11年目にして初の決勝トーナメントに勝ち進んだ。野球は9人でやるものだし、エース佐藤の頑張りだけでは勝てないが、山際の加入はチームに勢いを与えるに違いない。

 三井不動産グループは、三井不動産も決勝T進出を決め、三井不動産レジデンシャル、三井不動産レジデンシャルサービスは次戦で決勝T進出をかける。

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3塁を守る山際

三井不動産住宅リースが快勝 居波投手は得意のカーブ見せ球に直球勝負(2008/7/14)

 

 

 

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〝なぜストライクが入らない? そんなの球に聞いてよ〟清水 大城

清水建設(86.5)14-4旭化成リフォーム(82⇒84.5) 

  1 2 3 4     合 計
清水建設         14
旭化成リフォーム        

 

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〝調子は良かったんだが、ストライクを取りに行き過ぎたか〟旭化成リフォーム風間

 清水建設が徹底したセンター返しで相手エース風間を攻略。最終回には3番手西井から打者一巡の猛攻で一挙9点を奪い圧勝。大城が2打席連続弾を放った。旭化成リフォームは完敗。金田がチーム唯一の安打となる本塁打を最終回に放ったが空砲。

 清水は初回、先頭の左打者田村がうまく左翼前に運び2塁打。続く2番の上島は右打ちの内野安打で好機をつくると、左の3番狩野は引っ張って右翼前安打し1点。さらに野選と左の大城のセンター返し2塁打でこの回4点。先制攻撃が実った。3回にも敵失で1点を追加。

 5回には、この回から登板した3番手の西井をつるべ打ち。この回先頭の大城が中堅越え本塁打すると、4番治下の3ラン、大城の2打席連続弾など7本の長短打で9点を奪取。相手の息の根を止めた。

 先発の大城は初回にいきなり連続四死球を与え、4回は全くストライクが入らず5四死球。日駐戦でも大量リードしているにも関わらずいきなり6四死球で3失点している。課題も多そう。

 旭化成リフォームは完敗。4回、この回先頭の3番高島が四球で出塁した1死後、突如制球を乱した相手投手大城から4者連続四死球を選び2点を返した。清水はたまらず投手を鈴木に交代。鈴木も9番土屋に四球を与え2点差。しかし、ここで鈴木か踏ん張り2者連続三振に斬って取った。

 最終回には金田がチーム初安打となる本塁打を放ったが焼け石に水。

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好火消しの鈴木

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2安打の田村(左)と3ランの治下

〇松浦監督代行 今までの清水になかった打力が備わった。大城は疲れた? まだ22歳だよ。よくわからん(本間監督は欠場)

〇大城 あれが本来の僕。力んだ? 力まなかったがストライクが入らなくなった(打撃では2発を含む3-3、5打点の活躍を見せたが、4回3分の1を投げ7四死球)

●金田監督 風間は悪くなかった。相手の右打ちにやられた。西井? 西井は心配していない。(4回に登板した)結城がよかった

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〝お手上げじゃないぞ、バンザイだ〟金田の一発空砲に沸く旭化成リフォーム

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金田

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清水・松浦(左)と三菱地所リアル松田(お互い知り合いだとか)

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三井不動産 相澤

三井不動産(84⇒84.5)4-0菱重プロパティーズ(82.5⇒83) 

  1 2 3 4     合 計
三井不動産      
菱重プロパティーズ      

 

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本塁打を放った槇

 三井不動産が快勝。1年半振り登板の相澤が4安打6奪三振完封。内海が先制打を放った。菱重プロパティーズは左腕佐藤が相手のしつこい右打ちに屈した。義積が2本の安打を放ち気を吐いた。

 三井は初回、先頭の斎藤が四球で出塁、続く金田も死球で好機をつくると、3番内海が中堅前に運び1点。さらに4番浅井も右翼前安打し1点追加。3回には金田の右翼前安打を足掛かりに敵失で1点。4回には8番の代打槇が右翼越え本塁打を放ちダメ押し。

 三井は放った6安打すべてがセンターから右方向。18飛球のうち左方向に飛んだのは3本のみだった。

 相澤投手は第27回大会のケンコーポとの準決勝で投げて以来の久々登板。要所で三振をとる投球をするなど6回を投げて被安打4、6奪三振、1四球とほぼ完ぺきの内容。

 重工神戸出身の佐藤投手は相手のセンター返しに屈した。打線は佐藤の先輩義積が先頭打者として初回に安打し、3回には中堅越え2塁打、3打席目の5回にもショートゴロエラー(本人は不満そうだったが、足が速ければ安打にした)で全打席出塁。同じ重工出身の松村(45)も内野安打を放った。

〇細井監督 相澤がよく投げてくれた。内海は指示通りよく打ってくれた。浅井は期待通り

〇相澤 重工神戸の義積さん? なるほど、本物だと思いました。昔、重工神戸とはオープン戦で戦ったことがありますが私は投げていません(義積は38歳、相澤は32歳)

〇槇 今日のテーマは「コンパクトに」。金田、浅井、山上以外はみんな右打者(金田、浅井はそれぞれ右安打を放っているが)

●茂木監督 エラーもあって…打てなかった

●義積 相手の投手は慶大野球部? それじゃ早慶戦でぼくと戦ったことがあるのか。相手の投手はいくつ? 僕は38

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初回、安打を放った義積

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佐藤投手

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左から菱重プロパティーズ大久保社長、小柳氏、岩崎副社長、前執行役員不動産開発部長、三和氏(大久保社長、岩崎副社長、三和氏は皆勤賞)

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三菱地所リアル プーチン寺田

三菱地所リアルエステートサービス(84)4-3メイクス(80) 

  1 2 3 4     合 計
三菱地所リアルエステートサービス      
メイクス      

 

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本塁打を放った木下

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息も絶え絶え 木下  

 三菱地所リアルエステートサービスが接戦を制した。プーチン寺田が好投。4回に3失点したが、その後はピシャリと締めた。監督代行・松田の采配も冴えた。メイクスは一歩及ばず。

 地所リアルは岡野監督が不在。代わって松田が指揮を執った。初回、先頭の栗山が四球で出塁、盗塁-暴投で3進むと4番橋本の内野ゴロで1点先取。4回には、この回先頭の栗山が内野安打で出塁すると、2番小林に代わって木下が代打で登場し2点本塁打。続く寺田が2塁打し暴投で3進、5番落合の内野ゴロで生還。この回3点をもぎ取った。

 寺田は序盤制球に苦しんだが、4回を除き無難に抑えた。

 メイクスは善戦及ばず。4回、この回先頭の2番藤田がチーム初安打を放ち、続く仙﨑の3塁打で1点を返し、さらに犠飛と6番高橋の3塁打で3点を挙げたが、反撃もここまで。仙﨑-細谷-荻原の苦心の継投が実らなかった。

〇松田 実質俺が采配を揮っている(監督代行を務め)

〇プーチン寺田 3回からコントロールがよくなった(4回表、自ら2塁打し、暴投と内野ゴロで生還した後すぐ打たれた)

●尾崎 自分の足の長さ間違えた(初回、先頭打者として四球で出塁。すかさず2盗を試み、楽々セーフかと思ったが、スライディングし立ち上がったところは2塁ベースの手前でタッチアウト)

●仙﨑 二松学舎出身。僕の時はベスト4(二松学舎は甲子園出場を決めた)

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松田(左)と応援団長・川原 

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メイクス尾崎(左)と仙﨑

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三菱地所リアルエステートサービス嶋根と自前の自転車。嶋根は毎試合、池袋からグラウンドまで片道2時間半をかけて自転車で通っている。相当くたびれた自転車で、荷台にはポカリや水が入った大きなボトルが積んであった。この日は専属の女性マネージャーが不在とかで元気なし。2-0。「毎朝6時起き。途中で中止になるとつらい。帰らなきゃならないから」

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満塁弾を放った青山メイン平野

青山メインランド(84)8-7タイセイ・ハウジー(83.5) 

  1 2 3 4     合 計
青山メインランド        
タイセイ・ハウジー        

 

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〝俺が日曜ブロック№1の長距離砲だ〟青山メイン平野

 青山メインランドが6点差をはね返し逆転勝ち。平野が逆転の口火切る満塁弾を放ち、神宮が決勝打を放った。タイセイ・ハウジーは千葉英が3回でスタミナ切れ。大量リードを守れなかった。

 6点リードを許した青山メインは3回、敵失と2つの四死球から満塁とした2死後、3番平野が満塁弾。その後も相手先発・千葉英から代わった野呂を攻め1点を追加。2点差にされた4回には敵失で1点差に追い上げると、5回には5番加藤の本塁打で同点に追いつき、6番山梨の2塁打と1番神宮の適時打で逆転。

 先発の小松崎は味方の拙守などで7失点(自責点は2)したが、2番手の佐々木が2回をピシャリと締めた。

 タイセイ・ハウジーはエース高橋を温存。千葉英が先発したが、スタミナ不足をさらけ出した。大量リードを守れず。

 打線は好調。2回、この回先頭の4番井上の2塁打をきっかけに相手の拙守につけ込み、7番高橋、1番花井、2番内山の2塁打などで一挙6点をもぎ取った。3回には8番志田の本塁打で突き放したが、2番手野呂が守り切れなかった。

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〝打てるものなら打ってみろ〟平野に見事に打たれたタイセイ千葉英

〇平野 7,000万円だからね(千葉英から完璧の満塁弾。7,000万円は記者のプロにたとえた評価。来期はさらに引き上げを検討する)

〇山梨 俺の2塁打が逆転劇につながったんだからね。49歳ですよ。母校の北海高校? 3年連続で甲子園だよ

●千葉英 2回が限度だね(1球ごとに気合いの声を上げていたが、あの剛速球は影を潜めかわす投球が目立った)

●千葉政 ありがとうございます(母校の横浜高校が甲子園出場決定。本人の打撃は音なし)

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決勝打を放った青山メイン神宮

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2回をピシャリ締めた青山メイン佐々木

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青学卒の〝井口二世〟大城 2発を含む3-3の5打点の活躍。投げては4回、突如制球を乱し5四死球で降板

 第29回RBA野球大会日曜ブロック4日目が7月30日、三郷・サンケイグラウンドで5試合が行われ、勝利した青山メインランド、三井不動産、三井不動産レジデンシャルlリース、清水建設、三菱地所リアルエステートサービスが決勝トーナメント進出を決めた。試合結果。 ( )内の数字は記者のレーティング。⇒は前試合からの修正。

青山メインランド(84)8-7タイセイ・ハウジー(83.5)

 青山メインランドが6点差をはね返し逆転勝ち。平野が逆転の口火切る満塁弾を放ち、神宮が決勝打を放った。タイセイ・ハウジーは千葉英が3回でスタミナ切れ。大量リードを守れなかった。

  1 2 3 4     合 計
青山メインランド        
タイセイ・ハウジー        

 

三井不動産(84⇒84.5)4-0菱重プロパティーズ(82.5⇒83)

 三井不動産が快勝。1年半振り登板の相澤が4安打6奪三振完封。内海が先制打を放った。菱重プロパティーズは左腕佐藤が相手のしつこい右打ちに屈した。義積が2本の安打を放ち気を吐いた。

  1 2 3 4     合 計
三井不動産      
菱重プロパティーズ      

 

ナミキ(80⇒78)3-13三井不動産レジデンシャルリース(68)

 三井不動産レジデンシャルリースが毎回得点の大量13点を挙げ、第20回大会以来9年ぶりに勝利(不戦勝除く)し、大会参加11年目にして初の決勝トーナメント進出を決めた。ナミキは惨敗。

  1 2 3 4     合 計
ナミキ        
三井不動産レジデンシャルリース         13

 

サンフロンティア不動産(81.5⇒82)〇-●三井不動産レジデンシャル(81)

  1 2 3 4     合 計
サンフロンティア不動産      
三井不動産レジデンシャル      

 

清水建設(86.5)14-4旭化成リフォーム(82⇒84.5)

 清水建設が徹底したセンター返しで相手エース風間を攻略。最終回には3番手西井から打者一巡の猛攻で一挙9点を奪い圧勝。大城が2打席連続弾を放った。旭化成リフォームは完敗。金田がチーム唯一の安打となる本塁打を最終回に放ったが空砲。

  1 2 3 4     合 計
清水建設         14
旭化成リフォーム        

 

三菱地所リアルエステートサービス(84)4-3メイクス(80)

 三菱地所リアルエステートサービスが接戦を制した。プーチン寺田が好投。4回に3失点したが、その後はピシャリと締めた。監督代行・松田の采配も冴えた。メイクスは一歩及ばず。

  1 2 3 4     合 計
三菱地所リアルエステートサービス      
メイクス      

 

鹿島建設(84)〇-●ポラス(82)

  1 2 3 4     合 計
鹿島建設      
ポラス      

 

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三菱地所リアルエステートサービス嶋根と自前の自転車。嶋根は毎試合、池袋からグラウンドまで片道2時間半をかけて自転車で通っている。相当くたびれた自転車で、荷台にはポカリや水が入った大きなボトルが積んであった。この日は専属の女性マネージャーが不在とかで元気なし。2-0。「毎朝6時起き。途中で中止になるとつらい。帰らなきゃならないから」

 

 

 第29回RBA野球大会日曜ブロック4日目の記者のどっちも〝勝って〟予想。( )内の数字は記者のレーティング。⇒は前試合からの修正。

青山メインランド(84)-タイセイ・ハウジー(83.5)

 小松崎が先発することを条件に青山メインがやや優勢と見た。前試合で小松崎が欠場した理由は不明だが、あの横手投げは攻略するのが容易ではない。最少失点に抑えるはずだ。

 打線は新監督に就任した北野が絶好調。主砲石井を5番に追いやり自ら4番に座った。打線はもろさも同居しており、相手の左腕高橋を攻略できるか。

 タイセイは高橋が先発するはずだが、千葉英も意欲を見せている。千葉英は自らのスピードを過信するほど若くはないだろうが、緩急を使えるか。

 打線のカギを握るのは花井だ。強振すれば小松崎の術中にはまる。攻略の見本を示せば勝機も見えてくる。

 敗者は次戦で三井不動産レジデンシャルサービスと戦う。

三井不動産(84⇒84.5)-菱重プロパティーズ(82.5⇒83)

 三井不動産は選手が揃うかどうかの不安もあるが、ここは必勝態勢。齋藤が先発して投げ切ると見た。相手打線は東京建物より強化されるが、最小失点に抑えられる。打線は前試合で4発放ったように好調。

 菱重プロパティーズは3連勝がかかる。左腕エース佐藤は重工神戸出身。本職は外野手で、前試合は甘い球もあった。失投は許されない。緩急をどこまで使うか。打線は司さん(義積)に期待。重工神戸・高砂は都市対抗の1回戦で敗退したが、社会人出身の格の違いを見せ、後輩佐藤を援護したい。

ナミキ(80⇒78)-三井不動産レジデンシャルリース(68)

 創業80周年のナミキの意気込みは買えるが、黒木監督はヒットを放ったまではよかったが、3塁まで走って肉離れを発症。他の打者もさして好調ではなかった三井不動産の投手を打ちあぐねた。レーティング上位だが不安も大きい。

 三井不動産レジデンシャルリースは佐藤が投げるはずで、間違いなく最少失点に抑える。しかし、打線も守りも不安。

サンフロンティア不動産(81.5⇒82)〇-●三井不動産レジデンシャル(81)

 サンフロンティアがやや優勢。投手がやや不安だが、多少の失点を取り返す打力がある。内村が絶好調で、先輩末次も後輩には負けられない。二人が機能すれば圧勝もある。

 三井不動産レジデンシャルは誰が投げるのか。エース吉田は相当調子が悪いのか今季はずっと欠場。このまま登板せずに予選敗退するのか。打線も辺りが止まっている。打撃戦になったら負けないはずだが…。

 記事をアップした後でサンフロンティアの不戦勝が決まった。

清水建設(86.5)-旭化成リフォーム(82⇒84.5)

 清水建設がやや優勢。青学出身の大城は前試合で三菱地所リアル相手に4回までノーヒットに抑え、エース田村につないだ。相手打線は強化されており真価が問われる。

 旭化成リフォームは風間-西井の継投か。風間は絶好調。清水打線を抑えるとみた。問題は打線。機動力では清水にかなわない。この差がでるような気がする。

三菱地所リアル(84)-メイクス(80)

 三菱地所リアルがやや優勢。前試合で久々にイケメン栗山が登板して好投した。トミー・ジョンの〝病み上がり〟だから連投はないはずで、ここはプーチン寺田が必勝態勢で臨むはず。台風の影響か熱暑も小休止。力で牛耳りそう。大阪桐蔭の〝フォーク〟は「謝敷-中田-福井」と騒がれたそうだが、フォーク⇒フェイク⇒ファームではないのか。

 メイクスは初戦で好投した左腕吉田の回復次第。投げられる状態なら互角に戦えるが…。肩痛回復は容易ではないと見た。

鹿島建設(84)〇不戦勝●ポラス(82)

 鹿島が不戦勝。ポラスは選手が揃わず。地所リアル-メイクスの敗者と決勝T進出をかけ戦う。鹿島の次戦は清水-旭化成リフォームの敗者。

 

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〝どうだ、2発だぞ〟三井不動産 内海

三井不動産(83⇒84)24-4ナミキ(80) 

1 2 3 4     合 計
三井不動産           24
ナミキ          

 

 三井不動産が内村と内海がそれぞれ2発、斎藤が1発の合計5発を含む大量24点で大勝。ナミキは黒木監督が安打を放ったが、肉離れ発症でリタイア。散々な結果となった。

 三井不は打線が爆発。初回に7番内村の本塁打などで5点を挙げ、その後も毎回得点。内村と3番内海がそれぞれ2発。1番齋藤が1発。合計5発を放った。5番金田以外に先発が安打した。

 先発の松葉はビリッとせず2回まで4失点。

 ナミキはエース上が登板せず。先発の梅野、2番手の朝倉も乱打された。上の本塁打も焼け石に水。

●黒木監督 ブチッと音がした。こんなの人生初めて(2回、レフトを向きながらライト前安打。続く要害の2塁打で3塁まで走って肉離れ。リタイア)

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〝もう笑いが止まらん〟三井不動産 細井監督

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〝俺も2発だぞ〟内村

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左から齋藤、金田、松葉

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立教大出身の松葉

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〝レフトオーバーか〟ライト前ヒットでした黒木監督

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〝変なとこ撮るなよ。こう見えても明大硬式だぞ〟

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〝何だ、あの打ち方は。球は逆だそ〟黒木監督の安打に驚くナミキベンチ

 

 

 

 

 

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