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22/3は予想

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 三菱地所は11月10日、2022年3月期第2四半期決算を発表。売上高5,790億円(前年同期比9.8%増)、営業利益1,116億円(同13.9%増)、経常利益946億円(同3.3%増)、純利益552億円(同8.5%増)となり、売上高・営業利益・経常利益は2Qとして過去最高。コマーシャル不動産事業や海外事業におけるキャピタルゲインの増加が要因。

 セグメント別では、「コマーシャル不動産事業」はオフィスビル・物流施設等の売却632億円(前年同期は192億円)によるキャピタルゲインの増加により前年同期比増収増益。オフィスビルの空室率は3.18%(同1.12%)。

 「住宅事業」は、国内分譲マンションの売上計上戸数の減少、賃貸マンションの売却棟数の減少などにより減収減益。マンション販売状況は好調で、今期計上予定に対する進捗率は約97%。利益率も21.5%(前年同期は19.5%)と向上した。

 「アウトレットモール等商業施設」「ホテル」は、新型コロナの影響を受けたが、期間を通した収益は前年同期比改善した。

 「海外事業」は、物流施設等の売却によるキャピタルゲインの増加により前年同期比増収増益。

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「MID POINT(ミッドポイント)川崎」個室フロア

 今年4月に開設したコスモスイニシアのレンタルオフィス「MID POINT(ミッドポイント)」の第5弾「MID POINT川崎」を見学した。設計を担当したケミカルデザイン一級建築士事務所のデザインが〝めっちゃ、いい〟と思った。

 物件は、JR川崎駅から徒歩3分、川崎市幸区中幸町3丁目のLoc’s KAWASAKI BLDGの7~9Fの総区画77区画。区画面積は2.55~14.26㎡。設計はケミカルデザイン一級建築士事務所。施工はハヤカワ。

 入居者が利用できるラウンジにはコミュニティマネージャーが常駐し、食器や調理器具を常備したキッチンを備えており、多様な使い方を想定した個室を提案しているのが特徴。

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ラウンジ

◇       ◆     ◇

 立地がいい。道路を挟んだ対面は「ラゾーナ川崎」「東芝未来科学館」で、いま分譲マンションが分譲されたら坪単価は400万円以上するのではないか。若い方は信じられないだろうが、三井不動産レジデンシャルが2004年に分譲した「ラゾーナ川崎レジデンス」(667戸)を分譲したときの平均坪単価は180万円台だった。

 それとデザイン・意匠だ。9階のコワーキングスぺース・ラウンジの天井にランダムに吊るされた丸い照明は調光機能付きで美しい。個室ブースのうちも外もミッドナイトブルー(濃紺)が基調で、落ち着いて仕事をするのにぴったりだ。コーティングされたガラス扉もいい。

 8階も基調は同じだが、こちらはライトグレー。微妙に異なる。さらに個室ブースの外と内の天井には格子デザインがあしらわれている。

 記者は、「ケミカルデザイン」を初めて聞いたが、ネットで調べたら奥村俊慈氏と奥村靖子氏が共同で2001年に設立した会社のようだ。格子デザインを多用し、照明デザインにもこだわっている建築家だと思う。

 こだわりといえば、コスモスイニシアの担当者である賃貸事業部運営二部MID POINT推進課の白崎雄太氏はコーヒーに相当こだわっている方のようで、キッチン・カウンタースペースには、だれでも自由に利用できるコーヒーミルがセットされていた。かなり高価なもののようだ(記者も欲しい。豆から挽いて淹れたコーヒーは味が全然異なる)。入居者にも評価が高いのだろう。写真を撮るため空くのを待ったが、なかなか空かなかった。

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キッチンカウンターコーナー

初期投資抑え安定賃料保証 コスモスイニシア 駐車場上空活用ソリューション第一弾(2020/7/20)

レベル高い 天井高は3.5m コスモスイニシア レンタルオフィス第三弾「武蔵小杉」(2020/7/21)

 


 

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「nears(二アーズ)川崎」

 コスモスイニシアのシェアレジデンス「nears(二アーズ)川崎」とシェアオフィス「MID POINT川崎」を見学した。まず前者から。

 「nears」は、従来のシェアハウスや一般的な賃貸住宅にはなかった要素をハード・ソフト両面に取り入れ、プライベート空間を維持しながら、入居者同士が“ゆるやかにつながる”心地よい暮らしを実現する新しいタイプのシェアレジデンス。

 ハード面では、約100㎡の共用フロアには複数の用途に対応した空間を備え、気分やすごし方に合わせた居場所の選択が可能とし、全居室にトイレ・シャワー室・洗面など水回りを完備、収納スペースや家具家電の配置に工夫を施している。

 ソフト面では、コミュニティデザイナーを採用し、入居者同士の会話のきっかけづくりや共用フロアに集まる仕掛けを実施。コミュニティインフラツール「station」を全国で初めて賃貸住宅に導入し、オフラインとオンラインの両面から入居者同士のコミュニケーションを促進することで、“ゆるやかな隣人”が生まれやすい環境を提供する。

 さらに、スマートロック、freeアルコール、Freeコーヒー・ナッツ、ライブラリー、引っ越し&買取、クラウド倉庫などのサービスも行う。

 物件は、JR川崎駅から徒歩4分、川崎市幸区中幸町3丁目に位置する14階建て69戸(他に共用スペース、店舗2戸)。専用面積は14.4㎡66戸と18.2㎡3戸。賃料は14.4㎡が賃料99,500円+共益費で122,500円/月~、18.2㎡が126,000+共益費で149,000円/月~。契約期間は3か月、1年、2年の選択が可能。竣工は2021年10月22日。入居開始は11月21日。

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共用部

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ライブラリー

◇       ◆     ◇

 前段はほとんどプレス・リリースのコピペだ。記者はこれまで「シェアハウス」を見学したのは数えるほどしかなく、いいのか悪いのかさっぱり分からないので、そうするほかないからだ。

 見出しに「めっちゃ、珍しい」と取ったのは、女性担当者がそう話したからだ。記者はこれまで「めっちゃ」など使ったことは一度もないが、これほど端的に特徴を言い表した言葉はないのではないか。

 その「めっちゃ、珍しい」のはシャワー室、トイレ、洗面などの水回りが完備していることと、乾式戸境壁は分譲マンション並みの138ミリ確保することで遮音性を高めていることだ。一般的なシェアハウスの水回り共用部分にしかなく、使いたいときに使えないケースも多く、遮音性が劣るものも少なくないそうだ。

 なるほど。シャワー室にはタオル掛けが付いていたし、トイレも便ふたが自動開閉するタンクレスだった。これは単価が低い郊外マンションよりランクは上かもしれない。戸境壁も最近は薄いものを採用するケースが増えていそうな気がする。

 共用部分の水回り備品もいいものが採用されていた。ダイニングテーブルは〝この木なんの木〟で知られるモンキーポットの無垢材だったが、価格は70~80万円はするはずだし、炊飯器、湯沸かしポット、トースターなどは「BALMUDA」だった(「BALMUDA」を知らないのはあなただけとかみさんに言われた)。

 隔週土曜日にはfreeアルコールを設け、予算内ではあるが地ビールや入居者ゆかりの日本酒を提供するという。酒飲みにはたまらないサービスだ。

 難点は喫煙が居室も共用部分では不可で、1階まで下りないとだめだという。喫煙は文化だ。多様性の時代だ。ホテルもそうだが、専用部での喫煙は認めるべきだと記者は思うが、どうだろう。

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モンキーポットの無垢材のテーブル

〝駒込駅圏ナンバーワン〟 三菱地所レジ 第2号シェアハウス「駒込」完成(2018/6/12)

壁面にアートがいっぱい 三菱地所レジ 初のシェアハウス「永福町」完成(2018/4/27)

日土地 〝業界最高水準〟の共用部を備えたシェアハウス第2弾「船橋」(2013/9/17)

イヌイ倉庫 「企業寮をシェアする」新発想の「月島荘」が竣工(2013/9/29)


 

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「TSUBANA」

 事業主のユーミーらいふグループ・丸山アーバンと企画・設計・監理を担当したブルースタジオは11月9日、茅ヶ崎市の「なりわい暮らし賃貸住宅」と店舗棟からなる商住複合施設「TSUBANA」の街びらき内覧会を実施した。「風土」「地域」「文化」に「ねざす」をテーマにした「nezasu house」の第5弾で、不整形の土地に建つ築50年の賃貸住宅をリノベーションし、街に開かれた施設によみがえらせたランドスケープデザイン、商品企画が素晴らしい。

 物件は、JR茅ヶ崎駅から徒歩7分、茅ヶ崎市幸町7丁目の第一種住居地域(法定建ぺい率60%、容積率160%)に位置する敷地面積約1,613㎡、PC造2階建て改修店舗棟1棟と新築木造2階建て店舗併用住宅2棟(長屋3戸、共同住宅4戸)、長屋3棟(23戸)。事業主はユーミーらいふグループの丸山アーバン。企画・設計・監理はブルースタジオ。構造設計は長坂設計工舎、設備設計はEOSplus。施工はmarukan。店舗、賃貸住宅ともほぼ満室稼働。賃料は53㎡で共益費込み17.8万円。相場より高くてもリーシングは進んだという。

 店舗棟には地元にファンの多い「CAFE POE」がリニューアルオープンし、賃貸住宅棟にはアーティストやキッチンカー+カフェ、デザイン事務所など個性豊かなテナントが開業しているという。

 丸山アーバン・西山和成社長は、「物件は2018年に取得。築50年の賃貸をリノベーションすることでスタートしたが、PC造は構造に問題が多く、1棟を除いて新築に建て替えた。コンセプトは地域の活性化。一緒にパートナーを組もうとする方がたくさんいらっしゃる。この輪を広げたい」と語った。

 ブルースタジオ専務取締役クリエイティブディレクター・大島芳彦氏は「暮らしの本質は人と人、人と自然、人と文化などコミュニケーションの価値を高めることにあり、『nezasu house』は、これら風土、地域、文化の三つを『なにわい暮らし』ににじみ出る、可視化するブランド。ランドスケープデザインには力を注いだ」と話した。

 「TSUBANA」は、茅ヶ崎市に自生していた茅(ちがや)から名付けたもの。

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賃貸住宅棟

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大島氏(左)と西山氏

◇       ◆     ◇

 丸山アーバンとブルースタジオがコラボレーションした地域価値再生プロジェクトの取材は、第一弾「稜文舘」に次いで二度目だった。

 「稜文舘」もそうだったが、両社はいい仕事をしている。感嘆した。今回は何が素晴らしいかといえばランドスケープデザインだ。敷地はかなり不整形なL字型で、法定容積率は160%なのに建物の容積率は92.24%であることからも分かるように、容積を余さざるを得なかったのだろうと理解した。

 従前の賃貸住宅も画像で見せてもらったが、樹木など一つもない古い賃貸アパートだった。それが緑をふんだんに盛り込んだ、誰もが散歩がてら立ち寄りたくなるお洒落な街に一変した。

 環境への配慮も忘れない。PC造の既存棟を除き他の住棟のUA値は0.6でZEH基準を満たしている。

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賃貸住宅棟

◇                 ◆     ◇

 この日は土砂降りの雨。行きはタクシーを利用した。帰りは小降りになったので歩くことにし、大島氏から勧められた同じプロジェクトの一つ「たかすなヴィレッジ」も見学することにした。ところが、途中から雨が激しくなり、あげく道に迷ったため駅から往復で十数分のはずが、30分以上もさまよった。安物の折りたたみ傘は用をなさず、布を通して雨水がしたたり落ち、靴の中までしみこんだ。

 しかし、期待を上回る素晴らしいプロジェクトに出会えてとても嬉しくなった。この日は他の3つの現地取材もこなしたので、万歩計は一万歩を超えた。

出来すぎだ!焼杉! 見どころ多い小田急バス×ブルースタジオ「hocco(ホッコ)」(2021/10/7)

地域価値再生プロジェクト第一弾「稜文舘」完成 ブルースタジオ・湘南ユーミー(2017/2/22)

 


 

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村部(左)と成瀬(大手町パークビルで)

配布された20223月期第2四半期決算資料は字が小さくほとんど読めなかった。しかも、大した質問は出なかったとは思うが、最後列に座ったのと耳が遠くなったせいか、質疑応答で何が話されたか全くわからなかった。

何の収穫もなく帰るのは記者の沽券にかかわる。一つくらいコメントを取ろうと、決算説明会に臨んでいた三菱地所代表執行役執行役専務・片山浩氏に聞いた。「マンションの完成在庫が半減し、営業利益率が改善し、計上予定の契約進捗率が97%というのは初めてではないか」と。片山氏は「その通り。都心部も郊外部も好調に推移している」と答えた。

午後6時過ぎだった。あとはおいしい生カキでも食べようと、エレベータに向かって歩いていた。掃除ロボットが懸命に働いているお陰だろう、塵一つない通路の向こうから二人の男が歩いてきた。だしぬけに「牧田さん」と声を掛けられた。「ムラベです」

すぐ、東京建物野球部の村部であることは分かった。その村部がこんなところで何をしているんだろうと思ったら、「トラバーユしました」というではないか。名刺には「再開発事業部副主事  村部裕哉」のほかに、小さい文字ではあるが「不動産鑑定士」「再開発プランナー」の肩書が添えられていた。悪事を働いて資格をはく奪された末のトラバーユではなさそうだ。

だとするならば、その理由はなにか。選手として活躍したのはほんの23年で、口だけは達者なのが災いして戦力外通告を申し渡されたのか。それとも、誰憚ることなくずげずげとものいう態度が嫌われたのか、不動産鑑定士の資格を入社後数年で取得したのが煙たがられたのか-記者は頭をフル回転させた。ひょっとしたら実績が認められてFA権を行使したのかもしれないと。

真相は分からないし、そんなことはどうでもいい。東京建物から三菱地所への電撃トレードが成立したのは事実であり、なによりも本人が「投手? もう肩が痛くて投げられない。レギュラー獲りに必死。声も健在。仕事はとても楽しい」と語ったのが嬉しい。

傍にいたのは、村部と同期・同い年の2013年入社のキャプテン成瀬だと紹介された。肩書には「総務部副主事  成瀬隆彦」とあった。記憶に全然なかった。家に帰って検索したら、20166月のRBA記事には、東大卒の4年目で「宅建? ようやっと3年目で取りました」とコメントがあるではないか。

5年前の成瀬とこの日の成瀬は多分同一人物なのだろう。その成瀬が「早大硬式野球部の柴田が今年入社した。MAX150キロ。今年の丸の内大会3回戦で敗退したが、柴田がボコボコに打たれた。来年までには再生させる」と話した。

「鉄は熱いうちに打て」-成瀬が柴田を叩き直せば、来季の三菱地所チームはRBA大会で8強に勝ちあがるかもしれない。村部の咆哮が聞きたい。柴田がんばれ。

東京建物に奇跡をもたらすか 新人の村部投手(2013/7/16

 

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「パークコート神宮北参道 ザ タワー」

 三井不動産レジデンシャルは11月10日、フジタ本社跡地に建設中の「パークコート神宮北参道 ザ タワー」(471戸)の第1期販売2021年4月29日から開始し、第1期222戸のうち211戸(平均約2億2,800万円)が販売済みと発表した。同日、モデルルーム記者見学会を行った。

 物件は、東京メトロ副都心線北参道駅から徒歩1分、JR代々木駅から徒歩6分、渋谷区千駄ヶ谷4丁目に位置する敷地面積約4,837㎡、27階建て全471戸。第1期222戸の専有面積61.35~237.49㎡、価格は1億2,880万~13億7,000万円。全体の平均坪単価は900万円弱になる模様。竣工予定は2023年6月下旬。設計・監理は清水建設。施工は清水・フジタ建設共同企業体。デザイン監修はホシノアーキテクツ。

 10月31日現在の来場者は1,659組で、申込者の年齢は30代が約15%、40代が約25%、50代が約26%、家族数は1人が約23%、2人が約30%、3人が約14%、居住地は渋谷区が約17%、新宿・港区がそれぞれ約9%、その他都内が約48%。

 現地はフジタ本社跡地で、「明治神宮・代々木公園」「新宿御苑」「神宮外苑」の3つの公園が眺望できる立地が最大の特徴。

 デザイン監修に、同社の「TOKYO MIDTOWN HIBIYA」「パークコート渋谷 ザ タワー」などを手掛けた星野裕明氏を起用。「鳥や動物が羽を休め、生命を育てる安全で居心地の良い巣=NEST」に見立て、緩やかな曲線と編み込まれた形状を内外装デザインに採用。ランドスケープは、総合設計制度の認可を受け公開空地を確保しているほか、屋上緑化、基壇部の壁面緑化などの植栽にも力を入れている。

 共用部には、屋上にフィーリングデッキ、パブリックビューイングや貸切パーティーを満喫できるスクリーンデッキを設け、地下1階~2階の3層吹抜け空間に5つの多層構造の共用空間を用意。このほかフィットネスルーム、ゲストルーム、パーティーラウンジ、ゴルフラウンジ、シネマラウンジ、ランドリーラウンジを装備。スポーツバイクのレンタサイクル、サイクルワークショップサービスも行う。

 また、大建工業と共同で開発したCO2最大約48%削減が可能な冷暖房システム「AirLOGY」を3住戸に初採用。ZEH Orientedを取得している。

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グランドエントランス

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フィーリングデッキ

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パーティーラウンジ

◇       ◆     ◇

 フジタの本社跡地を空から見たら「明治神宮・代々木公園」「新宿御苑」「神宮外苑」に近いなどと考えたことは一度もない。「北参道」駅もこれまでほとんど利用したことがない。「代々木」駅といえば、代ゼミ、大京本社、共産党本部、NTTドコモビルのイメージしかない。そこにタワーマンションを建て、その眺望を最大限の売りにする同社の企画力・発信力には舌を巻くほかない。

 坪単価900万円弱は、とてつもなく高いとも思うが、最近の新築・中古マンションの値上がりを考えると、こんなものかとも思う。

 この単価でわずか半年の間に211戸を販売済みとしたのはやはり凄い。同社担当者も「好評」「連日満室」「想定外」「高い評価」などを連発した。約130戸ある1LDKタイプは未分譲だが、坪単価からして全て億ションにはならないようだ。

 競合する物件は、同社の「パークコート渋谷 ザ タワー」はともかく、担当者によると「パークタワー勝どき」を観ている人が多いというのにはびっくりした。単価が全然違うし、住環境もまったく異なる。最近の〝お金持ち〟は何を考えているのかさっぱり分からない。

 総合設計制度の適用を受け、屋上緑化のほか外周約370mにわたって基壇部の8割を壁面緑化し、明治通り沿いの公開空地は2列並木を配する計画としているのがいい。完成すれば見事な景観になるのは間違いない。

 冷暖房システム「AirLOGY」は3戸にしか装備しないのは〝三井ともあろうものが〟と不思議に思ったが、コストを削減するためではなく、開発に時間がかかり間に合わなかったという説明だった。先行する三菱地所「エアロテック」、野村不動産「床快full」との比較を聞いたら、「いいとこ取り。冷暖房の効きが速い。今後他の物件にも採用していく」とのことだった。全館空調が当たり前の時代がやってくるかもしれない。期待したい。

◇       ◆     ◇

 2つあるモデルルームのうち、スタンダードの90㎡は窓側がアール形状のLDK(34.7帖大)のほか「NEST Room」とホテルライクな主寝室(11.5帖大)や「Dressing Room」の提案はいいと思ったが、シート張りの建具・家具はやや拍子抜けした。

 星野氏がデザインしたペントハウスの237㎡のタイプは白が基調。やはり窓側が曲線のLDK(80.2帖大)は「パークコート青山 ザ タワー」でも感じたのだが、正直目が回った。この種のデザインを好む人はどのような人種か。

 この他、リビング天井高は最大3200ミリとしているほか、モザイクタイルを多用した壁面、Lavatory にはTOTOのネオレストNXを採用しているのが目を引いた。

 一つ納得できなかったのがBette社製のLuxury Bathの浴槽だった。夜景も眺められるものだが、跨ぎは50cm以上あった(間違っていたらごめんなさい)。踏み台か手摺がないと年寄りは入れない。上層階だから周辺ビル・マンションから覗かれる心配はなさそうだが、ブラインドがないと女性は利用できないのではないか。貧乏人のひがみか。

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主寝室(11.5帖大)と「Dressing Room」

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237㎡のLDK(80.2帖大)

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Bette社製のLuxury Bathの浴槽

渋谷区庁舎・公会堂 建替え事業 定借の三井不レジ「渋谷」竣工 一部は賃貸化も(2020/12/15

星野裕明氏がデザイン 柔らかな曲線が美しい外観 三井レジ「駒沢二丁目」(2019/12/5)

マンションはアートだ 三井不レジ「パークコート青山 ザ タワー」竣工(2018/4/11)

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性別・年代不明は除く

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12月24日現在

 東京都は12月27日、新型コロナ感染者は先週火曜日の20,513人から1,550増の22,063人と発表した。年代別の最多は40代の3,863人。累計感染者は3,923,593人、累計死亡者は前日より21人増の6,685人。

日曜日 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 週間合計
7月31日 8月1日 8月2日 8月3日 8月4日 8月5日 8月6日 週間合計
31,541 21,958 30,842 38,940 35,339 37,767 30,970 227,357
8月7日 8月8日 8月9日 8月10日 8月11日 8月12日 8月13日 週間合計
26,313 17,884 29,115 34,243 31,247 20,401 23,773 182,976
8月14日 8月15日 8月16日 8月17日 8月18日 8月19日 8月20日 週間合計
22,740 23,135 23,511 29,416 27,453 27,676 25,277 179,208
8月21日 8月22日 8月23日 8月24日 8月25日 8月26日 8月27日 週間合計
24,780 15,085 21,770 25,444 23,129 18,423 17,126 145,757
8月28日 8月29日 8月30日 8月31日 9月1日 9月2日 9月3日 週間合計
15,834 9,880 14,219 15,428 14,451 12,413 12,561 94,786
9月4日 9月5日 9月6日 9月7日 9月8日 9月9日 9月10日 週間合計
9,635 7,296 9,486 13,568 10,640 9,240 9,988 69,853
9月11日 9月12日 9月13日 9月14日 9月15日 9月16日 9月17日 週間合計
7,750 5,654 8,855 10,593 8,825 8,636 8,018 58,331
9月18日 9月19日 9月20日 9月21日 9月22日 9月23日 9月24日 週間合計
8,077 4,069 3,794 7,059 8,850 7,559 4,855 44,263
9月25日 9月26日 9月27日 9月28日 9月29日 9月30日 10月1日 週間合計
5,621 6,315 5,247 5,327 5,032 4,558 3,834 35,934
10月2日 10月3日 10月4日 10月5日 10月6日 10月7日 10月8日 週間合計
2,922 1,673 4,310 4,067 3,580 3,016 2,605 22,173
10月9日 10月10日 10月11日 10月12日 10月13日 10月14日 10月15日 週間合計
2,242 1,372 1,504 4,790 4,338 3,495 3,239 20,980
10月16日 10月17日 10月18日 10月19日 10月20日 10月21日 10月22日 週間合計
2,714 1,588 4,213 4,204 3,489 2,840 3,231 22,279
10月23日 10月24日 10月25日 10月26日 10月27日 10月28日 10月29日 週間合計
2,805 1,735 4,702 4,347 3,941 3,520 4,121 25,171
10月30日 10月31日 11月1日 11月2日 11月3日 11月4日 11月5日 週間合計
3,687 2,019 6,520 6,346 6,686 3,090 7,967 36,315
11月6日 11月7日 11月8日 11月9日 11月10日 11月11日 11月12日 週間合計
6,264 3,489 8,665 9,012 7,969 7,899 8,021 51,319
11月13日 11月14日 11月15日 11月16日 11月17日 11月18日 11月19日 週間合計
6,922 4,025 11,196 10,114 9,755 8,292 9,457 59,761
11月20日 11月21日 11月22日 11月23日 11月24日 11月25日 11月26日 週間合計
7,777 4,619 12,758 12,850 5,639 12,938 13,569 70,150
11月27日 11月28日 11月29日 11月30日 12月1日 12月2日 12月3日 週間合計
10,346 5,767 14,680 14,399 12,332 11,244 13,321 82,089
12月4日 12月5日 12月6日 12月7日 12月8日 12月9日 12月10日 週間合計
10,454
5,388 15,501 14,946 14,104 13,556 14,558 88,507
12月11日 12月12日 12月13日 12月14日 12月15日 12月16日 12月17日 週間合計
12,163 7,044 19,800 18,812 17,687 16,273 17,020 108,799
12月18日 12月19日 12月20日 12月21日 12月22日 12月23日 12月24日 週間合計
13,646 7,949 20,513 21,186 18,820 17,332 18,731 118,177
12月25日 12月26日 12月27日 12月28日 12月29日 12月30日 12月31日 週間合計
15,403 8,428 22,063          

56波 比率は2028.918.7 20未満11.928.4% 都のコロナ感染者(2022/4/24

年少者が激増 20代は減少 女性の比率も高まる 第5波と異なる第6波の感染状況(2022/2/27

2040代女性が同世代男性を上回る 社会的ジェンダー性差浮き彫り 都のコロナ感染者(2022/2/5

10歳未満・10代の増加目立つ 都の10日間のコロナ感染者/もどかしい感染データ(2022/1/18)

突出するコロナ感染率 沖縄の最多職業は「無職」/東京都との差は何か(2022/1/9)

途方に暮れるほかない 追加4,512人、削除447人の修正作業 都のコロナ感染者(2021/10/30) 

20歳未満・高齢者の比率増加20代は減少 グラフで見る東京都のコロナ感染者(2021/9/4)

解除まで残り2週間 ワクチン接種効果はるかにしのぐデルタ株の脅威 データが証明(2021/8/31)

20代は1日当たり2000人に迫る ワクチン効果か比率は漸減 都のコロナ感染者(2021/8/14)

制御不能・機能不全 高齢者も感染増加 跳梁跋扈するコロナ 自助しかないのか(2021/8/13)

20歳未満 この1か月で10倍増70歳以上も100人超 都のコロナ感染者(2021/8/8)

全国のコロナ宿泊療養は約4万室 利用率は20%/アパホテル1棟貸し約1.6万室(2021/8/5)

結局はワクチン頼みか 出勤率7割減に厚い壁 東京都 新型コロナ 感染爆発(2021/8/1)

〝危機感共有できていない〟猖獗極める新型コロナ われわれに打つ手はないのか(2021/7/29)

10歳未満・10代が激増10代は女性が6割超 都のコロナ感染者(2021/7/23)

職業「-」実に47% 「その他」も学生5%に次ぐ3% 東京都のコロナ感染者の職業(2021/7/17)

全国121万人の看護師の万感の思いここに 「ナースたちの現場レポート」を読んで(2021/7/14)

ワクチン接種効果 高齢者の感染・比率が激減 気掛かりな20歳未満の年少者の激増(2021/6/26)

男1:女0.8 就労人口比と符合/70代の感染率低いのはなぜ 東京都のコロナ感染者(2021/6/6)

ワクチン接種の効果歴然 直近1週間の70歳以上の感染者 昨年末より半減(2021/6/4)

〝解除は困難〟関係者の空気伝えるメディア 宣言解除期限まで9日(2021/5/522)

「屋外でマスク付けていても…」記事を補足・修正 いっそうの自衛策が必要(2021/5/10)

「屋外でマスク付けていても感染相次ぐ」西村大臣発言 具体的数値・事例示すべき(2021/5/3)

若年層の比率高まり高齢者は減少 変異型の影響か 第3波と異なる感染状況(2021/4/15)

17日は409人9日連続して増加 昨年の拡大期と酷似 東京都 新型コロナ感染者(2021/3/17)

宣言期限まで1週間16日の感染者300人8日連続して増加 東京都 新型コロナ(2021/3/13)

70歳以上の比率は20%超続く100歳以上も増加 都の新型コロナ感染者(2021/2/7)

70歳以上が全体の25.8%の163人100歳以上は1月だけで36人 都の新型コロナ感染者(2021/2/1)

特措法・感染症法の是非を考える 早くも抑止効果? 〝悪法もまた法なり〟なのか(2021/1/30)

100歳以上は1月だけで32人 昨年1年間の16人の2倍 東京都の新型コロナ感染者(2021/1/29)

都の新型コロナ100歳以上の感染者も激増1月だけで21人 昨年末の累計16人突破(2021/1/24)

〝明けない夜はない〟この言葉を信じよう60歳以上の感染者も爆発的に増加(2021/1/17)

都の区市町村別コロナ感染者 人口10万人当たり新宿、港、渋谷区の順で1000人超(2021/1/11)

新型コロナ都道府県別感染者 人口10万人当たり最多は東京都493人 最少は秋田県17人(2021/1/11)

都の新型コロナ感染者 職業公表 医師・医療従事者など多数 大雑把すぎるのが欠点(2021/1/10)

新型コロナ 爆発的に増加 感染者の〝職業不明〟割合 都は40%超(2021/1/10)

宣言当日 都のコロナ感染者 激増の2,447人 経路不明は16日連続60%超(2021/1/8)

新型コロナ 緊急事態宣言へ 飲食店の時短だけで効果あるか/どうなる特措法の罰則(2021/1/5)

〝闇社会〟〝二重就業〟の記事にアクセス殺到/目から鱗 「風テラス」坂爪氏の著作(2020/5/28)

社会的弱者に襲い掛かり、ジェンダー性差をあぶりだす 新型コロナの本性(2020/5/25)

新型コロナ 感染経路不明者が減らない理由 〝闇社会〟〝二重就業〟も一因(2020/5/11)

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川畑社長 

  旭化成ホームズ11月8日、2022年3月期第2四半期決算補足説明会を開催。売上高は3,758 億円(前年同期比19.6%増)、営業利益は320 億円(同9.0%増)となり、売上高、営業利益とも過去最高。6月に豪州の住宅会社を子会社化したのが増収増益に寄与した。

 セグメント別では、建築請負部門は売上高1,890 億円(同0.7%増)、営業利益141億円(同1.4%減)、受注高は2,063 億円(同42.0%増)となった。集合住宅「ヘーベルメゾン」の受注は単価、面積ともにアップした。

 分譲(マンション)事業は、昨年上期に大規模物件や高額物件の引き渡しが集中したこともあり、売上戸数・売上高ともマイナス。売上高860億円(同5.5%減)、営業利益96億円(同22.1%減)。

 通期予想では、売上高は過去最高の7,760 億円(前期比20.3%増)、営業利益660億円(同10.6%増)を見込む。

 旭化成グループ全体の2022年3月期第2四半期決算は、売上高1兆1,810億円(前年同期比19.4%増)、営業利益1,131億円(同47.4%増)、経常利益1,192億円(同53.9%増)、純利益912億円(同95.1%増)と大幅増収増益となり、通期予想では全てで過去最高を更新する見通し。

◇       ◆     ◇

 記者は、注目の建て替えマンション「宮益坂レジデンス ザ・渋谷レジデンス」について、「計画が発表された数年前の段階で坪単価は850万円以上で、その後も市況の変化により上方修正し、分譲前の段階で坪単価は1,000万円でも安いと予想したがいかが。進捗はどうでしょうか」と質問した。川畑文俊・代表取締役社長兼社長執行役員は「仰る通り。進捗も順調」と答えた。

 このマンションについては、改めて取材をお願いしレポートしたい。マンションでは、坪単価440万円の「アトラス笹塚駅前」45戸の現地を見学しているが、早期完売したのに驚いている。

一般分譲されない可能性高まる 旭化成不レジ「(仮称)宮益坂ビルディング建替計画」(2020/6/15)

 

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投資家向けには海外分譲住宅を含む

 三井不動産は11月5日、2022年3月期第2四半期決算を発表。賃貸商業施設の回復、投資家向け分譲の伸長、個人向け仲介(リハウス)・貸し駐車場(リパーク)の回復、前年同期での特別損失計上の反動、政策株式の売却による特別利益の計上などにより、売上高9,968億円(前年同期比25.0%増)、営業利益1,009億円(同57.3%増)、経常利益888億円(同87.9%増)、純利益863億円(同854.9%増)と大幅増収増益となった。売上高、純利益は過去最高。

 セグメント別では、「賃貸」は売上高3,219億円(同274億円増収)、営業利益656億円(同20億円増益)。前期に竣工した「文京ガーデン ゲートタワー」の通期稼働のほか、既存オフィスの賃貸収益が増加した。首都圏の単体オフィス空室率は3.9%(前年同期は4.7%)に改善した。

 「分譲」は売上高3,128億円(前年同期比1,075億円増収)、営業利益570億円(同264億円増益)。国内分譲住宅は計上戸数が減少したため売上高1,387億円(同369億円減収)、営業利益182億円(同77億円減益)と減収減益となったが、計上予定戸数3,100戸の契約進捗率は90%で、完成在庫はマンション145戸、戸建て3戸の合計148戸(前期末167戸)。

 投資家向け・海外住宅分譲は、「飯田橋グラン・ブルーム」の売却(776億円)などで売上高1,740億円(前年同期比1,444億円増収)、営業利益388億円(同342億円増益)と大幅に伸長した。

 プロパティマネジメントは売上高2,094億円(同205億円増収)、営業利益254億円(同138億円増益)。リパークの貸し駐車場が回復、リハウスの個人向け仲介が一昨年同期に近い水準まで回復した。

 その他のホテル・リゾート事業は、新型コロナの影響で売上高1,526億円(同439億円増収)、営業損失210億円(前年同期は営業損失182億円)となった。

◇       ◆     ◇

 新型コロナの影響でホテル・リゾート事業は振るわなかったが、他は絶好調だ。記者が注目したのは分譲住宅の完成在庫の少なさだ。特に戸建てはわずか3戸しかない。同業他社からも〝売るものがない〟という声が聞こえるが、年間数百戸供給して在庫がないというのはバブル期にさかのぼってもないのではないか。マンションも同業他社と比較して極端に少ない。

 もう一つは「分譲」セグメントの内訳だ。前期末決算で「投資家向け・海外住宅分譲」売上高が「国内分譲住宅」を初めて上回ったが、今期もその流れが継続している。通期予想の売上高6,700億円のうち国内分譲住宅2,700億円に対して投資家向け・海外住宅分譲は4,000億円。その差は拡大しそうだ。

 同社の分譲住宅をずっと取材してきた記者は複雑な気持ちだ。マンションや戸建ての用地担当者は、酷暑であろうと極寒であろうと雨が降ろうが雪が降ろうが、足を棒にし革靴の底をすり減らしながら安価で良質な土地を求めて歩き、商品企画担当も〝売れる〟商品づくりに粉骨砕身しているはずだし、販売担当もまた、年間にして数万、数十万人の顧客に接し、1戸1戸売っている。他社を圧倒するブランド力はそうした努力の結果だ。

 一方で、商業施設やオフィス、ロジステックスなど投資家向けは、1件当たり数十億円、数百億円に達する。例えていえば、分譲住宅事業は肥沃な土地に種をまき育て収穫する農耕型で、投資家向けは一網打尽の狩猟型に近い。それを「分譲」の一括りにするのは納得できないが、同社はセグメントの変更は考えていないようだ。

 さらにもう一つ。同社は販売受託業から撤退するのではないかという噂があるが、同社経理部長・村田忠浩氏は「そのような事実はない」と否定した。

三井不動産2021年3月期 増収減益 投資家向け売上高過去最高 国内分譲を逆転(2021/5/15)

 


 

 東急不動産ホールディングスは11月4日、2022年3月期第2四半期決算を発表。アセット売却収益の反動減があるものの、再生可能エネルギー事業の稼働施設の増加、売買仲介の好調、前第1四半期で実施した商業施設・運営施設・営業店舗の臨時休業や営業時間短縮などの反動増があったため、売上高4,118億円(前年同期比7.3%増)、営業利益335億円(同97.5%増)、経常利益268億円(同121.7%増)、純利益143億円(同2,283.9%増)と増収増益となった。特別利益として固定資産売却益等25億円(前年同期の特別利益21億円)、特別損失として新型コロナウイルス感染症による損失等16億円(前年同期の特別損失68億円)を計上した。

 セグメント別では、分譲マンションの販売は引き続き堅調に推移しており、通期売上予想に対する契約済み割合は期首の54%から89%(前年同四半期比13ポイントアップ)に進捗している。完成在庫は前年同期末の299戸から587戸へ増加した。

 不動産流通事業は売上高1,177億円(前年同期比21.5%増)、営業利益150億円(同113.5%増)。東急リバブルのリテール部門・ホールセール部門は、前年同期の新型コロナウイルス感染拡大に伴う営業店舗の休業や営業時間の短縮などからの反動増、不動産流通市場の活況、不動産販売における大型物件の計上などにより増収増益となった。

 

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