大和ハウス リフォームサロン出店加速 2018年までに20カ所

「リフォームサロン港南台店」
大和ハウス工業は2月6日、同社グループ会社の大和ハウスリフォームが展開するリフォーム専用ショールーム「リフォームサロン松戸店」と「リフォームサロン川西店」をオープンし、同時に「リフォームサロン港南台店」もリニューアルオープンすると発表した。
「リフォームサロン」は、「居ごこち、使いごこち、寝ごこち、触りごこち」などの「COCOCHI(ココチ)」をコンセプトにした、郊外の大規模団地に設置する地域密着型のリフォーム専用ショールーム。
同社は1962年から大規模団地を「ネオポリス」と名付け、これまで全国65カ所、61,000区画を販売してきたが、築年数が経過した住宅や空き家の増加が課題となっている。こうした課題に対応するためもあり、同社は「リフォームサロン」の出店を加速させる。2018年までに3大都市圏を中心に全国20カ所にオープンさせる予定。

「リフォームサロン港南台店」
伊藤忠都市開発「クレヴィア小竹向原」 全88戸を1カ月半で完売

「クレヴィア小竹向原」完成予想図
伊藤忠都市開発の「クレヴィア小竹向原」(全114戸、うち分譲88戸)が2014年12月5日から登録を開始し、2015年1月25日まで約1カ月半で完売した。
東京メトロ副都心線・有楽町線小竹向原駅から徒歩2分の11階建て。価格は5,148万~10,298万円(最多価格帯6,000万円台)、坪単価は287万円。専有面積は60.07~98.87㎡。総来場者は約700件。
同社は、「30歳代の会社員から60歳以上のシニア層まで幅広いお客様にご購入いただき、都心近接の恩恵を享受しつつ緑豊かな環境に住める好立地や、四季の変化を楽しめるランドスケープ、機能的な収納、快適で住み心地の良い間取りなどが高い評価をいただいた」としている。
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早期完売は〝すごい〟の一言だ。この物件については昨秋の段階で、関係者から「すごい人気、取材してほしい」と言われていたが、話半分に受け取ってしまい見る機会を失ってしまった。東京ガスの「エネファーム」も搭載されている。
同社は4年前の「クレヴィア練馬」(43戸)も早期完売している。こちらもプランがよかった。練馬区民の心をとらえたか。

ワイドスパンのプランがいい モリモト「アールブラン下丸子センティア」

「アールブラン下丸子センティア」完成予想図
モリモトが3月に分譲する「アールブラン下丸子センティア」を見学した。ほぼ正方形のワイドスパンのプランがいい。
物件は、東急多摩川線武蔵新田駅から徒歩4分・下丸子駅から徒歩8分、東急池上線千鳥町駅から徒歩10分、大田区下丸子1丁目に位置する6階建て全52戸。専有面積は55.07~88.63㎡、価格は未定だが、坪単価は280万円くらいになる模様。竣工予定は平成27年12月中旬。設計・施工・監理は風越建築。デザイン監修は〝パーク・コート〟〝ピアース〟の作品も多い石倉雅俊氏。
プランがいい。敷地は東西軸がやや長い四角形。ここにコの字形の建物がよく収まっている。住戸プランは南西向き・南東向き・東向きがほぼ4:3:3の割合で配されており、南西向きの68㎡のタイプでも間口は約6.5m。モデルルームタイプの約76㎡では約9.1m。角住戸比率を高め、吹き抜け(ライトコート)を配することで住戸の独立性を高める工夫も行っている。
ファミリーがターゲットの〝アールブラン〟であるため、設備仕様は同社の高級仕様の〝ディアナコート〟には劣るが、木目調のシート貼りでも質感がある。アウトフレームを採用することで、柱・梁型を少なくし、サッシは2.3m。
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同社の〝アールブラン〟を見学するのは久々のような気がするが、「下丸子」駅近くの販売事務所は同社の他の物件見学で数回訪ねている。
建築費がどんどん上昇し、ショートスパンの専有圧縮型が激増している。しかし、この物件はしっかり造り込みを行っている。66㎡の南西向きプランでも間口を約7.9mも確保している。71㎡の2LDKでは主寝室は6.5畳大、約8.5mスパンだ。
単価は未定だが、記者が予想した280万円を切る可能性もある。モデルルームの見せ方も巧みだ。3カ月くらいで完売するのではないか。
2月10日は「二世帯住宅の日」 旭化成ホームズが日本記念日協会の認定

旭化成ホームズは2月5日毎年2月10日を“二世帯住宅の日”と制定したと発表した。同社が二世帯住宅を発売してから今年で40周年となることから考案したもので、一般社団法人日本記念日協会(長野県佐久市)の認定を受けた。
“二世帯住宅の日”制定を記念しで二世帯住宅を手掛けてきた経験抱負な営業マンを”二世帯住宅カウンセラー”に任命。2月11日(水・祝)、14日(土)、15日(日)の3日間、二世帯住宅に関するあらゆる疑問や不安に応える「二世帯住宅全員納得!相談会」を全国のヘーベルハウス展示場で開催する。
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「二世帯住宅」という商品を最初に売り出したのは同社だが、商標登録はしておらず、「二世帯住宅」は固有名詞でなく一般名詞だ。「二(2)世帯住(10)宅」というごろ合わせも分かりやすい。
リリースに「一般社団法人日本記念日協会より正式に認定」とあったので、早速、同協会に問い合わせてみた。加瀬清志・代表理事によると、同協会の活動は25年前から行っており、これまで1,000件以上が登録済み。ネットには毎日数万件のアクセス数があるという。少なくとも1日、3件以上の登録があるということだ。本日2月5日には、山崎パンの「みたらしだんごの日」など5つが登録されている。「住宅」で検索すると20件くらいあり、「マンション」で検索したら大京の「ファミリーファースト」など2件がヒットした。
登録料は1件10万円。今のところ更新料はゼロ。公序良俗に反するものは受け付けない。申請して審査に合格するのは7割から7割5分くらいだという。
「どうして本部は東京など大都市でなくて長野県佐久市か」と馬鹿な質問をしたら、加瀬氏は「今の時代、東京でやる必要性は全くない」ときっぱり答えた。仰る通り!
日本綜合地所 流山セントラルパーク駅圏初のマンション49戸
日本綜合地所が千葉県で「ヴェレーナシティ千葉ニュータウン中央Ⅱ」(206戸)、「ヴェレーナ松戸」(47戸)、「ヴェレーナ流山セントラルパーク」(49戸)の3物件を販売すると発表した。
リリースを引き写し紹介しても何の価値もない。記者が注目しているのは「流山セントラルパーク」の物件だ。駅から徒歩11分の区画整理事業地内のファミリーマンションだ。つくばEXが開業してからほとんどの駅に降りてマンション、戸建てを取材しているが、この駅だけはマンションは1物件も供給されていないからでもあるが、降りたことがない。
隣駅の「流山おおたかの森」では2,000戸くらいは供給されており、坪単価は駅近だと200万円前後もする。流山セントラルパーク第一号は果たしていくらになるのか。坪単価を150万円くらいに抑えてほしいと思うが、そこまで安くなるか。現地を見学してレポートしたい。
人・街・未来を語り合う 多摩市 第2回「多摩NT再生シンポジウム」

第2回「多摩ニュータウン再生プロジェクトシンポジウム」(多摩市・パルテノン多摩で)

阿部市長
多摩市が主催する第2回「多摩ニュータウン再生プロジェクトシンポジウム」が2月4日行われ、会場の定員250名がほぼ満席となった。市外からの参加者も4割くらいに達するなど関心の高さをうかがわせた。昨年の第1回は多摩ニュータウンの夢がテーマだったが、今年はさらに一歩進め、中長期のロードマップの作成から、再生の主体者となる市民や街、未来について報告やトークセッションが行われた。
冒頭、挨拶に立った阿部裕行・多摩市長は「昨年は諏訪団地の建て替えに続いて、舛添知事が視察に来られ、多摩ニュータウンの再生に力を入れると断言された。今年は都営住宅の建て替え、尾根幹線の整備など新たな一歩を踏み出す年にしたい」などと語った。
シンポジウムは3部構成で、第1部はNHKの番組「ブラタモリ」「スタジオパークからこんにちは」などの番組を手がけたNHKエンタープライズエグゼクティブ・プロデューサー尾関憲一氏が「身近にある〝街の魅力〟を発見し直そう!」をテーマに基調講演を行った。
第2部は、まず多摩ニュータウン再生検討会議委員・西浦定継氏(明星大教授)が検討会議の現状を報告。西浦氏は再生方針の骨子を示し、永山駅を中心とする多様な拠点がネットワークしたコンパクトな都市構造を目指す、主要なリーディング・プロジェクトについては、都営住宅の建て替え、尾根幹線の整備と沿道プロジェクトの進め方などロードマップの作成を 進めていることなどを話した。
続いて、多摩市民でもある浜田健史氏が、双子が誕生したことがきっかけで地域資源を活用する「たまらば」を設立し、「はたらく」「住む」「育つ」をキーワードに活動していることを報告した。
もう一人の報告者、NPO法人福祉亭理事長・寺田美恵子氏は、これまでの10数年間の活動を振り返りながら、コミュニティの希薄化、運営継続の難しさ、セーフネット構築の難しさなど課題についても語った。
第3部は、多摩ニュータウン再生検討会議委員長・上野淳氏(首都大学東京理事、4月に学長に就任予定)がコーディネーターとなり、1、2部の登壇者のほかに東京都都市整備局多摩ニュータウン事業担当部長・太田誠一氏、阿部市長も加わり「人・街・未来」をテーマにトークセッションを行った。

西浦氏
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シンポジウムは3時間を超えた。各氏の報告やトークセッションの内容を一つひとつ紹介するのは難しい。再生に参考になりそうなことを以下に紹介する。
尾関氏は「ブラタモリ」では、タモリ氏に台本を一切渡さないで、アドリブで撮影し、同行する女性アナウンサーにも「普通の女性として演じよ」と裏話を明かし、専門家-タモリ氏-普通の女性の組み合わせの妙と、街の人との関わり、プロセスを紹介したのが反響を呼んだと語った。
多摩ニュータウンの印象については、「高度成長とともに歩んだ意識の高い方が多く住む特殊な街。公園も緑もきれいだが、人工的な整備された印象も受ける。これまで使ったことがない、例えば〝おもしろい〟をキーワードにすれば新しい発見も生まれる」などと話した。
(これに対して、上野氏は「『ブラタモリ』に多摩ニュータウンを取り上げていただけないか。『鶴瓶の家族に乾杯』でもいい」と尾関氏におねだり。尾関氏は苦笑しながら「可能かもしれない」と答えた。実現したら、「ブラタモリ」初回に登場した涌井史郎先生には失礼だが、面白さでは上野氏とタモリ氏の組み合わせに軍配が上がるはず)
浜田氏は、「市民参加という単語がしっくりこない。私はカフェに足湯やっているし、七輪も出す。みんな面白がってくれる。いろいろな角度、切り口などちょっとしたことで動き出すのではないか。公園などで何かイベントをやろうとするとなかなか許可が下りない。楽しいことをやろうとすると時間がかかる」などと行政の対応に注文もつけた。
(同感。先に国交省の「都市公園のあり方検討会」の記事も書いたが、都市公園法は規制だらけ。市民の利用を阻む一面もある。この点に絡めて阿部市長は「『パルテノン大通り』は舗道ではなく道路。道路の真ん中にイルミネーションを置くのは道交法の許可を得るため職員は大変な努力をしている」と話した)
寺田氏は、「パブコメは何とかならないか。市民が行政の文章を読み込んで何か提案する作業は大変。もっと自由におしゃべりする場を設けて、結論がでなくてもいいから話せるような機会を設けるべき。語り合う力がアイデアを生む。多摩ニュータウンにはたくさん語り部がいる」と語った。
(これに素早く反応したのが上野氏。トークセッションの冒頭、「私は口出ししない」と語ったが、「これは極めて重要。市民の発言の機会が少ない。本日のシンポでもフロアから声を募る機会が設けられていないが、来年は受ける機会を設けてほしい。…副市長さんが頷いていらっしゃるから来年はそうなる」と、市側の了解を取り付けた)
西浦氏は市民力と学生のエネルギーを引き出すことを強調した。「結局、人なんですよ。多摩ニュータウンにはポテンシャルの高い人がいっぱい埋まっている。周りの市も同じ、相模原、八王子、立川、青梅など。これらと連携すれば大きなアドバンテージがある。それと学生。学生をうまく取り込むというのは語弊があるかもしれないが、学生はみんな多摩に就職したいと考えている」と語り「多摩ニュータウンをネガティブにとらえる声を一つつぶしていきたい」とも話した。
(同感だ。記者はネガティブな記事など書いたことがないが、残念ながらマンション市場は正当に評価していない。分譲坪単価にはっきり表れている。駅前一等地のマンション単価は、多摩センターが200万円強であるのに対し、「立川」は342万円もし、「町田」「八王子」「相模大野」も多摩センターよりはるかに高い。リニアの駅ができる「橋本」にも追い抜かれるのは必至。「若葉台」にも負けるのではないか。ポテンシャルを引き上げる情報発信力に多摩市は欠けている)
東京都とのパイプも強力だ。太田氏は「多摩ニュータウンは夢と魅力にあふれている。だれもが格の違いを認めるはずだ。地域活動も熱心。限りないポテンシャルを持っている。いまは都市間競争の時代。これからは業務・商業機能を充実させて、ほかからうらやましがられるニュータウンにしたい」などと、全面的に多摩ニュータウン再生を支援していくことを表明した。
(シンポジウムの進行役を務めた鴇田正明・多摩市都市整備部長は都からの出向。少なくとも2020年までは太田-鴇田ラインを継続してほしい)

上野氏

トークセッション(左から上野、西浦、太田、尾関、浜田、寺田、阿部の各氏)
女性役員の〝こだわり〟盛り込む サンケイビル「ルフォン柏 ザ・レジデンス」

「ルフォン柏 ザ・レジデンス」完成予想図
サンケイビルが分譲中の「ルフォン柏ザ・レジデンス」を見学した。昨年10月から分譲開始し、これまでに供給した31戸のうち29戸が販売済みで、順調な売れ行きを見せている。
物件は、JR常磐線柏駅から徒歩5分、柏市柏五丁目に位置する13階建て全51戸。2月中旬に分譲する第二期(戸数未定)の専有面積は67.40~83.09㎡、予定価格は3,870万~5,270万円(最多価格帯4,300万円台)、坪単価はおよそ200万円。竣工予定は平成27年7月下旬。施工は不二建設。販売代理は住友不動産販売。
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同社のマンションは、先に「浜松町」を見学したが、今回は郊外型。取材の目的は、このところ急速に供給戸数を伸ばしている同社のマンションをしっかり見ておくことが必要と感じたからだ。もう一件「船橋日大前」を近く見学する予定だ。
建物は近隣商業立地だが、前面道路は12mあり、全戸南向きで、その割に交通量は多くない。前面も開けている。坪単価もリーズナブルなものだ。1フロア4住戸だが、まんべんなく売れており、極めて順調に売れているという印象を受けた。
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初めて知ったのだが、同社には2人の女性役員がいる。デベロッパーには女性の役員が極めて少ない。記者の知る限り上場会社で女性役員がいるのはコスモスイニシアが3人(一人は監査役)で、ヒューリック、フージャースホールディングスがそれぞれ1人(非常勤監査役)くらいだ。ゴールドクレストに1人いたが、一昨年退任している。
従って、女性役員2人というのは特筆すべきことだ。そのうちの一人が上席執行役員・佐々木ゆかり氏で、マンションの商品企画担当だというのがうれしいではないか。女性がマンションの商品企画にもっともふさわしいとは記者がずっと思ってきたことだ。きめの細やかさでは、男性は女性にかなわない。
佐々木氏がこだわっているのはキッチンだそうで、強いメッセージが込められていることは伝わってくる。キッチンの天板に御影石を採用していることだ。坪200万円くらいの郊外型に天然石を採用するデベロッパーは少なくなってきているはずだ。
もう一つは食洗機。これも働く主婦(主夫)には必需品だ。約2畳大のクローゼットの提案もいい。主寝室のドアは全て引き戸にしているのも佐々木氏の小さなこだわりだと理解した。
同社が「ルフォン」ブランドを立ち上げて10年。年間500戸ペースに到達したという。これほどの量をコンスタントに供給できるデベロッパーは20社くらいか。
これからが正念場だ。大手には普通の商品企画では勝てない。マンション業界に〝フジ・サンケイ旋風〟を巻き起こす覚悟で取り組んでほしい。さらに期待したいのは、やはり自前の販売部署を立ち上げることだ。顧客と相対するからこそ微妙な嗜好が読み取れる。同社は「行動指針」で謳っているではないか。「小さくまとまってはいないか? 大胆に、大きく描け」「夢中でやっているか? 乗り越えた先の景色を楽しみに走れ」と。
佐々木氏はもちろん「女性が活躍」できる会社を応援したいし、女性に負けない男性をアピールするためにもRBA野球にも復帰してほしい。
「めざましテレビ」そのまま朝から元気サンケイビル「ルフォンリブレ浜松町(2015/1/20)
国分寺崖線の借景、「5本の樹計画」もいい 積水ハウス「グランドメゾン仙川」

「グランドメゾン仙川」完成予想図
都内に初めて雪が積もった1月30日の夕刻。国分寺崖線の雑木林はすっかり雪景色に変わっていたが、春を告げるウグイスとホトトギスが「ほーほけきょ」「おとおと、きたかー」と鳴き交わしていた。記者は舞い上がり「ここはいいぞー、弟、来たぞー」とエールを送った。積水ハウス「グランドメゾン仙川」の販売事務所だった。
物件は、京王線仙川駅から徒歩19分、または仙川駅から徒歩5分、バス停からバス3分、バス停から徒歩4分(都合12分)、調布市入間町2丁目に位置する4~8階建て8棟全305戸の規模。近く分譲する第2期3次(戸数未定)の専有面積は66.97 ~90.64㎡、予定価格は3,700万円台~5,700万円台(最多価格帯4,400万円台。竣工予定は平成28年6月中旬。施工は長谷工コーポレーション。昨年11月から契約が始まっており、現在まで約3分の1が契約済みだ。
現地はNTTの社宅跡地。国分寺崖線のライン上にあり、敷地面積は約16,000㎡。敷地の南側には敷地の数倍はありそうなNTTが管理する森が広がっている。
住棟はA~E棟が南向きや東向きで林の借景が望める。
住戸プランは、横入り玄関タイプを多用し、メーターモジュールの廊下幅、花台付き、トイレドアを含めたドアノブの壁面までのセットバック、二重床・二重天井、天井までのカーテンボックスなど。都の「マンション環境性能表示」で5項目満点の星15個のうち「建物の長寿命化」のみ1つ欠ける14個を獲得している。
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京王線仙川は、わが街多摩センターと同じくらいよく知っている。永住も考えたくらいだ。いまも飲み屋によく通っている。
駅周辺の再開発が行われた結果、劇的に変わった。急行が停まる千歳烏山やつつじヶ丘よりいい街だ。安藤忠雄氏が設計したマンションは坪単価300万円もするし、野村不動産の「プラウド」も270万円だ。先日書いた大成有楽不動産「オーベルグランディオ吉祥寺Ⅱ」との競合は避けられないが、この単価は割安感がある。「5本の樹計画」も盛り込まれるので、素晴らしいマンションになるのは間違いない。
どちらがいいかはユーザーが判断することだから何もコメントしないが(双方ともいい)、双方合わせて589戸もある。この2物件よりは価格は安いが、近く見学することになっている京王相模原線の野村不動産「プラウドシティ南山」も412戸ある。3物件とも長谷工コーポの施工だ。単価・グロス価格ともサラリーマンの取得限界にきているだけに、売る側の営業マンも大変だろう。
3物件に共通するのは価格が安いということだ。多摩センターもそうだが、どうして京王線のマンションの単価は他の沿線と比べて割負けするのか。城東や城北エリアより圧倒的に安いし、緑も豊富だ。
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ホトトギスが「おとおときたかー」と鳴くと書いたのは、昔々、おばあちゃんの膝の上で教わったのを思い出したからだ。ホトトギスの昔話など若い人はだれも知らないだろうから紹介する。次の通りだ。
兄弟のホトトギスがいた。兄は目が見えなかった。心やさしい兄思いの弟は山でおいしい食べ物を採っては兄に与えた。自分はまずいものばかり食べていた。
兄は、「いつも俺はこんなにおいしいものを食べている。弟はどんなにおいしいものを食べているんだろう」と考え、弟を殺して腹の中を調べたところ雑穀ばかりが出てきたのだ。
悔やみきれない兄は「弟よ、ごめんね」「弟よ、来たか」とのどを絞り出すように泣いたという物語だ。(記者が優しい心根の人間に育ったのはおばあちゃんの教育による。記者は悪がきだった兄の弟だ)
「トッキョキョカキョク(特許許可局)」なんて東京に出てきて初めて知った。ついでに、「うさぎ追いし」は「うさぎ美味しい」ではありませんから。おいしいのですが。

ITを活用した重説 賃貸と法人間取引につき社会実験開始へ 国交省
国土交通省は1月30日、宅地建物取引業法に基づく重要事項説明(重説)や契約などの際に義務付けられている書面交付におけるITの活用方策について、有識者や実務家からなる「ITを活用した重要事項説明等のあり方に係る検討会」の最終とりまとめを発表した。
ITの普及によって、すでに多くの消費者がインターネットを通じて情報収集を行っており、ITを活用すれば消費者・事業者双方の時間コストや金銭コストの縮減が期待できるとし、対面を前提としながらも重説や契約がITを通じて行えないかどうかが昨年の4月以降、合計6回にわたって検討されてきた。
検討会で大きな課題となったのは、①取引主任者証が提示できること②重説を受ける者が本人であること③取引主任者が相手方に伝達すること④取引主任者と相手方とのやりとりに十分な双方向性があること⑤重説に記名押印し、交付すること-の5点だった。
検討の結果、対面でなくとも、少なくともテレビ会議などであれば、重説に必要な要素を満たすことが可能であることが示された。
具体的には、トラブルとなる可能性が相対的に少ない、トラブルが起こってもその影響が相対的に小さい「賃貸取引」及び「法人間取引」について最大2年間の社会実験を行ったうえで検証を行い、問題がなければIT活用の本格運用へ移行する。個人を含んだ売買取引については、検討結果を踏まえて、社会実験又は本格運用を行うことを検討するとしている。社会実験は約半年の準備期間を経たのち開始。開始後は半年に1回程度、検証検討会を開催する。
社会実験を行う事業者はあらかじめ登録することが必要で、消費者理解の向上に資するよう創意工夫されたものであること、共同媒介や海外との取引など様々な取引場面で活用できること、電子署名の利用が前提となっていること、国の調査に協力し、録画・録音された情報等を提供することなどが条件となる。
公園に保育所、マンション 岩盤規制を打ち破れるか 国交省 公園のあり方検討会
国土交通省は1月30日、これからのまちづくりに対応した都市公園のあり方などを検討する「第3回新たな時代の都市マネジメントに対応した都市公園等のあり方検討会」を開催。福岡県北九州市の取り組みが紹介された後、都市公園の統廃合、機能のあり方などについて話し合った。各委員の声を紹介する。(順不同)
ゲストスピーカー千々和秀二氏(北九州市建設局公園緑地部長) 人口減少、高齢化などで利用されない公園が増加している。維持管理も負担になっており、3割が補助金に頼っているのが現状。統廃合には住民同意を得るようにしているが、都市公園法第16号(廃止公園と同等の面積を確保しないと統合できない)、国庫補助事業によって整備した公園を配し出来るか、計画から整備まで2~3年のずれが生じるなど課題は少なくない
池邊このみ委員(千葉大大学院園芸学研究科教授) 公園の統廃合は危険性をはらむ。文言を注意しないと、様々な要望が出てくる可能性がある
石田尚昭委員(岡山市都市整備局審議監) 公園の維持管理が厳しくなってきている。一方で、防災時の空間も求められる。公園機能を論議する場が欲しい。廃止を持ち出せば利用されていなくてもすぐ反対される。代替え案を練らないといけない
菊池正芳委員(東京都都市整備局都市づくり政策部緑地景観課課長) 都は緑地が確保できないという事情もあるが、都市公園の廃止は考えられない。管理をどうするかという問題はあるが、ネーミングライツもある
女性委員 〝遊ぶな〟という公園がいっぱいあるのが現状。ニーズの変化に対応できていないのが問題
涌井史郎委員(東京都市大学環境学部教授) 都市公園法の様々な悩ましい問題を念頭に置きつつ、2030年問題に対応するためダイナミック、大胆に変革する必要がある。その際重要なのは哲学だ。防災、利用の効用、地域交流などの評価も必要。もう一つはマネジメント。環境不動産の価値を整理してきちんと資産として評価する必要がある
松本守委員(日本公園緑地協会副会長) 人口が減ったから廃止するというような単純な発想は納得できない。緑を拠点にした再編が重要
坂井文(北海道大大学院工学研究院准教授) 人が真ん中になるような公園整備が必要
舟引敏明委員(国交省大臣官房審議官) 存在価値や利用価値は都市と地方、市街地と郊外部では位置づけが異なってくる。もっと細かな視点でデザインすることが必要。プロ集団としてステップアップした会合にしたい
◇ ◆ ◇
会合では、国家戦略特区特別諮問会議でも論議された都市公園内での保育所設置の是非についても論議された。進士五十八座長(東京農大名誉教授・元学長)は、「入れりゃいい問題ではない。条件づけ(理念)が必要。もともと公園事業の中には児童を指導することも含まれていた。幼保分離でなくしてしまったのが問題。児童公園・児童遊園を統合しないといけない」などと話した。
他の委員もおおむね総論には賛意を示した。
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記者は初めて傍聴したが、なかなか面白い会合だった。進士座長が話した幼保分離によって公園が児童公園と児童遊園に分離されたことも初めて知った。児童公園は都市公園法に規定され、児童遊園は厚労省の管轄のようだ。
〝遊べない公園〟については同感。公園内で「ゴミを捨てるな」は分かるが、多くの公園は喫煙、キャッチボール、サッカー、ゲートボールなどの遊戯、物販販売、ペットの放し飼い、大声(歌の練習か)、果実の収集を禁止している。
記者は喫煙のために公園を利用しようと思うがなかなかできない。そればかりか、公園に入ることは「危険」というメッセージも少なくない。ハチ、マムシ、痴漢、ひったくりなどだ。これでは怖くて公園を利用できない。都市公園法の足かせもたくさんあることが分かった。
都市公園に保育所を設置するのは記者も賛成。というより、都の民設公園制度を活用した第一号マンション「Brillia L-Sio 萩山」が2009年に完成しており、第2弾、3弾を期待しているのだが、その後全然供給されていない。都の都市づくり政策部緑地景観課は「話はあるが、既存の公園内でマンション建設はまずあり得ない。保育園建設についてはうちの課の担当でない」と、様々な規制があることを臭わせている。アベノミクスは岩盤規制を打ち破ることができるのか。法の壁が立ちはだかる。
国土交通省公園緑地・景観課課長の梛野良明氏も「都市公園内に保育所の話は法律の問題を検討しなければならない」と話した。
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これほど面白い会合であるにも関わらず、テーブル付きの記者席が10席も用意されていたにも関わらず傍聴した記者はわたし一人だった。記者クラブに何社加盟しているかしらないが、そんなに忙しいのか記者の数が足りないのか(記者もそんなに暇ではない)。「ここは専門家の集団。気兼ねなく話してほしい」と進士座長が話した。現場の声を聞かずしていい記事が書けるはずがない。
都の民設公園第1号「萩山四季の森公園」開園祭り(2009/10/5)
公園を所有するマンション 東建・西武「Brillia L-Sio 萩山」(2008/5/26)

