RBA OFFICIAL

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エイブル小笠原

ナイス(83⇒85) 3-6 エイブル(86⇒89)

  1 2 3 4     合 計
ナイス 0 0        
エイブル        

  (時間切れ) 

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一瞬、社長交代したのかと思った(右が平田社長、左が野球で社業に貢献した堀内前監督)

 エイブルが快勝。エース小笠原が3回まで完全に抑え、打線は主砲杉下の3安打猛打賞など8安打を浴びせた。ナイスは肩痛と連投の疲れからか山本が崩れた。

 エイブルは初回、2死から3番斉藤が歩き、続く杉下の適時打で1点。2回にはこの回先頭の8番小出の安打をきっかけに打線がつながり、2番森永、斉藤、杉下の4安打を集中して3点追加。4回には6番落合の3塁打、5回は森永の本塁打それぞれ1点を加点した。

 小笠原投手は、4回、5回は疲れからか3失点したが、それまでの3回は完全に封じた。

 ナイスは完敗。4回、この回先頭の1番稲垣がチーム初安打を放ち、続く村尾が四球を選び、3番池田と4番横澤の連打で2点、5回にも敵失と四球、村尾、池田の安打で1点を返したが序盤の大量失点が堪えた。山本投手も不調だった。

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生還した森永を迎えるベンチ

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本塁打を放った森永(左)と荒川

〇平田竜史社長 もう優勝しか考えていません(ナインの活躍を立派なカメラに収め、第27回大会以来3年ぶりの優勝を確信していた。野球は人事考課に反映させるか聞くべきだったか)

〇荒川 2回は俺の四球で打線がつながったんだ(しきりに売り込んでいた)

●城戸監督 山本は疲れていたようだ。(卒酒の)横澤は2点打

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〝弟も頑張ってるからなぁ〟ナイス山本投手

 

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〝俺はオオカミ少年じゃないぞ、顔が似てるのは隣じゃないか〟(左から謝敷、茂木、高原)

 ジャイアントキリングだ、下剋上だ、野村アーバンだ、オープンハウスだ-第30回RBA野球大会水曜ブロック決勝トーナメント準々決勝戦4試合が9月19日(水)、大宮健保グラウンドで行われ、王者・旭化成ホームズに2-1で逆転勝ちした野村不動産アーバンネット、〝プロは1人〟の制限を受けながら旋風を巻き起こしたトラバースを打ち合いの末7-6で下したオープンハウス、タウングループとのタイブレーク戦を制したミサワホーム東京、ケン・コーポレーションから〝トラバーユ〟した小笠原の好投でナイスを6-3で破ったエイブルがそれぞれ4強に勝ちあがった。

 10月3日(水)に行われる予定の準決勝はエイブル-ミサワ東京、野村アーバン-オープンハウスと決まった。

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〝わたしはカメラマンだってできるんだ〟エイブル平田社長

ナイス(83⇒85) 3-6 エイブル(86⇒89)

  1 2 3 4     合 計
ナイス 0 0        
エイブル        

  (時間切れ) 

 エイブルが投打に圧倒。新エース小笠原が力で相手を抑えた。平田竜史社長がカメラマンとして出場、「優勝しか考えていない」と高価そうなカメラを操っていた。ナイスは、「弟に負けるか」と勇躍登板した山本だが、「連投の疲れがあった」(城戸監督)ためか痛打を浴びた。

ミサワホーム東京(85⇒87) 9-3 タウングループ(86)

  1 2 3 4     合 計
ミサワホーム東京 0    
タウングループ 0    

  (タイブレーク)

 2-2のまま決着がつかずタイブレークとなり、最後は強打のミサワ打線が相手をねじ伏せた。タウンは惜敗。初回、逆転の好機にあと一本が出ず、最終回も無死2塁のサヨナラのチャンスを逃した。坂本の力投が報われなかった。

トラバース(91) 6-7 オープンハウス(87)

  1 2 3 4     合 計
トラバース 0 0    
オープンハウス    

  

 〝オオカミ少年か〟と罵った記者の挑発に獣性が目覚めさせられたのか、オープンハウスのあの大阪桐蔭-明大の謝敷が出場、先制の2塁打など4-3-3の大活躍で、相手を震え上がらせ、明大先輩のエース川崎がマメをつぶしながら強打のトラバース打線に立ちはだかった。トラバースは元西武の梅田が初回、楽々本塁打かと思われる大飛球を放ったが腿を痛め、3塁打となったのが惜しまれる。エース平野は痛み止めが効かなかったようだ。

野村不動産アーバンネット(91) 2-1 旭化成ホームズ(93)

  1 2 3 4     合 計
野村不動産アーバンネット 0 0      
旭化成ホームズ      

  (時間切れ) 

 2-1で野村が逆転勝ち。初めて旭化成を下した。エース茂木が力で抑え、退社が決まっている高原が逆転の決勝打を放った。第8回から出場している元エース・監督の木内は醜い顔(おっと「醜く」だったか)をゆがめた。目には涙が光っていた。来年〝不惑〟を迎える旭化成のエース今野も真っ向勝負で挑んだが、1球に泣いた。佐藤監督は「入社して15回目にして初めてドームを逸した」と肩を落とした。

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〝俺はマメをつぶして投げたんだ〟(左が川崎、右が茂木)

 

30RBA野球大会水曜ブロック決勝トーナメント準々決勝戦8試合が9月19日(水)、大宮健保グラウンドで行われる。記者の〝どっちも勝って〟予想。( )内の数字は記者のレーティングで、矢印は前回からの変更。

       ◆     ◇

ナイス(8385)-エイブル(8689)

エイブルがやや優勢。小笠原は救世主だ。前試合の立ち上がりはやや制球を欠いたが、その後は力で三井リアル打線を封じた。打っても5番に座り、ダメ押しの(泳ぎながら)タイムリー打も放った。ナイス打線も完璧に抑えるか。(不摂生でないのか)肥った分だけ貫禄も出てきた。

打線は貧打が解消されつつあるのか。4番の杉下が頼もしい玉座についたか。

ナイスは前試合で山本が信じられない好投を見せた。ここ数年は「肩が痛い」と登板回避、登板しても2~3回程度しか投げなかったのに、7回完投した。肩痛が快癒(あり得ない)していればエイブル打線を抑えるかもしれないが…打線は小笠原を攻略できないだろうからプレッシャーがかかる。

打てそうな打者が見当たらない。卒酒の横澤では小笠原にきりきり舞いだろう。ダメもと、一杯ひっかけたほうがまぐれで当たるのではないか。

ミサワホーム東京(8587)-タウングループ(86)

 

接戦だが、「5~6回、練習試合をやったが勝ったことがない。古市を攻略しても坂本が打たれる」(高坂監督)とすでに戦う前から〝蛇に睨まれたアマガエル〟状態に陥っているタウンはどう秘策を練るのか。坂本以外の抑えられる投手はいないはずだ。

ミサワは古市が連投になるが、いつでも植松が登板できる態勢で臨むはずだ。打線は「うちにはヒーローはいない(いらないという意味か)。組織の力だ。野球で会社を盛り上げる」(岡崎監督&内村前監督)姿勢が浸透している。

トラバース(91)-オープンハウス(87)

トラバースがやや優勢。この日は地元の試合もあり、元プロ枠は元巨人の土田を出場させるようだが、エース平野が痛み止めの注射を打っていればまず打たれない。(打っていなければ失点はありそう)打線は木ノ内が絶好調。他の打者も前試合は爆発した。

オープンはエース川崎の肩次第。RBA屈指の好投手としての実力を発揮すれば、エイブル小笠原が3失点に抑えたように、同じかそれ以上の結果をもたらす可能性がある。

しかし、創部10周年とかで力が入っているようだが、打線は〝貧打〟エイブルより弱い。あの謝敷は子育てに夢中のようで、〝出るぞ出るぞ〟ばかりのオオカミ少年になり果てている。情けない。

野村不動産アーバンネット(91)-旭化成ホームズ(93)

先週の旭化成ホームズ-住友林業と同様、強豪同士の戦いとなった。勝ったほうがドームに一歩近づき、敗れれば地獄に落ちる。天下分け目の戦いだ。

やはり旭化成が優勢。予選でも対決しており快勝している。先発は、前試合で登板した伊藤や2番手の沼座もないわけではないが、エース今野だろう。沼座も伊藤も準備するはず。

打線も文句なしにいい。前試合では上位打線が沈黙したが、下位打線が打率10-割、みんな役割をきっちりこなした。茂木対策も万全のはずだ。

野村アーバンは、予選の借りを返したいところだろう。これまで欠場が続く中川のほか高原、塚本、森、折笠らが出場するはずだ。主力が今野を攻略できれば勝つチャンスも生まれる。かぎは中川か。

エース茂木も調子がいい。前試合は3イニングを完璧に抑えた。先手を奪い、相手を慌てさせる展開に持ち込みたい。個々の選手能力の差はない。〝負け癖〟を一掃できるか。

 

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〝下村、打てるもんなら打ってみよ〟ミサワ古市

三菱地所ハウスネット(82.783) 0-4 ミサワホーム東京(85)

  1 2 3 4     合 計
三菱地所ハウスネット 0 0      
ミサワホーム東京 0 x      

  (時間切れ) 

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ミサワ井町

 ミサワホーム東京が完勝。エース古市が完封勝ち。井町が決勝打を放った。創価大の古市-下村の先輩後輩の対決は記者の見た限りでは、血沸き肉躍るの生死を掛けた戦いというより田舎芝居同様、アリ-猪木(知っている人はいないか)対決のように盛り上がりを欠いた。

 試合後、ミサワ岡崎監督は「うちにスターはいない。組織のチーム。全員の勝利むなどと殊勝な言葉でもって締めくくった。決勝打を放った井町は「…」と笑みを浮かべるだけでなにもしゃべらなかった。

 ハウスネットは気の毒で、敗者の弁を聞くのを忘れた。

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ハウスネット脇田投手

◇       ◆     ◇

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初球は明らかなボール

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6球目、ボールは真後ろに飛んだようにタイミングはあっていたように映った

 創価大硬式野球部の2年先輩後輩の関係にあるミサワ古市-ハウスネット下村の同窓対決の初打席だけはしっかり見た。

 1回の表。左打席に1番打者の下村は立った。打ち気満々と見えた。古市が投げた初球は明らかにボールのスライダー。2球目は外のストレートでストライク。3球目も同じストレートでボール。4球目も同じコースのストレートでストライク。5球目も外のストレートでボール。カウント3-2。そして6球目。ストレートを下村は打ち損じたのか辛うじて当てたか判然としないがファウル。7球目は勝負球のカットボールだったかもしれないが、ボールからボールで下村は悠然と見送り(内心までは読めなかった)四球を選んだ。

 ここまでは下村の勝ち。いい打者とは四死球で塁に出る打者だ。軍配を下村に挙げた。

 しかし、ここからの展開は全く予想外。下村は足が速い。だから1番だ。記者は120%盗塁を試みると思った。ところがあにはからんや。先輩の投球に見惚れたわけでもあるまいに、下村は走るそぶりすら見せないではないか。

 2番打者の丸井は力ないセカンドフライ、森がいないこの日の主砲、3番左の佐々木は大飛球を右翼に運んだがアウト。4番向井のショートゴロで下村は二封されてチェンジ。

 対決後の下村のコメントがまた意味不明。「あそこで走ったら、あとでなんやかやと言われるじゃないですか」と。

 この言葉は、いろいろ忖度すれば、盗塁が成功した際にはハウスネットナインに〝さすが下村〟と多少の称賛を浴びるかもしれないが、失敗でもすれば〝情けない奴、わきの下か鼻薬を嗅がされ、袖の下でも古市からもらっているんじゃないか〟と痛くない腹を探られかねない不安のほうが勝ったために、ここは賛辞も蔑みも受けない、成り行き任せの最終決断を下したのではないかと記者は結論づけた。

 ひよっとすると、あの温和そうな古市は、マウンドで〝走るなよ、走ったらただじゃ置かないぞ〟と、カエルを見る毒蛇のような殺意を込めた白眼を送り続け、ために〝右玉〟の地所リアルの橋本のような意気地がない下村は〝両玉〟が縮みあがり、足がすくんだとも考えられないことはない。そういえば、もともと色白の下村の顔は青ざめていたように見えなくもなかった。

 対するミサワと言えば、その裏、先頭の松宮は下村と同じように四球を選び出塁した。2番寺原が三振したあと、盗塁を試み失敗した。しかし、この差が試合の雌雄を決したのではないか。

 

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〝逆転た〟ナイスベンチ

オークラヤ住宅(82.583.5) 1-2 ナイス(83)

  1 2 3 4     合 計
オークラヤ住宅 0 0    
ナイス 0    

  (時間切れ)

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山本投手

 ナイスが投手戦を制した。村尾が被安打2、奪三振5、与四死球2の1失点完投。自らも逆転のきっかけとなる2塁打を放った。オークラヤ住宅は悔やまれる敗戦。の加藤投手も被安打2、奪三振5、与四死球4と互角の投球を見せたが、被安打2と与四球2は2失点した5回に集中した。

 4回に1点先制を許したナイスはその裏、3番村尾、4番横澤が連続四死球で好機をつくり、続く武田の中堅前安打で満塁とし、6番山本の中堅越え2塁打で村尾に続いて2塁走者の横澤が生還すると思われたが、そうはならず、横澤は目がくらんだのか判断を見誤ったのかスタートが遅れ、3塁を回ったあたりから足がもつれ、本塁近くでは断酒の禁断症状かそれとも陰で飲んでいるせいか千鳥足かキャンターとなり本塁で憤死。

 チャンスはついえたかと思われたが、7番池田の内野ゴロで3塁走者の武田が脱兎のごとくホームを突き抜け逆転。

 山本投手は7回完投。〝肩痛〟不安を吹き飛ばした。

 オークラヤ住宅は惜敗。4回、この回先頭の1番塩がチーム初安打となる投手内野安打を放ち、続く小出の四球で1、2塁の好機をつくった1死後、4番岩野の左翼越え2塁打で1点先取。そのあとは後続を断たれた。

 加藤投手は目前で勝ちがちらついたのか、その裏制球を乱し、連打を浴びた。

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オークラヤ加藤投手

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先制のホームを踏んだ塩(背番号40)を迎える加瀬監督

〇城戸監督 山本がよく頑張った。球数も80球くらいと少なかった

〇山本 肩が痛いわけじゃない(本当か。間隔があけば投げられるということか)カーブもよく決まった

〇ナイン あの横澤さんの走塁はない。判断が悪い

〇横澤 断酒? 俺は断酒じゃない、卒酒だ(奥さん、このままじゃ禁断症状を発症する。うちでは浴びるように飲んでいいことにしたほうがいい)

●加瀬監督 加藤はよく投げたが…目黒? 1塁に起用した

●応援団 目黒? (記者がいうほど)あいつの評価は高くない(そうかなあ…)

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ナイスの池田(左)-山本のバッテリー

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2塁打を放ったナイス山本

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〝何だよ、おれよりボールのほうが速いじゃないか〟横澤(唖然として見つめるのは村尾)

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〝何? アウト? 俺を走らせた3塁コーチャーが悪いんじゃないの〟横澤(まあ、そうかもしれない)

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〝横澤先輩、犬のおしっこの真似じゃないですよ。全力疾駆すると、ほらホームベースより数メートルは吹っ飛ぶんです〟生還した武田

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〝俺はどこだって守れるんだ〟1塁を守る目黒(何だか現役時代の捕手の構えそっくり。1塁手はこのように構えるのか、今日の野球中継で確認しよう)

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〝さすがエース〟3回を完全ピシャリ 野村アーバン茂木

野村不動産アーバンネット(91) 5-2ミサワホーム神奈川(8889)

  1 2 3 4     合 計
野村不動産アーバンネット 0    
ミサワホーム神奈川 0    

  (タイブレーク)

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先制のホームを踏む礒部(右)を迎える小林

野村不動産アーバンネットがタイブレーク戦を制した。礒部が走者一掃の決勝3塁打を放った。先発の高木が2失点したが、5、6回、タイブレークの7回はエース茂木がぴしゃりと締めた。ミサワ神奈川は一度は同点に追いついたが及ばず。

野村は初回、先頭の礒部がショート内野安打失策(野村のスコアシートは内野安打になっているが、記者は完全なエラーだと判断した。あれを安打にしたら投手と牛タン遊撃手がかわいそう。記者はニュートラル、よって野村から見れば安打、ミサワの判断はエラーとし「安打失策」で手を打とうではないか)で出塁、2番和田が四球を選び好機をつくると、3番山本の適時打とパスボールで2点先取。

チームは、吉本が「4番に座るのは7年振り」と話し、主砲の中川や塚本、森ら主力を欠くメンバーで、6回までに放った安打はゼロ(礒部の当たりを安打にすれば1本)のみだった。礒部は初回、ミサワ山口の右翼大飛球(飛距離80m以上)を好捕した。

先発の橋本は4回まで5個の四死球を出しながら、被安打1、2失点に抑えると、エース茂木が5~7回を完全に抑えた。

ミサワ神奈川は惜敗。2点を追う3回、2死から3番石部が四球を選び、続く関が適時2塁打を放ち1点差とすると、5番〝牛タン〟(牛腸)の内野ゴロで佐々木は敢然とホームを狙いセーフ。同点に追いついた。

しかし、得点はこの回のみ。4回まで5つの四球を選びながら攻めきれなかった。

投手は、エース大沼ではなく、中尾-尾崎とつなぎ成功したが、初回の四死球からの失点が悔やまれる。

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ミサワ中尾投手

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山口を温かい目で眺めるミサワの女性応援団(試合後、左側の女性は泣いていなかったか)

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〝あいつ、うまいな、誰だ(礒部だ)〟ミサワ山口

〇阿部監督らナイン 次の打線はベストメンバーで臨む。投手? 木内はどうか(「冗談だよ。もうホームベースに届かない」木内)

〇榎本英二副社長 これで失礼する。頑張ってほしい(同点に追いつかれ球場をあとにした)

●長島監督 先発が大沼でない? 作戦(相手の戦力をしっかり分析していたのか、これは見事)

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先制打を放った山本

 

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茂木の好投を称える野村アーバンベンチ

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〝おいおい、俺は4番だ。コンビニ弁当の牛丼(ミサワは牛タン)の場面なんか撮るなよ〟吉本

 

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トラバースナイン

パナソニックホームズ(7981) 1-13 トラバース(8991)

  1 2 3 4     合 計
パナソニックホームズ 0        
トラバース 10       13

  (コールド)

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佐藤監督

 トラバースが初回、木ノ内の逆転2ランなど一挙10点を挙げコールド勝ち。嶋田が初先発し3継投で1失点に抑えた。パナソニックホームズは「途中まで勝っていた」(赤羽監督)が大敗。徳山投手は13失点ながら自責点は5点のみ。

 1点先制を許したトラバースはその裏、3番木ノ内が逆転2ランを放ち、2死から打線がつながりこの回9安打で10得点。その後も得点を重ね、5回コールド勝ち。木ノ内は3-2-3で、5試合で打率は7割に達し、18打点、4本塁打となり、三冠王を独走している。2番増田が3安打猛打賞、7番松本雅が3ラン、元西武の1番梅田は3-1-1。

 パナソニックは初回、4番天田の適時打で挙げた1点どまり。放った安打は5番中沢との2本のみ。

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嶋田投手

〇佐藤監督 今日のヒーローは木ノ内

〇木ノ内 これまで監督の前でいいところを見せられなかったので打ててよかった(まるで高校球児のコメント)

〇梅田 3-1-1。勝ててよかった(これまた高校球児)

〇平野 今日は投げる予定なし

〇酒見スポークスマン 先発嶋田は今年の新卒(専門学校卒)20歳。球は速いのですが、制球に難がありなかなか使う機会がありませんでしたが、直近はチームの試合が連続しており、育てるために先発しました。初回は緊張してなかなかアウトが取れませんでしたが、相手のオーバーランや飛び出しなどに助けられた次第です。次戦9/19も9/17と9/23に市民大会があるので先発は流動的です。打線はまずまず好調なので、元プロ枠は思い切って土田(元巨人)あたりを使うかもしれません

●赤羽監督 回数はともかく、途中まで勝っていた。ガハハハハハ

●天田 じょうぶです。上武大じゃなくて体が丈夫という意味 ガハハハハ

●夢人 父がつけた名前「ドリーマー」です(最後の打者で三振)ガハハハハハ

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〝ありがとうございました〟

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〝ドリーマー〟だぞ(夢人)

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天田

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勝利に沸くタウングループナイン

タウングループ(84.585) -2 東急リバブル(86)

  1 2 3 4     合 計
タウングループ 0      
東急リバブル 0      

  (時間切れ) 

 タウングループがエース坂本の力投で逃げ切った。佐々木が勝ち越し打を放ち、敵失による得点がものをいった。東急リバブルは惜敗。

 タウンは初回、1死から菊池が四球で出塁、盗塁と内野ゴロなどで1点先制。同点の4回は、この回先頭の3番加藤が四球で出塁し、続く佐々木の2塁打と敵失で2点を挙げリードした。

 坂本は「三振は全然取れないし、7つ8つ四死球を出した」(丘前監督)が、2失点完投。

〇高坂監督 坂本は最低の出来。よく勝てた。次戦のミサワ東京さんには5~6回練習試合をやっているが、一度も勝てていない。古市さんは打っているが、坂本と相性が悪いのか

〇坂本 前夜は丘さんなどと痛飲し、帰ったのは朝方の3時だった(却って力みがなかったのがよかったのか)

佐々木 臨時で四番。相手投手が強かったので初球から振っていき、スライダーのインコースが来て逆転打になった。次も四番でいきます。本当の四番は腹痛です

菊池捕手 強い相手。胸を借りる覚悟で臨んだ。(自チームの)投手の調子が良くなかったので、投手を助けたいと思って、気持ちを切らさず、周りと助けてうまく抑えられた 

●大槻監督 出場30年目。予選落ちせず必ず決勝へ進むという先輩たちからの伝統を守り戦っている。この試合は3点目の勝負になると想定していた。3点目をとられない継投をしないといけなかったが、坪井の調子も良く、私の判断が遅れた。私の責任

●古屋主将 今年もありがとうございました!

◇      ◆     ◇

 この試合、記者はほとんど取材していない。〝勝って〟予想では総合力で勝るリバブルが優位と見て、レーティングはリバブルを「86」とし、タウンは勢いを買って「84.5⇒85」としたが、この「1点差」がものを言うと予想した。

 結果はご存じの通り、タウンが3-2で勝利。記者の予想は外れた。その予想を覆した立役者はもちろんタウンのエース坂本だ。断っておくが、リバブルとタウンのレーティング差1点は総合力であって、投手力の差ではない。

 単にリバブル坪井とタウン坂本の投手力比較だけだったら互角だと見ていた。坂本は気力で投げるタイプ。調子に乗ったら素晴らしい球を低めに決める。その逆に、気が乗らないと棒球も平気で投げる、そんなタイプだ。

 一方の坪井は冷静沈着。以前は突如としてコントロールを乱すシーンがあったが、ここ数年は低めに落とす球(ツーシームか)をマスターし、安定感が増した。打たせて取るピッチングがすっかり身についている。

 であれば、実績で勝るリバブルが勝つと記者は決断を下した。なぜその予想が狂ったか、野球とはそんなもの、だから面白いと言ってしまえばそれまでだが、いまでもよく分からない。

 坂本は前日、丘前監督らと夜中どころか当日の朝方まで飲んだという。何を話したかは全く覚えていないと坂本は話したが、丘前監督は逸る坂本を抑え、余分な力をそぐために飲ませたのではないか。試合後、ここでは書けない最上級の侮蔑言葉「××、あいつは7つも四死球を出した」と坂本を絶賛した。

 6回まで7個の四死球を与えながら2失点に抑えるなんて奇跡だ。だからこそリバブル打線も狂ったのか。坂本は勝って初めて酔いから醒めたのではないか。

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勝ち越し打を放った佐々木

IMG_9332_四回、佐々木の二塁打で二走加藤生還.jpg
佐々木の二塁打で加藤が生還したシーン

IMG_9348_二回、タウングループ捕手加藤が素早く二塁送球、東急リバブル若村がけん制死.jpg
二回、タウングループ加藤捕手の送球でけん制死した2塁走者のリバブル若村]

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最終回、適時二塁打を放った宮倉

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最終回、宮倉の適時打で生還した濱を迎えるナイン

 

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〝相撲取りじゃないぞ〟オープンハウス今井

一条工務店(85.5) 2-4 オープンハウス(87)

  1 2 3 4     合 計
一条工務店 0 0      
オープンハウス 0      

  (時間切れ) 

 オープンハウスが接戦を制した。白崎が決勝2点二塁打を放った。今井が好救援。一条工務店は〝逸勝〟

 同点に追いつかれたオープンハウスは5回、二つの四球から好機をつくり、3番白崎が決勝の2点2塁打を放った。先発の野口が5回途中2失点降板。急きょ登板した今井が1死満塁のピンチをしのいだ。エース川崎は仕事で欠場。

 一条はエース池本など主力欠き、望月が粘投したが及ばず。5回、同点に追いつき、なおも1死満塁の好機で8番桒原、9番草彅が凡退し、逆転できなかったのが全て。

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白崎(左)と今井

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先制弾を放った荻野

〇白崎 初球から振ろうと思っていった。今井のために打った(今井と同期)

〇今井 今季2回目の出場…。監督が直属の上司で、見えない力に呼ばれて来ました。野球は一致団結できるのがいい。次回からは毎試合来ます

●草彅監督 自分が逆転のチャンスを潰した。来年は天理高の3番で立命大に進んだ選手と、川越東の楽天・高梨の弟が加入する。強くする

●原田 伊那を朝6時半に出て4時間かかりました。加入のきっかけは同期で静岡から来ている加藤の誘い。これからももちろん来ます

●望月 水曜勤務の部門へ異動となり、有休を取ってきました。いいピッチングができたけど、中盤の勝負どころで強さが要る

●石田 来年はベスト8の壁を越えたい

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オープンハウスのナイン

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一時は同点に追いついた一条工務店・吉原

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エイブル小笠原

エイブル(86) 3-0 三井不動産リアルティ(84⇒86)

  1 2 3 4     合 計
エイブル 0 0      
三井不動産リアルティ 0      

  (時間切れ)

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〝おれがエイブルの主砲だ〟杉下 

 エイブル小笠原が2安打完封勝ち。自らダメ押し打も放った。三井不動産リアルティは山口投手を援護できなかった。

 エイブルは4回、3番斉藤が敵失とパスボールで3進したあと、4番杉下が適時打を放ち1点先制し、さらに2死から7番堀川の安打でこの回2点。6回には安打した斉藤を5番小笠原がしぶとく左翼前に運び1点加点した。

 小笠原は初回のピンチをしのぐと力で相手打線を封じた。

 三井リアルは初回、先頭の安田が四球を選んだが二盗に失敗したあと2番大和の安打と死球、振逃で大和が本塁憤死したのが痛かった。山口投手は被安打4と力投したが及ばず。

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初回、果敢に本塁を突くも憤死した大和

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山口投手

 

 

 

 

 

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