東急リバブルがシード権 竹内決勝弾 井上完投 野村ソリューションズは主力欠く

砂塵を巻き上げてホームインする竹内
野村ソリューションズ2-5-東急リバブル
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
| 野村不動産ソリューションズ | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | |||
| 東急リバブル | 0 | 1 | 1 | 0 | 3 | X | 5 |
(時間切れ)

野村 茂木(左)と磯部
東急リバブルが接戦を制し、決勝トーナメントシード権を獲得した。竹内が決勝弾を放った。井上が2失点完投。野村不動産ソリューションズは主力メンバーを欠き、想定内の敗戦か。
リバブルは2回、この回から登板した磯部投手から6番高岡と7番星川の連打と9番羽方の四球による2死満塁の好機にパスボールで1点先制。逆転された3回には、この回先頭の3番奥富が右翼超え2塁打を放ったあと、内野ゴロとパスボールで同点に。5回には、この回先頭の1番竹内が左中間を破る本塁打を放ち勝ち越し。竹内は前回の2打席連続に続き、この日は2打席連続四球を挟んだ3打数連続本塁打。勢いを得た打線はその後、2番濱、3番奥富、4番河野が3連打し1点、さらに敵失で1点を追加して、この回3点を挙げた。
井上投手は3回、2死から4連打を浴び2失点。5回にも1死から2安打と四球で1死満塁のピンチを迎えたが、後続を抑えた。与四球は4で、5三振を奪った。走者を出してからのピッチングが課題か(あの千賀のようなお化けカーブは絶対打たれないと思うが、あまり投げないのは不思議。制球に自信がないのか)。
野村は、決勝Tをにらんだ想定内の敗戦か。エース茂木が1回を三者凡退に討ち取ると、2回から磯部が登板。磯部は7安打5失点(自責は2)。打線は3回、2死から9番小林がチーム初安打を放つと、1番長谷川、2番戸田が連打し、3番磯部の2点適時打で逆転。6回にも1死から5番加藤、6番小西の連打と、7番有山の死球で満塁の好機を得たが、後続が凡退した。

東急リバブル井上

竹内を迎えるリバブルナイン

竹内
○大槻監督 守りも打線もバランスよく仕上がっている。わたしがRBAに参加して32回目だが、いまのチームが最強かもしれない。優勝を狙えるチームだと思う
●小林監督 主力の半数がゴルフコンペ。仕方がないので9番を打ったが、2安打した
●磯部 俺が逆転の2点打を放ったんだ(試合途中で。その後、痛恨の本塁打を浴びた)
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磯部
●今野(4番打者) 草野球で敬遠ってあるのか(5回、2死2、3塁の好機で、打席には3番磯部の場面。リバブルは内野手がマウンドに集まり2分くらい協議。記者は敬遠もありかと思ったが、決断は勝負。磯部は3塁ゴロに倒れた。今野は3タコ)
タウン女性選手・水野 2打数2安打 タイセイ千葉政の教え子が4番 不動産健保大会

内野安打を放ち1塁でガッツポーズするタウン水野選手
RBA野球大会と同じ歴史を誇る東京不動産業健康保険組合主催の第35回事業所対抗野球大会が7月12日(水)、一部15チーム、二部10チームが参加して大宮健保グラウンドで開幕。試合は、戦力上位の一部と次位の二部制で、参加チームは一部が15チーム、二部が10チーム。この日は一部のシード・ケン・コーポレーションを除く14チーム(7試合)、二部は全チーム(5試合)が行われた。それぞれトーナメント方式で7月26日(水)に決勝戦、3位決定戦が行われる。
◇ ◆ ◇
RBAの試合が終わった午後2時過ぎ、RBAにも参加しているチームが出場しているので見学した。
まず、一部のタイセイ・ハウジー。千葉英監督を始めみんなRBA初戦敗退の痛手などみじんも感じさせなかった。
挨拶はそこそこ。1時間前に冷たいのを半分飲んでそのままにしていたら、日陰に置いていたにもかかわらずゆであがっており捨てたので、とりあえず、水分補給をしようとポカリをおねだりした。ン? ポカリだけでなくチューハイもあるではないか。もちろんチューハイを選んだ。金を払うつもりはなかったが、「ただでいいの」と一応断った。
飲もうと思ったら、この前のRBAでは欠場していた西武-ロッテ-楽天-中日の涌井投手と横浜高校時代同期だった千葉政から声を掛けられた。「神奈川県の白山高校で1年生の時から3年間指導した俺の教え子。今年に2月に入社した。チームの期待の4番」と森田選手(25)を紹介した。
とても嬉しくなった。横浜高校と言えば、プロ顔負けの理論・データで指導すると聞く。千葉政も同じように指導したのだろう。
試合は途中までしか見なかったが、相手のハウスプラザと2-2だった。千葉英が同点打を放ったようだ。

もらったチューハイ

千葉政(左)と森田

応援団はRBAよりはるかに多かった(右端が千葉英)
◇ ◆ ◇
レモン味がするチューハイを飲みながら、12:00からのRBAの3位決定戦で一条工務店に惨敗した一部のタウングループの試合に向かった。武蔵Manseetsと戦っていた。何回だったか、RBAの試合には欠場した高坂GMと歓談していたら、5番で二塁手の女性選手が打席に立ったので飛んで行って写真に収めた。高校まではソフトボール、大学はサークル野球をやっていたという水野選手だった。
水野は、山なりのカーブのような難しい外寄りのストレートを打ち損じたのが幸いしたか、ボテボテの3塁ゴロとなり、間一髪セーフ。内野安打となり好機を広げた。
ベンチに戻ってから話を聞いたら、その前の第一打席でも左翼前安打を放っており、2打数2安打の大活躍。「相手の投手の方が優しい球を投げてくれたおかげ」とけなげなコメント。指はネイルアート。年齢は聞かなかったが、20代の前半のはず。高坂GMは「守備がうまい」と絶賛した。
相手チームの投手・吉川(23)にも突撃取材した。「緩い球を投げた」と正直に告白した。吉川も天晴れ!試合はタウンが圧勝したのではないか。

右は大角

高坂GM(左)と丘監督

武蔵Manseets 吉川投手
◇ ◆ ◇
このほかのRBA野球にも出場しているチームでは一部のナミキはエフ・ジェー・ネクストに8-13で敗れ、やはり一部の青山メインランドは東栄住宅と対戦中、二部の大成有楽不動産はアクアブレーブスに20-0で圧勝した。不動産健保大会を取材する業界紙記者はいなかった。前段で書いたように、グラウンドに取材源はいくらでもある。なにを考えているのか。
旭化成ホームズ快勝 今野が好火消し 北寒寺は本塁打 三菱UFJは主力欠場

〝俺だって今野以外には負けない投手だったんだぞ〟旭化成ホームズ平山
旭化成ホームズ6-1-三菱UFJ不動産販売
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
| 旭化成ホームズ | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 2 | 6 | ||
| 三菱UFJ不動産販売 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |

4回、適時打を放った三菱UFJ 高橋
旭化成ホームズが快勝し、決勝トーナメントシード権を獲得した。怪物・今野が好火消しを演じ、RBA水曜ブロック唯一の三冠王・北寒寺が勝利を呼び込む本塁打を放った。三菱UFJ不動産販売は主力を欠き完敗。
旭化成は3回、この回先頭の9番原田が四球で出塁した1死後、2番渡辺(大)と3番北寒寺の内野安打で満塁とすると、4番石坂が四球押し出しで1点先制。続く吉田が右翼前適時打で1点追加。1点差に詰め寄られた5回には、この回先頭の北寒寺が目の覚めるような三塁線突破の本塁打を放ち、その後も打線がつながりこの回2点。7回にも押し出しで2点を追加した。
先発の平山(42)は3回まで一人の走者を出したのみでほぼ完ぺきの投球を見せたが、4回に3本の安打を浴び1失点降板。1死1、2塁で登板した今野(44)は6番、7番打者をピシャリと抑えた。
佐藤監督は、今野、北寒寺、平山のほか中山(チーム最年長か)、橋本、原田ら〝往年〟のスター選手を起用した。
三菱UFJは4回、この回先頭の2番佐和田が左翼前安打を放った1死後、4番子守、5番高橋の連打で1点を返したが、6番大川、7番柴生田が凡退。
先発の藤井は2回を無失点降板。2番手の高橋が打たれた。

本塁打を放った旭化成ホームズ北寒寺

北寒寺を迎えるチーム最年長の中山(左)

今野
○佐藤監督 もう1点を許す気はない(投手交代の場面で)3年間丸々活動しておらず、元々のメンバーがどれだけ動けるか、新しいメンバーがどれだけできるかわからずに今季の試合に入った。投手4人投げ、みんなに色んなポジションをやってもらいながら、いい戦いができた。若い選手にチームになじんでもらい、試合に揃うと戦力になる。交流の合宿をして決勝Tに臨みたい。決勝Tは予選を踏まえメンバー選定する
○平山 おれ、よく投げたよな(降板してナインに同意を求めていた。そう思う。初戦も2試合目も投げるつもりかベンチに入っていた。今野の影に隠れてはいたが、いい投手だった=過去形は失礼か)
○今野 登板? 平山の次に投げる予定(試合途中で)
○北寒寺 会心の当たり? うん(あることないことをべらべらしゃべる今野とは対照的に、北寒寺ほどコメントの取りづらい選手はいない。三井不・志村と一緒。試合中に声を掛けようものなら真顔で怒る。それだけ集中しているということか。4年前と比べると少し太っていた。足は明らかに遅くなっていた)
●花形監督 今日は9人しか集まらなかった
●加藤 (5番の高橋について)あいつは休みは野球しかやっていない。水曜はRBA、日曜は草野球(高橋は4回にタイムリー)
●藤井 無失点に抑えた(2回で降板)

北寒寺を迎える旭化成ホームズナイン

旭化成ホームズナイン

こぶしを突き上げる三菱UFJ高橋
◇ ◆ ◇
記者は試合中も試合後も本業について選手(役職者は別だが)に聞くことはほとんどしない。失礼だと思うからだ。
しかし、この日、試合後の反省会も終わったあと、旭化成ホームズの4番石坂(29)に声を掛けた。「一昨日(10日)は川畑社長も出席して『サステナビリティ説明会』を行い、『Essential Company』を目指すと説明された。皆さんはどう受け止めているのか、特に『With Employee』について聞きたい」とストレートを投げた。
石坂は間髪を入れず、「もちろん。骨のずいまで、営業の末端までもれなく浸透している」と話した。この石坂のコメントを聞いて一番喜ぶのは川畑社長ではないか。
読者の皆さんは〝たかが野球〟と思われるかもしれないが、記者は野球の取材が目的ではあるが、それだけではない。野球を通じてそれぞれの会社の社風を知ることと、社員が自己実現のために生き生きと働ける職場環境が整えられているのかどうかを探るのも大きな目的の一つだ。旭化成が強い理由の一つに、ずいぶん昔から「ES」にも積極的に取り組んできたことを記者はあげる。
水曜ブロック 決勝T進出9チーム決まる 旭化成、三井リアル、リバブルがシード権

本塁打を放った旭化成ホームズ北寒寺
第35回RBA野球大会は7月12日(水)、水曜ブロック予選トーナメント3日目7試合が行われ、1・2位決定戦で勝利した3チームが決勝トーナメントのシード権を獲得し、敗れた3チームと、3位決定戦に勝利した3チームが決勝T進出を決めた。ケイアイスター不動産-みずほ不動産販売で勝利したみずほか決勝T進出を決め、敗れたケイアイスターは次週でポラスグループと決勝T進出をかけて戦う。
【1・2位決定戦】
野村ソリューションズ2-5-東急リバブル
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
| 野村不動産ソリューションズ | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | |||
| 東急リバブル | 0 | 1 | 1 | 0 | 3 | X | 5 |
(時間切れ)
旭化成ホームズ6-1-三菱UFJ不動産販売
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
| 旭化成ホームズ | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 2 | 6 | ||
| 三菱UFJ不動産販売 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
三井不動産リアルティ18-0-日神グループHD
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
| 三井不動産リアルティ | 6 | 0 | 11 | 1 | 18 | |||||
| 日神グループHD | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
(時間切れ)
【3位決定戦】
オークラヤ住宅10-3-長谷工グループ
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
| オークラヤ住宅 | 0 | 0 | 3 | 7 | 0 | 10 | ||||
| 長谷工グループ | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 3 |
(コールド勝ち)
一条工務店14-2タウングループ
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
| 一条工務店 | 6 | 0 | 8 | 0 | 14 | |||||
| タウングループ | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 |
(時間切れ)
伊藤忠ハウジング7-12リストグループ
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
| 伊藤忠ハウジング | 1 | 5 | 0 | 1 | 0 | 7 | ||||
| リストグループ | 5 | 0 | 7 | 0 | X | 12 |
(時間切れ)
【予選トーナメント3回戦】
ケイアイスター不動産0-7みずほ不動産販売
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
| ケイアイスター不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
| みずほ不動産販売 | 0 | 0 | 0 | 4 | 3 | 7 |
(コールド勝ち)

前回の1、2号からこの日は2つの四球を挟み3打数連続の3号本塁打を放ったリバブル竹内
三菱地所リアル サヨナラ勝ち 嶋根決勝打 込山完封 東建 女性監督〝村上様〟初采配

嶋根のサヨナラ打で生還した木皿(捕手は山本)
東京建物0-1三菱地所リアル
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
| 東京建物 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
| 三菱地所リアルエステートサービス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1x | 1 |

東建 河越(写真:東京建物)
三菱地所リアルエステートサービスがサヨナラ勝ち。8番嶋根がサヨナラ打を放った。込山投手は7回完封。東京建物は女性監督・村上が采配をふるったが、予選敗退が決まった。河越投手の好投を打線が援護できなかった。
地所リアルは最終回、一死から安打を放った6番木皿を二塁に起いた二死後、8番嶋根が左中間安打を放ちサヨナラ勝ち。先発込山投手は初回、先頭から3連打を浴び一死満塁のピンチを迎えたが、東建5番河越の鋭い打球を落合が好捕、飛び出していた三塁走者・岡を刺して併殺。二回以降は8奪三振の力投。
東建のエース河越は六回まで相手打線に三塁を踏ませぬ好投で、6つの三振を奪ったが、打線は援護できず。7番難波が2盗塁を決め気を吐いた。
○嶋根 みんなが当たり始めていた時で、シンプルに真っ直ぐ打ったら、いいところに落ちた。チームに若手も増え、一致団結してドームに行けるよう頑張る
○込山 最終回の点が入った時、めちゃめちゃ嬉しかった。報われました。決勝Tもエース(寺田)と三枚看板でドームを目指す
●河越主将 今日は本当に悔しい。今季は人数を集めるのが難しい中で、いいメンバーと、いい試合ができた。打力を鍛えて来年また東京ドームへ向けてリベンジしたい

決勝打を放った嶋根
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込山(左)と嶋根

落合
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勝利に沸く地所リアルナイン
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三菱地所リアルナイン

東京建物ナイン
◇ ◆ ◇
戦前予想で「この試合は予測不能」と書いた。地所リアルのリードオフマン〝右玉〟橋本など主力4人が欠場する可能性があると聞いたし、東建のエース河越も4年前の調子には戻っていないと読んだからだ。
ところが、どうだ。試合前の地所リアルは、橋本を始め前回の試合を上回る人数が集まっていたではないか。橋本は「みんなやりくりして出場した」と語った。
結果は上段の通り。込山がよく投げ、河越も中1週間でしっかり調整してきたようだ。両チーム両投手とも天晴れ!よくぞ6回まで0-0に持ち込んだものだ。
試合が終わり、様子を見に行った。地所リアルには岡野監督がいるではないか。大阪に異動して4年くらいか。久々に見る岡野監督は子どもを宿している臨月の妊婦そのものだった。記者が書いた記事も少しは効果があったのか、嬉しさがこみ上げた。旅費は自費だが、応援のし甲斐があったはずだ。
前監督の榊も同じ関西支店勤務だそうで、「それじゃ、夜な夜な飲み歩いているんでしょ」と聞いたら、「あいつとは飲まない。割り勘負けするから」と返ってきた。榊も一段と〝成長〟したのか。体重は二人合わせて200キロ超だろう。
決勝トーナメントはどうなるか分からないが、シード権を得た三井不動産、鹿島建設、三菱地所とは互角だと思う。ケンコーポもあわせ、文字通り4つががっぷり組んだ戦いになりそうだ。
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岡野監督
◇ ◆ ◇
試合後の東建の反省会に押しかけた。この前は〝安物の発泡酒〟と書いたのに、場を取り仕切っていた女性はいたく心を傷つけられたそうだが、そこは大人の対応。そんなことをおくびにも出さず、この日は400円もする本物のビールを勧められた。
その女性は、村上選手の56号本塁打も神宮球場で見たというヤクルトファンの村上さんで、メンバー表には「監督」とあった。水曜ブロックの三菱UFJ不動産販売と同じだ。
村上さんは「野球選手はかわいい」と話した。プロ野球選手のことか、自社チームの選手かは聞き忘れたが、若手の「Brillia」担当の鈴来と矢内は確かにかわいかった。「Brillia」と一緒だ。このチームは強くなる。確信した。

東京建物 反省会(クラブハウスで)
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村上監督(左)と立山の奥さん

東建・加覧二世の〝痛風持ち〟鈴来(左か)とジャニーズ系という矢内(こちらが左か)
以下は、東京建物提供

橋本から盗塁を2つ決めた難波中堅手

安打を放った小池遊撃手

齋藤左翼手

河越
地所リアル雪辱 〝隠し玉〟込山が快投 東建河越は本来の出来になく惜敗(2019/9/2)
東京建物 河越7回14Kノーヒット・ノーラン 地所リアル 寺田の好投報われず(2019/7/21)
三菱地所 王者ケンコーポを破る 社が投打に活躍 ケンコーポ上松 初回に連打浴びる

三菱地所 社
ケン・コーポレーション1-4三菱地所
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
| ケン・コーポレーション | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | |||
| 三菱地所 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 4 |
(時間切れ)

ケンコーポ上松(左)と杉下
三菱地所が王者ケン・コーポレーションを破り、Cブロック1位通過を決めた。三菱地所の決勝T進出は2016年以来で、コロナ渦の大会中止を除き4大会ぶり。前回2019年の予選ではケンコーポに0-22で惨敗して予選敗退しており、雪辱を果たした格好だ。
三菱地所は初回、相手エース上松を捉え、2番山本が3塁内野安打を放ち、続く成瀬は四球、4番社は左翼前に運び満塁、5番藤村は三振したが、6番横手の左翼越え2点二塁打で先制。さらに7番和田のタイムリーで2点追加、この回4点を奪取した。投げてはエース社がケンコーポを散発2安打に打ち取り、1失点で完投した。社は杉下からも難しいスライダーをはじき返し、左翼越え2塁打を放つなど大活躍。
ケンコーポは打線がつながらず。四回に死球を足掛かりに1点返すにとどまった。
エース上松はまさかの敗戦投手。初回4安打を浴び、4回で降板。5回に登板した杉下は2安打を打たれたが、他の打者は全て三振に斬って取るなど、ストレートも変化球も威力があった。

2点2塁打を放った横手

横手の適時2塁打で生還する山本(山本は杉下のストレートも安打した)
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横手に続き2点打を放った和田

4点目のホームを踏む横手(捕手は宮部)
○澤田監督 強い相手を社がよく抑えた。打線も初回のつながりが良かった。今季のチームは投打のバランスが良く、投手が打たれたら野手がカバーし、打線が打てない時は投手が頑張った。予選MVPは社
○社 強くて勝てたことのない相手。自分のやれることをやった。低めに投げて、打たせる投球。野手がしっかりしていて、互いにうまく助けてこられた。前回決勝Tに進んだ2016年は初戦敗退だったので、ドームと思って気負うことなく、まず1勝、初戦をしっかりとりたい
●上松主将 (決勝Tについて)一から出直します

4回、福井の犠飛で生還するケンコーポ上松
野村不動産 延長制す 3継投決まる タカラレーベン拙守・拙攻響く

〝決勝トーナメント進出だ!乾杯!〟野村不動産(クラブハウスで)
野村不動産9-5タカラレーベン
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
| 野村不動産 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 6 | 9 | ||
| タカラレーベン | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 2 | 5 |
(タイブレーク)

タカラレーベン金野尾投手
野村不動産が延長タイブレークを制し、第30回大会以来2度目の決勝トーナメント進出を決めた。3継投も決まった。試合を優位に進めていたタカラレーベンは3度の満塁機に3点しか奪えず、信じられないミスが命取りになった。金野尾投手は6回まで3失点したが、自責点は1のみ。
野村は3回、この回先頭の7番・大場が敵失で出塁し二進したあと、8番・上田の適時打で1点先取。1-3と劣勢の5回には先発投手でもある9番・生井が左翼超え本塁打で1点差に迫ると、6回は2死3塁から、大場の三振は振り逃げ&捕手の1塁悪送球で同点に追いついた。
タイブレーク(1死満塁で攻防)では、最初の打者・生井は1塁凡飛かと思われたが、主審がインフィールドを宣告せず、1塁手は落球、あわてた3塁走者の近藤は本塁で封殺。この珍プレーがチームを勢いつかせたか、1番・篠、3番・木道の2塁打などで一挙6点を奪取して試合を決めた。
先発の生井は4回3失点(自責はゼロ)で降板。5回は2番手・青山、6回は3番手・篠が無失点に抑えた。
タカラレーベンは逸勝。1点先取された3回、1死から9番・矢代が敵失で出塁、続く1番・山田がエンタイトル2塁打、2番・塚越が四球で満塁とし、3番・金野尾は凡飛に倒れたが、4番・伊藤の左翼前安打で同点。4回にも無死から三連続四死球から満塁としたあと、敵失で2点を挙げリードを奪った。5回にも、この回先頭の4番・伊藤の2塁打を足掛かりに2つの四死球で満塁にしたが、8番・小林、9番・矢代が三振。3度の満塁の好機に3点しか奪えなかった拙攻が祟った。金野尾の粘投は報われず。
○近藤監督 松﨑常務? 今日は接待。するほう、されるほう? (試合前)1塁手が落球したので走るしかなかった(本塁憤死して。結果としては走らなくとも本塁に送球されてアウト。3-2-5の併殺もあったかもしれない)

続々加点に沸く野村不動産ベンチ

生井投手

篠
○生井 本塁打はもっとも好きなコース(高めの完全なボールを見事にとらえた)
●岩本監督 草野球だからね(これを糧にチームを強化してほしい)
●吉井捕手 勝ちたかった…(試合後はうなだれていた。振り逃げを許した場面では、打者走者と1塁手が完全に重なっていた。山なりのボールを投げるしかなく、悪送球になった。1塁手も打者走者を避けて構えるべきだった。吉井さんよ、悲観することはない。チームが打てなかったのが敗因だ)

伊藤の適時打で生還した矢代

吉井
◇ ◆ ◇
野村・近藤監督から面白い話を聞いた。ラガーマンなら常識なのだそうだが、パンツは50代が紺、60代が赤、70代が黄、80代は紫色を履き、タックルは同世代と1つ上の世代のみを可能にするルールがあるという。
RBA野球もワッペンを胸に付け、40代以上の打者にはストレートのみを投げるとか、40代以上の投手には1球ストライクのアドバンテージを与えるようにしたらどうだろう。

野村不動産 応援団
旭化成リフォーム決勝Tへ 3回に打者一巡の猛攻 安田不は投手が不調

〝ヒーローは俺だ〟先制打を放った旭化成リフォーム樋口
安田不動産5-12 旭化成リフォーム
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
| 安田不動産 | 0 | 2 | 0 | 2 | 1 | 5 | ||||
| 旭化成リフォーム | 1 | 0 | 7 | 0 | 4X | 12 |
(コールド勝ち)

身長186センチの渡辺(ツインタワーの一人か)
旭化成リフォームがコールド勝ち。3回に6安打を集中、7点を奪い試合を決めた。風間投手は5失点完投。安田は3回の7失点がこたえた。予選敗退。
旭化成は初回、1死満塁から6番・樋口の適時打で、安打を放って出塁していた2番・中村が生還してまず1点。逆転された3回には、この回先頭の3番・新井が出塁すると打線に火が付き、4番・中口以下、佐久間、樋口、木下が4連打。そのあとも9番・水島、中口の安打など打者一巡の猛攻でこの回一挙7点。5回にも敵失と四球を絡め5点を奪いコールド勝ち。
風間投手は初回、三者凡退に討ち取るなど無難な立ち上がりを見せたが、5回までに5失点。味方打線の援護に救われた。
安田は2回、この回先頭の4番・渡辺が四球で出塁すると二盗&捕手の悪送球で三進し、続く5番・小久保の適時打で1点。小久保は二盗、三盗を決め、7番・松永の犠飛で逆転。ここまではよかったが、先発の林、二番手の小久保ともピリッとしなかった。

旭化成・風間(左)と安田・林
○金田監督 風間がヒーロー? 5失点だぞ(この後続々と〝有望〟選手を紹介した)
○中村 国士館出身のサウスポー。MAX146キロの本格派。得意球? ストレート、カーブ、スライダー、フォーク…(ナインには「根性に欠ける」と言われていた)
●田保監督 ツインタワー? 今日は欠場(約束をほごにした)

中村(ではない気もする)

初安打を放った智辯和歌山出身の大星(ではない気もする)

拓大広陵出身の新井(ではない気もする)

代走要員の50m6.2秒の陸上部・隅谷(左)と東海大望洋サッカー部出身の金崎

金崎の元ロッテ・マーティンのユニフォーム(チームから自由契約にならないよう)
鹿島が快勝 2回に集中打 光太は1失点完投 青山メインは角田の1発のみ

左から鹿島・高柴、谷内、高木
鹿島建設3-1青山メインランド
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
| 鹿島建設 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | ||
| 青山メインランド | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |

門馬投手
鹿島が快勝。シード権を獲得した。6~8番の下位打線が活躍。光太投手は7回1失点完投。青山メインランド門馬投手も好投したが、打線の援護がなかった。
鹿島は2回、この回先頭の4番・古和が敵失で出塁、続く坂根は三振に倒れたが6番・高柴、7番・谷内、8番・高木が連続右中間2塁打を放ち3点を奪取。
三重県公立の強豪校・津西-滋賀大卒の光太投手は4回に一発を浴びたが、3安打1失点完投。5個の三振を奪った。
青山メインランドは惜敗。3点を追う4回、この回先頭の2番・角田が右翼越え本塁打を放ち1点を返したが、反撃もここまで。主砲の4番・奥園は3三振。
門馬投手は2回に集中打を浴びたが、4回を投げ被安打3、奪三振5。5回から登板した佐々木投手は3回を投げ、被安打2。

〝東京ドーム行くぞ〟鹿島ナイン
○福本監督 何とか決勝トーナメントに勝ち進んだ。東京ドームに行きたい。三井さんが所有するのだから借りられるのではないか

福本監督
○光太投手 横手投げの野間は今日は欠場。投げるのは自分一人(と試合前)

光太投手
●山梨監督(54) 俺は49のとき2発はなっている。決勝では最高年齢本塁打を更新するぞ
●小川(22) 千葉英和-国際武道大です(敵も味方もショートの守備を絶賛した)

小川

本塁打を放った角田
凡飛をインフィールド宣告しなかった主審 「捕球態勢」は関係ないはず

生井が凡飛を打ち上げた瞬間
〝俺がルールブックだ〟-皆さんはご存じか。二出川延明(1901-1989)が主審を務めていた1959年、当時の西鉄・三原脩監督の抗議を一蹴したことから話題になった言葉だ。あれから64年、記者はこの日(7月9日)、審判は神聖にして侵すべからざる存在であることを改めて思い知らされた。絶対的な存在だ。でもしかし、これは書かざるを得ない。勝ったか負けたかは二の次だ。ルールは守られているのかどうかを問いたい。
それは、野村不動産-タカラレーベンの延長タイブレーク(1死満塁)の場面だった。先攻の野村の先頭打者・生井は平凡な1塁フライを打ち上げた。記者はすぐインフィールドフライだと判断したのだが、何と1塁手は落球。打者走者の生井はその間に1塁ベースを駆け抜け、野村の三塁走者はドタドタと本塁に向かって走ったがアウト。
結果的には走者が入れ替わっただけだが、主審がインフィールドフライを宣告しなかったのは解せなかったので、試合後に聞いた。主審は「(1塁手は)捕球態勢に入っていなかったから」と説明した。
この説明は明らかにルールと異なると記者は思った。ルールブックを読んだ。「無死または1死でランナーが1・2塁、1・2・3塁にあるとき、バッターが打った飛球(ライナー及びバントを企てて飛球となったものを除く)で内野手が普通の守備行為をすれば捕球できるものをいう…審判員は、打球が明らかにインフィールドフライになると判断した場合には、ランナーが次の行動を容易にとれるように、直ちにインフィールドフライを宣告しなければならない」とある。
主審は「捕球態勢」というが、ルールブックにはそう書かれていない。「直ちに」判断することだ。百歩譲ってあの場面を振り返ると、生井が打ってから1塁手が捕球態勢に入るまで3~4秒はあった。ライナーではなかった。凡飛だ。飛球は1塁ベースから2~3mしか離れていなかった。風も止んでいた。1塁手が落球するころには生井は1塁(塁間27.431m)まで半分以上達しており、故意落球でもセーフになったはずだ。
審判は、西武の源田であろうと旭化成の北寒寺であろうとタカラレーベンの1塁手(名前は勘弁していただきたい。記者がお世話になっている広報担当者。本人にも確認したが、故意落球を企図できる技量はない)であろうと、その技量を忖度することなく「普通の守備行為をすれば捕球できる」と判断し、「直ちにインフィールドフライを宣告」すべきだったのだ。タカラレーベンの金野尾投手(これまた同社広報担当)はここから崩れ6失点(自責は1のみ)した。
「普通の守備」とはなにを指すかは考えないといけないが、この場面を「普通の守備」と判断しなかったのであれば、RBAのレベルを見下すもので、記者は断じて許せない(コロナ禍で練習できなかったためか、送球ミスはこの試合も他の試合も目を覆いたくなるほど頻発したが、捕球は内野手も外野手もみんな素晴らしい)。
野球にミスはつきものだが、ルールは変わらないはずだ。10年前の記事を添付する。二出川さんが生きていたら何というか。
仏の細井監督 神(審判)の誤審に怒り…涙飲む(2013/7/29)
