サンフロンティアがコールド勝ち 年盛が猛打賞 コスモスイニシアは予選敗退
サンフロンティア不動産 祝勝会
サンフロンティア不動産(82) 9-2 コスモスイニシア(73⇒82⇒75)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
コスモスイニシア | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | ||||
サンフロンティア不動産 | 4 | 0 | 0 | 0 | 5 | 9 |
サンフロンティアは初回、スコアは写真のピントが外れているためほとんど判読不明で、ヒットなのか敵失なのかよくわからないが、とにかく4点を挙げた。5回にも1番末次、3番年盛の安打などで大量5点を挙げコールド。年盛が猛打賞、末次、2番萩野、4番内村、7番立和田がマルチヒットを記録した模様。先発は立和田。
コスモスイニシアは3回、この回先頭の8番斎藤、9番元藤が安打し、1番小島の3塁打で2点を返したのみ。先発の吉村は失策から痛打を浴びたと思われる。予選敗退が決まった。
以下は、サンフロ・周東のコメントです。
1回裏、先制点を狙う攻撃、2番:荻野、3番:年盛の連打でチャンスを作り、5番:平井のタイムリーヒット、8番:松尾のレフトオーバーなどで初回、幸先よく4点を先制します。
RBA初登板の先発、立和田は5回:61球の熱投。2点を失うも、良い攻撃のリズムを作ります。
追加点が欲しい、5回裏の攻撃、四死球で頂いた満塁のチャンスに、1番末次のライトオーバーツーベースヒット!!3番年盛のライト前ヒット!!
この試合のエキサイティングプレイヤー
・年盛選手⇒4打数3安打2打点で猛打賞の活躍をした」
立和田(左)と年盛
三井レジ 逆転勝ち 地所リアル ロシア生まれの寺田 暑さにばてる 次戦は「離脱」
三菱地所リアル (79⇒81) 1-2 三井不動産レジデンシャル(79⇒78)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産レジデンシャル | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | ||
三菱地所リアル | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
以下は、地所リアル野球部・松田氏のコメントです。
地所リアルは、初戦に続きロシア生まれの先発・寺田が好投、4回までランナー1人許さない完ぺきな立ち上がりを披露。
一方、相手先発投手をなかなか打ち崩せずにいた打線だが、4回裏に四球などで作った2死2・3塁のチャンスに嶋根が待望のタイムリー、ようやく1点を先取。
その際、2塁走者・「自称今大会No.1イケメン」栗山(これは明らかに嘘・誤認⇒記者注)が本塁を突き、完璧なスライディングを披露するも、球審の判定は完全に勢いに任せただけの、会心のアウトコール。
誰もが耳を疑った(恐らく三井レジの捕手も驚いていただろう⇒松田注)場面だったが、抗議は受け付けてもらえずこの回1点で終了。
日本に住んでまだ三年弱、島国の暑さ対策に課題のある寺田は、終盤になるにつれ少しずつ球が浮き始め外野への長打が出始める。
相手チームの不運なヒット(不運というのは地所リアルにとってという意味か⇒記者注)なども重なり、5回・6回と1点ずつを失い遂に逆転を許す。
終始打線に元気のなかった地所リアルは、最終回に満を持してチーム一のパワーヒッター「ブラゼル二世」(ブラゼルはもうお蔵入り⇒記者注)こと永井が代打で登場も、終始眠たそうな顔をしたまま空振り三振に倒れ万事休す。
前回は好調だった打線が少し遅めの梅雨入り(早めの〝飽き〟の日のつるべ落としか、女心と秋の空ではないのか⇒記者注)、次戦に課題の残る試合となった。
●橋本 誤審は誤審だが、栗山がイケメンの顔を崩さないよう、緩く走ったからアウトになった。必死の形相になるくらい一生懸命走っていれば余裕でセーフのタイミング
●栗山 スライディングは完璧だった、ユニフォームは汚れたが、顔が汚れなくて良かった
●松田主将 寺田は来週から祖国・ロシアへ一時帰国のため、一旦チームを離れる。右のエース・西田さんか、僕が投げるしか投手がいない。正直厳しい(厳しいのは松田か、チームか⇒おそらく両方。記者注)
●宮原 お腹すいた
ミサワ シーソーゲームを制す 2連勝 野田が粘投 青山は守り切れず
ミサワホーム(74⇒76) 6-5 青山メインランド(84)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
青山メインランド | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 2 | 5 | ||
ミサワホーム | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 2 | 1 | 6 |
ミサワの四死球が6個、青山が8個で、点の取り合いとなった試合は、ミサワが制した。
2点を追うミサワは4回、この回先頭の4番星野が中堅前安打を放った2死後、7番渡辺が本塁打して同点。1点リードを許した5回には、1死から1番小尾が四球で出塁すると盗塁と暴投と内野ゴロで生還して再び同点。6回には渡辺の適時打と敵失で2点を奪いこの試合初めてリードを奪う。最終回に同点に追いつかれたその裏、この回先頭の小尾が2塁打を放ち、2番須賀と3番吉田の四死球で満塁とすると、4番星野のショートゴロが捕手への悪送球となり、3塁走者の小尾が生還してサヨナラ勝ち。
先発した野田は何とか最後まで投げた。
次戦のケンコーポ戦は鉄人大野が投げると早くも予告先発。
青山は3回、4番加藤の適時打で2点先制。同点の5回には、パスポールで1点をリードし、2点を追う7回には満塁から6番津久井の内野安打などで同点に追いついたが、それまで。
北野が先発したが、途中で交代した模様。
三菱地所が乱打戦制す 初回17人攻撃で13点 トーシンも初回6点奪うも倍返し食らう
三菱地所(82⇒84) 17-10 トーシンパートナーズ(81⇒79)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
トーシンパートナーズ | 6 | 0 | 3 | 1 | 10 | |||||
三菱地所 | 13 | 4 | 0 | × | 17 |
初回大量6点を奪われた三菱はすぐ反撃。四死球の走者ばかり満塁の2死から猛攻が始まった。6番以下が4者連続長短打を放ち、さらに打者一巡した1番から7者連続出塁で、この回打者17人を送り一挙13点を奪い試合を決めた。
トーシンは初回、先頭打者から7者連続、1イニング9個の四死球を得て6点を挙げたが、その裏大量失点した。
以下は、トーシンパートナーズ・設楽氏のコメントです。
「人数不足で写真は撮れませんでした」
●岩本監督 投手がいなく要所でエラーも続出し大量失点につながってしまったが現戦力でみんなよく頑張ってくれた
タイセイ圧勝 三井レジリース 新婚佐藤は投げず 試合を投げたのか 予選敗退
タイセイ・ハウジー 藤沢コンビ
三井不動産レジリース(75⇒76) 0-9 タイセイ・ハウジー(84.5⇒83)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
タイセイ・ハウジー | 0 | 0 | 6 | 3 | 0 | 9 | ||||
三井不動産レジデンシャルリース | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
以下は、タイセイ・千葉英氏からのコメントです。
○高橋健 久しぶりの登板だったが5回1安打完封&特大本塁打
○千葉英 3塁打を含む3安打猛打賞
○村上監督 次の試合は人数が揃わないかもしれない。毎回やられているので勝ちたい
以下は、三井不動産レジデンシャルリース・中野氏のコメントです。
●先発し9失点の先発ピッチャー中野 前の試合で乱打戦を披露したチームだと聞いていたので、緩急を使い丁寧に投げようと考えていた。一巡目は何とか抑えられたが、二順目につかまった。緩急に対する相手の対応力はすごかった。悔しい思いをバネに練習し来年のこの大会ではエース佐藤との2枚看板となりリベンジをしたい
◇ ◆ ◇
ん、ということは、新婚佐藤は投げなかったというより、試合を投げたということか。まあ、しようがない。毎週毎週、日曜日に野球に出かけていたら、そのうちに不燃ごみと一緒に捨てられるだろうから。
選手の皆さん、せっかくいい投手がいるのだから、せめてクリーンアップを任せられる選手を補強してほしい。そうすればどことでも互角に戦える。
田村
左が千葉英
野村パートナーズ 総会シーズンなんのその 毎回得点で乱打戦制す 東建・村部背信
野村 吉田(こんなかわいい投手がいるなんて夢にも思わなかった)
東京建物(78⇒79) 6-8 野村不動産パートナーズ(72)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
野村不動産パートナーズ | 2 | 4 | 1 | 1 | 8 | |||||
東京建物 | 0 | 5 | 1 | 0 | 6 |
以下は、野村不動産パートナーズ中島氏のコメントです。
「野村不動産パートナーズは、初回、1番篠原の先頭打者ホームランで先制すると、2回に打線が繋がり4点を加え、その後も打者転向?した羽尾のタイムリーなどで逃げ切った。
東京建物も2回に本領を発揮し、4番河越のあわやホームランという2塁打等で5点をあげたが、女子マネージャーが来なかった所為か?最後は打線が繋がらなかった」
以下は、東建・田中寛人氏のコメントです。
「当日の早朝に別の試合をこなしており、疲れが溜まっていたのか(最近は週2ペースで試合)集中力がなく序盤からエラーを連発し大量失点を招いた。
◇ ◆ ◇
この結果にはかなりショックを受けた。野村は総会シーズン。羽尾が投げられず、小村がのらりくらり投げたとしても3回くらいだろうと考えた。一方の東建・村部は初戦でもったのは初回のみだったが、河越にすぐ繫ぐと読んだ。河越は前回、不運な面もあった。今度はほぼ完ぺきに抑えるだろうと読んだ。
それにしても村部は情けない。そもそも女性に頼ろうとする性格がよくない。女性を甘く見てはいけない。地に落ちた、誰からも信用されなくなった記者のレーティング付与能力と一緒、村部もこと女性が何を考えているかを鑑定する能力は備わっていないことが露呈した。村部よ、大学時代に過ごしたであろう京都の鴨川の土手の柳のように手招きすればすぐに女性がなびくと考えてはならない。手玉に取られているのはお前であり、この俺だ。もうだまされないぞ。しかし、一目、美女4人組の姿を見たかった。もう敗退かよ。
生出はどうした。生出もあの佐林と同期の志村氏とバッテリーを組んだ高橋捕手と同じような体形に限りなく近づきつつある。
野村 篠原(左)と羽尾
ケンコーポだ 羽中田だ 猛打賞だ サヨナラ打 清水 ゲームセットのはずが…
〝一歩間違えれば敗者になっていたかもしれないが、堂々の勇者の行進だ〟ケンコーポナイン
ケン・コーポレーション(90) 3-2 清水建設(88)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
清水建設 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | ||||
ケンコーポレーション | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 3 |
以下は、ケンコーポ田辺監督のコメント。
「KEN2回 4番羽中田の右中間特大HR
清水3回 7番ヒットの後、8番左中間3塁打で1点
清水5回 センター前ヒットが村上の頭を越えて3塁打、2アウト後、ショートゴロを土田が1塁悪送球で3塁ランナー生還
KEN5回 1アウト後代打井上が初球レフト前ヒット、大原四球、1番に戻り先ほど3塁打献上した村上がライト前ヒットで1死満塁。しかし、2番山田三振、3番大澤三振でゲームセット…のはずが、キャッチャー後逸、バックネットの隙間からラインを越えてボールデッドとなり3塁ランナー生還で同点。なお満塁で4番羽中田がライト前ヒットでサヨナラとなりました」
「小笠原は毎回ランナー出して苦しい展開、1,2回はゲッツーで切り抜けたものの、3回は連打、5回はエラー2つで失点、逆転を許し負け試合の展開でしたが、なかなか負けられませんでした!
4番羽中田が3安打2打点(HR、2塁打、サヨナラH)で東京ドームの鬱憤を晴らしたようでした。あと、代打井上(村上の同期3年目)が初球をよく打ちました。
小寺&治下が欠場でやっと勝てたという感じです」
〝羽中田は危険だぞとずっと書いてきたぞ、田村〟ケンコーポ羽中田
羽中田の決勝打の場面か(以上写真提供はケンコーポのマネージャー)
以下は清水建設・上島氏のコメントです。
先発は田村。先攻、清水の攻撃。二番田村が四球で出塁するもその後併殺に取られ、無得点。
その裏、ケンの攻撃は無得点。田村は順調な立ち上がりを見せる。
2回、清水の攻撃。先頭の四番中島が中堅前安打で出塁するも、送りバント失敗・併殺打等でチャンスを作れず無得点。
その裏、ケンの攻撃。先頭打者に本塁打を打たれ、先制点を奪われる。 3回、清水の攻撃。二死から、狩野の中堅前安打・田村の四球などでチャンスを作るも、後続が倒れ無得点。
その裏、ケンの攻撃は無得点。
4回、清水の攻撃。先頭の四番中島が安打で出塁。その後、一死2塁から六番尾田の適時三塁打で同点。
その裏、ケンの攻撃。二死から、安打・四球等を与えピンチを迎えるも後続を打ち取り無得点に抑える。
5回、清水の攻撃。先頭藤川が倒れるも、狩野の中堅前安打の打球がイレギュラーをし、中堅手の頭を超える。狩野は快足を飛ばし、三塁打となる。その後、二死3塁から上島の当たりは遊撃手の前へボテボテのゴロとなるも、気迫のヘッドスライディングで内野安打となり、遂に勝ち越す。
その裏、ケンの攻撃。先頭打者の打球は投手前への小フライ。これを田村が見事なダイビングキャッチを見せ、一死。一死後、代打に左翼手前安打・四球・右翼手前安打を打たれ、一死満塁のピンチ。続く打者への投球。カウント2-1より、低めの球で空振りを取るもこれが振り逃げとなる。ボールがバックネット方向へ転がり、捕手尾田はすぐさまボールを追うも、バックネット下を超え、これがボールデッドと判定され同点に追いつかれる。
なおも一死満塁のピンチが続き、次の打者に右翼手前安打を打たれ、サヨナラ負けを喫す。
●本間監督やはりケンさんは強い。決勝トーナメントに行けるようにまた頑張ります
●田村 四番の羽中田さんにはやられました…ケンさんに勝つには運も味方につけないといけないですね。決勝トーナメント行けるように頑張りたいと思います
清水のナイン
旭化成リフォームが逆転勝ち 中林が決勝打 明和 あわや大金星逸す
旭化成リフォーム 応援隊
旭化成リフォーム(83⇒83.5) 8-6 明和地所(67⇒72)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
明和地所 | 2 | 1 | 3 | 0 | 6 | |||||
旭化成リフォーム | 3 | 0 | 5 | × | 8 |
以下は、旭化成リフォーム事務局・中西氏からのコメントです。
「シーソーゲームにやっとのことで勝ちました。酷暑で投手にとってはきついゲームでした。
1回表:明和攻撃 盗塁・エラーで1アウト2,3塁、5番伊藤選手の先制2点タームリー2塁打
1回裏:旭化成攻撃 2死球後4番金田監督の3ランホームラン
2回表:振り逃げ、エラーで1アウト1.3塁、ショートゴロで1点加点。同点
2回裏:2アウト満塁で再度金田監督、明和レフト岩崎選手のファインフレーで無得点
3回表:先頭打者明和篠原選手初球ホームラン、その後3安打、エラーがからみ3得点
3回裏:明和藤井投手が疲れ、四球で崩れ、岩崎投手、鶴田投手とリレー5四死球、3安打で5点獲得。中林が決勝打を放った
4回表:旭化成 風間から西井に投手交代、2四球出すも0点に抑えゲームセット」
初戦で好投した風間はピリッとせず、西井も2四球を与えた。
明和地所の安打は旭化成に1本足りないだけの4本。序盤はリードを奪うなど健闘したが、二番手の岩崎、三番手の鶴田が抑えられなかったようだ。佐々木は初戦でも2つの長美技で失点を防いだが、今回もあわや満塁弾を阻んだようだ。相当の選手かもしれない。
〇金田監督 苦しい試合でした。エラーで自滅して、自分たちで苦しくしてしまいました。また、調子の悪い風間を引き延ばしてしまったのも反省です。こんな試合をしていたら勝ち上がれないので、仕切り直します
初回に本塁打を放った金田監督(左)と決勝打を放った中林
旭化成リフォーム 先発の風間(左)と2番手の西井
明和 藤井投手(左)と鶴田投手
本塁打を放った明和 篠原
〝68歳・藤縄の奇襲登板〟が奏功したかも
作戦参謀・鶴田の後悔先に立たず
福眞主将と晴太くん
明和地所の鶴田から以下の長文が送られてきた。なかなか面白いので、ほとんどそのまま掲載します。
◇ ◆ ◇
6月26日(日)、RBA野球大会、第2回戦。相手は旭化成リフォーム。
6年振りにこの大会に復帰した2014年大会に23対0、続く昨年の2015年大会では、ノーヒットノーランを完成され7対0で破れた相手である。2015年は決勝トーナメントへも進出している強豪。
そして、どういうめぐりあわせか今大会もこの旭化成と当たることになった。
前回、劇的なサヨナラを演じたのは逆、明和地所の先攻で試合開始。
やや不安定な相手先発投手の立ち上がりをじっくり見定めて、2番、佐藤翔太が四球で出塁すると、2死ながら二三塁と先制のチャンス。
ここで打席は今大会初登場の5番伊藤隼。鋭く振りぬいた打球はライト線を破るヒットで2者が生環。勝つ為には必須の先取点を奪うことに成功する。
そしてその裏の守り。先発は急遽不参加となった河合に代えて、本来は抑えの藤井がマウンドへ、
それを受けるのは当然、四十万、重くて暑い防具を身につけ“途中意識が飛びそうになった”と言う暑さと湿気の中での試合となった。
藤井やはり立ち上がり制球に苦しみ、3点を失う。早くも逆転で1点を追う形となった。
2回、すぐさま相手のミスで出塁したランナーを藤縄監督の盗塁(えっ、68歳の藤縄監督が盗塁⇒記者注)、エンドランを織り交ぜた采配で1点をもぎ取り同点。
昨年のラグビーW杯、世界一のフィジカルを誇る南アフリカを相手に必至に食い下がる日本を思い起こさせる戦いぶりである。
その裏、球数も多く、満塁のピンチを背負いながらも藤井はなんとか持ちこたえている。すると落ちれば失点と言う場面で浅く上がった打球がレフトへ。左翼を守る佐々木が一直線に猛ダッシュ。1回戦で2つ見せた超美技がこの試合でも炸裂!
息子の晴太くんとともにベンチ入りしている福眞主将より“佐々木っ!ホントオマエ、変態だな~。超カッコイイじゃねぇか~!!”の出迎えにナインがベンチに戻ってくる。スコアボードには貴重な0が表示された。(えっ、福間は保育園じゃなかったのか⇒記者注)
3回、打席は3番篠原。先の1回戦、同期で4番込山の同点ツーランホームランに負けじと、当たった瞬間それとわかる逆転の特大ホームランをレフトに叩き込む。
遂に再びリードを奪う。
後続もベテラン組の吉田が欠場により出場選手中最年長となった鶴田がエンタイトルツーベースを放つなどこの回3点を挙げ6対3とした。
これで、本当にジャイアントキリングが見えてきた。
流れは完全に明和である、と思った3回裏。
やはりこの暑さからか、強豪相手になんとか踏ん張っていた新人藤井もいよいよ厳しくなってきた。
しかし、他に太刀打ちできる投手がいない…
監督が下した決断は藤井をイニング途中で諦め、昨年の旭化成戦で登板していた岩崎をマウンドへ送る。
そもそも登板予定のない岩崎はやはり制球に苦しみ、これまたイニング途中で鶴田へ。
最終的に5失点で2点を追う展開へ変わる。(鶴田が試合をぶち壊したのではないのか⇒記者注)
4回、試合時間の関係からこれが最終回と主審より宣告される。
しかし、今年の明和は1発もあり、過去2大会無得点だった打線とは明らかに違う。
ランナーが出れば藤縄采配で2点はもぎ取れる。
そこで、旭化成は投手交代で必勝態勢。
簡単に2アウトをとられるも打順は先程の同点弾の篠原、前戦逆転弾の込山、初回の先制タイムリーの伊藤と回る
今回のグラウンドは1番狭いかも知れない。監督の指示は“じっくり狙って、ホームラン打ってこい!”
しかも本当にやってくれそうな雰囲気が漂っている。
相手投手もたまらず(単にコントロールがないだけ⇒記者注)、篠原、込山と連続して歩かせてしまう。2アウト1塁2塁。打席には伊藤。
しかし、ここであと1本がでず。ゲームセット。
ジャイアントキリングはならなかったもの、リーチマイケルか、田中かはたまた五郎丸か…
先発予定の藤井を欠いた状態でよくやったのかも知れない。
ラグビー日本代表を率いたエディー・ジョーンズHDは南アを戦いで、80分間奇襲の連続だったと言う。
藤井は球威で押して行くタイプである。岩崎もリズム良く速球を投げ込んで行くタイプ。藤井、岩崎の間に藤縄監督自らマウンドへ上がると言う最大の奇襲が残っていたことに試合後に気が付いた。
藤井ほどの球威はないが、経験と知恵と勝負強さがある。1ポイントでも良かった。少ない投球であれば、まだまだ全然勝負できる(普通は全然勝負できない⇒記者注)球を投げられる。
冴えわたった藤縄采配だったが、自ら登板してもおもしろかったかも知れない。
次戦は最強の敗(「最強の敗」は鶴田の造語かそれとも「最強の敗者」の誤植か⇒記者注)となるべく、敗者復活へ回る。
鹿島が快勝 新人が活躍 ポラス折笠 身も心も折れそう 成田2三振に失策も
〝俺が豊田二世の新人遠藤だ〟(貧打のポラス相手に1失点完投は立派)
ポラスグループ(80) 1-4 鹿島建設(74⇒77)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
鹿島建設 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 4 | ||
ポラス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
以下は、鹿島・小林氏のコメントです。
「若手の活躍により勝利。
新人・遠藤が初戦の対東急不動産に続き好投、7回自責点0、11奪三振(被安打3)で完投。得点圏にランナーを進められる場面もあったが、要所で三振を奪い得点を与えなかった。
打ってはこちらも新人・高瀬が入団初打席・初本塁打を記録。先制点を奪った。
〝強いのは清水だけじゃないぞ〟鹿島 福本監督
〝初打席初ホームラン〟新人高瀬
〝野球って楽しいな~〟鹿島 中原
〇福本監督兼(昨日は一塁手) 好投手・折笠選手の前に接戦が予想されたが、高瀬の本塁打で先制後、追加点を奪えて良かった。遠藤は良く完投した。 追い込んでからの直球は一級品。歳を取ると突然四十肩が来るので、勤務中に肩を回すように。若手に“おんぶにだっこ”だが、これも「チーム力が上がった」 と言っていいだろう。
○中原キャプテン 久々に打席に立ったけど、野球って楽しいな~。次の予選T決勝も勝ちますよ。自分は腰が痛いけど、頑張ります。牧田さん、きっとうちの若手を見たらレーティングを上げるはず(初戦で新人4人組を紹介されたが、ポラスを撃破するとは…)
○遠藤投手(新人) 次戦も投げます
○高瀬野手(新人) 次戦も打ちます(初打席・初本塁打)
以下はポラス前監督でスポークスマン・飯田氏のコメントです。
「1-4で完敗です。相手投手に3安打11三振。相変わらずの貧打を露呈」
●成田監督 打てない守れない。投手に申しわけない(45歳超を4人も先発メンバーで使う苦しい采配。4回には自らタイムリーエラーをし、打っては3打席無安打2三振⇒これも飯田のコメント)
●折笠 くやしい。肩の疲労感半端ない!来週きびしいかも(4失点ながら自責点は3回のソロ本塁打1点のみ。援護がなかった⇒同上)
東急不 初戦惨敗の憂さ晴らし 新人2人が活躍 谷口も完璧抑え 安田不動産は予選敗退
〝これから炎のストッパーと呼ぼうかしら〟真っ赤に染まる東急不動産 谷口
安田不動産(73⇒72) 0-7東急不動産(73⇒71)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東急不動産 | 1 | 2 | 0 | 1 | 0 | 3 | 7 | |||
安田不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
以下は、かつて東急不動産(現東急不動産ホールディングス)の広報マンを務めていた、チームでも主砲の東急不動産・望月氏のコメントをほとんどそのままコピーしたものです。さすが広報マン、かなり身びいきの部分もありそうだが、同社のニュース・リリースとそん色ない出来栄えに記者もびっくり。望月さん、また広報に戻ってきて。
望月曰く。
「前回の惨敗(?)の反省を踏まえ、今試合のテーマは『Enjoy Baseball!』。(熊本のいない穴を埋めるべく)結果に拘らず、笑って楽しく野球をやることを目標において試合に臨んだ。
試合は初回3番津島のクリーンヒットから4番谷口のセンターオーバー3ベースで先制、守っては先発・高野が好投し3人で抑える幸先良いスタート。樽本・都築の2塁打、河野の安打で追加得点、その後も得点を積み重ね、結果は6回コールドの7-0。
新人2名(都築・浅見、各左打ち)の活躍が目立った。都築は3打数3安打、浅見も3打数2安打。貧打の課題が解消されてきている。先発高野も好投を見せたが、引けを取らないのが、4番でエースを狙う谷口。5回から登板し、各無失点。年齢を感じさせないピッチングが光った試合だった」
安田は3番岩間、4番北地、5番砂川の3安打に抑えられた。北地が先発したが、抑えられなかったようだ。
〇潮田 今日は言うことなし。エース(?)で4番の活躍が良かった
〇谷口 ヤクルトの山中に似ているとよく言われる
左から高野、都築、浅見
〝今日は目隠しされていたのでサインを出す余裕はなかったが、サインなしでも勝てることが分かった。ガハハハハ。どうた、へぼ記者〟潮田監督(へへっ、恐れ入りまして候。安田のレーティングを東急より1点挙げたのが裏目に。安田は3人素人がいるのが分かっていたのだが…小久保の言葉を過信した記者がいけなかった)