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国土交通省 第36回社会資本整備審議会産業分科会不動産業部会(国交省会議室で)

 官公庁だけは進まないだろうと思っていた、職員の座席を固定しないフリーアドレス、ペーパーレス化を国土交通省の土地・建設産業局不動産業課と不動産市場整備課が率先垂範していることを本日(21日)知り、その現場も見た。

 今年7月から実施しているもので、「打ち合わせなどの席取りがなくなった」と職員は話した。

 他の省庁ではどうかと総務省に問い合わせた。同省行政管理局行政情報システム企画課は平成27年2月27日付で、「国家公務員のワークスタイル変革を目指し、これまでのオフィス環境を一新する試行的取組」として「ワークスタイルを変えるオフィス改革の試行的取組」を公表。

 ①個人の座席を固定しないフリーアドレス制により、印刷物の削減、ペーパーレス化を推進②同じ仕事をする職員が一つの机を囲むことで、チーム内の情報共有が容易になるなど、職場内のコミュニケーションが活性化③無線LAN等のICTを活用することで、パソコンを持ち運び執務室内のどこでもペーパーレスで打合せが可能に-などとしている。

 その後、同課には全国の地方自治体や民間からの視察が相次ぎ、これまでに4,000人が訪れているという。同課によると、「全てを把握しているわけではないが、フリーアドレス化を推進している官公庁は国土交通省航空局、消費者庁徳島オフィス、北九州市東京事務所などがある」と話した。

 ペーパーレス化に対する職員の評価は、仕事がしやすくなった、テレワークが進んだ、シームレス化が進みコミュニケーションが取りやすくなった、考える時間に集中できるなどと概ね好評だという。

 不動産業界では今年2月、三菱地所が本社機能を「大手町パークビルディング」に移したのをきっかけにオフィスを報道陣に公開して話題となった。

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各区委員に用意されているタブレット(配布された紙は数枚ではなかったか。戸惑う委員はほとんどいなかった。マイクの調子はいま一つだった)

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 皆さんは信じられないだろうが、記者もフリーアドレスではなく袖机もあるのだが、退勤時には机の上にはパソコンのモニター(字を大きくするため)とキーボードとマウス(ノートパソコンは難しくて記事が書けない)、電話機、観葉植物しかない。

 貰ったマンションのパンフレット、その他の資料は捨てる(資源ごみ)ことにしている。袖机をなくしても全く問題はないと思う。記事を校閲するにはプリントアウトして読んだほうがいい記事になるのは間違いない。電子化保存もできるようだが、名刺をどうするかだが…。

 三菱地所には、職場の環境を変えて生産性が上がったかどうかは必ず取材して報告したい。

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退勤時の記者の机の上(モニターはなくても大丈夫。観葉植物は定期的に点睛に来る業者さんから枝を貰って生けたポトス。つまりただ)

三菱地所の本丸を見た 機能一新 士気高揚 トマト最高 地所が新本社公開(2018/2/12)

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「夢無辺」

ハウスが設・運営する「絹 天空美術館」は1221日(金)~2019610日(月)、開館2周年を記念する特別展示「夢〜空想劇場」を開催する。
 新たに
3D映像化した「平治の乱」を初公開。東京・⻘⼭「こどもの城」のエントランスを飾っていたアフレスコ(壁画古典技法)の傑作「アラベスク」全20をテーマごとに展⽰する。
 美術館は、大阪・梅
スカイビル タワーウエスト27階。

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「アラベスク」

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 絹谷先生はもう40年くらい昔からのファンだ。あのころ絵画を買っていたらとんでもない値段がついているのに…今は絵を買えないから先生がデザインしたネクタイを締めている。図柄は確か2~3点しかない。もっと図柄を増やしてほしい。

 

 ミサワホームは12月20日、米国に子会社Misawa Homes America, Inc.(ミサワホーム アメリカ)を設立し、同社を通じてImpression Homes LLC(インプレッションホーム、以下IH社)の持分51%を取得し、その後段階的に全持分を取得することを決定したと発表した。

 2009年設立のIH社は、テキサス州ダラス及びフォートワース周辺で不動産用地の取得から戸建分譲住宅の建設、販売まで幅広く事業を手掛けている。地域に根ざした事業展開と高い成長性・収益性を強みとして順調に業績を拡大してきた。完成宅地を取得して分譲販売するビジネスモデルが中心。2017年度売上高は115百万USD。

 ミサワホームは3カ中期経営計画(2017~2019年度)で海外事業を重点事業の1つに掲げ、2019年度の海外事業売上高100億円を目指している。今年11月には豪州の住宅建設会社「Homecorp Constructions Pty Ltd.(ホームコープコンストラクションズ)」を子会社化した。

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 2018年記者が選んだ首都圏ベスト3マンションは、坪単価750万円の高額でもよく売れ、ゲストサロンの設えが最高によかった東京建物・三菱地所レジデンス「Brillia 一番町」と、苦戦必至と見ていたにも関わらず信じられない売れ行きを見せているポラス「ルピアグランデ浦和美園」の2物件で、あと1物件は「該当なし」とした。今年1年間に見学・取材した首都圏マンションは86物件だった。

坪750万円でも好調 「Brillia」最高峰 東建・地所レジ「一番町」 サロンに乃村工藝(2018/4/18)

〝待つわ〟ピアキッチン4割に設置 レベル高いが一層の差別化を ポラス「浦和美園」(2018/6/2)

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「Brillia 一番町」

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 まず言い訳から。見学した物件は前年の105物件より減少した。残念至極。その理由は供給量が減ったからではなく、寄る年波には勝てないということだ。フットワークが落ちていることは否めない。

 もう一つは、取材機会に恵まれなかったということだ。RBA野球が始まる6月下旬から11月にかけては、その取材と記事の執筆に追われるので、月曜日と木曜日は他の取材はほとんどできず、マンションや戸建てのモデルルーム・モデルハウスは火曜日から水曜日(物件によっては木曜日も)が休みだから、現地取材できるのは金曜日のみになる。

 「ベスト3」マンションが2物件になったことについて。実は、年初から渋谷区庁舎の建て替え整備事業に伴う事業スキームによって建設されている三井不動産レジデンシャルの期間70年の定期借地権付き「パークコート渋谷ザ・タワー」を選定することを決めていた。しかし、見学していないので除外した。

 無理に選ぼうと思えばその他の候補はいくつもあるが、甲乙つけがたく1物件に絞り切れず、2物件になったということだ。

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 「Brillia 一番町」を選んだ理由は簡単。乃村工藝社を起用したゲストサロンの設えに感動したからだ。接遇空間は実にシンプルだが、シアタールームは水盤付きで、四季折々の自然などが映し出されるように工夫されていた。しかも、数組が同時に見ても隣り合う個室とは壁で仕切られており、プライバシーにも配慮されていた。そして、何より嬉しかったのは、あちらこちらに飾られている花は造花ではなく、プロが1週間に一度生けて飾るというおもてなし・ホスピタリティに感動したのだ。

 考えてみれば、これは当然のことだ。数千万円の住宅購入を検討している人にお寺の仏花のような、あるいはまた100円ショップでも売っていそうなフェイクを飾る神経が理解できない。「管理が大変」「枯れる」などの理由は理由にならない。来場者1件当たりの集客コストはどれくらいか分からないが、掛けた分だけしっかりお返しをするのが礼儀だ。

 どこの現場もアンケートなどと称し、慇懃無礼にも個人情報を聞き出し丸裸にするではないか。そしてまた、分譲価格にオンする(といっては失礼か)に決まっている訳の分からない商品券「来場キャンペーン」を配布する。その分価格を下げよと言いたい。

 「一番町」以外にも本物の観葉植物を配していたモデルルームはほかにもあり、概ね好調な売れ行きを見せた。

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「ルピアグランデ浦和美園」ピアキッチン

 「ルピアグランデ浦和美園」の売れ行きには驚いた。6月から分譲を開始し、これまで供給した140戸のうち130戸が成約済みだという。

 坪単価が156万円と安く、同社オリジナルの「ピアキッチン」付きを約4割に高め、食洗機、ディスポーザー、バックカウンター・吊戸棚、98センチの廊下幅、複層ガラスなどを標準装備にしているのが人気なのだろうが、信じられない。

 記者は、このエリアの第一号マンションの東急不動産他「センターフィールド浦和美園」(197戸)から取材している。いい物件だったが、完売まで数年かかった。いま隣接地で分譲されているNTT都市開発も相当苦労しているようだ。

 戸建てとの競合が避けられず、大型商業施設の「イオン」までは結構あり、何よりも駅前が貧弱だからだ。イオモールまでは徒歩3分だが、食事ができてタバコが吸える店までは記者の足で10分はかかる。埼玉スタジアムまで徒歩15分だ(西武ドームは駅前)。球場寂れる一方の郊外・田舎の街ならいざ知らず、これから人を呼び込もうとする街ではありえない。完全に都市計画に失敗したと記者は思う。

 そうしたハンディを跳ね返しているポラスは称賛に値する。戸建ても絶好調だが、マンションも大健闘している。

「横浜北仲」「クオン流山・新浦安」「大山」2017年 ベスト3マンション(2017/12/26)

記者が選んだ2017年 話題のマンション37物件(2018/1/11)

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「サードプレイス街区」モデルハウス

 一昨日のポラスグループ「アドバンスドプレイス船橋・北習志野 ヒーリング街区」に続いて「サードプレイス街区」(28棟)を紹介する。

 「サードプレイス」については、一般的に職場・学校と家庭とは別の、かといって独立したものではなく、いわばつかず離れずの関係を保てる「第三の居場所」と理解されている。自分の時間が持て、かつ他人とも緩やかにつながり気兼ねなく過ごせる空間とも言われている。

 最初に同社がその「サードプレイス」の考えを街づくりに取り込むと聞いたとき、どのようなプランを提案するのか想像もできなかった。家族それぞれが憩う場所とは別のスペースを設けることは、下手をすれば家族間をバラバラにし、「孤立化」を一層助長しかねないのではと心配もした。

 そうした危惧を抱きながら2棟あるモデルハウスの一つ目に入った。玄関を入るとすぐ大きな「土間」空間が広がっていた。広さは約4.3畳大。上がり框があり、スライドウォールもあるので仕切ることはできるのだが、その奥の約20.7畳大のLDKとは繋がっていた。全体の広さは約24畳大だ。

 初めて見るらしい同社の女性広報担当者は「凄い!」と歓声をあげた。記者はマンションにしろ戸建てにしろ、この種の大空間は高額物件で結構見てきているのでさほど驚かなかったが、確かに郊外の分譲住宅では珍しい、というより皆無かもしれない。敷地が30~40坪、建物が30坪前後の一般的な分譲戸建てに約4.3畳大の「土間」を設けることなど、普通の企画担当者はまず考えないはずだ。

 しかし、だからこそその思い切った提案に声援を送った。お金持ちだけが享受できるこの種の大空間を一般住宅に解放した意味は大きい。近所の人との語らいの場、ギャラリーなど多目的に利用できる空間になる。

 このプランを担当したのは、中央住宅戸建分譲設計本部設計一部部長・野村壮一郎氏であることを聞いて納得もした。万人向けの没個性的なプランを野村氏はつくらないことをよく知っている。

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「土間」

 もう一つのモデルハウスは、ポラスガーデンヒルズ設計部部長・安藤欣司氏が設計を担当。仕事場・書斎などとして利用できる中2階の〝フロートリビング〟、その下の玄関ともつながっている収納、2階の居室と繋がっているロフトを合わせれば3層、4層にもなる住宅だ。

 記者はデザイン・カラーリングがいいと思った。黒、グレー、グリーン、ブルーなど結構色を使っているのだが、それぞれがよく調和してしっとりとした空間となっている。バーカウンター付きの対面キッチンの提案も面白い。

 「サードプレイス街区」は、Wi-Fiアクセスポイントを標準設置。在宅ワークなどの「自宅のサードプレイス化」も視野に入れているのも特徴の一つだ。

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モデルハウス

 売れ行きについて。分譲開始からわずか5カ月で47棟の成約は驚異的だ。販売担当者は「5,000万円を超える住戸は成約まで時間がややかかるが、他社の物件などと比較して結局はうちの物件に戻ってきてもらえる」と話した。

 なぜ売れるか。一言で言えば、商品企画が優れているからだ。今回見学した4棟で共通しているのは、1階のリビング天井高約2.7mの利点を最大限生かしていることだが、それぞれが微妙に異なる。中央住宅とポラスガーデンヒルズが共演している効果が表れている。

 

 細かいことだが今回、玄関ドアにガラススリットが付いていたのに気が付かなかった。もちろん玄関サイドの下足入れの上にも窓はついているのだが、このガラススリットと窓があることによって、暗いときでも明かりを付けなくても済むという工夫だ。マンションやホテルなどで出かけるときや帰ったとき、スイッチや鍵の位置を探すのに苦労することがある。皆さんもそんな経験をされているはずだ。

 同社の2018年3月期の契約棟数は、分譲住宅2,300棟と注文住宅683棟を合わせると約3,000棟に達する。圧倒的な実績を踏まえ、地域のニーズを熟知しているからこそできる芸当だ。

 今回も細かいことだが、玄関ドアにガラススリットが付いていたのに気が付かなかった。もちろん玄関サイドの下足入れの上にも窓はついているのだが、このガラススリットと窓があることによって、暗いときでも明かりを付けなくても済むという工夫だ。記者などは一人で出かけるときや帰ったとき、スイッチや鍵の位置を探すのに苦労することがある。皆さんもそんな経験をされているはずだ。

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玄関ドアのスリットと窓

 最後に、この「アドバンス ド プレイス船橋・北習志野」が2018年度グッドデザイン賞を受賞した際の「一方で、せっかく街を作っているのに、フィジカルな部分に対してあまり言及がなく、風景としての豊かさに対してどのような思想を持つのか、より明らかにすべきであろう」という審査員のコメントについて。

 これは記者も分からない。AIやらIoT、ビッグデータなどのサイバー空間に対して、現実社会という意味でフィジカル空間という言葉が用いられるようだが、そのサイバー空間とフィジカル空間が相互連携・融合したCPS/IoT社会や第5世代モバイル通信システム(5G)が本当に我々を幸せ・豊かにしてくれるのか。

 英語で馬鹿を意味する「idiot」をGoogleで検索するとトランプ大統領が真っ先にヒットする時代だ。心配になって「牧田」で検索したらサブマリンの牧田投手が最初に出てきた。当然か。「こだわり記事」も上位にあった。「牧田 馬鹿」と検索したら、先月書いた「HARUMI FLAG」の記事が出て来た。

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モデルハウス

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設計担当メンバー写真左上から野村氏、中央住宅戸建分譲設計本部設計一部営業企画設計課課長・古垣雄一氏、同社戸建分譲設計本部設計一部営業企画設計課2係係長・山下隆史氏、写真左下から角張氏、安藤、工藤氏

なぜ人気 ポラス「船橋・北習志野」91戸 潜在ニーズ引き出す「ヒーリング街区」①(2018/12/17)

記者が馬鹿だった…選手村はスケルトンで都と組織委が賃借し、解体費を含め全額負担(2018/11/1)

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「第6回埼玉県環境住宅賞」表彰式(対玉県民健康センターで)

 埼玉県住まいづくり協議会は12月18日、「第6回埼玉県環境住宅賞」表彰式を開催し、応募49作品の中から埼玉県知事賞(副賞クオカード10万円分)に「秩父の寒さでも無暖房で子育てできる究極の家」(高橋建築・高橋慎吾氏)を選んだ。

 高橋建築は秩父郡小鹿野町にある年間12棟くらい建築する工務店。受賞した住宅は7年前に建設されたもので、建築費は3,100万円。延べ床面積は154㎡(坪単価66万円)。

 高橋氏は「秩父の冬は青森より厳しいので、北海道並みにしようとドイツのパッシブハウス基準認定を取得。住宅はシンプルにし、太陽光、地中熱、地下水などの自然エネルギーを活用しながらトリプルガラス、ネオマフォームを採用することで高断熱・高気密住宅を実現した。外気温がマイナスになっても室内は17度以上を保ち、真冬でも無暖房で過ごせる」などと話した。

 表彰式では、このほか優秀賞(同1万円分)に「グランピング -外と内を繋げる-」(アキュラホーム埼玉西新座営業・坂口詩乃氏)、「だんだん育つ家」(小林建設・小林伸吾氏)、「ウチとソト」(日本大学・額賀愛美氏)をそれぞれ選んだ。このほか審査委員特別賞、協議会特別賞各1作品、入選5作品、奨励賞6作品を選んだ。

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知事賞を受賞した高橋ご夫妻

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 高橋建築の住宅は素晴らしい。坪単価66万円で真冬でも暖房なしで暮らせるという。他の作品もみんな素敵なのだろう。

 しかし、この表彰式については文句を言わざるを得ない。〝環境住宅〟の名が泣くと。この日の参加者は〝サクラ〟も含めて100名いたかどうか。盛り上がりを欠いた。

 埼玉県に本拠を置くポラス、アキュラホーム、高砂建設、藤島住宅、ケイアイスター不動産などのハウスメーカーのほか積水ハウス、大和ハウス工業、ミサワホーム、さらには東京ガス、LIXIL、埼玉県住宅供給公社などもメンバーに名を連ね、埼玉県の後援を得ているのにどうしたことか。主催者は「残念」と話したが、応募作品は、学校関係の応募が激減したこともあり、もっとも多かったころと比べると半減だとか。応募作品の半数がアキュラホームというのもどう理解したらいいのか。

 さらにまた、報道陣とも呼べない記者を含めて参加した報道陣はわずか数人。配布された資料も〝字が小さすぎで読めない!〟記事に対するアクセス数も最初に書いた第2回と比べると第4回は3分の1に激減している。記者のせいではない。

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 収穫もあった。朝から何も食べていない記者はお腹が空いたので、途中、会場を抜け出し、埼玉県庁舎のコンビニでおにぎりを1個買い、一人の利用者もいない県庁第2庁舎地下の暗い食堂で160円の機械式コーヒーを飲んだときだ。正面の衝立に「上田知事おすすめ 4つの勝利の方程式ランチ」のポスターが掲示されていた。知事は毎朝、①豆腐か納豆②小松菜かほうれん草のおひたし③いりこ、にぼし、又はシシャモ④海苔やひじき-を食べているのだそうだ。

 なるほど。こんな健康的な食事をしているから選挙でも圧勝できるのだと合点がいった。協議会の皆さん!埼玉県でもっとも元気なのは上田知事ではないか。知事と同じくらいの朝食を摂ったらどうか。

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上田知事の4つの勝利の方程式ポスター

埼玉県知事賞に小林建設 高校生の作品も入賞「第4回埼玉県環境住宅賞」(2016/12/23)

「埼玉で、がんばる! 埼玉を、創る!」 スローガンが泣く 埼玉県住まいづくり協議会(2016/12/23)

埼玉県住まいづくり協議会環境住宅賞最優秀賞に「森林公園の家」(2014/12/24)

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「ヒーリング街区」モデルハウス

 ポラスグループの中央住宅とポラスガーデンヒルズが共演して分譲している戸建て分譲「アドバンスドプレイス船橋・北習志野」を見学した。記者発表会を行った8月末に続き2度目の見学だったが、IoTの機器を装備するだけでなく、機器を使いこなせばどのような生活ができるかをプランに反映していた。わずが5カ月で供給した70戸のうち47戸が成約済みという売れ行きにも驚いた。2回に分けて紹介する。

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 今回は、全91棟を「フィンテック街区」(37棟)「ヒーリング街区」(26棟)「サードプレイス街区」(28棟)の3つの街区に分けたうちの「ヒーリング街区」について。

 最初の見学会で記者は「今回のIoT商品で言えば、今回のモデルハウスにはなかったが、『ヒーリング街区』『サードプレイス街区』がいい。映像も含めた音や香りなど五感に訴える工夫が住まいを変えるかもしれない」と書いた。〝単にIoT機器を装備しただけでは訴求力は弱い。間取りプランなどでそれを使えば生活がどう変わるか、どれだけ豊かになるかを見える化すべき〟という意味を込めたつもりだ。

 なので、2つの街区は必ず見学しようと決めていた。それが実現して嬉しい。

 「ヒーリング街区」のモデルハウスは2棟。その一つは、中央住宅戸建分譲設計本部設計一部営業企画設計課1係主任・角張泰広氏が設計を担当した住棟。ヒーリングの意味そのものの癒し効果がある国産材のスギをふんだんに採用したモデルハウス。同社はこれまでも挽き板のフローリング、木材のデザイン壁を採用しているが、今回はリビング天井も含めて「森林浴リビング」を提案している。

 東京大学薬学部の竹内春樹氏と共同開発したもので、45度以下の低温で乾燥させることで20年間スギの香りを抜けにくくしているのが特徴だ。見た目が美しく、吸湿、断熱性能のほか鎮静効果があることも学術論文で証明されているという。

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国産杉パネル

 もう一つのモデルハウスは、ポラスガーデンヒルズ設計部企画設計課課長・工藤政希氏が設計を担当。化粧梁天井、窓から差し込む太陽の光や調光機能付きダウンライトによって空間を自由に変えられる「木漏れ陽リビング」を中心にリビング-ダイニング-キッチンが緩やかにつながっており、家族のそれぞれのシーンに応じ使い分けができるよう間取りも工夫されている。壁には消臭効果のあるエコカラットのデザインウォールが採用されている。

 「ヒーリング街区」全住戸のキッチンに1個標準装備されているパナソニックの新製品「ダウンライト付きスピーカー」について。記者はこれを見るのは野村不動産「千里」、大成有楽不動産販売「世田谷弦巻」、東急不動産「中野富士見町」(オプション)に次いで4件目だ。とても音がいい。

 今回の同社のモデルハウスでは、「西武ライオンズの応援歌が聞きたい」「にんべんでは鰹節の削る音が流れた」「カエルの合唱」「コオロギの虫の息じゃなかった虫の音」「伊良子岬の波の音」などと口走ったら、何と担当者がものの一、二分で再現して見せた-これだ!真冬にウグイスの鳴き声を駅の構内で流すことに何のためらいを感じず、それを良しとする我々とは違う。狂った世の中に慣らされるのと、進んで狂った自分を演じるのとでは180度異なる。

 これからはAI、IoTの時代だ。365日、全国のあるいは全世界の川のせせらぎか海の音か、コケコッコーの声、あるいはまたベートヴェン(今日17日は誕生日だそうだ)の「運命」で目覚め、ヘンデルの「水上の音楽」を聞きながら仕事をし、「五木の子守歌」かグレゴリアン・チャント、あるいはチャイコフスキー「眠れる森の美女」か、ベートヴェンの「月光」で深い眠りに付き、さらにまたエディットピアフの「パダムパダム」で絶望的な永遠の眠りにつく…素晴らしいではないか。

 記者は小さいころ、恋に恋焦がれ「山のロザリア」を口ずさみながらほろほろと涙し、独身の頃には起きるとすぐラヴェル「ボレロ」をかけた。約15分だ。最後のジャジャーンの音を聞いて〝今日も頑張ろう〟と出勤した。

 AI、IoTならその人の好み・心境に応じて音楽を流してくれる時代がやってくる。そのためにも部屋の設えは大事だ。機器だけを装備して売れるほど甘くない。魂を込めるのは人だ。

 全26棟の「ヒーリング街区」のうち供給されたもののほとんどが成約済みというのも、ユーザーに評価されているという証だ。一言で表現すれば潜在的なユーザーのニーズを引き出したということではないか。

 この日は、朝から小雨が降りとても寒かった。取材が空振りに終わればせっかく治り始めた風邪がぶり返すのではないかと心配したが、取材途中から気温がどんどん上昇し、終わるころにはコートがいらなくなる陽気になった。お天道様もまじめに取材していることをほめてくれたのだろう。期待以上の成果が得られた。明日には「サードプレイス街区」も紹介できそうだ。

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モデルハウス

「かゆいところに手が届く」商品企画IoT搭載の戸建て ポラス「船橋・北習志野」(2018/8/30)

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唐氏(左)がその場で認めた書「海内存知己 天涯若比隣」を受け取る久米RBAインターナショナル代表(書は、唐時代の詩人・王勃が友人を見送った際に詠んだ詩で、「心の知れた友がいれば世界のどこにいても近しく感じる」という意味だそうだ。京王プラザホテル東京で)

杉並区高円寺「RBAプラザ阿波おどり館」1/11まで

RBAインターナショナル

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挨拶する唐氏

 文化・芸術・スポーツなどを通じて世界平和の実現を目指すRBAインターナショナル(代表:第三企画代表取締役・久米信廣)と中国人民対外友好協会国際芸術交流院は2018年12月13日(木)~2019年1月11日(金)、日中平和友好条約締結40周年を記念して、中国の著名な書道家・唐思領氏の作品展「藝述中国之旅―唐思領書道展」を杉並区高円寺の「RBAプラザ阿波おどり館」で開催している。

 展示されている唐氏の作品は約30点。楷書・行書・篆書(てんしょ)を駆使し、一度墨を付けたら最後まで描き切る〝一筆書き〟や利き腕ではない左手書き作品などが会場いっぱいに展示されている。

 唐氏は、「書は書き直しができないから難しい。一挙に500字を書くこともあれば、1日6,000字くらい書くこともある。わたしが尊敬するのは師事した沙曼翁の他では啓功(けいこう)」などと話した。

 唐思領(Tang Siling)氏は、1954年4月中国河南省生まれ。中国書道大師沙曼翁氏の内弟子。中国人民対外友好協会理事・中友国際芸術交流院副院長、中国日本友好協会理事など。主な作品展・受賞は1995年「第三回中国書壇新人作品展」、1996年「中日書道交流展」優秀賞、1998年「九八中国現代書画芸術大会」金賞、2007年「毛沢東詩詞 全国書画大会」金賞など。

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 「書道展」開催を祝うセレモニーに来賓として登壇した公明党衆議院議員・太田昭宏氏は「日中関係がよくなかった2002年、4人組と呼ばれた野中広務氏、古賀誠氏、二階俊博氏とともに関係改善のために訪中したとき、敦煌を訪れ、書画など芸術・文化交流が必要なことを身をもって体験した。今日は『唐』先生と『(西村)東軒』先生(日展会員、読売書法会常任理事)という2人の異なる『トウ』先生がいらっしゃる。わたしは『公明党』。この親父ギャグはちゃんと(中国語でも)伝わるのでしょうか」と笑わせながら、「この日(13日)は、書を通じて日中平和友好条約締結40周年を祝うという歴史的な日」と讃えた。

 唐氏は、「わたしの個展が開催されて光栄。わが国の書道は三千年の歴史があり、その独特の書き方や視覚的な表現は芸術です。また、漢字と書は中日交流の重要な絆です。書道展を通じ日本に漢字・書を広め、交流し学びあうことができれば幸い」などと語った。

 ※「唐」は中国語で「táng 」、「東」は「dōng」、「党」は「dǎng」と発音することが通訳から説明された。わが国には同音異義語がたくさんあるが、中国発音がそれぞれ異なるケースが多い。

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唐氏が書かれた「中日友好 世界平和」の書を受け取る太田氏

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 唐氏に「わが国では毎年、一年間を漢字一文字に現わすとどのような字になるかをお寺のお坊さんが毛筆で大書きするイベントがあります。今年は『災』が選ばれました。中国でこれに相当する字はどうでしょう」と質問した。

 唐氏はしばらく考えた末、「福です。企業も家庭もです」と答えた。

 記者は絶句した。確かに中国は8年前に国内総生産(GDP)でわが国を抜き世界第2位になると、その後は我が国との差を広げる一方で、最近は「一帯一路」戦略が世界を席巻している。「福」というのはその通りだろう。

 一方で、わが国の「今年の漢字」は過去13年間、震・倒・毒・末・戦・災・偽・暑・安など暗いイメージのオンパレードで、前向きな字は「愛」と「新」くらいだ。「福」などと言えばそれこそ〝袋叩き〟にあう。〝禍福は…〟と言われるが、わが国に「福」はやってくるのか。

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「今年の中国の漢字一文字は福です」

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RBAプラザ高円寺阿波おどり館

RBAプラザ高円寺阿波おどり館のホームページはこちらへ
http://www.awaodorikan.jp/

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平成30年度手づくり郷土賞グランプリ&ベストプレゼン賞に選ばれたJR大歩危駅活性化協議会(東京国際交流館プラザ平成で)

 国土交通省は12月16日、平成30年度手づくり郷土賞に選定された全23団体(一般部門20団体、大賞部門3団体)活動報告・グランプリ発表会を開催し、一般部門は「徳島県三好市・地域の駅から世界の大歩危駅へ」(JR大歩危駅活性化協議会、以下「大歩危」)を、大賞部門は「北海道小樽市小樽雪あかりの路」(小樽雪あかりの路実行委員会、以下「小樽雪あかり」)をそれぞれグランプリに選んだ。また、会場参加者の投票によるベストプレゼン賞には、投票総数119票のうち36票を獲得した「大歩危」が選ばれた。

 「大歩危」は、平成22年10月に無人化されたJR大歩危駅に賑わいを取り戻そうと、同年11月に協議会を設立。駅構内や周辺の清掃活動、サクラの植樹やライトアップなどを行い、駅事務所を観光案内所に改装し、国内外に情報を発信した結果、駅利用者は平成22年の約2万5千人から平成30年は約4万人に増加する見込みになっており、駅の利便性向上や地域の活性化に寄与していることが評価された。

 「小樽雪あかり」は、従来では観光資源として考えられなかった厳寒地の冬の夜という条件を逆手にとって、延べ12万本のキャンドルの灯かりを歴史的世界遺産である小樽運河の街の夜を演出するイベントを開催。韓国や中国からの海外ボランティアもPR活動に一役買うなど冬場の来街者、宿泊客が劇的に増加したのが評価された。

 ベストプレゼン賞の受賞理由は明かされなかったが、総勢10人くらいが法被や菅笠姿で壇上に上がり、中国語や韓国語などの外国語を含めた幟を立てて活動をアピールし、「限界集落から玄関集落へ」などと親父ギャグを放ったのが圧倒的な人気を呼んだ模様だ。

 選定委員長の横浜市立大学国際総合科学部教授・鈴木伸治氏は、「応募があった53作はみんな個性的かつ魅力にあふれており、23作に絞るのに苦労した。とてもハードルが高い賞だ。これほど地域を巻き込んだ活動をしているのは他の国にはない。その意味でわが国は先進国だ。廃線、廃校など危機的状況に直面し、生活が衰退していくという危機感がきっかけになっているというのが特徴でもある。これら地域資源を支える活動を多くの地域に伝えていただきたい」と講評した。

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グランプリ賞に選ばれた「大歩危」(左)と「小樽雪あかり」(いずれも写真左は鈴木氏)

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「小樽雪あかり」プレゼン

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W受賞を喜ぶ「大歩危」関係者

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 参加者全員がベストプレゼン賞を選べるというので、伊勢出身の記者は「三重県伊勢市 伊勢河崎・町並みと川を生かしたまちづくり~伊勢河崎商人館を核とした暮らしのデザイン~」(特定非営利活動法人伊勢河崎まちづくり衆)に一票を投じようと決めていた。

 しかし、みんな甲乙つけられない素晴らしい活動をされているので、これは公平に選ばないと失礼と改め、約3分のプレゼンを完璧に演じた「岐阜県美濃市 美濃和紙あかりアート展」(美濃和紙あかりアート展実行委員会)を選ぼうか、それとも「限界集落から玄関集落へ」などと〝親父〟ギャグと呼ぶにはあまりにも年を取りすぎたおじいさん・おばあさん(皆さん70歳代のようだ)たちの奮闘ぶりに感動した「大歩危」を選ぼうかと判断に迷ったが、「美濃和紙」は他のイベントでも表彰されているはずなので、「大歩危」に投票した。他の参加者の皆さんも同じように考えたのだろう。

 グランプリを逸した他の団体は、3分間しかない時間を有効に使えていなかったような気がした。訴えたいことよりも聞き手は何を知りたいかを考え、ワンフレーズで決める工夫をすべきだと思った。総じてしゃべりすぎだった。

 国土交通省の担当者の方へ。一般参加者が増えるようイベントの方法を考えるべきだと思う。1団体に付き3分のプレゼン時間は短すぎるし、他方で休みなく23団体のプレゼンを聞かされるのもまたかなり苦痛だ。

 また、大学教授など専門家の審査員を呼んでいるのだから、講演や受賞団体を交えたパネル・ディスカッションなどを行ってもいいのでは。プレゼンより、各団体のブースを設け、参加者が自由に聞けるようにしたほうが効果的ではないか。

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国政の喫緊の課題――地方の再生 観光都市・伊勢の再生はあるか④(2008/1/18)

国政の喫緊の課題――地方の再生 観光都市・伊勢の再生はあるか③(2008/1/17)

国政の喫緊の課題――地方の再生 観光都市・伊勢の再生はあるか②(2008/1/16)

国政の喫緊の課題――地方の再生 観光都市・伊勢の再生はあるか①(2008/1/15)

 

 

 国土交通省は12月14日、来年10月に予定されている消費税率10%への引上げ後の平成31年10月1日から平成32年12月31日までの間に入居した場合を対象に、住宅ローン減税の控除期間を3年間延長(建物購入価格の消費税2%分の範囲で減税)することが平成31年度与党税制改正大綱で決定したと発表した。

 適用年の11年目から13年目の控除限度額は住宅借入金等の年末残高(4,000万円を限度)×1%と建物購入価格(4,000万円を限度)×2/3%のいずれか小さい額(長期優良住宅や低炭素住宅の場合は借入金年末残高の上限5,000万円、建物購入価格の上限5,000万円)。

 また、消費税率10%への引上げ時に採用されるすまい給付金は、対象となる所得階層を拡充し、給付額も最大50万円に引上げる。さらに、贈与税の非課税枠も最大1,200万円から最大3,000万円に引上げることも決まっている。

 消費税率引上げによる駆け込み需要とその反動減が生じた場合の経済に与える影響が大きいと考えられることから今回の決定となった。

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 住宅が景気の〝調整弁〟として利用されるのは不愉快だが、今回の措置によってこと住宅に関しては消費者の買い控えは減殺され、増税の影響は少なくなりそうだ。

 しかし、ローン減税制度の決定的な欠陥は取得住宅の50㎡以上という面積要件にある。

 不動産経済研究所の調査によると、首都圏供給マンションのうち専有面積が30~50㎡未満のいわゆるコンパクトマンションの供給比率をこの10年間でみると、最高だったのは2009年の10.5%で最低だったのは2014年の3.7%になっている。14年以降は増加傾向を示しており、2017年は7.5%に上昇。1戸当たりの価格も2018年上半期は4,466万円となり、前年同期比6.2%上昇している。

 首都圏マンション供給量の10%前後を占めるこれらの30~50㎡のマンションをローン減税対象外とするのは法の下に平等という憲法の原則からしても問題だ。このことは今年8月、不動産流通経営協会(FRK)が面積要件の引き下げを要求したときにも記事にしているのでぜひ読んでいただきたい。FRKが指摘する「住宅ローン減税制度などの面積要件が『一次取得時のハードル』を高くし、最低居住水準や誘導居住水準以下の世帯の住宅取得意欲を減殺するように働いている」ことは否定できないと思う。

 つい先日、中国の書道家・唐思領氏と話す機会があった。わが国の今年の社会全体を漢字一文字で表わすと「災」だと話したら、唐氏は「国としてもわたし個人としても漢字一文字で表現すれば『福』です」と語り、色紙に「福」と書いてくれた。このところの中国の躍進をみれば唐氏だけでなく多くの中国の人はそういうのではないか。

 一方のわが国の「今年の漢字」は過去13年間をみたら震・倒・毒・末・戦・災・偽・暑・安など暗いイメージのオンパレードだ。希望が持てるのは「愛」と「新」くらいだ。「福」などと言えばそれこそ〝袋叩き〟にあう。

 「景気の気は気分」というではないか。国民を前向きにさせてくれる、うそでもいいから猪突猛進してみたくなるような思い切った住宅支援策は打ち出せないものか。気分はシュリンクする一方ではないか。

不動産流通経営協会 住宅ローン控除の面積要件引き下げ要求に賛成 住宅貧乏なくせ(2018/8/6)

 

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