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 【写真1】JR武蔵野線新三郷駅西口の街路樹(左がクスノキ、右がケヤキ)

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 【写真1】JR武蔵野線新三郷駅西口の街路樹(左がケヤキ、右がクスノキ)

 【写真1】は、JR武蔵野線新三郷駅西口の街路樹だ。右側と左側でかなり差が違うことが分かる。右は「ケヤキ」、左は「クスノキ」だ。「ららぽーと新三郷」が2009年にオープンした時にも植えられていたから、それから5年が経過する。当時、ずいぶん貧弱な街路樹だと思ったが、それでも5年経過して右のケヤキの樹高は10m近くになり、逆箒型に育っている。

 左のクスノキはどうか。樹高はせいぜい4mくらい。幹周りは20㎝くらいしかなかった。どうしてこんなに差が出るのか。市のみどり公園課によると「風通しが悪く生育がよくない」ということだった。

 成木は高さ20~30mにもなるのは同じだが、ケヤキは落葉樹でクスノキは常緑樹だし、樹形がまったく異なる。メインストリートの両側でそんな高木を植えるのは理解できない。これでは永遠に新三郷駅前のメインストリートの街路樹は非対称、不ぞろい。支離滅裂といっては失礼か。市が掲げる「きらりとひかる田園都市みさと~人にも企業にも選ばれる魅力的なまち~」の看板に偽りはないのか。

 しかしその一方で、写真のメインストリートの奥に左右対称の立派な円錐形をした高木が植わっているのが分かる。昭和48年に開校した市立桜小学校の敷地内に植えられているヒマラヤスギだ。樹高30mはあるはずだ。あまりにも市の街路樹とは対照的だ。

 読者の皆さんはあと20年、30年待てばケヤキもクスノキもそれくらいになるというのかもしれないが、街づくりはスピードも大事だ。せめてメインストリートくらいは街びらきの段階で立派な高木を植えてほしい。

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「LaLa新三郷」の「センペルセコイア」

 【写真2】は、三井不動産レジデンシャルの「LaLa新三郷」の敷地内のエントランス正面に植えられている高木「センペルセコイア」だ。樹高は優に10mを超えていた。ネットで調べたら、常緑樹で「世界一背の高いことで知られる」とあった。雌雄異株と理解されていたが、同じ葉っぱに雄花と雌花が咲く雌雄異花だそうだ。

 【写真3】は、「LaLa新三郷」のエントランスアプローチ部分に植えられている「セコイア」などの高木だ。セコイアも成木は数十メートルにもなる。こちらは落葉樹だ。見事な「ヤマザクラ」も植わっていた。

 さすが三井だと思った。エントランスに落葉樹ではなく常緑樹を植える-これはかつてのデベロッパーの常識だったが、同社はいまもその姿勢を貫いているのが嬉しいではないか。

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「LaLa新三郷」のエントランスアプローチ

続「街路樹が泣いている~街路樹と街を考える」流山と越谷、三郷の差(2014/10/17)

 三井不動産リアルティは10月24日、「【住まい】クリーンアップサービス」を開始した。

 居住中の自宅、空き家になっている所有物件、相続物件の売却の際に印象をよくするため①お片付けサービス②家財道具保管サービス③不要品買取・改修サービスの3つのメニューを新たに追加する。

 同社が過去3年間に不動産の売却を行った人を対象に行った調査では、「売却過程で困ったこと」の第1位に「見学者が来る際の片づけ」、第4位に「粗大ごみの処分」があり、これらの悩みに対応するもの。

 対象エリアは首都圏で、同社仲介店舗で見積もりをしたうえでそれぞれの料金を決定する。「まるごとパック70(70㎡以下)マンション」は70,000円。

 野村不動産アーバンネットは11月1日、「野村の仲介+(プラス)」仲介店舗「豊洲センター」と「三軒茶屋センター」の2店舗を開設する。

 「豊洲センター」は、豊洲駅から徒歩1分、江東区豊洲4-1-23 ワタベビル。「三軒茶屋センター」は、三軒茶屋駅から徒歩3分、世田谷区太子堂2-19-5 ライファービル。

 2店舗の開設によって、同社の「野村の仲介+(プラス)」部店舗数は首都圏57部店舗、関西圏4部店舗の合計61部店舗となる。

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「ディアナコート用賀翠景」完成予想図

 モリモトの「ディアナコート用賀翠景」を見学した。同社としては10年ぶりの「用賀」駅圏での供給で、同業他社を含めても供給が少ないエリアということもあってか、ホームページを開設してから1カ月で1,000件以上の反響があるそうだ。人気になるか。

 物件は、東急田園都市線用賀駅から徒歩5分、世田谷区用賀4丁目に位置する5階建て全27戸。専有面積は38.76~74.02㎡、価格は未定だが、坪単価は360万円台の半ばになる模様。竣工予定は平成27年8月中旬。設計・監理はスペーステック、デザイン監修はアーキサイトメビウス、カン・デザイニングオフィス。施工は森本組。

 現地は、商店街を抜けた戸建てや中層マンションなどが建ち並ぶ住宅街の一角。

 デザイン監修はすっかりお馴染みのアーキサイトメビウス(今井敦代表)。前面道路は4mだが、舗道と緑地帯を設けることで建物を5.5mセットバックさせ、緑地帯には水平ラインが印象的なコリドーを設置。外観タイルはベージュ系の3種を組み合わせ、シンプルな仕上げにしている。

 住戸プランは角住戸比率を74%にし、ワイドスパンが中心。他の同社の物件と同様、床、壁、建具面材には天然素材を多用しグレード感を演出している。

 反響が多いことから、同社は早期完売に自信を見せている。

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 今回も道すがら坪単価を予想した。同沿線の近隣物件などと比較しながら「350万円くらいに抑えられればすぐ売れるだろうが、どこも単価がアップしているのでそれでは収まらないだろう」と結論づけた。

 単価は360万円台の半ばというから、やはりそうだった。しかし、モデルルームの出来栄えをみてさすがだと思った。設備仕様はまず近隣物件に負けない。

 玄関・ホールの床材は「シーキューストーン(Comfort Quick Stone)」と呼ばれる遮音等級取得済みの目地がない天然石複合材を採用。建具・面材はナラ、チーク、ウォールナットを標準装備。床も突板仕上げ。キッチン天板・出窓カウンターはシーザーストーン。ドア把手はイタリア・コロンボ製。主寝室の壁はオプションだが塗装壁。サッシ高さは2.3m。

 これだけ天然素材を用いると、お互いが干渉しあいごてごてした感じになるものだが、それがまったくない。カン・デザイニングオフィス(鈴木ふじゑ代表)がコーディネートしたテーブル、ソファ、調度品も含めて見事に調和している。

 同社のマンションはほとんど見学しているが、どれも期待を裏切らない。顧客満足度が高いからどんどん〝モリモトファン〟が積みあがっていく。現在、会員は約3万人いるそうだ。増えることがあっても減ることがない。マンションデベロッパーはかくあるべし。

 モデルルームは「桜新町」駅近くにあるが、清水総合開発「ヴィークステージ桜新町」(127戸)のモデルルームと呉越同舟。清水総合の物件も立地がよく、坪単価は400万円の大台に乗るのではないか。

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「広がる通りみち」(バルコニーに向かって狭まっているように見えるが、実際は逆)※写真提供は雑誌「新建築」

 三井不動産レジデンシャルは10月23日、第8回三井住空間デザインコンペ最優秀賞「三井住空間デザイン賞」を受賞した一級建築士・小野裕美氏(29)の作品「広がる通りみち」を、このほど完成したマンション「パークホームズLaLa新三郷」で報道陣向けに公開した。作品は4,280万円(83㎡)で一般に分譲される。

 「広がる通りみち」は、玄関を入ってバルコニー側に向かって扇状に広がる空間「通りみち」を中央に配し、その左右に「水回り」と「寝室」をレイアウト。自然の光と風を取り込むとともに、すべての空間が緩やかにつながり、家族同士の気配が感じ取れる間取りになっているのが特徴。開き戸はトイレ以外になく、すべて引き戸を採用。カラーリングは白が基調で、巾木、ドア枠も目立たないようすっきり仕上げている。

 小野氏は、「家族それぞれが空間をフレキシブルに使えるようシンプルにし、居室は窓を閉じたり開けたりしてゆるやかにつながるよう工夫した。自然の光と風を取り込む環境も確保した」と受賞の喜びを語った。

 三井住空間デザインコンペは、同社が分譲する物件を対象に、新たなニーズを生み出すテーマに添って実際に住むことを前提にして提案を求めるもので、審査員は渡辺真理・法大教授など4名。今回は第8回目。テーマは「現代の共働き夫婦の子育て住宅」で588作品(応募登録1,185件)の応募があった。

 審査員の渡辺氏は、「昨今、子ども部屋ひとつとっても、個人のプライバシーのための〝個室〟ではなく〝個室=孤室〟となってしまっているように感じます…かつてはプライバシー性の高まりを受けて個室へ向かって間取りが、時代背景とともに変化し再び『家族としての居場所』が見直されてきています。今後は建築デザインにおいても間取りにとらわれず、開かれた居住空間の提案が求められるのではないかと見ています」とコメントを寄せた。

 同社は近く9回目のテーマを発表し作品の公募を行う。近く分譲する「豊洲」のマンションにはこれまでの受賞作のエッセンスをプランに盛り込むという。

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小野氏

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 素晴らしい作品だと思う。白を基調にしたカラーリングが素敵だ。玄関を入ってすぐ不思議な空間に導き入れられたが、違和感はなかった。小野氏は「目の錯覚を利用した」と話したように、見事に小野氏の企てにはまってしまった。60㎝角のタイルを全面に敷いているのもいい。巾木、ドア枠、把手のデザインもすっきりしていていい。

 しかし、限られたマンションの居住面積の中でホールや廊下をどうするかは永遠のテーマだろう。その意味で、小野氏の作品は示唆するところが多い。

 バルコニー側に向かって扇状に広げる、つまり長方形の空間に斜めの線を入れ、3つの居室を台形状にするのは普通常識では考えられないはずだが、「通りみち」の強烈なコンセプトを前にして審査員の方もだまるしかなかったのだろう。

 記事を書きながら魯迅の好きな言葉「地上にはもともと道はない。歩く人が多くなれば、それが道となるのだ」を思い出した。このプランは次代につなぐ道になるかもしれない。小野氏は普通のマンションで育ったそうだ。

 価格4,280万円(坪単価168万円)は、小野氏が選んだ家具付きでもあり割安感がある。

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左は子ども部屋を想定した居室。右は「広がる通りみち」(これも形状が分からないのが残念)※写真提供は雑誌「新建築」

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主寝室(壁とベッドの狭まりようで変形居室であることが分かる)※写真提供は雑誌「新建築」

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完成した「パークホームズLaLa新三郷」

三井不レジ・大栄不 免震&長期優良「パークホームズLaLa新三郷」(2012/6/12)

不思議な空間を見た 三井不動産レジデンシャル「第6回三井住空間デザイン受賞住戸」(2011/2/9)

 いつも面白いアンケート調査を行うアットホームの情報サイト「at homeVOX(アットホームボックス)」がまたまた面白いアンケートを行った。

 今回は「〝モテ〟県はどこ?」という調査で、全国の20~60歳代の男女(未既婚かは不明)1,410名(各都道府県30人)を対象に「恋人として付き合ってみたい出身都道府県」などについて聞いた。

 「恋人として付き合ってみたい出身都道府県」は男性側からすれば、1位が京都、2位が秋田、3位が東京。その理由はそれぞれ「京都弁がかわいいから」「秋田美人と言われているので」「きれいな人が多そう」。

 一方、女性は1位が東京、2位が神奈川、3位が北海道。その理由は「都会の人は自分をしっかり持っているイメージがあり格好よく見える」「ちょっとハイカラなイメージ」「ゆったりしていそうだから」。

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 三重県出身の記者も勝手なことを言わせていただく。

 三重の男性は、民主主義を重んじた政治家はいたが、総理は一人も輩出していないし、大臣になった人も少ないので正直者が多いのは確かだが、恋人として適当かどうかは分からない。

 男性にとって「恋人として付き合ってみたい女性」はわが故郷三重県の女性しかいない。これは断定できる。なにがいいかと言えば、言葉が美しい。津や四日市は知らないが、伊勢には「伊勢の『な』言葉」とあるように、語尾に「…そうやなぁ」とつけるのである。「あんた、あほ(馬鹿)やなぁ」と言われても全然腹か立たない。愛情がこもっていると感じられる。「あんた」は尊敬語で、東京で使ったら「『あんた』なんて呼ばれる筋合いはない」と若い女性に怒鳴られたことがある。家計の実権は握りながら、男性を立てる働きものも多い。

 京都の女性は、言葉は伊勢の「な言葉」に近いが、何を考えているかさっぱり分からないところがある。極めて保守的だ。2番目に結婚しようと考えた女性は京都・伏見だった。お金がないのに何度も新幹線を往復した。手も握っていないのに見事に振られた。

 最初に結婚しようと思った女性は群馬県出身だった。「花を愛せる人になって」という今でも意味不明の言葉でもって捨てられた。利根川の夕日が真っ赤な涙を流していた。

 わが社の男女にも聞いたら、もう結婚はできないだろうと思うスタッフは「京都」と言ったが、ほかは未既婚問わず「どこでもいい」と言った。これは正確ではなく「出身県など問わない」ということのようだった。

 しかし、人それぞれ生まれ育った環境は絶対に人格形成に影響を及ぼすと思う。イメージだけで人を判断しては絶対にいけない。大事なのはやはり心だと思う。若い女性にアドバイス。生粋の東京人なんてそういない。記者の知っている生粋の江戸っ子は我が強くてへそ曲がりばかり。他はみんな雑種。

 ところで、アットホームのアンケートで三重県はどの位置にランクされるのか、下位であるはずはないが…少し気になる。

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市川海老蔵氏と三井不動産 日本橋街づくり推進部長・新原昇平氏

 三井不動産グループは10月22日、被災3県の水産加工品や特産品を販売する「日本橋室町マルシェ2014」を行ない、日本橋に縁があり復興支援活動も行っている歌舞伎役者・市川海老蔵氏もゲストとして応援に駆け付けた。

 同社グループは、東日本大震災の被災地域企業が抱える経営課題解決に大手企業等の経営資源を効果的につなぐ「地域復興マッチング『結の場』」にプロジェクト実行委員会の一員として参加しており、その一環として行ったもの。

 市川氏は「震災後の翌年、陸前高田や気仙沼を訪れたが、当時は被災したままだった。いま出店されている方々から『工場はできたが、家などはまだまだ』とお聴きし、改めて風化させてはいけないし、継続して支援していくことが大事だと思う」などと話した。短いコメントの中で三度も「継続支援」を口にした。

 市川海老蔵氏は今年、「市川海老蔵古典への誘い講演」として東北三公演(岩手、宮城、福島)も行っており、震災への鎮魂と復興を願っての献華(けんげ)を行っている。

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「日本橋室町マルシェ2014」 関係者の記念写真

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 会場となった日本橋「江戸桜通り」地下歩道にはどこかで見たような男性がせわしなく動き回っていた。同社広報に聞いたら「木下です」だった。

 木下氏を忘れるなんてかなり歳をとったものだが、木下氏こそRBA野球大会の三井不動産のエース・主砲として大活躍した選手だ。元プロの庄司氏を見事三振に斬って取ったのは忘れられない。

 名刺には「復興庁 宮城復興局 政策調査官 木下豪介」とあった。「今年4月から出向しています。仙台です。二年間の予定です。家族三人一緒。『復興が遅い』と言われないよう頑張っています。不動産? 戻っても不動産の仕事ができるよう仙台支店の社員から情報は仕入れています」と話した。

 同社は復興支援のため社員を出向させており、木下氏は2人目か3人目のようだ。いい経験になると思うし、不動産事業にも生きるはずだ。木下氏は35歳。市川氏より2歳下だが、風貌は決して負けていない。

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木下氏

 会場では、今年3月、三菱地所が応援している食の復興支援活動「Rebirth東北フードプロジェクト」の新商品としてお披露目された「山椒香る金華さばとムール貝とたっぷり野菜のお椀(石巻)」も売られていた。

 記者は20+の超辛「雪の松島」、「牡蠣の塩煮」、「ほや珍味」、「ずんだ団子」などを買ったら、おまけとして「ひとめぼれ」をもらった。

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宮城のお酒コーナー

三菱地所グループ、食の東北復興支援オリジナル缶詰販売(2014/3/6)

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「フォレセーヌ赤坂檜坂」完成予想図

 森トラストが11月下旬より分譲を予定している億ション「フォレセーヌ赤坂檜坂」を見学した。全54戸(非分譲13戸)が1億円以上で、全97戸が億住戸だった三井不動産レジデンシャル「パークマンション三田綱町ザフォレスト」とともに今年の高額マンションでは双璧をなす好物件だ。

 物件は、東京メトロ日比谷線・都営地下鉄大江戸線六本木駅から徒歩6分、港区赤坂6丁目に位置する地下2階地上7階建て全54戸(非分譲13戸)。今回販売対象となる住戸の専有面積は73.46~170.46㎡、価格は1.1~4.7億円、記者の予想では坪単価は850~900万円とみた。竣工予定は平成28年1月下旬。設計・監理は日建ハウジングシステム、施工は前田建設工業。販売代理は三菱地所レジデンス。

 最大の特徴は、ミッドタウン周辺ではヒルトップの位置にあり、敷地北側方向には氷川神社を含めた森が望める一等地であることだ。

 建物は免震工法を採用。1階の3住戸は専用ガレージ付き。地下の駐車場から専用のらせん階段を上って住戸にアプローチできる。共用部分には縦格子のロートアイアンを多用。エントランス奥のコリドーには金沢「箔一」の職人による2m角の銀箔を用いた飾り壁が設置される。防災面では72時間対応の非常用発電機、防災井戸も設置する。

 住戸プランは、北側の借景を生かすよう4階以上には大きなルーフテラスを設置。最上階の7階は1住戸のみで専有面積は239㎡、ルーフテラスは約100㎡。設備仕様ではウォールナットの面材を床・壁・ドアなどに採用。ドアは一部ナグリ仕上げ(オプション)。玄関・ホール、キッチン天板、洗面カウンター、浴室床・壁には天然御影石を用いている。とくに玄関・ホールの御影石は金箔をちりばめたような「スターギャラクシー」と呼ばれる御影石が採用されている。

 これまで反響は800~900件。このうち6~7割の人がこの現地を知っており、極めて認知度が高いそうだ。敷地は高級賃貸の戸建てが建っていたところで、同社は2008年に用地を取得している。

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景観(右下が物件完成予想図) 

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 間違いなく本物の億ションだ。この界隈のマンションで最近見学したのは2年前に分譲されたモリモト・東急不動産・近鉄不動産「ミッドガーデン赤坂氷川」(135戸)がある。こちらは敷地が不整形で谷の部分にあったために坪単価は400万円を切っていたが、今回は立地がまったく異なる。

 氷川神社を含めた周辺の緑豊かな借景も見事だ。もちろんミッドタウンの檜町公園も歩いて約1分である。

 さて問題の単価。同社はいくらになるか明かさなかったが、平均で850万円が妥当な線だろうと思う。公開していない最上階や「非分譲」としている上層階部分も含めると900万円くらいでないか。最上階は10億円の価値があるかもしれない。こんなことを書くと怒られるかもしれないが、三菱地所レジデンス「千鳥ヶ淵」は皇居が見下ろせた。今回は深い周辺の緑がわが庭のように見渡せる。その価値を換算したらやはりこちらに軍配を上げざるを得ない。なにしろ東京のど真ん中だ。

 ついでながら書くが、三井不動産レジデンシャルは今回の物件よりややミッドタウン寄りの「ヴァンガード」跡地に隈研吾氏の設計によるマンションを来年あたりに分譲するはずだ。記者は坪単価1,000万円でも驚かない。

 ブリヂストンも近くで社宅を改築中だが、分譲にはならないという。一般社員向けの賃料もリーズナブルなもので、役員用でもないという。

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車寄せ(左)とコリドー(完成予想図)

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エントランスラウンジ(完成予想図)

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モデルルーム リビング

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モデルルーム キッチン

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モデルルーム 茶室

「赤坂」アドレスで坪400万円切る 人気必至「ミッドガーデン赤坂氷川」(2012/1/12)

 新聞・雑誌の報道によると、世界の自動車メーカーで5位にランクされている韓国・現代自動車がソウルに残された最後の一等地を評価額の3倍の値段で落札したことが大きな話題になっているようだ。9月18日、ソウル江南地区にある韓国電力の本社用地をサムスンと競った競争入札で、同社が10兆5500億ウォン(1兆550億円)という破格の値段で落札したというのだ。

 これには驚いた。韓国の不動産については全く知らないが、日本では単体で1兆円を超える取引などあり得ない。記者が真っ先に思い浮かべるのは、2001年9月、三井不動産などが取得した六本木防衛庁跡地再開発「東京ミッドタウン」の約1800億円だ。入札の半年前、「落札価格は1750億円」と予想したのがほぼ的中したからだ。その後、高値落札が相次いだが、この10年間でもっとも高額だったのは三菱地所などの企業連合が落札した大阪の「梅田北ヤードA・Cブロック」の約3100億円だ。現代自動車グループが買ったのはその3~5倍以上の値段ではないか。

 いったいどういうことだろうと韓国籍の人に話を聞き、韓国の有力紙「中央日報」の日本語版記事を読んだ。

 韓国籍の人は「みんな知っていること」と旧聞であるとしながらも、「韓国では当時かなり話題になった。韓国電力の土地は開発が遅れているところ。距離的には東京と新宿くらいの差。将来性を見込まれて周辺の地価がかなり上昇している」と話した。

 「中央日報」9月19日号には「鄭夢九(チョン・モング、76)現代自動車グループ会長は金額を提示した実務陣に手を振って拒絶を示した。実務陣は下限4兆4000億ウォン(約4598億円)、上限5兆1000億ウォンの3種類のカードを提示した。サムスングループの動向に関する報告もした。しかし鄭会長は注視しなかったという。…鄭会長は自ら金額を言った」「韓国電力公社は18日、『現代車・起亜車・現代モービスのコンソーシアムにソウル三成洞の敷地(7万9342平方メートル)が落札された』と発表した。落札値は10兆5500億ウォン、3.3平方メートル(1坪)当たり4億3880万ウォンだ。寄付進呈(40%)と税金、開発費などを合わせると実質的な3.3平方メートル当たり価格は6億ウォンを越える」などとある。

 興味のある方はこの「中央日報」を読んでいただきたい。なかなか面白い。

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 韓国とわが国を比較しても意味はないが、さっそくそろばんをはじいた。わが国の地価ナンバー1は「丸ビル」だ。敷地面積は約1万㎡(3000坪)。公示地価で坪単価は約1億円だからざっと3000億円ということになる。容積率は従来1000%だったのが特例制度などの適用により現行は1594%だ。

 一方、現代が買った土地はその8倍で、坪単価は約4388万円。つまり、現代は「丸ビル」と比べ広さが8倍、総額では3.5倍だが、単価的には43%の土地を買った計算になる。1種当たりの単価はわからない。100階建てを建設するそうだから、実質的な坪単価はかなり安くなるという計算も成り立つ。

 面白いのは「寄付進呈」だ。先の「中央日報」には「現代車はソウル市に取得税などで約5000億ウォンの税金を出して、土地の40%は寄付進呈しなければならない。土地ではなくお金で支払えば1兆3000億ウォンだ。寄付進呈額は落札値ではない鑑定価格(約3兆3000億ウォン)で算定する」とある。

 韓国の「ハンギョレ新聞社」の記事によると、「結局、ソウル市に納付する金額は寄付と地方税を合わせて1兆8700億ウォン程度となり、政府とソウル市を合計すれば4兆ウォンを上回る」と書かれている。一方で、中央日報には「韓国投資証券ソ・ソンムン研究員は『現代車・起亜車・モービスが保有する現金が24兆ウォンなので財務的打撃を与える程ではない』とし、『長期的には相乗効果を出すだろう』と見通した」ともある。

 10兆5500億ウォンの土地を買ってそのうち4兆ウォン超の税金を払う-わが国では考えられない制度だ。取得した土地の40%を寄付しなければならないとなれば、それだけ地価を押し下げる要因になると思われるが、そうならないのがまた不思議だ。国が民間資金を収奪するのか、それとも官民丸抱えで開発を進めるのか。韓流(還流)とはよくいったものだ。

 これも伝聞・引用によって書いた記事だが、まさか韓国当局から摘発はされないだろう。

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幅員9mのメインストリート(中央はセンターサークルのシンボルツリー)

 住宅生産振興財団がコーディネーターとなり、大手ハウスメーカー7社が開発を進めている全95区画の「クイーンズフォレスト流山おおたかの森」を見学した。

 物件は、つくばエクスプレス・東武野田線流山おおたかの森駅から徒歩10分、千葉県流山市十太夫に位置する全95区画。建ぺい率60%・70%、容積率200%地域。土地面積は150㎡以上。現在分譲中の建築条件付き宅地分譲(16区画)は3,230万円から。分譲住宅(16戸)は5,672.4万~6,980万円(最多価格帯6,200万円台)。

 昨年4月から分譲されており、これまで58区画が分譲済み。各社の販売区画は以下の通り。

 積水ハウス6区画(全22区画)、大和ハウス5区画(全20区画)、ミサワホーム東関東11区画(全20区画)、住友林業ゼロ(全5区画)、トヨタホーム12区画(全15区画)、パナホーム1区画(全5区画)、三井ホーム1区画(全8区画)。

 もともとマンション用地だったところを、街のシンボルとなる戸建て住宅地に変更されて開発されたもので、2年前、7社JVがUR都市機構から用地を取得した。電線を地中化し、植栽豊かな開放的な街づくりがされており、ガードマンが巡回するタウンセキュリティも導入されている。管理組合が設立されており、立派な平屋の集会室もある。

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分譲開始から1年半だが、先日書いた越谷、三郷などの街路樹より立派

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 同行していただいた同財団の天谷正法事業部長に街づくりについて説明を聞いたのだが、嬉しくなるような話から始まった。天谷氏は同財団が発行する「家とまちなみ」に掲載されている井崎義治・流山市長の意気込みを紹介し、井崎氏が市長に当選して最初に見学した団地が日野市の「高幡鹿島台」だったことを話した。

 記者は、井崎氏が市長に当選してから3年目くらいだったか、流山市の街づくりについて話し合ったことがある。つくばEX沿線で大量の住宅地が供給されるが、従来型の街づくりでは成功しないこと、都市間競争に勝てないことで意見の一致をみた。井崎市長には先進的な取り組みをしているデベロッパーも紹介した。

 そのとき、「高幡鹿島台」の話が出たかどうかは覚えていないが、「高幡鹿島台」は宮脇檀氏が設計した代表的な団地で、記者も数回訪ねている。こんな素晴らしい団地はもうできないだろうし、井崎市長がわざわざ東京の西の外れまで見学に行ったというのが嬉しかった。

 写真を見ていただければ分かる通り、メインストリートの道路幅は約9m。建物は1mくらいセットバックされているので見事な街並みが形成されている。植栽も見事。センターサークルには「ハナチルサト(花散里)」という葉っぱが七色に色づくという高木が植えられていたが、これこそ宮脇氏がよく用いた「道から造る」手法の一つだ。宮脇氏はシンボルツリーに貧弱な幼木を植えるようなことはしなかった。亡くなって16年になるが、その街づくりの思想は生きていると思った。

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 各社の売れ行きにかなり差があるのも注目される。記者は街並みを見学しただけでモデルハウスはごく一部しか見ていないので何とも言えない。

 ただ、住友林業と三井ホームがよく売れているので、「木造の家」がユーザーに支持されたのだと勝手に解釈した。住林の販売を担当した柏営業所担当者もそのことを否定しなかった。担当者は「あのエリアには自然志向の人が多いのか、当社はモデルハウスを建築中に契約できたし、残りの4区画についてもまったく営業活動はしていない。瞬く間に売れた」と話した。

 同じ木質系のミサワホームのモデルハウスは見学したが、ヒット商品の「蔵のある家」だった。5層もあるのは大家族にはいいが、小家族にはどうかと思った。

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