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、「Brillia Tower 上野池之端」完成予想図

 東京建物は7月12日、「Brillia Tower 上野池之端」第1期187戸・第1期2次51戸・第1期3次10戸の合計248戸が最高9倍、平均1.8倍で即日完売したと発表した。3月19日以降の総来場数は3,100件を超えた。

 東京メトロ千代田線湯島駅から徒歩4分、JR山手線他上野駅から徒歩10分、台東区池之端一丁目に位置する36階建て全361戸(事業協力者住戸34戸含む)。通期の価格は5,588万~28,888万円、専有面積は41.21~127.96㎡。坪単価は通期で440万円前後。

 登録者の属性は、年齢:40歳台(全体の21%)、50歳台(同21%)、60歳台(同21%)、家族数:2人(同44%)、1人(同13%)、3人(同16%)、居住地:台東区(同21%)、文京区(同10%)。

 50万㎡超の「上野恩賜公園」近接の立地、湯島駅から徒歩4分、多彩な共用施設が評価された。

「BrilliaTower上野池之端」 不忍池・上野公園に隣接、旧岩崎邸も近接(2016/3/17)

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建築中の「(仮称)パークマンション檜町公園」(手前は檜町公園)

 三井不動産レジデンシャルが、わが国のこれまでの最高価格マンション44億円を大幅に上回る1戸55億円(580㎡)を供給し、すでに成約している模様だ。 

 現地は、港区六本木4丁目の一角で、隣接地には同社がリーマン・ショック前に分譲した「パークマンション六本木」が建っている。道路を挟んだ正面に檜町公園が広がる一等地。現地の看板によると、敷地面積は約2,894㎡で、地上7階・地下2階建て延べ床面積約13,034㎡。全46戸。住戸の最低面積でも約30坪になると思われる。竣工予定は平成29年3月。設計・施工は鹿島建設。

 詳細は未定だが、物件名は同社の最高級マンションシリーズ〝パークマンション〟を冠した「パークマンション檜町公園(現在は六本木四丁目計画)」となる模様で、すでに同社のグランディオーソ倶楽部会員向けに販売しており、最高階のペントハウス約580㎡で価格が55億円(坪単価3,129万円)の住戸も販売済みのようだ。アジア系外国人が購入したと思われる。

 従来のわが国の最高価格マンションは、バブル期に大建ドムスが分譲した「ドムス南麻布」の44億円。それより11億円も高いことになる。

 坪単価がこれまでの最高かどうかは不明。バブル期は坪2,000万円、3,000万円のマンションがたくさん供給されている。中古でも「広尾ガーデンヒルズ」は確か坪2,300万円の値がつけられた。

 この件について、三井不動産広報は「現時点で未販売であり、価格も未定」とコメントしている。

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建築中の「パークマンション檜町公園」(左の写真の手前が「パークマンション六本木」)

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檜町公園から写す

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「ザ・パークハウス グラン 麻布仙台坂」完成予想図

 三菱地所レジデンスとオープンハウス・ディベロップメントが共同で9月に分譲する三菱地所レジデンスのフラッグシップマンションシリーズ「ザ・パークハウス グラン 麻布仙台坂」のモデルルームを見学した。

 物件は、東京メトロ南北線・都営地下鉄大江戸線麻布十番駅から徒歩9分、東京メトロ日比谷線広尾駅から徒歩13分、港区南麻布1 丁目に位置する地上5階地下2階建て全11戸(事業協力者住戸2戸含む)。専有面積は120.75~133.99㎡、予定価格は24,000万円台~32,000万円台、坪単価は800万円前後になる模様。売主は同社のほかオープンハウス・ディベロップメント。施工は戸田建設。デザイン監修は柴田知彦・柴田いづみ+SKM設計計画事務所。インテリアデザインはメック・デザイン・インターナショナル。竣工予定は2017年12月中旬。販売開始は9月上旬予定。

 現地は、韓国大使館が近接する高台立地。総戸数11戸でありながら、車寄せを配し、駐車場も12台駐車可能とするなど共用部にも力を入れているのが特徴。分譲マンションで初めて国際的な森林認証制度であるFSC部分プロジェクト認証を受けた第一弾プロジェクト。
 住戸は全戸角住戸タイプで、リビング・ダイニング、主寝室とあわせキッチンにも床暖房を設置する。

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モデルルーム

◇       ◆     ◇

 小規模ながら、専有部だけでなく共用部にもきめ細かな工夫・配慮がされている。共用部には「ジュライエロー」と呼ばれるジュラ紀の地層から採石された大理石で、本革の表面のような「レザー仕上げ」。暖炉付きのラウンジも設置する。

 モデルルームは133㎡のタイプで、一部オプションはあるが、レベルは高い。玄関扉は玉杢の突板仕上げで、玄関・ホールは4~4.5畳大。床は自然石か大理石、建具・面材は突板。天井折り上げ天井は斜めにカットして広がりを見せるようにしている。グローエの水栓もなかなかいい。

 坪単価800万円はいい線だろうと思う。港区内の高級住宅街のマンションはこれから全てこれくらいの単価以上になるはずだ。それにしても、この値段を聞いて全然驚かなくなったということは、記者もかなり気持ちだけはバブリーになってきたということか。

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外観 完成予想図

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「シティテラス小金井公園」完成予想図

 住友不動産は7月9日、小金井市の小金井公園に近接するマンション「シティテラス小金井公園」(総戸数922戸)のモデルルームをオープンした。

 約80haの広大な「小金井公園」に近接。敷地面積は30,000㎡超で、東京都市部最大クラスの全922戸の大規模プロジェクト。専用シャトルバスを運行し、JR中央線武蔵小金井駅へ直通7分でつなぐ。

 物件は、JR中央本線武蔵小金井駅からバス6分徒歩4分、または西武鉄道新宿線花小金井駅から徒歩8分、小平市花小金井南町一丁目に位置する8階建て。専有面積は63.71~88.51㎡、中心価格は4,200万円台(70.79㎡)。竣工予定は 平成30年1月下旬。設計・施工は長谷工コーポレーション。

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シャトルバス

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「パレットコート竹ノ塚 東京ステイト」

 ポラスグループの中央グリーン開発と中央住宅不動産開発部が共同で分譲中の戸建て「パレットコート竹ノ塚 東京ステイト」を見学した。竹ノ塚駅から徒歩8分、獨協大学女子学生寮跡地に建設される全46棟の大規模戸建て分譲住宅で、販売開始から約1カ月間に16棟が成約するなど極めて好調なスタートを切った。同大学の事業コンペに満場一致で選ばれた商品企画が光った。

 物件は、東武伊勢崎線竹ノ塚駅から徒歩8分、足立区伊興本町1丁目に位置する全46棟。第2期(10棟)の土地面積は100.00~115.76㎡、建物面積は91.91~104.33㎡、価格は4,880~5,470万円。構造は在来工法2階建て。施工はポラテック。入居予定は平成29年2月。

 現地は、昭和39年から獨協大学の女子学生寮「敬和館」として使用されていた敷地・建物の跡地で、同大学の「旧敬和館跡地等売却事業」コンペに満場一致で採択された。人と人の結びつきを重んじる精神や風土を継承するレンガの多用、植栽計画、生垣・フェンスの規制を盛り込んだ「街並み景観協定」、「灯かりのいえなみ協定」などの商品企画が高く評価された。

 各住戸の主な基本性能・設備仕様は、1階の天井高約2.7m、洗面暖房機、天然木(カリン)フローリング、人工大理石シンク、食洗機、ミストサウナ、換気付き玄関ドア、ルーバー付き建具など。

 中央グリーン開発営業企画課セールスプロモーションチーム・茂田隆俊氏は 「第1期全体の販売戸数として17棟販売を開始しましたが、第1期1次、第1期2期販売分が即日完売(販売価格4780万円~5780万円)し、その後も購入申し込みが多かったため、第2期販売を前倒しで供給することにしました。今のところ16棟が販売済み。この10年間、23区内でこれほどの規模の物件はここしかない希少性が評価された。それにしてもここまで好調に推移するとは思っていなかった」と話した。

 販売責任者の同社 パレットコート竹ノ塚 東京ステイト 販売センター長・菊地裕介氏は「とにかく見ていただきたい。当社の自信作」と語った。

 Web、現場の看板、紹介などによる反響は198件。購入者の世帯年収は734万円、自己資金は1,196万円、平均年齢は37.7歳。居住地は地元足立区が50%。

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タウンゲート

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モデルハウス

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 同社から「売れ行きがものすごくいい。見学はどうですか」と勧められた段階では半信半疑だった。足立区の関係者の方々にははなはだ失礼だが、あらゆる社会・経済指標が23区内でもっとも低いので、徹底したローコストの価格ありきの物件だろうと見学するまで考えていた。

 ところが、周辺の住環境や建設中の現場、3棟のモデルハウスを見学して驚嘆した。イメージとは大違いだった。今回の現場に隣接して同社グループが数年前に分譲した1億円超の戸建てが建っており、周囲には立派な戸建ても並んでいた。

 現地も古くから区民に親しまれてきた獨協大の女子寮跡地で、同大学のコンペに満場で採択されるのも頷ける商品企画だと思う。ランドスケープデザインがいい。かつては地元の産業を担っていたというレンガが多用され、街の入り口のタウンゲートにも採用されている。6m道路、フットパス、インターロッキング舗道、各住戸の花台なども目を引いた。

 設備仕様レベルも極めて高い。2.7mの天井高や人工大理石シンクなどは同社のこれまでの分譲戸建てでも採用されているが、換気機能付き玄関ドアやルーバー建具は同社でも初めてのようだ。このほかリビングドアは高さ2.4m、土間収納、浮造り建具ドア、2.2mサッシ、電動シャッター、エネファームなどが標準装備。

 茂田氏や菊地氏は、「自社の商品企画は当たり前だと思っているから、他社との比較はよくわからない」と話したが、記者は大手の優れた戸建てを中心に見学しているのでその比較ができる。出色の出来といえる。同業者も必見だ。

 価格は需要層からしてこれくらいの価格帯なのかもしれないが、足立区を除く23区のマンションの坪単価は軒並み250万円を突破しつつある。それを考慮すると、この物件は破格の安さと言えなくもない。

 伊勢崎線竹ノ塚駅は、駅の東側と西側とでは街並みがまったく異なる。同社の今回の物件の売れ行きがいいのはそのあたりも関係しているようだ。反響も物件がある駅西側からが圧倒的多数を占める。

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モデルハウス

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「ザ・ガーデンズ東京王子」完成予想図

 三井不動産レジデンシャル(事業比率30%)・近鉄不動産(同20%)・大和ハウス工業(同20)・三菱地所レジデンス(同20%)・長谷工コーポレーション(同10%)の5社JVマンション「ザ・ガーデンズ東京王子」を見学した。東十条駅から徒歩5分、日本製紙王子倉庫跡地を中心とする総開発面積約43,000㎡で計画されている商住複合開発で、マンションは北区最大級の3棟全864戸。ユーザーがどのような反応を見せるか注目される。

 物件は、JR京浜東北線東十条駅から徒歩5分・東京メトロ南北線王子神谷駅から徒歩6分、北区王子五丁目に位置する敷地面積約32,000、11~18階建て全3棟総戸数864戸の規模。専有面積は65.07~85.09㎡、価格は未定。設計・施工は長谷工コーポレーション。竣工予定は平成30年2月下旬~9月下旬。

 最大の特徴は、東十条駅から徒歩5分の駅近の総開発面積約43,000㎡という大規模な商住複合開発であることだ。マンション敷地内には保育施設が併設されるほか、敷地地には賃貸マンション、サ高住、大型商業施設が建設される。外周約1.1キロは遊歩道として整備され、北区景観百選に選ばれている既存樹のサクラ約300本も「さくらプロムナード」も残される。メインゲート「ガーデンズゲート」は地域にも開かれた通路となる。

 建物はL字型の3棟構成で、2つの大きなガーデンが設置され、共用部分には和紙作家・堀木エリ子氏による巨大な手すき和紙を採用する。

 基本性能・設備仕様では、両面アウトフレーム、食洗機、突板フローリング、玄関窓、連窓ハイサッシ、リビング天井高2.5~2.6mなど。

 販売代理の1社、長谷工アーベスト東京支社 受託販売部門プロジェクトマネージャー・小野毅氏は、「反響はすごくいい。2路線が利用できる駅近物件、敷地が広く戸数が多い、商業施設が併設される、駐車場の設置率約50%などが評価されている。5月21日からの事前案内会はすべて満席。1週間で約150組の来場者がある。来場者の約4割が地元、足立区と川口市のそれぞれ10%が続き、その他の広域からも集客ができている。竣工までには完売できる」と話した。分譲開始は8月下旬。

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 まず、価格。ズバリ坪単価は260~265万円と見た。最初の頃は270万円もあると見ていたが、野村不動産の「プラウドシティ大田六郷」が坪250万円で販売開始された時点で、この「東京王子」も低めに価格設定されるだろうと読んだ。

 小野氏によると「現時点で競合はない」と話すが、第1次取得層にとって坪単価250万円の壁は厚いと見ている。いかに住宅ローン金利が低いとはいえ、借金をすることに変わりはない。グロスで6,000万円を超えてくるとユーザーは二の足を踏むと見ている。

 価格が高いか安いかは市場、ユーザーが判断することだが、23区内の駅に近い物件がことごとく坪300万円を超えてきている現状を考えれば、このマンションもあるいは〝安い〟と判断されるのか。

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 シアターがなかなか面白い。小野氏は「パノラマシアター」と説明したが、画面は180°展開され、しかも足元から映像が映し出されるので、空を飛ぶ大きな観覧車に乗っているような気分にさせられる。記者は〝ムービングシアター〟と名付けた。

 模型は65分の1。外周は約1.1キロメートルだから、模型を1周するだけでも約17メートルもある。接客スペースも個室なのがいい。

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マンション南北戦争勃発 「南」の野村に座布団3枚!「プラウドシティ大田六郷」は坪250万円(2016/5/24)

 

 

 

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「プラウド六本木」完成予想図

 野村不動産は7月5日、港区六本木4丁目の「プラウド六本木」の第1期17戸(23,200万円~104,000万円、坪単価900万円)のうち16戸が成約したと発表した。

 都営大江戸線・東京メトロ日比谷線六本木駅から徒歩4分、港区六本木の中心から奥まった高台に立地。5階建て全35戸。

 ニュースリリースによると、ピロティーは、外部との結界性の役割を持たせる設計。その奥に光のゲートエントランスを設置。外壁には重厚感と落ち着いた佇まいを感じさせる世界各地から吟味した3種の天然石を採用。

 ラウンジ・共用廊下には、国宝である奈良の宝蔵院やその他美術館、教会など多くの実績を持つ昭和洋樽製作所による無垢材の寄木仕上げフローリングを採用。双方向エレベーターを採用し、1基で1~3戸に対応。

 住戸は最高318.71㎡、全戸100 ㎡超、平均専有143.25㎡、天井高約2,700ミリ。将来の間取り変更が容易なスケルトンインフィル設計とオーダーメイドシステム導入。窓フレームが床面から見えない隠し框構造で内外をすっきりとつなぐテラスウィンドウを採用。「ジャクソン」のバスタブ、ドイツ製「ドンブラハ」の洗面水洗、「ビレロイ&ボッホ」の洗面ボウルなどを採用。

◇       ◆     ◇

 この物件については取材を希望していたのだが、第1期についてはプラウド会員などを中心としたクローズの販売だったため、「見学は結構だが、記事にするのは差し控えていただきたい」と言われていたのでまだ見ていない。

 第1期が終了したので、近いうちに見学してレポートしたい。坪単価900万円というのは納得の価格だ。

 

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 住友林業は7月5日、ニュージーランド(NZ)政府を含む関係者の同意が得られたことから、NZネルソン地区に位置する約3万haの山林資産を取得したと発表した。

 山林資産は、同社の100%出資会社Sumitomo Forestry NZ Ltd.(SFNZ社)が設立したTasman Pine Forests Ltd.(SFNZ社100%出資)を通じて取得したもの。すでに保有している5,000ha の山林と合わせ同地区での山林保有面積は約3万5,000haとなる。

 同社グループは日本国外で約20万haの森林を所有・管理。わが国での社有林は45,808ha(2014年3月末時点)にのぼり、三井物産の約4.4万haを抜き国内3位の山林所有企業。

住友林業が三井物産を抜き3位に上昇 わが国の社有林面積(2015/1/16)

 

 

 

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「ザ・パークハウス 京都鴨川御所東」

 三菱地所レジデンスは7月5日、2015年度の「ザ・パークハウス オブ ザ イヤー」に「ザ・パークハウス 京都鴨川御所東」を選んだと発表した。

 「ザ・パークハウス オブ ザ イヤー」は、「ザ・パークハウス」を代表する物件として、各年度で最もブランド認知やブランドイメージ向上に寄与し、優れた商品企画により話題を集めた物件を選定するもの。

 「ザ・パークハウス 京都鴨川御所東」は、京都御所に近く鴨川に面した希少の立地であることから分譲の前から話題を集め、「西日本最高価格となる7億円超の販売住戸」を含む第1期26戸が即日完売するなど、「『ザ・パークハウス』ブランドを広く世に広めることに貢献するとともに、当社が強みとする高額物件の更なるイメージ向上に寄与した」というのが選定理由。

 2013年度は「ザ・パークハウス グラン 千鳥ヶ淵」、2014年度は「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」が選ばれている。

三菱地所レジ 「京都鴨川御所東」 坪単価はいくらになるか(2015/10/8)

 

 

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「GEMS神田」

 野村不動産は7月5日、都市型商業施設シリーズ第4弾となる「GEMS神田」をオープンする。神田駅から徒歩5分の8階建て全9店舗の飲食ビル。飲食店を縦に積み重ねたような形態が特徴で、周辺のオフィスワーカーや居住者が普段利用できるような店舗づくりがコンセプトで、同社は今後も年間6棟くらいのペースで拡大していく。1日、オープンを前に報道陣や関係者に公開された。

 同社の都市開発事業本部商業施設事業部担当執行役員・横山英大氏は、「当社の向こう10年間の経営計画で商業施設の拡大を成長戦略の柱に掲げ、3,000億円の投資を行うことを発表しているが、この『GEMS』もその一つ。これまで稼働した3物件とも絶好地用で、すでに着手しているものも13物件にのぼっており、これから続々オープンする」と語った。

 この日は、報道陣のほか地元の関係者・オフィスワーカーなど500名を呼び、大試食会を行った。

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左から野村不動産都市開発事業本部商業施設事業部長・中野康光氏、山内氏、原田氏、横山氏

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 「GEMS」は一見して、至るところにある狭小敷地の雑居ビルと変わらない。しかし、用地の仕入れから、設計施工-営業(リーシング)・運営まで同社と同社グループが綿密な計算の上で展開しているという点ではこれまでにないビジネスモデルだ。飛躍的に拡大している「PMO」と同様、事務所ビルや飲食ビルのありようを一挙にかえる可能性を秘めていると思う。

 GEMSのスタッフは7人だそうだ。スタッフが自らの足で店舗を駆けずり回り、経営者を説得し提案し

 開発(仕入れ)から設計施工-英儀容・運営まで一貫体制で展開しているのも大きな特徴だ。スタッフは7人だという。

 スタッフの女性に聞いた。毎週5件くらいは飲食店を利用してサーチしているという。5×7×4×12=1,680件。つまりGEMSのスタッフは年間にしてこれだれの飲食店の情報を仕入れているということだ。

 これはすごい。横山氏は「1週間に1物件くらい仕入れたい。プラウドを超えたい」と冗談交じりに話したが、この部署はすごいことをやるかもしれないと思った。単なる飲食の情報だけでなく、土地や経済、世の中の動きを最前線でキャッチしているからだ。

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 発表会では、1階にオープンする「ワイン食堂八十郎 神田鍛冶町」を経営するジー・フィールド社長・原田智昭氏と紀行作家・山内史子氏のトークショーが行われたのだが、その前にあいさつした横山氏が「これは余談ですが」と、山内氏との小さいころのエピソードを暴露した。これが最高に面白かった。

 横山氏はやおら「山内さんとは小さいころからの友だちで、風呂も一緒に入ったことがある」と話したのだ。

 この話に記者は敏感に反応した。もちろん、記者も小さいころは、ルノワールの描く裸婦の農夫のような、あるいは縄文時代の土偶のようなムチムチの母親と一緒に風呂に入ったし、おばあちゃんと一緒に寝ていたので、干し葡萄のようなしなびた乳首を鼻の穴の中に入れ、フンと力を込めて水鉄砲のように鼻から吐き出す遊びをやっていた。祖母に「女性」を感じたことはなかったが、5~6歳のころには同年代の女性を異性として感じていた。フォークダンスで彼女と手を握れるのがとても嬉しかった。

 なので、横山氏と山内氏が一緒に風呂に入るなど信じられなかった。会見後に改めて聞いたら、横山氏は「わたしの親戚が銭湯で、たまたま小学生の低学年の頃、彼女と一緒に風呂に入った。女? 全然意識しなかった。山内さんのお兄さんはわたしと一緒の野球部員で、彼女は双子の弟だと思っていた」と話した。これに対して山内さんは「野球部のマネージャーをやっていました。横山さん? 全然(男だと)意識などしなかった」と答えた。(双方とも意識しなかった割には、よく覚えている)

 山内さんは「週に一斗ですから、一日一升は飲む」という酒豪だそうだ。

◇       ◆     ◇

 記者はカキが大好きで、「カキ」と聞いただけでパブロフの犬のように条件反射し食べずにいられなくなるたちだ。財布が許せば10個くらいは平気で食べる。とはいえ、日本一おいしいカキはわが故郷・三重の世界ブランドの的矢のカキだと思っている。〝山椒は小粒でもぴりりと辛い〟のたとえそのものだ。そんじょそこらのカキと一緒にしてほしくない。

 そしてこの日、6階に生カキが食べられる店があると聞いたので早速駆けつけた。6階の「GARDENS」で、三陸のカキだった。その店で勧められたのが〝東松島の日本一のカキ〟だった。記者の自尊心を刺激した。〝そんなバカな〟。恐る恐る1個食べてみた。これには降参した。最初はものすごくやさしい味だが、そのうちに深くてミルキーな味が口の中に広まった。もいえぬ、それでもお前は生きているのか、男なのか女なのかといった性、あるいは生の根源を問われるような味と香りだ。母親の母乳はきっとこんな味だったのではないかという気持ちにもさせられた。2個で950円だ。ほかのカキも2個食べて全部で5個食べた。安くはないが、これを食べたらほかのカキなどどうでもいい。白ワインも2杯飲んだが、南アフリカ産で酸味が利いてなかなかおいしい酒だった。

 勘定を払おうと思ったら、何とただでいいという。プレス向けに無料で試食・試飲できるということだった。(ならばあと3個くらい食べておくべきだったか)

 ただと聞いて安心はしたが、この日は記事を書くために来たのだから、もう帰ろうとしたら、この店のスタッフが「ライバルは2階」と話したので、そのライバル店にも寄って、福岡県の地元しか飲めないという日本酒「山の寿」と、前菜の三種盛を頂いた。この店のトウモロコシのムースは絶品。トウモロコシを一度焼いてからムースにしているのだそうだ。芋焼酎でも、焼き芋焼酎がおいしいのと一緒だ。この店もお勧めだ。ほかの店は見る余裕がなかった。

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〝東松島の日本一のカキ〟

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「GARDENS」

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「ワイン食堂八十郎 神田鍛冶町」

 

 

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