RBA OFFICIAL
 

image001.gif
選手村 完成予想図

 東京都は3月27日、「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会選手村及びレガシー検討に係る事業協力者」として三井不動産レジデンシャルを代表とする13社からなる「2020 晴海Smart City グループ」に決定したと発表した。今年1月に募集開始されたが、応募があったのはこのグループのみだった。

 構成会社は、三井不動産レジデンシャル、エヌ・ティ・ティ都市開発、新日鉄興和不動産、住友商事、住友不動産、大和ハウス工業、東急不動産、東京建物、野村不動産、三井物産、三井不動産、三菱地所、三菱地所レジデンス。

 今後は、知事をトップとする「東京オリンピック・パラリンピックレガシー委員会」や地元などの意見を踏まえ、検討を進め、平成27年度に事業計画を策定する。計画では約13.4haの敷地に5,950戸の特定建築者によるマンションが建設される予定。今回選ばれたグループは、特定建築者の選考において評価の対象となる。

◇     ◆   ◇

 記者は、都が事業票力者を募集した段階で、どこが応募し、選ばれるかを予想した。予想は◎三井不動産(積水ハウス)○三菱地所▲三井・三菱・住友(2社も含む)△住友不動産△その他-とした。

 結果は、大手デベロッパー6社と大和ハウス工業、エヌ・ティ・ティ都市開発、新日鉄興和不動産のマンション供給上位社、それと住友商事、三井物産の商社2社が加わっている。予想では「各社が単独で応募する可能性は小さく、コンソーシアムを組む」とし、「『SKYZ』『BAYZ』の再現もある」と書いたが、ほぼその通りとなった。意外なのは積水ハウスが漏れていることだ。

オリンピック選手村都が事業協力者募集どこが選ばれるか(2015/1/26)

 

 

 

 大和ハウス工業は3月27日、ワークライフバランス(WLB)支援のため65歳以降も勤務可能な「アクティブ・エイジング制度」と介護が必要な親を持つ社員の帰省旅費を補助する「親孝行支援制度」を4月1日付で導入すると発表した。

 「アクティブ・エイジング制度」は、年齢制限を設けていないため、労働意欲があり、一定の業績が認められるシニア社員については年齢の制約にしばられることなく、勤務を継続することが可能となる。雇用体系は嘱託雇用で毎年更新、給与は20万円/月、週4日勤務(週休3日)など。同社は現在、60歳~65歳のシニア層(394人)を正社員として継続雇用している。

 「親孝行支援制度」は、遠方に介護が必要な親をもつ社員の経済的負担の軽減を図るため、年4回を上限に、帰省距離に応じた補助金(1.5万~5.5万円/回)を支給するもの。同社は2012年4月から期限の上限がない介護休業制度を導入しているが、転勤などにより遠方に介護が必要な親をもつ社員は、親元に何度も帰省しなければならず、旅費負担が足かせとなっていたという。

 

 国土交通省は3月26日、東洋ゴム工業の免震材料の大臣認定不適合問題について、同社から「55棟全ての建築物について、震度5強程度の地震に対して十分な耐震性を有しており、倒壊するおそれはない」との報告があったと発表した。

 同省はこの結果を踏まえ、「震度5強程度の地震に対して十分な耐震性を有しており、倒壊するおそれはないことについて確認」したとし、「55棟以外にも大臣認定不適合の免震材料を用いた疑いがある建築物について、至急全容を解明し、事実関係を報告すること」などの指示を出した。

◇     ◆   ◇

 今回の発表により、震度5程度の地震に対しては問題がないとされたのは不幸中の幸いといえるかもしれないが、この調査結果は欺瞞だ。

 そもそも新耐震基準は震度6~7程度の地震では倒壊しないというものだ。その基準を満たしているのは当然だ。同社の報告で「うち17棟については、震度6強から7程度の地震での検証により震度5強程度での地震での検証を省略」というのは論外。残り38棟は旧耐震基準で検証を行なったということか。そうであるなら、これはあまりにも人を馬鹿にした検証だ。デベロッパーもユーザーも倒壊しないのはもちろん、揺れが軽減されるという安心・安全に高いお金を払っているのだ。

 検証すべきなのは、震度6~7程度の地震で免震装置としての機能が保たれるのかどうかということだ。徹底して行なわないと、免震マンションの信頼性は土台から揺らぐ。

 

image001.png
「AQレジデンス」

 アキュラホームは4月4日(土)から「AQレジデンス」を発売し、高級住宅市場に参入する。日本の伝統的な知恵と最先端の技術、大工、左官、庭師など各界を代表する匠の知恵を結集する。

 「AQレジデンス」プロジェクトには、庭師・比地黒義男氏、大工職人・杉本広近氏、左官職人・久住有生氏が参画している。

 価格は4800万円(205㎡)からで、市場価格より約3割安(同社調べ)で提供する。

image002.png image0032.png
「AQレジデンス」瀬田展示場

IMG_9842.jpg
完成した豊島区庁舎と「Brilliaタワー池袋」

 建築家の隈研吾氏がデザイン監修した「Brilliaタワー池袋」と「豊島区庁舎」の一体開発「としまエコミューゼタウン」が完成し、公開されたので見学した。

 約810㎡もある里山というべき庁舎屋上の「豊島の森」や総延長約130mのせせらぎを設けた4・6・8階のグリーンテラス、見る角度によって表情が変わるルーバー、国際会議も可能な格子が美しい議場、日本最大規模のふくろうコレクション、回廊美術館など見どころ満載。豊島区が誇れる新名所になりそうだ。

IMG_9838.jpg

◇       ◆     ◇

 「Brilliaタワー池袋」を2013年の「ベスト3マンション」に選んだのは正解だった。坪単価が350万円の高値だったにもかかわらず圧倒的な人気を呼んだが、ユーザーの見る目は正しかった。今となっては坪450万円どころか500万円の価値はある。

 庁舎の壁面にランダムに貼り付けられているブラウンのルーバーはやや濃すぎるし、太陽光パネルが乱反射し雑多なものを映し出す外観は美しいとは思えないが、外周に植えられているケヤキ、シラカシ、サクラなどが成長すれば隈氏が企図した「樹木のような庁舎」になるのではないか。

 圧巻は「ランドスケープ・プラス」社がランドスケープデザインを担当した「豊島の森」と外周を流れるせせらぎだ。立派な屋上庭園はたくさんあるが、せせらぎを建物の外周に巡らすというものは記者の知っている限りでは今回が2例目だ。滝の音の演出もある。建物全体の管理維持費は5億円、このうち植栽関係だけで6,000万円を想定しているようだが、それだけ経費をかける価値は十分ある。

IMG_9854.jpg

 IMG_9857.jpg
「豊島の森」

IMG_9850.jpg
「グリーンテラス」(ベンチもあるので足水が可能なのか)

 アトリウム、吹き抜け、議場などあらゆるところに用いられている格子ルーバーもまた心憎いほどの工夫が凝らされている。吹き抜け空間「エコヴォイド」に用いられているルーバーは長さが異なる3種類のものを等間隔に張り付けてあり、正面から見ると縦のラインが規則正しく並ぶのだが、移動するごとに表情が変化していく。アトリウムの壁面はL型ルーバーの貼り付け方を変えることで陰影に変化をつけている。隈氏がよく好む工夫だ。

 アルミ手すりや壁面・ドアなどのカラーリングにも気を使っており、えも言われぬ色が用いられている。侘び寂びの世界だ。議場の壁面と区長執務室は布クロスが採用されていた。

IMG_9862.jpg IMG_9871.jpg
エコヴォイドのルーバー(左)とアトリウムのルーバー(長さが異なり貼り付け方が異なる)

IMG_9863.jpg IMG_9864.jpg
正面から見たルーバー(左)と斜めから見たルーバー

 故松浦千誉氏が所蔵し、区が平成22年に寄贈を受けた6,680点と区が所有する13,253点を展示する「ふくろうコレクション」も区民に親しまれそうだし、アトリエ村で知られる豊島区美術家協会会員100名の絵画なども廊下などに展示されている。

IMG_9867.jpg
ふくろうコレクション

 唯一と言っていいくらい見劣りしたのが男子用のトイレ。民間は最新のものを採用するところが増えているが、ここは極めてシンプルというか並み以下だった。女性用のトイレは見なかったが、女性用だけ豪華ということはありえない。

 しかし、新庁舎は「歌舞伎座と一緒、クマさんがデザインしたんでしょ。区民の誇りになる」と見学した区民が話したように、区の新名所になるのは間違いない。区のイメージを変えるかもしれない。

 新庁舎の専有面積は約26,000㎡。このうち約11,000㎡を市街地再開発建物の床として区が取得。不足分は再開発組合から購入。この購入資金を確保するため旧庁舎敷地と公会堂・分庁舎敷地を定期借地権で民間に貸し付ける。

IMG_9847.jpg
議場

記者が選んだ2013年ベスト3マンション(2013/12/26)

 

 

 

 近鉄不動産は4月2日、「法人営業センター東京」を開設する。投資用および事業用不動産の取扱いやリーシングも含めた首都圏の収益拡大を目指すもので、既存の「近鉄の仲介新宿営業所」(東京都新宿区)を増床し、新たに法人営業部門を設置する。

 「法人営業センター東京」は東京メトロ丸ノ内線・副都心線・都営新宿線新宿3丁目駅から徒歩2分。新宿2丁目5番10号 成信ビル9階(「近鉄の仲介新宿営業所」隣接)スタッフは担当部長2名、所長1名含む計8名。

パワーイレ.jpg

 大和ハウスグループの大和リースは3月25日、非常時の地域支援活動の一環としてリチウムイオン蓄電池「パワーイレ」を全国の自治体や学校15カ所に49台寄贈すると発表した。

 同社は全国の庁舎や学校などの公共施設でPFI、PPP事業を行っており、阪神・淡路大震災や東日本大震災などの国内外の災害時においては応急仮設住宅の建設に携わってきた。その経験から、緊急時に司令塔の役割を果たす行政を支援したいという思いから寄贈することにしたもの。

★DSC03280.jpg
「キュープラザ原宿」

 東急不動産は3月27日、〝ワタシが切替わる〟をコンセプトにした商業施設「キュープラザ原宿」をオープンする。地階から11階まで18店舗が入居するが、ほとんどが日本初、新業態、エリア初で、内装材に無垢材を用いているのが特徴。

 「キュープラザ原宿」は、同社の「環境ビジョン」に基づき、「東急プラザ表参道原宿」とともに周辺の緑とをつなぐエコロジカル・ネットワークの役割を果たすよう高木約210本を植えたほか、約120㎡の壁面緑化も施している。

 外観にはアルミパネルをルーバー状に貼り付け、渋谷側と原宿側から眺めた表情が異なるようにしている。店舗は飲食が中心だが、結婚式場、日仏バイリンガル教室、日本初のヘアサロンもある。

 施設は、東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅から徒歩1分、渋谷区神宮前1丁目の明治通りに面した敷地面積約655坪、11階建て賃貸面積約1,700坪。基本設計は東急設計コンサルタント、設計施工は竹中工務店。

テラス(俯瞰) - resize.jpg
完成予想図

◇       ◆     ◇

 開業に先立って25日、報道陣に公開されたので見学した。マンション見学会などには多くて20人くらいしか集まらないのに約300人の報道陣が見学申し込みしているとかで、その数に驚いた。

 店舗は見学したが、ほとんどさっぱり分からなかった。「乃木坂46」というAKB48に対抗してできたというアイドルグループとコラボした「AREA-Q」なる新業態のエンタテイメント・コラボレーション・カフェにはカルチャーショックを受けた。

 しかし、一つだけ共感を覚えたことがある。多くの店が内装材に無垢材を用いていることだ。これは、同社がコンセプトとして内装材に自然素材を用いることをテナントに提案して受け入れられた結果、実現したものだという。

 そんな店舗の一つ、「オリジナルパンケーキハウス」原宿店を開業させるフークル・河﨑孝文社長は「内装に坪100万円以上かかっているかもしれない。若者だけでなく大人も楽しめる雰囲気の店にした。思い切って背伸びしてみた」と話した。

 若い層にもこうした自然素材が好まれるということを聞いてうれしくなった。そういえば、「スープストックトーキョー」や「コメダ珈琲」も本物の木を内装材に使っている。一部の店を除き、飲食店はわれわれの世代でも利用できそうだ。

 外観もなかなかいい。完成予想図を見たときは異様な建物に感じたが、実際の外観は使用されているオレンジ、ピンク、グリーンなどのルーバーは洗練された色で、原宿の街に溶け合っている。

DSC03271.jpg

 

 

 外観.jpg
外観

 全国マンション供給№1になったためかどうかはしらないが、このところ新規・竣工物件の見学会回数でも他社を圧倒している住友不動産が3月24日、年度末では「高田馬場」「インペリアルガーデン」に次ぐ3物件目、池袋の「グランドミレーニア」の記者見学会を行った。

 物件概要などは分譲開始前の記事を参照していただきたい。分譲開始したのは、先に竣工した豊島区新庁舎と一体開発の「Brilliaタワー池袋」の分譲開始からやや遅れてからだった。

 繁華街の立地であることから記者は売れ行きに注目していたが、これまたすごい。これまでに311戸を供給して300戸を契約済みだ。発売済みで未契約住戸の専有面積は43.43~71.01㎡、価格は6,000万円台前半から9,000万円台後半。坪単価は400万円台。

 契約者の居住エリアは豊島区が約26%、周辺区が約19%、その他東京が約24%、年齢は20歳代から40歳代の一次取得層で約63%、投資用は約1割。

◇       ◆     ◇

 記者は、西武不動産が池袋に本社を構えていたころはしょっちゅう取材で出かけていたが、最近はほとんど行かない。たまに東京芸術劇場で行われるコンサートに行くくらいだ。池袋はあまり好きではない。

 しかし、最近はどういうわけか「住みたい街」にランクインしているという。同社の物件の売れ行きのいいのにも驚いた。

 建物は、エントランス・ホールのワインレッドと黒の壁のコントラストが気にいった。歌謡曲にはうといのだが、井上陽水作詞、玉置浩二作曲の「あの消えそうに燃えそうなワインレッドの…」を思い出した。

 パンフレットには〝駅近くのレジデンシャルゾーンという都心居住の好立地にふさわしいアヴァンギャルドなタワーライフを表現〟とある。新宿や渋谷に押され気味の池袋の反撃の狼煙をあげるのか。

エントランスホール.jpg
エントランスホール

◇       ◆     ◇

 「池袋」のマンション単価が400万円とすると、山手線のマンション単価ランキングはどうなるか、記者の勝っ手で値付けしてみた。値付けは居住環境をもっとも重視したが、そもそも山手線駅圏で住宅地としてふさわしい地域は多くないので、食や文化などの要素を含めた街のイメージから総合的に判断した。

1位・東京…1,200万円 池袋が坪400万円ならその4倍の価値はある

2位・品川…750万円 リニア始発駅、アジアヘッドクオーター特区の将来性

3位・新宿…700万円 歌舞伎町はこわいが、やはり魅惑的な街だ

4位・原宿…680万円 純然たる居住を考えたら評価はもっと高いか

5位・渋谷…650万円 ヒカリエに駅前再開発で新宿に迫るか

6位・恵比寿…620万円 やはり恵比寿ガーデンプレイスの力は大きい

7位・有楽町…580万円 東京・銀座駅圏と考えればもっと高い評価も可能

8位・目黒…550万円 東建のマンションは坪600万円の声あるが…

9位・目白…530万円 住宅地ならもっと高い評価が妥当か

10位・代々木…500万円 代々木ゼミナールで全国区になったが…

11位・神田…490万円 由緒ある街。駅に広場なく魅力はなし

12位・浜松町…480万円 駅前の再開発、浜離宮の価値は大きい

13位・新橋…460万円 駅前の再開発も決まった。更に前進可能

14位・大崎…450万円 再開発タワーマンションはまだまだ増えそう

14位・田町…450万円 浜松町、品川と連続する街。もっと評価されていい

16位・高田馬場…420万円 何を重視するかだが、住むなら池袋より上

17位・池袋…400万円 他の駅との比較からしたらこれは割安か。歓楽街のイメージ

18位・上野…390万円 駅間競争で守勢一方。地盤沈下しているが底力あり

19位・秋葉原…380万円 いかがわしい街のイメージが強すぎるのが難点

20位・五反田…380万円 いまひとつアピールできるものがないのが弱点

21位・西日暮里…370万円 交通の要所ではあるが、これ以上の評価は

21位・巣鴨…370万円 住むにはいいところだが…強調材料なし

21位・駒込…370万円 良好な住宅地を形成しているが…

24位・大塚…360万円 巣鴨、駒込と同様、商業施設が乏しい

25位・日暮里…350万円 西日暮里と同じ評価。乗換駅のイメージ

26位・御徒町…330万円 アメ横のイメージと松坂屋のブランドが一致せず

27位・新大久保…320万円 無国籍タウン。評価が難しい。グローバルなのはいい 

28位・田端…220万円 駅前がプア。高台と下町が分断されている工場街

29位・鶯谷…200万円 駅西側の高台はともかく、風俗街のイメージは致命的

 ここまで書いたが、田端や鴬谷の人からはおしかりを受けるかもしれないし、池袋が17位というのも低すぎるのかもしれない。住友不動産が値付けを間違ったか、記者の他の駅の評価が高すぎるのか。いずれにしろ、これから都心部のマンションの単価は大幅にアップするはずだ。

メインエントランス.jpg
メインエントランス

 野村不動産アーバンネットは3月24日、仲介店舗「茨木センター」(大阪府茨木市)と「港北ニュータウンセンター」(横浜市)の2店舗を4月3日に開設すると発表した。

 2店の出店により、同社の「野村の仲介+」は首都圏59部店・関西圏5部店の計64部店となる。

 

rbay_ayumi.gif

 

ログイン

アカウントでログイン

ユーザ名 *
パスワード *
自動ログイン