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「NEW GRAN FREE(ニューグランフリー)」イメージパース

 三井ホームは11月16日(土)、モダンデザインの代表的商品「GRAN FREE(グラン フリー)」(2011年発表)に自然な「木」のぬくもりを表現した新商品「NEW GRAN FREE(ニューグランフリー)」を発売した。 

 外観は、水平ラインを軸にしたフォルムにタイルをあしらった縦に伸びる2本の壁面にフラットルーフと片流れ屋根を組み合わせ、外壁・軒天井には天然木の「ウエスタンレッドシダー」、サッシ(窓枠)には「北欧パイン材」を採用。

 1階フロア(LDK・ラナイ)は天井面までの大開口サッシと合わせ、全体を3メートル天井とすることで、開放的でダイナミックな空間を構成。木製大開口サッシによりリビングとボーダレスにつながる半戸外空間「ラナイ」を設置している。

 インテリアは「Luxury Wood Style(ラグジュアリーウッドスタイル)」とし、ヘリンボーン貼りの無垢フローリング、木製サッシを多用する一方で、壁・天井のピーリングにより上質感を演出しているのが特徴。

 販売エリアは沖縄を除く全国。販売目標棟数は100棟。

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 プレハブ建築協会は10月29日、環境行動計画「エコアクション2020」の2018年度実績を発表し、大手ハウスメーカー8社の注文住宅のZEH供給比率は51.4%となり、国の掲げる目標を2年先行して達成したと報告した。

 調査は、同協会が設置している20社からなる住宅部会のうち供給シェアが高い大手メーカーなど8社で構成されている環境分科会の供給戸数を対象にしたもの。

 この結果、8社が2018年度に供給した戸建て注文住宅49,663戸(前年度比6.9%減)のうちZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)供給比率は51.4%(前年度比14.3ポイント増)となり、「2020年度までに過半数」という国の掲げる目標を2年先行して達成した。同協会は「2020年度までにZEH供給比率70%」を掲げている。

 このほか、太陽光発電システムを設置する戸建て住宅の供給率は、買い取り価格の低下などの影響を受けつつ、ZEH住宅の普及に伴い59.7%(前年度比3.8ポイント増)と4年ぶりに上昇した。

 「エコアクション2020」は、「低炭素社会の構築」「循環型社会の構築」「自然共生社会の構築」「化学物質の削減」「良好なまちなみ形成」の5つを柱に掲げている。

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 ZEH供給率が高まっているのは結構なことだ。だが、しかし、他方では時代の流れに逆行・退行している憂慮すべき事態が進行していることも明らかになった。

 同協会は、住宅地の緑化を推進するため、敷地面積の40%以上を緑化した建売住宅の供給比率を2020年度までに50%に引き上げる目標を掲げている。2012年度では、会員各社が分譲した建売住宅4,654戸のうち1,935戸、41.6%がこの目標をクリアしていた。

 ところが、2018年実績では前年度比8.5ポイント減の22.1%しか達成できなかったことが報告された。

 全体の供給戸数は報告されなかったが、建売住宅市場は一部の〝ガリバー企業〟が供給シェアを高める一方で、大手デベロッパーやハウスメーカーはシェアを伸ばせていないと思われるので、2012年度と同じかそれより減少しているものと予想される。(2012年度の全国の建売住宅の着工戸数は125,694戸で、2018年度は138,394戸)

 これは何を意味するか。やや乱暴だが、仮に、緑化率が高い住宅を質の高い建売住宅とするならば、〝ガリバー企業〟が供給する建売住宅の緑化率は限りなくゼロに近く(ZEHも同様)、他の大手・中小のデベロッパー、ハウスメーカーの緑化率も高くないことが予想されるので、明らかに良質な建売住宅は減少傾向あると断言できる。

 記者は、嫌な気分にさせられるのでもう見なくなったが、一般的な建売住宅を見ていただきたい。もはや〝ミニ開発〟〝猫の額の庭〟は死語と化した-みんなミニになり、庭などなくなったから、敢えてそう呼ぶ意味もなくなった-。敷地はコンクリで固められ、ぺんぺん草も生えない〝長屋〟のような建売りがシロアリのように増殖し、せっせせっせと地球温暖化に〝貢献〟している。

 先日、ある建売住宅を見学した。緑が全くないので「これはいかがなものか」と聞いたら、「(コンクリを)剥がせば木は植えられる」との答えが返ってきた。分譲価格は間違いなく安かった。これを甘受(あるいは享受)する消費者がいることも言わなければならない。

プレ協「エコアクション2020」12年度実績で考えたこと(2013/10/25)

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「パワーホーム湘南辻堂ヒルズ」モデルハウス

 ナイスが分譲中の戸建て「パワーホーム湘南辻堂ヒルズ」を見学した。辻堂駅から徒歩12分の全31区画(建売住宅5戸、建築条件付土地分譲15区画)で、建売住宅はほぼ完売。順調な売れ行きを見せている。

 物件は、JR東海道線辻堂駅北口から徒歩12分、藤沢市羽鳥1丁目の第一種住居地域(建ぺい率60%、容積率100%)に位置する全31区画。建売住宅の土地面積は120.16~120.66㎡、建物面積は100.64~111.68㎡、価格は6,180万~7,090万円。建築条件付土地分譲は土地面積約120㎡以上、価格は4,357万円から。建売住宅は2棟が完成済み。

 現地は、大和ハウス工業が分譲中の大規模マンション「プレミスト淞南辻堂」に近接。建物は同社の長期優良住宅の耐震、断熱、維持管理、劣化対策の4つの最高基準をクリアした木造2階建てパワーホーム。

 共働き世帯の入居を想定したモデルハウスは、隠せるキッチン収納、梁現しリビング、メーターモジュール階段、良水工房、洗面台付き玄関ホール、汚れが付きにくいセフィオンテクト(TOTO)、透水コンクリートなどが特徴。

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同社の施工例(モデルハウスもこれに近い)

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 すてきナイスグループは今年5月、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の容疑で証券取引等監視委員会による強制調査と横浜地方検察庁による強制捜査を受け、その後、前会長、前副会長が同容疑で逮捕されるなどの事態を招いたので心配していたのだが、今回の分譲戸建ては順調に売れており、一般のお客さんへの影響はそれほどでもないことに記者も安堵した。

 価格的には、市の指導により土地面積が120㎡以上となりグロスは「地元の人はなかなか買えない」(同社住まいるギャラリー湘南 一級建築士 部長・山本哲也氏)価格帯だが、近接の大和ハウスのマンションの坪単価は200万円をはるかに突破しており、割安感はある。

 停止条件付宅地分譲の比率が高く、現段階ではモデルハウス2棟しかないので街並みが観られないのが残念だった。

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モデルハウス

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ツーボウルの洗面

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 記事とは関係ないが、同社野球部は今年のRBA野球大会でエース山本の好投で8強まで勝ち進んだ。山本投手は準々決勝戦欠場したため惜しくも敗れたが、山本投手が投げていればひょっとしたら20年ぶりの東京ドームでの決勝戦に勝ち進んだかもしれない。

 20年前の監督を務めていたのは確かナイス取締役常務執行役員住宅事業本部長・木暮博雄氏(前すてきナイスグループ代表取締役社長)だった。木暮氏には本業はもちろん野球部も強化するよう期待したい。野球部はすてきナイスグループのアットホームな雰囲気をもっともよく映している〝素敵〟なチームだ。

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お披露目式フォトセッション(左から東京セキスイハイム社長・岡田雅一氏、積水化学工業代表取締役・加藤敬太氏、富岡氏、髙下氏、神吉氏)

 積水化学工業は10月11日、同社初の複合大規模タウン「あさかリードタウンお披露目式」を開催。同社代表取締役社長・髙下貞二氏や朝霞市長・富岡勝則氏などが出席してセレモニーを行ったほか、全戸にレジリエンス機能を搭載した戸建てモデルハウス、サステナブルなまちづくりを紹介する「SEKISUI Safe&Sound Gallery」などを報道陣に公開した。

 「あさかリードタウン」は、東武東上線朝霞駅バス5分徒歩3分、朝霞市根岸台三丁目に位置する開発面積約72,544㎡。同社の工場跡地で、全131区画からなる「スマートハイムシティ朝霞」のほかマンション212戸、商業施設「CAINZ」、保育施設2カ所、有料老人ホーム・賃貸住宅「あさかヴィレッジ」、クラブハウスなどが整備される。

 今年1月に設立したセキスイタウンマネジメントが手掛ける第一弾でもあり、「Safe&Sound:安心・安全で、環境にやさしく、サステナブルなまち」をコンセプトに掲げ、同社グループの製品・サービスを102品目採用するなどグループの総合力を結集。街全体の安心・安全を確保するため電線・水道管の地中化、大雨時の浸水を防ぐクロスウェーブ、雨水貯留管を地下に集約するなどインフラ整備に力を入れている。

 地域と社会課題解決、SDGsに貢献する様々な取り組み・製品提供も行う。街の25%を緑化する取り組みが評価されABINC認証を取得している。

 「SEKISUI Safe&Sound Gallery」のユニットは、同社グループ会社が施工した福島県郡山市の応急仮設住宅を譲り受け、再利用している。

 戸建て街区「スマートハイムシティ朝霞」は、これまで供給した停止条件付宅地分譲40区画が全て完売、分譲戸建て90戸のうち27戸が成約済み。土地面積は約130㎡以上で、建物面積は約110㎡以上。分譲戸建ての建物は軽量鉄骨造(全体の3分の2)と、木質系ユニット住宅(同3分の1)2階建て。価格は宅地が坪約40万円、分譲は5,000~5,500万円が中心。床は挽板、和室には樹脂畳を採用している。リビング天井高は2400ミリ。

 全戸に全戸太陽光発電システム、蓄電池を搭載するほか、「飲料水貯留システム」を採用。断水時に3日間(24ℓ)の飲料水を確保する。

 お披露目式で髙下社長は、「1953年(昭和28年)に関東初のプラスチック工場として稼働してから62年の2015年に幕を閉じ、安心で安全、防災減災、健康で快適な持続可能な街づくりを当社グループの総力を結集して進めてきた。ESG経営の根幹にあるSDGsにも貢献できるよう化学の力との融合も図った。当社初のスマートタウンの第一歩をスタートさせた」と挨拶。

 富岡市長は、「これまで60年以上にわたって市の発展に貢献してきた工場跡地が先進的技術を投入した新しい街に生まれ変わるのは、当市の『自然・環境に恵まれたまち』『子育てがしやすいまち』『安心・安全なまち』『つながりがある元気なまち』という4つの基本コンセプトに合致するもの」と祝意を述べた。

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髙下氏(左)と富岡氏

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両氏の挨拶・祝辞が終わったころ激しい雨が降ってきた(参加者には合羽や傘が配布された)

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 どのような街になるか楽しみにしていたのだが、高下社長も強調したように、街づくりのインフラ整備には相当な力が注がれていることを確かめることができた。「飲料水貯留システム」は初めて見た。原理的には井戸水を釣瓶でくみ上げるのと一緒で単純なものだが、水道水をどのように貯めて取水するのかその仕組みはよく分からなかった。

 街の安心・安全・防災の取り組みでも、近くに流れる黒目川が氾濫しても住宅地が浸水しないよう川に近い地盤を約2mかさ上げし、約12mにわたって緩やかなひな壇造成も行っている。

 好調な売れ行きにも驚いた。宅地の分譲開始が今年2月、分譲戸建ては4月。分譲戸建ての価格はエリアの相場より1,000万円から1,500万円も高い。にもかかわらず67区画を成約した。この販売スピードは「想定の1.5倍」(同社住宅カンパニープレジデント・神吉利幸氏)だという。総合的な街づくりが評価されたのだろう。

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雨水貯留管

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飲料水貯水システムイメージ図(自転車の空気入れのようなもので取水する)

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 見学会で感じたことをいくつか指摘したい。

 他の記者の方が質疑応答で「ものすごく安い」と称えた。もちろんフルスペックだからという意味が込められての発言だとは思うが、小生は逆だと思う。同社の担当者にも確認したのだが、朝霞駅からバス便の分譲戸建ての相場は4,000万円前後で、アッパーでも4,500万円だ。5,000~5,500万円という価格設定は正気の沙汰ではない。設備仕様レベルを上げて売れるのなら問題はないが、いまの市場はそうではない。ユーザーの購買力は上がっていない。常に価格下げ圧力がかかる。だから、どこのハウスメーカーもデベロッパーも設備仕様レベルを下げ、価格を下げようとする。

 〝ものすごく高い〟のによく売れているのは、ハイスペックが支持されたということだろう。果たしてこれがどこでも通用するかどうか。この前取材した三井不動産レジデンシャル&三菱地所レジデンス「稲毛海岸 美浜の杜シティ」は4,500万円台中心だ。記事を添付したので比較して読んで頂きたい。

 もう一つ。報道陣からは朝霞市初の「電線の地中下化」を称賛する声が上がった。小生もそう思うが、電線の地中化は同じハウスメーカーでも採用例は多くはないがあるし、デベロッパーも三井不動産レジデンシャルはマンションや戸建てで採用しているし、コスモスイニシアの電線地中化事例は2014年時点で10件に達しており、その後も加えると相当数に上るはずだ。

 さらにもう一つ。街並み、デザインについて。ゆっくり街中を見学するゆとりはなかったのだが、木造ファンの小生からすれば、鉄やコンクリのユニット住宅は外観が単調で〝美しさ〟に乏しいと感じるが、今回もそうだった。

 同社は今後、この種の街づくりプロジェクトを年間100億円規模まで拡大する意向だか、陸屋根が基本の鉄骨住宅とこう配屋根の木質系住宅

「グランツーユーV(ファイブ)」とのバランスを取りながら美しい外観・街並みを創造していくのかが課題の一つではないかと思う。天井高の低いのも気になった。

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 なぜ前段のようなことを書くかといえば、今も昔も多くの住宅・不動産業界のメディアは記者の取材配置を行政、大手デベロッパー、中小、ハウスメーカー、不動産仲介、仲介など分野ごとに振り分けており、数年で担当を変えるともある。大マスコミと一緒だ。

 そうすると、どういうことが起きるか。デベロッパー担当記者はハウスメーカーを全く取材しないし、逆にハウスメーカー担当はデベロッパーを取材しない。今回のような街づくり、分譲戸建てのようにデベロッパーもハウスメーカーも事業展開している分野では双方を取材しなければ市場を把握できないのに、記者は上司の指示か同僚に気を使ってか、それをしない。

 この日の見学会にはこの種のデベロッパーの見学会と比べ2倍くらいの記者が参加していた。デベロッパー中心に取材している小生にとっては羨ましい限りだ。だが、しかし、極論かもしれないが、つまり半分の記者は半分の市場しか見ていないことになる。

 小生はずっと分譲事業を取材してきたので、デベロッパーであろうとハウスメーカーであろうと大手、中小の別なく取材してきた。だから、この東武東上線のマンション、戸建ての市場は頭の中に入っている。朝霞駅からバス便の分譲戸建てが5,000~5,500万円というのは破格の値段だ。「ものすごく安い」という結論には絶対にならない(最近の東上線のマンションは価格上昇が顕著で、その分だけ分譲戸建ての割安感は生まれているが)。電線地中化もデベロッパーではそれほど珍しいことではない。

 これだけ時代の流れが激しくなり、市場が縮小し競争が激化してくると、デベロッパーもハウスメーカーもそれぞれの成長分野へシフトする動きは加速する。〝街づくり〟〝スマート〟もその一つだ。

 メディアは旧態依然の取材体制を改め、業種・業態を超えたクロスオーバー的な取材体制の再構築と、記者もまた〝広く浅く〟と〝狭く深く〟の両方を兼ね備えるべきだと思う。

 そうでないと〝木を見て森を見ず〟〝森を見て木を見ず〟になる。マクロとミクロ、鳥の目と虫の目-この視点が-欠落すると業界紙の役割は果たせないと思う。

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「スマートハイムシティ朝霞」エントランス

三井不レジ&三菱地所レジ 初の戸建て〝共演〟 全253区画の「稲毛海岸」分譲(2019/10/8)

 

カテゴリ: 2019年度

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〝呉越同舟〟三井不レジ(左)と三菱地所レジの「稲毛海岸 美浜の杜シティ」タウンゲート

 三菱地所レジデンスと三井不動産レジデンシャルは10月8日、千葉市美浜区稲毛海岸に位置する全253区画の大規模戸建て「稲毛海岸 美浜の杜シティ」のメディア向け現地見学会を行った。従前敷地は2社のグループ企業が保有しており、これまで市民プール、住宅展示場、商業施設として利用されていた。両社が分譲戸建てで〝共演〟するのは今回が初めて。

 物件は、JR京葉線稲毛海岸駅から徒歩12分、千葉市美浜区稲毛海岸2丁目に位置する開発総面積約40,000㎡超の全253 区画(三菱地所レジデンス139区画、三井不動産レジデンシャル114区画)。用途地域は第一種中高層住居専用地域・第一種住居地域(建ぺい率60・70%、容積率200%)。10月下旬に分譲開始する。エネファームを標準装備。

 今回分譲する三菱地所レジデンスの第1期(27戸)は、敷地面積110.08~135.21㎡、建物面積96.05~122.16㎡、価格は未定だが、4,500万円台が中心になる模様。建物は完成済み。設計・監理・施工は三菱地所ホーム。

 三井不動産レジデンシャルの第1期(26戸)は、敷地面積110.40~135.38㎡、建物面積106.07~122.79㎡、予定価格4,300万円台~5,200万円台(最多価格帯4,400万円台・4.800万円台)。建物は完成済み。施工はエステーホーム、西武建設。

 公園のような街づくりを目指し、駅にもっとも近いところにメインゲートを設置、各街区にシンボルツリーとしてアオダモ、サルスベリ(赤・白)、ヤマボウシ、ハナミズキ、エゴノキを植樹、千葉市緑化率ルール(1宅地高木換算4本)を厳守する。

 外観デザインは「アールデコ」をテーマに建物・外構ガイドラインを設定して統一感を図る。街の中央部に集会所を設け、コミュニティ支援を行う。タウンセキュリティも導入する。

 これまでの来場者数はそれぞれ約100件。来場者の現住所は美浜区、稲毛区を中心に約45%が千葉県。

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空撮

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敷地配置図

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 三井不動産レジデンシャルはバブル崩壊後、それまでの面開発から撤退はしたが、都市型戸建て「ファインコート」を立ち上げ、コンスタントに戸建てを分譲してきた。2019年3月期の計上戸数は475戸だが、2014年3月期は916戸もあった。大手デベロッパーでは他を圧倒している。

 一方の三菱地所レジデンスは、バブル前は大規模分譲地を手掛けていたが、バブル崩壊後は仙台市の総開発面積1,070haという民間の住宅地開発としてはわが国最大の「泉パークタウン」も含めどんどん供給が減り、決算セグメントにデータはない。最近は再び戸数を増やしつつあるが、それでも今期は100戸超というから、三井不レジには大きく引き離されている。

 その2社が同じ住宅地で同じような価格帯で分譲するというのだから、どのような商品になるか、今回の見学会を楽しみにしていた。(マンションでは海浜幕張の「パティオス」で民間6社グループが〝共演〟した実績あり)

 見学会で説明を聞き、モデルハウスをみて〝これはいい〟と確信した。両社は2022年春までに完売したいというが、4,500万円台中心という価格設定と、アールデコの圧倒的なデザイン性からすれば、相乗効果も期待でき目標通りに完売できると見た。裏でお互いを罵り合う乱売戦にはならないはずだ。

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三菱地所レジデンスのモデルハウス(価格は5,000万円台の後半とか)

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手前が三菱地所レジ、その奥が三井不レジ

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三井不動産レジデンシャルの住宅

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外構・植栽(三井不動産レジデンシャル)

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 一つだけ残念だったのは、それぞれ三井ホーム、三菱地所ホームという2×4工法の子会社があり、全館空調を売りの一つにしているのに採用には熱心でないことだった。

 メインターゲットが年収にして500~700万円台の子育てファミリーだからおのずと購買力にも限界があるのはわかるが、もう少し年収が高いアッパーミドルにも訴求できるデザイン性があるのだから、ハウスメーカー並みのZEH住宅を目指してほしかった。

 三井レジは三井ホームの施工を8棟予定しているにもかかわらず、全館空調の採用予定はないという。三井ホームがつい先日、40坪以下の住宅を対象にした132万円の全館空調システム「スマートブリーズ ワン」を開発したではないか。設計を変更してでも採用すべきではないか。

 三菱レジも今回の27棟のうち3棟にしか全熱交換方式の全館空調「エアロテック」採用していない。そのうちの1棟をモデルハウスにしていた。リビング天井高も約2900ミリ。相当力が入っているのがうかがえる。価格は6,200万円くらいになる模様だが、全館空調の良さを訴え切れれば、この住宅は一番人気を呼ぶのではないか。

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 三井ホームは10月4日、40坪以下の住宅を対象にした全館空調システム「スマートブリーズ ワン」を開発し、10月11日(金)から全国販売(沖縄、寒冷多雪地を除く)すると発表した。

 従来製品と比べイニシャルコスト(初期投資)を最大40%軽減し、ランニングコスト(電気代)は約20%軽減。メンテナンスコストも削減した。販売価格は132万円。

 同社の全館空調システムの累計販売台数30,000台に達し業界№1(同社調べ)。

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 優良ストック住宅推進協議会(スムストック)は10月1日、住宅金融支援機構と業務提携し、「フラット35(中古住宅用)」融資手続きが簡素化されると発表した。

 「フラット35」融資を受けためには、同支援機構が定める「適合証明書」を提出する必要があり、書類審査や現地調査などに通常1~2週間の時間がかかり、数万円の検査費用も必要となる。

 今回の業務提携により、スムストック住宅については、スムストック住宅販売士による「スムストック住宅基準適合点検シート」を金融機関に提出するだけで済み、適合証明書の交付を受ける時間が短縮される。

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nextstageミライズ三郷中央」販売戸数500棟達成記念イベント

6年間で500棟販売-ポラスグループ中央住宅は9月28日、つくばエクスプレス三郷中央駅エリアで販売を開始した201310月以来、戸建ての販売累計棟数が500棟を突破したことを記念する地域住民を対象としたイベントを行った。参加者は木工教室、マルシェ、ハロウィンコスチュームコンテスト、ビンゴ大会などを楽しんだ。イベントは29日も行われる。(同社は30日、来場者は約400組1,200名と発表。うち約4割が契約者)

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木工教室

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ステージでのイベント

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 同社の三郷中央駅圏の戸建て分譲については過去3度記事にしているので、そちらも参照していただきたい。

 マンション事業者の方はご存じだろう。三郷中央駅圏では、2009年の伊藤忠都市開発「クレヴィア三郷中央」、2010年の大京「ザ・ライオンズ三郷中央」など人気になった物件もあるが、業界では厳しいエリアとして知られている。単価水準はこの10年間ほとんど上昇していない。記者はその第一の理由として、駅前の商業施設が乏しいからだと思っている。(戸建てに負けない商品企画も必要)

 にもかかわらず、同社の分譲戸建ては201310月の分譲開始以来、今年4月には販売棟数が500戸を超え、現在までに30520戸までに伸ばしていると聞いて驚いた。

 人気の最大の理由は、当初は敷地面積が120㎡以上(地区計画による)で3,400万円台からで、最近では3,700万円くらいからという価格の安さにありそうだ。分譲マンションは坪160万円くらいが相場だから、いかに安いかが分かる。

 もう一つ強調したいのは、価格に比して商品企画レベルが高いことだ。リビング天井高は2700mmだし、床や面材は挽き板を多用し、外構の植栽もしっかり造りこみを行っている。

 売れ行き好調を示すトピックスとして、名鉄不動産がマンション用地としてUR都市機構から取得した土地の譲渡を受けて、戸建て40棟を同社が分譲したことがあげられる。

 同社戸建分譲設計本部設計二部部長・鈴木征道氏は「当初は年間80棟の販売を目指して分譲開始したが、売れ行きが好調で仕入れを強化してきた。しっかり商品の造り込みを行えば売れる。近く販売戸数500棟と当社グループ50周年を記念する31次の『nextstageソノサキノミライへ 1st』を分譲する。区画整理地内の保留地などは残りが少なく35次でトータル600棟がフィニッシュとなる」と話した。

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モデルハウス

 

ポラスグループ 戸建て初 自動録画機能付き宅配BOX 180棟に採用(2018/5/18

ポラス 学生コンペ 実物件化モデルハウスを公開 ミニ開発の難点を解消(2017/8/12

ポラス中央住宅 「坪庭」と「玄関」を一体化 学生コンペ作品を実物件化(2015/12/3

申込殺到も 大京「ザ・ライオンズ三郷中央」(2010/11/18

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「モラージュ菖蒲ハウジングステージ」

 アキュラホームは9月13日、災害時に支援施設として一般に開放する日本初のモデルハウスを久喜市の住宅展示場「モラージュ菖蒲ハウジングステージ」に公開した。

 日産自動車、日産フリンス埼玉販売と災害連携協定を結び、蓄電量40kwhの大容量の発電能力を有す電気自動車日産リーフを展示場に装備し、災害時の停電時に電力を供給するとともに、掘削した井戸から井戸水を提供し、さらに災害備蓄品を装備することで、一時避難所として提供する。日産は災害時には他のリーフの配備も行う。

 同社は今回のモデルハウスを全国150カ所の住宅展示場にも展開する意向で、他のハウスメーカーが同様の取り組みを行うことを期待している。

 記者発表会に臨んだ同社宮沢俊哉社長は、「災害に強い住宅を供給するのは我々の使命だが、同時に復興を支援するのも重要。すでに4~5年前、井戸付き住宅を提案し、令和元年には日産リーフを標準装備し、太陽光発電と蓄電池機能を備えた全館冷暖房費ゼロ、光熱費ゼロ、自動車燃料費ゼロの『ミライの家 Rei』を発売した。今回、災害支援施設にしたのは、リーフの大容量の蓄電池機能を生かし、一時避難場所としても提供することで地域に貢献する」ことが狙いとし、今後は「当社の全国150カ所の住宅展示場でも順次装備していく。同様の取り組みが他のメーカーにも広がることを期待している」と述べた。

 モデルハウスは、木造2階建て延べ床面積約19.㎡。停電時には約6,000人以上(1台30分)の携帯電話を充電することが可能。6×6mスパン、天井高約5660ミリの吹き抜けリビング大空間を提案しているほか、オリジナル全館空調システム、手掘り井戸を装備している。

 同社はまた、激発する自然災害を受け、〝災害に強い住まい〟として太陽光発電と5.6kWの蓄電池を装備した「ココイエ レジリエンス」を85㎡:1,450万円~50棟限定で緊急発売する。

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宮沢社長

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宮沢社長と日産リーフ

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井戸

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 意表を突くいい取り組みだ。記者は車の購入費や維持費は安くなく、その分だけ住宅建設や購入費を抑えなければならないので〝住宅の敵は車〟だとずっと思っていた。環境汚染や〝死の恐怖〟のリスクも考えると車は両刃の剣だ。

 その車と高機能の住宅や住宅展示場と組み合せれば、災害時に人々を救うことを知った。

 ただ、車のことは全く知らないので、〝どうしてリーフでないといけないのか〟と聞いたら、宮沢社長も日産自動車関係者もリーフは他社の電気自動車と比べ蓄電容量が大きいのだという。40kwhだと東京-名古屋間を走れるというし、停電時の住宅では、昼間の使用量を抑えれば4日間くらいは持つという。(高性能の充放電機器パワーステーションは100万円前後というのが課題のようだ)

 住宅展示場を災害時の一時避難場所にするのも大賛成。住宅展示場が全国にどれだけあるかしらないが、敷地面積はどこも広いはずで、最先端の住宅ばかりだろう。相当数の人を受け入れることが可能なはずだ。

 難点は、どこの展示場も火気厳禁になっているはずで、モデルハウスはトイレや風呂、調理できる仕様になっているのかどうか。

 それと水の確保だ。宮沢社長の自宅は水質検査を行った結果、飲料水として利用できるようになったとか。全国の住宅展示場も共同で掘れば費用は抑えられるはずで、水は飲めるのではないか。

 住宅展示場がそのような施設になれば、見方も変わるはずだ。ひょっとしたら、来年のグッドデザイン賞で最優秀賞を受賞するかもしれない。それくらいのヒット作だ。

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大空間

カテゴリ: 2019年度

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 積水ハウスは8月22日、従来の「LDK発想」から脱却し、家族が思い思いに過ごせる「新しいリビングのあり方」を提案する「ファミリースイート リノベーション」を9月1日から積水ハウスリフォーム3社通じて発売すると発表した。

 「ファミリー スイート」は、住まいの「幸せ」を研究する住生活研究所の研究成果と先進技術により開発した戸建て向け商品で、昨年10月に発売して以来、新築戸建てへの採用率は約5割に達している。

 新開発の受梁仕様「RFサポートビームシステム」により、既存の構造柱を取り除くことで、細かく間仕切られていた空間を大空間リビングへリフォームすることが可能。

カテゴリ: 2019年度
 

 

 

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