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 明和地所は8月11日、2021年3月期決算を発表。売上高は19,711百万円(前年同期比139.1%増)、営業利益は2,510百万円(同916.7%増)、経常利益は2,378百万円(前年同期は109百万円)、純利益は1,994百万円(前年同期は110百万円)となった。

 新型コロナ対策としてマンションの引渡しを前期から当期に変更した住戸があったため、計上戸数は343戸(前年同期比185戸増)と大幅に増加し、売上高は18,275百万円(同167.6%増)となった。

 ケイアイスター不動産は811日、20213月期第1四半期決算を発表。売上高は28,129百万円(前年同期比8.1%増)、営業利益は1,015百万円(同20.9%減)、経常利益は927百万円(同24.3%減)、純利益は565百万円(同20.9%減)となった。

 売上高は過去最高を記録したが、営業利益は販売費、一般管理費が増加したことにより、経常利益は営業外費用が増加したことによりそれぞれ減益となった。

  住友不動産は811日、20213月期第1四半期決算を発表。売上高は3,159億円(前年同期比5.5%減)、営業利益は827億円(同1.7%増)、経常利益は840億円(同3.1%増)、純利益は654億円(同17.3%増)で、営業・経常利益は4期連続、純利益はそれぞれ第1四半期の過去最高を更新した。

ホテル、イベントホールなどで新型コロナの影響を受けたが、主力のオフィスは過去最低水準の空室率を維持するなど増収増益となり、好採算のマンションの引き渡しにより利益率が改善し、二けた増益となった。マンションの今期計上予定戸数(4,500戸)の契約進捗は約85%(前年同期90%)を確保。

不動産流通事業は新型コロナの影響を受け取扱件数は7,937件(前年同期比1,716件減)と大幅に減少したが、5月以降は回復基調で推移している。

  マンション管理業協会は811日、「マンション管理トレンド調査2020」結果をまとめ発表した。調査対象は全会員社359社で、335社(93.3%)から回答があった。

IoTなどの先進技術の導入状況については、52%の会員社(173)が「管理組合収納口座の出納にネットバンキング活用」を、42%の会員社(141)が「現場現金のキャッシュレス化(完全+一部)」を、31%の会員社(105)が「ITを活用した理事会」をそれぞれ導入または検討中と答えた。課題は①導入コストが高い②技術動向を見極めている③導入効果が見えない-など。

従業員の雇用状況については、90%の会員社(302)が「1年前より厳しくなっている」「1年前と変わらない」と回答。68%の会員社(227)が管理員(日常清掃兼務を含む)、修繕技術の担当者、日常清掃員などで「大いに不足」「やや不足」と答えた。

働き方改革の取り組み状況については、89%の会員社(293)が取り組み済み、または取り組みを検討中と回答。具体的には在宅勤務、テレワーク、休暇の取得推進(時間単位有給休暇、有給休暇取得促進、フォロー体制整備等)、時間外労働の短縮(ノー残業デー、朝型勤務、深夜残業禁止等)などを挙げた。その効果については「従業員の心身の健康におけるリスクが低減した」「長時間労働が抑制できた」「業務効率化・生産性向上ができた」などの回答が多かった。今後の課題としては、「従業員の意識改革や取り組み促進」「業務量に対する適正要員の確保」「管理職の意識改革や取り組み促進」などが挙がっている。

事業継続計画(BCP)については、74%の会員社(240)が策定済み、または策定を検討中と回答している。

高齢者グラフ.png 経路不明グラフ.png

 8月10日(月)の東京都の新型コロナ感染者は197人となり、7月27日(月)の131人に次ぐ14日ぶりの200人を切る水準になった。これまでも月曜日は検査件数が少ないことから低い数値を示す傾向があり、400人を超えた7月31日、8月1日、8月7日、8月8日と比べ20~30代の感染者が少ないことが反映された。

◇       ◆     ◇

 70歳以上と感染経路不明者の推移をグラフにまとめた。最近の高齢者の感染者は徐々に増えてはいるが、第一波と比べ少なく、全体に占める割合が低いのが特徴。病院などの感染拡大防止策が整ってきたためか、高齢者の〝自衛策〟のためか、理由は不明。

 経路不明者比率は、48.5%だった7月17日を最後にその後はずっと50%以上で推移しており、60%を超える日も少なくない。この1週間の増加比は105.1%(移動平均値)となっており、感染経路を徹底して辿る課題は当初からほとんど改善されていないことが分かる。

 利用者が激減している公園の利活用を促進するには、民設民営が有効ではないかと書いた矢先に吉報が飛び込んできた。既報のように、日本財団が安藤忠雄、伊東豊雄、隈研吾、槇文彦氏ら16人の著名なクリエイターを起用し、渋谷区の公園17か所にトイレを建設したうえ、市に寄付し、維持管理は同財団と市・渋谷区観光協会が行うというものだ。完成した2か所と建設中の1か所を見学した。

最初に見学したのは、小田急線代々木公園駅から徒歩数分の「はるのおがわコミュニティパークトイレ」だ。利用者が個室ブースに入っていないときは、ブース内が透けて見えるため、ネットなどで〝シースルートイレ〟などと話題になっているもので、2014年に建築分野の国際的な賞プリツカー賞を受賞している〝紙の建築〟で知られる建築家・坂茂氏がデザインした。

見学したこの日(88日)は、トイレに電源が入っておらず利用不可だった。千葉県浦安市から見学に訪れていた建築関係の仕事をしているという夫婦は「素材はアクリルガラス。これは値段も高い。このほかの著名な建築家のトイレもぜひ見たい」と話していた。

次に見学したのは、「はるのおがわ」と徒歩23分しか離れていないやはり坂茂氏の「代々木深町小公園トイレ」。小田急線代々木公園駅3番出口のすぐ傍。20代の女性は「外から丸見えなので入るのはちょっとためらうかもしれませんが、斬新なデザイン。素敵だと思います」と写真に収めていた。

記者も利用してみた。個室ブースは男性用、女性用、多目的の3つ。広さは男性用と女性用が2m×2.5mくらいで、多目的は2.5m×2.5mくらいか。ブース内は白が基調で美しい。暖房便座機能はないが、TOTOのウォッシュレット機能が付いており、男性用もベビーチェアが備わっている。

〝行列ができるトイレ〟になるかどうかは不明だが、ゆったり寛げるので他の公園トイレよりははるかに利用時間は長くなりそうだ。坂茂さんなので〝紙のトイレ〟を期待したのだが、どこにも紙の素材は採用されていなかった。

最後に見学したのは、坂倉建築研究所の創設者・故坂倉準三氏の息子で同研究所代表取締役会長・坂倉竹之助氏が担当した「西原一丁目公園トイレ」(831日完成予定)。これがまた素晴らしかった。

京王新線幡ヶ谷駅から徒歩数分の甲州街道から一歩入った、地下化された京王新線の線路上にある線形の公園の一角にある。トイレの形状は坂茂氏の作品とよく似ているが、グリーンが基調のデザインが美しいのが特徴。外周部も修景されており〝隠れ家〟的な雰囲気がある。

問題は、果たして誰が利用するかだ。現地周辺にはマンションや戸建て以外に飲食店らしきものはほとんどない。近所の人も「西原一丁目公園? 知らないな。そんなの聞いたことない」と話した。場所の選定は渋谷区が行ったのだろうが、疑問が残る。整備費用は数千万円かもっと高いかもしれないので、もったいなさすぎる。

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 トイレの見学・写真撮影の可否を日本財団に問い合わせたら、写真撮影は市の許可を得ていただきたいという返事が返ってきた。小生が住む多摩市も営利を目的とするものに対しては事前に許可申請を出し、撮影料を徴収することは知っていた。都市公園法第10条には禁止事項や許可が必要な事項が定められているからだ。どこの自治体も同じだろうと思っていた。

渋谷区も、都市公園条例第11条の規定により営業行為、募金や署名、業としての撮影、各種集会などなどで区立公園を使用する場合は、事前に許可を受けることが必要とあり、許可申請はおおむね5日前までで、使用料(撮影料)は1時間35,000円と定められていた。(多摩市は業として行う映画、テレビ、ビデオ撮影、興行などは1時間6,750円)

区の担当者に電話で「取材が目的」と伝えた。許可は必要なくいつでも自由に撮影は可能と思ったらそうではなかった。やはり許可申請が必要と担当者に言われた。

撮影の許可を得るのが本旨ではないのでそのまま引き下がったが、記事を書くための撮影にも申請・許可が必要というのは納得できない。明らかに憲法が定めた「表現の自由」に背馳する。公園の写真を撮ることはそれ自体が目的ではなく、記事の一部としてあるいは記事を補強する材料として用いるのが目的だ。公衆トイレが「芸術作品」であっても、撮影は著作権法に抵触しない。〝お金を払えば許可してやる〟というのはほとんど買売春と同じだ。記者はそのようなことをしたくないので、写真は掲載しない。〝悪法も法なり〟というが、腹が立つ。

 ばかばかしいことを長々と書いたが、日本財団に画像データの送付をお願いしたので、送られてきてから添付することにする。

渋谷区に安藤忠雄、伊東豊雄、隈研吾、槇文彦氏ら16人がデザインしたトイレ誕生(2020/8/7

激減する利用者 激増する1人当たり占有面積 公園のあり方考える(2020/8/3

 

30代女性グラフ.png 40代男性グラフ.png

 8月7日の東京都の新型コロナ感染者は1日当たりの感染者数としては8月1日の472人、7月31日の463人に次ぐ3番目に多い462人となった。うち309人(66.9%)が経路不明。以下の年代・性別感染者が過去最多となった。( )内はこれまでの最多だった月日と人数。

・10代男女19人(8月1日15人)

・10代女性11人(8月6日9人)

・30代女性50人(7月30日39人)

・40代男女68人(7月31日57人)

・40代男性51人(8月1日39人)

 この10日間の感染者は3,490人となり、4月7日に緊急事態宣言が発令されてからの30日間の3,766人に迫る勢い。累計では15,107人となり、年代・性別では20代男性が最多で2,883人、以下20代女性2,284人、30代男性2,077人、40代男性1,424人、30代女性1,222人、50代男性998人の順。

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「オーベル松戸ヒルズ」

 大成有楽不動産が9月中旬に分譲する「オーベル松戸ヒルズ」のモデルルームを見学した。先に見学した「八王子」と同様、リビング・ダイニングの一角に約1畳の「ホームライブラリー」を設置しているのが特徴で、集客は順調に進んでいるという。

 物件は、常盤線・上野東京ライン・新京成線松戸駅から徒歩13分(松戸駅からバス7分・徒歩1分)の第一種中高層住居専用地域に位置する7階建て67戸。専有面積は67.5883.59㎡、価格は未定だが坪単価は195万円の予定。竣工予定は20215月下旬。設計・監理・施工は長谷工コーポレーション。販売代理は長谷工アーベスト。

 Afterコロナの新しい生活様式に対応するため、約1の「ホームライブラリー」をリビング・ダイニングの一角に設置しているのが特徴。カウンター・インターネット接続が可能なマルチメディアコンセント・ダウンライト照明を標準装備。テレワークやリモート学習などに対応可能。

 同社マンション事業本部マンション事業部事業室(第一)主任・篠大智氏は「資料請求約400件、来場予約数約100件は想定外の多さです。新型コロナ対策として完全予約制で来場件数を制限していますが、1日のマックス9組はほぼ満席。競合物件もほとんどなく、販売は堅調に推移するとみています」と話した。

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ホームライブラリー

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 この日(85日)は暑く、記者の足では現地まで往復30分くらいかかるのではないと考えたら足がすくんだので現地は見ていない。篠氏によると現地は水害に強い高台に位置しており、前建などによる日影の影響もなさそうだ。

 中心市街地に位置する「オーベルグランディオ八王子エアーズ」の坪単価が160万円で、こちらが195万円(予定)というのはやや高いような気がしないではないが、多摩エリアは全体的に割り負けしているのでこんなものだろうか。

 「ホームライブラリー」は、テレワークに十分対応できるものだと思う。ハウスメーカーなどは3畳大くらいで数十万円もかかる立派な「個室」を提案しているが(それはそれで結構だが)。予算が限られている一般的なユーザーはそのようなぜいたくなテレワークスペースを確保できない。「ホームライブラリー」は標準装備だから負担増も感じなくて済む。

 ここでも郊外マンションの〝復権〟を感じた。

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モデルルーム

「シェアキッチン・シェアスペース」を地域にも開放 大成有楽不動産「八王子」(2020/7/23

安すぎないか 中心市街地の一角で坪単価160万円 大成有楽不「八王子」(2020/7/14

 飯田グループホールディングスは87日、20213月期第1四半期決算を発表。売上高は3,219億円(前年同期比7.6%増)、営業利益は157億円(同22.2%減)、税引前利益は161億円(同15.3%減)、純利益は109億円(同14.1%減)となった。

セグメント別では、主力の戸建て事業は10,749件、売上高283,217百万円、前年同期比 7.8%増となった。各社の戸建て事業は次の通り。数字は件数、売上高(百万円)、前年同期比(%)の順。
 ・一建設      3,01876,566百万円 17.9%増
  ・飯田産業     1,61550,281百万円  8.6%減
 ・東栄住宅     1,17538,238百万円 8.9%増
 ・タクトホーム    96226,695百万円 20.9%増
 ・アーネストワン  2,93365,761百万円 9.0%増
 ・アイディーホーム 1,04225,566百万円 1.6%増

 三菱地所は8月7日、2021年3月期第1四半期決算を発表。売上高は2,574億円(前年同期比3.2%減)、営業利益は542億円(同15.7%増)、経常利益は513億円(同16.7%増)、純利益は292億円(同10.8%増)となった。

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、商業施設及びホテル事業の利益が大きく落ち込んだが、新規オフィスビルの通期稼働及び既存ビルでの賃料増額改定などによるビル賃貸利益の増加のほか、オフィスビルや物流施設の売却益の増加などにより増益となった。

 減収の主要因は、国内分譲マンション事業における引渡戸数の減少、当期竣工物件の減少ならびに新型コロナウイルス感染症対策にともなう販売活動の停滞による。

 なお、緊急事態宣言期間中に休館対応等を実施した商業施設やホテル等の施設については、休館対応等の期間における一部費用約57億円を営業原価から特別損失に振り替えて計上しているが、当該調整による影響を除外しても営業増益となっている。

 

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