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【三井のリハウス】新作TVCF第二弾放映開始 - コピー.jpg 

 三井不動産リアルティは5月13日(土)から不動産仲介サービスブランド「三井のリハウス」の新TVCF「新しい家」篇の全国放映を開始する。

 今回の新TVCF は、昨年放映し好評だった樹木希林さん、田辺桃子さん出演の“相続”をテーマにしたCF第二弾。おばあちゃんの家を手放すことになった家族の思いを描いた前作のストーリーを引き継ぎ、新生活での家族の思いに焦点を当てストーリーが展開していく。

 “家族の絆”を表現するとともに、孫娘にだけは見えるおばあちゃんが猫に変わる演出も加え、ユーモラスを醸し出すことで重くなりがちな“相続”というテーマをライトに仕上げているのが特徴。

 住宅・不動産業界紙「週刊住宅」が破たんした。業界にショックが走った。そこで、①週刊住宅の破たんをどう思うか②なぜ同社は破たんしたか③週刊業界紙が1紙になることをどう思うか④業界紙に望むこと・課題⑤その他-について業界広報担当者やメディア関係者に声を聞いた。

 以下は建築家の声。

①週刊住宅の破たんをどう思うか

 紙媒体の専門紙は余程特徴がなければ、しょうがないのでは…と思います。

 ちなみに、日経BP社の「日経アーキテクチャー」も読者が減りかなり苦戦を強いられているようです。

②なぜ同社は破たんしたか

 牧田さんがお辞めになった後に「ピリ辛」記事が全くなくなり読んでいましても「提灯記事」ばかりで「週刊住宅」の特徴が全くなくなったので、読者が減ったと思います。

 また、宣伝を載せている「スポンサー」に気を遣い過ぎでそれが紙面に表れている感じがしました。

③週刊業界紙が1紙になることをどう思うか

 「住宅新報」は購読していませんでしたので、内容は分かりませんのでコメントは差し控えます。

④業界紙に望むこと・課題

 不動産関連の記事だけでなく、建築的な専門分野の記事を載せて欲しい。

 また建築的な見地から不動産物件に関するメリット・ディメリットを載せないと、不動産業界はいつまでも浄化しないと思います。

⑤その他

 ネットの時代になって、全ての紙媒体の新聞や情報誌は,余程特徴がなければ破綻するのではないかと思います。

◇      ◆     ◇

 記者自身についても書かれており、削除しようかとも考えたのですが、「コメント全文を掲載します」とあらかじめ約束しており、〝おほめ〟の言葉は改めて姿勢を正せ、お叱りの言葉だと受け止めて原文のまま掲載しました。

「このままでは生き残れない業界紙」東急不動産HD・金指潔会長が苦言(2017/3/9)

 住宅・不動産業界紙「週刊住宅」が破たんした。業界にショックが走った。そこで、①週刊住宅の破たんをどう思うか②なぜ同社は破たんしたか③週刊業界紙が1紙になることをどう思うか④業界紙に望むこと・課題⑤その他-について業界広報担当者やメディア関係者に声を聞いた。

 以下は大手不動産流通会社の広報担当者の声。

①週刊住宅の破たんをどう思うか

 驚き&ショックです。

②なぜ同社は破たんしたか

 正直なところ、週刊住宅の記事に関しては、あまり面白くなかった(発見がない、深い考察もない)というのが本音です。

 メディアとしてこれを言いたいというような主張も、これを世の中に広めたいというようなジャーナリズム精神も感じず、毎号ニュースリリースのネタと、取って付けたようなまとめサイト的な一面記事で、紙面を埋めているという印象が強いです。

 業界紙特有のナアナアな感じが、良くも悪くもこのような結果を招いてしまったのではないでしょうか。

③週刊業界紙が1紙になることをどう思うか

 住宅新報との違いがよく分からなかったので、特段何も思うところはありません。

④業界紙に望むこと・課題

 広報の立場として、業界紙に取り上げられるメリットが乏しいのが実態です。牧田さんがやられていた日経住宅サーチへのリンクといった、世間一般に拡散する可能性があれば別ですが、未だに昔ながらのやり方でWebは会員制とし、紙に固執したようなやり方であれば、今後も縮小の一途ではないかと思います。

 コンテンツはあるのですから、もっとWebを上手に活用すべきだと思います。

 その中から選りすぐりのネタを、ニュースアプリやキュレーション系サイトに提供するなどして、拡散される可能性があれば、各社も業界紙にどんどん情報提供を行うようになるのだと思います。

「このままでは生き残れない業界紙」東急不動産HD・金指潔会長が苦言(2017/3/9)

 

 住宅・不動産業界紙「週刊住宅」が破たんした。業界にショックが走った。そこで、①週刊住宅の破たんをどう思うか②なぜ同社は破たんしたか③週刊業界紙が1紙になることをどう思うか④業界紙に望むこと・課題⑤その他-について業界広報担当者やメディア関係者に声を聞いた。

 以下は大手デベロッパー広報担当者の声。

①週刊住宅の破たんをどう思うか

 老舗の業界紙がなくなることは非常に残念でなりません。残された方々で故長尾社長の後を継いでいただけると信じていましたが、経営はよほど厳しかったのでしょうね。

②なぜ同社は破たんしたか

 詳細がわからないのでコメントは差し控えさせていただきます。

③週刊業界紙が1紙になることをどう思うか

 業界新聞は複数紙あり常に競いながらあった方が良い記事も書くことができるのではないでしょうか。

④業界紙に望むこと・課題

 業界紙は一般紙では書けない業界事情や専門知識があるので、やはり必要と思います。今後は、他の業界紙が週刊住宅新聞社のやってきた事業の一部でも継承されることを望みます。

「このままでは生き残れない業界紙」東急不動産HD・金指潔会長が苦言(2017/3/9)

 住宅・不動産業界紙「週刊住宅」が破たんした。業界にショックが走った。そこで、①週刊住宅の破たんをどう思うか②なぜ同社は破たんしたか③週刊業界紙が1紙になることをどう思うか④業界紙に望むこと・課題⑤その他-について業界広報担当者やメディア関係者に声を聞いた。

 以下は大手ハウスメーカー広報担当者の声。

①週刊住宅の破たんをどう思うか

 非常に残念。

③週刊業界紙が1紙になることをどう思うか

 住宅業界自体が歴史の浅い業界でありながら、住生活基本法が施行されて以降、国の内需だけでなく国民生活の豊かさ向上のために欠かせない産業として重視されてきたし、課題先進国の我が国においてはもっと注目されるべき産業になってきた。

 むしろ業界専門紙ならではの情報発信による業界の発展と成熟がもっと期待されるべき時だっただけに、最新の業界動向、政策提言や議論に資する週刊媒体が少なくなることは残念。

④ 業界紙に望むこと・課題

 昨今、大手メディアで住宅業界にまつわる一面的な理解の記事が散見され、目立っている。(「賃貸住宅市場の空室率」など)

 また、国が「既存住宅」という言葉を利用している中、いまだ「中古住宅」という単語が利用され続けている。

 業界について良い点も課題も一番理解し、正しく発信、話題提起のできる立場として、またオピニオンリーダーとしての立場を期待したい。

「このままでは生き残れない業界紙」東急不動産HD・金指潔会長が苦言(2017/3/9)

 

 

 2大不動産業界紙のうち「週刊住宅」が破たんした。「日刊不動産経済通信」を除き、週刊業界紙は「住宅新報」1紙になった。業界紙のことはよくわからないが、複数紙ある業界が多いと聞く。オピニオン紙として切磋琢磨し、業界の親睦・発展を促すのが業界紙の役割とすれば、どうして週刊住宅は破たんに追い込まれたのか、業界紙1紙はどのような影響を今後及ぼすのか、紙媒体はどうあるべきかなどを、火の粉が降りかかることを承知の上で機会あるごとに書いてみたい。

◇           ◆     ◇

 記事は鮮度が命だ。1日でも1分でも1秒でも先に書いたほうが勝ちだ。そして「5W1H」を盛り込むことを新米記者は徹底して叩き込まれる。「住宅新報」も「週刊住宅」も週刊紙だから鮮度はあまり問われないが、記者独自の調理方法によって読ませる工夫が欠かせない。

 ところが、この不動産業界紙2紙は鮮度が落ちるばかりか、まるで記者の工夫がない。その例を示す。

 両紙ともなぜか「このほど」が好きなようだ。慣用句か枕詞か機能語のように頻繁に使用する。両紙とも発行日は月曜日(週刊住宅)と火曜日(住宅新報)だから、記事は発行した時点で3~10日遅れとなる。鮮度落ちは否めないにしても「このほど」ほど読者を軽視した書き方はない。

 住宅新報4月25日号は企画記事などを除き全8ページに40本の記事が掲載されているが、このうち「このほど」の記事が13本で、日にちが明示されていないものは14本ある。合計27本。半数以上が「このほど」と日にちの明示がない記事だ。

 これが〝絶版〟となった週刊住宅4月25日・5月1日合併号は、住宅新報ほどではないがそれでも「このほど」は7本ある。

 このように書くと、些細なことだ、針小棒大にあげつらうべきではないという反論が返ってきそうだが、一事が万事という言葉もある。「このほど」の多用は間違いなく慣れからくる慢心だ。読者に寄り添う姿勢が欠けている。

 記事を書く当事者は旧聞を際立てさせたくない気持ちが働き、副詞的に用いて読ませようという意図もあるのかもしれないが、読者にとってみれば〝鮮度が落ちていますよ〟と言われているようで、完全に肩透かしを食らったような気分になる。心がこもっていないことがすぐわかる。落語の「えー毎度馬鹿馬鹿しい噺を…」ではないが、本当に馬鹿にされたような気になる。

 副詞的に用いる場合「このほど」にさほど意味はないのだから、速報性より記者独自の視点からみた論説的な内容に重きを置くべきだと思う。

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「アネシア東京尾久」完成予想図

 トヨタホームとミサワホームが近く分譲するマンション「アネシア東京尾久」を見学した。首都圏での〝アネシア〟ブランドは初で、マイナーな「尾久」ではあるが、〝世界のトヨタ〟が〝世界のTOKYO〟へ2駅12分のアクセスのよさをどうアピールするか、分譲価格も気になるところだ。

 物件は、JR上野東京ライン尾久駅から徒歩2分、北区昭和町二丁目に位置する14階建て全78戸。専有面積は65.79~70.78㎡、価格は未定。竣工予定は平成30年10月下旬。設計・監理は協立建築設計事務所。施工は埼玉建興。デザイン監修は建築家の船田徹夫氏、ランドスケープデザインは庄島正興氏。販売代理は住友不動産販売。

 現地は東京駅から2駅目の尾久駅から徒歩2分。3方道路で全戸南向き。敷地北側が明治通り。

 建物はマリオンとフィンによって端正な姿が強調されたシンメトリックな外観で、明治通りに面したエントランス部分に植栽をふんだんに採用しているのが特徴。

 商品企画では、トヨタの車と一緒、鍵をかざすことなく玄関ドアを開くことができ、収納は全てソフトクローズ機能付きで、収納扉の裏も塗装されている。二重床・二重天井、御影石キッチン天板、食洗機、ディスポーザ、クリア網戸、スロップシンクが標準装備。標準階のリビング天井高は2450ミリだが、12~14階は2600ミリ。

 現地の担当者によると、来場者は地元中心だが、中広域からも集客できているという。

◇       ◆     ◇

 問題は価格がどうなるかだ。東京駅から12分、上野駅から5分のアクセスのよさだけなら坪400万円をはるかに突破しても不思議ではないが、「尾久」駅は特に用がなければだれも降りないマイナーな駅だ。駅前には喫茶店すらない。これまで中堅デベロッパーを中心に分譲されていたマンションのアッパーは坪単価270~280万円だ。

 しかし、駅から徒歩2分の全戸南向きの立地と〝世界のトヨタ〟ブランドからして、坪単価は300万円台に乗るとみる。グレードも水準以上だ。

 いったいどれだけの上積みがあるかだが、「晴海」や「有明」「品川シーサイド」の大規模物件は坪300万円を超えるが坪350万円どまり。「尾久」もこの単価を超えるのは難しいと読んだ。

 東京駅では三菱地所の〝世界に誇れる〟常盤橋の再開発プロジェクトが着手された。〝世界のトヨタ〟だ。力は間違いなく入っている。安値では売らない。かといって「尾久」では高値追求も難しい。いくらに落ち着くか興味深い。

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エントランス

 帝国データバンクは5月1日、週刊住宅新聞社(代表:長尾睦子氏ほか1名)が5月1日に事業を停止し、今後、自己破産を申請する見通しと報じた。

 帝国データバンクによると、同社は1955年(昭和30年)1月創業。不動産業界向けの業界紙「週刊住宅」を発行するとともに、司法書士や宅建など不動産関係の資格図書・実用書の出版や各種通信教育・講習などを手がけてきた。2006年9月期には売上高約10億円を計上していた。

 しかし、業界紙の購読数が減少し、通信教育事業も全体の売り上げ減をカバーするまでには至らず、2016年9月期の売上高は約6億円に落ち込んでいた。

 今年3月13日に当時の代表であった長尾浩章氏が病気のため死去。その後、社長に就任した長尾睦子氏らはM&Aの可能性を含め事業継続を模索していたが、ここにきて今回の措置となった。負債は約3億6,000万円。

◇       ◆     ◇

 残念でならない。故・長尾浩章氏の四十九日の法要が昨日(4月30日)行われたはずで、その場で睦子氏は自己破産を決断されたのか。

 長尾浩章氏が亡くなられた後、睦子氏に「四十九日の法要が終わられたら、一度お会いしたい。何とか応援したい」と電話口で話したばかりだ。

 記者は3月9日付で別掲の記事を書いたが、まさか、その通りの展開を見せるとは…。

「このままでは生き残れない業界紙」 東急不動産HD・金指潔会長が苦言(2017/3/9)

 

 

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岩沙氏

 政府は4月29日、2017年春の叙勲受章者を発表した。住宅・不動産・建設関係では三井不動産会長で不動産協会会長の岩沙弘道氏(74)と元清水建設社長・会長で元日本建設業団体連合会会長の平島治氏(85)が旭日大綬章を、銭高組会長で元全国建設業協会会長の銭髙善雄氏(73)が旭日重光章を受章した。

 また、明治大学名誉教授の百瀬恵夫氏(82)が瑞宝中綬章を受章した。百瀬氏は中小企業研究の第一人者で、RBA活動にも多大な貢献をされている。「武士道 日本の心」(第三企画出版)などの著作多数。

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百瀬氏(百瀬氏が主宰する今年の「紺碧会」で)

 

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