RBA OFFICIAL
 

2016/06/16(木) 00:00

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〝コリジョン? ボールないもん〟

東急リバブル(84) 11-4 ちばリハウス(77)

  1 2 3 4     合 計
東急リバブル         11
ちばリハウス        

 

 東急リバブルが津田-藤巻の継投で逃げ切った。新旧のオーダーも機能した。北海学園出身の新人太田が3安打猛打賞。猪股は今期は休養する模様。ちばリハウスは3回に1点差に追い上げたが、その直後、エース篠原が横田に痛打された。

 リバブルは2回、この回先頭の5番古屋の内野安打をきっかけに7番山口、8番札ノ辻、9番尾形の3連打と1番太田の3者一掃の3塁打で一挙5点を挙げ、1点差に追い上げられた4回には太田の安打を手がかりに6番横田の2点タイムリーで3点を追加。5回にも3番近藤の2点打などでダメ押し。1番太田が3安打猛打賞。4番河野はチームでただ一人無安打。

 先発の津田は4回に突如乱れ、4安打4失点し降板。5回から登板した藤巻が抑えた。

 ちばリハウスは3回、この回先頭の8番西崎と9番宮下が連打、10番永田は倒れたが1番江田の適時打と5番香取の2点打などで1点差に追い上げたがそれまで。エース篠原が踏ん張れなかった。

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〝俺が太田だ〟

○大槻監督 猪股は休養。今季は津田と藤巻が中心。若手も育っている。芦沢さんの活躍を聞いて同世代として刺激を受ける。岡住には日曜ブロックでチームを作らないかと勧めている。彼とは対決してみたい

〇松茂根  ベンチウォーマーです。しかし、川添さんをターゲットにして、来月は吹いて見せる(こういう新人がいいね。川添もがんばれ)

〇坪井 千葉経大付属です。すばらしいチーム。入部を決めました

●小川監督 ピッチャーは頑張ったが、とにかくミスの多い試合だった。追い上げないといけない場面でサインを見逃したりね。篠原は(事実上)自責点は無いんじゃないかと思う。厳しいところで走ってもくれた。チームは今季初戦で、立ち上がりから浮足立っていた。苦しい時こそ楽しんでほしいのですが。二回表の先頭でまさかの送球ミス、これが大きかった。本人によく説教します。練習では「これが本番で出るんだ」と人一倍言っているんですよ

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〝俺が坪井だ〟

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リバブル 松茂根(左)と山口

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〝コリジョン、コリジョン〟

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ちばリハウス 篠原

 

2016/06/14(火) 00:00

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延長サドンデスの場面、リスト岩島の暴投で生還するタウングループの走者(コリジョンは適用されなかったが、別のシーンでは適用された)

 第28回RBA野球大会水曜ブロックが6月15日開幕。予選トーナメント15試合が神宮外苑軟式野球場で15試合が行われ、第27回大会優勝チームのエイブルが不戦勝ちしたほか、準優勝の旭化成ホームズが主砲・松井の満塁弾と早大卒の新人・沼座の好投で不動産流通カップの覇者・住友不動産販売に快勝したほか、強豪リストは初陣タウングループに延長サドンデスでサヨナラ勝ち。コリジョンルールが初めて適用された。タウングループは勝利目前で失策から大魚を逸した。

 このほか、〝格下〟積水ハウスは同点ジャンケンの末、優勝候補のミサワホーム東京を下した。東京建物不動産販売が4発を放ち、新人齋藤が好投。みずほ不動産販売が過去3年の総得点を上回る16点を挙げコールド勝ち。積水ハウス神奈川の工藤が快刀乱麻、素晴らしい投球を披露した。スターツ伊原も「大谷を超えるかも」と絶好調。〝最弱〟三菱地所ホームは日神不動産に快勝。東急ホームズは大河内の満塁弾などで逆転勝ち。パナホームの〝オコエ〟は全打席出塁したが、牽制球に反応できず憤死。一条工務店の大嶋は負けたのは靴づれした新調の靴のせいにした。

 完敗したケイアイスター不動産の瀧口専務は「株価は2倍上昇」と記者を煙に巻いた。完勝した長谷工グループ・長谷工アーベスト大岡修平社長は「藤浪(阪神)ファン)と藤浪そっくりの新エース檜木の好投にご満悦。30キロ減量に成功したナイスの49歳・芦沢が目の覚めるような快速球を投げた。54歳・三菱地所ホームの一条はタイムリー2塁打を放った。みずほは西武・森そっくりの新人(誰だっけメモが見つからない)が大活躍した。活躍したポラス高谷は来週は彼女にプロポーズする日だとかで欠場を宣言した。

 記者は一度に4試合、8時間で16試合が行われたためパニックになったが、ほぼ全試合をみた。レーティング上位チームが10勝4敗、勝率は.714でまずまずだったが、ミサワ東京がジャンケンとはいえ敗れ、みずほがコールド勝ちしたのは驚いた。

三菱地所ホーム(65) 7-3 日神不動産(71)

  1 2 3 4     合 計
三菱地所ホーム        
日神不動産        

 三菱地所ホームが3年ぶりに勝利した。元監督の鈴木が捕手を務め、小松投手を巧みにリードした。菱田が決勝打を、54歳一条がタイムリー2塁打を放った。日神不動産は準優勝投手・柳原が〝引退〟。〝最弱〟チームに転落の危機。

ポラス(80) 9-2 一条工務店(76)

  1 2 3 4     合 計
ポラス        
一条工務店        

 ポラスが圧勝。岩瀬が好投した。主砲・清水はメタボ寸前。3塁打を放った高屋は「来週のこの日は彼女とデート。プロポーズするつもりなので欠場」とコメント(まあ、8番のあなたがいなくても大勢に影響はないと思います。がんばってください)。一条のエース大嶋は「靴を新調したが、靴擦れした」と敗れた理由を靴のせいにした。草彅監督は「次は加藤を先発させる」と予告先発。加藤は藤沢八部球場でスタンドインしたという。

住友不動産販売(86) 1 -8 旭化成ホームズ(91)

  1 2 3 4     合 計
住友不動産販売      
旭化成ホームズ 3x      

 旭化成ホームズが快勝。主砲松井が満塁弾を放った。明大硬式出身の倉富捕手とバッテリーを組んだ新人、早大準硬式の左腕沼座が好投。津久井捕手は3塁へコンバート。住友不販はエース伊藤を温存。明大準硬式の5年目新人・西が痛恨の一発を浴びた。

〇エイブル(87.5) 不戦勝 積水ハウス京葉(78)●

  1 2 3 4     合 計
エイブル    
積水ハウス京葉    

 

タウングループ(78) 6-7 リスト(85)

  1 2 3 4     合 計
タウングループ    
リスト 2x    

(7回サドンデス)

 リストが延長サドンデスを制し辛勝。佐藤が復活をアピールした。岩島はサドンデスで登板、いきなり暴投で1失点したが、その裏、自らの四球でサヨナラを手繰り寄せた。タウングループは惜敗。初陣タウングループは右腕坂本が好投したが、最終回、味方の失策から崩れた。

野村不動産アーバンネット(86) 15-0 積和不動産(79)

  1 2 3 4     合 計
野村不動産アーバンネット           15
積和不動産          

 野村不動産アーバンネットがコールド勝ち。塚本が先制打を放った。茂木が完封勝ち。積和は相手が悪かった。

●ミサワホーム東京(87) 7-7 積水ハウス(79)〇

  1 2 3 4     合 計
ミサワホーム東京  
積水ハウス  

(ジャンケン)

 積水ハウスが延長サドンデスでも決着がつかず、大会史上3度目となるジャンケン戦を制した。投げると同時に3塁側に大きく振れる〝消える投手〟横内が好投。子ども4人の植田が3ランを放った。みさわ東京はエース古市は先発しなかった。核弾頭・高橋は復調をアピール。チームの格下げを検討する。

積水ハウス神奈川(84) 4-0 伊藤忠ハウジング(81)

  1 2 3 4     合 計
積水ハウス神奈川        
伊藤忠ハウジング        

 〝じゃんけんで負けて〟先発した積水神奈川・工藤が素晴らしいピッチング。ストレートに威力があり、変化球のキレも抜群。「あれは打てない」と伊藤忠の主砲・大倉(だったか)も脱帽。怪物斉藤は「あんなに深く守られては」と無安打。伊藤忠はエース渡辺が途中登板。高速スライダーが冴えた。

セキスイハイム不動産(77) 5-9 東急ホームズ(73)

  1 2 3 4     合 計
セキスイハイム不動産      
東急ホームズ      

 東急ホームズが昨年敗れた借りを返した。4-5の5回、大河内の満塁弾などで逆転。ハイム不動産の左腕井上は拙守もあったが、本塁打は完璧に打たれた。

グローバル住販(75) 3-8 長谷工グループ(77)

  1 2 3 4     合 計
グローバル住販      
長谷工グループ      

 長谷工グルーブが大岡社長の応援に応え快勝。「社会人になって投げたことがない」5年目の檜木が好投。初陣・グローバル住販はRBAの厚い壁に阻まれた。

ケイアイスター不動産(83) 0-4 スターツ(83)

  1 2 3 4     合 計
ケイアイスター不動産        
スターツ        

 スターツのエース伊原の速球が冴えた。ケイアイスター不動産は手も足も出ず完敗。瀧口専務は「上場してから株価は倍増。株主優待としてクオカード3000円贈呈も決定した」と、話をはぐらかすしかなかった。浅見は立ち上がり失点したのが痛かった。

オープンハウス(85.5) 9-6 大和ハウス工業(77)

  1 2 3 4     合 計
オープンハウス    
大和ハウス工業    

 オープンハウスが快勝。RBAの看板投手・川崎が変化球も交え格の違いを見せつけた。4回で降板。渡辺新監督に勝利をプレゼント。隅田が特大本塁打を放った。大和ハウスの期待の新人・上原は球威十分だったが、コントロールが定まらず、ストレートを狙い打たれた。軟式に馴れれば打たれない。もう一人の期待の新人・星は研修で欠場。

ナイス(83) 10-5 三菱UFJ不動産販売(67)

  1 2 3 4     合 計
ナイス         10
三菱UFJ不動産販売        

 ナイスの49歳〝アッシー〟こと芦沢が100キロから75キロの減量に成功。威力十分のストレートに大きく曲がるカーブを自在に投げ好投。正木は3失点したが、最後は山本が締めた。若手の活躍も目立った。三菱UFJは敗れはしたものの〝UFJ復活〟を印象付けるかのように若手が大勢参加。加藤外野手は「守りながら、隣の試合を見ていたが、コスモスイニシアだったら絶対に勝てる」とうそぶいた。「ピンチで失策、チャンスで三振」(石本監督)した背番号2は独りでしょげかえっていた。

みずほ不動産販売(66) 16-3 コスモスイニシア(67)

  1 2 3 4     合 計
みずほ不動産販売         16
コスモスイニシア        

 「信」がとれて、中村監督が優待してチームは支離滅裂になるかと危惧していたみずほ不動産販売が見違えるようなチームに変身して快勝。16点も奪いコールド勝ち。岩本(だったか)が「3年分の得点を挙げた」と銀行系らしく数字に強いところを見せた。新戦力のバッテリーが大活躍。コスモスイニシアは惨敗。渡辺は「必ず復活する」と前を向いた。

東急リバブル(84) 11-4 ちばリハウス(77)

  1 2 3 4     合 計
東急リバブル         11
ちばリハウス        

 東急リバブルが津田-藤巻の継投で逃げ切った。新旧のオーダーも機能した。新人太田が3安打。猪股は今期は休養する模様。ちばリハウスは3回に1点差に追い上げたが、その直後、エース篠原が横田に痛打された。

東京建物不動産販売(77) 11-2 パナホーム(76)

  1 2 3 4     合 計
東京建物不動産販売         11
パナホーム        

 東京建物不動産販売が富岡、齋藤、小野、加覧の4発の本塁打攻勢で圧勝。投げては新人左腕・斎藤が球威十分のストレートに切れのある変化球で相手打者を翻弄。パナホームのボクサー出身の〝オコエ〟こと藤代は初打席で死球を選び出塁したが、牽制球に全く反応できず憤死。2打席目も四球を選び、盗塁を決め、暴投で得点も記録。存在感を示した。

2016/06/13(月) 00:00

 第28回RBA野球大会水曜ブロックが6月15日(水)、神宮外苑軟式野球場で開幕する。予選トーナメント1回戦は16試合。いきなり旭化成ホームズ-住友不動産販売が激突するほか、好カードが目白押しだ。初参加のタウングループは強豪のリストと、グローバル住販は長谷工グループと戦う。

 例によって記者の独断と偏見によるどっちも〝勝って〟予想。( )内の数字は記者のレーティング。

RBA 水曜ブロック レーティング発表 旭化成、積水神奈川、エイブルの順

◇      ◆     ◇

日神不動産(71)-三菱地所ホーム(65)

 双方とも取材していないが、昨年までの戦力から判断すると日神が優勢。誰が投げるかわからないが、吉松か柳原か。

三菱地所ホームに頑張ってほしいが、鈴木名物監督が引退してからチームは崩壊した。残念。

一条工務店(76)-ポラス(80)

 ポラスが優勢。岩瀬ならほぼ完ぺきに抑えるか。主砲清水も相手を蹴散らすか。ただ、このチームはどこと戦ってもきわどい試合をする。

 昨年のメンバーはほとんど補欠になるくらい補強をしたという一条はここが試金石になる。投げるのは大嶋か。大嶋がエースの座を死守しようとすれば危ない。

旭化成ホームズ(91)-住友不動産販売(86)

 一昨年、初戦で対決したときは住友不販が伊藤の好投で破っている。今回も伊藤が王者を苦しめるか。流通カップでは安打を許しながらも好投した。駒谷、石井ら若手も加入している。戦力は大幅にアップしている。

 旭化成は必勝を期して今野が投げる。この前の拙守・拙攻がなければ優位は動かないが、山本監督の采配が見もの。だれを先発メンバーにするかで、今後の戦いぶりが見えてくる。

積水ハウス京葉(78)-エイブル(87.5)

 積水京葉は取材できていないが、怪物生田は激太りが解消できていないと見て、エイブルが優勢。ビールかけの酔いは醒めているはずでここは突破するか。

 積水京葉は生田が復活していれば互角以上に戦えるが…。情報がないのは不気味ではある。初戦をしっかり取材する。、

リスト(85)-タウングループ(78)

 リストが優勢。昨年は不調だった舟山が復調したと見た。佐藤もコントロールに磨きをかける。打線はいうことなし。杉山がチームを引っ張る。

 初参加のタウングループは相手に不足なし。RBAの強豪がどの程度の力があるかを知るうえで貴重な、明日につながる試合となる。負けてもともとでぶつかれ。舟山が不調なら勝機も生まれる。RBA4人目の女性選手も打席に立つか。

積和不動産(79)-野村不動産アーバンネット(86)

 野村アーバンの強さは本物だ。茂木が好調なら打たれない。打線は塚本-中川-高原は水曜№1のクリーンアップかもしれない。

 積和は強くなっている。積水を戦力外になった寺島に小田川もいる。しかし、ここはいかにも相手が悪い。野村が油断して茂木を温存するのに望みをつなごう。

積水ハウス(79)-ミサワホーム東京(87)

 ミサワ東京が優勢。果たして誰が先発するか。エース古市が万全を期して投げるなら今年も優勝候補の一角に躍り出る。打線はあの強打者・高橋はどうした。

 積水は高橋あたりが先発か。若手の加入がないと苦しい。

伊藤忠ハウジング(81)-積水ハウス神奈川(84)

 積水神奈川が優勢と見たが、だれが先発するのか。エース八木か工藤か。八木が復調していればピンチ。ただ、工藤は相当の力がありそう。昨年は1度しか投げていない。打線は破壊力がある。

 伊藤忠はエース渡辺の踏ん張り次第。デビュー時の力をもってすれば完全に牛耳るだろうが、ある程度の失点は覚悟せざるを得ない。城西大の大倉-神-渡辺-杉山(ベンチだが)のカルテット打線が援護したい。新人が入っていればクインテットになるか。

東急ホームズ(73)-セキスイハイム不動産(77)

 セキスイハイム不動産がやや優勢。2年目の左腕井上がどこまで成長しているか。守りに破たんがなければここはらくらく突破する。

 東急ホームズは頼みの稲木が仕事で欠場するとコメント。稲木がいなくても勝てることを証明できるか。

長谷工グループ(77)-グローバル住販(75)

 グローバル住販の戦力がどの程度かわからないので予想は難解だが、互角だと読んだ。グローバルの先発メンバーはほとんど高校、大学の野球経験者のようだ。

 長谷工は原監督が昨年より戦力がダウンしていることを匂わせた。グローバルのマンションの施工はあるのか。あれば遠慮するはずだが…。

スターツ(83)-ケイアイスター不動産(83)

 接戦になりそうだ。スターツ井原は調子がいいようだ。相手がどこでも最少失点に抑える力がある。

 ケイアイスターは情報不足だが、エース浅見は健在か。昨年は積水神奈川とオープンハウスに惨敗したが、ここは互角。

大和ハウス工業(77)-オープンハウス(85.5)

 オープンハウスがやや優勢。大和・大原監督は抽選会後に「上原は(オープンの)川崎よりずっといい」などと川崎を挑発した。口は禍の元にならなければいいが…。しかし、ここで互角に戦えるようなら、今年の大和ハウスは怖い。

 オープンハウスは佐藤監督が休養。代わって渡辺が采配を揮う。「川崎、謝敷がいい」と万全で臨むそうだ。

三菱UFJ不動産販売(67)-ナイス(83)

 ナイスが優勢。芦沢が何と3割も減量に成功して75キロになったそうだ。ひょっとして、奥さんに食べさせてもらっていないのではないか、いじめられているのではないかという疑問も浮上するが、この前ホームランを打ったそうだから、大丈夫か。

 三菱UFJは最悪期は脱したようだが、ここが試金石。

コスモスイニシア(67)-みずほ不動産販売(66)

 コスモスイニシアがやや優勢。高瀬がのらりくらり投げればそれなりに戦える。

みずほは中村監督が〝勇退〟した。同じ〝還暦〟宇田川は「来年また会いましょう」と昨年コメントした。約束を守ってほしい。女性応援団も増えたそうだから〝おじさん〟選手を奮い立たせたら面白い。

ちばリハウス(77)-東急リバブル(84)

 リバブルが優勢。昨年とメンバーは変わっていないようだが、かつての優勝投手猪股が先発か。まだ涼しいから5回は持つ。

 ちばリハウスは篠原が踏ん張るか。猪股と年齢は同じくらいではないか。スタミナは篠原のほうがありそうだが、相手打線は手ごわい。

パナホーム(76)-東京建物不動産販売(77)

 接戦だ。パナホームはボクサーから転身した藤代に期待。身体能力が高そうで、塁に出たらオコエのように盗塁もするそうだ。藤代は野球のルールを知っているのか。くれぐれも手を出さないように。一発で退場だぞ。

 東建不販は法政二高-法政の小野が投げるのか。それとも2年目の尾崎か。昨年の尾崎はなかなかよかった。中風の加覧は大丈夫か。稲富はまた子育てか。藤代を乗せたらら怖い。あの腕は鋼鉄だ。塁に出してはいけない。草野球にコリジョンは適用されないようだが、もしだしたら走ってくるから野手・捕手は逃げたほうがいい。無事じゃすまない。

2016/06/11(土) 00:00

ケンコーポ、清水、タイセイ、三井、青山メインが予選で激突

【Aグループ】

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写真は三井不動産

 日曜ブロックもまた強豪がAグループに集中した。第27回大会優勝チームのケンコーポ、準優勝の清水のほか、4強の三井不動産、青山メインも加わり、第26回大会準優勝のタイセイ・ハウジーまでこの枠に入った。死の枠だ。

 参加24チームをくじ引きで3つのグループに分けたとき、強いもの順に5チームが1つのグループに入る確率は何%なのか。高校で習ったはずだが、記者は忘れた。それぞれのチームがAグループに入る確率は3分の1だから、(3分の1)×(3分の1)×(3分の1)×(3分の1)×(3分の1)=243分の1でよかったか。なんだか違うような気がする。塁間を27.431m、円周率を3.141592653589793238462643まですらすらと答えた野村アーバンの佐藤マネージャーなら簡単に解けるはずだ。鑑定士の東建・村部も分かるはずだ。

 佐藤さんには、XY軸の0から兎が時速100キロでX軸をまっすぐ走り、Y軸の1000m離れたところにいる犬が、兎がスタートすると同時に兎が走るのを見ながら時速120kで追いかけると、犬が兎を捕まえるのは何分後か記事で聞いたが、まだ答えを聞いていない。記者はこの難問を30年間くらい考え続けている。だれか解いて。

 さて、そのAグループ9チームから決勝トーナメントに残るのは3チーム。順当なら〝RBAのダル〟小笠原がいるケンコーポは残る。

 あとはやはり清水か。治下は制球難をさらけ出したが、田村は絶好調。280ヤード飛ばすという巨漢・本間監督が復帰して、小寺とコンビを組むつもりか。治下は軟式にようやく馴れてきたようだ。

ケンコーポ 5年連続13度目V 土田が3点2塁打 小笠原好投 清水・治下乱調

 三井不動産も十分狙える。相手がどこだろうと互角に戦える。弱点は選手が揃わないことだ。エース相澤も連投がない。どこかに足元をすくわれる可能性があると見て△としたが、九州大準硬式の槇が加入した。ナインは「今年こそドーム」と意気盛ん。

 青山メインは、何度も優勝候補に挙げてきたがツメが甘い。肝心なところで決めきれない。チームが一つになれない。一言でいえば〝船頭多くして…〟だ。なので△とした。

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青山メインランド

 タイセイ・ハウジーはどうか。新婚貞池の肩にすべてがかかる。弱点はここにある。貞池が新婚ボケを発症したらこのチームは崩壊する。やはり△以上には評価できない。兄弟のような千葉英・千葉政がチームを引っ張れば十分突破力はある。

 あとのチームは気の毒だ。日駐はいつもどさくさ紛れに浮上するがここは相手が悪い。抽選会では何しろ500人くらいの参加者がいたので、ビッグマウスの大沼に会えなかったのは残念。RBAを揺るがすような補強もできておらず、たいした話も出なかっただろうが…。

 ミサワは「事業会社が統合したので、最強チームをつくろう」(塩島監督)と策略をめぐらしたが、「日曜日が休みでないのでできなかった」(同)ようだ。しかし、楽しみもある。55歳の鉄人大野が最年長勝利投手記録を打ち立てることができるかどうか。三井レジリースが相手なら勝てる可能性大だ。

 三井レジリースは、エース佐藤が健在のようだ。相手がミサワなら完璧に牛耳るか。しかし、このチームはザルどころか底が抜けたバケツ状態になることもある。元ヤクルトの高橋も仕事が忙しいようで、記者は出場しないと読んだ。

 また佐藤の話に戻るが、佐藤は結婚したばかり。オール三井の大会当日に結婚式を挙げる愚を犯し、チームは初戦で敗退した。このチームは〝一人はみんなのために、みんなは一人のために〟が機能していない。よく言えば個性派ぞろい、悪く言えばテンデンバラバラ。

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三井不動産レジデンシャルリース

2016/06/11(土) 00:00

本命不在 ▲サンフロは投手難 △の菱重が波乱起こすか

【Bグループ】

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写真は菱重ファシリティー&プロパティーズ

 5強がAグループに入ったため、このBとCグループは一転して大混戦、団子レース、五十歩百歩、手に汗かく、血を血で洗う、一寸先は闇、今日の敵は明日の味方、敵の敵は味方、敵は本当に本能寺なのか…魑魅魍魎の世界が展開されそうだ。

 面白いのは、ここも5強が3つの座を争う展開になることだ。頭一つリードしているのが▲サンフロンティア不動産。

 抽選会は10人くらいが参加。普段はおとなしいあの内村が酒の勢いを借りたのか「打てない気がしない」と絶好調宣言をすれば、中大先輩の末次は「今年は今一つ」とすぐ打ち消すなど、早くもコンビがバラバラであることを露呈したが、強力な新人が加入したのは心強い。

 「三村です。ボーイズリーグ(何歳の時)の日本代表、桐光学園です」「中京大正捕手」「関東一高」などの声が四方八方から発せられ、記者はパニックに。投手がいないと思い周東に「エースは? 」と聞いたら「僕はマネージャー」。元社会人だが、スタミナがない二宮監督に頼らざるを得ない課題は解消されていないのか。

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サンフロンティア不動産

 あとはどんぐりの背比べ。三菱地所、菱重ファシリティー&プロパティーズ、旭化成リフォーム、トーシンパートナーズが熾烈な戦いを演じる。

 三菱地所は昨年、王者・ケンを追い詰めながらジャンケンで負けるという悔しい思いをしている。悔しさをバネにできるか。ただ、このチームはRBAより「大丸有」を優先して丸の内の大会に力を入れている。当然といえば当然だが、戦力が揃わないと惨敗もありうるので△とした。

 しかし、地所の皆さん、「『土地・建設産業』の言葉が付くのはうち(国土交通省土地・建設産業局)とここ(RBA)だけ」と、谷脇局長が仰ったのをご存知か。

 菱重は△としたが、こここそが〝大〟本命の二重〝丸〟の〝有〟力な◎かもしれない。重工の売り上げは44,000億円(2016年度見通し)だ。地所グループの4倍もある。菱重が旋風を巻き起こすかもしれない。地所を蹴散らしても驚かない。あのラガーマン山野は大道芸人よろしく日本中に知れ渡った五郎◎ポーズをとるしかない哀れな存在になり果てるのを直とこの目で確かめたい。いや待てよ、軽薄短小の山野よりも〝重工長大〟のいやな言葉を思い出した。(別掲記事参照)

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菱重(中央が山野)

台風の目になるか 日曜ブロックの菱重ファシリティー&プロパティーズ(菱重F&P)

 旭化成リフォームも侮れない。抽選会には12人もの選手団・マネージャーが繰り出した。いと「(お)菓子」も参加したようだ。会場が沸き返っていたため残念ながらコメントは取れなかったが、必勝を期すはずだ。

 トーシンパートナーズは、ケン、清水、三井、三菱とともに総合優勝経験があるチームだ。復帰2年目でどうチームを整備してくるか。

 明和地所、三井不動産レジデンシャルサービス、コスモスイニシアは無印。明和は「1勝を目指し、藤縄(67)さんを優勝投手にする」(鶴田)と息巻くが、戦力が…。

 三井レジサービスは、「世代交代が進み、チームは一新した。『声』が得意の大型新人・安治川が加入した」(参加者)そうだが、この時期になると管理組合の総会シーズンに突入する。雨乞いをして、7月後半に日程がずれ込むことを祈るしかない。

 コスモスイニシアは7年ぶりの復帰。取材がまったくできていないが、12回大会で優勝したようなチームではないような予感がする。予感を覆してほしいが…。

2016/06/11(土) 00:00

鑑定士は〝白を黒に、黒を白に〟言いくるめる商売? 〇東建は大丈夫か

【Cグループ】

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写真はフォークを持つが、投げられるかどうかは分からない三菱地所リアル福井

 ここもBと同様。どこが勝つやらさっぱりわからずワクワクし興奮し、西武が中日を追い詰めているテレビを見ながら記事を書いているため、酒は飲んでいないのに興奮のあまり血がどんどん頭にのぼり、その反作用で血糖値がどんどん下がり、頭脳がさえわたってくる自覚を楽しみながら記事を書いている。

 Cグループはたとえが適当かどうかよくわからないが、一言でいえば強豪がいなくなったため3強が〝漁夫の利〟を得る展開になる。

 まったく自信はないが、その3強の筆頭は〇東京建物だ。この決断は大ばくちかもしれないが、もし外れたらその責任は記者ではなく、村部にある。「劇的に強くなった」「3つの理由」なるものはよく考えれば何の根拠もない。河越が硬式でマックス142キロを投げたからと言って軟式で通用しないのは千葉英が証明した。あの記事を取り消したいような気になってきた。

 そもそも不動産鑑定士なる資格は、「クライアントプレッシャー」なる不可思議な意味不明の言葉がまかり通る世界だ。〝白を黒に、黒を白に〟言いくるめる弁護士資格と同じではないか。村部は〝第三者〟として自らのチームを評していないという疑念、疑惑が確信に変わってきた。

東建に慶大卒のマックス142キロ河越  4人の美人マネも加入 村部は鑑定士合格

 しかしまあ、記者に二言はない。東建の〇が外れても、▲のポラス、三井不動産レジデンシャルとともに勝ち上がるのは十中八九間違いない。

 ポラスは高齢化の一途。業績は絶好調なのにどういうわけか、ユニフォームもボロボロ。それでも本業でどんどん昇格する成田監督兼野手がなんとかするはずだ。昨年悔しいサヨナラ負けを喫した折笠も心は折れていないはずだ。

ポラス監督兼主砲・成田 職業訓練校竣工見学会で社を代表して挨拶

 三井レジは「(東邦の主砲)山際はダメ。スランプ」(参加者)らしいが、わが故郷・三重県の三重大出身の140キロをマークした投手が入ったようだ。投手難が解消されればこのチームは面白い存在になる。

 安田不動産、東急不動産、鹿島建設、野村不動産パートナーズは泡沫とまでは言わないが、Cグループ3強とはかなり力の差がある。くじ運に恵まれることは残念ながらない。今回から日曜の敗者復活戦は〝まぐれ〟がないような組み合わせになっている。

 安田は、記者が大好きな西沢が関西へ異動で去って2年。抽選会参加者は「西沢は過去の人」と言い放ったが、代わりの選手を見つけてみろ!西沢さん、焼酎のボトル飲んでいいから、また仙川で飲もう。北地がんばれ!

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安田不動産

 東急も元気だけはあるが、技術が伴わない。潮田監督が「戦力を把握していない」といい、主砲の望月が「昨年にまして人数が少なくなった」と嘆くようでは情けないを通り越してもう勝手にしろというほかない。

 唯一期待していたわが故郷の同郷・泰道は、「(出向していた)国交省から帰ってきたが、今は子育てに懸命」(参加者)とかで出場は絶望的だ。あの滝廉太郎のような東條英機のような容貌の東急を背負って立つべき熊本も「故郷(確か京都)に骨を埋める覚悟」(同)と聞いて落胆するしかない。

 そんな絶望的な状況にあって、46歳谷口だけは〝4番でエース〟の座を虎視眈々狙っているようだ。毎日素振りを200回しているという。

 傷口に塩をこすりつけるようで申し訳ないが、このチームは全然変わっていない。昨年の予選敗退が決まった試合の潮田監督のコメントを再録する。

●潮田監督 一番大事な場面で子どもを抱っこしており、サイン(バントか)を出せなかった。来年は、この子にサインを出させるか(お子さんは3歳。それにしても、東急は大型新人投手が入っただの、谷口は打撃に自信を見せるやら、記者と同郷の泰道が帰ってくるだの大風呂敷を広げた。レーティングも引き上げた。なのにこの様だ。尻に敷くハンカチにもならない。主砲の津島は4-1.谷口、望月のクリーンアップで11-2では情けない。このままなら来年はレーティングを大幅に引き下げる。もう法螺は通用しない)

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東急不動産

 ここまで書いて、西武が敗色濃厚。どこのチームを書くんだっけ、鹿島か。鹿島は2020年のオリパラに向けて野球どころではないようだ。同じように忙しいはずの清水の井上和幸社長が東京ドームの決勝戦に応援に駆け付けた(未確認だが)のと対照的だ。

 その決勝戦で、かつての鹿島の強打者小林が「ゼネコン連合」と称し清水を応援していた。意地を見せてほしい。

 もう一つ、野村不動産パートナーズもエース羽尾が骨折明けでは多くを望めない。西武はまた借金生活に戻った。

 地所リアルを忘れていた。福井は130キロだそうで、フォークも投げるとか。試合を投げないようお願いする。まともに投げれば、ひょっとすると東建を破るかもしれない。穴中の穴としておく。

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地所リアル

2016/06/10(金) 00:00

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第28回RBA野球大会抽選会(ヒルトン東京で)

第27回大会優勝エイブル、準優勝旭化成がAグループで激突

グループ別 展望

【Aグループ】

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写真は旭化成ホームズ参加者(右は元監督・堀井慶一氏)

 どういう風の吹き回しか、悪魔のささやきか、水曜、日曜とも強豪がAグループに集中した。

 水曜は王者・旭化成ホームズと不動産流通カップで2連覇した住友不動産販売が初戦で対決する。両チームは一昨年も初戦で対決しており、住友・伊藤が旭化成を抑えている。そのとき旭化成が投げたのは今野ではなかった。

 決勝戦でエイブルに苦汁を飲まされた旭化成は必勝態勢。普段は明言を避ける山本監督は珍しく「万全で臨む。負ける気がしない」と豪語した。住友の前田主将は「挑戦者ですから」と謙虚だった。

 積水ハウス京葉は抽選会を欠場。昨年、激太りして見違える体形になったかつての優勝投手・生田は投げられないと見て無印。第27回大会で初優勝したエイブルとミサワホーム神奈川は、勢いがあるエイブルが優勢。

 旭化成とエイブルが直接対決しそうだが、敗れても敗者復活で勝ち上がるのは間違いない。エイブルは優勝後の6日、ビールかけを本社駐車場で、壁と天井を養生して、平田社長を含め総勢30~40名を集め挙行した。堀内監督は「(ビールなのか感動なのか)体に染み渡った」と語った(呼んでくれたら駆けつけたのに)。使用したビールは300本(缶ビールではない本物)とか。楽天のようにはならないと信じたい。

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エイブル 荒川兄弟

エイブル初優勝 坂木が口火、松井が決勝打 継投も決まる 旭化成 拙守・拙攻たたる

 ミサワホーム神奈川はベテランエース清水が頑張るはず。しかし、このメンバーだと二盗三盗本盗が決まるような展開に持ち込まないと苦しい。

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ミサワホーム神奈川

 参加2年目の一条工務店は鈴木が「Aブロックはやばい!(文字通り)今年は機動力野球。1試合平均で3盗塁はする。今年の補強はすごい。高校時代に4番を打っていたり大学でも野球していたりしていたのがたくさん入った。甲子園球児ですよ。どのくらいすごいかと言うと、去年出ていたメンバーがみんな補欠になるくらい」などと語り、かなり選手を補強したようだが、投手がいないので無印。

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一条工務店

 ポラスはくじ運に恵まれたが、最後は王者・旭化成が立ちはだかる。日神不動産-三菱地所ホームは日神が優勢。

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日神不動産 久米さん(右)はもうお寝んね

【Bグループ】

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写真右端は金畑長喜・RBA顧問(元野村不動産アーバンネット社長)

 ここは一転して大混戦。不動産流通カップで準優勝した野村不動産アーバンネットと強打者揃いの積水ハウス神奈川が頭一つリードしているが、リスト、ミサワホーム東京、伊藤忠ハウジング、三井不動産リアルティも差はない。

 野村の強さは本物だ。茂木はどんどん成長している。度胸もいい。打線は塚本-中川-高原のクリーンアップはRBAトップクラスだ。破壊力を秘める。

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野村不動産アーバンネット

 積水ハウス神奈川は、取材した限りではエースが不在。昨年はレーティングを旭化成の次位にして恥をかかされたので、今年は下げる予定。

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積水ハウス神奈川

 リストは昨年出来がいま一つだった舟山が練習試合でいい球を投げていた。復活すれば佐藤との2枚看板が完成する。

 ミサワ東京は取材できなかったが、オープン戦をかなりこなしているようだ。昨年の憂さを晴らすか。古市や~蛙飛び込む水の音の「音」は沈没の音にならないことを祈ろう。

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ミサワホーム東京

 伊藤忠ハウジングは新戦力がない。強さと弱さが同居しているチーム。安定感に欠ける。面高監督の面だけでなく甲高い「声」は健在。

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伊藤忠ハウジング

 三井リアルはエース松浦の出来次第。オープン戦では球威のある球を投げていた。球威が戻れば変化球が生きる。「練習試合でオープンハウスとリバブルに2連勝」(石谷)したそうだ。

 初参加のタウングループは予選突破の力があると見ていたが、ここのメンバーに入るとやや苦しい。積和、積水も無印としたが補強ができていれば無視はできない。

水曜決勝トーナメント16強入りの力あり タウングループがRBA参戦

【Cグループ】

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写真は日本レジデンシャル・セールスプランナーズ協会理事長・近藤紀一氏とオープンハウス参加者

 Bグループ同様、各チームの力差が接近しており大混戦。やや有力なのがオープンハウスと大和ハウス工業。 オープンは佐藤監督が「休養」欠場するのが不安材料だが、これまでも〝右腕〟としてサポートしてきた渡邊が代理監督を務めるようだ。「川崎、謝敷も万全」 らしいが、このチームもここぞというときに力を発揮できない弱点がある。

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オープンハウス 女性参加者(最近は女性応援団の姿がない。負けるのはあなたたちのせい)

 大和ハウスは記事にもしたように、大原(大法螺)監督が超強気。「上原は(オープンハウスの)川崎より速い。古葉監督に学んだ星は146キロ」と吹きまわった。

 まあしかし、東建の記事でも書いたが、硬式から軟式に馴れるのは容易でない。ノーコンで惨敗する可能性もありそうだ。監督があまりにも強気なのでご祝儀に▲をつけたが、△が妥当だったか。

大和ハウス 「最弱」が「大穴」に急浮上 2人の有力新人を補強/大原監督

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大和ハウス大原監督(本業でもこんなに集中することはあるのか)

  セキスイハイム、スターツ、ケイアイスターが続く。セキスイハイムの左腕井上は好投手。スターツの井原は球威も十分で「今年は大谷を目指す」と二刀流に挑 戦するそうだ。打線が援護すれば予選突破するか。ケイアイスターは、「浅見は健在だが、やや戦力ダウン」という渡部のコメントを信じて△にとどめた。

 東急ホームズは、そのたぐいまれな才能によるのか、声が馬鹿でかく、かといって下品ではなく機知に富み、かつ寺子屋の坊主のような、とはいえ、その表情・容貌からはお坊さんのような品格が全く感じられず、どこかにいるおっさんにしか見えない、それでも本業では部長を務めるという主役も脇役もボール拾いもぴったり似合いそうな稲木が仕事で初戦を欠場するそうだ。よって、チームを鼓舞し相手の戦意をそぐ、これしかない必勝パターンが崩れた。第2戦目から出場するというから、選手は気楽に戦ってほしい。負けたら稲木のせいにすればいい。稲木は責任の取りようがない。毛がないのだ。舛添さんはまだましなほう。(皆さん、断っておきますが、わたしだって「稲木」と呼び捨てにしたくない。しかし、野球の記事で「様」とか「さん」とかつけていたらみんな戦意を喪失する。稲木さん、申し訳ありません)

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東急ホームズ(みんな黒いのは照明のせい。一段と黒いのが後列左から2人目の稲木)

 初参加のグローバル住販は未知数。記者もそうだが、参加者は「チームは昨年立ち上げた。野球経験者を揃えたが、力関係は戦ったことがないので全然わからない」とのことだった。抽選会の熱気に闘志に火がついたか、怖気ついたかは不明。

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スターツ(中央が井原)

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グローバル住販

【Dグループ】

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写真は住友林業の小山(グラウンド整備士、またの名はグラウンドキーパー)

 このグループは、A~C以上に難解。各チームには失礼だが、どんぐりの背比べ、どっこいどっこい、五十歩百歩だ。

 ところが、明らかに戦力不足と見られるチームが中央ビル管理、三菱UFJ不動産販売、コスモスイニシア、みずほ不動産販売、ちばリハウスと5チームもあり、実質的に5チームで4つの決勝Tの座を争う無風区でもある。

  頭一つリードしているのは東急リバブルだ。練習熱心のいいチームだ。身長があと2~3センチあれば〝牛若丸〟吉田並みの華麗なプロ選手になれたかもしれな い帝京-青学出身の執行役員・大見達也氏も「今年は強いぞ。しゃべるなと言われているんだ」と語った。ただ、猪股一人に頼らざるを得ない投手陣に不安があ る。

 追うのはナイス、パナホーム、東京建物不動産販売、住友林業だ。ナイスは芦沢がやる気十分。体重100キロから75キロの減量に成功。練習試合で2年ぶりの本塁打を放ったとかで、復活に腕を撫す。

〝アッシー〟ことナイス芦沢 体重100⇒75キロの減量に成功/城戸監督

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ナイス

 パナホームも「今年はすごいぞ」と抽選会参加者の鼻息は荒い。何がすごいかといえば、大学のボクシングフェザー級新人王の栄冠に輝いたことのある藤代 (24)の加入だ。藤代は「藤代に伸びしろはある。優勝してRBAに名前を残す」と吠えた。足も速いとかで「パナホームのオコエ」(確かに顔は真っ黒)と 呼ばれているそうだ。腕に触ったら、鋼鉄のように硬かった。バットなどいらないのではないか。藤代に注目だが、出塁できないと、ピエロに終わってしまうかも。

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パナホーム

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パナホーム藤代(危ないから絶対に走者にしてはいけない。まるで走る鋼鉄)

 みずほ不動産販売は社名変更で「信」がとれたが、中村監督が定年で勇退したのがどう響くか。女性部員は増えたそうだ。かつて大挙して若い女性が応援に駆け付けたことがあり、相手を惑乱させればチャンスあり。

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みずほ不動産販売

 東建不販も虎視眈々。抽選会に欠席したチームの要・稲富がサラリーマンの鏡のようなメールをRBAに寄越した。「嫁の仕事が(稲富本人ではない)忙しくて (本人は暇とは言っていない)今日(6月9日)は俺がチビの相手をするから欠席します」「プロパーの小野(法政二高-法政)は当社の新人として紹介してよ し」と。
 記者は〝野球も仕事も〟一生懸命の選手を応援しているが、稲富のように「女性活躍」を実践する選手をこよなく愛する。

 ところで法政二高-法政とは懐かしい。鶴岡さんに根本さん、関根さんに山本浩二さん…いまは法政二高、法政出身のプロ野球選手は少なくなった。残念。小野、頑張れ。

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東京建物不動産販売

 住林は石井監督自らが「古豪」と言った。鈴木名物監督は50肩で「名誉監督」に祭り上げられたようだ。

 それでも「エースで4番」の中宇祢は「練習試合をリストとリバブルとやって、どちらも勝利。5-6年前まではドームへも行っていたが、主力が抜けて戦力ダウ ンしてしまい、このところ遠ざかっていた。今年こそはと思っている。まずは念願の予選突破を果たしたい。今年は5月下旬に娘も生まれ、より頑張らないとい けない。打たせて取る投球で、テンポ良く投げたい」とコメント。

 しかし、石井監督は「けが人続出(4人)で満身創痍。だがチームワークはよくなってきた。前は練習にも集合時間になかなか集まらなかったが、今は半分集まるようになった」と、チーム状態を正直に打ち明けた。鈴木監督だったらただじゃすまないはずだ。

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住友林業

 ちばリハウスは「エース篠原が元気」(ナイン)らしいが、篠原もいい加減な歳になってきたはず(とここまで書いて、腹を抱えて涙を流すほど笑ってしまった。「いい加減、歳をとる」は よく使うが、「いい加減な歳」と「な」を入れると出鱈目に生きてきたという意味になる。こんなふうに書けば、温厚な篠原も怒るだろうなと考えたら涙が出てき たのだ。ついでだ。これは本当にあった話。同僚のパソコンに馴れていない記者が大手デベロッパーの人事異動の記事で「〇〇社長?〇〇氏」と書いてしまっ た。書かれたデベロッパーの広報が怒るのも当然で、新聞広告が一時止まった。なぜそんなミスが発生したか。パソコンのキーワードは「?」 「・」「/」「め」が一つのキーボードにある。シフトキーを押さなかったのが原因だ)。篠原は連投が利かなくなってきた。勝つ気なら投手 に専念し、DHに「野球は素人」の小川監督が立ったほうがいいのでは。相手によってはバットを振らなくても四球を選べるかもしれない。

 コスモスイニシアは吉村が異動してから勝てなくなった。本業ではいい仕事をしているのに残念だ。

 中央ビル管理-三菱UFJ不動産販売は〝最弱チーム〟決定戦になるかもしれない注目の一戦だ。

2016/06/10(金) 00:00

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左から3人目が村部

 東京建物がダークホース的な存在に浮上しそうだ。RBA抽選会場で村部が「劇的に戦力がアップした」と怪気炎を上げた。

 その理由として3つ挙げた。一つは、慶大硬式出身の河越投手が加入したことだそうだ。今年の2月にマックス142キロを投げ、ウィンターリーグで防御率2位になったという。

 もう一つは、4人の美人マネージャーが入り、選手ががぜんハッスルし出したのだそうだ。

 3つ目は、村部が昨年、第1次の受験者が3,000くらいで、最終合格者はそのうち3%くらいの100人くらいしか受からない不動産鑑定士試験に合格し、やる気満々である点だ。

 まず1つ目の河越の評価だが、硬式で142キロを投げる投手が加入したとなれば無印にできないどころか、Cグループにはたいして強いチームはいないので〇印とした。ただ、河越が軟式をマスターしているかどうかは不明だ。〝RBAのダル〟ケンの小笠原も最初の頃はひどいノーコンだったし、元横浜(DeNa)のタイセイ千葉英は確か安田・西沢に対してだったと思うが、初マウンド初球を西沢の頭上はるか上空に快速球を投げた。先日の清水・治下も4連続四死球を出した。いきなり軟式でも通用したのは同じ慶大卒の三井不動産・志村氏がいる。志村氏は得意の変化球で打者を手玉に取った。河越は果たしてどうか。

 美人マネージャーには嘘はない。記者もしっかり確認した。当日は3人参加されていたので写真も添える。しかし、美人のマネージャーが加入して力が発揮できるのは一定のレベルに達している選手で、東建の選手にはやや不安がある。村部によると、女子マネは遠いところに住んでいるらしく帰宅の時間を気にしていた。門限でもあるのかしら。

 不動産鑑定士試験に合格したのは立派の一言。記者もずっと応援していた。当日参加していた480名のうち鑑定士の資格を持っている人はどれくらいいるか。元野村不動産アーバンネット社長の金畑長喜氏(RBA顧問)は有資格者だ。

 村部は新人のとき、投手としても活躍したので河越が投げられなければ登板する機会もありそうだ。

 何はともあれ、これまでの通算成績が26勝53敗、勝率.329で、この10年間では4勝20敗、勝率.166のチームが予選を突破するのはなによりうれしい。

 ただ、河越が期待通りに投げられず、村部が登板したら初戦で対戦する三菱地所リアルエステートサービスとは互角。地所リアルのほうが強いかもしれない。地所リアルの100キロ超の榊監督が黙ってみているわけがない。 

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2016/06/10(金) 00:00

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菱重ファシリティー&プロパティーズ(左端が茂木監督)

 日曜ブロックの台風の目になりそうなチームとして東京建物を上げたが、もう一つ、ひょっとしたらベスト8に残りそうなチームがもう一つある。今年1月1日付で発足した菱重ファシリティー&プロパティーズだ。

 同社は、三菱重工グループの工場・施設管理、建設、不動産関連のグループ企業8社を統合し、全国一体組織化により業務を標準化、一層の高度化・効率化をはかる目的で設立された会社で、菱重エステートを存続会社として、残り7社を吸収合併する形で統合した。

 このため、別会社だった野球部社員が同社チームの選手として加わり、チーム力が一新した。抽選会には茂木監督ら9名が参加。過去4年間一度も勝てなかった沈滞ムードを吹き飛ばすかのようにみんな威勢がよかった。

 もっとも期待がかかるのが義積(38)だ。滝川二高で甲子園に出場。早大ではキャプテンを務めたそうだ。何と名前は「司」。記者と同じだ。

 もう一人は松村(45)だ。年齢からして選手としては多くを望めないかもしれないが、尼崎北高校で甲子園を経験しており、重工神戸で活躍。

 このほか、重工横浜から3人の新人も加入したという。

 菱重はエース佐々木がさすがに年齢のためか痛打を浴びるケースが増え、ラガーマン山野がムードメーカーとして話題を振りまくしか存在感を示せなかったが、今年は力で相手をねじ伏せるシーンも見られるか。菱重旋風を巻き起こせるか。

 かつてチームには重工横浜出身の成沢が軟式で135キロを投げた。おそらくこの数値がRBAの記録だろう。藤原投手は52歳で勝利投手になり、これもRBAの最年長勝利投手記録だ。

 

2016/06/02(木) 00:00

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エイブルの大応援団

 観戦ガイドでも書いたが、判官びいきの記者はエイブルが勝つ可能性を必死で考えた。1,000人くらいの大応援団を繰り出すことを聞いていたので、惨敗だけはしてほしくないと考えた。しかし、どう分析しても勝つ可能性を見つけることはできず、十中八九は負けるだろうと予想した。王者・旭化成ホームズには走攻守どれをとってもスキがないからだ。

 投手力は斎藤、田口の二枚看板が機能すれば、水曜ブロックでトップクラスだろうが、斎藤は突如崩れる、田口がいうところの「斎藤病」を抱えている。先制を許せば致命傷になり、田口につなげる段階では〝敗戦処理〟の形になっているのではと心配した。

 それでも勝つ可能性が一分でもあるとすれば、それは先頭打者の坂木が出塁し、荒川兄弟が返す展開に持ち込めたときだろうと考えた。決勝トーナメントの坂木の活躍は神がかりだった。逆転の口火を切ったり決勝打を放ったりして獅子奮迅の活躍をした。ほかでは荒川兄弟しか打てる打者を思い浮かべられなかった。海野がデビューしたころはすごい打者だと思ったが、その後、海野は欠場しがちで、記者のベストオーダーから姿を消した。

 結果的には、その通りの「一分」の展開に持ち込み、勝利を手繰り寄せた。これまで不思議に思っていた斎藤と田口の継投は、二人がお互いの力量を認めあい、かつライバルとして戦ってきたからだと試合後の祝勝会で知ることができた。二人は堅い絆で結ばれている。堀内監督はそれを熟知しているからこそ我々からすれば危険極まりない冒険もするのだろうと納得もした。

 堀内監督が二人を信頼しきっており、二人の絆が生半可でないことを証明するシーンがあった。4回の守り。2点差に追い上げられなおも無死満塁のピンチ。田口は「2塁に斎藤がいたからあいつに取らせれば本塁封殺ができる」とナックルボールだったかを投げ、その通りに斎藤は2つの2塁ゴロを処理し本塁捕殺を完成させた。堀内監督はこの時、斎藤を退けず、坂本の代わりに2塁につかせていた。してやったりの表情をしていた。

 とはいえ、今回の優勝はエイブルが敵の強さを知らないという幸運にも恵まれ、多分に旭化成が自滅したために勝利が転がり込んだともいえる。

 旭化成の今野が2つも四球を出し、失策が5つも6つも出るというのはこれまでなかったことだし、4回までに8個の四死球を得てわずか3点しか奪えないというのも信じられない。

 なぜ、旭化成は自滅したか。エイブルの大観衆に飲まれたと考えることもできるかもしれないが、旭化成のナインはプレッシャーに押しつぶされるようなレベルではない。むしろ逆だ。大観衆を前に浮足立ち、あるいは舞い上がるのはエイブルだろうと思っていた。

 そこで結論づけたのが知将・山本監督の不在欠場だった。監督代理を務めた北寒寺は予選・決勝トーナメントで代理を務めたことがあるような気がするが、決勝戦ではない。プロ野球はプレーイングマネージャーとして実績を残した人は少なくないが、北寒寺には相当のプレッシャーがかかり、自分の打撃や守備に専念することができなかったのではないか。

 そう思えてならない場面があった。3回だ。1死1、3塁の守り。記録はショートゴロで打者を1塁で捕殺したが、北寒寺は3塁走者をホームで刺そうと焦ったのかジャッグルした。完全に補球していても微妙な判定になったかもしれないが、名手・北寒寺は自分のミスだと思ったはずだ。

 打撃でも3打席とも凡飛を打ち上げた。かつて今野は「北寒寺も人の子」とミスをかばったことがあるが、あの糸を引くライナーは影を潜めた。北寒寺の不振は松井にも伝染した。松井も2打席凡退。3回の1死満塁では三振を喫した。このとき、あろうことか3塁走者の木下は四球押し出しと勘違いして離塁するボーンヘッドを犯した。3塁コーチは何をしていたのか。

 かなり辛辣なことを書いてきたが、〝北寒寺ファン〟として弁護もしたい。北寒寺が自らの打撃と守備でミスを犯したのは、やはり「北寒寺も人の子」二足のわらじは履けなかったということではないかと思うし、その性格も影響していると思う。

 北寒寺ほど試合に集中する選手はいない。試合途中に声を掛けると怒る。あの三井不動産・志村氏もそうだった。試合中、志村氏にカメラを向けると真顔で怒った。レベルの高い人は違うとこの二人に感じた。

 しかし、これも性格で、今野などはまったく逆だ。試合途中だろうが前だろうが、ぺらぺらとよくしゃべる。試合を解説して見せるし、自らの手の打ちも平気で明かす。例えば「困ったらシュートを投げる」と。

 その点、山本監督はのらりくらり、何を考えているのかさっぱりわからない。「ウフフフ」といつも質問をはぐらかす。今回の敗戦にはかなりショックを受けているようで、近く開幕する大会までにどのような手を打ってくるか。

 監督采配でいえば、もう一つの東京ドーム決戦で見せた住友不販・古賀監督の代打策だ。同点のきっかけをつくったのも逆転打を放ったのも代打だった。しかも双方とも2塁打だった。見事だった。古賀監督も何を考えているのかよくわからないタイプだが、明大硬式野球部出身だから「カン」だけで采配を揮っているわけではないのは確かだろう。

 書きたいことはまだまだあるが、このあたりにしておく。監督諸氏にいいたい。監督が出たり欠場したりしていたらまず勝ち上がれない。監督がいなくても勝てるほどRBAのレベルは低くない。それでよしとするのも勝手だろうが、「仲良しクラブ」では勝てない。

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エイブル堀内監督(左)と住友不販・古賀監督

 

2016/05/30(月) 00:00

 圧倒的な的中率を誇る記者の独断と偏見によるRBA野球レーティング(例のハンデ師とは関係ありません)で、今季は水曜ブロックの最弱チームチームと判断し昨年の「72」から「60」くらいに格下げしようと思っていた大和ハウス工業の大原正義監督と青山の事務所ビルでばったり出くわした。ここぞとばかり喫茶店に連れ込み(ごめんなさい。「連れ込み」などという下品な言葉を使ってしまいました。もちろん「お誘いして」です)取材を開始した。

 大法螺じゃなかった大原監督は文字通り法螺を吹くことしか知らないのか、これまで裏切られ放しで恥をかかされ続けてきたが、今度ばかりは信ぴょう性が高いと判断して、決勝トーナメント進出は確実と見た。レーティングは「80」以上に引き上げる。「大穴」候補だ。

 すごい投手・野手が入ったようだ。しかも一人でなく2人も。

 一人は上原健太(25~26歳)だ。埼玉栄から駒大に進み、プロも注目していたらしいが、ヒジを痛めプロを断念。準硬式に転向したという。

 大原監督は「三菱UFJさんと練習試合をやったが、全然打たれなかった。本人は『まだ万全じゃない』と言っているが、硬式のマックスは145キロ。軟式でも130キロは出ていた。トミー(最近はさっぱり出てこなくなった)クラス」と、大原監督は太鼓腹(じゃなかった太鼓判)を押した。

 もう一人は星大介。東京新大学リーグに属する東京国際大出身の新人だ。大原監督から聞いたのだが、同大学の硬式野球部の監督は元広島監督の〝名将〟古葉竹識氏(79、今季から名誉監督)なのを初めて知った。星はその古葉監督から教わったのだという。古葉監督はこれまでのプロ野球監督の中で5本の指に入る名監督だと記者も思う。

 大原監督は「星はまだ軟式に慣れておらずノーコンだが、バッティングがいいので上原と4番、5番が打てる。間違いなく決勝Tに行く」とまた太鼓腹をゆすった。

 「僕? ダイエットしており体重は93キロから83キロに落とした。目標は75キロ」とまたまた巨腹を突き出した。

 大和ハウスは第15回大会で大原監督ら強打者を揃えてベスト4入りしたが、その後はわが国の人口動態を先取りする形で高齢化の一途をたどり、この10年間の成績は12勝26敗。勝率は.316。この中には昨年の不戦勝も含まれるから、実質的には.297。これが打撃成績なら立派なものだが…。

2016/05/30(月) 00:00

 〝アッシー〟ことナイス芦沢が大減量に成功-RBAの〝かつての〟本塁打王(通算本塁打は30本近いはず)で、いまは本塁打性の当たりを放ったとしても足がもつれ息が切れせいぜい2塁くらいしか到達できなくなってしまったナイスのベテラン芦沢が何と「体重100キロから75キロの減量に成功した」と、城戸監督が語った。

 芦沢がここ数年ダイエットに取り組んでいるのは知っている。結構なことだ。しかし、体重を落とすことはマッスルそのものもそぎ落とされ、まるで糖尿病患者(記者は数値が劇的に好転している)のような骨川筋衛門になるのが心配だが、城戸監督は「大丈夫。この前ミサワ東京と練習試合をやったが6-6の引き分け。芦沢が安定している」と本戦でのエース格として期待を寄せている。

 もう一人、昨年華々しくデビューした山本投手については「ヒジ痛を抱えているので無理はさせられない」と継投を匂わせた。

 「有望な新人も2人入った。平均年齢は40歳くらいから25歳くらいに若返った」という。有望新人のうちの1人は神奈川大学の軟式野球部のキャプテンだそうだ。

 アッシーが復活し若手が頑張れば決勝トーナメント進出は堅そうだ。

 

2016/05/18(水) 00:00

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「銀仁朗さん、頑張ってください」京都平安高校の後輩・伊藤忠ハウジング川岸

 第28回RBA野球大会の開幕まであと約1カ月。水曜グループの強豪チームが5月18日、神宮外苑軟式野球場で調整を行った。

◇       ◆     ◇

 6月1日にエイブルと第27回大会の決勝戦を戦う旭化成ホームズは山本監督も参加して練習を行った。

 山本監督は、「当日は仕事の都合で出ることができないが、北寒寺に代理で監督をやってもらう。平居さん(正仁氏、旭化成取締役)も応援に来ていただく。相手チームとは戦ったことがないので何の情報もないが、うちの野球をやるのみ」と、普段着の野球をするという。エース今野も「今週と来週あれば仕上げられる」と落ち着いていた。

 期待の新人の補強もできたようだ。東経大出身の石島(32)だ。同大ではもっぱらDH、ベンチウォーマーだったそうだが、地元チームで戦った縁からか「北寒寺が引き抜いた。4番候補」(山本監督)ようだ。本人は「軟式には慣れている。今野さん? 打てます」と大物ぶりをアピールした。体重96キロの巨漢。

 もう一人は明大硬式野球部の倉富捕手(22)。チームには4番も打てる強肩の津久井がいるが、果たしてレギュラーの座を奪えるか。練習では同窓今野とバッテリーを組んだ。

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旭化成ホームズ石島(左)と倉富

◇       ◆     ◇

 東急リバブルと伊藤忠ハウジングが練習試合を行った。リバブルの先発は津田。伊藤忠は大出。ともに相手打者に痛打を浴びていた。仕上がりはまだまだと見た。打線はともに好調だが、守りのミスも目立った。

 リバブルの新戦力は北海道・北海学園大卒の太田。入社2年目で1塁手。1塁にはベテランの主将古屋がいるが、レギュラーの座を奪えるか。

 大槻監督には「昨日、伊藤忠都市開発のリバブルが販売する『つつじヶ丘』を見学した。素晴らしい物件。大槻さんは『久が原』担当でしょう」と話しかけたら、「そう、久が原の東急電鉄の物件」ということだったので、「久が原」を見学する約束をした。

 伊藤忠は立花義家氏の息子が異動で出られなくなったが、川岸が「(西武の)銀仁朗さんは4つ上の(京都平安の)先輩。僕?僕はプロを断って伊藤忠に入った」と大口を叩いた。つられて東海大相模出身の森田が「菅野と同級生」-と巨人菅野投手にあやかろうと自己主張した。(だから何なんだ)

 面高監督は「新戦力はなし。やる気は十分。」と意気込みをみせていた。(早期完売間違いなしの「つつじヶ丘」の販売をリバブルに奪われるようでは情けない)

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リバブル津田

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「菅野、俺もがんばるぞ」伊藤忠ハウジング森田(左)と「レギュラーの座を狙う」リバブル太田

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 三井不動産リアルティとリストが練習試合。三井リアルティ安西監督の姿は見えなかったが、リスト倉持監督が元気で采配を揮っていた。舟山と佐藤の2枚看板が健在のようだった。

 リアルティはエース松浦が登板。昨年よりストレートに威力がり、仕上がりは万全と見た。石谷も虎視眈々。2番手に意欲を見せていた。

 松浦の球歴を安西監督は全然教えてくれないが、本人は「静岡出身。サッカー少年」ととぼけた。ナインは「確かアメリカに留学しているはず。野球留学? いや経営学のようだ。だからアメリカ人のような顔をしている」

 以下、倉持監督と記者とのやり取り。

「倉持さん、今年はどうですか」

「ダメ、最悪」

「しかし、この前の娘さん(AKB48の倉持明日香さん)の始球式はよかったですよ(西武・秋山との勝負は避けたのかワンバウンドだったが、格好がよかった)」

「何? 野球と関係ない」

「倉持さんはまだ投げられるでしょ」

「100キロ」

「村田兆治さんはまだ135キロ投げるらしいですよね」

「わたしより4つ上。たいしたもんだ」

「西武、何とかならんですか」

「昨日、伊原さんと千葉マリン(ロッテ-西武戦)で一緒だった。わたしは千葉テレビ、伊原さんは文化放送ライオンズナイター。西武は投手陣が悪い」

「どうすればいいですか」

「土肥(コーチ)が嘆いていたよ。しかし、今更…、キャンプのときしっかりやらなきゃ」(倉持氏には西武の投手コーチになってほしい。いまの仲良しクラブのようなコーチじゃ西武は勝てない)

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「今年はやるぞ」三井不動産リアルティ松浦

 

 

 

 

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