全セグメントで増収増益 MDC社の買収寄与 通期売上3兆円から4兆円へ 積水ハウス

仲井氏
積水ハウスは9月5日、2025年1月期第2四半期決算を発表。売上高1兆8,591億円(前年同期比27.1%増)、営業利益1,571億円(同25.8%増)、経常利益1,471億円(同17.5%増)、純利益1,229億円(同33.0%増)と大幅増収増益となった。
中間期決算が好調で、足元の国内外の住宅市場も良好であることから、2024年6月6日に発表した通期業績予想を上方修正。売上高は前期の3兆1,027億円から4兆円(前回発表時比3.2%増)、営業利益3,200億円(同6.7%増)、経常利益2,880億円(同5.5%増)、純利益2,090億円(同0.0%)を見込む。
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この日、同社は港区赤坂2丁目の「赤坂グリーンクロス」に開業したオープンイノベーション施設「InnoCom Square(イノコム・スクエア)」で、代表取締役社長執行役員兼CEO・仲井嘉浩氏らが出席して決算発表・経営計画説明会を開催した。記者は他の取材と重なり、アーカイブで視聴した。以下、その概要。
2024年度2Qの売上高・営業利益は、国内外の既存事業の成長に加え、4月にはMDC社の連結化もあり、過去最高を更新した。
セグメント別では、請負型は売上高6,479億円(前年同期比4.7%増)、営業利益664億円(同2.0%増)。戸建住宅市場が弱含みで推移している中、高付加価値提案、グループ連携による土地を含めた提案などが奏功し、期初より堅調な受注が継続。新デザイン思想「life knit design」など商品力・デザイン力・提案力を強化したことにより、3rdレンジの受注も拡大し、一棟単価は5,184万円に上昇した。賃貸・事業用建物は徹底したエリア戦略に加え、高付加価値シャーメゾンやCRE事業の強化をはじめとした商品戦略・販売戦略が奏功し、受注は好調に推移した。
ストック型は売上高4,357億円(同6.4%増)、営業利益420億円(同9.7%増)。賃貸住宅管理戸数は70万戸超で入居率はほぼ満室の97.9%。オーナー向けリフォーム、入居者向けサービス提案が増収、増益に寄与した。
開発型は、売上高3,026億円(同21.3%増)、営業利益397億円(同15.9%増)。積水ハウスの土地分譲、積水ハウス不動産グループの仲介・不動産事業が伸長。積水ハウス不動産の土地の売買・仲介のうち積水ハウスグループへの卸売りは15%にとどまっており、「ユーザーへの直接販売などバリエーションがとれる魅力を発揮している」(仲井氏)。マンションは四大都市圏に絞ったエリア戦略や全住戸ZEHなどの付加価値の高い物件供給により販売は順調に推移した。
国際事業は、売上高4,846億円(同140.3%増)、営業利益302億円(同142.4%増)。既存ビルダーの受注・引渡しが好調に推移したほか、2024年4月にMDC社を完全子会社化したことが業績拡大に寄与した。仲井氏は「ニュー2×4とシャーウッドの2つの商品を展開し、積水ハウステクノロジーをデファクトスタンダードにして、第8次中継最終年度には2万戸(うちシャーウッド3,000戸)の販売を目指す。シャーウッドはその構造と施工・部材品質が高い評価を受けている」と話した。
トピックスとして仲井氏は、「従業員の自律」と「幸せ」の相関関係について言及。幸福学の第一人者である慶應義塾大学大学院・前野教授との共同研究の中間報告で、同社従業員の幸せ度の総合値は一般平均より高い結果が得られ、また、同社独自の調査結果から、「自律して働いていると思っている人」ほど幸せであると感じ、「自律して働いていると思っている人」ほど業績評価が高く、「幸せだから、業績が高い」ことが明らかになったと報告。「なぜかわからないが」としながら、男性管理職より女性管理職のほうが幸せ度は高く、女性管理職のいる職場は、女性管理職のいない職場に比べて幸せ度が高いと語った。
また、従前比約2.6倍の植栽効果が得られる世界初の 「生物多様性可視化提案ツール」を開発し、ネイチャー・ポジティブの実現に向けた取り組みを加速させると話した。
記者団の質問に対して、仲井氏は同社が主幹事の「うめきた2期」の46階建てマンション「グラングリーン大阪」全484戸(募集対象外住戸248戸を含む)は平均20倍で完売したと報告。
竣工を目前にして購入者との契約を解除し、建物を解体すると発表した「国立マンション」については、「10億円の営業外損失を計上したが、中止は間違っていなかったと思う。決断が遅すぎたことについては様々な方にご迷惑をおかけし、近隣の皆さんには建設時と解体時の二度にわたってご迷惑をおかけするので、お詫びしたい。安全な解体工事を行う」と答えた。(記者は、同社が事業を中止すると発表したとき「建築費や手付金倍返しと解体費用を含めた損失額は数億から10億円程度にとどまるのではないか」と書いたが、その通りになった)
積水ハ「赤坂グリーンクロス」にオープンイノベーション施設「イノコム・スクエア」(2024/8/27)
眺望価値はそれほど高いか 街路樹伐採のほうが問題ではないか 積水ハウス「国立」(2024/6/11)
積水ハウス米国11位の戸建て供給会社約6,879億円(1米ドル140円換算)で買収(2024/1/18)
加速するサステナビリティの取り組み 旭化成ホームズ説明会

左から岡前氏、川畑氏、武藤氏
旭化成ホームズは9月6日、メディア向け「サステナビリティ説明会」を開催し、代表取締役社長・川畑文俊氏、常務執行役員兼人事部長・岡前浩二氏、執行役員兼サステナビリティ企画推進部長・武藤一巳氏が質疑応答も含め1時間30分にわたって、加速する同社のサステナビリティ活動について説明した。
冒頭、川畑氏は「52年前の創業の原点『上質で長持ちする工業化住宅をつくる』は時代が変わった今もベースは変わっていない」とし、2019年に参加した「RE100」は、当初掲げた2038年目標を2023年5月に達成したこと、国際的な「2024 RE100 Leadership Awards」の最終選考に選出されたこと、「エコ・ファースト企業」に認定されたこと、ガバナンス強化のため外部有識者を2名招へいしたことなどを話し、「LONGLIFE」実現に向けて策定した「With Customer」「With Environment」「With Employee」「Our Integrity」を通じた「Our Integrity」の風土を醸成し、掲げた18のマテリアリティに対応すると述べた。
環境への取り組みについて武藤氏は、2023年度のZEH率はEcoレジグリッドの推進により88%、ZEH-M率は75%まで伸び、既存住宅への初期費用ゼロの太陽光発電システムの導入、再生可能エネルギーの活用例として電動建機の導入、代替燃料のトライアルとして次世代バイオ燃料「リニューアブルディーゼル」の実証を10月からスタートさせると話した。生物多様性保全の取り組みとして先日、同社と積水ハウス、大和ハウス工業3社のネイチャー・ポジテイブの実現に向けた連携について、シナジー効果が発揮でき、住宅の質的向上につながると語った。
ダイバーシティの推進について岡前氏は、社員一人ひとりが能力を発揮・成長し、グループで働くことに誇りと喜びを感じられる、従業員満足度を高める「Our Integrity」を推進するための具体的取り組みとして「火・水定休」から「水・日定休」への選択制の運用開始、女性採用比率40%以上、キャリア人材の採用の強化、タレントマネジメントシステム 「CaMP(Career Management Place)」の導入とキャリア開発プログラムなどについて説明した。
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環境への取り組みでは武藤氏は、同社と積水ハウス、大和ハウス工業3社が連携した生物多様性保全活動を紹介し、「ほかにも共創できることがある」と話した。具体的な取り組みとして資材の共同購入やサプライチェーンの可能性を示唆した。
これらの取り組みに期待したい。3社連携では、同社の「あさひ・いのちの森」の知見を活かした高木・中木・低木・地被植物の植栽手法を採用した「まちもり」物件では、「非まちもり」物件と比較して呼び込める鳥は約5.6倍、蝶の種類は約1.8倍に増加したデータがあるという。
ただ、これは凄い数字ではあるが、当然の数字でもあると思う。「非まちもり」にどのような植栽が施されているかにもよるが、樹木や草花が植えられていない住宅に鳥や蝶は飛来しないし、記者の住む多摩市も飛来する鳥や蝶は激減している印象を受ける。緑被率が高い多摩市でもそうだから、他の都市もそのはずだ。
同社を含むすべての住宅・不動産会社が生物多様性保全に向けた取り組みを強化すべきだ。同社の「まちもり」の採用率は2023年度実績で30.5%、2025年度目標は50.0%だ。同社の事業展開エリアは大都市圏が中心で、小さい敷地に緑を配するのは難しいとは思うが、何とか工夫して緑被率を高めてほしい。
ついでに%の話について。別の記者の方が同社の2025年度のお客様満足度目標85.0%は低いのではないかと質問した。武藤氏は「貴重なご質問」と答え、満足度の数値には「満足」の母数を除いた数値だと説明した。
小生はこの85.0%は極めて高い数値だし、これまた当然の数値だと思う。持家は、レディーメイドの分譲住宅と異なり、限られた予算内で営業担当者と何度も打ち合わせをしてプランを完成させるのだから、満足度が高まるのは当然だ。
一方で、欲望には限りがない。ああすればよかったと後で考えるのもまた当然だ。それが残りの15%という数値だ。しかし、十全の住宅などは存在しない。すべての希望を満たす住宅があるとすれば数億円でも足りないはずだ。
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取材が終わり、帰ろうとしたら、エレベータホールで同社野球部のかつての主力投手だったF氏にばったりあった。「CaMP」制度は軌道に乗っていると話した。
ここで同社の野球部について少し説明しよう。記者は、住宅・不動産業界だけでなく建設業なども巻き込んだRBA野球大会を30数年取材している。同社チームは、参加32年間で189戦165勝24敗、勝率.873。参加50~60チームの中で断トツだ。水曜・日曜ブロック総合優勝を14回、準優勝2回の最強チームだ。
同社チームは参加した最初のころは強豪チームに全然歯が立たなかった。強くなりだしたのは、旭化成ホームズ社長、旭化成副社長を歴任した平居正仁氏が旭化成ホームズの人事担当のころだから30年くらい前だ。当時の慶大野球部監督に直談判して野球部選手を獲得(入社)する道筋をつけてからだ。その後、同社野球チームには東京六大学や関西六大学の選手が毎年のように入社している。
何を言いたいかといえば、「野球選手は仕事もできる」ということだ。他のスポーツも同じだろうが、社員に求められるのは健康であり、体力であり、そして何事にも臨機応変に対応できる柔軟なものの考え方だ。同社野球部選手として活躍してきた人材は数十人どころか100人規模だろう。年齢は40代、50代になっているはずだ。
「CaMP」制度によって、野球部出身の社員の活躍の場は間違いなく広がる。前岡氏も否定しなかった。社内ベンチャーを加速させることで化学反応を誘引し、社内外のイノベーションにつながるのは間違いない。
F氏の顔には「俺は仕事もできる」と書いてあった。F氏のような人材は綺羅星のごとくいるのだろう。参考までに、平居氏へと、元プロ野球首位打者の長崎慶一氏へのインタビュー記事を添付する。
旭化成ホームズ・積水ハウス・大和ハウス 3社連携して生物多様性保全活動推進(2024/9/7)
「Essential Company」を目指して旭化成ホームズサステナビリティ説明会(2023/7/11)
RBA野球常勝軍団・旭化成ホームズ 育ての親の平居社長「野球」を語る(2013/11/20)
元プロ野球首位打者・長崎慶一氏(元大京コーチ)RBA25周年記念懇親会に出席(2013/11/16)
旭化成ホームズ・積水ハウス・大和ハウス 3社連携して生物多様性保全活動推進

旭化成ホームズ、積水ハウス、大和ハウス工業は9月4日、それぞれ個社の生物多様性保全の取り組みを統合すれば生態学的に補完し合うことが実証されたとし、国際目標である2030年のネイチャー・ポジティブ(生物多様性の損失を止め、反転させ、回復軌道に乗せること)実現に向けて、3社が連携して都市の生物多様性保全活動を推進すると発表した。今後、住宅・不動産業界全体で推進し、加速させることに貢献していくとしている。
3社それぞれの生物多様性の取り組みを琉球大学発のスタートアップであるシンク・ネイチャーが分析した結果、琉球大学発のスタートアップ、シンク・ネイチャーが分析した結果、生態学的に補完し合い、ネイチャー・ポジティブの実効性におけるシナジーが明示されたとしている。
旭化成ホームズは様々な高さの樹木(階層構造)を植栽し街並みへの貢献と都市に小さな森を創出することを目指した「まちもり」を、積水ハウスは生態系に配慮し地域の気候風土にあった在来樹種を中心に植栽する「5本の樹」計画を、大和ハウス工業は様々な用途の不動産に50%以上の在来種を植栽する「みどりをつなごう!」をそれぞれ取り組んでいる。
今回の結果を受けて3社は、在来樹種に着目した植栽提案を住宅・不動産業界全体で推進し、生物多様性保全への取り組みを加速させることに貢献していくとしている。
今回の協働について、琉球大学理学部教授でシンク・ネイチャーCEO久保田康裕氏は「本分析プロジェクトは、複数企業の植栽事業のネイチャー・ポジティブ効果を可視化することが社会的シグナルとなりうる、世界で初めてのケースだろう。これにより、さらなる企業を巻き込んだ集団的アクションが促され、不動産住宅建設ビジネスにおいて、生物多様性が新たな価値基準となり、アーバンネイチャーポジティブの文脈で、業界全体として高付加価値される状況、新たなビジネス機会の創出を期待したい」とコメントしている。
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リリースが発表された4日は、「グラングリーン大阪」のメディア向け内覧会の取材があり、朝4時に起き、夜に帰って酒を飲んでいるときにざっと読み、いま改めて読んだ。記事化が遅れたのはそのためだが、酒を飲むのが忙しいのはいつものことだが、最近は2024バリンオリンピックのころから夜も昼も区別できなくなり、取材も結構入っているからでもあり。西武が負けるころには寝込んでいる。
「グラングリーン大阪」の「うめきた公園」は素晴らしく、感動すら覚えたが、今回の協働もまた素晴らしい。住宅そのものの省エネ、脱炭素化、安心・安全の取り組みはかなり進んでいるが、外構・植栽の取り組みは遅れているとずっと思ってきた。住宅と緑環境は不可分なはずなのに、それを統合した価値基準は可視化されていない。
今回の発表を受けて、久保田教授が「生物多様性が新たな価値基準となり、アーバンネイチャーポジティブの文脈で、業界全体として高付加価値される状況、新たなビジネス機会の創出を期待したい」とコメントしているが、デベロッパーも3社に負けない取り組みを行っているデベロッパーはある。住宅・不動産の垣根を超えた取り組みになるよう期待したい。
驚嘆のレベルの高さ&坪単価の安さ 本社屋隣接で自社施工 松尾工務店「鶴見」

「シェフルール横濱鶴見」
横浜市の老舗建設会社・松尾工務店の本社社屋に隣接する自社施工・売主マンション「シェフルール横濱鶴見」を見学した。基本性能・設備仕様レベルは極めて高く、坪単価は〝超割安〟の340~350万円。モデルルーム来場者は〝待ってました〟という人が多く、仕様レベルの高さに驚いているという。早期完売は必至だ。
物件は、JR鶴見駅から徒歩6分(京急鶴見駅から徒歩4分)、横浜市鶴見区鶴見中央4丁目の商業地域(許容建ぺい率100%、容積率600%)に位置する13階建て全109戸(うち非分譲住戸22戸)。9月下旬に分譲開始する第1期(戸数未定)の専有面積は50.29~89.05㎡、予定価格は5,100万円台〜10,000万円台、坪単価は340~350万円になる模様。竣工予定は2026年2月下旬。設計・監理は松尾工務店、S&Tファイブステージ設計事務所、施工は松尾工務店。販売代理は伊藤忠ハウジング。
現地は、同社本社社屋に隣接し、敷地は北西側の第一京浜と、北東側の東口中央通り、南東側の市道にそれぞれ接道。主な基本性能は逆梁、ZEH-M Oriented認定、BELS5つ星評価、多面採光、二重床・二重天井、リビング天井高2480ミリ、サッシ高2350ミリ、ワイドスパン(10スパンのうち50㎡台の2スパンを除く8スパンが7m超)、ディスポーザー、食洗機、フィオレストーンキッチン天板、ユーティリティシンク、二重サッシ(一部)、リビング・主寝室床暖房、物干しポール2か所(一部)、ソフトクローズ機能付き引き戸、タンクレストイレ、エアコンなど。
販売担当の伊藤忠ハウジング・福澤匡晃氏は「分譲を待ち望んでいらっしゃった方が多く、設備仕様レベルの高さに驚かれています」と語った。現段階のエントリー数は700件、モデルルーム来場者は120組。

モデルルーム

模型(モデルルームは本社屋内。これも経費節減=割安単価で分譲できる一つか。オフィスの天井高は3mはあった)
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現地は、ナイスが「スマートウェルネス体感パビリオン」として利用していたところだ。何年前だったか、パビリオンが廃止されたとき、必ずマンションになると思った。敷地が松尾工務店の所有地だったのは全然知らなかったのだが、現地にマンション建設の看板がかかったときから-自社社屋に隣接するのだから、絶対レベルの低いものにはならない-と確信し、坪単価は400万円をはるかに突破すると予想していた。
基本性能・設備仕様は前段で書いた通り。文句なしにいい(これほど高いとは全然思わなかった)。ところが、単価予想は大外れ。レベルの高さを価格に反映したら坪420万円はするはずだ。
小生は単価予想に自信がある。外しても数%か、1割を超えることはまずない。どうしてこれほどまでに予想を外したか。敷地がもともと同社所有で、施工も同社ということが主な理由だろうが、それよりも横浜の老舗建設会社として暴利をむさぼるようなことはしないという矜持ではないかと思う。
非上場というのも理由の一つかもしれない。同社の株主構成がどうなっているかわからないが、仮に〝どうしてこんな安値で売るのだ〟と訴えられても〝利益の源泉であるお客様にその利益の一部を還元してどこが悪いのか〟と一喝すれば、誰も二の句は継げられないはずだ。

セレクトできるキッチンカウンターは写真に収まらないほどたくさん用意されていた

現地(右の建物が本社屋)
商業施設閉店から15年 駅前の再開発マンション分譲へ フージャース「水戸」

「コモンスクエア水戸」完成予想図
茨城県水戸市の「水戸駅前三の丸地区第一種市街地再開発事業(街区名称:コモンスクエア水戸)」の参加組合員として事業参画しているフージャースコーポレーションは9月5日、記者発表会を開催し、組合理事長・林昌鎬氏が再開発に至る経緯を説明し、住宅棟「デュオヒルズ水戸三の丸タワー」の売主である同社専務取締役・森俊哉氏らが計画の概要を発表した。
「コモンスクエア水戸」は、水戸駅から徒歩2分の大規模商業施設「LIVIN水戸店」跡地(約6,675㎡)に位置し、水戸市の歴史資源である弘道館にも近接していることから、敷地の高度利用と地域の活性化を図るため住宅・店舗・業務・駐車場を一体として整備するもの。
発表会に臨んだ林理事長(54)は、従前敷地内で自ら居酒屋を営んでいたことを明かし、2009年3月に「LIVIN水戸店」が閉店し、2013年に跡地をフージャースコーポレーションが取得し、2015年に再開発準備組合が設立されたことなど再開発に至った経緯について語り、「この間、ホテル、ホール、商業施設などを誘致する案も浮上したが、コロナに見舞われ、収支が合わないことなどから誰も手を挙げてくれなかった。再開発によってすべて好転するとは思っていないが、水戸駅の玄関口にふさわしい拠点として地域活性化に貢献したい」と述べた。
森氏は、再開発実現に至るまでの地権者の苦労をねぎらい、「敷地は高低差が12.5mあり、事業化の難易度は高いが、2階部分にデッキを設けることで駅とつなぎ、1・2階に店舗を誘致し、別棟の業務棟とともに地域交流拠点にしたい」と語った。
また、同社事業統括本部事業開発部兼営業企画部部長・空裕子氏は、「地元の方を中心にエントリー数は600件を超えており、教育環境が充実していることや通勤、出張などには唯一無二の立地であること、また、『三の丸なら一つ手に入れたい』というシニア層にも高い評価を頂いている」などと話した。
住宅棟の「デュオヒルズ水戸三の丸タワー」は、1~4階・R階に駐車場、1階と2階に店舗、全戸南西向きの住戸は2階~20階に配置。2階部分で駅と直結するペディストリアンデッキを新設する。4階建て業務棟は敷地東側に、駐車場棟は北側に建設する。再開発組合は2017年5月設立。地権者は8名。設計・監理は長谷工コーポレーション。施工は長谷工・株木共同企業体。総事業費は115億円。
マンションは、JR水戸駅から徒歩2分、水戸市三の丸一丁目の商業地域に位置する敷地面積約6,675㎡の20階建て184戸(分譲住戸181戸、権利者住戸3戸)。専有面積は68.37~133.94㎡、価格は未定だが、68㎡で4,000万円台~。販売開始予定は2024年11月上旬。エントリー数は600件超。竣工予定は2026年11月下旬。

エントランス部分 完成予想図

左から空氏、林氏、森氏
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取材を申し込んだのは、早期完売した日本エスコンと同社の福島県いわき市駅前の免震再開発JVマンション「ミッドタワーいわき」(216戸)を取材しており、今回もそうなるか確認しようと考えたからだ。
モデルルーム公開は9月27日なので設備仕様はわからないが、県都の駅前一等地という立地条件を考慮すれば、平均坪単価はボトムで250万円くらいではないかと読んだ。水戸に限らず、他の中核都市もこの坪単価250万円は今後の事業展開にとって試金石、分水嶺になるのではないかと考えている。
懸念されるのは、街に活気が感じられなかったことだ。駅周辺の商業施設は空きが目立った。疲弊する地方都市を目の当たりにした。
市の人口はここ10年間くらい27万人前後で推移しており、工業事業所数及び製造品出荷額の減少に歯止めがかかっておらず、市内総生産は2007年(平成19年)をピークに減少傾向となっている(市のホームページ)。「ウィキペディア(Wikipedia)」によると、2003年以降、「ボンベルタ伊勢甚水戸店」「ダイエー水戸店」「LIVIN水戸店」「「MIMO」(ミーモ)」「サントピア」などの商業施設が相次いで閉店している。

工事中の現地(手前が水戸駅)

近接する弘道館周辺の街並み
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林理事長があいさつの中で「更地になった敷地で飼育されていた(我々の)夢を託したヤギが行方不明になった」と話したのに記者は鋭く反応した。林氏によると、ことの顛末は次の通りだ。
ヤギの飼育が始まったのは令和4年9月。土地所有者のフージャースコーポが福島のレンタル会社から母ヤギと1歳の雄「ユウキ」と雌「ユナ」を借りて住まわせていたところ、2か月もしないうちに「ユウキ」が行方不明になった。大騒ぎになり、メディアにも報じられたが、行方は杳として知れず、現在に至っている。工事が始まる前まではカエルの住処になっていたという。
なぜ記者が反応したかといえば、わが多摩センター駅前の駐車場でも、レンタルと思われるヤギが2~3頭「除草隊」として活躍しているからだ。ヤギはなんでも食べるかといえばそうではない。好き嫌いがあるようで、始末に負えないススキなどは食べない。その代わり、好きな草は腹が破裂するほど食べ続け、死に至ることもある大食漢でもあるようだ。
繁殖能力も高く、1歳は十分大人だ。近親相姦の概念はないのだろう。雄は母だろうが姉だろうが妹だろうが関係なく、(羊のことだったか)一度に何十頭の雌を孕ませることができるとも聞く。方不明になった「ユウキ」は母にも姉妹にも振られ(雌には拒否権があるのか)、失意のうちに逃亡した可能性は否定できないが…物件に近接する県立図書館で「ヤギ 水戸」を茨城新聞で検索したがヒットしなかった。
免震再開発マンション全216戸 1年半で完売フージャース・日本エスコン「いわき」(2024/4/3)
シニア層もターゲットいわき駅前の免震再開発フージャースコーポ・日本エスコン(2022/9/17)
東京都新型コロナ感染者 6日連続100人超/記者だけでなくパソコンも狂いだした(2020/7/8)
5つも6つもの思いが込められたサ高住「アンダンチ」ヤギと玄米に感動(2019/3/19)
収益・資金効率重視の事業に注力 大和ハウス・富樫マンション事業本部長
大和ハウス工業は9月2日、「2024年度 マンション事業計画説明会」を開催し、同社上席執行役員マンション事業本部長・富樫紀夫氏が経営数値・事業環境、今後の重点的な取り組みについて説明し、記者団の質問にも一つ一つ丁寧に対応した。
経営数値については、2023年度のグループ売上高は4,418億円(うち単体マンション事業は1,477億円)、営業利益は373億円(同157億円)、今期は売上高2,640億円(同900億円)、営業利益は170億円(同75億円)の予定で、2026年度の売上高は4,000億円、営業利益は250億円を目指すと話した。
今期売上高、利益が減少するのはコスモスイニシアが連結子会社から持分法適用会社に変更になったことなどによるもの。富樫氏は、これまでは在庫をかなり抱えており、仕入れを抑制してきたが、在庫整理が進んだことにより今後は積極的に事業展開する姿勢を見せた。
マンション市場は堅調に推移しているとみているが、国内の地価や建設費の高騰(とくに労務費)を考慮し、高付加価値物件の供給に絞ることで、量的な拡大から収益・資金効率重視の事業計画へと転換すると述べた。
また、複合開発、再開発、建て替えにも積極的に取り組んでいくとし、「(仮称)SSCつくば学園南プロジェクト」(15.5ha、マンション602戸予定)、(仮称)九州大学箱崎キャンパス跡地プロジェクト」(28.5ha、マンション8年間で2,000戸)、「昭島プロジェクトC街区」(277戸)などの事例を紹介した。
環境配慮、SDGsの取り組みでは、2023年度にプレミストシリーズZEH-M化を100%達成、直近の事例として「プレミスト宮崎台 ライズテラス」(記事参照)を挙げ、「新しいスタンダードになるはず」と話した。
このほか、多用途型の「MONDOMIO(モンドミニオ)」や海外事業、「プレミストサロン東京」の展開などについて説明した。
大和ライフネクストとの連携強化については、2024年度からマンション事業本部へ編入されことから、これまで以上に「製・販・管」の一貫体制を強化すると述べた。「プレミスト昭島 モリパークレジデンス」(481戸)など新築マンションで外部管理者方式を採用し、既存物件でも採用を増やしていくと語った。
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富樫氏の説明を聞きながら、その4日前の三菱地所レジデンス・宮島正治社長のメディア向け事業説明会を思い出していた。宮島社長は「選ばれ続けるマンションづくり」を行うと強調した。この日の富樫氏は「付加価値の高い、新しいスタンダードになるマンション」供給に力を入れると話した。
マンション市場を取り巻く環境は同じだから、同じ話をするのは当然だが、ほかにも似ているものがあるような気がしてならなかった。年齢が近く、同じ環境下で育ってきたのではないかということだ。ひねくれものが多いわれわれ団塊世代と異なり、経営者の必須要件である前向きな考え方をするのもとてもよく似ていると思った。
富樫氏は1963年11月20日生まれ、宮島氏は1964年5月26日生まれだ。半年しか違わない。近いのは2人だけではない。調べてみた。東京建物住宅事業本部長兼アセットサービス事業本部長・秋田秀士氏は1964年5月18日生まれ、三井不動産レジデンシャル・嘉村徹社長は1964年10月7日生まれ、野村不動産・松尾大作社長は1964年10月18日生まれだ。このほか、住友不動産・仁島浩順社長は1961年3月6日生まれ、大京・深谷敏成社長は1965年9月6日生まれ、東急不動産・星野浩明社長は1965年9月28日生まれだ。この8氏の年齢差は5歳しかない。
つまり、みんな同世代ということだ。共通するのは、入社してすぐバブルが崩壊し、谷底に突き落とされたときが会社員のスタートで、リーマン・ショックで痛い目にもあわされていることだ。幸いだったのは、会社は大きく、這い上がれる若さがあったし、そのころは経営には携わっていなかったことだ。
そして今、各社は大型案件などで手を組んでいる。仲良しこよしでもある。だが、しかし、表向きは笑顔で手を握っているのだろうが、水面下では急所や脛を蹴り飛ばしているのは間違いない。ちょっと隙があれば出し抜いてやろうと考えているに違いない。誰が一番腹黒く、ずるがしこいかお人よしか、思い当たる節はあるのだが、これは絶対書かない。
このように見ていると、マンション市場はものすごく面白い。どことどこが組むかがヒントになる。
見慣れている人ほど評価が高い中規模でも差別化徹底大和ハウス「宮崎台」(2024/8/30)
時とともに成長する「うめきた公園」 美しい「JAM BASE」先行街びらき

「グラングリーン大阪」(写真提供:©Akira Ito.aifoto)
総開発面積9.1haのうち約半分の4.5haが都市公園として整備される大阪駅北口の「うめきた2期」再開発事業である「グラングリーン大阪」の事業者9社は9月3日、メディア向け内覧会を行った。総事業費は第1期の約4,000億円の「グランフロント大阪」を含めると1兆円超のビッグプロジェクトだ。先行街びらきは9月6日行われる。以下、見学した各施設を紹介する。
駅直結の「うめきた公園 樹木・草花はすべて和名表記

「うめきた公園」(クレジットなしは記者撮影)
大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級と言われる4.5haの「うめきた公園」が素晴らしい。圧倒的な緑の量に感動した。ただ、本音を言えば、中高木は積水ハウスの「新・里山」はともかく、「赤坂グリーンクロス」や三菱地所の「ホトリア広場」のように成木がたくさん植えられているのを期待していたのだが、そうではなく、(予算に限界があったのだろう)人間に例えれば少年・少女ばかりだった。まあ、時の経過とともに成長し指定管理期限が切れる50年後には「新・里山」と一体となった森に成長するのは間違いない。未来の都市公園のあり方を示唆するものだ。
感動しながら公園のほぼ全域を見て回った。最初のころは、「黒松」「赤松」「博打木」「白樫」などと樹木や草花の表記が和名になっているのを変だとは思ったが、それほど気にも留めなかった。小説や俳句などの「樅ノ木は残った」「馬酔木」「女郎花」がカタカナでは具合が悪い。しかし、回っているうちに、フリガナは付されているが「一ッ葉櫤(ヒトツバタゴ)」
「躑躅(ツツジ)」など誰も読めそうもない樹木・草花も和名になっていたので、強い意図を感じた。

左から「博打木」「一ッ葉櫤」「沙羅樹」
そこで、関係者に説明して回っていたガイドさんに尋ねた。「カタカナではなく和名表記にしているのは、大阪府知事か大阪市長の指示ですか。それとも安藤忠雄さんですか」と。ガイドさんは答えなかったが、近くにいた関係者の一人の女性が「ランドスケープデザインを担当された、キャサリン・メモリアルを手掛けられたGGN(グスタフソン・ガスリー・ニコル)さんが決められたんだと思います」と話した。「えっ、専門家の方ですか」と名刺を差し出したら、その方は微笑みながら名刺をくれた。「池邊このみ」とあるではないか。すっかり忘れていた(小生も歳を取ったものだ。若いころは女性の名前と顔を忘れることは絶対なかった)。
この機会を逃してなるものかと、コメントを求めた。池邊氏は「彼女は日本の固有種には和名がいいと判断されたのだと思います。私は安藤忠雄さんなどと『うめきた2期』の事業者選定の選定委員になっていました。公園? 非常によくできていると思います。森をうまく設計されているし、水辺をいい形で配され、美しい庭園を表現されている。ほら、あそこに蝶々が飛んでいるでしょ。生物多様性にもよく配慮されています」
記者はすかさず、「大阪市の指定管理者選定に当たって、審査委員が100点満点で77点の評点をつけたのはいかがですか。5段階評価で5にはならない」と畳みかけた。「そうですね。5じゃないですね。指定管理公園では80点以上取るようにしないといけない」と語った。
ついでに、池邊氏が昨年5月の東京都環境影響評価審議会の委員に選ばれなかったことと神宮外苑問題について聞こうと思ったら、随行人の方に「池邊さんはこれから見学もありますので…」と遮られた。残念。
1万人規模の集客開催も可能なイベントスペースとカフェ・レストランなどの飲食施設が入る「大屋根」の設計は、建築家の妹島和世と西沢立衛氏が率いるSANAA(サナア)だ。サナアは「南北に約120mの長さを持つ大屋根は、都市公園のランドスケープと呼応するようにゆるやかに起伏します。半屋外の大屋根イベントスペースと、情報発信棟、カフェ・レストラン棟を1つの屋根の下にそれぞれ配置することにより、中と外が自然とつながり、公園と地域に開いた場所となります」とコメントしている。
公園について一つ提案だ。公園隣接の建築物は公園の環境価値を享受できるのだから、アメリカなどのように公園税を課すべきだと思う。大阪市は「うめきた2期」の開発に当たって、従前は日影規制が適用されていた準工業地域から規制がない商業地域に変更したように、公園の南側に位置する建築物に配慮している。緩和には見返りも必要だ。

「うめきた公園」(写真提供:©Akira Ito.aifoto)

「グラングリーン大阪」(写真提供:©Akira Ito.aifoto)
安藤忠雄氏監修の「VS.」では1杯1万円のコーヒーが飲める
建築家の安藤忠雄氏が設計監修した名称が意味深な「VS.」は、いかにも安藤氏らしいコンクリート打放しの内外観が特徴だ。安藤氏は「機能の大部分を地下に埋設し、地上部分は壁面緑化によって緑のボックスとすることで、周辺の公園環境に溶け込むような外観となることを意図しています。訪れる人々が、緑豊かな環境の中で、未来について施策を巡らすことのできる場となることを期待しています」とコメントしている。
施設内のコーヒーカクテルが楽しめる「LOHE(ローエ)」も安藤氏が設計したもので、端正なレイアウトが美しい。そして、何よりも世界大会で優勝したバリスタ・バーテンダーが監修した1杯10,000円のコービー(記者が外出先で飲むコーヒーの1か月分)が飲めるのが〝売り〟の一つだ。Executive Managerの山口貴一氏によると「豆はパナマ産で、くらっとする、上質の酒のようなえも言われぬ味わい」だそうだ。豆を見せてもらった。深煎りしていないからなのか、ふっくらした琥珀色で、甘い香りが鼻腔を満たした。めまいがするコーヒーを飲みたい。

「LOHE(ローエ)」

山口氏

1杯10,000円のコーヒー豆
〝ごちゃまぜ感〟がする中核機能「JAM BASE」は美しい
民間、行政、経済団体が一丸となってイノベーション活動の拠点を目指す「JAM BASE」は、内装に木や本物の観葉植物がふんだんに用いられており、デザインも美しい。入居するさくらインターネットのスタッフの方々としばし談笑した。施設は「ごちゃまぜ感」がするのがよく、大阪の女性は心が広くて強いそうだ。
なるほど。取材を終えてからタバコを吸うため記者がいつも利用するコーヒー店で「ブレンドS」を注文したら、「ラージを注文された」と初めて見る特大が出された。値段は4割増し。「S」と「L」を同じと捉える、ごちゃまぜにするおおらかさはちょっと真似ができない。
1階の中華、ハンバーガー、コーヒー、居酒屋で構成される新食店「re:Dine」もごちゃまぜ店舗だ。9月6日から13日の1週間は生ビール・ハイボールが何倍でも1杯100で飲め、コーヒーが1か月500円で飲み放題のキャンペーン(9月30日まで)も行う。

「JAM BASE」(写真提供:©Akira Ito.aifoto)

「JAM BASE」(写真提供:©Akira Ito.aifoto)

「JAM BASE」(写真提供:©Akira Ito.aifoto)

「JAM BASE」(写真提供:©Akira Ito.aifoto)
公園、市街地が一望できる「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」
「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」(客室数308室、32㎡中心)は日本初のライフスタイルブランド。南西角の客室からは「うめきた公園」や市内の中心市街地が一望できる。インバウンド客を想定した和テイストはわからないわけではなく、最大127㎡でも客室料金は30万円~とのことで安いとは思ったが、記者の好みではなかった。設計・デザインは日建設計。

「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」(写真提供:©Akira Ito.aifoto)

「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」
地所「ホトリア広場」、積水ハ「新・里山」など 環境省「自然共生サイト」認定(2023/10/7)
積水ハ「赤坂グリーンクロス」にオープンイノベーション施設「イノコム・スクエア」(2024/8/27)
「うめきた公園」 事業者は自画自賛 でも大阪市の指定管理者評価の評点は77点(2024/9/3)
「うめきた公園」 事業者は自画自賛 でも大阪市の指定管理者評価の評点は77点

うめきた公園が一望できる「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」から
総事業費が6,000億円で、第1期の「グランフロント大阪」を含めると1兆円超の大阪駅北口再開発事業「うめきた2期」である「グラングリーン大阪」の先行街びらきが9月6日行われるが、街びらきに先立つ9月3日、その全容がメディアに公開された。素晴らしいの一言だが、その前に、関係者もわれわれメディアも住民も考えないといけない問題を提起する。
「うめきた公園」についてだ。関係者とメディアで総勢数百人が参加したこの日(3日)、主催者は「大阪最後の一等地の開発」「公園の中に街をつくる」「東京丸の内とおなじ大きさ」「世界的に珍しい駅前公園」などと〝自画自賛〟した。
記者は、「世界的に珍しい」については、海外の公園は全く知らないので留保するが、素晴らしい公園であることに異論はない。
考えないといけないのは、そんな素晴らしい公園であるにも関わらず、専門家の評価はそれほど高くないということだ。大阪市は昨年12月、「大阪市公園及びその他施設指定管理予定者選定会議」で「うめきた公園」の指定管理者として事業者9社で構成される一般社団法人うめきたMMOを選定した。別表に示したように、大阪公立大学大学院農学研究科教授・加我宏之氏、和歌山大学経済学部教授・足立基浩氏、公認会計士・生野徳彦氏の3氏の審査委員による評点は100点満点で77点だった。

記者は、つい先日までこの評点を知らなかった。皆さんは100点満点で77点をどう評価されるか。記者の小中学校時代の通信簿は相対評価だったので、77点は5段階評価で「5」にはならないし、環境評価でよく用いられる「S」ランクでもなく、飲食店の「松竹梅」の「竹」で、宅建試験の合格ラインでしかないと思うがいかがか。
公園の設計は日建設計、三菱地所設計で、施工は竹中工務店だ。これ以上ないメンバーだ。安藤忠雄氏も関与している。しかも、国際的な環境評価制度で「Sランク」を取得しているにも関わらずだ。内覧会でこの点を質そうと手を挙げたが、指名はされなかった(メディアは200人くらい参加していたのではないか)。
誤解がないよう断っておくが、記者は評点が低いことだけを問題にせよとは考えていない。都市計画や造園の専門家などの意見は尊重しないといけない。なぜそのような評点になったかは審査委員の方々はきちんと述べられているはずだ。意見を公表せず、委員の方をA、B、Cと記号化し、結果として「質の高い公園マネジメントの展開が期待できる」「地域全体の賑わいが創出できる」「収支計画の考え方が明確に示されている」と結論付ける傲岸不遜の市の姿勢を問いたいのだ。ただ意見を聞く置くだけというこの種の審議会や委員会制度にも問題があるが…。
そして何より問題なのは、77点の評点に対して地元のメディアはなにも伝えていないのではないかということだ。メディア・リテラシーが問われる。
この日(3日)、ばったりお会いした千葉大学グランドフェロー・池邊このみ氏にこの点について聞いたら、「詳細な評点が分からないが、指定管理者制度では80点以上、Sランクを取得しないといけない」と語った。池邊氏は、UR都市機構が平成30年に「うめきた2期」の事業者を決定した審査委員会(委員長:西尾章治郎・大阪大学総長)の委員の一人だ。「うめきた公園」のランドスケープデザインを〝絶賛〟した(詳細は別稿)。


「博打木(ばくちのき)」(わが国固有種の樹木や草花はすべて和名表記)
「LEED-NDプラン認証」と「SITES予備認証」を同時取得「グラングリーン大阪」(2024/7/17)
「グラングリーン大阪」9月6日まちびらき うめきたMMOが公園指定管理者に決定(2024/2/27)
〝ぶっ飛んだみどり〟だけでない 「グラングリーン大阪」タワマンに絶句(2023/10/12)
同床異夢 夫も妻も相手の家事労働に不満6割 深刻な実態浮き彫り リンナイ調査

家事に費やす1日当たりの時間
リンナイは8月30日、共働き夫婦の男女1,000名を対象に、知的家事プロデューサー・本間朝子氏が監修した家事分担に関する意識調査結果をまとめ発表した。家事労働負担は男女とも「半分ずつ」というのが理想としながら、実際は妻が7割を負担しており、フルタイム女性の半数が毎日2時間以上の家事をこなし、さらにまた、男女とも6割がパートナーに不満を抱いているという。同床異夢-深刻な実態が浮き彫りになった。
共働き夫婦の家事分担 妻が7割
家事分担の割合を聞いたところ、もっとも多い回答は「妻7割・夫3割(18.4%)」で、妻6割以上と回答した割合は、男性が7割(65%)、女性が8割(80%)だった。また、家事に費やす1日当たりの時間は、女性の半数が2時間以上(「2~3時間未満(29%)」・「3 時間以上(25%)」)だった。
本間氏コメント 共働きをしていても、家事の負担は依然として女性に偏っています。男性と同じように働き、同じように暮らしているにもかかわらず、女性の方が圧倒的に家事をしていることから、「家事分担」の意識は広まっているものの、実際の行動には結びついていない様子が伺えます。
6割がパートナーに不満
パートナーの家事に不満があるか聞いたところ、回答者の6割(59%)、男女別では女性の7割(72%)が不満を抱えていると回答。もっとも多い不満の内容は、女性の回答が「家事を『手伝うもの』と思っていること(43%)」、男性の回答が「時間があるのにやろうとしないこと、やり方が気に入らない・雑なこと(どちらも34%)」だった。
本間氏コメント 妻が不満を感じる大きな理由の一つに夫の当事者意識の薄さがあります。妻は、夫に指示を待つ「お手伝い」ではなく、自発的に動く「当事者」になってほしいと思っています。例えば、妻が家事をしている間に夫が自由に過ごしていると、妻は不満を感じます。しかし、夫が自ら家事をする姿勢を見せることで、妻のストレスは軽減されます。
女性に多い隠れ家事
普段から行っている家事を聞いたところ、男女差がもっとも大きい家事は「献立を考える(男性31%、女性85%)」で、逆に小さい家事は「回収場所までゴミを出す(男性・女性60%)」となった。
本間氏コメント 家事は細かく分類すると100項目ほどに及びますが、その中には「隠れ家事」と呼ばれる、細々としていて認識されにくい家事が多く含まれています。男女差が大きい「献立を考える」は、代表的な隠れ家事と呼べるのではないでしょうか。隠れ家事は、気がついた人が行うことが多いですが、夫よりも家事の割合が多い妻の方が見つけやすいため、結果的に妻の負担が増えることになります。これを防ぐためには、隠れ家事を夫のいない所でやってしまわずに、声をかけてから行ったり、隠れ家事を含めて家事の分担を話し合ったりすることが重要です。
面倒・負担な家事 パートナーにしてほしい家事


面倒や負担に感じる家事と、パートナーにしてほしい家事を聞いたところ、もっとも多い回答は、面倒や負担に感じる家事は男性が「食器を洗う(29%)」、女性が「食事をつくる(51%)」で、パートナーにしてほしい家事は男性が「食事をつくる(49%)」、女性が「風呂を掃除する(50%)」だった。
回答者が普段からしていて、パートナーにもしてほしい家事を集計したところ、もっとも多い回答は、男性が「食事をつくる(48%)」、女性が「回収場所までゴミを出す(56%)」だった。
本間氏コメント 男性の「面倒・負担に感じる家事」と、女性の「パートナーにしてほしい家事」の1位が一致しています。本来、妻は自分が負担に感じる家事を夫にしてほしいはずですが、そうではないのは、夫の知識やスキル不足を考慮して、夫が慣れている、または問題なくできる家事を選んでいる可能性があります。そのほうがやり方を教えたり、失敗をフォローしたりする手間が少なくなると考えられるからです。
家事分担のルール 話し合いで決めても不満が残る
家事分担のルールを聞いたところ、話し合いで決めたルールは4割(35%)、成り行きで決まったルールは5割(52%)と回答。どちらのルールも、年代が低いほど高くなる傾向にあった。
家事分担のルール別にパートナーへの家事の不満を集計したところ、ルールの有無に関わらず、男女ともにパートナーへの家事の不満を抱えており、女性の半数がルールの見直しを希望していることが分かった。
本間氏コメント 家事の分担には、労働時間や収入、勤務形態、体力や健康状態、子どもの数や年齢、家事のスキルなど、さまざまな要因が影響します。そのため、どの家庭にも当てはまる唯一の正解は存在しません。夫婦で話し合いを重ねて試行錯誤しながら、その時々の最適解を見つけていくことが重要です。また、状況は暮らしていく中で変わっていくため、一度きりではなく、定期的に話し合いを行うことも大切です。
理想の家事分担 夫婦平等
理想の家事分担については、もっとも多い回答は「妻5割・夫5割(39%)」だった。現状と理想の家事分担の変化を集計したところ、男性の6割(56%)は現状と同じ割合(現状維持)を、女性の6割(60%)は現状よりも妻の負担を減らす割合を選んだ。
また、家事分担を見直す上で仕事を考慮したいかの問いには、6割(62%)が仕事を考慮したいと答え、「仕事の時間や量(34%)」がもっとも多い回答だった。
本間氏コメント 理想的な家事分担として「妻5割・夫5割」がもっとも多く支持されていますが、実際には男性の半数以上が「現状維持」を希望しています。ここには、夫婦間の平等を求める気持ちはあるものの、自分の負担を増やしたくないという本音が見え隠れしています。
共働き家電なら1 時間の時短
食事の準備の時短や、家事負担の軽減に役立つ、いわゆる時短アイテムの利用を調査したところ、食事の準備の時短は「冷凍・チルド食品(52%)」、家事負担の軽減については「食器洗い乾燥機(30%)」がそれぞれもっとも多い回答だった。
本間氏コメント 家電製品は「新・三種の神器」、別名「共働き家電」と呼ばれる食器洗い乾燥機、ロボット掃除機、衣類乾燥機(洗濯乾燥機)が上位に入っています。これらはそれぞれ1回の利用で20分ほど家事が短縮できるため、揃えれば1時間の時短が叶います。
◇ ◆ ◇
♭男と女の あいだには 深くて暗い 河がある 誰も渡れぬ 河なれど♭…記者は約10年間、寡夫(主夫)を経験しているが、家父長制の残滓とも言える〝夫は仕事、妻は家庭〟が色濃く残っていることを調査結果は明らかにした。
どうすればいいか、記者も分からないが、一つ言えることは、家事労働をお金に換算することだ。そうすれば、妻(夫)任せには絶対できないはずだ。一人で家事労働をこなせば、月給にして30万円以下はありえない。
調査結果からは、夫も妻も食事づくりに負担を感じているようだが、これは夫も妻も飲食店などから技術を学び、習熟することだと思う。そうすれば食事をつくるのが楽しくなる。記者は鰹節を削ってだしにしたし、鶏ガラでスープをつくった。カレーなどにはギーを使った。
子どもがいれば子ども優先になるが、子どもが好きな料理はだいたい決まっている。得意なカレーは多めに作って冷凍し、2回食べられるようにした。専門店のカレーなど比べようもないほどおいしいものをつくった。季節になるとあちこちからリンゴが届いたので、アップルパイをしょっちゅう作った。
夫婦の食事などはそれぞれが好きなものを食べるようにしたらいい。記者は子供を寝かしつけてからだから、食べるのはいつも夜10時過ぎだった。乾きもののつまみで十分。ウイスキーにはブルーチーズがあればいい、日本酒はめざしなら数分で焼ける。普段は粗末な食事にし、たまにレストランなどで食べればいいではないか。
家事分担でいえば、完璧にこなそうと思わないで、徹底して手抜きすることだ。記者は掃除など全然しなかった。風呂も2日連続で使った。シーツなど代えなかった。その一方で、食洗機は卓上型しかなかった頃に購入した。洗濯乾燥機の役割を果たす物干しポールは必需品だ。
夫の妻への家事労働への不満として「時間があるのにやろうとしないこと、やり方が気に入らない・雑なこと(どちらも34%)」との回答があるが(妻もそう思っているはず)、そんなふうにパートナーを評していたら、間違いなくそのうちごみのように捨てられる。そうならないようよく話し合うことだ。相手のいいところを見て、他は目をつぶるのも夫婦和合の秘訣だと思う。
サステナビリティを体験し理解するイベント 野村不動産が主催 18社が協賛 再掲

和なり屋の藍染の実演・体験ワークショップ(写真提供はすべて野村不動産)
野村不動産は8月31日・9月1日、「衣・食・住・遊・学」をテーマに同社を含む19の企業が集まり、各企業のサステナビリティの取組みについての展示・ワークショップ・セミナーを楽しみながら体感できるイベント「SUSTAINABLE FUTURE FES 2024 in IKEBUKURO」をサンシャインシティ文化会館ビルで実施した。
協賛企業・団体は青山フラワーマーケット、Andeco、エイトレント、Eco Flow、花王、ごみの学校、Circular Kyoto、ZACOプロジェクト、サンシャイン水族館、サントリー、国際協力NGOジョイセフ、スターバックスコーヒージャパン、ハートフルクリエーション、BRING、BLUE COMPOST、東京・森と市庭、YKK AP、和なり屋の18企業・団体(ブースは13企業・団体)。
参加対象者は野村不動産グループカスタマークラブ会員で、不要になった子ども用運動靴やスニーカー、衣類などを回収してアフガニスタンの子どもたちに寄贈したりリサイクルしたりするサスビナリティ活動に参加するとBRING BOTTLE WATER をプレゼントされ、サンシャイン水族館の入場チケットが当たる抽選会も行われた。同社は今後も2050年カーボンニュートラル実現へ貢献するため同様のイベントを継続して行っていく。




◇ ◆ ◇
企業向けのこの種のイベントはたくさん行われているのだろうが、一般の消費者が気軽に参加できるのがとてもいい。様々な展示・ワークショップなどを体験し、各企業が環境保護や人にやさしい商品・サービス提供に力を入れていることが理解できるし、SDGsに貢献する消費行動を考えるきっかけにもなる。
記者はすべてのブースを見学したわけではないが、いくつか紹介する。驚いたのはサントリーだ。何と14年前の2010年に取材した「パフカル」が紹介されていた。商品紹介は省くが、同社はその2年後の2012年、トヨタ自動車と「トヨタサントリーミドリエ(上海)園芸有限公司」を設立し、市場を海外に求めた。
ついでに、読者の皆さんには、サントリー「TOKYO CRAFT 〈東京クラフト〉」もお勧めだ。糖尿の記者はビール、ウイスキーはあまり飲まないのだが(「山崎」は飲みたくても買えない)、「TOKYO CRAFT」は毎日のように飲んでいる。病みつきになること請け合いだ。
売上げ倍々増 これはヒットする サントリーミドリエ「パフカル」(2010/6/7)
花王とスターバックスは、それぞれ自社製品のプラスチック容器の再利用に力を入れているのを知った。花王は洗剤やシャンプーなどの容器の完全リサイクルを目指しており、ライバル会社を含めた他社とも連携を進めコスト削減に努めている。
スターバックスは、プラスチック製タンブラーを回収し、新たな製品づくりにつなげていく「タンブラー部」の取り組みを強化する。試作品(アート作品)を見たが、無限の可能性を秘めていると思った。
ZACOプロジェクトも素晴らしい。博報堂DYホールディングスが2020年に設立した会社で、大量に廃棄される雑魚を買い取り、タイ焼き風にして販売している。味は肉まんに近いそうだが、様々な味付けが可能だろうし、漁業の生産性向上にもつながるはずだ。雑魚をみそ汁に使うと最高においしい。冷凍パックにしたら売れるはずだ。
青山フラワーマーケットのブースでは葉っぱを水に浸すと葉柄から芽が出る「ウンベラータ」を頂いた。成木は数十センチになるそうだ。記者は、オフィスの観葉植物レンタル会社から捨てるポトスの葉っぱをもらって10年くらい自宅に飾っており、以前、葉っぱから芽が出る「マザーリーフ」を育てたことがある。同社の「parkERs」は、これまでマンション現場などでかなり見学してきた。いい会社だ。
その瞬間、福井氏に惚れた三菱地所レジ SOHOタイプの賃貸第2弾「代々木公園」(2022/10/13)
エントランスの切り花が持ち帰れるコスモスイニシア「Living With Green」サービス(2022/7/13)
5社ブランドとの連携がいい野村不の常設「プラウドギャラリー武蔵小杉」(2022/6/25)
東京・森と市庭ブースでは、54ページすべてカラーの冊子をもらった。「森の何でも屋」とあった。林業屋であり、木材屋でもあり、工務店であり、森のツアーガイドだ。野村不動産の「森を、つなぐ」東京プロジェクトにも参画している。これまたすごい会社だ。
「森を、つなぐ」東京プロジェクト始動 野村不HD 奥多摩町と協定(2022/11/28)
YKK APでは、非木造建築向けアルミ樹脂複合窓の新商品「EXIMA55」が展示されていた。樹脂サッシのよさは言うまでもない。戸建て用はかなり普及しているが、マンションは二重サッシの居室側に採用されているのが散見されるのみだ。爆発的に売れるのではないか。野村不動産も10物件くらいの「プラウド」に採用していくという。マンション恭順管理規約が改正され、管理組合が窓ガラスの改良を行えない場合は、区分所有者の責任と負担により実施することが容易になった。
Eco Flowでは、ポータブル電源が展示されていた。ベランダなどに置けるソーラーパネルとセットで10万円くらいに収まる製品もある。この前の「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されたときは、3500台の在庫がゼロになったそうだ。
記者が訪れたときは、和なり屋の藍染の実演・体験ワークショップが行われた。和なり屋は浅草に本店を構えており、店の人か大道芸人の人が「浅草から愛(藍)を」「愛(藍)の花(泡)」「恋(濃い)愛(藍)」の連呼に参加者も応え、藍染に挑戦していた。
野村不動産は、同社グループのESG、SDGsの取り組みを網羅的に紹介していた。モデルルームで使用していた家具などをほぼ半値で購入できるコーナーも紹介されていた。他のブースより控えめだったのは、主催者として目立ちすぎてもいけないという配慮か。記者だったら、「プラウドのマンションは他とどこが違うか」をアピールする。例えば、東京都の「マンション環境性能表示」制度。おそらく「プラウド」はもっとも多く「★5つ」を獲得している企業だろうし、「全館空調・樹脂サッシ」マンションも断トツのはずだ。





