三菱地所レジ 新浦安で全65区画の戸建て分譲 施工は全館空調の三菱地所ホーム
三菱地所レジデンスは4月14日、千葉県浦安市の戸建て「ザ・パークハウス ステージ 新浦安」のホームページを公開した。
物件は、JR京葉線・武蔵野線新浦安駅からバス6分徒歩2分の浦安市高洲3丁目に位置する第一種低層住居専用地域(建ぺい率50%、容積率100%)の全65区画。第1期工区(20区画)の土地面積は 165.19~186.22㎡、建物面積は113.44~133.32㎡、価格は未定。建物は3月に完成済。構造は木造枠組壁工法(2×4工法)2階建て。施工は三菱地所ホーム。販売開始は2020年6月中旬。
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個人的には、同社が本日発表した新浦安のマンションよりも、こちらの戸建てのほうに興味がそそられる。施工は三菱地所ホーム。全館空調を装備しているはずだ。建物は完成済みのようだが、取材を申し込んだら断られるのか。
三菱地所レジ・近鉄不 浦安市最大級ZEH-M装備の「新浦安」528戸始動(220/4/14)
東京都 新型コロナ 感染経路不明者 7~8割台に上昇
「クラスターを叩く」「感染経路を辿る」-もう耳にタコができ目ほど専門家から言われてきたことだ。メディアも連日感染経路不明者の数字を報じている。
都のデータを表・グラフにしてみた。都が数値を発表した3月27日から4月13日までの感染者は1,900人で、このうち63.4%に当たる1,205人が不明者(都は調査中と呼ぶ)だ。直近では中野江古田病院の院内感染が判明した4月12日を除けば70~80%台で推移している。4月6日と13日の月曜日は80%を突破しているのが気になる。
果たしてマンパワーだけの問題か。ざるというよりタガが外れた桶状態か。
積水ハウス 「5本の樹」計画 植樹累計が1,600万本突破
積水ハウスは4月14日、「3本は鳥のため、2本は蝶のために、日本の在来樹種を」という思いを込め、2001年から始めた「5本の樹」計画の植樹本数が累計1,611万本に達したと発表した。
これまで、「5本の樹」計画にあわせ、庭に植えた樹木の楽しみ方や手入れ方法、蝶や野鳥の情報にオンラインでアクセスできる「5本の樹・野鳥ケータイ図鑑」や2次元バーコード付「樹木プレート」を試験的に運用してきたが、このほど対応する樹種を大幅に増やすとともに、内容を大きくリニューアルした。
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デベロッパーもマンションや分譲住宅の植栽・外構に力を入れているが、同社の「5本の樹」計画に勝てるところはまずいない。圧倒的な質量にあきれかえるほどだ。1本1本、お客さんも納得しているはずだから、お客さんも立派だ。最近の建売住宅はぺんぺん草も生えないのが普通になっている。
「樹木プレート」もいい。記者などはスマホを扱えないので調べようもないが、樹木や野鳥、昆虫類だけでなく野草も加えたらどうか。スマホをかざしただけで名前などが分かったらどれだけ散歩が楽しくなるか。技術的には可能なはずだ。
三菱地所レジ・近鉄不 浦安市最大級 ZEH-M装備の「新浦安」528戸始動
「ザ・パークハウス新浦安マリンヴィラ」
三菱地所レジデンスと近鉄不動産は4月14日、千葉県浦安市で開発を進めている市内最大級の低層4階建て15棟(総戸数528戸)のプロジェクト名称を「ザ・パークハウス新浦安マリンヴィラ」と決定したと発表した。
物件は、JR京葉線・武蔵野線新浦安駅からバス13分徒歩1分、浦安市高洲6丁目の第一種住居地域、第一種低層住居専用地域 に位置する敷地面積約47,199㎡。4階建て15棟のマンションと木造平屋建てブックカフェ、2階建て共用棟で構成。専有面積は74.84~147.76㎡、価格は未定。建築デザイン総合監修はSKM設計計画事務所。共用部の一部のインテリア及びデザインはSAZABY LEAGUEが担当。施工は長谷工コーポレーション。
浦安市で過去10年以内に供給された物件で総戸数500戸以上の新築マンションはなく、浦安市最大級のスケールとなり、空地率は全体の54%、緑地面積は約7,800㎡。
リモートワークに対応したコ・ワーキングスペースの設置や平均96㎡のゆとりある暮らしを提案する。ザ・パークハウス初となるZEH-M(ゼッチ・マンション)Readyを採用し、エネルギー消費率50%以上の削減を実現する。
2020年9月にモデルルームをオープンし、12月に販売開始する予定。建物完成は2021年10月上旬~2022年11月上旬。
広告キャラクターに香取慎吾さんを起用し、テレビCMを4月20日から放送開始する。
香取慎吾さん
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新型コロナがなければ今すぐにでも取材に出かけたいが、モデルルームは9月。それまで我慢することにしよう。現地は、三井ガーデンホテルに隣接し、スターツのマンション・戸建て街区「QUWON(クオン)新浦安」に近接している。いったいいくらになるか。
東京都 新型コロナ感染 累計2159名 最多は30代 10~20代は女性が男性上回る
別表は、東京都が発表した新型コロナ感染者のデータをまとめたものだ。1月24日に第一報が報じられてから4月13日現在、陽性が判明した患者は2,159名で、うち感染経路不明者は3月27日から1,205名にのぼっている。
男女別では男性1,328名(62.3%):女性803名(37.7%)。年代では30代がもっとも多く437名(男性265名:女性172名)、以下、40代385名(男性281名:女性104名)、20代355名(男性174名、女性181名)、50代337名(男性229名:女性108名)の順。20~50代で1,514名(男性949名*女性565名)となり、全体の70%を占めている。
当初、比率が高かった70代以上は348名で、全体の16.1%に減少している。データはないが、院内感染が報じられた永寿総合病院の163名、中野江古田病院の92名のうち高齢者の入院患者が相当な数にのぼっていると思われる。
年代別で目立つのは10代と20代の女性比率の高さだ。10代では31名のうち女性は19名、20代は355名のうち女性は181名とそれぞれ男性を上回っている。その一方で、40~70代の女性比率は低くなっており、80代は男性51名:女性49名でほぼ同数となっている。(この理由は言わずもがな)
「三密」を防ぎ「感染8割減」を実現するには若年層の不要不急の外出をどう抑えるかにかかっているようだ。
4月13日判明分
20代の感染者推移
東京都 新型コロナ感染166人 中野江古田病院で87人が判明 4/12
東京都は4月12日、新型コロナウイルス感染者数を発表。前日の197名より31名減166名で、このうち87名は中野江古田病院の入院患者や医師、看護師らで占められている。感染経路不明者は64名。
詳細は不明だが、70代以上の感染者が全体の44.5%に当たる74名に達しているのは、同病院の入院患者など関係者が相当数を占めていると思われる。前日の70代以上は9名だった。
この高齢者の感染者を除けば、他の年代の感染者は前日より大幅に減少した。
4月に入ってから高齢者の感染者が漸減していたので「外出自粛」の効果が表れてきたと思っていたので、中野江古田病院から大量のス感染者が出たことにショックを受けている。この病院は、総合東京病院、積水ハウス、都市再生機構が連携して開発を行った住宅、医療、保育施設などからなる約3.9haの「江古田の杜プロジェクト」に近接しており、何度か病院の前を通ったことがある。
考えてみれば、病院はもっとも安全・安心なところではあるが、このような見えない敵と隣り合わせであることを改めて思い知らされた。感染者の多くは高齢者だ。一日も早く回復されることを願うほかない。
4日連続で最多記録更新 197名が感染 東京都 新型コロナ4月11日陽性判明分
東京都 新型コロナ感染197人 4日連続で最多記録更新 4/11
東京都は4月11日、新型コロナ感染者属性を発表。感染者は197名にのぼり、4日連続で最多を更新した。感染経路が不明で調査中は77%の152名。
男女別では男性115名(58.4%):女性77名(41.6%)。年代別では、40代がもっとも多く47名で、以下、50代45名、30代38名、20代34名と続き、20~50代で83.2%を占めている。70代以上は4.6%。高齢者は確実に減少傾向にある。
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この記事は、東京都の「新型コロナ感染症対策サイト」のオープンデータを入手し、エクセルに落とし込んで作成したものだ。サイトは、東京都の委託を受けて一般社団法人「Code for Japan(コード・フォー・ジャパン)」が開発したソフトで、オープンソースとして誰でも自由に使える形で公開されているのが特徴で、現在はほとんどの都道府県で採用されているようだ。
しかし、これまで何度も指摘したが、東京都の属性データはほとんど何も伝えていない。大阪府も神奈川県、埼玉県、千葉県なども似たり寄ったり。年代、男女別くらいしか分からない。
対照的なのは北海道だ。居住地、年代、性別、属性、備考、補足、退院、周囲の状況、濃厚接触者の状況を公表している。属性は会社員、パート、団体職員、看護師、学生、医師、保育園児などかなり具体的な職種も表示しており、備考では「軽症 会話可」などの症状、補足では「死亡」、濃厚接触者の状況では「濃厚接触者を特定し健康観察終了」などと報告している。
なぜこのような差が出るのかよく分からない。マンパワー不足では済まされないような気がする。参考までに北海道のホームページに公開されているグラフを添付する。
北海道のホームページから
都の新型コロナ感染189人 78%が経路不明 女性感染者の58%が20~30代 4/10
東京都は4月10日、新型コロナ感染者を発表。陽性判明者は前日の181名を超える189名となり過去最高を記録した。濃厚接触者が感染源と判明したのは40名にとどまり、調査中は147名にのぼっている。男女の性別が分からない人も8名いる。70代以上は16名で8.5%にとどまっている。
男女比は男性112名(61.8%):女性69名(38.1%)。年代では20代がもっとも多く48名、44名の30代が続き、20~40代で64.0%を占めている。
男女別では、30代の男性が26名でもっとも多く、以下、50代の男性25名、20代の男性と女性が各23名。女性は20~30代で女性全体の58.0%を占めている。
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これまでもそうだが、78%の人の感染経路が不明であるように、人数と年代、男女別、属性からはほとんど何も分からない。感染経路をたどるスタッフの数が圧倒的に足りないようだ。
男女の性別も分からない人が8名もいるのはどういうことか。これは自身や家族、関係者が明らかにしたくないということなのだろうか。基本的人権は守らなければならないと思うが、感染源を特定するのが感染拡大を抑える基本だと言われている。Female to Male Transsexuals(FTM)、Male to Female Transsexuals(MTF)とは別問題だと思う。
感染経路をたどるクラスター班のキャパシティも限界にきていると伝えられている。がんばれというほかない。
新型コロナの影響は不透明だが…2020年着工戸数は分譲が持家を14年ぶり逆転か
持家と分譲住宅の着工戸数推移
マンションと建売住宅の着工戸数推移
新型コロナの感染拡大が住宅市場にどのような影響を与えるか現段階では何とも言えないが、最小限に収まっても2020年は2006年年以来14年ぶりに分譲住宅が持家戸数を上回る可能性が高くなった。
先に発表された2020年2月の分譲住宅の着工戸数は20,362戸(マンション9,353戸、建売住宅10,907戸)となり、持家19,557戸を上回り、令和元年9月に続いて分譲が持家を上回った。
2020年1~2月の住宅着工戸数でも、分譲住宅が38,218戸(前年同期比9.2%減)となり、持家の37,594戸(同12.4%減)を624戸上回っている。
カギを握るのは持家トップメーカーの積水ハウスと建売住宅トップの飯田グループホールディングスの動向だ。
積水ハウスの2020年1月期決算は過去最高の売上高・利益を更新し絶好調だが、戸建て住宅の1棟単価は3,993万円(坪95.8万円)で、2015年度比10%増加している一方で、消費増税、新型コロナの影響などからここ半年は受注が前年比マイナスになっている。今期売上高は前期比11.5%減を予想し、戸数でも前期の10,663戸から9,300戸へ減少する見込みだ。分譲住宅も前期2,589戸から2,350戸へ減少するとしている。
同社は、先に発表した2022年度を最終年度とする第5次中期経営計画でも、第一次取得層向けの戸建て事業を強化するとしているが、全体的には高級ブランド、CRE・PRE、ライフスタイル提案、新規事業、国際事業、フィービジネスなどを強化して戸建て住宅や分譲住宅の落ち込みをカバーする戦略を打ち出している。
一方の飯田グループホールディングスはどうか。同社の2019年3月期の分譲戸建て計上戸数は、積水ハウスの戸建て住宅の約4倍に当たる41,602戸だ。分譲戸建ての住宅着工に占めるシェアは全国で29.5%(首都圏は33.3%)に達する。
圧倒的なシェアを占めているのは、徹底した規格化によるローコスト住宅(同社は「好価格」と呼ぶ)を実現しているからだ。グループの1棟当たり平均分譲価格は約2,700万円で、大手ハウスメーカーやデベロッパーの物件と比べると半値以下だ。
このところの地価の上昇で利益率は下降気味で在庫も増加しているが、圧倒的な価格競争力を武器に戸数を伸ばそうとするのは間違いない。
もう一つ、分譲マンションはどうかだが、全国の着工戸数はここ6年間11万戸台で推移している。新型コロナの影響で10万戸を割り込むのではないかと思われるが、リーマン・ショック後の2009年の約7.7万戸までは減少しないのではないか。
居住形態が異なる分譲マンションと建売住宅を一括りにし、それを持家と比べるのもどうかと思うが、新型コロナの影響を最小限に見積もっても、2020年は持家も分譲住宅も20万戸台の前半にとどまり、僅差の差で分譲住宅が持家を上回るとみた。新型コロナ感染が収束しV字回復するのを期待したいが…。
大和ハウス 沖縄の商業施設「イーアス沖縄豊崎」開業延期 新型コロナ拡大受け
大和ハウス工業は4月10日、沖縄県豊見城市で4月23日に開業を予定していた大型商業施設「イーアス沖縄豊崎」を6月19日に延期すると発表した。
新型コロナウイルスに関する「緊急事態宣言」や自治体からの要請を受けたため。今後の情勢によっては再延期する可能性もあるとしている。