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ワークスタイリングSHARE オープンスペース(左)と個室

 三井不動産が展開している法人向け多拠点型サテライトオフィス「ワークスタイリング」は9月10日、三井不動産ホテルマネジメントが運営する「ザセレスティンホテルズ」「三井ガーデンホテルズ」と連携し、9月15日(火)から10ホテル、10月中に8ホテル、合計18ホテルをワークスタイリングSHARE提携拠点として加え、サテライトオフィスサービスの提供を開始すると発表した。

 新型コロナの感染拡大により在宅勤務を含めたテレワークを導入、推進する企業が急増したことで、通信環境やセキュリティなどが整備されたテレワークに適したワークスペースのニーズに応えるもの。

 通常のワークスタイリング拠点に加え、対象ホテルの客室をプライベートな一人用個室ワークスペースとしてご利用することが可能になる。

 同サービスは、法人会員向けで、料金は法人請求。基本料金はオープンスペース利用で10分間300円。従量課金制。

 2017年4月にサービスを開始したワークスタイリングは、2020年9月現在、会員企業数は約600社、登録会員数は15万人を超え、サービス拠点は63拠点に上っている。今回、「ザセレスティンホテルズ」「三井ガーデンホテルズ」の18拠点が加わることで、ワークスタイリングの拠点ネットワークは81拠点に拡大する。

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 いいサービスだと思う。記者もK社の会員として取材の空き時間に記事を書くことがあるが、ホテルの客室で原稿が書けるなら最高だ。外で働く環境としてはホテルが一番安全だと思う。

 しかし、やはり費用・料金、費用対効果が問題だ。オフィスワーカーの賃金を時間給に置き換えれば、この3,500円(時給1,750円)は決して高くはないが、安くもない。

 「三井ガーデンホテルズ」もテレワーク応援プランとして2時間利用で約3,500円のデイユースサービスを行っているが、金銭的に余裕のある人はともかく、小生のような貧乏人はやはり抵抗感がある…タバコを吸うための500円のコーヒー代は高いとは思わないが…。

 ホテルにも一言。オフィスサービスとして客室を提供するなら、リネンは必要ない。トイレ、シャワー室は共用にして、個室を増やせば利用率は高まり、料金も安くできるのではないか。

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「オーベルグランディオ平井」

 大成有楽不動産が10月下旬に分譲する「オーベルグランディオ平井」を見学した。都内最大級の再開発エリアのスーパー堤防内に立地する全138戸で、長期優良住宅認定を取得し、平均74㎡を確保しているのが特徴。9月いっぱいの来場予約はほぼ満席だ。売れ行きが注目される。

 物件は、JR総武線平井駅から徒歩16分、都営新宿線東大島駅から徒歩16分、江戸川区小松川三丁目に位置する13階建て全138戸。専有面積は71.65~85.46㎡、予定価格は3,900万円台〜6,500万円台(最多価格帯4,700万円台)、坪単価は220万円台の前半。竣工予定は2022年1月下旬。設計・監理・施工は長谷工コーポレーション。販売代理は長谷工アーベスト。

 現地は、約50年間にわたり行われている約63haの都内最大級の「亀戸・大島・小松川地区市街地再開発」の最終街区のスーパー堤防上の一角。敷地面積約7,239㎡のうち約1,200㎡の広場状空地と敷地周辺の歩道状空地により約79%の空地率を確保。

 住戸プランは、南・南西向き、全戸70㎡以上(平均約74㎡)で、主な基本性能・設備仕様は、長期優良住宅認定、リビング天井高2500~2600ミリ、食洗機、ホームライブラリー、オリジナル収納など。近接する高速道路対策として二重サッシを採用している。共用施設としてフレックスルーム、キッズルーム、パーティルーム&キッチン、シェア倉庫などを設置。

 開発担当の飯島氏は、「モデルルーム見学は1日最大12組くらいに制限していますが、9月いっぱいは満席。東京駅から約8キロ圏の都心近接立地、約79%の空地率、平均74㎡の居住面積、長期優良住宅、有償ですが完全個室のユーティリティスペース提案など、お客様には〝都心近接ながらゆとりと開放感のある生活が実現できるポイント〟をアピールしています」と語った。

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模型

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 2年前見学取材した同社の「オーベル住吉マスターテラス」もそうだったが、今回の物件は東京駅を中心に8キロ圏に位置していることをパンフレットなどで分かりやすく説明していた。

 この種の販売手法は真新しいものではないが、説得力がある。「平井」をよく知らない人には、圧倒的な価格の安さをアピールできる。

 東京駅から8キロ圏は池袋、東中野、初台、代々木上原、中目黒、武蔵小山、北千住とほぼ同じだ。業界関係者ならご存じだろうが、これらのエリアのマンション坪単価はほとんど400万円を突破しており、駅近なら600万円以上もある。北千住でも380万円だ。

 この「平井」も、野村不動産が開発を進めている駅前の再開発タワーマンションは坪350万円くらいすると記者は見ている。

 この350万円が高いか安いかはともかく、平井駅圏は一般的な評価は低いが、ポテンシャルは高い街だと以前から思っていた。

 われわれは江東区も江戸川区も一括りで考えがちだが、全用途地域に占める工業系用途地域の割合は、江東区は実に70.8%に達しているのに対し、江戸川区は19.2%だ。都市計画などは全く異なる。

 都市公園もそうだ。一人当たりの公園面積は千代田区の27.65㎡には及ばないが、江戸川区は23区2番目に広い11.1㎡だ(江東区は8.72㎡、23区最小の豊島区は0.7㎡=豊島区の緑被率は高い)。江戸川区の区域面積に占める公園面積割合は15.38%で、こちらは千代田区の14.66%を上回り、東京都でナンバーワンだ。

 用途地域でも、23区のうち千代田、中央、台東、荒川、江東、墨田、北の7区には第一種低層住居専用地域(1低層)はゼロだが、江戸川区には70.8haある。ただ、この1低層は全て都市公園区域なので住宅地としての指定はない(都市公園を用途地域指定するのは各区の判断による)。

 区内には、4m未満の接道建築物が4割もあるのは課題だが、区内の建築物の8割は住居系用途地域に位置し、やはり8割は1~2階建て建築物というのも大きな特徴だ。

 これらの特徴は街を歩くとよく分かる。街路樹も立派なものが多い。今回の物件は平井駅、東大島駅から距離はややあり、高速道路が近接している難点を抱えるが、その難点を価格に反映し、居住面積を確保する戦略は正解だと思う。23区内に74㎡で4.700万円台の新築マンションはそうないはずだ。after&withコロナでマンション選考基準が変わったのも追い風になるか。江戸川区は子育て支援が充実しているのもよく知られている。

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ホームライブラリー
 

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「ギャラリークレヴィア有楽町イトシア」

 伊藤忠都市開発は9月10日、既報の「ギャラリークレヴィア有楽町イトシア」を報道陣に公開した。同社を含めて日本橋-銀座-有楽町には8社のギャラリーがあるが、設備仕様レベルは断トツ、突き抜けており、今後供給する坪単価400万円以上の物件にふさわしいものであるのは間違いない。

 入った途端、最初に組子デザインの壁が目に飛び込んできた。触って確認した。もちろんケミカル製品ではなく本物の木が使われていた。海外アワード受賞歴を持つ「村山木工」の指物師が手掛けたホール格子スクリーンだった。

 ほぼ中央にでんと据え置かれていた約1m×10mのテーブルがまた凄かった。本物のウォールナットを二つに割って左右対称にする〝ブック張〟に、レジン(樹脂)を埋め込んで仕上げた「米澤木工所」による特注品だという。値段は教えてくれなかったが、これだけて数百万円はしそうだった。12卓の椅子も本皮を張った立派なものだった。

 接遇ブースは全部で6か所。京友禅工房「三才(さんさい)」の西陣織クロス、元禄元年創業「細尾(ほそお)」の西陣織クロス、吉祥の和文様を織り込んだ鶴の白磁、ブルーに染めた左官土壁に水連の金物アートはみんな芸術品であることは素人でもわかった。

 約67㎡のコンセプトルームの仕様レベルは、坪単価400万円以上のものであるのは間違いない(1,000万円レベルではない)。9月5日(土)から事前案内会を開始した「クレヴィア上野御徒町」は坪単価400万円、「クレヴィア山吹神楽坂」は坪単価450万円、「クレヴィア日本橋水天宮前HAMACHORESIDENCE」は坪単価460万円だそうだから、ぴったりだ。

 同社都市住宅本部都市住宅事業第一部都市住宅事業第二課・高栁勇斗氏は、「室内は『CREVIA(クレヴィア)』ブランドのブルーを多用し、空間設計デザインは外資系ホテル、レストランなどを手掛けているDESIGN STUDIO SPINを起用した。どこにも負けない施設に仕上げた」と胸を張った。

 場所はJR有楽町駅前の有楽町イトシアオフィスタワー14階、広さは約120坪。

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「細尾(ほそお)」の西陣織クロスを用いた個室

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吉祥の和文様を織り込んだ鶴の白磁クロスを用いた個室

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ホール格子スクリーン

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約1m×10mのテーブル

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 凄いマンションギャラリーを見た。日本橋-銀座-有楽町には同社を含めて8社のマンション総合ギャラリーがあるが、まだ一度も見ていない1社を除いて仕様レベルは他を圧倒している。一頭、いや二頭も三頭も地を抜くレベルの高さだ。

 例えて言えば、ホテルなら5つ星、飲食店なら小生は利用したことがない3つ星で、プロ野球選手なら西武の快速投手・平良(何? 知らない。ならば憎き巨人の今年調子がいい菅野か)、野手ならソフトバンク柳田かオリックス吉田、テニスなら大坂なおみさん、女優なら吉永小百合さんクラスだ。

 坪賃料は4万円と聞いた。賃料だけでも月480万円だ。1物件ならコストに見合わないだろうが、数物件同時ならむしろ安いというべきか。

 小生は以前からケミカル製品、フェイクだらけのモデルルームを批判してきた。本物でないと、目が肥えたマンションや戸建て購入希望者をもてなすことなどできないのは自明の理だ。

 難点をいえば、小生のような貧乏人にとってはやや敷居が高いことだ。来場者には、飲料やクッキーなどが自由に振舞われるが、仕事帰りに立ち寄り、コーヒーを飲んだりクッキーを食べたりするような勇気ある女性はまずいないだろう。どうしても行きたいなら「ギャラリークレヴィア新宿」を勧める。

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コンセプトルーム

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テレワークにぴったりのコンセプトルーム

伊藤忠都市開発 マンション総合ギャラリー 第2弾「有楽町イトシア」開設(2020/9/2)

伊藤忠都市開発 新宿に常設の「ギャラリークレヴィア新宿」2月10日開設(2020/1/10)

 

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「ヴェレーナグラン赤羽北フロント」完成予想図

 この日(9月8日)の東京の日中気温は34度、湿度は65%を示しており、年寄りの記者には相当こたえたが、望外の収穫があったマンションを見学した。大和地所レジデンスが10月上旬に分譲する「ヴェレーナグラン赤羽北フロント」だ。マンションの用地仕入れ・商品企画はかくありき-天晴れ!そんな声を掛けたくなるマンションだ。

 物件は、JR埼京線北赤羽駅から徒歩3分、北区赤羽北二丁目の建ぺい率60%(3方道路角地につき70%に緩和)、容積率200%・300%(加重平均により247%)の工業地域に位置する12階建て全89戸。専有面積は65.88~100.80㎡、価格は未定だが、坪単価は300万円を切る模様。竣工予定は2022年2月下旬。施工は森組。植栽計画は東邦レオ。

 現地は住宅展示場跡地。用途地域は工業地域だが、商業施設・マンション化が進んでいるエリアの一角。敷地の南側に環八と埼京線・新幹線の線路が走ってはいるが、周辺に嫌悪施設はほとんどない。

 敷地は東西軸が南北軸よりやや長い長方形で、全住戸が南向き。1階ラウンジに面して水盤を配し、共用施設としてパーティルーム、テラスを設置している。

 主な基本性能・設備仕様は、二重床・二重天井、リビング天井高2400~3050ミリ、食洗機、御影石天板キッチン、ミストサウナ、グローエシャワーヘッド、メーターモジュール廊下幅など。

 住戸プランは全89戸に対して17タイプ24バリエーションを用意。スパンは最低でも6100ミリ、多くは6,300ミリ、最上階の90㎡(2戸)と100㎡(2戸)は9,150~12,300ミリ確保している。3階の全8戸はスキップフロアを採用し、リビング天井高3,050ミリ、約21畳大の床下収納付(収納部分の高さは740ミリ)としているのが特徴。

 同社広報担当の横山氏は、「建築担当は、北赤羽のランドマークにすると意気込み、外観やランドスケープを創り込んでいる。また高さ制限や日影規制がないことを利用した約21畳の床下収納は、当社の奥行4mのオープンエアリビングバルコニーに次ぐ〝売り〟になることを期待している。すでに反響は1,000件を突破しており、想定を超える多さ。赤羽駅の他社物件よりこちらを選択される人も多い」と語った。

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モデルルーム

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床下収納

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 小生は、これまで同社のマンションも含め「北赤羽」に取材のために何度も足を運んでいる。工場・倉庫街として知られているが、かつて鹿島建設も優れたマンションを分譲しているように、どんどんマンション化が進んでいるエリアだ。

 今回の物件は、環八・線路沿いではあるが、おそらくマンションデベロッパーにとって垂涎の的であるはずだ。どうしてあまたのデベロッパーを出し抜いて同社が用地を取得したのか。取材する前の最大の関心事だった。

 高値で入札していれば、坪単価は300万円をはるかに超える。常識的には320万円くらいだろうと読んだのだが、ひょっとすると、これまでの物件と同じ〝奥の手〟を使って300万円を切るかもしれないと予想した。

 正解は「坪300万円を切る」だった。横山氏は「書かないで」と宣ったので書けないのが残念だが、これまでの〝奥の手〟とはやや異なる。同社は〝安値〟で仕入れてはいない。大手を出し抜く用地仕入れに秘策があった。その謎は添付した記事に隠されている。

 商品企画・設備仕様レベルそのものは文句なしにいい。敷地形状に恵まれているからではあるが、70㎡でもスパンを6300ミリ確保し、廊下幅はメーターモジュール、廊下床、キッチン天板は御影石、さらに21畳大の床下収納…まずどこも真似できないはずだ。

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ラウンジ

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現地

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 取材の帰り。〝借り〟を返そうと赤羽駅に降り、「一番街」にある居酒屋に寄った。捨てずに取っておいたレシートを見せ、事情を話し、ただ飲みした生ビール代490円を払おうとしたが、若い女性スタッフは覚えていてくれたようで、「もういいんじゃないですか。また来てくれたことがうれしい」と受け取ってくれなかった。

 もちろん、またビールを2杯飲んだ。代金は1,078円。店の名前は「酒月」だった。帰り際、前回と同様、魚の容器に入った消毒液をもらった。コロナ以前はテキーラを入れてお客さんにプレゼントしていたのだという。

 「住めば、北区東京。」-北区が人気になっているのは、こうした飲食店が多いからではないか。

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「酒月」店内

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左の魚の容器は消毒液

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こんな張り紙も

北区初のZEH 近鉄不「赤羽」/涙が出るほど嬉しかった「お父さん、頑張ってね」(2020/6/25)

駅近100㎡ 商業隣接 驚愕の坪140万円 大和地所レジ「千葉NT中央ザ・フロント」(2018/10/30)

大和地所レジ 北赤羽の川沿いで商住複合「パレ・ド・プラージュ」(2015/10/5)

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 リストグループのリストインターナショナルリアルティ( LIR)は9月4日、コシックと業務提携を結び、3Dインテリアコーディネートオンライン提案サービスを銀座支店で開始した。

 家具も合わせてコーディネートができないかという、国内外のリゾート物件などを含む高級不動産不動産を購入した顧客の要望に応えるもの。

 コシックは、インテリアのプロが数十万点に及ぶ800以上のブランド商品の中から厳選したコーディネートを提案する会社で、顧客の要望に応じてオリジナルでコーディネートプランをリアルな3DCGで提案する。

 対象となるのは銀座支店で不動産購入契約を結んだ顧客。今後は、他支店での採用も視野に入れていく。

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「KOKAGE LOUNGE(コカゲ ラウンジ)」

  積水ハウスは9月8日、「New normal時代」の自宅時間をより豊かにする、まるで大きな樹の下にいるような豊かな住空間を提案する木造戸建住宅シャーウッド「KOKAGE LOUNGE(コカゲ ラウンジ)」の発売を開始したと発表した。

 国内木造軸組で唯一「型式適合認定」に認定されている技術を用い、最大高さ10m×幅10mの業界最大級の「勾配大空間」を実現した。

 同社は、「これまで蓄積してきたシャーウッドの屋根技術(従来屋根の3.7倍の屋根剛性)に加え、業界最大級の大断面棟木梁や大断面棟持ち柱という新たな構造技術を開発することで、最大8m×10mの勾配大空間を可能とし、住生活研究所による幸せ研究から導き出した暮らし提案を実現することが可能となった」としている。

 販売地域は、全国(北海道・沖縄県を除く全国で、坪単価は90万円(本体のみ・税抜)から。販売目標は100棟/年。

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勾配天井から軒下まで一体化された内部空間

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「パークホームズ柏タワーレジデンス」

 三井不動産レジデンシャルが分譲中の「パークホームズ柏タワーレジデンス」を見学した。柏駅から徒歩4分の免震21階建て全191戸で、新型コロナ過の6月下旬に分譲開始したにも関わらず、すでに100戸超を成約・申し込み済みとするなど極めて順調に進捗している。

 物件は、JR常磐線・千代田線。東武鉄道野田線柏駅から徒歩4分、千葉県柏市柏4丁目に位置する21階建て全191戸。専有面積は40.10~85.79㎡、9月中旬に販売予定の第2期(戸数未定)の予定価格は2,938万~5,798万円(最多価格帯4700万円台)、専有面積は40.10~79.40㎡。坪単価は245万円。竣工予定は2021年8月下旬。施工は三井住友建設。

 6月下旬に第1期90戸を分譲、その後追加販売し、これまでに100戸超が成約・申し込み済み。専有面積85㎡の角住戸21戸は全戸完売済みで、79㎡の住戸14戸も残り1戸。

 第1期の購入者属性は、柏市内居住者が61%、その他周辺が15%、23区が15%、年代は30代が39%、40代が23%、50代が13%、60代が18%、家族数は1人が23%、2人が34%、3人が25%。

 現地は、そごうの駐車場跡地。住戸は全戸南向きで、住戸プランは40㎡台の1LDKが12戸、61・62㎡台の2LDKが41戸、70㎡台の3DLKが103戸、79㎡台の3LDKが14戸、85㎡台の4LDKが21戸。主な基本性能・設備仕様は免震構造、開口部に梁型が出ない「Sulatto3フリーノンビーム」、リビング天井高2450ミリ、ディスポーザー、食洗機、トイレ引き戸(一部除く)、防犯ガラス(一部)、可動式ルーバー、など。共用施設はパーティルーム、スタディルームなど。

 販売を担当する同社千葉支店営業室・山本陽介販売事務所所は、「販売は極めて順調。お客様は柏に住むことに抵抗感がないようですし、城東エリアは坪300万円くらいしており、価格的な優位性もあります。競合する物件もありません。『南船橋』も分譲開始しました。坪210万円くらい。好調なスタートを切りました」などと語った。

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モデルルーム

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 他の物件を取材したとき、「三井さんの『柏』は坪230万円くらい」と聞いていた。小生は内心「それはない。最低坪250万円ではないか。そんなに安く売ったら後発が困る」と思った。大京が6年前に分譲した近接するタワーマンションは230万円だったが、その時も随分安く売ると感じていた。

 山本氏に単価を確認して納得もした。同社は郊外物件では高値追及をあまりしないのが従来からの販売戦略だ。設備仕様レベルは他の〝パークホームズ〟と同じとみた。

 「南船橋」は今年2月、三井不動産の物流ICT体験型ショールームを見学取材したとき、現地を確認している。「坪単価は200万円を下回ることはない。坪210万円はどうだろう。この単価だったら70㎡で約4,500万円。そんなに的を外していないはずだ。同社は高値追求をしないと読んだ」と書いた。

 どうやらその通りのようだ。この物件の取材もお願いすることにしよう。

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現地(北側から写す)

人の100倍働く年収500万円ロボット! 三井不 日本初の物流ICT体験型ショールーム(2020/2/13)

大京「ライオンズタワー柏」 竹中の免震で坪単価は230万円(2014/6/2)

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「神宮通公園トイレ」

 日本財団が安藤忠雄、伊東豊雄、隈研吾、槇文彦氏ら16人の著名なクリエイターを起用し、渋谷区の公園17か所にトイレを建設したうえ市に寄付し、維持管理は同財団と市・渋谷区観光協会が行うプロジェクト「THE TOKYO TOILET」の一つ、建築家・安藤忠雄氏が担当した「神宮通公園トイレ」が9月7日、報道陣に公開された。近く供用開始される。

 施設は、渋谷駅から徒歩渋谷駅から徒歩5分(原宿駅から徒歩9分)の渋谷区神宮前6-22-8に位置。先に開業したばかりの「MIYASHITA PARK」に道路を隔てて隣接する。名前は「あまやどり」。直径10.5m、外周約33.0mの円形の平屋建てで、外周に張り巡らせた縦格子(素材はアルミ合金の模様)が美しい。

【あまやどり】 安藤忠雄氏コメント

 小さな〝あずまや〟なりに、公共トイレという機能をだけではない、都市施設としての意味、パブリックな価値を持つものでありたい。そのもっともシンプルかつ明快な回答として、円形平面の棟から、屋根庇が大きくせりだし縁側をつくる造形を考えました。安全で安心な空間とするため、外壁は風と光を通すたて格子とし、利用者が円形を描くその壁に沿ってグルリと通り抜けられるようになっています。「神宮通公園」の木々の緑の中にひっそりと佇むこのトイレ、名付けて「あまやどり」です。

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多機能トイレ

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 記者が見学するのは、完成した7か所のトイレのうち4か所目。みんな素晴らしい。今回の安藤氏が担当した「あまやどり」は、外周の格子越しに光を施設内に巧みに取り込むデザインが美しく、外観は風格もある。縦格子の素材が木だったら、隈研吾氏とひと悶着起きるのではないかと心配になったが、木でも鉄でもなくアルミ合金のはずだ。

 街行く人は〝なんだろう〟と立ち止まること請け合いだ。入ったきり出てこない人ばかり…ということにならないことを祈ろう。

 値段は、前回の記事を参照していただきたい。

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〝カア、カア〟 俺の色を真似るな!俺の塒を荒らすな!と異議を唱えたのか、歓迎の声だったのかはカラスに聞いていただきたい

日本財団 渋谷区公園トイレ整備に17億円 「西原一丁目」完成/真逆の児童遊園(2020/8/31)

坂茂氏も坂倉竹之助氏も素晴らしい 日本財団の民設民営 渋谷区公園トイレ(2020/8/9)

渋谷区に安藤忠雄、伊東豊雄、隈研吾、槇文彦氏ら16人がデザインしたトイレ誕生(2020/8/7)

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 冒頭の表・グラフを見ていただきたい。左の表・グラフは8月5日~8月22日間(以下、A)の20代男性・20代女性・30代男性の東京都の新型コロナ感染者の推移で、右の表・グラフは8月23日~9月5日間(以下、B)のそれだ。大きな変化が読み取れる。

 感染者は、Aでは20代男性が660人、20代女性が562人、30代男性が500人(全体は3,585人)なのに対し、Bでは20代男性は342人、20代女性は384人、30代男性は308人(全体は2,535人)となっている。感染者が減少していることもさることながら、20代女性の感染者が20代男性を上回っていることが大きな特徴・変化だ。AからBへ20代女性は31.7%減、30代男性は38.4%減なのに対し、20代男性は48.2%減少している。

 もう少し詳しく見てみよう。感染者の数を年代・性別に分け、その数を1位、2位などと順位づけるのは感染者に失礼で、小生も違和を覚えるのだが、新型コロナと最前線で戦っているのは間違いなく若い世代だ。分かりやすくするために順位付けしたことを理解していただきたい。

 Aでは、20代男性は14日間で間に実に11回トップに立ち、2位は1回、3位は2回となっている。20代女性は1位が3回、2位が9回、3位が2回。30代男性は1位がゼロで、2位は6回、3位は8回だ。(回数がトータルで14日にならないのは同数を同じ順位にしたため)

 ところが、Bでは様相が一変する。20代女性が8回トップに立ち、2位は4回、3位は2回。20代男性は1位が5回、2位は6回、3位は3回。30代男性は1位が2回、2位が6回、3位が7回となっている。

 この変化は何を意味するか。小生はこの半年間、ほとんど休まず東京都の年代別・性別コロナ感染者数データを記録している。コロナは科学だ。ジェンダー性差を色濃く反映していると思う。読者の皆さんも考えていただきたい。

 一つだけ言えるのは、第一波の時も第二波の時も、20代の女性が常に〝主導権〟を握っていることだ。

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「MIYASHITA PARK」(写真提供:三井不動産)

 新型コロナの影響で当初予定の6月から7月27日延期され、その後段階的に開業となった三井不動産の公園・商業・ホテル・駐車場の複合施設「MIYASHITA PARK」を見学した。「立体都市公園制度」を活用したPPP(パブリックプライベートパートナーシップ)施設で、見学した9月3日(木)は平日であったにも関わらず、若い人などで溢れかえっていた。かつて路上生活者の〝住まい〟となっていた公園は一変した。

 「立体都市公園制度」は、平成16年に都市公園法を改正し創設された制度で、様々な都市課題を解決するため、都市公園の地下を多目的に利用したり、建築物の屋上や人工地盤上に公園を設置したりすることを可能にした制度。同制度を活用した施設は横浜市の「アメリカ山公園」がある。

 事業は、老朽化した宮下公園の再生・利活用増進を図るため、渋谷区が平成26年8月に公募型プロポーザルにより事業者を募集し、同27年2月に三井不動産をPPPによる事業者として決定。同29年4月の都市計画変更を経て、同29年8月に期間30年の定期借地権契約を締結。2020年4月に竣工した。

 商業施設名称は「RAYARD MIYASHITA PARK(レイヤード ミヤシタパーク)」で、様々な「ヒト・モノ・コト」が集まり、それらが複層的に交わることで新しい価値が生まれる場所という想いを込め、“層・重なり”という意味の「LAYER」に、「RAY(光)+YARD(庭)」=光の当たる庭という意味を加えて「RAYARD」と名付けられた。同社の公園一体型のブランドだ。

 1~3階の店舗フロアには、日本初出店の6店舗、商業施設初出店の31店舗をはじめ業種業態に捉われない様々な店舗約90店が出店。個性豊かな渋谷の新たな「ストリート」となっているのが特徴。

 南街区1階には、日本の古きよき横丁文化を発信する「渋谷横丁」を構え、2、3階には公園のアクティビティと親和性の高いスポーツブランドやカルチャーブランドを配置。原宿エリアやキャットストリートと繋がる北街区1、2階には高感度なファッションブランドを揃えている。

 施設は、渋谷駅から徒歩1~2分、南街区が渋谷区渋谷1 丁目、北街区が渋谷区神宮前6 丁目に位置。全長約330m、敷地面積約10,740 ㎡、延床面積約46,000 ㎡。商業棟の南街区は1~4階建てS造15,922㎡(駐輪場2階1,404 ㎡含む)、北街区は1~3階建てS造・SRC造・RC造10,649 ㎡(地下駐車場階除く)とホテル棟4~18階(240 室)、渋谷区立公園、駐車場375 台(南街区97台、北街区278台)から構成。プロジェクトアーキテクトは日建設計、設計・施工は竹中工務店。公園は専用使用権を設定し、区が運営する。三井不動産は総額235億2,100万円を支払う。

 「RAYARD」ブランド第2号施設として、PFI事業による名古屋市の久屋大通公園「RAYARD Hisaya-odori Park(レイヤード ヒサヤオオドオリパーク)」が9月18日(金)に開業する。

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「sequence MIYASHITA PARK」(写真提供:三井不動産)

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「sequence MIYASHITA PARK」ラウンジ(写真提供:三井不動産)

◇       ◆     ◇

 記者は9月3日(木)の14:30~16:30の約2時間、1階から3階の商業施設、4階の屋上公園、ホテルを見て回った。

 もともとデパートなどの商業施設は好きではなく、この6か月間は繁華街に立ち寄ったこともないので、混んでいるのかそうでないのか判断できないが、その光景は異様に映った。

 当然のこととはいえ、新宿駅や東京駅を行き交う人々とは全く異なっていた。10人のうち7割くらいは20代から40代の若い人で、ファッションショーから抜け出してきたような目も彩な、肌も露わな女性が圧倒的に多かった。小生のようなくたびれたスーツを着た年寄りはほとんど皆無(当たり前か)だった。

 カップルだけでなく女性同士で手をつなぐ人も多く、ソーシャルディスタンスとは無縁の世界が広がっていた。昼日中というのに、電車の車両と同じように席がすべて埋まっている飲食・居酒屋なども少なくなかった。

 とはいえ、コロナ対策を怠っているようには見えなかった。随所に消毒液が置かれていた。小生が利用したその場で醸造したワインが飲める「渋谷ワイナリー東京」では、マスク1枚がプレゼントされた。

 来街者数人におずおずと「コロナは怖くないですか」と声をかけた。友だちが感染した人も含めて口では「怖い」といいながら、顔はみんな「大丈夫」と語っていた。-こういう人たちがafter&withコロナをリードしていくのだろうと思った。

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施設エントランス(以下、写真は全て記者。人が少ないように見えるのは、映り込みを極力避けたため)

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「渋谷横丁」

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店舗の植栽(全て本物の観葉植物だった)

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 従前の「宮下公園」にはほろ苦い、甘酸っぱい思い出がある。星降る寒天の夜(当時は都心でも星がきれいに見えた)、公園のベンチに体を寄せたあい(当時は夜ともなると人もまばら)、〝あの星のように永遠に輝き続けるようなあなたにする〟などと永遠の愛を誓った。その数年後には、〝花を愛せる人になって〟の殺し文句、三行半の台詞でもって捨てられるとは夢にも思わなかった。もう50年も昔だ。

 あれ以来、あちこちにテントが張られている光景を取材の行き帰りに横目で眺めたことはあったが、公園を訪れることはほとんどなくなった。区がナイキジャパンにネーミングライツ(命名権)を売却するため、路上生活者を排除したときからも10年が経過した。

 われら団塊世代やここを塒にしていた路上生活者は、今の「MIYASHITA PARK」を訪れたらどのような思いを抱くだろうか。

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隣接の路地裏のんべい横丁(ここだけは50年前と変わっていない)

 

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