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「プレミスト東銀座築地Arc Court」(右)と「プレミスト東銀座築地Edge Court」

 圧倒的な人気を呼んだあの美しい流線形の「青山」のファサードが「銀座築地」に登場する。大和ハウス工業が近く分譲する「プレミスト東銀座築地Arc Court」だ。坪単価も530万円くらいになると予想され、「築地」エリアでは最高値(従前は約500万円)を更新しそうだ。「築地」の近未来を先取りした〝唯一無二〟の記念碑的マンションになるか。

 物件は、道路を挟んだ2棟構成。一方の「プレミスト東銀座築地Arc Court」は、東京メトロ日比谷線築地駅から徒歩4分、中央区築地7丁目の商業地域に位置する14階建て全117戸。専有面積は55.25~99.91㎡、価格は未定だが坪単価は520~530万円になる模様。竣工予定は令和3年3月上旬。施工は長谷工コーポレーション。

 他方の「プレミスト東銀座築地Edge Court」は、東京地下鉄日比谷線築地駅から徒歩5分、中央区築地7丁目に位置する14階建て全63戸(事業協力者住戸4戸含む)。専有面積は50.05~70.15㎡、価格は未定だが、「Arc Court」よりは若干低くなりそうだ。竣工予定は令和2年5月下旬。施工は青木あすなろ建設。

 販売開始は11月下旬から12月上旬。いずれも東京建物が販売媒介。

 現地は、工場マンション・ビル化が進む古い木造店舗なども残る商業地域の一角で、日刊スポーツの印刷所・事務所ビル跡地。双方が道路を挟んで隣接しており、「Arc Court」からは近接する明石町の街並みや聖路加・あかつき公園の美しい緑が眺望できる。角地で前面道路が広いため、約2層分高さ規制が緩和されているのも特徴の一つ。

 「Arc Court」の外観デザインは、三井不動産レジデンシャル「パークコート青山ザ タワー」とよく似た美しい流線形で、1階部分に車寄せなどを設置、住戸は2階以上。住戸プランは、99㎡の形状が1スパン(12戸)のほか、8m以上のワイドスパンの70㎡台が3スパン(37戸)、50~60㎡台が6スパン(55戸)。

 もう一方の「Edge Court」は都市的なエッジの利いた対照的なデザインになっており、70㎡の1スパン(13戸)を除き50㎡台の4スパン(46戸)。

 主な基本性能・設備仕様は、車寄せ、内廊下、コンシェルジェサービス、二重床・二重天井、リビング天井高2500mm、地下駐輪場、御影石浴室カウンター、デイスポーザー、食洗機など。

 販売事務所長・齋藤拓氏は、「目指すのは、23haの築地市場跡地開発を見据えたワールドクラスのベンチマークになるようなハイグレードマンション。印象的な外観デザインにしたのも効果的で、予想以上の反響。最近は建築費の高騰で設備仕様レベルを落としている物件も周辺には多いが、当社はその逆、圧倒的な評価を得るはず。中央区では内廊下、車寄せ、コンシェルジュサービス付きの3つ揃った物件は過去に3物件(三井、住友、東建)しかない。当社の物件は4つ目となる」とほぼ1時間、物件の魅力について熱く語った。

◇       ◆     ◇

 これで築地駅圏の6物件463戸のうち、旭化成ホームズの物件を除きすべて見学取材した(ワールドレジデンシャル「レジデンシャル築地」と大成有楽不動産「オーベルアーバンツ銀座築地」の記事は週明けの予定)。

 同社の物件を取材する前は、坪単価は500万円を切ると思っていたが、齋藤氏は高値に挑戦すると断言した。確かに明石町・聖路加を眺望できる立地条件を考慮すれば、それもありか。

 さらにまた、齋藤氏が力を込めたように、築地市場の跡地開発を考えれば、この街は一変する。高値挑戦する価値はある。今期売上高は4兆円を突破(予想)し、2055年には10兆円を目指す会社だ。他社と同じように目先の利益を追うのでなく(それが悪いと言っているのではない)、もっと中長期的な視点で富裕層向けマンションはどうあるべきかを世に問うべきだ。

 99㎡のモデルルームのインテリアデザイン担当は三井デザインテックの黒須理枝氏。170万円もする屋久杉のテーブル、イタリアから空輸したガラスのアート、ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」を彷彿させる洗面の青みがかったガラスボウル、厚さ数ミリはありそうなステンレスの加工を施したワークトップなどは間違いなく一級品だ。

 モデルルームを見て坪単価800万円と予想したが、ぴったりのはずだ。30坪で2億4,000~2億5,000万円などは富裕層にとって2戸も3戸も買える値段だ。全然驚かない。1フロア約682㎡(207坪)全てを坪1,000万円で分譲しても約21億円ではないか。記者は1戸44億円も55億円も取材している。目指すは〝パークマンション〟だ。

 もう一つの「Edge Court」の70㎡のモデルルームのデザインはオーソドックスなもので、先進のIoT技術を採用しているのが特徴。同社は富裕層のセカンドハウスを想定しているようだ。

ラグビーW杯級の大激戦・築地 イニシアは突板、全居室床暖、SOHO…で差別化(2019/10/30)

〝赤坂の隠れ家〟 本物志向の大和ハウス「プレミスト赤坂翠嶺」(2018/10/19)

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三井不レジ「檜町公園」 わが国の最高価格マンション1戸55億円 成約済みか(2016/7/15)

 

カテゴリ: 2019年度

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「レ・ジェイド豊田 マスターヒルズ」完成予想図

 日本エスコンが分譲中の「レ・ジェイド豊田 マスターヒルズ」を見学した。駅から徒歩2分の全63戸。今年3月販売開始で、残りは最終期9戸のみ。専有面積に含まれない多目的に利用できる「Fテラス」をほとんどの住戸に設けているのがヒットした。坪単価236万円は割安感がある。

 物件は、JR中央線豊田駅から徒歩2分、日野市多摩平二丁目の第二種中高層住居専用地域(容積率200%)に位置する地上5階・地下1階建て全63戸。専有面積は36.03~93.64㎡、最終期(9戸)の価格は2,825万5000円~5,964万9,750円(専有面積36.03~85.25㎡)、坪単価は236万円。竣工予定は2020年3月下旬。設計・監理はスタイレックス。施工は飛島建設。今年3月から分譲開始しており、残りは最終期の9戸のみ。

 現地は、なだらかな南傾斜の一角で、敷地は学生寮跡地。イオンモールへも徒歩2分。建物はコの字型でほとんどの住戸は南東向き。

 主な基本性能・設備仕様は、二重床・二重天井、リビング天井高2400ミリ、ディスポーザー、食洗機、人工大理石天板、約2.5~3.9畳大のFテラス付きなど。

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モデルルーム「Fテラス」

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 記者は一時期,日野市民だったので豊田駅北口のことはよく知っている。駅前は古いUR都市機構の賃貸マンションが建っていたが、再開発によりイオンが進出し、多摩平の住宅団地も建替えられて街並みが一変した。

 今回のマンションは表通りから一歩入ったところなので、学生寮があったところとは全く知らなかった。

 まず現地を見て、いつものように坪単価をはじいた。駅に近く、南側に遮るものがない南傾斜の立地の良さからして坪250万円とはじいた。しかし、これが入札なら手を上げるデベロッパーは10社を下らないだろうから、坪270万円もありうると予想した。

 販売事務所で坪236万円と聞き、モデルルームの設備仕様レベルを見て、間違いなく割安感があると判断した。割安単価で分譲できたのは、同社は今回の物件が豊田駅圏内3棟目で、地主にも実績を認められていたからだというのも要因の一つだと思う。

 プランは「Fテラス」がいい。リビングと「Fテラス」の間は折れ戸サッシを採用し、スロップシンクとコンセントが付いており、ガラス張りなので多目的に利用できる。来場者にも好評のようだ。

 プラン構成もよく考えられている。メインは50~80㎡台のファミリーだが、北西向き6戸は36㎡とし、単身者の需要も取り込んでいる。

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 同社のマンションを見学するのは今回で4度目だ。最初の「レ・ジェイド世田谷砧」は1階にカフェを設けたもので、記者が見学したときは昼時ということもあったが、人であふれていた。2度目の「グラン レ・ジェイド若松町レジデンス」はプランが秀逸だった。その後、この物件は2018年度グッドデザイン賞を受賞している。3度目の「グラン レ・ジェイド渋谷富ヶ谷」は全戸ホワイエ(屋内廊下)付きだった。

 そして今回。販売担当者と名刺交換したら、「中部電力グループ」と刷り込まれていた。同社は現在、東京と大阪に本社機能を置いているが、創業は大阪だ。それなのにどうして中部電力なのかと驚いた。両社は2018年8月、両社は資本業務提携を結び、中部電力が日本エスコンの株式(約33.3%)を取得して持分法適用関連会社とすることを決定したとある。

 記者は三重県出身なので、「電力は中部電力」「読むのは中日新聞」「銀行は東海銀行」「百貨店は松坂屋」で育った。最近はこの図式が崩れてきたが、中部電力と大阪(東京)のデベロッパーが手を組むなど普通では考えられないことだ。

 だがしかし、この提携は双方にとっても大きなメリットがあるはずだ。東海には老舗の三交不動産も名鉄不動産もあるが、1995年設立の日本エスコンは両者を瞬く間に抜き去った。そんなデベロッパーと組めば、中部電力は地元や首都圏での様々な事業が展開できる。

 日本エスコンも潤沢な資金力がある中部電力と組むのは大正解だろう。哲学・理念がいいし、分譲事業のスローガンがいい。「日本エスコンの分譲マンションに、同じ企画・コンセプトはありません。ここで暮らす人の5年先、10年先を見据え、世代・家族構成・生活志向などイメージを膨らませ、その土地の魅力を最大限に引き出すコンセプトを創出。一人ひとりのかけがえのない人生を彩るステージを生み出しています」と。

 同社には東海エリアにおいても、既存のデベロッパーがなしえなかったことをやっていただきたい。

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エントランス

全戸にホワイエ(屋内廊下)土地の価値を最大限引き出す日本エスコン「渋谷富ヶ谷」(2017/4/24)

ライトコート付きのプラン秀 日本エスコン 首都圏初の〝グラン〟「若松町」(2016/11/4)

カテゴリ: 2019年度

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「ノブレス新横浜エスアリーナ」完成予想図

 ナイスの好調免震マンション「ノブレス新横浜エスアリーナ」を見学した。全83戸のうち第一期として35戸を10月26日に分譲した結果、32戸に申し込みが入り、今週末までに全戸に申し込みが入るメドがついたようだ。

 物件は、JR横浜線・東海道新幹線新横浜駅から徒歩8分、横浜市港北区新横浜1丁目の商業地域に位置する15階建て全83戸。第一期(35戸)の専有面積は42.29~72.00㎡、価格は3,360万~6,400万円。坪単価は270万円。入居予定は2021年3月下旬。施工は合田工務店。10月26日抽選分譲の結果、32戸に申し込みが入った。

 現地は、2方道路の角地。商業地域立地だが、嫌悪施設などはほとんどないビルやマンション化が進んでいるエリアの一角。

 「新横浜北部地区街づくり協議指針」と「横浜市市街地環境設計制度」に基づき①歩道状公開空地の連続性②にぎわいの創出③地域防災への協力を開発コンセプトにしているのが特徴。

 建物は免震構造を採用。住戸は南東向きが4戸、北西向きが2戸の1フロア6戸構成。北西向きの1スパン42㎡以外はファミリータイプ。同社物件の特徴の一つでもある70㎡台の4LDKタイプ2スパン用意している。

 販売担当の同社マンション事業部・山本貴之氏は「極めて好調。免震と立地が評価されている」と話している。

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モデルルーム

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 坪単価はほぼ予想通り。免震の価値を考慮すれば割安か。マンション適地の上昇、建築費の高騰で最近は免震マンションがどんどん減っている。にもかかわらず、同社は愚直に免震を貫いている。歩道状公開空地の確保や地域の防災施設も整備しているのもいい。

 欲を言えばもう少し設備仕様レベルを上げてほしかったが、単価からして第一次取得層の限界だ。

 

 

カテゴリ: 2019年度

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「イニシア築地レジデンス」建築現場

 見方によっては「晴海」でも「豊洲」でもないラグビーワールドカップ2019日本大会クラスの熱いマンション販売合戦が晩秋から初冬にかけて「築地」で繰り広げられる。坪単価はほとんど450万円以上というハイレベルで、トータルで6物件463戸(分譲戸数)もある。みんなよく売れハッピーなノーサイドの結果にはなりそうもなく、ノーガードの肉弾戦に発展する可能性もある。そのうちの一つ、コスモスイニシア(事業比率60%)と大和ハウス工業(同40%)のJVマンション「イニシア築地レジデンス」82戸を見学した。

 物件は、東京メトロ日比谷線築地駅から徒歩6分、中央区築地7丁目に位置する12階建て全82戸(事業協力者住戸18戸含む)。専有面積は40.37~75.80㎡、価格は未定だが、坪単価は450万円くらいになる模様。竣工予定は2021年1月下旬。施工は大豊建設。販売開始は2019年12月上旬。

 現地は、古い木造建築物もかなり残っている商住混在エリアの二方道路の角地。建物は1フロア南向き、東向きがほぼ4戸ずつ。南向きは40、54、74㎡(上層階の4戸)、東向きは53、54、74・75㎡(上層階の4戸)。コンパクトタイプが中心。

 主な基本性能・設備仕様は、二重床・二重天井、リビング天井高2400ミリ、逆梁アウトフレーム、連窓サッシ、シーザーストーン天板(玄関収納・キッチン・洗面)、突板フローリング、ディスポーザー、ミストサウナ、全居室・床暖房、Low-E複層・耐熱強化ガラスなど。

 販売担当者は、他社物件についてはあまり語らなかったが、先行販売した「中央湊」も残りわずかで、今回の設備仕様レベル、モデルルームの〝魅せ方〟などから〝うちはどこにも負けませんよ〟という自信が顔に書いてあった。

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〝一脚三役〟の多目的利用が可能なテーブル

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逆方向から写す

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 売主に大和ハウス工業が名を連ねているが、商品企画はコスモスイニシアだ。モデルルームは54㎡で、玄関を入ってすぐの洋室(5.8畳大)はドアを壁面に収納できるトールスライドドアを採用、リビング・キッチン(15.1畳大)とSOHOなど多目的に利用可能な空間を提案しているのが特徴。

 オプションで100万円はしそうな長さ4.1m×幅75㎝のバーカウンター-作業台-ダイニングテーブルとして一体的に利用できそうな提案が際立ったほか、突板フローリング、全居室床暖房、Low-E複層・耐熱強化ガラスなどで差別化を図っている。

接客ブースやモデルルームには本物の観葉植物を置くなど、細かい点でも他社との違いをアピールしている。

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接客ブース(左)とモデルルームに置かれていた本物の観葉植物

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 冒頭に書いたとおり、築地駅圏ではそれぞれが徒歩数分圏に集中するという以下の物件が供給される。事業協力者住戸を省くと合計で6物件463戸だ。

・コスモスイニシア・大和ハウス工業「イニシア築地レジデンス」82戸(事業協力者住戸18戸含む)

・ワールドレジデンシャル「レジデンシャル築地」40戸

・大成有楽不動産「オーベルアーバンツ銀座築地」55戸

・大和ハウス工業「プレミスト東銀座築地Arc Court」117戸

・大和ハウス工業「プレミスト東銀座築地Edge Court」63戸

・旭化成ホームズ「アトラス築地」161戸(事業協力者取得住戸37戸含む)

 モデルルームを見学したのは今回の物件だけなので何とも言えないが、もっとも駅に近く、上層階からは築地本願寺の境内が見下ろすことができるかもしれない旭化成ホームズを除けば、立地条件は似たり寄ったり。上層階でないと眺望が開けない物件も少なくない。坪単価は450万~470万円くらいになりそうで、各社はコンパクトタイプにしてグロス価格を抑制する戦法のようだ。

 それにしても、価格は5,000万円以上となり、これほど一挙に同じタイプが供給されればみんなが早期に売れるとは考えづらい。

 現段階では、お互いが欠点をあげつらう乱売戦には至っておらず、表向きは〝おててつないで〟〝仲良しこよし〟の相乗効果を狙っているようだ。

 だが、しかし、売主の各社はみんな行儀のいい会社だとは思うが、がっぷり四つのスクラムが崩れればあとは蹴ったり殴ったり頭突きをくらわせたりの肉弾戦、血を血で洗う壮絶な戦いに発展しないか。記者のように外野席で観戦するのは楽しいのだが、当事者はキリキリ胃が痛いのではないか。

 カギはやはり旭化成ホームズが握る。いくらの値を付けるか。他社は坪500万円を突破する高値挑戦(つまり、その分だけ自社物件が割安に映る)してくれるのを期待しているようだが…。

 そういえば、大和ハウス工業の芳井社長は正真正銘の元神戸製鋼ラガーマンだが、体格は旭化成ホームズの川畑社長のほうがはるかに勝る。こんなことを書くと、みんな取材拒否にならないか心配だが、悪意ではなく〝みんな頑張れ〟という記者なりのエールですからご了承ください。

パーカーズとコラボの第三弾 コスモスイニシア「中央湊」の緑の質と量に感動(2019/6/3)

トヨタホーム・ミサワ 築地駅直結の「アネシア築地」は坪500万円突破か(2017/11/3)

カテゴリ: 2019年度

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「(仮称)高田馬場計画」完成予想図

 野村不動産は10月29日、経済産業省「超高層ZEH-M(ゼッチ・マンション)実証事業」に「(仮称)大阪市北区豊崎4丁目計画」が、環境省「高層ZEH-M(ゼッチ・マンション)支援事業」に「(仮称)高田馬場計画」がそれぞれ採択されたと発表した。

 経産省の事業は、平成31年度省エネルギー投資促進に向けた支援補助金ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業のうち「超高層(住宅用途部分が21層以上)ZEH-M(ゼッチ・マンション)実証事業」。

 環境省の事業は、平成31年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)化による低炭素化促進事業のうち「高層(住宅用途部分が6層~20層)ZEH-M(ゼッチ・マンション)支援事業」。

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 この経産省と環境省のそれぞれの事業は、国土交通省との連携によるものだろうが、どこがどう違うのかよく分からない。

 一本化すべきだと思うが、「(仮称)高田馬場計画」は外観が素晴らしい。同社の記念碑的マンション「プラウド新宿御苑エンパイア」にそっくりではないか。

 ニュースリリースには、高田馬場駅から徒歩4分、新宿区下落合1丁目の敷地面積約2,650㎡、9階建て延べ床面積約9,500㎡の135戸で、2019年6月着工、2021年8月竣工としか発表されていないが、場所によっては高値追求ができるマンションだと思う。もちろん高田馬場駅圏最高値になるのは間違いない。

 (注)本日(30日)、同社から場所は下落合一丁目69番1(地番)で、従前は共同住宅、用途地域は準工業地域との回答があった。地番なのでやはり場所は特定できないが、準工なので当初想定した坪単価はないと見た。それでも高田馬場駅最高値となると書いたのに変更はない。

 

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「クレヴィア日暮里THE RESIDENCE」

 伊藤忠都市開発が11月に分譲開始する「クレヴィア日暮里THE RESIDENCE」を見学した。駅から徒歩10分の二方角地に位置する全65戸。坪単価は320万円の予定。

 物件は、JR日暮里駅から徒歩10分、荒川区東日暮里5丁目の商業地域・準工地域に位置する12階建て全65戸。専有面積は31.63~65.95㎡、第1期(5戸)の予定価格は4,400万円台~6,900万円台(44.58~65.95㎡)、坪単価は320万円の予定。竣工予定は2020年9月下旬。設計・監理はIAO竹田設計。施工は南海辰村建設。販売代理は伊藤忠ハウジング。

 現地は、駅東口の日暮里繊維街をまっすぐ進み、尾竹橋通りと交差するところで右に曲がり、少し歩いた幅員19mの尾竹橋通りに面した商業地域(一部準工)。建物は1フロア東向きが3戸、西向きが2~3戸構成。東向きは54~65㎡、西向きは31~44㎡のコンパクトタイプ中心。

 主な基本性能・設備仕様は。二重床・二重天井、食洗機、リビング天井高2450ミリ、リビング床暖房、良水工房など。

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エントランス

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 日暮里・西日暮里駅圏もマンション大激戦地だ。〝坪300万円くらいに抑えられたら売れるだろう〟と考えたが、甘くはなかった。近隣物件は軒並み坪300万円を超えている。城東・城北エリアも坪300万円以下はありえないのが相場となりつつある。

 販売担当者によると、来場者は他のエリアもどんどん価格が上昇しているのでこの価格に納得されるそうだが、この街を知る地元の人たちは高くなったと感じるそうだ。記者も同じだ。65㎡のモデルルームはよくできている。70㎡以下に面積を抑えているのは正解だと思う。

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建設現場

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日暮里繊維街

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「リビオレゾン西日暮里」

 旅好きの女性が考案したオリジナルのインテリアを棟内モデルルームに採用したコンパクトマンションのトップランナー日鉄興和不動産の「リビオレゾン西日暮里」を見学した。SNSでの人気投票で1位になった「モロッコブルーの部屋」が約30㎡のモデルルームいっぱいに展開されていた。

 物件は、東京メトロ千代田線西日暮里駅から徒歩10分、JR西日暮里駅から徒歩11分・田端駅から徒歩11分、北区田端新町2丁目の商業地域に位置する14階建て49戸。建物は2019年9月19日に竣工済み。第2期(戸数未定)の専有面積は30.14~55.70㎡、予定価格は2,800万円台~5,300万円台(最多価格帯3,400万円台)、坪単価は300万円弱。施工はリンク・トラスト。デザイン監修は南條洋雄氏。設計・監理はDi-Frame。販売代理は伊藤忠ハウジング。

 現地は、高層マンションやビルなどが建ち並ぶ明治通りと国道58号線が交差する五差路から少し外れた商業地域。建物は1フロア3~4戸構成で、住戸は北向き(1フロア3戸)と南向き(1戸)。

 「モロッコブルーの部屋」は、同社が運営する「+ONE LIFE LAB」(プラスワンライフラボ)とJTBパブリッシングが運営する「るるぶ&more.」が共同で立ち上げた「女性のための旅と暮らしの研究プロジェクト」の一つで、「旅先の素敵なインテリア」をテーマにしたワークショップで考案されたインテリアデザイン。上位2チームによるSNS上での人気投票の結果、1位に選ばれたもの。

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ワークショップの模様(同社ニュース・リリースより)

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インテリア

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 田端駅が最寄のマンションを見学するのは3年ぶり。地理が好きな記者はモロッコといえばすぐ首都のラバトが口をついて出るし、ショーン・コネリー主演の「風とライオン」、ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンが共演した「カサブランカ」を思い出すほどだから、旅好きの女性にもポピュラーな旅先であるのはよく分かる。

 ただ、モロッコは文化的にはアフリカでありヨーロッパであるはずなのに、モデルルームに採用されていたカラーリングは無国籍でありアジアンテーストだった。銅製のポットやゾウの蝋人形、ただの木片、青い光を発するナイトランプ…記者のような年寄りには趣向がよく分からないが、もちろんターゲットは20~40歳代の若い単身女性だろうからこれはこれでいいのか。

 約30㎡の正方形に近いモデルルームプランはよくできていた。間口は5900ミリあり、洗面・トイレはソフトクローズ機能付き引き戸が採用されている。リビング天井高は2500ミリ、二重床・二重天井。

 「西日暮里」や「田端」の物件でなく、単身女性が住みたくなるようなエリアの物件に採用したらいいと思ったら、同社は他の物件にもインテリアオプションとして販売するという。坪250万円くらいのエリアなら申し込みが殺到するのではないか。そんなエリアはないか。

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モデルルーム

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モデルルーム

〝いま一つのリビオ〟巻き返しの狼煙 新日鉄興和不 銀座にギャラリー開設(2018/4/25)

革命的な開発か 調理削減 伊藤忠都市の新「モット・キッチン」 「田端」に採用(2016/5/31)

東京建物 「Bloomoi(ブルーモワ)」が「理想のリビング空間」公開(2016/2/18)

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「ルピアシェリール森下」

 ポラスグループ中央住宅は10月17日、同社初のコンパクトマンション「ルピアシェリール森下」のメディア向け現地見学会を行った。都営新宿線菊川駅から徒歩2分の全39戸で、坪単価は369万円。今夏から完成販売を開始しており、これまでに16戸が成約済み。

 物件は、都営新宿線菊川駅から徒歩2分、江東区森下4丁目に位置する14階建て全39戸(分譲38戸・店舗1戸)。現在分譲中の住戸(8戸)の価格は3,820万~4,160万円、専有面積は34.65~36.21㎡、坪単価は369万円。入居開始は2019年9月下旬。売主は同社のほかアートランド。施工は川村工営。

 現地は、新大橋通り(敷地北側)に面した商業地域に立地。住戸は1フロア3戸構成で全戸南向き。

 主な基本性能・設備仕様は、二重床・二重天井、リビング天井高2400ミリ、防音サッシ、食器棚、ちょい置きスペース・レール、かくれんBOX、ランドリーレール、アール巾木など。

 発表会に臨んだ同社取締役事業部長・金児正治氏は、「7年前に事業の柱の一つに育てようと(事業部長に)就任した当時のマンション事業の売上高は30億円だったが、前期は100億円、今期は150億円超になる見込み。コンパクトは初だが、第2弾の『南浦和』36戸も予定に入っている。今後年間2棟くらいは供給したい。スマートシニア、複合も手掛け、近い将来には売上200億円を目指す」と語った。

 商品企画を担当した同社マインドスクェア事業部マンションディビジョンの小田夏帆氏は、「〝自分らしく暮らしたい〟働く女性に寄り添った女性目線の女性チームによる商品を実現した」と話した。

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キッチン(左)とバックカウンター・吊戸棚

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 坪単価は、ファミリータイプも含めて恐らく菊川駅圏の最高値だろうが、こんなものだろうと思う。

 小田氏が話したように、女性目線の商品企画であることは3タイプのモデルルームを見て分かった。キッチンカウンターは幅1800ミリ確保しており、一人暮らしなら十分の広さだろうし、寝室にランドリーレールを設置し、ちょい置きスペース・レール、かくれんBOX、玄関ドア、シューズインクロークなどのドア把手はプッシュプルで、引き戸は開閉ともソフトクローズ機能付きなどは同社のファミリー向けの〝おはこ〟でもある。

 金児氏は今後の展開について「戸建て分譲の商圏内」とも話したのも正解だと思う。都心部でのコンパクトマンションの相場は400万円どころか500万円台に突入している。10坪(33㎡)で5,000万円だ。一般的な単身者の取得能力をはるかに超えている。そんなエリアで供給するのはリスクが大きすぎる。

 同社の戸建て分譲の商圏はコンパクトマンションなら3,000万円台で供給できる。背伸びはしないほうがいいと思うが、伸びしろはあるとみた。

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リビング

カテゴリ: 2019年度

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「グランツオーベル中野」完成予想図

 大成有楽不動産が12月に分譲する「グランツオーベル中野」を見学した。「中野駅圏徒歩5分では6年ぶり、駅北口徒歩5分圏内では18年振り」(同社)ということから1,000件を超える問い合わせがある。モデルルームの出来も出色だ。

 物件は、JR中央・総武線、東京メトロ東西線中野駅から徒歩5分、中野区中野5丁目の第一種中高層住居専用地域(建ぺい率60%、容積率160%)に位置する敷地面積約2,227㎡、地下1階地上5階建て全62戸。専有面積は53.83~79.87㎡、価格は未定だが現在坪単価465万円程度で価格検証中。竣工予定は2020年9月下旬。設計・監理はアーバンライフ建築事務所、施工は鍜治田工務店。デザイン総合監修はウイ・アンド・エフ ヴィジョン(石倉雅俊氏)。販売は三井不動産レジデンシャルと大成有楽不動産販売。

 現地は、駅北口の低・中層住宅、ビルなどが建ち並ぶ一角。高さ規制15mエリア。従前敷地は銀行の寮跡地。3カ所に接道。住戸は南向きと東向き・西向きがほぼ半々。

 共用部には、テレビ会議などにも利用できるデスク付の個室も備えた「ワークラウンジ」を設置。キャッシュレス決済できる最新の無人コンビニや複合機などを導入する予定。

 主な基本性能・設備仕様は、二重床・二重天井、リビング天井高2400ミリ、ディスポーザー、食洗機、カップボード、フィオレストーン天板、ハンズグローエ水栓、室内物干し金物、ミストサウナ、オリジナル収納など。

 同社マンション事業本部マンション事業部事業室主任・堀内文普氏は、「中野駅圏徒歩5分圏では6年ぶり、駅北口徒歩5分圏内では18年振りということでも分かるように、マンションが建つような土地はほとんどなくなっている。一方で、東西線の始発駅なので大手町にも近く〝中野ファン〟も多い。坪単価は中野駅圏最高値となる可能性があるが手応えは感じている」と話している。

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エントランスアプローチ

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ワークラウンジ

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 デザイン監修は多くの人気マンションを手掛けている石倉氏。高さ規制15mの第一種中高層住居専用地域の三方接道という敷地形状を生かし、幅7m、奥行き20m以上もあるエントランスを設置しているのが大きな特徴だ。

 インテリアデザインにコスモスモアを起用した約79㎡のモデルルームが出色だ。家具・調度品、カラーリングなどは富裕層の心を捉えるのは間違いない。

 記者は、石張りの玄関を入ってすぐに約5畳大の多目的に利用できる〝SOHOルーム〟の提案に惚れこんだ。この種の提案は3年前、コスモスイニシア「渋谷笹塚」でも見ているが、会社だけでなく自宅でも仕事する人はこれからどんどん増えるはずだ。

 リビングには瘤付き無垢材のテーブルが置かれていた。一流料亭でもあるかないか。このようなテーブルで食事をし、酒を飲みたい。

 デザイナーの方は女性のようだが、今後が楽しみだ。どこかでまたモデルルームを見ることができるかもしれない。

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LDK

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洋室

Wリビングの提案がいい コスモスイニシア「イニシアクラウド渋谷笹塚」(2016/10/24)

カテゴリ: 2019年度
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左からCHAMPAGNE CARBON副社長ジャン・パティスト氏、中村氏、ポルシェジャパン コーポレートビジネスディベロップメント担当部長 アンドレ・ブランド氏

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中村社長

 シングル向けコンパクトマンションに特化しているフィードは10月10日、日本初のポルシェカーシェアリングサービスを近く分譲する「ミルナーヒルズ舎人C’s COLLECTION」に採用すると発表した。モータースポーツF1公式ジャパン「CARBON(カーボン)」の日本代理店マーカムインターナショナルとコラボして実現したもので、記者発表後のレセプションには国会議員の下地幹郎氏、馬淵澄夫氏、前国会議員の松野頼久氏、タレントのヒロミ氏など数百人の関係者が出席、会を盛り上げた。メディア関係者は普通のマンション発表会の2~4倍の約90人が駆け付けた。

 「ミルナーヒルズ舎人C’s COLLECTION」は、日暮里・舎人ライナー舎人駅から徒歩12分の足立区入谷2丁目に位置する9階建て全55戸。専有面積は37.72~49.09㎡、価格は未定だが、坪単価は260~270万円になる模様、竣工予定は2019年12月末。施工はリンク・トラスト。年明けから竣工販売する予定。

 マンションのザイナーには虎ノ門ヒルズのアトリウムなど世界的な建築物のデザインを数多く手掛け、フィードの社外取締役も務める谷山直義氏が担当する。

 若年層を中心に車離れが進んではいるが、レンタカーやシェアサービスを利用する人はそれほど減っておらず、車は「所有から共有」の時代に変化していることに着目、マンション敷地内に新車の「ポルシェ」を含む2台を居住者限定の定額制でレンタルする。月額1~2万円を想定している。

 「CARBON(カーボン)」は150年の歴史があるシャンパンブランドで、F1の技術を象徴する「カーボン・ファイバー」をボトルに使用しており、2017以降はF1グランプリに輝いた勝者を称えるセレモニーに使用されている。

 記者発表会でフィード・中村建治社長は、「当社は2012年からシングル層に特化したコンパクトマンション事業に参入し、これまで1,300戸を販売。業績向上に寄与している。ターゲットとする年収500~700万円の25~39歳のシングル層向けの同じようなマンションを分譲しているのは他に1社くらい。今回のプロジェクトは、2015年にコンセプトブランディングプロジェクト第一弾としてヘネシーとコラボしたのに続く第二弾。〝憧れ〟のポルシェをリーズナブルな料金で乗れることを実現した」と話した。

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記者発表会場(ポルシェセンター青山で)

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その後はレセプション会場に

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 記者は約40年間、年間平均で150件くらいのマンションを取材している。物件概要を見ただけで坪単価を言い当てる自信がある。外れても1~2割くらいだ。

 発表会で説明を聞きながらいつものように単価を予想した。〝土地がただでも坪150万円いかは難しいから坪190万円くらい〟とはじいた。

 質疑応答でも①マンションの坪単価とポルシェ、(入居者に入居祝いとして同社がプレゼントする2本の)CARBONはそれぞれいくらか-を質問した。中村社長は「価格は未定だが3,000万円台から」と答えた。他の関係者は、ポルシェはおおよそ800万円、CARBONは4.8万円と8.8万円と話した。

 車とシャンパンの値段は分からないが、この予定単価には心臓が飛び出すほど驚いた。よく売れ記事にもした舎人ライナー・高野(こうや)駅前の物件の坪単価は153万円だった。同社のマンションはそれより100万円は高くなりそうだ。

 〝市場を超越〟した価格かと思ったら、そうではないことも分かった。同社はこれまでつくばEX六町駅から徒歩12分で坪単価280万円の物件を早期完売したというではないか。記者の観る目が狂ってきたか、世の中が狂っているのかどちらかだが、同社がシングルの心を捉えたのかもしれない。

 ある30代の独身男性は「ポルシェに1カ月1~2万円で乗れるのは魅力。そのマンション買うんじゃない」と話した。

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ポルシェ

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「ミルナーヒルズ舎人C’s COLLECTION」

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 驚いたのは単価だけではない。レセプション会場には目が点になり、息が止まる…ではなく息を吞み、詰まらせそうな美しい女性集団が大挙参加し、会場を華やかなムードに一変させた。こんな不動産関係のレセプションは初めて体験した。

 会場には中村社長の友人という国会議員の下地幹郎氏、馬淵澄夫氏、前国会議員の松野頼久氏、タレントのヒロミ氏が顔を見せ、下地氏、馬淵氏、ヒロミ氏は登壇して祝意を述べたのだが、記者は美しい女性しか興味がなく、肌を露出しすぎの人を避け何人かに声を掛けて写真を撮り、WEBに載せることの了解を得たので以下に紹介する。

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「地元の沖縄でもこんなマンション作って」下地氏(左)と「フィードの顧問をしていました」馬淵氏

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ヒロミ氏(何を話したのかよく分からなかった)

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銀座のクラブのママ(マンションの購入の相談だったらいつでも乗ります。記者はうそをつかないのが取りえ)

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このような美しい体形の女性がたくさん参加していた

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中央の方は新極真会代表理事の緑健児氏

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「CARBON(カーボン)」を提供している「夜想曲」の代表取締役社長・高橋力矢氏(左)と同伴の方たち

駅1分(15m)で坪単価153万円 新日鉄興和不動産「ハミングテラス」(2014/2/20)

開発余地少なく、魅力に欠ける舎人ライナー沿線(20018/4/1)

カテゴリ: 2019年度
 

 

 

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