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「TSUBANA」

 事業主のユーミーらいふグループ・丸山アーバンと企画・設計・監理を担当したブルースタジオは11月9日、茅ヶ崎市の「なりわい暮らし賃貸住宅」と店舗棟からなる商住複合施設「TSUBANA」の街びらき内覧会を実施した。「風土」「地域」「文化」に「ねざす」をテーマにした「nezasu house」の第5弾で、不整形の土地に建つ築50年の賃貸住宅をリノベーションし、街に開かれた施設によみがえらせたランドスケープデザイン、商品企画が素晴らしい。

 物件は、JR茅ヶ崎駅から徒歩7分、茅ヶ崎市幸町7丁目の第一種住居地域(法定建ぺい率60%、容積率160%)に位置する敷地面積約1,613㎡、PC造2階建て改修店舗棟1棟と新築木造2階建て店舗併用住宅2棟(長屋3戸、共同住宅4戸)、長屋3棟(23戸)。事業主はユーミーらいふグループの丸山アーバン。企画・設計・監理はブルースタジオ。構造設計は長坂設計工舎、設備設計はEOSplus。施工はmarukan。店舗、賃貸住宅ともほぼ満室稼働。賃料は53㎡で共益費込み17.8万円。相場より高くてもリーシングは進んだという。

 店舗棟には地元にファンの多い「CAFE POE」がリニューアルオープンし、賃貸住宅棟にはアーティストやキッチンカー+カフェ、デザイン事務所など個性豊かなテナントが開業しているという。

 丸山アーバン・西山和成社長は、「物件は2018年に取得。築50年の賃貸をリノベーションすることでスタートしたが、PC造は構造に問題が多く、1棟を除いて新築に建て替えた。コンセプトは地域の活性化。一緒にパートナーを組もうとする方がたくさんいらっしゃる。この輪を広げたい」と語った。

 ブルースタジオ専務取締役クリエイティブディレクター・大島芳彦氏は「暮らしの本質は人と人、人と自然、人と文化などコミュニケーションの価値を高めることにあり、『nezasu house』は、これら風土、地域、文化の三つを『なにわい暮らし』ににじみ出る、可視化するブランド。ランドスケープデザインには力を注いだ」と話した。

 「TSUBANA」は、茅ヶ崎市に自生していた茅(ちがや)から名付けたもの。

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賃貸住宅棟

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大島氏(左)と西山氏

◇       ◆     ◇

 丸山アーバンとブルースタジオがコラボレーションした地域価値再生プロジェクトの取材は、第一弾「稜文舘」に次いで二度目だった。

 「稜文舘」もそうだったが、両社はいい仕事をしている。感嘆した。今回は何が素晴らしいかといえばランドスケープデザインだ。敷地はかなり不整形なL字型で、法定容積率は160%なのに建物の容積率は92.24%であることからも分かるように、容積を余さざるを得なかったのだろうと理解した。

 従前の賃貸住宅も画像で見せてもらったが、樹木など一つもない古い賃貸アパートだった。それが緑をふんだんに盛り込んだ、誰もが散歩がてら立ち寄りたくなるお洒落な街に一変した。

 環境への配慮も忘れない。PC造の既存棟を除き他の住棟のUA値は0.6でZEH基準を満たしている。

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賃貸住宅棟

◇                 ◆     ◇

 この日は土砂降りの雨。行きはタクシーを利用した。帰りは小降りになったので歩くことにし、大島氏から勧められた同じプロジェクトの一つ「たかすなヴィレッジ」も見学することにした。ところが、途中から雨が激しくなり、あげく道に迷ったため駅から往復で十数分のはずが、30分以上もさまよった。安物の折りたたみ傘は用をなさず、布を通して雨水がしたたり落ち、靴の中までしみこんだ。

 しかし、期待を上回る素晴らしいプロジェクトに出会えてとても嬉しくなった。この日は他の3つの現地取材もこなしたので、万歩計は一万歩を超えた。

出来すぎだ!焼杉! 見どころ多い小田急バス×ブルースタジオ「hocco(ホッコ)」(2021/10/7)

地域価値再生プロジェクト第一弾「稜文舘」完成 ブルースタジオ・湘南ユーミー(2017/2/22)

 


 

カテゴリ: 2021年度

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村部(左)と成瀬(大手町パークビルで)

配布された20223月期第2四半期決算資料は字が小さくほとんど読めなかった。しかも、大した質問は出なかったとは思うが、最後列に座ったのと耳が遠くなったせいか、質疑応答で何が話されたか全くわからなかった。

何の収穫もなく帰るのは記者の沽券にかかわる。一つくらいコメントを取ろうと、決算説明会に臨んでいた三菱地所代表執行役執行役専務・片山浩氏に聞いた。「マンションの完成在庫が半減し、営業利益率が改善し、計上予定の契約進捗率が97%というのは初めてではないか」と。片山氏は「その通り。都心部も郊外部も好調に推移している」と答えた。

午後6時過ぎだった。あとはおいしい生カキでも食べようと、エレベータに向かって歩いていた。掃除ロボットが懸命に働いているお陰だろう、塵一つない通路の向こうから二人の男が歩いてきた。だしぬけに「牧田さん」と声を掛けられた。「ムラベです」

すぐ、東京建物野球部の村部であることは分かった。その村部がこんなところで何をしているんだろうと思ったら、「トラバーユしました」というではないか。名刺には「再開発事業部副主事  村部裕哉」のほかに、小さい文字ではあるが「不動産鑑定士」「再開発プランナー」の肩書が添えられていた。悪事を働いて資格をはく奪された末のトラバーユではなさそうだ。

だとするならば、その理由はなにか。選手として活躍したのはほんの23年で、口だけは達者なのが災いして戦力外通告を申し渡されたのか。それとも、誰憚ることなくずげずげとものいう態度が嫌われたのか、不動産鑑定士の資格を入社後数年で取得したのが煙たがられたのか-記者は頭をフル回転させた。ひょっとしたら実績が認められてFA権を行使したのかもしれないと。

真相は分からないし、そんなことはどうでもいい。東京建物から三菱地所への電撃トレードが成立したのは事実であり、なによりも本人が「投手? もう肩が痛くて投げられない。レギュラー獲りに必死。声も健在。仕事はとても楽しい」と語ったのが嬉しい。

傍にいたのは、村部と同期・同い年の2013年入社のキャプテン成瀬だと紹介された。肩書には「総務部副主事  成瀬隆彦」とあった。記憶に全然なかった。家に帰って検索したら、20166月のRBA記事には、東大卒の4年目で「宅建? ようやっと3年目で取りました」とコメントがあるではないか。

5年前の成瀬とこの日の成瀬は多分同一人物なのだろう。その成瀬が「早大硬式野球部の柴田が今年入社した。MAX150キロ。今年の丸の内大会3回戦で敗退したが、柴田がボコボコに打たれた。来年までには再生させる」と話した。

「鉄は熱いうちに打て」-成瀬が柴田を叩き直せば、来季の三菱地所チームはRBA大会で8強に勝ちあがるかもしれない。村部の咆哮が聞きたい。柴田がんばれ。

東京建物に奇跡をもたらすか 新人の村部投手(2013/7/16

 

カテゴリ: 2021年度

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性別・年代不明は除く

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12月24日現在

 東京都は12月27日、新型コロナ感染者は先週火曜日の20,513人から1,550増の22,063人と発表した。年代別の最多は40代の3,863人。累計感染者は3,923,593人、累計死亡者は前日より21人増の6,685人。

日曜日 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 週間合計
7月31日 8月1日 8月2日 8月3日 8月4日 8月5日 8月6日 週間合計
31,541 21,958 30,842 38,940 35,339 37,767 30,970 227,357
8月7日 8月8日 8月9日 8月10日 8月11日 8月12日 8月13日 週間合計
26,313 17,884 29,115 34,243 31,247 20,401 23,773 182,976
8月14日 8月15日 8月16日 8月17日 8月18日 8月19日 8月20日 週間合計
22,740 23,135 23,511 29,416 27,453 27,676 25,277 179,208
8月21日 8月22日 8月23日 8月24日 8月25日 8月26日 8月27日 週間合計
24,780 15,085 21,770 25,444 23,129 18,423 17,126 145,757
8月28日 8月29日 8月30日 8月31日 9月1日 9月2日 9月3日 週間合計
15,834 9,880 14,219 15,428 14,451 12,413 12,561 94,786
9月4日 9月5日 9月6日 9月7日 9月8日 9月9日 9月10日 週間合計
9,635 7,296 9,486 13,568 10,640 9,240 9,988 69,853
9月11日 9月12日 9月13日 9月14日 9月15日 9月16日 9月17日 週間合計
7,750 5,654 8,855 10,593 8,825 8,636 8,018 58,331
9月18日 9月19日 9月20日 9月21日 9月22日 9月23日 9月24日 週間合計
8,077 4,069 3,794 7,059 8,850 7,559 4,855 44,263
9月25日 9月26日 9月27日 9月28日 9月29日 9月30日 10月1日 週間合計
5,621 6,315 5,247 5,327 5,032 4,558 3,834 35,934
10月2日 10月3日 10月4日 10月5日 10月6日 10月7日 10月8日 週間合計
2,922 1,673 4,310 4,067 3,580 3,016 2,605 22,173
10月9日 10月10日 10月11日 10月12日 10月13日 10月14日 10月15日 週間合計
2,242 1,372 1,504 4,790 4,338 3,495 3,239 20,980
10月16日 10月17日 10月18日 10月19日 10月20日 10月21日 10月22日 週間合計
2,714 1,588 4,213 4,204 3,489 2,840 3,231 22,279
10月23日 10月24日 10月25日 10月26日 10月27日 10月28日 10月29日 週間合計
2,805 1,735 4,702 4,347 3,941 3,520 4,121 25,171
10月30日 10月31日 11月1日 11月2日 11月3日 11月4日 11月5日 週間合計
3,687 2,019 6,520 6,346 6,686 3,090 7,967 36,315
11月6日 11月7日 11月8日 11月9日 11月10日 11月11日 11月12日 週間合計
6,264 3,489 8,665 9,012 7,969 7,899 8,021 51,319
11月13日 11月14日 11月15日 11月16日 11月17日 11月18日 11月19日 週間合計
6,922 4,025 11,196 10,114 9,755 8,292 9,457 59,761
11月20日 11月21日 11月22日 11月23日 11月24日 11月25日 11月26日 週間合計
7,777 4,619 12,758 12,850 5,639 12,938 13,569 70,150
11月27日 11月28日 11月29日 11月30日 12月1日 12月2日 12月3日 週間合計
10,346 5,767 14,680 14,399 12,332 11,244 13,321 82,089
12月4日 12月5日 12月6日 12月7日 12月8日 12月9日 12月10日 週間合計
10,454
5,388 15,501 14,946 14,104 13,556 14,558 88,507
12月11日 12月12日 12月13日 12月14日 12月15日 12月16日 12月17日 週間合計
12,163 7,044 19,800 18,812 17,687 16,273 17,020 108,799
12月18日 12月19日 12月20日 12月21日 12月22日 12月23日 12月24日 週間合計
13,646 7,949 20,513 21,186 18,820 17,332 18,731 118,177
12月25日 12月26日 12月27日 12月28日 12月29日 12月30日 12月31日 週間合計
15,403 8,428 22,063          

56波 比率は2028.918.7 20未満11.928.4% 都のコロナ感染者(2022/4/24

年少者が激増 20代は減少 女性の比率も高まる 第5波と異なる第6波の感染状況(2022/2/27

2040代女性が同世代男性を上回る 社会的ジェンダー性差浮き彫り 都のコロナ感染者(2022/2/5

10歳未満・10代の増加目立つ 都の10日間のコロナ感染者/もどかしい感染データ(2022/1/18)

突出するコロナ感染率 沖縄の最多職業は「無職」/東京都との差は何か(2022/1/9)

途方に暮れるほかない 追加4,512人、削除447人の修正作業 都のコロナ感染者(2021/10/30) 

20歳未満・高齢者の比率増加20代は減少 グラフで見る東京都のコロナ感染者(2021/9/4)

解除まで残り2週間 ワクチン接種効果はるかにしのぐデルタ株の脅威 データが証明(2021/8/31)

20代は1日当たり2000人に迫る ワクチン効果か比率は漸減 都のコロナ感染者(2021/8/14)

制御不能・機能不全 高齢者も感染増加 跳梁跋扈するコロナ 自助しかないのか(2021/8/13)

20歳未満 この1か月で10倍増70歳以上も100人超 都のコロナ感染者(2021/8/8)

全国のコロナ宿泊療養は約4万室 利用率は20%/アパホテル1棟貸し約1.6万室(2021/8/5)

結局はワクチン頼みか 出勤率7割減に厚い壁 東京都 新型コロナ 感染爆発(2021/8/1)

〝危機感共有できていない〟猖獗極める新型コロナ われわれに打つ手はないのか(2021/7/29)

10歳未満・10代が激増10代は女性が6割超 都のコロナ感染者(2021/7/23)

職業「-」実に47% 「その他」も学生5%に次ぐ3% 東京都のコロナ感染者の職業(2021/7/17)

全国121万人の看護師の万感の思いここに 「ナースたちの現場レポート」を読んで(2021/7/14)

ワクチン接種効果 高齢者の感染・比率が激減 気掛かりな20歳未満の年少者の激増(2021/6/26)

男1:女0.8 就労人口比と符合/70代の感染率低いのはなぜ 東京都のコロナ感染者(2021/6/6)

ワクチン接種の効果歴然 直近1週間の70歳以上の感染者 昨年末より半減(2021/6/4)

〝解除は困難〟関係者の空気伝えるメディア 宣言解除期限まで9日(2021/5/522)

「屋外でマスク付けていても…」記事を補足・修正 いっそうの自衛策が必要(2021/5/10)

「屋外でマスク付けていても感染相次ぐ」西村大臣発言 具体的数値・事例示すべき(2021/5/3)

若年層の比率高まり高齢者は減少 変異型の影響か 第3波と異なる感染状況(2021/4/15)

17日は409人9日連続して増加 昨年の拡大期と酷似 東京都 新型コロナ感染者(2021/3/17)

宣言期限まで1週間16日の感染者300人8日連続して増加 東京都 新型コロナ(2021/3/13)

70歳以上の比率は20%超続く100歳以上も増加 都の新型コロナ感染者(2021/2/7)

70歳以上が全体の25.8%の163人100歳以上は1月だけで36人 都の新型コロナ感染者(2021/2/1)

特措法・感染症法の是非を考える 早くも抑止効果? 〝悪法もまた法なり〟なのか(2021/1/30)

100歳以上は1月だけで32人 昨年1年間の16人の2倍 東京都の新型コロナ感染者(2021/1/29)

都の新型コロナ100歳以上の感染者も激増1月だけで21人 昨年末の累計16人突破(2021/1/24)

〝明けない夜はない〟この言葉を信じよう60歳以上の感染者も爆発的に増加(2021/1/17)

都の区市町村別コロナ感染者 人口10万人当たり新宿、港、渋谷区の順で1000人超(2021/1/11)

新型コロナ都道府県別感染者 人口10万人当たり最多は東京都493人 最少は秋田県17人(2021/1/11)

都の新型コロナ感染者 職業公表 医師・医療従事者など多数 大雑把すぎるのが欠点(2021/1/10)

新型コロナ 爆発的に増加 感染者の〝職業不明〟割合 都は40%超(2021/1/10)

宣言当日 都のコロナ感染者 激増の2,447人 経路不明は16日連続60%超(2021/1/8)

新型コロナ 緊急事態宣言へ 飲食店の時短だけで効果あるか/どうなる特措法の罰則(2021/1/5)

〝闇社会〟〝二重就業〟の記事にアクセス殺到/目から鱗 「風テラス」坂爪氏の著作(2020/5/28)

社会的弱者に襲い掛かり、ジェンダー性差をあぶりだす 新型コロナの本性(2020/5/25)

新型コロナ 感染経路不明者が減らない理由 〝闇社会〟〝二重就業〟も一因(2020/5/11)

カテゴリ: 2022年度

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「HOTEL THE LEBEN OSAKA」

タカラレーベンは114日、ホテルブランド「HOTEL THE LEBEN」を立ち上げ、ホテル運営事業に参入すると発表。2022年に迎える創業50周年記念として第一弾「HOTEL THE LEBEN OSAKA」を20223月に開業する。レーベンホテルズを設立した。

コンセプト・ビジョンは「幸せを考える。幸せをつくる。」華美でなく、奇をてらわず、誰もが手に入れることができることを目指した、 何気ない「くつろぎ」を実現するとしている。

HOTEL THE LEBEN OSAKA」は、大阪市中央区南船場2丁目に位置する鉄骨造地下1階地上15階建て107室。

 

カテゴリ: 2021年度

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髙荒氏

 企業価値の向上-タカラレーベンは今年4月1日付で従来の機能別組織体制を事業別組織体制へ変更し、新たに事業開発推進室を設置し、室長には同社取締役兼執行役員の髙荒美香氏が就任した。髙荒氏は、「中長期的な視点に立ち、マンション購入者のほか社員とその家族、株主などすべてのステークホルダーの『幸せ』を追求し、企業価値を向上させるのが私のミッション」と語った。

 同社の組織改編の目的は、1972年9月に板橋区に「宝工務店」を設立してから来年で創業50周年を迎えるにあたり、次の50年、100年先を志向した組織体制を構築するため。従来の営業本部・開発本部・建築本部・投資開発本部・総合企画本部の5本部体制から、4月1日付でマンション事業本部・投資開発事業本部・エネルギー事業部・管理本部・事業開発推進室・経営企画本部の6事業本部体制へ移行した。

 髙荒氏にインタビューを申し込んだのは、これまでマンション営業本部副本部長として活躍されてきた同氏が何を語るかに興味があったからだ。

 髙荒氏の答えは簡潔明瞭。「企業価値の向上」だった。部署が新設されてからまだ半年しか経過していないが、「これまでマンションの営業、広告、インテリアなどを手掛けてきた経験を生かし、各部署とのつなぎ役としてブランディング、グッドデザイン賞の獲得など社会的評価を向上させるクリエイティブな提案をしていく」と語った。

◇       ◆     ◇

 答えは想定内だった。ひょっとしたら新規事業を立ち上げるのかもしれないと思ったが、それも含めて検討しているようだ。

 当面は、グッドデザイン賞の獲得を目指し積極的に動くようだ。同社が同賞を受賞したのは2013年の太陽光発電「ソラパワ」が初で、その後2021年までに19件受賞しているが、全て髙荒氏が関わったものだ。2021年の「レーベン検見川浜GRANVARDI」もその一つだ。この物件は記者も取材している。大激戦の総武線・京葉線の中で圧倒的な売れ行きを示した物件で、モデルルームデザインが秀逸だった。

 記者は、髙荒氏こそが同社のマンション商品企画とブランディング、広告・インテリアを一変させた最大の功労者だと思っている。その軌跡を読者の方にもたどっていただきたく、関連する記事を添付した。ぜひ読んでいただきたい。

 最初にお会いしたのは10年前の驚天動地、疾風怒濤の「非日常」を演出した「レーベンリヴァーレシュアレジデンス駒込」(記事は「ディプティエレメンツproject(仮称)」)だった。

 これを「髙荒モデル」とするなら、あれから10年、同社のすべてのマンションがそうなった。インテリアだけでなくパンフレットに英語(アルファベッド)を取り込んでデザイン化したのも同社だ。

 記者はそのデザイン力、情報発信力の凄さや髙荒氏のファション・身なりなどから「女性活躍」の旗手としての期待を込め〝業界のレディ・ガガ〟と紹介した。アクセスが殺到した。髙荒氏関連の記事は全て3~4千件に達している。

 その後「女性活躍」では、野村不動産・宇佐美直子氏、コスモスイニシア・岡村さゆり氏、フージャースコーポ・友野珠江氏、東京建物の女性社員からなるプロジェクト「Bloomoi(ブルーモワ)」、サンケイビル・佐々木ゆかり氏、積水ハウス・河崎由美子氏などを紹介したが、これらの記事も全て数千件の反響があった。

 それだけ「女性活躍」は関心が高いからだろうが、記者はこの言葉にずっと腑に落ちないものを感じている。なぜか。「女性活躍」に続く動詞は自動詞の「する」なのか、それとも助動詞の「させる」なのか。自動詞なら女性自身が自らを叱咤激励する意味で「活躍する」「活躍しろ」という用法もあるだろうが、どちらかといえば男性の側からの「活躍させない」「活躍させろ」などという用法が圧倒的に多いのではないか。

 これは、男性社会だから当然といえば当然だが、女性の側から見れば、「活躍する」「活躍しない」は自分の勝手で、十分活躍している女性にとっては「活躍しろ」などと言われるのは大きなお世話で、男性に向かって言いたい言葉ではないか。

 「女性活躍」を「男性活躍」に置き換えればよく分かる。男性も必ずしも活躍できる社会・職場環境ではないが、多くの男性は〝これ以上働けというのか〟〝俺は十分活躍している〟などと怒り出すのではないか。

 記者のように「女性活躍」に違和感を覚える人はいるようだ。ネットで調べた。すぐ「女性活躍と聞いたとたん、気持ち悪いって思う。その前は『女性が輝く』だったでしょう。こちらも気持ち悪い。女性を男性に置き換えてみるとわかる。『男性活躍』『男性が輝く社会』って言葉って、どうか。気持ち悪いでしょう」(MASHING UP Equality 2020/6/29)という発言がヒットした。社会学者の上野千鶴子氏だ。「女性活躍」「男性活躍」とも気持ち悪いと感じる女性は少なくないようだ。

 ではどのような言葉が適当か。記者は、今も昔も女性は活躍しているのだから、改めなければならないのは男女差別・格差だと考える。「機会均等」「共同参画」というのも何だか変だ。ストレートに「(女性との)差別をやめよ」といえばいい。さらに言うならば「(女性に対して)虚勢を張るな」「(女性に)負けるな」「それでも男か」という言葉がぴったりのような気がする。

 しかし、かくいう記者も女性蔑視の考えが身に染みている。戒めているつもりでもそれは行動や言葉に現れる。

髙荒氏のインタビューでも出た。記者は「ある女性が役員になった途端老けた」と喋ってしまった。髙荒氏はすぐ反応した。「そうでしょ。男性は老けても〝貫禄がついた〟と言われるのに、女性はそれが許されない。あなたたちの年齢の男性はいつまでも吉永小百合さんを追い求めるし、もう少し低い年代の男性は黒木瞳さんを理想形にする」と。

 これには返す言葉がなかったのだが、「失敗しない女? 誰でしたっけ。彼女は好かれているんじゃないですか」と聞いたら、「米倉涼子? あれだと相当嫌われてしまいますよ」と言い返された。「…」

 脱線ついでだ。記者は髙荒氏が担当した最初の「巣鴨」を取材したとき、〝若い女性に同社初の高額マンションのモデルルームを任せていいのか、村山さんも島田さんもよくぞ認めたものだ〟と正直思った。

 これは誤っていたら謝るほかないのだが、記者の見立て。例えが適当かどうか分からないが、髙荒氏は野球の投手で言えば、剛速球できりきり舞いさせるタイプではない。足りないストレートの力を補う変化球やブラッシングボールを交え、丹念にコーナーに投げ分けるタイプだ。柔道なら寝技に持ち込み、相手が〝参った〟というまでぐいぐいと締め上げるのではなくて、相手の力を利用し鋭い切れ味で投げ飛ばすタイプだ。

 柔よく剛を制す-こんな言葉がぴったりだ。記者は髙荒氏にぜひとも男社会の縦社会の同社の組織に横串を刺していただきたい。試されるのは全ての社員だし、島田社長の舵取りだ。危険球をよけ切れず昏倒するのか、受けを間違い骨の一つや二つを折るのか。成否は全てのデベロッパーにも影響を及ぼすはずだ。それくらい今回の同社の機構改革・人事異動の意味は大きいと思う。3年後くらいにまた取材したい。

 髙荒氏は2000年1月、同社入社。2014年4月、同社営業本部営業統括グループ長兼営業推進部長兼営業企画室長。2015年4月、同社執行役員 営業本部 営業統括グループ統括部長兼営業推進部長兼業務部長、2016年6月、同社取締役兼執行役員営業本部 営業統括グループ統括部長兼営業推進部長 兼 業務部長、2018年4月、同社取締役兼執行役員 営業本部 営業統括グループ統括部長を歴任 。2021年4月、同社取締役兼執行役員 事業開発推進室室長兼事業開発推進部部長に就任。

「女性活躍」は待ったなし コスモスイニシア執行役員・岡村さゆり氏に聞く(2015/8/27

〝幸せ(人間愛)〟のさらなる追求に期待 積水ハウス がわが国初の「幸せ」研究所(2018/7/27

女性役員の〝こだわり〟盛り込む サンケイビル「ルフォン柏 ザ・レジデンス」(2015/2/3

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 不動産公正取引協議会連合会(不動産公取協)は10月27日、「不動産の表示に関する公正競争規約及び施行規則」の改正が10月22日に行われた同連合会の総会で承認されたと発表した。改正案は消費者庁と公正取引委員会の認定を経て概ね半年程度の周知期間を設けて施行される予定。

 主な改正点は、物件から駅や商業施設等までの所要時間や道路距離を記載する場合は、建物の出入り口を起点とすることを明文化するとともに、販売戸数(区画数)が2以上の分譲物件においては、最も近い区画までの表示のみで可としていたが、最も遠い住戸(区画)までの所要時間等を併記することとすることを盛り込んだ。

 また、物件の名称の使用基準について、物件から直線距離で300メートル以内の公園、庭園、旧跡その他の施設のほか、新たに海(海岸)、湖沼又は河川の使用が認められた。

 改正点のうち、徒歩所要時間の表示は改正の内容を先取りして広告表示することは差支えないとしている。

◇       ◆     ◇

 結構な改正だ。徒歩時間は80mを1分として計算し、起点となる駅は出入口(改札口ではない)というのはよく分かるが、マンション・分譲戸建てなどは物件エントランス・入口なのか、それとももっとも裏口なのかよく分からなかった。戸建ては言うまでもなく、マンションでも端から端までだと2~3分かかる物件も少なくない。駅からもっとも遠い住戸の徒歩時間を併記しなければならないのは、供給サイドにとっては大きな負担になるかもしれない。

 物件名称を従来の公園、庭園、旧跡その他の施設のほか、新たに海(海岸)、湖沼又は河川の使用が認められたのも歓迎したい。「片瀬江ノ島海岸」「目黒川」「石神井川」「神田川」などを付したマンションが増えそうだ。

 〝スカイツリーが目の前〟〝隅田川花火が見える〟〝富士山が眺望できる〟というのは不可なのか。〝富士山が眺望できる片瀬江ノ島海岸マンション〟(明和地所の分譲中のマンションがそうだ)などは最高ではないか。

 さらに言えば、歴史的人物が住んでいたところやゆかりの店舗などをそのまま使用してもいいのではないかと思う。〝文豪がこよなく愛した神谷バーまで徒歩5分のマンション〟〝水上勉の邸宅跡地マンション〟(これは実際にある)などと付ければ飛ぶように売れるのではないか。〝西武ハウス 栗山巧の家〟だってある。

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加工工場

 三井不動産と三井不動産ワールドファーム(MFWF)」は11月1日、日本の農業振興と近郊地域における雇用創出を目指す「持続可能なスマート農業事業」のカット野菜の冷蔵加工工場の稼働を2021年10月1日から茨城県筑西市で開始したと発表した。

 総床面積約300坪の工場では、自社圃場で生産したキャベツの冷蔵・加工を行い、加工工場としては大規模となる最大10t/日の生産力を見込んでおり、生産加工の一気通貫が実現し、さらなる圃場の拡大も可能となり、三井不動産ベンチャー共創事業部が所管するCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)を通じて出資しているスタートアップなどのソリューションを導入。工場製品の品質・安全管理や生産性向上に努めていく。

 工場内にはテレワークで使えるワークスペースも併設。多様な働き方に対応し、農業を基点とした多様なライフスタイルの実現の足掛かりとする。

 MFWFは現在、茨城県筑西市と栃木県宇都宮市、栃木県芳賀町で計約20haの圃場(2021年10月現在)を運営しており、今回の工場の稼働により圃場の拡大に弾みをつけ、耕作放棄地問題にも取り組んでいくとしている。

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工場内

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コワーキングスペース(左)と執務スペース


 

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甘エビ(左)と若狭ぐじ

 福井県と福井市は令和3年11月1日(月)~11月30日(火)、首都圏の飲食店76店舗で「福井美食フェア~#福井ご縁の店で味わう~」を開催する。初日の1日、新宿「バスあいのり3丁目テラス」で報道陣向けの試食会を行った

 「福井美食フェア」は、福井県が誇るそばや越前がれい、若狭ぐじ、甘えび、ブランド米「いちほまれ」、新しく開発された酒米「さかほまれ」で作られた地酒など多様な福井県産食材の魅力をアピールするもの。この日、報道陣には「若狭ぐじゆず塩ラーメン」(950円)、「越前がれいフィッシュバーガー」(950円)、「甘えびシーフードカレー」(1,000円)、「甘エビユッケ丼」(1,100円)、「福井のそばガレットバニラアイス添え」(660円)、「さかほまれ地酒」(大吟醸1合1,000円)の小皿が振舞われた。

 冒頭、同県農林水産部部長・池田禎孝氏は、「コロナ感染者が減り、都内で久々にイベントを開くことができてとても嬉しい。福井県には越前がにをはじめ海の幸、山の幸、ブランド米などがたくさんありも、特にお米は某ブランドよりおいしい。ソバも全国1位と評価されている。2024年春には北陸新幹線が敦賀まで延伸される。これまで福井県は美食をPRするのが不足していたが、今回のイベントを通じて魅力をアピールしたい」とあいさつした。

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新宿「バスあいのり3丁目テラス」

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「若狭ぐじゆず塩ラーメン」

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左から「甘エビユッケ丼」「甘えびシーフードカレー」「越前がれいフィッシュバーガー」

◇       ◆     ◇

 三重県出身の記者にとって、福井は近くて縁遠い県だ。三重も福井も学校の教科書では近畿圏に取り込まれている。しかし、文化圏では三重は県北の亀山・伊賀地方を除きどちらかといえば名古屋・東海圏だし、福井も「鯖街道」という言葉があるように京都の食文化と密接な関係があるが、富山、石川と共に北陸三県の文化圏を形成している。

 どうしてこのように分断されているのか、違和感はないかと、関係者に聞いた。

 やはり、それはあるようで福井県農林水産部流通販売課課長・吉澤真氏は、同県と中京圏を結ぶ「福井県名古屋事務所」を今年9月1日に開設したと話した。東京圏や名古屋圏へのPRを強化するようだ。

 これはさておき、高校野球では三重代表は敦賀気比や福井商業に勝ったことがないので憎たらしいのだが、好きな作家の水上勉さんは福井県出身で、わが家の宗派は曹洞宗(永平寺)なので応援したい県ではある。

 そして、「バスあいのり3丁目テラス」はオープン時のほか2、3度利用している。屋外のオープン形式なのでコロナ禍でも安心だし、何より低中木の樹木をふんだんに配したつくりがいいのでイベントを取材した。

 試食会では、朝食を終えたばかりだったので、「若狭ぐじゆず塩ラーメン」と「福井のそばガレットバニラアイス添え」は頂いたが、あとは家に持って帰った。

 「ラーメン」は絶品。オリジナル商品でフェアでしか食べられないものだった。スープがとてもおいしく、これまで食べたことのない和風味だ。レシピを聞いたら、ベースは若狭ぐじ、アサリのスープに醤油、塩、ユズ果汁を加えたもので、具には青のり、糸唐辛子、水菜が添えられている。

 大吟醸は、辛口であるのは分かったが、量は雀の涙ほどもなく味わえるまでには至らなかった。お代わりするのも失礼かと思い自重した。

 機会を改めて利用することにする。読者の皆さんにもお勧めだ。他県の料理もとてもおいしい

フェアのURL:https://cuisine-kingdom.com/fukuibishoku

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三菱地所 生産者-産地-消費者つなげる屋外空間「バスあいのり3丁目テラス」開業(2020/9/5)

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記者のエクセルデータの一部(これを4月以降全て修正しないといけないことになる)

 東京都は1029日、各保健所から都に報告される新型コロナウイルス感染症の症例について、これまでの報告に追加・削除すべき症例が判明し、修正を行ったと発表した。

追加するのは今年43日から102日までの4,512人、削除するのは42日から930日までの447人で、差し引き4,065人が増加し、累計感染者は1029日現在、381,610人となっている。

都は大幅な追加・削除の理由を、医療機関から保健所への発生届の提出は、①医療機関が発生届を直接新型コロナウイルス感染者管理システムHER-SYSに入力し、保健所に提出する②医療機関が発生届を保健所に送付し、保健所が発生届の内容をHER-SYSに入力する2通りの方法があり、①患者情報に不備があったことや、「保健所確認済」ボタンの未押下があったことにより、都において確認に時間を要したため、患者数として算定しなかったもの②都の患者数公表後に、同一患者の重複や再検査で陰性が判明したことなどにより患者情報が削除されたためとしている。

       ◆     ◇

 記者は昨年4月からほぼ毎日、都のオープンデータを入手し、年代別・男女別感染者の数値をエクセルに落とし込み、記事を書いてきた。不動産に関係はないが、一人でも感染を少なくしたい、何か手掛かりは得られるという思いからだ。人の命が掛かっているので、正確を期し人数を間違えないように確認も怠らなかった。

 ウイルスは性別も年代も関係なしに襲い掛かるといわれているが、実際は男女によって年齢によってかなり差があることもデータは物語っている。

 今年1028日現在の累計感染者は377,521人だが、性別・年代が不明の17人を除く全感染者を年代・男女別に分けることもできる。

 経路不明者が多いのは闇社会・二重就労も背景にあるのではないかと昨年5月に書いたらアクセス数は約7万件(1030日現在)に達している。ジェンダー性差と関連付けた記事にもアクセスが殺到した。重症化しやすい高齢者には〝皆さん、徹底して逃げよう〟とも呼び掛けた。少しは役に立つ情報を発信できたと思っている。

 大幅な修正は昨年も2度あった。医療機関や保健所が疲弊しているからミスが起きるのはよくわかる。よく分かるが、どうしてその都度訂正できなかったのか。

 今回の修正はA4の紙にして追加は67ページ、削除は5ページ、合計72ページにも及ぶ。もう途方に暮れている。追加と削除を合わせた4,959人もの人数を性別・年代別に振り分ける修正作業は数日かるかもしれない。もう追うのを止めようか。それとも第6波に備えるために継続しようか。

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写真はファーストステージ「フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮」(広報事務局提供)

積水ハウスとマリオット・インターナショナルは1029日、地方創生事業「Trip Base(トリップベース)道の駅プロジェクト」のセカンドステージを始動、新たに8道県14か所で1,184室を2022年春から順次開業すると発表した。

 同事業は、201811月に旗揚げし、現在26道府県の自治体、44社のパートナー企業と事業連携を進めており、202010月からホテルを開業。今後、2025年には26道府県で約3,000室規模への拡大を目指している。

積水ハウス&マリオット「道の駅PJ3施設目の「栃木宇都宮」 満室開業(2020/10/8

 

 

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