RBA OFFICIAL

IMG_8894_六回、押し出しで逆転のホームを踏んだ井町(55)を迎える.jpg
六回、押し出しで逆転のホームを踏んだ井町(55)

ミサワホーム東京6-2長谷工アーベスト

  1 2 3 4     合 計
ミサワホーム東京 0      
長谷工アーベスト       2

 

IMG_7869.jpg
梅垣

ミサワホーム東京が最終回、相手の自滅に乗じ一挙5点を挙げ逆転勝利した。2年目の鎌田と山下が同期バッテリーを組み、鎌形が6回被安打2の内容で完投、RBA初勝利を挙げた。

 初回に2点先取を許したミサワホーム東京は五回、二死二・三塁で2番澤田が「仙台育英!」の檄に応えるタイムリーを放ち1点差に。最終回の六回は二死から相手2番手投手から5連続四球を得て押し出しで逆転。5つのうち3つ目の四球は代打渋井が粘って見極めてチャンスをつないだ。

 長谷工グループは抽選会で「絶好調」と話した梅垣が先発。言葉通り、初回で相手打線を三者凡退に打ち取り、テンポをつくると、二回から四回を打者4人ずつに打ち取った。攻撃では初回無死二塁、2番山本の中越二塁打で先制し、一死後、山本も相手の守備乱れで生還。その後も四回に無死二・三塁の得点機をつくったが加点できず。五回から登板した三好が最終回に崩れた。

○岡崎監督 鎌形がよく投げた。(記者がファンの)北斗? 4番に据えたがいまいちたった。しかし、北斗は仕事で北斗七星のように輝いている

○後藤主将 渋井に尽きる。後ろへつないだ

○鎌形 初勝利です。チームを勝たせる投球ができ、最後まとまって良かった。初回の入りに気を付けて、チームを勢いづけられるように、7月も頑張ります

○山下 鎌田とは高校時代に地元千葉の試合で対戦していて入社前から知っている仲。今日の鎌田はすごくいいわけではなかったが、その中で勝てて良かった。リードではその時のいい球を早く見つけて投手が気持ちよく投げられるよう心掛けています

○澤田 打ちましたが肩痛で守備は貢献できなかったなと。来週も頑張ります

○中田 9年目の31歳です。これまで一度も取材を受けたことがない。本職? ベンチ。口撃力? 岡崎監督には全然かなわない。人望がちがう

●梅垣 思いのほか投げられたかな。もうひと踏ん張り。出場15人中、5人くらいが新人で、若返りました。ただ野球経験が少なくて

●三好 登板初回は良かったが、2イニング継続できず。練習不足です。自主トレですね

●山本 サード方向を意識して狙い球を待ったところに、遅い低めの変化が来て打ち返したのが、うまくセンターを越えていった。今日が初参加で、活気があって楽しい。日大藤沢高―明治学院大、社会人も少しやりました

「今年こそ監督をドームへ」若返り戦力アップ ミサワ東京

 第1回大会から出場を続け、第30回大会で東京ドームでのブロック決勝を戦った古豪・ミサワホーム東京。昨季は初戦敗退を喫し、若手メンバー加入後の現チームにとって、この長谷工戦が「初勝利」となった。

 すっきり快勝とはいかなかった。岡崎監督は「初回から浮足立っていた。まだ1勝を経験していないチームで、初勝利のプレッシャーもあった」と振り返る。試合後のミーティングでは「もう少しバッター陣が頑張らないと勝てない」とまずナインに告げ、それから「盗塁を走ってくれた」「ノーアウト二・三塁を鎌形が自分で抑えた」と一人一人のプレーを挙げていった。

 ドームを経験したベテラン勢が少なくなった一方、若い新戦力たちが「今年こそ監督をドームへ連れていきたい」と意気込み、頼もしい。7月には入社研修を終えた新人たちも加わる。

 「勝たねばならない野球の伝承、みんなに見られるチームであること、その『空気』を変えずに大事にやっています。次戦は初回から点を取りたい」と指揮官。モットーの「会社の元気は野球部から」を今季も実践し、頂点を目指す。

 

IMG_7872.jpg
鎌形

IMG_8885_五回二死二・三塁、2番澤田のタイムリー.jpg
五回二死二・三塁、2番澤田のタイムリー

IMG_7874.jpg
中田

IMG_8854_初回、1番天野(左)が先制のホームイン.jpg
初回、1番天野(左)が先制のホームイン

IMG_8853_初回無死二塁、2番山本が先制二塁打を放つ.jpg
山本

IMG_8861_先制二塁打を放った2番山本.jpg
山本

IMG_8908_現在のメンバーで初勝利を挙げたナイン(一部メンバーは仕事のため先に出発済).jpg
ミサワホーム東京

IMG_7866.jpg
長谷工グループ

IMG_8935_三回、6番鈴木の適時二塁打で生還した花岡(31)と猪俣(24)を迎えるナイン.jpg
三回、6番鈴木の適時二塁打で生還した花岡(31)と猪俣(24)を迎えるナイン(右端が近松監督)

三菱地所ホーム7-14三井住友トラスト不動産

  1 2 3 4     合 計
三菱地所ホーム 0        
三井住友トラスト不動産         14

(コールド)

IMG_8947_吉田投手.jpg
吉田

 14年ぶりにRBAに復帰した三井住友トラスト不動産(当時すみしん不動産)が乱打戦を制した。1点を追う三回、打線が爆発、ダブルスコアで決着をつけた。
 三井住友トラスト不動産は5点を追う初回、四死球に乗じて無安打で1点差に詰め寄り、二回に3点差に離されたその裏、無死から3番花岡の2点三塁打で再び1点差と追い上げた。三回には、この回先頭の9番青木が外野安打で出塁した一死後、2番草川の適時打で同点に。さらに連続四死球で一死満塁の絶好機に5番市川の単打で三走草川が返り逆転。なおも一死満塁で6番鈴木、7番吉田の連続2点二塁打で相手エースをKO、8番田中の三塁打と9番青木の二塁打で2点を加え突き放した。
 三菱地所ホームは馬越、小林、菱田がタイムリーを放つなど序盤2回で7点を挙げリードしたが、投手が踏ん張れなかった。(全館空調「エアロテック」とはほど遠い内容=記者注)。
 投手は三井住友トラスト不動産が市川―吉田、三菱地所ホームが後藤―米川―長谷尾。

IMG_8946_馬越(左)と日大時代の先輩・竹内.jpg
ヘリコプター打法の三菱地所ホーム・馬越(左)と日大時代の先輩の東急リバブル竹内

IMG_8937_三回、適時二塁打後に自身も生還した鈴木を、先にホームインした市川(32)が迎えハイタッチ.jpg
三回、適時二塁打後に自身も生還した鈴木を迎える市川(32)

IMG_8915_二回無死二塁、2番馬越の第2打席。中越打で走者を進めた.jpg
馬越

IMG_8917_二回無死一・三塁、3番小林が左方向へ適時二塁打を放ち1点追加.jpg
二回無死一・三塁、3番小林が左方向へ適時二塁打を放ち1点追加

 ○近松監督 投手の出だしが悪かった。勝てて良かった。今日はマリナーズ特任コーチ岩隈とゴルフの予定だったが、代理を出して球場に来た。監督だから。これで負けたらねぇ…。とりたててヒーローのいるチームではないが投手を中心に、次はもっとまともな試合をします

 ○吉田投手 投げたのが昨秋以来。初めコントロールが荒れたが、投げ方をセットポジションに変えてからストライクが入り、良かったです。打撃では皆で営業ならではの粘り強さを発揮し最後に打線爆発。さすが営業会社です。次も頑張ります

●小林監督 エース米川が遅刻で先発できず。今日は捕手も来られず本来内野手の私が務めた。序盤で打てたのは良かったが、厳しいチーム事情。新卒採用でピッチャー募集中です

●米川主将 仕事で到着が遅れてアップ不足。チームに若い人が増えてきましたが、バッテリーが足りなくて、僕も後藤もみんな内野手

●馬越 次打者の小林さんに回そうと打った。1・2打席目はタイミングが合い長打、3打席目は合わなくて飛球(ヘリコプター打法を見たかった=記者注)

<三井住友トラスト不動産>

 三井住友トラスト不としてはこの日がRBA初出場。旧すみしん不と中央三井信不が経営統合して三井住友トラスト不が誕生する以前、旧すみしん不が第22回大会まで出場しており、近松監督をはじめ現チームを率いるフロント陣はRBA経験者。チームは昨秋の銀行系不動産会社野球大会で優勝したみずほ販売と引き分けた実力を有する。

IMG_8022.jpg IMG_7950.jpg
大和ハウス・トミー(冨永)と旭化成ホームズ・今野

この記事は、一条工務店とタウングループの投手に、そして全チームの投手に読んでいただきたい。

それぞれ1イニングだが、大和ハウスの53歳トミー(冨永)と、旭化成ホームズの44歳今野の投球をみた。トミーは和歌山県の名門簑島工高から立命大に進学し、抑えのエースとして活躍した。RBAの大会では、あの大阪桐蔭の中田とコンビを組んだオープンハウスの謝敷との対決は忘れられない。当時43歳だったトミーは、カウント3-2から四球を与えたが、真っ向勝負を挑んだ。10球くらい投げたのではないか。ストレートは140キロ出ていたはずだ。あれほど速い球を投げたRBA投手は10人いるかどうか。

 あれから約10年。この日(619日)はセキスイハイム不動産戦で先発。さすがに10年前の速さはなかったが、球を低めに集め、切れのあるスライダーなど変化球で2回をほぼ完ぺきに抑えた。その裏、チームは2点を奪った。試合は2-1で勝利。勝利投手にはならなかったが、勝利に貢献した。

 一方、松阪世代の旭化成ホームズ今野は44歳か。明大軟式野球部出身だ。データはないがRBA野球大会では100勝近くしており、負けたのは数度しかない。不朽の大記録だ。もちろん大記録を残せたのは、チームが強かったからでもある。

今野は勝敗にこだわる投手ではない。勝利を最優先した。雌雄が決した時は、同僚の平山や後輩にマウンドを譲った。あと一人でノーヒット・ノーラン達成の決勝戦の試合でもマウンドを降りた。

 この日は、一条工務店相手に2-4の劣勢の4回に登板。記者は、今野もいよいよ敗戦処理投手になったかと感慨深く投球を眺めた。判官びいきだから、今野のすごさを知らない一条の若い選手には「今野は遊び球を投げない。追い込まれたらおしまい。カウントを取りに来るストレートに絞れ」と檄を飛ばした。プレッシャーをかけるため、今野に聞こえるように大きな声で話した。

 結果はどうか。今野は一枚も二枚も上手だった。ストレートは1球くらいしか投げなかった。そのストレートは、右打者の内角高め。難しい球だった。打者はファウルチップした。しかし、そのあとはカープかスライダーで打ち取られた。15球、3人で15球くらいではなかったか。失投は1球あった。スライダーが抜けて高めのボール気味に入った。打者は思わず空振り三振。コントロールがいいからこのようなことが起きる。

 今野のすごいのは、1球目より2球目、2球目より3球目のほうが変化が大きいことだ。落差は30cm、角度は3040度くらいか。バックネット裏で見ると大げさに言えば90度くらいに見える(これでは捕手は捕球できないだろうが)。絶対に打てないと思った。

 トミーと今野の違いがまた面白い。トミーは負けず嫌いなのだろう。53歳になってもストレートの速さにこだわっているはずだ。この日も130キロは出ていたはずだ。

今野は〝省エネ〟に徹している。いかに少ない球数で抑えるかを考えて投げる。プロの投手も打者もみんなそうだろうが、相手の打者が打席に入った時、相手の投手がマウンドに立った時、彼我の力関係が分かるはずだ。今野は素人打者にはストレートを平気で投げる。失敗することもあった。ベンチではナインと離れて観察している。きっと打者を監査して弱点を探しているのだろうと思う。この日も背が低い代打に四球を与えた。思わぬ選手に戸惑ったのではないか。

これがヒントだ。野球は騙し合いでもある。いかに自分は素人であるかを今野に伝えることだ。そして、初球を狙う。一球勝負に賭ける。十中八九カーブかスライダーだろう。空振りしたらまたその球を狙う。追い込まれたら右打者は左打席、左打者は右打席に立ち今野をかく乱する。これしかない。プロ野球でもそのような記録はある。

一条とタウンの投手に読んでほしいと冒頭で書いたのは、ヒットなど打たれていないのに自滅したからだ。力んでいるのが素人でもわかった。

いまのRBA投手で、ストレート1本で勝負できる投手はケン・コーポレーションの杉下くらいしかいない。打者はみんなバッティングセンターで打ち込みをしているはずで、トミーも今野も強打者に対して絶対にストレートで勝負しない。力んだらおしまい。緩急を使わないと強打者を抑えることはできない。(打者もそうだ。あの左打者のリバブル竹内は、タイブレークでちょこんとバットを合わせ左に運んだ。いわゆる流し打ちだ)

トミーと今野の過去の記事を添付した。アクセス数はそれぞれ40006000件に達している。

トミー・ジョンじゃないぞ 大和ハウスのトミーこと冨永がRBAに復帰(2019/4/9

オープンハウス完勝 見応えあった大阪桐蔭-明大出の謝敷と43歳冨永の対決(2014//22

旭化成ホームズ2年ぶり12度目の総合V 木下が決勝打(2014/5/15) 

旭化成ホームズ7度目の優勝 今野投手が5回を1安打2007

 

IMG_8218.jpg
決勝打を放った東急リバブル竹内

 36回RBA野球大会(第9回 国土交通省 不動産・建設経済局長表彰)6月19日、水曜ブロックが大宮健保グラウンドで開幕。15試合が行われ、16日に開幕した日曜ブロック同様、波乱の試合が相次いだ。昨年の総合優勝チーム東急リバブルは辛勝。タウングループに6点差をつけられながら相手の自滅に助けられ同点に追いつくと、延長タイブレークで竹内が決勝打を放った。大和ハウス工業の53歳トミー(冨永)、44歳の旭化成ホームズ今野がそれぞれ2イニングを完璧に抑え、勝利に貢献した。

 昨年リストを準Vに導いた三上はディズニーランドのシンデレラ城で「永遠の愛」を誓うため欠場。また、新婚2か月で高価な結婚指輪をグラウンドでなくしたセキスイハイム不動産・石崎も欠場。野球より「愛」が大事ということか。

IMG_8022.jpg IMG_7950.jpg
左から大和ハウス工業トミー(冨永)、旭化成ホームズ今野

三菱地所ハウスネット2-18三井不動産リアルティ

  1 2 3 4     合 計
三菱地所ハウスネット        
三井不動産リアルティ         18

(コールド)

ミサワホーム神奈川0-7三井不動産リアルティ千葉

  1 2 3 4     合 計
ミサワホーム神奈川 0      
三井不動産リアルティ千葉      

 

ナイス0-5オークラヤ住宅

  1 2 3 4     合 計
ナイス 0      
オークラヤ住宅      

 

ミサワホーム東京6-2長谷工アーベスト

  1 2 3 4     合 計
ミサワホーム東京 0      
長谷工アーベスト       2

 

ケイアイスター不動産0-4伊藤忠ハウジング

  1 2 3 4     合 計
ケイアイスター不動産 0      
伊藤忠ハウジング      

 

一条工務店4-6旭化成ホームズ

  1 2 3 4     合 計
一条工務店 0        
旭化成ホームズ        

 

三井不動産レジデンシャルサービス2-5みずほ不動産販売

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャルサービス      
みずほ不動産販売      

 

オープンハウス5-7ポラスグループ

  1 2 3 4     合 計
オープンハウス 0        
ポラスグループ        

 

三菱地所ホーム7-14三井住友トラスト不動産

  1 2 3 4     合 計
三菱地所ホーム 0        
三井住友トラスト不動産         14

(コールド)

セキスイハイム不動産1-2大和ハウス工業

  1 2 3 4     合 計
セキスイハイム不動産 0      
大和ハウス工業      

 

東京セキスイハイム8-7スターツコーポレーション

  1 2 3 4     合 計
東京セキスイハイム 0        
スターツコーポレーション        

 

積水ハウス京葉6-7野村不動産​ソリューションズ

  1 2 3 4     合 計
積水ハウス京葉 0    
野村不動産​ソリューションズ 2x    

 

日神グループHD4-12ナミキ

  1 2 3 4     合 計
日神グループHD        
ナミキ X         12

 

三菱UFJ不動産販売0-11リストグループ

  1 2 3 4     合 計
三菱UFJ不動産販売 0        
リストグループ         11

 

東急リバブル8-6タウングループ

  1 2 3 4     合 計
東急リバブル      
タウングループ      

(タイブレーク)

タイセイ・ハウジー●(不戦勝)○住友不動産販売

  1 2 3 4     合 計
タイセイ・ハウジー 0    
住友不動産販売    

 

IMG_8085.jpg IMG_8152.jpg IMG_8208.jpg

【お詫び・お願い】昨日(19日)は試合後、大宮のせんべろ「日高屋」で遅い昼食のビールを飲み、家に帰ってからまた飲み、疲れたので仮眠して記事を書こうと思ったらそのまま寝てしまいました。取材を始めてから初めて当日に記事を書けませんでした。本日は午後に取材が入っているので、全試合の記事をアップするのは金曜日一杯(酒ではない)かかりそうです。見ていない試合もあり、皆さんの情報提供をお願いします。

 第36RBA野球大会日曜ブロックの予選トーナメント2回戦の組み合わせが決まった。記者の〝どっちも勝って〟予想。

青山メインランド-東京建物

 青山メインランドが優勢。誰が投げるかわからないが、中1週なら金子は投げられるはずだ。ケンコーポには最終回、上松に同点本塁打を打たれたが、それまではほぼ完ぺきに抑えた。山梨監督は「投げられるのは他にもいる」と話しているように、継投もありそう。打線はみんな振りが鋭い。

 東京建物はエース河越が調整不足を露呈した。体重7キロ増は明らかに不摂生が要因だろう。代わって投げた斉藤は安田打線を抑えたが、強打の青山メインはある程度の失点を覚悟しなければならない。河越など打線は金子を攻略することができるか。

鹿島建設-野村不動産

 鹿島建設が優勢。身長194cm、体重108キロの筑波大硬式野球部出身の堀田(22)の加入は大きい。堀田の前に打者をためられるかどうかが課題だ。投手は、滋賀大卒の下手投げ野間、本格派光太コンビがいる。

野村不動産は初戦で大逆転勝ちしてムードはいい。相手の両投手を攻略するのは容易ではないが、打線は昨年よりよさそうだ。仕事が忙しそうな松崎常務も出場して、打席に立つかどうかはともかく、ナインを鼓舞したい。投手は前回と同じ生井-岡野の継投だろう。

大成有楽不動産-清水建設

 清水建設が優勢。打線は新人中野の加入が大きい。ベテラン小寺も健在。新旧メンバーのバランスがいい。打力は昨年よりいい。問題は田村投手だ。前試合は13分の0投げ、四死球は5個。中1週で調整するのは難しいのではないか。朝長が投げるのか。

 大成有楽不動産も元気だ。エース伝法谷は子育てとか。子どもはいくつか知らないが、急成長しないし、荒川の河川敷に連れてくるのもリスクが大きい。当分出場は無理だろう。しかし、阿部がいる。中1週で投げられるはず。野手陣も前試合の失策は1個のみ。4発も放った。善戦は可能だ。三春がカギを握る。相手投手にきりきり舞いしないで、切り刻めばジャイアントキリングはある。

旭化成リフォーム-三菱地所リアルエステートサービス

三菱地所リアルが優勢。前試合は柴田が完投した。しかし、連投は100%ない。酷使はしないはず。柴田は肩か肘に爆弾を抱えているのは間違いない。この試合は左腕込山かプーチン寺田が先発するはずだ。両投手とも完璧に抑える力がある。打線は昨年より上回っているとは思えないが…〝片玉〟が頑張るか。

旭化成リフォームは誰が投げるのか。風間が中1週か、それとも結城か、水島か。みんな最少失点に抑えることはできそうだが、込山、寺田を攻略するのは容易ではないとみた。

THEグローバル社-ポラス

 THEグロ-バル社が優勢。前試合は堀内-橋本の継投。この試合もそうだろう。打線は丸山が大会タイ記録の1試合3発を放ち、チーム全体で好投手から7本塁打した。佐々監督はベンチだろう。轍を踏むようなことはしないはずだ。

 ポラスは左腕折笠が先発か。グローバル打線を抑えられるかどうかだが、記者は可能と見た。きりきり舞いさせるかもしれない。しかし、打線は明らかにグローバルが上回る。相手にも言えることだが、ミスは命取りになる。

三井不動産レジデンシャルリース-HATARABA

 昨年の予選敗退チーム同士の対決と同カード(オフィスバンクは昨年12月、社名をHATARABAに変更した)。

 昨年はHATARABAが圧勝しているが、これは負け戦なので参考にならない。双方とも情報がないので全く読めない。三井レジリースは下手投げ樺沢が投げるときいた。5年前の調子を維持できていれば、圧勝もありうると見た。ただ、ベンチプレス110キロ重量挙げの原田が出場せざるを得ないチーム事情を考えると、逆に惨敗もありうる。

 しかし、HATARABAも選手の高齢化が進んでいそうで、信頼は置けない。やってみなければわからない。

オフィスバンク12-2三井不動産レジデンシャルリース

 第36回RBA野球大会は6月19日、水曜ブロックが開幕する。先に開幕した日曜ブロックは、昨年Vま三菱地所、昨年準Vのケン・コーポレーション。4強の三井不動産が初戦で早々と敗退するなど波乱の幕開けとなり、記者の〝どっちも勝って〟予想も大外れ。水曜ブロックはそのようなことは起きない気がするが…。

三菱地所ハウスネット-三井不動産リアルティ

 実績からすれば三井リアルティが優勢だが、抽選会での安西監督のコメントが気になる。石谷が投げられないとすれば、誰が投げるのか。石谷以上の投手を補強できていれば、打線は破壊力を秘める。三菱地所ハウスネットを蹴散らす力がある。

 しかし、投げる投手がいなければ、三菱地所ハウスネットに勝ち目があると見た。2年目井手口投手が踏ん張り、森、下村、佐々木らの主力が奮起すれば勝利する確率は増す。

ミサワホーム神奈川-三井不動産リアルティ千葉

 ミサワ神奈川が優勢。イケメン新人藤本投手は万全の状態と見た。大沼はエースの座を死守しようとするのか。

 三井リアルティ千葉は、ベテランエース篠原をどこまで援護できるか。勝利するとすれば、篠原は5点までに抑え、打線はそれ以上得点できるかどうかだ。

ナイス-オークラヤ住宅

 接戦だ。ナイス山本、オークラヤ加藤の投手戦となるのは間違いない。両投手は同じ年代のはずで、暑さにばてたほうが負けだ。投手に負担をかけないよう、しっかり守りたい。

ミサワホーム東京-長谷工アーベスト

 ミサワ東京が優勢と見た。昨年は大補強したのにまさかの初戦敗退。岡崎監督は必勝態勢で臨むはず。

 長谷工アーベストは高齢化が目立つ。酷暑も響きそう。

ケイアイスター不動産-伊藤忠ハウジング

 伊藤忠ハウジングが優勢と見た。佐久間投手が投げられるかどうかに注目しているのだが、他にも投手は3枚くらい揃っている。打線も昨年並みに仕上がっているはずだ。

 ケイアイスター不動産は〝化け物〟浅見投手の負担を減らすよう2番手投手も準備するそうだが、いつまでも浅見に頼らざるを得ないようでは上位進出は難しい。野球部を引っ張ってきた瀧口取締役の退社の影響はないのだろうか。

一条工務店-旭化成ホームズ

 旭化成ホームズが優勢。今年敗退したら辞任すると話した佐藤監督は必勝態勢。昇格して仕事も忙しくなっただろうが、今野、北寒寺も元気のようだ。慶大カルテットはどうした。

 一条工務店は、旭化成ホームズが格下とみて臨んでくれることを願おう。

三井不動産レジデンシャルサービス-みずほ不動産販売

 日曜ブロックから転戦する三井不動産レジデンシャルサービスの情報はないが、マンション管理組合の総会がこの時期集中するので、選手が確保しやすい水曜ブロックに移動したのだろう。

みずほ不動産販売のエース丸山は安定感が増している。小暮は軟式に慣れたのか、桁違いのパワーを持っている。三井は木暮の前に走者をためないことが必須条件となる。記者なら敬遠も考える。

オープンハウス-ポラスグループ

 RBA随一の〝ビッグマウス〟オープンハウス光永監督が「今年は優勝が狙える」と豪語。話半分としても強力新人が加入したようだ。ポラスを一蹴するか。

 ポラスの岩瀬投手は3回が限度。そのあとを任せられる投手はいるのか。不安が先立つ。

三菱地所ホーム-三井住友トラスト不動産

 14年ぶりに復帰する三井住友トラスト不動産が優勢。銀行系3社の野球大会で市川投手が好投した。

 三菱地所ホームは、素晴らしい全館空調「エアロテック」のブランドを持つのだから、奮起してほしいと思うが…。

セキスイハイム不動産-大和ハウス工業

 記者はもう試合などどうなってもいいと思っている。ハイム不動産の北川が奥さんと一緒にグラウンドに姿を見せ、新しく買った指輪が見たい。値段などどうでもいい。

 大和ハウス工業は、トミー(冨永)が1回でも2回でも投げてくれればいい。北川と対決することになったら、最高に素晴らしい。多分、北川は打てない。

東京セキスイハイム-スターツコーポレーション

 東京セキスイハイムがやや優勢とみた。このチームは選手が揃っていないようで案外揃っている。どこと戦ってもいい勝負ができる。

 スターツは、ナインが若返りしたが、戦力は落ちているように思う。

積水ハウス京葉-野村不動産​ソリューションズ

 接戦だろう。野村はエース茂木が引退を表明したそうだが、記者はまだ投げる意欲があるとみている。先発もあるのではないか。投げられれば優勢。

 積水京葉は、生田がヘルニアとか。症状がどのようなものか知らないが、あちこちが痛くなるのだろう。投げられなければ、惨敗もあると見た。

日神グループHD-ナミキ

 日神グループが優勢とみた。かつての〝出ると負け〟から完全に脱した。山田投手は最少失点に抑える力があり、野手陣もしっかり守れるようになった。

 ナミキは、かつて女性選手を出場させたような話題提供がない。鳥居(24)はまだ〝美穂ちゃん〟のお古のユニフォームを着けて来るのか。

三菱UFJ不動産販売-リストグループ

 昨年準Vのリストが優勢。エース三上はさらに上昇しているようで、岩島も筋トレで鍛えているという。岩畑らも元気だ。

 三菱UFJ不動産販売には頑張ってほしいが、相手が悪い。

東急リバブル-タウングループ

 東急リバブルが優勢。大槻監督は継投で臨むはずだ。先発は井上か。その次は〝二刀流〟を狙う〝化け物〟竹内か。八尋を見たいのだが…。

 タウングループは〝負けてもともと〟。悔いの残らない試合をしてほしい。

タイセイ・ハウジー●(不戦勝)○住友不動産販売

 住友不動産販売の不戦勝が決まった。

 


 

 

IMG_7643.jpg
逆転本塁打を放った田中を迎えるナイン

サンフロンティア不動産 4-7 野村不動産

  1 2 3 4     合 計
サンフロンティア不動産        
野村不動産        

 

IMG_7585.jpg
本望

 野村不動産が5回に一挙7点を奪い逆転勝ち。2番手投手・岡野が好リリーフ。サンフロンティア不動産は序盤で上げた4点を守り切れなかった。3回までノーヒットに抑えていた新人投手・本望が4回、突如崩れた。

 それまでノーヒットに抑えられていた野村は4回、この回先頭の3番清水が三遊間を破る初安打を放つと打線に火が付いた。安打と敵失などを絡め9番田中の3ランと岡村の本塁打などで一挙7点を挙げ逆転勝ち。

 先発の生井はピリッとせず失点したが、その後は岡村が締めた。

 サンフロンティアは〝逸勝〟。本望投手(22)が素晴らしいピッチングで3回ノーヒットに抑えたが、疲れからか4回突如乱れた。変わった投手も抑えられなかった。

IMG_7591.jpg
本塁打を放った川添

○近藤監督 きょう勝てば3位決定戦もあるので3試合できる。生井-岡村の継投でいく(と、試合前は勝利を確信していたようだ)いやぁ、ほっとした。みんなでまたクラブハウスで〝勝つカレー〟を食べよう(試合後)

○田中 今年45歳。PMO営業2部の部長です。今年はとても調子がいい

●川添監督代行(30) 敗れたが収穫はあった(自らも本塁打を放った)

●本望(22) 新潟明訓で投手。専修大では軟式です

IMG_7616.jpg
3回まで4失点し元気がない野村ベンチ

IMG_7618.jpg
記者も野村の勝ち目はないと判断し、代わりに笑顔の女性応援団を写真に収めた(ここから反撃が始まった。二人は勝利の女神だ

IMG_7596.jpg
岡村

IMG_7647.jpg
田中

IMG_7750.jpg
本塁打を放った左から細野、三春、石貫、長吉

大成有楽不動産 8-1 東急不動産

  1 2 3 4     合 計
大成有楽不動産        
東急不動産        

 

IMG_7711.jpg
柏崎

 昨年の開幕戦と同じカード。昨年は乱打戦で7-7の同点の末、ジャンケンで大成有楽不動産が勝利したが、今年は大成有楽が圧勝。子育てで欠場したエース伝法谷の代わりに登板した阿部が快刀乱麻の2安打1失点完投。野手陣も失策1つのみで、4発を放つ活躍を見せた。東急不動産は、明大アメフト部卒の柏崎投手は通用せず、1球ごとに「ウリャー」と声を出す途中登板の54歳谷口監督の〝奮投〟が目立った。

 初回から大成有楽打線が爆発した。1死から稲川が左翼前安打を放つと、続くチームの要・三春が右翼越え本塁打。2回にはこの回先頭の6番細野が本塁打、3回は4番石貫と5番長吉の連続本塁打で勝敗を決した。

 エース伝法谷は子育てとかで欠場。変わって登板した阿部が2安打1失点(自責ゼロ)の活躍を見せた。

 東急不動産は、明大アメフト部でクォーターバックを務めたベンチプレス120キロの新人柏崎(22)が先発したが、勝手が違うようで球はおとなしく通じなかった。4回からは谷口監督自らが登板。1球ごとに悲鳴とも気合とも受け取れる「ウリャー」の声は、相手ベンチに届くのがやっとで、天空に漂い荒川まで届くことなく、風にかき消された。

 打線は最終回、敵失と8番山岸の安打で1点を返すのがやっと。放った安打は初回の2番山田とあわせ2本のみ。

IMG_7716.jpg
三春

○三春 また変な記事を書かないでよ(と試合前、記者に牽制球を投げた。かすりもしなかった。記者は「O-range LABO(オレンジラボ)」のファンだ。ブラントを汚すような、アメフト投手に抑えられたらぼこぼこに叩いてやろうと思った)レガシー!(会心の本塁打を放って。記者は「過去の遺物」かと考えたが、それでは意味が通じない。きっと〝俺を見習え〟という意味だろう)

○阿部(30) 6年前のケンコーポ戦で投げ、あと一歩まで抑えたことがあります(記事を検索したらヒットした。添付する)

○武田 人数では勝ったぞ(試合前。大成有楽10:東急9人。さすがチーム最年長54歳。負けた時のコメントを用意していた)

ケンコーポ 矢澤がサヨナラ満塁弾 上松8奪三振 大成有楽〝大金星〟逃す(2017/7/4

●谷口監督(54) 明大カルテットを補強した

IMG_7730.jpg
阿部

IMG_7736.jpg
〝ウリャー〟俺の球が打てるか谷口

IMG_7706.jpg
●左から明大中野卒の金子(44)、公式戦2試合で三振とセカンドゴロの記録を残した野球部出身の大池(24)、安部(28)、ベンチプレス120キロのアメフト部出身の柏崎(22

IMG_7754.jpg
●左から補強の新人柏崎(22)、藤井(24)、山田(24

IMG_7717.jpg
好投した朝長

三井不動産レジデンシャル1-6 清水建設

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャル    
清水建設    

 

IMG_7759.jpg
〝代打俺〟渡辺GM 一矢報いる適時田

 施主なんて関係ない-清水建設が手心を全く加えず三井不動産レジデンシャルを粉砕した。先発吉田が不調とみるとすぐ朝長に代えた本間監督の采配がさえわたった。今年は強そう。三井レジはかつてドームに進出した影も形もなし。最後に〝代打俺〟の渡辺GMは見事なタイムリーを放つなど一矢報いた。

 清水は初回、先頭打者中野がいきなり本塁打し、4番小寺の安打と四球、敵失を絡めさらに1点。2回は中野の3塁打で追加点を奪い、4回は3番上原の2ラン、6回は9番加藤の本塁打でとどめを刺した。

 先発の吉田は初回、先頭打者から4者連続四死球を与え(1人は盗塁死)、2回もこの回先頭打者に四球を与え降板。2番手の朝長は最終回に1失点したが、無難に抑えた。

 三井不動産レジデンシャルは惨敗。初回、先頭打者からいきなり4つの四死球を得たが無得点。最終回、1死満塁から〝代打俺〟の9番渡辺GMが適時打を放ち、1点返すのがやっと。

 吉竹投手は3発を浴びるなどピリッとしなかった。3番大石、4番楠田、5番松田も音なし。

IMG_7727.jpg
仁王様のように立ちはだかる本間監督

IMG_7777.jpg
中野

○本間監督 今日は中野。投手交代? 田村は調子がよくなかった。優勝? 一戦一戦頑張る

○中野(25) サイクル安打? 全然考えなかった。チームの勝利に少しでも貢献できてよかった。1番を任されているので、期待に応えられるように頑張り、監督をドームに連れていきたい(最初に本塁打、2打席目に3塁打を放ったので、サイクルをけしかけたら、後の2打席は凡退。プロの新人ヒーローみたいな完璧の答え。高校は大船の公立、大学は工学院大)

○小寺 39歳になった(1打席目は素晴らしい中堅越え2塁打を放った)

●渡辺GM 俺はGMだぞ。監督は大石。(西武のように)解任? 大石だけの責任じゃない。オーナー? 社長(嘉村徹氏)

IMG_7722.jpg
吉竹投手

IMG_7724.jpg
〝主砲は俺だ〟小寺

IMG_7537.jpg
レンズはうそをつかない(一段とふっくらし、かわいくなった而立したはずの河越)

安田不動産1-7 東京建物

  1 2 3 4     合 計
安田不動産        
東京建物        

 

IMG_7526.jpg
河越に手もなくひねられると思い、事前に安田の記念撮影 

 兄弟対決は東京建物に軍配。東建エース河越は〝増量〟調整に失敗、1回で降板したが、2番手斉藤が1失点に抑えた。安田は初回、安打と3死球の好機に拙攻で1点も取れなかったのがすべて。

 日曜ブロックを代表する東建の好投手・河越は試合前、「不良と不要(芙蓉)を掛け合わせた対決。31歳になり、体重を75キロから82キロに増量した。多分、年齢にも勝てる」とマウンドに上がったが、増量は言い訳で、単なる不摂生であることを自ら暴露した。(不良と不要は自分のことではないか)

初回、相手先頭打者森をセカンドゴロに打ち取ったものの、2番林の投手ゴロ(セーフティバント)をさばけず内野安打に。続く3番小岩、4番西沢、5番佐々木に3連続四死球。この間、113塁から1塁走者小岩をけん制で刺し、6番福原は三振に打ち取り、ゼロ点に抑えた。

しかし、早々と降板したのは正解だった。2番手の斉藤が1失点に抑えた。(河越さんよ、来年は元の体重に戻した姿で会おう)

安田は初回の好機を逸したのがすべて。113塁から1塁走者がけん制死したのが信じられない。投球を待って走っても、捕手はまず2塁に投げられない。

試合には敗れたが、収穫もあった。西沢は衰えていないことが分かった。後輩の学習院大卒の林は安打放ち、2盗、3盗し俊足を披露した。

森がまたすごい。会社の研修制度を活用して、国際大学(IUJ)の大学院社会人入試に合格。この1年間は休職して、大学の寮に入寮して毎日経営学を学んでいるという。「外国人も多く、交流を深めている」と語った。将来は幹部候補生か。

IMG_7604.jpg
〝エースは俺だ〟東建 斉藤

 

IMG_7528.jpg
東建 神田(24)逢坂公立大ソフトボール部出身

IMG_7521.jpg

IMG_7561.jpg
森のような気もするが、二番手の林か

IMG_7518.jpg
安田 広瀬(森の取材に時間を取られ、何が売りだったのか、メモもない)

IMG_7552.jpg
鋭いふりを披露した西沢(昔ならレフトオーバーの大ホームラン)

IMG_7558.jpg
けん制アウトになりしょげかえる小岩

IMG_7608.jpg
冒頭で果敢にホームをついたがタッチアウトの安田の選手

 

 

 

ログイン

アカウントでログイン

ユーザ名 *
パスワード *
自動ログイン