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羽田エアポートガーデン-夕景

 住友不動産は10月6日、「羽田空港第3ターミナル駅直結の複合プロジェクト「羽田エアポートガーデン」 の中核をなすホテル「ヴィラフォンテーヌ プレミア羽田空港・グランド羽田空港」を2022年12月21日(水)開業し、2023年1月に施設全体を開業すると発表。同日、約200名のメディアを集め、記者発表会・ホテル内覧会を実施した。施設は当初、2020年4月開業を予定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言の発令を受け、開業延期を余儀なくされていた。

 ホテルは、ハブ空港にふさわしい「おもてなし(Hospitality)」、「交流・賑わい(Community)」、「利便性(Convenience)」の機能を兼ね備えた“オールインワン・ホテル”が特徴で、同社のホテルブランド「ヴィラフォンテーヌ」最上位の160室からなる「住友不動産 ホテル ヴィラ フォンテーヌ プレミア 羽田空港」と、ハイグレードの1,557室からなる「住友不動産 ホテル ヴィラ フォンテーヌ グランド 羽田空港」の2ブランドで、双方を合わせた1,717室はわが国のエアポートホテルとしては最大となる。

 また、ホテル宿泊者や空港利用者も利用可能な、飛行機や富士山を眺めながら楽しめる展望露天風呂をはじめ、4種の内湯やサウナ・岩盤浴などが楽しめる約2,000㎡、24時間営業の温浴施設「泉天空の湯 羽田空港」や、MICE会場としての利用も可能な約1,000名収容のホール・会議室を備える。

 全30店舗の飲食店と全60店舗の物販店からなる商業施設の開業は2023年1月の予定。

 記者発表会で同社ヴィラフォンテーヌ取締役社長・桝井俊幸氏は「住友不動産の総力を結集したプロジェクトが再び動き出す。わが国の玄関口にふさわしい〝オールインワン・ホテル〟として世界に発信していく」と語った。

 羽田エアポートガーデンは、京急線・東京モノレール羽田空港第3ターミナル駅直結徒歩1分、大田区羽田空港2丁目に位置する敷地面積約43,000㎡、12階建て延べ床面積約91,500㎡。土地所有者は国で、期間50年の定期借地権付き。主な用途はホテル、温泉、商業施設、イベントホール、会議室・バンケット、バスターミナル他。2018年4月土地借受・着工、2022年12月ホテル開業予定、2023年1月施設全面開業予定。事業者は羽田エアポート都市開発(住友不動産100%子会社)。運営者は住友不動産。設計は日建設計、施工は西松建設。

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プレミアロビー

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フォンテーヌスイートリビング

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フォンテーヌスイート寝室

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フォンテーヌスイートバスルーム

◇        ◆     ◇

 「羽田エアポートガーデン」は、例えていえば豪華客船か軍艦だ。延床面積約9.2haは帝国ホテル東京の約24.0ha、ホテルオークラ東京の約18.0haに及ばないが、敷地面積約4.3haは帝国ホテル東京の約2.4ha、ホテルオークラ東京の約3.4haより広い。12階建てなので単純計算すると1フロア約7,625㎡だ。

 内覧会では、約1時間の間にグランドとプレミアのロビー、プレミアスイート、プレミアツイン、グランドツイン、フィットネス、泉天空の湯、プレミアレストランなどが案内された。

 圧巻はプレミアスイート173㎡(52坪)だった。眼前に多摩川とその先の東京湾が霞んで見えた。同業の記者の中には「眺望がよくない」と漏らした人もいたが、ビルやマンションの夜景も美しいが、海と空が混然一体となった漆黒の闇こそ一番美しいと記者は思う。

 スイートの宿泊料金は非公開だったが、〝教えない〟と言われれば逆に探ろうとするのが記者の習性だ。マンションに置き換えることにした。豪華な設備仕様、眺望、共用施設の充実ぶりから判断して坪単価は800~1,000万円と読んだ。つまり4.2億~5.2億円だ。この価格なら申し込みが殺到し、オークションにかけたら10億円に吊り上がっても不思議ではないと思った。分譲ホテルは坪2,000~3,000万円の値が付いている物件もある。

 グランドのツインはルームチャージで2万円~2.2万円と読んだ。間違っていないはずだ。

 約2,000㎡の温浴施設がまた素晴らしい。床は全面スギ材による「クラフトマン パネル 無垢不燃」によるナグリ仕上げだった。見事というほかない(脱衣室の床はフェイクのバンブーだったが…)。

 天然温泉は「美人の湯」と称されているとかで、美肌の効用があるようだ。手にすくってみたら少しぬるぬるし、舐めたらしょっぱかった。このぬめりと塩分が肌をきれいにするのか。外国人利用者も多いはずなので聞いたら、刺青の人はシールで隠すことが求められるようだ。刺青は文化だ。認めてもいいのではないか。

 ほかでは、天井高が約13m、1,000㎡の「グランドホワイエ」や、記者発表会場になった1,000名収容可能な天井高4.5m、広さ1,109㎡のMICE対応のイベントホールもいい。

 また、記者発表会・内覧会は代理店を通さず、同社が自前で約200名のメディアを動員したというからさすがだ。MCを務めた広報担当Hさんの声はウグイスそのものだった。

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フィットネスジム

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イル・リストランテ トーキョー昼景

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展望天然温泉(露天)

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岩盤浴

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ホール利用イメージ

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この日の記者発表会

 

 

 

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リストグループ東京本部 エントランス

 リストグループは10月4日、東京メトロ虎ノ門ヒルズ駅から徒歩1分の「東急虎ノ門ビル」10階に開設したリストグループ東京本部を関係者に公開し、懇親会を開催。200人を超える関係者が参加した。

 リストグループ東京本部は、2015年に同本部を田町に開設し、2017年に富裕層向け仲介店舗を銀座に開設し、それぞれ事業展開してきたが、デベロップメント事業、海外不動産事業、仲介事業の相乗効果を狙い新たに開設したもの。9月23日から営業を開始していた。

 新オフィスは、東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅から徒歩1分・虎ノ門駅から徒歩3分、〒105-0001 東京都港区虎ノ門1丁目21-19 東急虎ノ門ビル10階。デザインはグラマラス代表・森田恭通氏。

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 「お酒も飲めますよ」との同社広報担当者の誘いに、「酒」にはパブロフの犬そのものの意地汚い記者も駆けつけたのだが、道に迷いセレモニー開始時間に間に合わなかったので、北見尚之社長のあいさつを聞き逃した。

 それでも、松坂大輔氏と同窓・同期の、かつて同社野球部の主砲だったリストアセットマネジメント投資営業部部長・杉山正樹氏や、コロナの影響でRBA野球大会が3年間行われていないので体力が著しく衰えたか、あるいはうずうずしているかは定かではないが、野球部の主軸の同社投資営業部法人営業チーム主任・鈴木賢介氏、同・田中悠介氏と歓談し、同社企画設計部次長・安永直昭氏には、好調なスタートを切った「リストレジデンス武蔵野御殿山」の商品企画などについて話を聞いた。

 新たに仕入れた情報もあった。同社はずっとプロ野球球団DeNAを応援していたが、いつの間にかスポンサー契約を解除し、プロサッカーチーム「川崎フロンターレ」のスポンサーに鞍替えしていた。

 飲み放題のシャンパンはとてもおいしかった。コロナ感染防止の取り組みか、注がずにそのまま飲めるようになっていた。1本200cc。かなり高額なものとか。

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杉山氏

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口は空いていたが、〝両手に花〟ではなく、きちんとクローズしていた。さすが

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鈴木氏(左)と田中氏(やっぱり野球の選手は凄い、この胸回りを見よ)

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シャンパンにコーヒー、ジュース、つまみ(ケーキか)

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サックス、チェロ、クラリネット奏者による演奏も行われた

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きれいに撮れていないのは記者の腕ではなくカメラのせい

敷地南側は玉川上水 第1期は約30戸成約見込み1低層のリスト「武蔵野御殿山」(2022/10/2)

「野球の経験が仕事に生きる」 横浜高校・松坂氏の1歳上 リスト杉山投資営業部長(2021/11/18)

 

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「イニシアフォーラム尾山台」

 全18棟が完成し、残り1棟となったコスモスイニシアの分譲戸建て「イニシアフォーラム尾山台」を見学した。昨年末に続く2度目の見学で、南西側の擁壁を緑生ブロックで緑化した外構が素晴らしい。

 物件は、東急大井町線尾山台駅から徒歩12分~14分、世田谷区尾山台一丁目の第一種低層住居専用地域(建ぺい率40%、容積率80%)に位置する開発面積約2,900㎡の全18区画。先着順で分譲中の住戸(1戸)の土地面積は140.02㎡、建物面積は103.22㎡、価格は15,480万円。建物は2022年5月竣工済。構造・工法は木造(在来軸組工法)・2階建て。施工は西武建設(12棟)と細田工務店(6棟)。

 工事は第1工区(5区画)と第2工区(13区画)に分けて行われており、第1工区の第1期1次5区画は昨年末に分譲され、11組が申し込むなど人気となった。第2工区は今年7月から分譲開始され、残りは1億5,480万円の1戸のみ。 これまで来場者は約180組。

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 物件特性などは昨年末の記事を参照していただきたい。今回の取材の目的は、最初に見学したときは工事中だった南西側の擁壁がどのように整備されたかを確認することにあった。

 写真を見ていただきたい(プロが撮影した写真は同社から送ってもらうようになっており、来週火曜日あたりには差し替える予定)。建基法上では地階となる高さにして2~3mはありそうな擁壁は緑生ブロックによって見事な緑化が図られている。来場した人もその見事さに驚くようだ。

 現在分譲中のモデルハウスも素晴らしかった。1階部分のリビング(約20畳大)は周囲の建物の2階部分に当たり、しかも南側は坂下に当たるので広々とした眺望が広がり、天気のいい日は富士山も眺められるという。2階の主寝室の天井高は約3.5メートルあり、テレワークなど多目的に利用できる洋室(約5畳大)と浴室の乾燥機能と一体的に利用できるよう洗面室に設置されていた物干しポールの提案がいいと思った。

 また、モデルハウスの観葉植物は全て本物だったのが嬉しい。読者の皆さんは高額だからと思うかもしれないが、同社はすべてではないが、モデルルーム・モデルハウスの観葉植物は本物を使っている。同社分譲事業部分譲一部プロジェクトマネージャー・藤田裕子氏は「わたしはフェイクは好きではありません。本物をスタッフが水遣りなどを行うと好きになるものです」と話した。

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リビング

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キッチン

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多目的ルーム

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建ぺい40%・容積80%の風致地区 雙葉も近接 コスモスイニシア「尾山台」人気(2021/12/22)

 

 マンション管理業協会と三井不動産リアルティは9月29日、同協会が運営する「マンション管理適正評価制度」における管理評価(★6段階表示)を通じて、同社が運営する個人向け不動産仲介事業「三井のリハウス」のマンションライブラリーに掲載を開始したと発表した。

 今後は、同協会のマンション管理適正評価サイト(https://www.mansion-evaluationsystem.org/)の更新に応じて、「三井のリハウス」マンションライブラリー(https://www.rehouse.co.jp/mansionlibrary/)の掲載情報も定期的に更新していく。

 マンション管理適正評価制度による★6段階表示は、東急リバブルが8月3日にスタートさせている。今回で2社目。

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 同協会のサイトで検索した。10月4日現在、表示されているのは57件で、★5つが28件、★4つが20件、★3つが8件、★1つが1件で、★4つと5つが全体の84%を占めている。

 課題もありそうだ。同協会のサイトで物件は検索できるが、両社のサイトには「マンション管理適正評価」の検索項目はないことだ(「三井のリハウス」には200項目を超える検索項目があるが)。例えば★5つの「東建ニューハイツ花小金井」。この物件名で両社のサイトで検索したが、売り物件がないためか、それとも両社とも仲介していないためかヒットしなかった。

 ところが、Googleで「東建ニューハイツ花小金井」のワードを検索したら、東急リバブルのサイトが真っ先にヒットし、「現在、このマンションが注目されています!4,815回ページが閲覧されています」と表示された。

 この課題を解消するには、同協会に掲載されている物件をクリックすると仲介している会社のサイトに飛ぶようにするか、各社が「マンション管理適正評価」の検索項目をつくるかどちらかだ。

 それにしても「東建ニューハイツ花小金井」が東急リバブルのサイトで4,815回(いつからかは不明で、小生の記事もこれくらい閲覧されているのは珍しくないが)も閲覧されているとは、東急リバブルもGoogleも凄いではないか。

東急リバブル 「マンション管理適正評価制度(★の数)」評価掲載スタート(2022/8/3)

 

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 オープンハウスグループは2022年10月3日21時44分付で「本日、レギュラーシーズン最終戦・最終打席で見事に56本目のホームランを放ち、58年ぶりの日本選手記録更新を成し遂げるとともに、史上最年少三冠王を確定させたその偉業を称え、予定していた上限額を大幅に引き上げ『好立地の東京の家 上限価格:3億円(税込)』を贈呈いたします」と発表した。(以下は10月03日(月)21:58に発信した記事です)

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 (2022年10月03日21:58 発信) 神様、仏様、村神様-…やったぜ56本塁打…「『村神様』が『世界のホームラン王』を超えた! ヤクルト村上宗隆内野手(22)が、今季最終戦で日本選手シーズン最多となる56号本塁打を放ち、64年王貞治(巨人)の55本塁打を上回った。同時に『1億円の家』もゲットした。

 7回無死、DeNA入江から打った。13日巨人戦(神宮)の9回に55号3ランを放って以来、61打席ぶりの1発で、王、01年ローズ(近鉄)、02年カブレラ(西武)を上回る歴代単独2位に浮上。プロ野球記録の13年バレンティン(ヤクルト)の60本まで4本差とした」(日刊スポーツWeb版10月3日20時17分)。

 三冠王も確定した。

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 オープンハウスが「神宮で56本以上打ったら『1億円の東京の家』プレゼント」と発表してかちょうど1か月経過したこの日10月3日、ヤクルトスワローズ村上選手が56号本塁打を放った。

 こんなに嬉しいことはない。今日の試合相手DeNAも2位が決定しており、敬遠策など取らず投手は真っ向勝負するとは思っていたが、第一打席で凡退して〝やっぱりだめか〟とテレビ視聴をやめた。

 酒も入り、野球のことなどすっかり忘れていたとき、この吉報がスマホを見ていたかみさんからもたらされた。

 打たれたのは入江投手だ。ネットで調べたら、わが西武ライオンズ今井投手と同期の作新学園-明大卒で、2020年のドラフト1位でDeNAに入団したとある。

 〝オペンホウセ〟荒井社長! この前も書いたが、入江投手にもアシスト賞として100万円くらい贈呈してはいかがか。仲介手数料として300万円もいいかもしれない。入江投手は拒否しないはずだ。

村上選手 神宮で56本以上打ったら「1億円の東京の家」プレゼント オープンハウス(2022/9/4)

 

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「Night Farm」(プランティオ リリースから)

 

 次世代アグリテインメントプラットフォーム「grow」を展開するプランティオと三菱地所は9月30日、三菱地所の「大手町ビル」屋上に新たに整備した農園スペース「The Edible Park OTEMACHI by grow」でカクテルパーティ「Night Farm」を開催した。

 申し込みが殺到したため、当初予定の定員60名を増員し、この日は2倍以上の約140名が集まり、屋上農園で採れたバジル、パクチーなどのカクテルやナス、オクラ、ピーマンなどの素揚げを堪能した。

 「Night Farm」は、コロナ禍で中止を余儀なくされていた恵比寿で行われていたイベントで、時間は18:30~20:30、参加費用は2,500円。普段はアルコール禁止のビルの屋上にステージを設け、農園で採れたバジル、パクチーを利用したソムリエによる4種のカクテルを振舞い、有機栽培のナス、ピーマン、オクラなどの素揚げも供された。

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農園で採れた野菜

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虫食い状態の野菜(安全だから虫も食べる)

 

 

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 農園を運営するプランティオ代表取締役 共同創業者CEO・芹澤孝悦氏から「晩夏の旬の野菜やハーブたちが農園で元気に育っております。それらをその場で食し、農の懐の深さに触れつつ、みなさんでワイワイたのしめれば」とメールで勧められたので参加した。

 記者は、お酒というよりは甘いジュースのようなカクテルなる飲み物はもう数十年間も飲んだことはないので、割り当てられたカクテル2杯分のチケットを利用し、スタッフの方に了解を頂いて、アルコール度数40~50%と思われるジンを2カップ80CC(他の参加者は1カップ40CC)に農園で栽培されているバジル2葉を入れて2杯飲んだ。ジンが強すぎるためか、バジルの香りはほとんど確認できなかったが…。

 採れたてのオクラ、ナス、ジャガイモ、ピーマンの素揚げも食べさせてくれるというので食べた。オクラの甘さは格別だった。

 栽培されている葉ものは、有機野菜であることを証明するように虫に食われた穴がたくさん開いていた。都心の一等地の10階の屋上に虫が飛来し、安全性に問題がないことを確認できるその鑑識眼の確かさと生命力、繁殖力に感動した。

 記者も大好きな虫も食わないパクチーは、人間の手によってちぎられ、帰るころには無残な姿をさらけ出していたが、パクチーも繁殖力が強いようで、たちまちたくさんの葉を茂らせるに違いない。

 酔いも手伝ったか、夜の暗さの分だけ色白が際立った天女のような女性にも出会えた。「こんな素敵なイベントなら毎晩やって」と話したら、「野菜が育つには4~5カ月かかるんだ」と誰かに一喝された。

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バジル

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イベントが始まったころのパクチー(終わることろには虫ではなく人間にく食いちぎられていた)

 

 

消化不良なのが残念だが素晴らしい農園 三菱地所「大手町ビル」リノベ完成見学会(2022/5/26)

 

 

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「n’ estate(ネステート)」

 三井不動産レジデンシャルは9月29日、多拠点居住サービス「n’ estate(ネステート)」を開始したと発表した。「多拠点居住」の金銭的なハードル、時間的なハードル、心理的なハードルを解消し、同社の賃貸マンション「PARK AXIS(パークアクシス)」やグループ企業、パートナー企業の施設を活用し、個人が「働く」「憩う」「楽しむ」拠点を選択しながら生活するライフスタイルを提供するのが特徴。

 予約・利用可能なのは同社の会員組織「三井のすまいLOOP」会員で、「PARK AXIS」の<都市型拠点>と、就農体験や自然とのつながりを感じることができる<郊外型拠点>の2種類の10拠点。「PARK AXIS」は主に2年単位での賃貸借契約だが、今回のトライアルでは住宅宿泊事業法(民泊新法)を活用し、1泊・1か月単位で利用できるようにしている。「KURKKU FIELDS」(千葉県木更津市矢那2503)と「畑住処」(埼玉県加須市陽光台2丁目)の2か所。

 「n’ estate」は、多拠点を表す「N拠点」や「New(新たな)」、「Next(次の)」、「Necessary(必要な)」、「Nature(自然豊かな)」、「Natural(自然体でいられる)」、「New normal(新時代的な)」の頭文字と、財産、不動産、くらし向き、生涯のある時期といった意味を表す「estate」を組み合わせた造語。

 トライアルに先行して2022年3月から実施した「三井のすまいLOOP」会員向けのモニター体験では、1日、10日間、1か月単位のいずれのプランに対しても募集定員を超える応募があったという。

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 記者は、同居、隣居、近居をはじめ多拠点居住のニーズはあるとずっと思っていた。なかなか実現しないのは、やはり金銭的な問題と、職場に縛り付ける就業形態が大きな壁として立ちはだかっているからだ。

 今回の同社の新サービスは、コロナ禍で急激に普及した在宅勤務・テレワークが可能にしたものだ。「すまいを、くらしを、こころを、動かす。」というコピーがいい。都心居住、郊外居住は賃貸でも分譲でも可能だと思う。

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パークアクシス本所吾妻橋サウスレジデンス

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KURKKU FIELDS

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「リストレジデンス武蔵野御殿山」

 リストグループのリストデベロップメントが9月24日に分譲開始した「リストレジデンス武蔵野御殿山」を見学した。三鷹駅から徒歩6分の「武蔵野市御殿山」アドレスで、敷地の南側は御殿山通りを挟んで玉川上水という閑静な低層住宅街の一角。第1期供給34戸のうち30戸前後が契約見込みとかで、好調なスタートを切った。

 物件は、JR・東京メトロ三鷹駅から徒歩6分、武蔵野市御殿山2丁目の第一種低層住居専用地域(建ぺい率50%、容積率100%)に位置する敷地面積約3,275㎡の3階建て全45戸(事業協力者住戸2戸含む)。専有面積は58.11~92.10㎡、9月24日に登録を締め切った第1期34戸の価格は8,090万~、坪単価は491万円。竣工予定は2023年7月上旬。デザイン監修はプランテック。設計・施工・監理は川口土木建築工業。販売代理は伊藤忠ハウジング。

 物件パンフレットによると、1995年以降武蔵野市で供給されたマンションは137物件で、そのうち「御殿山」アドレスは6物件で、九年ぶりの供給という希少立地。従前は畑。現地周辺は低層住宅街。敷地は30m×100mくらいの南北に細長い形状で、敷地南側は、一方通行の御殿山通りを挟んで玉川上水隣接。「風の散歩道」は徒歩3分。

 主な基本性能・設備仕様は、二重床・二重天井、リビング天井高2550ミリ(1階)・2450ミリ(2・3階)、ディスポーザー、食洗機、ハンズグローエ水栓、フィオレストーンキッチン・洗面天板、良水工房など。

 7月にモデルルームをオープンし、これまでの資料請求は1,734件で、来場者は259件。来場者の約6割は三鷹市、武蔵野市居住者。評価ポイント低層、井の頭公園まで徒歩8分、平置き駐車場18台など。9月24日に申し込みを締め切り、第1期34戸のうち30戸前後が成約の見込み。

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敷地南側

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「風の散歩道」(市のホームページから)

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 土地は入札で取得したというが、よくぞ仕入れられたものだ。現地周辺は何度か歩いたことがある。絶好の住宅地だ。玉川上水はフェンスで囲われているので降りることができないのは残念だが、自然林がそのまま残されている。太宰治が入水自殺したのはもう少し下流の武蔵野市下連雀だ。当時は水量も豊かだったのだろう。

 敷地形状が南北に細長いので、プランニングは難しいだろうとは思ったが、設備仕様レベルを上げて富裕層をターゲットにしたら坪単価は600万円を超えても不思議ではないと考えていた。坪500万円を切ったのは驚いた。(それでも三鷹駅圏最高値だが…駅北口徒歩2分の物件は坪500万円くらいだと聞いたが、これまた納得)

 敷地の南側正面には樹高にして十数メートルはありそうな桜の巨木が植わっている。南側の住戸は75㎡の2スパンと83㎡、84㎡の全4スパンだが、小生が企画担当だったら、3スパン1戸100㎡にして2億円くらいで勝負する。売れると思うが、どうだろう。

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現地

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MIRARTHホールディングス 事業戦略発表会」(神田明神で)

  タカラレーベンは101日、「MIRARTH(ミラース)ホールディングス株式会社」を設立し、称号をMIRARTHホールディングスへ改めるとともにタカラレーベングループは持株会社体制に移行した。その前日930日、「MIRARTHホールディングス 事業戦略発表会」を開催し、同社代表取締役兼グループCEO兼グループCOO兼社長執行役員 タカラレーベン代表取締役兼CEO兼社長執行役員・島田和一氏(101日付)が、今後の3つの柱とする不動産事業、エネルギー事業、アセットマネジメント事業について成長戦略を語った。

 「MIRARTH」は、Mirai(未来)とEarth(地球)を組み合わせたもので、「不動産総合デベロッパーの枠を超えて、未来環境デザイン企業へと進化していく決意を込められている。同社が今年で創業50周年を迎えたのを機に決定された。

事業成長イメージとして、2025年度の売上高2,000億円、最終利益100億円を目指す。

第一の柱である不動産事業では、全国で安定的に供給するための体制を整備し、中期的に2,500戸の売り上げ計上を目指す。駅前再開発、老朽化マンションの建て替え再生、再開発事業にも積極的に取り組むほか、分譲戸建て、リニューアル再販、流動化、不動産管理などにも注力する。

エネルギー事業では、脱FITに向けたビジネスモデルの構築や電力の相対取引への積極的参入を目指す。発電規模は2021年の240MW2025年度には360MWに増やす。

アセットマネジメント事業は、インフラファンド、リートや私募ファンドなどの運用受託を拡大し、資産運用規模は20223月期の2,099億円から2025年度は3,000億円を目指す。

島田氏は、持ち株会社体制への移行を決断したのは「国内の市場環境や生活者・世の中の価値観を踏まえ、不動産だけではなく人々のライフスタイルに関わり、総合的に環境をデザインしていく多角的な視野が必要で、不動産総合デベロッパーの枠を超え、地域社会と共創し、未来の街づくりに取り組む新たな企業体」に脱皮するためと説明し、「不動産事業に軸足を置きつつ、エネルギー、アセットマネジメント事業を通じて安心・安全・快適な社会の実現のため、スピード感を持って邁進していく」と語った。

同日付で「株式会社タカラレーベン西日本」は「株式会社タカラレーベン」へ商号を変更する。

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記者は、中板橋に事務所を構えていた「宝工務店」時代の1994年、第一号マンションを見学取材してから約36年間、年間36物件のマンションを取材してきた。少なく見積もっても累計150件は取材しているはずだ。感慨深いものがある。

MIRARTHホールディングス体制に移行してどうなるかだが、エネルギー事業はよく分からない。

しかし、マンション事業とアセットマネジメントについては、長期的にはともかく、中期的にはまだまだ成長の余地がある環境下にあると思う。中でも同社のマンション事業は、大手と互角に戦える地歩を築きつつあるような気がする。創業50周年記念として供給した「福岡天神」「東川口」「小田原」などエリア最高峰の物件にその競争力の高さがうかがえる。

これらの物件でみせた商品企画力は一朝一夕でできるものではない。バブル崩壊とリーマン・ショックを無事に乗り切れたマンションデベロッパーは、大手を除けば10社あるかどうかだが、同社はその1社だ。浮利を追わず、堅実経営に徹し、一つひとつ積み重ねてきた実績が花開いたと解すべきだろう。

それを可能にしたのは、大手との競合を避けるどころか、「逆手」に取る戦略を徹底してきたことがあげられるのではないか。

例えば、大手デベロッパーが駅近の高単価のマンションを分譲するときなどだ。同社はその駅からやや離れた地域で、単価にして数十万円から100万円もの差がある物件をぶつけて分譲し、成功した。太陽光発電搭載が大きな武器になったときもあった。大手の市場占有率が高まったリーマン・ショック後は、地方に活路を見出した。タカラレーベン東北(新体制では東日本支社)は今では圧倒的なシェアを占めるようだ。

もう一つ、同社の武器はデザイン・提案力だ。同社のマンションのイメージを劇的に変えたのは2011年分譲の「ディプティエレメンツ project」だった。販売事務所もモデルルームもまさに驚天動地、非日常の極みで、小生はあきれ返って言葉が出なかったのを思い出す。采配を揮っていたのは当時副社長だった島田氏は「いいんじゃない」とこともなげに言った。演出したのは、記者が「業界のレディ・ガガ」と呼ぶ現執行役員の髙荒美香氏だった。

その後の約10年間、多少の増減はあったがほぼ一貫して業績を伸ばし続けてきた。今はどうかというと、同社の派手なモデルルームは他社が真似るようになっている。

それと、これは蛇足だが、同社はややもすると諸刃の剣にもなりかねないリスクもある、評論家をしてゴマすり記事を書かせるようなことはしてこなかったはずだ。賢明な判断だ。

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 事業戦略発表会の質疑応答では、聞きたいことが2つ、3つあったので手を挙げたのだが、この日はメディアだけで75社も駆けつけていたので、指名はされなかった(島田氏は退席されるとき、記者に手を振ってくれたように思う)

聞きたかったことの一つは、なぜ発表会の会場を「神田明神」にしたのかだ。1013日にはパレスホテル東京でパーティを開くくらいだから、経費を節約するためであるまいと思った。後から同社広報から回答が届いた。「神田明神への参拝は、約10年近く前からスタートした。毎年期初(4月中旬)に役員・監査役で揃って参拝しております」とのことだった。神田明神は縁結び・家内安全・商売繁盛・社運隆昌・除災厄除・病気平癒のご利益があるそうだ。なるほど。

もう一つは、社会人としての育ての親であるはずのタカラレーベン取締役会長・村山義男氏へどのような報告をしたのかだ。これも広報を通じて「度重なる協議を経て、ホールディングスへ体制変更することを相談し、商号変更も報告した」との回答があった。なるほど。

あとのもう一つは、極めて私的なことだ。同社は平成12年、東京ドームで行われたRBA野球大会の決勝戦に進出し、準優勝したのだが(優勝したのはリクルートコスモス北関東)、島田氏は同社野球部監督として出場している。その後チームはじり貧の一途で、参加しない年もあった。再び強いチームを作ってくれるよう頼みたかったのだが…。

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「目指すは企業価値の向上」タカラレーベン・髙荒美香氏 女性活躍の視点から注目(2021/11/4)

 第16回キッズデザイン賞の審査委員長・益田文和氏が、表彰式後のシンポジウムで「目からうろこ、大発見」と称えた受賞作が3つあった。こどもたちを産み育てやすい部門優秀賞を受賞したUnited family「ハンズフリー電動さく乳器」(少子化対策担当大臣賞)、秋山隆浩建築設計事務所/Atelier HMC「町屋高架下保育園」(少子化対策担当大臣賞)、エバーセンス「パパninaru」(男女共同参画担当大臣賞)だ。

 「電動式さく乳器」は「ブラジャー内に装着することができ、ハンズフリーでさく乳しながら動けるというメリットは大きい」というのが、「高架下保育園」は「マイナスイメージのある高架下に違和感なく、しっかりと子どもの空間を作っている点」が、「パパninaru」は「妊娠から出産育児の必要な情報を、『パパ』に届けるという開発の視点の良さ」がそれぞれ高く評価された。

 記者も、「電動式さく乳器」なるものがあることなど全く知らなかった。最初は親子が牛の乳しぼりでもするのかと思ったほどだ。United familyの担当者によると、1日当たりの授乳回数は普通の人で8~10回、多い人は15回くらいあるという。その負担を軽減し、さく乳した母乳は冷凍保存ができ、必要なときに子どもに与えることもできるというスグレモノだった。

 「高架下保育園」は、言われてみればもっともふさわしい立地条件だ。音や振動は保育に支障はないということだった。記者などは都心部のガード下の飲み屋しか思い浮かばない。〝母になるなら〟〝父になるなら〟で子育て世代にヒットした流山市は、駅に近いところに保育施設を設置して話題を呼んだ。

 「パパninaru」は、夫婦お互いが直接話せないことをアプリが代弁してくれるもので、なるほどと得心がいった。

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 益田氏は「電動式さく乳器」の改良にも触れたが、記者は、赤ん坊の授乳はもちろんだが、冷凍できるのなら20年30年、あるいはもっと長期間保存して、子どもが成長してから母親の母乳を飲めるようにしてはどうかと思う。母親の母乳の味を記憶している人は皆無だろうから、これは価値がある。(まずくて飲めたものではないが)

 母乳といえば、モンゴルの馬乳酒はとてもおいしい。癖があるので慣れるまでは飲みづらいが、飲みだすと止まらない。小生は〝処女の酒〟と名付けた。〝騙し水〟とも呼ばれるのは、水はとても貴重で、馬乳酒は水の代わりとして日常的に飲まれているからだという。

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 赤池学・副審査委員長はシンポジウムの総括として、「提供価値を深めること」「凝然と観察すること」「当たり前のことを疑いの目で見ること」「温故知新を新しいものへつなげていくセンスが全てのことに共通する」などと含蓄に富んだ言葉を発した。

 その通りだと思う。小生もメディアの端くれだから、〝疑ってかかれ〟〝右向け左〟を実践している。

 その伝でいえば、キッズデザイン賞そのもののあり方も再検討してもいいのではないか。例えば、この前も書いた内閣総理大臣賞を始めとする大臣賞の冠の是非について。内閣総理大臣賞はスポーツ、ギャンブル、文化などの分野を中心に30~40ある。〇〇大臣賞を含めれば数百あるはずだ。毎日、何らかの大臣賞が授与されていることになる。これって、いったい何の価値があるのか、立ち止まって考えてみる必要があるのではないか。

 もう一つ。益田氏は、「これからはプレゼンを先にやって審査しようと言ったら、主催者はびっくりするだろうから言わないが」と話した。小生は冗談だと受け止めなかった。そうすべきだ。受賞作品の発表・表彰式を実施する前に、候補作のプレゼンを先に行い、消費者やメディアも参加できるようしたら、もっと盛り上がる。コロナ禍によるオンライン方式はそれを可能にした。〇〇大臣賞などのお墨付きより消費者や視聴者の評価のほうが価値ははるかに高いと思うがいかがか。

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