“「わが家」を世界一幸せな場所にする”理解する演出 積水ハウス「新入社員歓迎会

積水ハウス「「新入社員歓迎会」
積水ハウス4月1日、同社が事業参画している「グラングリーン大阪」で「新入社員歓迎会」を開催した。「入社式」ではなく「歓迎会」としたのは2023年度からで、当日は、積水ハウスの企業CM「帰ろう。」の楽曲を担当する「Homecomings」によるミュージックライブや、“「わが家」を世界一幸せな場所にする”をグローバルビジョンに掲げる同社への理解を深めてもらうたる様々な工夫を凝らした。
また、第2部では、歓迎会に参加しているグループ会社の全新入社員784名が、アジア初上陸の大規模フードマーケット「タイムアウトマーケット大阪」に集結し、交流会を実施。ランチ会や自身の「幸せを感じる瞬間」を記載したこの日限りのオリジナル名刺の交換会を行うなど、部署や地域を越えたつながりが生まれ、新入社員同士の一体感を育むカジュアルな交流の場にした。
新入社員歓迎会 お客様に、社会に、新しい価値届けよう 積水ハウス・仲井嘉浩社長
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仲井氏(「グラングリーン大阪」屋外で)
皆さん、本日は新入社員歓迎会にご参加いただき、誠にありがとうございます。そして、数ある企業の中から積水ハウスグループを選び、この場に来てくださった皆さんに、心から感謝を申し上げます。
私たちは、この日をあえて「入社式」ではなく、「新入社員歓迎会」と呼んでいます。それは、「入社おめでとう」という気持ちと同時に、「積水ハウスグループに来てくれてありがとう」という、歓迎と感謝の思いを込めているからです。皆さんには、ぜひその気持ちを受け取っていただき、この時間を楽しんでいただきたいと思います。
この場所から望む梅田スカイビルは、33年前に当社が開発した建物です。今では世界的にも高く評価され、多くの方が訪れる建築となっています。さらに、この会場であるグラングリーン大阪についても、当社は JV(共同事業体)の一員として開発に参画しています。まちびらきが進むこの場所で、皆さんを歓迎できることを、大変うれしく思っています。
今年、皆さんをお迎えするにあたって、人財の面でも変化を感じています。積水ハウスグループでは、多様な価値観や感性を大切にしてきました。実際に、積水ハウスグループの女性正社員比率は29.8%(2024年度)となっており、建設業界の中でも高い水準にあります。さらに、今年度は積水ハウス単体の新入社員において、女性比率が 50%を超えました。積水ハウスグループが、いかに多様な力を生かしながら成長していく会社であることが、お分かりいただけるかなと思います。
さて、今日から皆さんは社会人です。社会人とは何か。いろいろな定義があると思いますが、私は、社会人とは「世の中に価値を与える立場になった人」だと考えています。
皆さんは今日から、社会の一員として、自らの仕事を通じて何らかの価値を世の中に提供する立場になります。
たとえば、プロ野球選手であれば、プレーを通じて人々に感動を与える。音楽家であれば、音楽を通じて人々の心を動かす。それぞれが自分の力で社会に価値を届ける。それが社会人です。
そう考えたとき、皆さんは積水ハウスグループを通じて、世の中に価値を提供しようと選択されたのだと思います。住まいを通じて人々の暮らしを支え、幸せをつくるという道を選ばれました。
積水ハウスグループには、世の中に価値を届けるための多くの資産があります。ブランド力、設計力、提案力、そして耐震性、断熱性、バリアフリーなどの高い技術力。さらに何より、長年にわたり住まいづくりを通じて築いてきた、お客様とのつながりがあります。皆さんには、そうした資産を大いに活用しながら、お客様に、社会に、新しい価値を届ける社会人へと成長していただきたいと思います。
私は、経営には「守るべきもの」と「変えていくもの」の両方があると考えています。守るべきもの、それは企業理念「人間愛」です。
今日皆さんには、創業から30年までの歩みをまとめた社史をお配りしています。
当社は創業65年を迎えていますが、その最初の30年間には、先輩たちの苦労と挑戦、そして現在の積水ハウスの原点が詰まっています。工業化住宅というビジネスモデルを築き、技術を進化させ、何よりも「お客様第一主義」を貫いてきた歴史です。
この本を読むことで、当社の企業理念がどのように生まれ、受け継がれてきたのかを感じていただけると思います。ぜひ、早い段階で手に取っていただきたいと思います。
一方で、変えていくべきものもあります。新たな価値を創造する私たちの合言葉は「イノベーション&コミュニケーション」です。私は、この言葉こそ、若い皆さんの力で体現してほしいものだと思っています。
何か思いついたら、すぐに同期や先輩、職場の仲間に相談する。コミュニケーションを通じてアイデアを磨き、深め、形にしていく。ある
いは、会社や部署が違っても、同期同士でつながり、意見を交わす中で新たな発想が生まれる。
イノベーションが先か、コミュニケーションが先か。それはどちらでもよいです。
大切なのは、常に人とつながり、対話し、その中から新しい価値を生み出していくことです。
今日ここに集まっている同期の存在は、皆さんにとってかけがえのない財産です。気軽に相談し合い、励まし合い、ともに学び合える仲間として、ぜひ大切にしてください。
「イノベーション」と聞くと、何か特別で大きな発明をしなければならないと感じるかもしれません。
しかし、私が皆さんに期待しているのは、決してノーベル賞級の発明ではありません。
「こうすればお客様にもっと喜んでいただけるのではないか」
「こうすればもっとサービスがよくなるのではないか」
そんな日々の小さな気づきこそが、イノベーションの出発点です。
お客様のことを真剣に考え、一生懸命に仕事に向き合っていれば、必ずアイデアは生まれます。
当社には、そうしたアイデアを形にする場として、「SHIP」があります。毎年、皆さんから寄せられる新しい発想に触れられることを、私はとても楽しみにしています。ぜひ柔軟な発想を持ち続け、若い感性を存分に発揮してください。
そしてもう一つ、皆さんに大切にしてほしいのが「キャリア自律」です。
積水ハウスグループの事業は、戸建住宅、賃貸住宅、リフォーム、不動産、まちづくり――どの分野も奥深く、学ぶべきことが数多くあります。しかしその分、一つひとつを身につけていく喜びがあり、自分の世界を広げていく楽しさがあります。
ある分野で力をつけたら、次の分野へ挑戦する。自分の意志で学び、自分の意志でキャリアを切り拓いていってほしいと思います。
皆さん一人ひとりが、自らの可能性を広げ、大きく成長していくことを期待しています。
また、当社は今、先人たちが築いてきた世界最高水準の技術をアメリカへ展開しています。
アメリカの住宅事業を、積水ハウスの技術レベルへと引き上げていこうという思いのもと、事業を進めています。
積水ハウスは、まさにグローバルな会社へと進化しつつあります。その成長を、皆さんとともに実現していきたいと考えています。
最後になりますが、当社のグローバルビジョンは“「わが家」を世界一幸せな場所にする”です。
住まいを通じて、お客様をどれだけ幸せにできるか。そのために、イノベーションとコミュニケーションを重ね、より良い価値を生み出し続けていく。その思いを、このビジョンに込めています。
そして、お客様を幸せにするためには、まず皆さん自身が幸せであることが大切です。幸せとは難しい言葉のようでいて、実はとても身近なところにあります。友人を大切にすること。家族を大切にすること。
日々のつながりを大事にすること。そうしたことの積み重ねが、人生の幸せにつながっていくのだと思います。
どうか健康を大切にし、よく働き、よく休み、メリハリのある毎日を送ってください。その積み重ねが、仕事の成果にも、皆さん自身の豊かな人生にもつながっていくはずです。
皆さんはこれからの積水ハウスグループの未来を創る存在です。私は、皆さん一人ひとりの活躍に大いに期待しています。
以上をもって、私からの歓迎の言葉といたします。今日は本当におめでとうございます。
工事費上昇続く2月は前年同月比10.5%の坪107万円 国交省 建築着工統計
工事費上昇止まらず-国土交通省は3月31日、令和8年2月の建築着工統計をまとめ発表したが、工事費予定額は昨年同月の坪当たり単価96.9万円から10.5%上昇の107.1万円となった。
用途別の坪当たり工事費予定額は、居住用が92.3万円(前年同月比3.5%上昇)、非居住用は131.2万円(同20.7%上昇)となっている。情報通信業用、金融・保険業用、宿泊業・飲食サービス業用、教育・学習支援業用は坪単価200万円を突破している。
構造別では、木造は77.1万円(同4.2%上昇)、非木造の鉄骨鉄筋コンクリート造は219.3万円(同12.2%上昇)、鉄筋コンクリート造は144.88万円(同25.8%上昇)となっている。
工事費とは、工事原価や工事に伴う一般管理費などの工事価格と消費税額を合計したもので、土地購入代金、設計費、不動産取得税、受益者利益(補助金など)は含まれない。このため、分譲マンションや戸建ては発注者(売主)が利益を確保するためにこの予定価格に2~3割価格を上乗せして分譲するので、価格はさらに上昇する。
入社式挨拶 感謝・謙虚・努力3つのアドバイス 三菱地所レジデンス・明嵐二朗社長

明嵐氏
36名の新しい仲間たちの入社を役職員一同、とても楽しみにしていた。
これから始まる社会人生活の舞台に、当社を選んでもらえたことを非常にうれしく思う。新入社員らしいフレッシュな視点で、会社に新しい風を巻き起こしてくれることを期待している。
当社は「暮らしに、いつも新しいよろこびを。」という経営ビジョンのもと、設立から 15 年の間、主力事業である分譲マンション「ザ・パークハウス」に続き、賃貸マンション「ザ・パークハビオ」、有料老人ホーム、学生マンション、フレキシブルリビング賃貸マンション、ホテルコンドミニアムなど、様々な事業に挑戦し大きな成長を遂げてきた。
今年度から5年間の新長期経営計画がスタートする。
スローガンは「Beyond Next Door」。未来の扉を全員で開くという決意を込めた。
先人たちの努力により築き上げてきた実績やブランドを受け継ぎながらも、それに安住することなく「自力・地力」を高め、当社としてもう一段上のステージへの挑戦が始まる。
本日、私から皆さんに3つのアドバイスを贈る。それは「感謝する気持ちを持つこと」「謙虚であること」「毎日努力すること」である。この3つを地道に真面目に実践すれば、皆さんは当社に、そして社会に貢献できる社会人に必ずなれると信じる。
未来の扉を、ともに開いていこう。
入社式挨拶 「グローバル」「テクノロジー」2つの視点大事に 三菱地所・中島篤社長

中島氏
入社おめでとう。三菱地所の仲間として迎えられたことを大変嬉しく思う。ぜひ、今の初心を大切にし、これからの成長につなげて欲しい。
三菱地所グループは「まちづくりを通じて社会に貢献する」という基本使命を掲げている。三菱地所グループの「まちづくり」は国内や海外の不動産開発や運営だけでなく、エリアマネジメントや仲介サービス、不動産投資マネジメントなども含まれ、不動産事業を通じて価値を提供することである。
企業の力の源泉は人財である。現在進行している「長期経営計画 2030」の達成に向けて、皆さんの新しい感性や価値観を発揮し、多様なフィールドで次世代のまちづくりに取り組むことを期待している。
今後仕事をするうえで、大事にしてもらいたい視点が2つある。
1つ目は「グローバル」。昨今世界の分断が進んでいると言われているが、それでもなお世界はつながっている。海外事業だけでなく国内事業もまた国境を越えた変化の渦の中にあり、皆がグローバルな視座をもって欲しい。
2つ目は「テクノロジー」。不動産事業の中にテクノロジーを取り入れることで何ができるのか、テクノロジーがまちづくりをどう変えていくのか、考えるべきことは多い。テクノロジーに対する皆さんの感性・関心をもち続けて欲しい。
三菱地所グループのまちづくりはグループ内だけでなく様々な外部の力を結集し、世の中に価値を提供していくことだ。
そのために、皆さんには「Ecosystem Engineers」——人を巻き込み、チームとして仕事ができる人財——を目指して欲しい。
「人を、想う力。街を、想う力。私たち三菱地所グループは、チャレンジを続けます。」というブランドスローガンのもと、チャレンジを恐れず主体的に仕事に取り組み、三菱地所グループの成長のため、ともに次にいこう。
入社式訓話 「くらしをつくり、ひとをつくる」大切に パナソニックH・藤井孝社長
入社おめでとうございます。新社会人としての第一歩を踏み出すにあたり、当社を選んでいただいたことに、会社を代表して感謝を申し上げます。そして、皆さんを今日まで育ててくださったご家族にも、感謝とお祝いの言葉をお伝えしたいと思います。
住宅メーカーである当社の事業領域は、請負、街づくり・分譲、ストック、海外など多岐にわたりますが、本質はお客さまとの信頼を基にした請負だと考えています。請負は、完成品を見て買ってもらうのではなく、何もない状態から住まいを創る商売です。お客さまにとっては人生をかけた買い物となるので、私たちはそこに寄り添うことが大切です。社会人のスタートにこの仕事を選んだことは、皆さんにとって大事な節目、転換期になると思います。
当社は、63年前に松下幸之助が創業した会社です。創業者の想いを今に紡ぐために、昨年8月の創業記念日に「私たちの経営理念」として新しいパーパスを制定しました。私たちの存在意義は「くらしをつくり、ひとをつくる」。「くらしをつくる」は、皆さんが仕事を通してお客さまのくらし、まちのくらしをつくっていくこと。「ひとをつくる」は、創業者 松下幸之助の言葉「住まいは人間形成の道場」と深く関わりがあるもので、住まいは人格を形づくるうえで特に大事なものだという考えです。これとあわせて、社員が成長していくこと、会社として人をつくっていくという想いで定めました。私たち一人ひとりの成長がくらしをつくり、日本・世界に住まう人々のくらしを豊かにしていくという信念で仕事をしている会社に入ったことを、しっかりと理解してください。
また、創業者の言葉「一商人ナリトノ観念を忘れず」と、商人にとって大切な3つのことも心得て欲しいです。1つは、商売が何たるかをよく知ること。今私たちがやっている仕事の本質は何かを学び、理解することです。2つ目は、お客さまをよく知ること。お客さまの役に立つもの、価値を提供するのが私たちの仕事ですが、100人のお客さまがいれば、100通りの「望むくらし」があります。3つ目は、誰よりも頭を下げることができること。大事なのは「感謝」の気持ちを持ち続けることです。この3つを忘れずに社会人として歩んでいってください。
最後に、入社した皆さんが共通して持ち合わせているもの、それは「誠実さ」です。先に述べた新パーパス制定にあたって、「誠実」「挑戦」「枠越え」を当社が大切にする価値基準とし、皆さんの採用選考でも「誠実」を重視しました。これは、請負を本業とする私たちの会社のカラーです。同時に、若い皆さんには「挑戦」する気持ちも忘れずに仕事に取り組んで欲しいです。若いうちにたくさん挑戦し、失敗をして、もがき苦しみながら成長する、そのサイクルを繰り返して成長を続けてください。皆さんの成長のために、会社は皆さんを守り、全力で育てていきます。よりよいくらしをつくり、届けていくという想いで、皆で一緒に成長し、当社が“生成発展”を続けていけるよう頑張っていきましょう。
入社式挨拶「適者生存 世はカンブリア紀。妄想⇒構想⇒実現へ」三井不・植田俊社長
入社おめでとうございます。
三井不動産グループは1941 年の創立以来、時代の変化をチャンスと捉え、進取の気性の精神で多くの挑戦を続けてきました。これまでに、埋め立て事業、日本初の超高層ビル「霞が関ビル」をはじめとするオフィスビル事業、住宅事業、商業施設事業、東京ドームをはじめとするスポーツ・エンターテインメント事業、物流施設事業、ホテル・リゾート事業等を推進してきました。そして、ミッドタウンや日本橋に代表されるように、それらを統合したミクストユースの街づくりを進め、今やこれらの街づくりは東京、そして日本を代表するウェルビーイングな街として結実しています。ビジネスの舞台はグローバルに広がり、欧米やアジアの各都市等世界中で街づくり型事業を進めています。
さらに、近年では、ハードな建物だけではなく、「場」と「コミュニティ」の提供を行うことで、そこに集う人々や企業が「イノベーション」を起こし、社会に新しい価値や産業を生み出すお手伝いをしています。「不動産デベロッパー」の枠を超えた「産業デベロッパー」というプラットフォーマーとして、社会の付加価値創造と新たなイノベーション創出にチャレンジしています。先代たちから続く、この未来を開拓していくチャレンジ精神、それがまさに当社のDNAです。
ところで、話は変わりますが、今から約46億年前に地球が誕生しましたが、その長い地球の歴史の中で、約5億年前にカンブリア紀という時代がありました。カンブリア紀には、遺伝子の爆発的変容というパラダイム転換が起き、多数の生物が誕生しましたが、この時代の勝者は最強の捕食者ではなく、弱々しいナメクジウオの祖先であるピカイアという生き物でした。ピカイアは脊索動物である私たち人類の祖先と言われていますが、環境の変化に対応できたもの、つまり、「適者生存」したものだけが生き延びたことが分かっています。
現在、世界は歴史的な転換点を迎えています。先行き不透明なウクライナ情勢、中東情勢など、地政学リスクはより一層の高まりが懸念され、米国の通商政策は各国経済へ不確実性をもたらしています。一方、国内においては、金利ある世界が戻り、インフレが一過性ではなく構造的な変化として定着する等、新たな経済環境に踏み出しています。また、生成AIの進展をはじめとするデジタルシフトによる行動変容が一層加速し、事業環境は大きく変化していくことが見込まれます。
今私たちが置かれている状況は、ビジネスのカンブリア紀と呼べます。そのような不確実性が増す時代に、最も大切なことは「顧客志向」であると私は考えます。前例踏襲やマニュアルに従うだけでは環境変化や多様化する顧客ニーズには対応できず、突き抜けた発想で付加価値を創出しなければ、激しい競争に打ち勝つことはできません。
2024年4月に公表したグループ長期経営方針「&INNOVATION2030」は、ありたい姿を「妄想」し、戦略を「構想」することで「実現」につなげていくという、強い決意をもって策定しました。徹底した顧客志向をもとに、社会に付加価値をいかに創出できるか、高められるかが求められています。顧客が本当に何を望んでいるのか、何に困っているのか、提供者側の自己満足になっていないか、本当に求められているサービスとしてきちんとマネタイズできているのかを、真剣に考える中にヒントが必ずあります。
皆さんの若くてフレッシュな「妄想」が、新しいビジネスの芽を育てて「構想」となり、「実現」につながっていくと期待しています。もし失敗したとしても、ベストを尽くした結果であるならば、それは皆さんの将来にとって必ず大きな財産となるでしょう。私たちを取り巻く環境がダイナミックに変化するなか、当社はイノベーションを通じて新たな価値を創造し、社会・経済におけるリーダーシップを高めながら持続的に成長していくことを目指します。この挑戦に果敢に立ち向かい、次なる一歩を共に踏み出しましょう。
最後に、改めて当社グループの事業は地球規模で社会的意義が大きく、人々に夢と感動を与えられる産業だと私は心から信じています。そして、当社は、仕事を通じた自己実現によって、日本全体ひいては世界全体のイノベーションに大きな影響を与えることのできる会社だと信じています。
高い志を持って自己実現を目指す者にとっては、最高のステージとなるでしょう。
当社グループがさらに魅力あふれる企業グループであり続け、また今後もたくましく成長していけるよう、当社グループのコーポレートメッセージ『さあ、街から未来をかえよう』を胸に刻みながら、共に頑張りましょう。
入社式訓示 瑞々しい感性と挑戦を全力で応援 ポラスグループ・中内晃次郎代表

入社式 採用新入社員 241 名(男性 157 名・女性 84 名)

中内氏
皆さんが社会人としての第一歩を踏み出す現在、世界は歴史の転換点とも言える激動の中にあります。現在、緊迫する中東情勢に伴うエネルギー価格の変動は、為替や株価、そして建築コストにも影響を与えており、住宅価格の高騰や金利上昇など、業界を取り巻く環境は決して楽観視できるものではありません。
しかし、こうした不透明な時代だからこそ、地域の方々から確固たる信頼を勝ち得ることが最大の武器となります。
皆さん一人ひとりが、お客様の期待を上回る仕事を積み重ねることで、「ポラスブランド」の価値を更に高めることを強く期待しています。
今年度の経営方針に掲げた、『事上磨錬』という言葉を共有したいと思います。その意味は、単に知識を頭に蓄えるだけでなく、実際の仕事、あるいは困難な現場という「事(こと)」の上でこそ、自らの精神と技術を練り磨くべきであるという考え方です。
これまでの机上での勉強とは異なり、実践を通じて汗を流し、試行錯誤して壁を乗り越える経験こそが、プロとしての皆さんの能力を飛躍的に高めることとなり、ポラスグループをより一層、地域やお客様に信頼される強い組織へと成長させていく原動力となります。
こうした地道な研鑽を通じてプロとして「できること」や「やるべきこと」が少しずつ見えてくると、仕事はより面白くなります。そしてその先には、皆さん自身の「やりたいこと」、すなわち「Will」が芽生えてくるはずです。
ポラスグループは、皆さんのこの「Will」を尊重し、支える企業でありたいと考えています。当社では、11年連続でベースアップを実施していますが、こうした人材への投資は、これからも最優先事項として維持・加速させていきたいと思っています。
この充実した環境を最大限に活かし、自らの「Will」を形にするのは、皆さん自身です。皆さんの瑞々しい感性と挑戦を私たちは全力でバックアップします。
数年後、「ポラスという道を選んで本当に良かった」と、自らの歩みに自信をもって一層活躍されていることを確信しています。皆さんの限りない飛躍を期待しています。
新入社員・久保木さくらさん(22歳)コメント 木材調達からアフターサービスまで、人々の人生に全力で寄り添うポラスグループなら、多くの人々を笑顔にするという夢を叶えることができると確言し、入社を決意しました。新入社員一同、共に入社した仲間たちと互いに支え合いながら、日々精進してまいります。
入社式挨拶 自由に挑戦し、素直に学び、未来を創ろう 大和ハウス・大友浩嗣社長

大友氏
212名の新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。新しい仲間を迎え、これから歩みを共にする一人として、大切にしてほしいことを皆さんにお話しします。
1.現場から学ぶ
昨年4月に社長に就任してから、私は全国の事業所を訪問し、多くの社員と語り合いました。その中でも、若手社員が現場で正面から仕事に向き合い、学び、挑戦する姿には何度も胸を打たれました。現場からは多くのことを得ることができます。そこには教科書にはない学びがあります。皆さんも積極的に現場に飛び込み、自らを成長させてください。
2.挑戦を後押しする風土
大和ハウス工業には、挑戦する人を応援する企業風土があります。私自身、若い頃には上司・先輩から「まずやってみろ」と背中を押されて挑戦し、多くの失敗をしてきました。しかし、この失敗が次の成長へとつながります。大切なのは失敗しないことではなく、失敗から次の一手を磨くことです。
3.素直に、真面目に
素直であること、真面目であること。これは皆さんの持つ強みであり、成長への大きなエンジンとなります。周囲の助言を素直に受け止め、真面目に取り組む。そして事後に自ら振り返って理解する。言われた通り動けばいいということではなく、理解し、考えて、動く。この繰り返しが、皆さんを成長させていき、次第に自分らしさや個性が生まれてきます。
4.「自分の言葉」で語る
これから皆さんが働く中で触れるものや学ぶものには、広告や資料では伝えきれない醍醐味があります。これをお客さまに届けるには皆さん自身の言葉で語らなければ伝わりません。上司・先輩に学び、仲間と切磋琢磨し、お客さまと真摯に向き合う中で、大和ハウス工業の価値を自ら語れるようになってください。この言葉が信頼と共感を生みます。
5.変化をつくる側へ
現在の社会情勢を見ても変化の波は大きく、これから先30年はさらに変わっていくでしょう。私はこの変化に適応するだけではなく、変化をつくる側にいたいと思っています。社会を変える変化も、きっかけは小さなものから始まります。身の回りの小さな取り組み、チームを改善する提案、目の前のお客さまへの最善など、一歩一歩が会社の未来をつくります。灯した光は小さくても、必ず広がり周囲を照らします。その経験を自分で積み重ねてください。
あらためて大和ハウス工業への入社を歓迎します。これから様々なことが皆さんを待っていますが、自由に挑戦し、素直に学び、仲間と一緒に未来を創っていきましょう。皆さんの挑戦を心から楽しみにしています。
「住宅省エネルギー性能証明書」取得率目標達成 コスモスイニシア リノベ
コスモスイニシアは3月30日、リノベーションマンション事業「INITIA & Renovation」で、2025年度に着工した既存マンション工事の「住宅省エネルギー性能証明書(ZEH水準※1・省エネ基準※2)」取得率が同社目標値である30%を超える37%に達し、同社が過去に分譲した既分譲住戸では取得率50%となり、2026年度目標値を60%に引き上げたと発表した。
省エネルギー化を推進するためYKK AP、u.company、エヌ・シー・エヌの3社と協業体制を構築したのが奏功したとしている。断熱性能を高めるため内窓を設置したり、高効率の機器などを採用している。
国土交通省によると、2023年度時点における既存住宅の省エネ基準適合率は19%にとどまっている。
※1 ZEH水準:建築物の断熱性能及び設備に関する基準を満たした住宅で、断熱等性能等級5以上かつ一次エネルギー消費量等級6以上の性能を有する住宅
※2 省エネ基準:建築物の断熱性能及び設備に関する基準を満たした住宅で、断熱等性能等級4以上かつ一次エネルギー消費量等級4以上の性能を有する住宅
省エネ・ZEH水準化が課題リノベセミナー/ZEH水準「芝浦アイランド」見学会(2025/11/29)


