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 大東建託のTOBにより同社の完全子会社となるTHEグローバル社の今後の動静が注目される。昨日(430日)行われた大東建託20263月期決算説明会で同社代表取締役社長執行役員CEO・竹内啓氏が「分譲マンション事業拡大は当然の流れ」と語ったように、再びマンション市場での位置を占めることになる可能性が高いと見た。

THEグローバル社の2025年6月期決算は、売上高617億円(前期比128.4%増)、営業利益54億円(同208.1%増)、経常利益46億円(同50.4%増)、純利益36億円(同35.7%増)。売上の大半は賃貸マンションを中心とする収益不動産事業で。全売上高に対する比率は83%となっており、分譲マンションは14%。2025年の供給は5物件261戸。

しかし、同社は2025630日現在、分譲マンション供給実績は1004,100戸超となっているように、コロナ前まではマンションデベロッパーとしての地歩を築いていた。2012年は16物件712戸、2014年は11物件534戸を供給している。コンパクトマンションが得意分野で、東京都中央区での供給は21物件740戸に上っている。辻村久信氏、永山祐子氏、鈴木エドワード氏、アシハラヒロコ氏、北原照久氏など建築家・デザイナーとのコラボ物件も多く供給している。

また、同社グループの創業事業であるマンション販売代理事業では、これまで262棟、10,100戸を超えている。

近年は大手デベロッパーの市場寡占化が進んでおり、かつてのような勢いを取り戻せるかは不明だが、全国区の知名度(ハウスコム)と、全国営業網を通じた情報収集力、潤沢な資金力、〝デザイナーズマンション〟を武器にすれば、中長期的には供給大手の一角に食い込むことは可能だと見た。

大東建託のTOBにより20255月に完全子会社になり上場廃止となったアスコットの20263月期決算は、売上高462億円(27/3月期計画660億円)、営業利益71億円(同79億円)。今後も収益不動産事業、物流施設開発、投資ファンド事業に注力し、THEグローバル社との棲み分けを行うと見られる。

大東建託 2026年3月期決算 増収増益 アスコット社など不動産開発事業が寄与

大東建託 TOBによりTHEグローバル社を子会社化 双方はなにを目指すのか(2026/4/18

新型コロナ 不動産業界再編促すか アスコット THEグローバル社を連結子会社化 (2020/11/14.

 

 

 

 大東建託は4月30日、2026年3月期決算を発表。売上高19,847億円(前期比7.7%増)、営業利益1,352億円(同13.8%増)、経常利益1,391億円(同7.5%増)、純利益990億円(同5.5%増)となり、過去最高益を更新、増収増益を達成。アスコット社の子会社化などによる不動産開発利益が増加した一方で、販管費が減少したのが増益に寄与した。年間配当金は150.4円(期初計画比13.4円増)の予定。

 セグメント別では、建設は売上高5,442億円(同0.6%増)、総利益1,381億円(同1.0%増)、営業利益451億円(同4.2%減)。労務費、資材費の高騰を受けたが、価格改定が利益率を下支えした。賃貸住宅のオーナーからの建築受注は減少したが、同社が土地を取得し、オーナーに販売する不動産販売が大幅に増加。中層化比率、建て替え比率が上昇した。受注単価は15,713万円(同162万円増)。

 不動産賃貸は、売上高12,030億円(同3.3%増)、売上総利益1,408億円(同5.9%増)、営業利益855億円(同6.5%増)。家賃ベースの入居率は98.0%(同0.2ポイント増)。貸家着工戸数3078,906戸に対する同社着工戸数比率は11.9%(36,679戸)。

 不動産開発は、売上高1,470億円(同186.5%増)、総利益323億円(同174.7%増)、営業利益185億円(同259.8%増)。買取再販・開発販売などの収益不動産事業利益が111.3億円増、アスコット社連結利益が82.2億円増となった。

 2027年3月期業績予想は売上高20,500億円(前期比3.3%増)、営業利益1,420億円(同5.0%増)、経常利益1,400億円(同0.6%増)、純利益1,080億円(同9.1%増)。予定しているTHEグローバル社の子会社化による数値は未織込。年間配当は163円(前期比12.6円増)の増配予想。

◇        ◆     ◇

 同社は同日、2026年3月期決算説明会を開催。記者団からの中東情勢の業績への影響についての質問に対し、同社代表取締役社長執行役員CEO・竹内啓氏は「予測不可能」としながら「中計最終年度である2026年度計画の売上高2兆500億円、営業利益1,420億円、ROE20%達成は何としてもやり遂げたい。メーカーなどとよく話し合い資材を確保する」と強い意欲を示した。

 アスコット社の子会社化に加え、THEグローバル社の子会社化について「もともとは一緒の会社。シナジー効果は大きい。すでにTHEグローバル社の複数の開発案件に当社が施工している」とし、分譲マンション事業の再拡大についても「当然、そのような流れになる」と強化することを示唆した。(この件については稿を改める)

 また、今年の地価公示上昇率で名古屋圏は、地方4市(札幌、仙台、広島、福岡)だけでなく全国平均を下回るなど〝地盤沈下〟が目立つことについて「福岡は縁あって不動産開発に参画しているが、地元の不動産会社が頑張っている。名古屋圏は当社発祥の地。機会があれば活性化に貢献したい」と語った。

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「仙川崖線」

 皆さんは「樹林地」をご存じか。「沼沢」「河川」「田畑」などとともに日常使う言葉だが、では「樹林地」の定義を聞かれたら答えられる人はどれだけいるか。

 なぜこんなことを冒頭に書くか。実は一昨日(4月26日)、東京大学名誉教授・石川幹子氏による「樹林地とは? 」と題するオンラインセミナーが行われた。趣旨には「明治神宮外苑の建国記念文庫の杜は『樹林地ではない』と定義され、伐採されました。この定義を適用すると明治神宮内苑の杜も、『樹林地ではない』となり、極論をすれば伐採が可能となります。本セミナーでは、この論理を学術的、法的かつ政策的に検証し、『虚偽の構造』を明らかにします」とあった。記者も視聴申し込みしたのだが、時間を間違えて聴き逃してしまった。

 なので、石川氏が何を話されたのかわからない。おそらく、神宮外苑再開発に関して、新宿区が風致地区に指定されている建国記念文庫の森の樹木伐採は違法であることを〝実証〟されたのだと思う。

 さて、では「樹林地」とは何か。言葉の意味はともかく、都市計画法ではどうなっているか調べた。「樹林地」の言葉は1か所しか使われていない。良好な居住環境を確保するための地区整備計画で「現に存する樹林地、草地等で良好な居住環境を確保するため必要なものの保全に関する事項」を定めることができるとしているのみだ。

 また、国土交通省「都市緑地保全法運用指針」には、「『樹林地』とは、当該土地の大部分について樹木が生育している一団の土地であり、樹林には竹林も含まれる」とし、「(都市計画)基本計画が対象としている緑地は、都市において『樹林地、草地、水辺地、岩石地…良好な自然環境を形成しているもの』であることから、基本計画においては、法に規定されている各種制度のみならず都市公園、風致地区、生産緑地地区、保存樹・保存樹林等都市における緑地の保全に資する施策を広く展開することが望ましい」としている。定量的な数値は示されていない。

 これらを受け、「新宿区における東京都風致地区条例に基づく許可の審査等に関する基準」は「(風致)区域内に1,000㎡以上の一団の樹林地がある場合は、その50%以上を残存させるよう指導すること」と定めている。

 ところが、新宿区は令和6年10月25日付「明治神宮第二球場解体工事等のための木竹の伐採許可通知書」で「(建国記念文庫の森を含む)申請区域に一団の樹林地は存在しない」と認定。その根拠として「樹林地とは一般的に平均高さ5m以上の樹木が10㎡に1本の割合で存する300㎡以上の土地」とし、建国記念公園の面積は約4,711㎡で樹木本数は135本なので、10㎡当たり0.28本となり、「10㎡当たり1本」の樹林地に該当しないとした。

 この決定を不服とし、2023年7月、住民らが新宿区長を相手取り、樹木伐採は違法とし、区の許可取り消しを求めて東京地裁に提訴した。裁判は継続中。

 令和8年3月6日に開かれた東京地裁の意見陳述で原告は「樹木伐採許可書を見た時に、『建国記念文庫は樹林地ではないので、風致地区条例の新宿区の審査基準で定められている、木を半分残すようにと事業者に対する行政指導の対象とならない』と書いてあり、私は驚愕しました(略)新宿区の担当課に聞いてみると、『川崎市の定義』によると、(樹林地は)『平均高さ5m以上の樹木が10㎡に1本以上の割合でまとまって存する300㎡以上の土地をいう』というものです(略)今回、この疑問を東京大学名誉教授の石川幹子先生にお伺いしたところ、先生は川崎市の環境審議会委員を10年以上にわたり務められ、部会長として法定計画である『緑の基本計画』の策定にあたられ、都市緑地法に基づく特別緑地保全地区の指定も20カ所以上、行ってこられましたが、この定義は一度もないということでした(略)先生は鎮座百年の明治神宮内苑調査の副座長も務められており、内苑の樹木調査を行っておられました。平成25年の樹木数は、21,139本(高木)、樹冠投影面積は、計測の結果、64haでしたので、10㎡当たりの樹木数は、0.3本でした」と述べている。

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仙川崖線

◇        ◆     ◇

 一昨日(4月27日)、調布市の特別緑地保全地区に指定されている「仙川崖線」を歩いた。「10㎡に1本」を念頭に、樹林地はどのようなものかを確認するのが目的だった(昔よく通った駅前の飲食店に寄る目的もあったのだが…)。樹林地にはシラカシ、クヌギ、コナラなどの高木が生い茂っていた。仙川では近くの保育園児、小・中学生などが制作した数千匹もの鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでいた。

 仙川崖線内の樹木の数は、目視した限りでは10㎡(3坪)に1本の割合には達していないと思った。意外だったのは、植わっている樹木ほどではなかったが、枯死木の株がたくさんあったことだ。(写真参照)

 そこで翌日(4月28日)、調布市役所に問い合わせた。目視した通りだった。仙川崖線の面積は約10,500㎡、樹木数は約370本とのことで、10㎡当たり0.35本だった。「10㎡当たり1本」とする樹林地の解釈について、市の担当者は「そのような視点で樹林地を見ていない。いかに既存の緑を保全するかが重要」と話した。

 仮に、樹林地を「10㎡当たり1本」にしたら、調布市だけでなく、全国の樹林地は半減どころか、3分の1にもならないのではないか。「新宿区緑の実態調査報告書」第9次によると、令和3年時点で「区内の100㎡以上の樹林は1,761箇所、面積合計は1,581,190㎡、1箇所当たりの樹林面積は898㎡」とある。同報告書でも神宮外苑の建国記念文庫の森も「樹林地」として図示されている。

 裁判の行方は分からない。新宿区の対応が合法となれば、この「10㎡に1本」が風致地区や緑地保全地区の樹木伐採の基準になる可能性がありそうだ。

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仙川で泳ぐ鯉のぼり

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電信柱のように強剪定された国道・甲州街道の街路樹

〝聖地〟新秩父宮ラグビー場着工イベント何も伝えぬメディア(2026/2/14)

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「Next GOOD Challenge(ネクスト グッド チャレンジ:以下NGC)」グランプリ企画

 コスモスイニシアは4月24日、社内企画コンペ「Next GOOD Challenge(ネクスト グッド チャレンジ:以下NGC)」2025年の結果を発表。グランプリに選ばれたリノベーションマンション企画「『間数よりも大切なものがある』~今も、未来も、家族に心地良い住まい~」を含め全4企画を商品化し、販売する。

 NGCは、未来の事業や商品企画を創造・実現する企画を社員から募集するもので、2025年度は、「5年後の未来のスタンダードになる住まい・サービス」をテーマに4チーム計12名がエントリー。各チームが約1年間、アイデアの構想からプランニング・プロモーション・セールスまでを見据えた企画を立案し、最終提案までにピッチ提案や中間プレゼンテーション、オフライン講評会を実施。

 審査の結果、グランプリの「『間数よりも大切なものがある』~今も、未来も、家族に心地良い住まい~」を含めリノベーションマンション4企画が選ばれた。企画は順次商品化し販売される。

 グランプリ企画は、回遊性を高めた水回りをコアに、開放感のあるシームレスなキッチン・リビング・小上がり居室空間を実現し、居室は子どもの成長やライフスタイルの変化に応じて空間を仕切ることができるようにしている。

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グランプリ企画

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 「田の字型プラン」からの脱却はもう数十年前からの課題だが、一向に改められる気配がない。むしろ退行している。間口を広げれば多様な間取りは可能だが、ショートスパンの専有圧縮がどんどん進んでいる。〝2戸1〟エレベータのセンターインや「横入玄関」は絶えて久しい。内廊下方式が増えているのだから、玄関ドアは引き戸にしてはどうかと考えているが、普及する気配はない。

 今回のグランプリ作品はとてもいい。もともとの玄関位置が戸境壁のところに会ったから可能になったプランだろうが、主寝室はフリースペースを含めて13.1畳大ある。小上がりは3畳大か。これくらいがいい(下部収納にしたらもっとよかった)。

 野村不動産ホールディングスは4月24日、2026年3月期決算を発表。売上高9,425億円(前期比24.4%増)、事業利益1,473億円(同+17.8%増)、純利益828億円(同10.8%増)となり、浜松町ビルの建替に向けた減損などの特別損失が発生したが、売上高・各利益は過去最高となった。

 住宅セグメントの分譲の売上高は3,111億円(同9.3%増)、計上戸数は3,473戸(同287戸減)、粗利益率は26.6%(同0.4ポイント減)。27/3月期予想は売上高3,500億円(同12.5%増)、計上戸数3,800戸(同326戸増)。計上売上高に対する26/3月期末の契約進捗率は59.3%。

 26/3期の用地取得は2,060億円(1,270戸)で、期末ストックは売上高25,700億円、戸数17,700戸。この他、再開発・建替案件4,000戸に参画済み。

 収益不動産の売上高は292億円(同61.3%増)、粗利益は134億円(同235.0%)。賃貸住宅のほかシニア住宅やホテルの売却が寄与した。

 都市開発セグメントの売上高は3,247億円(同52.2%増)、事業利益は539億円(同29.6%増)。オフィス・物流施設・商業施設等収益不動産の売却が寄与した。

 空室率は、「BLUE FRONT SHIBAURA」(26/3期4Qから空室率算入)の影響などにより14.3%(「SHIBAURA」を除くと6.4%)に上昇したが、「SHIBAURA」は全館成約済みで、2026年9月には満床稼働予定。

 海外セグメントは、売上高37億円(同56億円減)、営業損失47億円(前期は営業利益17億円)。ベトナムの分譲住宅の計上戸数の減少により減収減益。総事業費(同社持分)約8,400億円分の投資を確保している。

 仲介・CREセグメントは、売上高643億円(同71億円増)、営業利益189億円(同24億円増)。売買仲介取扱高や取扱件数の増加、ミドルにおける売買仲介取扱高の増加などにより増収増益。

 2027年3月期の業績予想は、売上高10,800億円(前期比14.6%増)、事業利益1,500億円(同1.8%増)、純利益860億円(同3.8%増)、年間配当金44.0円(同4.0円増)と、住宅分譲が好調に推移することや資産運用セグメントの運用資産残高の増加などにより、売上高、各利益は過去最高となる予想。事業利益は、長期経営方針で定めた28/3月期目標1,600億円を上回る進捗。配当金は15期連続の増配を予想。

Screenshot 2026-04-25 at 16-13-07 大阪市:うめきた2期区域において「(仮称)うめきた公園」の工事に本格着手します (… 公園 公園計画).png
「うめきたの森」

 三菱地所を代表企業とするグラングリーン大阪開発事業者JV9社は4月23日、「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」内の「うめきた公園」(約4.5ha)の全体開園に先駆け、2026年11月に「うめきたの森」(約0.9ha)を早期開園すると発表した。

 「うめきたの森」は、2025年3月までに開園・開業した「うめきたサウスパーク」と対をなす「うめきたノースパーク」内の西側エリアに位置。水都大阪の歴史を踏まえ、幅約10m、落差約3mの滝など約1,400㎡の水景を整備する。

 生物多様性の取り組みでは、既に観測されている30種(鳥類10種、昆虫類20種)の生物を56種に増やす計画。来園者への提供サービスとしては、一般社団法人うめきたMMOが先行開業エリアで展開している参加型プログラム「うめきたPUBLIC SCOOP」を「うめきたの森」にも拡張し、飲食店舗「AOI NAPOLI OMBRA(仮称)」を開業するなど、プロジェクトのコンセプト「"Osaka MIDORI LIFE"の創造」~「みどり」と「イノベーション」の融合~の更なる深度化を目指す。開園と同時に、南北街区を繋ぐ全長350mの「ひらめきの道」が全面開通する。

 「うめきた公園」は面積約4.5ha。整備主体は大阪市・UR都市機構、整備手法は防災公園街区整備事業(一部、土地区画整理事業)。整備後、大阪市に移管予定。基本設計は日建設計・三菱地所設計、実施設計は日建設計。デザインリードはGGN、ランドスケープ設計は日建設計、照明デザイナーは内原智史デザイン事務所、サインデザイナーは井原理安デザイン事務所、サインプロジェクトマネジメントはメック・デザイン・インターナショナル、施工は大林組・竹中工務店。

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「グラングリーン大阪」南館 21日オープン 23日までの来街者70万人超(2025/3/22)

〝負けたらあかんで東京に〟返上「グラングリーン大阪」南館3/21オープン(2025/3/17)

時とともに成長する「うめきた公園」美しい「JAM BASE」先行街びらき(2024/9/4)

「うめきた公園」事業者は自画自賛でも大阪市の指定管理者評価の評点は77点(2024/9/4)

「グラングリーン大阪」9月6日まちびらきうめきたMMOが公園指定管理者に決定(2024/2/21)


 

 

Screenshot 2026-04-25 at 15-37-26 「プレミアムレジデンス立川」オープンのお知らせ-2.pdf.png
「プレミアムレジデンス立川」

 三信住建、中央日本土地建物、第一交通産業、旭化成ホームズ、大和地所レジデンスの5社は4月23日、「プレミアムレジデンス立川」のマンションサロンを2026年4月25日にオープンすると発表した。最寄り駅の立川駅からバス便だが、南側の眺望がすばらしい多摩川に近接し、平均専有面積73㎡を確保し、奥行4mのバルコニーを設置するなど、価格次第では人気になる可能性を秘めている。

 敷地南側に広がる多摩川の河川敷は対岸まで約500mの立地に加え、ZEH-M Oriented・低炭素建築物のダブル認定、共用部にはパーティー&キッズルームやラウンジ、サウナ付きゲストルーム、屋上テラス、設置率82%超の駐車場、専有部は奥行き4mのバルコニー、1階駐車場付き住戸など。

 物件は、JR立川駅からバス約9分、バス停徒歩4分、立川市富士見町6丁目の準工業地域に位置する敷地面積約8,029㎡、8階建て210戸。専有面積は66.41~89.09㎡、価格は未定。竣工予定は2028年1月。販売代理は大和地所レジデンス。設計・監理はプラスデコ一級建築士事務所。施工はファーストコーポレーション・三信住建。販売開始は2026年5月下旬。

◇        ◆     ◇

 多摩川に近いマンションといえば、記事にしたばかりの京王電鉄・リビタ「京王多摩川ハモンズ」があり、最近では調布・狛江からバス便の積水ハウス「多摩川シーズンズ」、住友不動産「シティテラス多摩川」がある。売主の一社・大和地所レジデンスは前社名の日本綜合地所時代に多摩川に近い中河原駅圏で分譲したのを覚えている。

 今回の物件は、価格がいくらになるかが全て。このところの異常な価格高騰で、業界内では今後分譲されるマンションの価格は〝坪300万円以下はありえない〟という声が支配的だ。なので、この物件も坪300万円を突破しても記者は驚かないが、予想としては坪単価は300万円以下になると思う。それにしても売主の組み合わせが面白い。

引き戸多用リビタのノウハウ盛り込む京王電鉄「京王多摩川ハモンズ」反響2600件(2026/2/24)

緑化面積10,000㎡超ランドプラン秀逸坪単価も割安積水ハウス他「多摩川」(2026/1/17)

長期優良、ZEHに★3つの「みどり」住友不・長谷工の建て替え「多摩川」900戸(2024/3/30)


 

 

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「ダイアナ神宮前ビル」

 青木茂建築工房は4月23日、築古の建築物の構造躯体を残しながら、建築コスト、CO2を大幅に削減し、新築と同等の機能を有する建築物に再生するリファイニング建築手法を採用した「ダイアナ神宮前ビルリファイニング工事」解体工事現場見学会を行った。敷地が狭いため、見学者を4サイクル各30人(合計120人)に制限したが、申し込みが多く、約140人が参加した。

 冒頭、同社会長・青木茂氏は、「このプロジェクトは三井不動産さんの紹介。従前建物は、階段室などにスペースが取られているスキップフロアが多く、テナントビルにするのは課題があったので、フラットにする提案をしたところOKとなった。大工事になったが、この種の工事は経験があるので大丈夫。珍しい工法なのでしっかり見学していただきたい」と挨拶した。

 続いて同社設計チーフで一級建築士の川村航大氏が工事概要などについて以下の通り説明した。

 ビルオーナーは、8階建てのビルに建て替えることを考えたそうだが、敷地の一部が住居系用途地域に指定されており、日影規制を受けるため現在と同等のボリュームの建築は不可能で、ペンシルビルにしかならないことが判明したため、同社のリファイニング建築が採用された。

 既存建物は、地下1階から2階までは階段室などに多くのスペースが割かれているスキップフロアになっており、各フロアの室内形状も凹凸が多く、貸しビルとして汎用性に欠ける課題を抱えていた。

 そのため、縦動線を根本的に見直し、集約化と効率化を図ることでバリアフリーを実現し、共用部の充実、テナント区画を整形な平面に再構成。既存スラブ/梁を解体するとともに新たなスラブを新設している。

 また、既存建物は平成19年に耐震改修済みだったが、再検査の結果、耐震補強を施す必要性があったことから、塔屋や雑柱を撤去して軽量化を図った。補強計画は第三者機関から耐震評定書を取得し、耐用年数については日本建築センターから今後100年超の評価を得ている。確認済証を再取得する予定。

 既存建物「ダイアナ神宮前ビル」は原宿交差点に近い一等地。東京メトロ原宿駅から徒歩7分、渋谷区神宮前1丁目に位置する敷地面積約572㎡、地下1階地上4階建て延床面積約2,260㎡。建ぺい率90.40%、容積率395.07%。昭和53年(1978年)竣工。用途は事務所/店舗(自社ビル)。施工は日本建設。総合企画は三井不動産。

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解体工事現場

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天井

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青木氏(左)と同い年の東京都立大学名誉教授・深尾精一氏

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川村氏

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 川村氏が最初に「築48年」と話したとき、日影規制はすでに施行されていたのではないかと考え、川村氏に質問した。川村氏は「日影規制の施行は昭和52年(1977年)11月で、当該建物はその数か月前に建築確認が下りており、既存不適格建築物となった」と説明した。

 建て替えた場合は日影規制を受け、敷地条件などからして希望通りのビルは建てられないことはよくわかった。リファイニング後の延べ床面積は従前とほとんど同じだが、スキップフロアをなくし、フラット化を実現したことで賃貸面積を確保できているということもよく理解できる。

 ただ、どこが大工事なのかは、専門的知識がないので全然わからないし、他の取材も入っていたので途中で退席した。多くの関係者(建築業界だけでなく、金融機関も多いはず)が駆けつけたように、リファイニング建築はいまもっとも注目されているテーマのはずだ。これまでの記事も再録する。青木氏は『建築の魔術師』だ。

丹下健三が設計「船の体育館」解体始まるリファイン建築・青木茂氏「極めて遺憾」

予約が取れないリファイニング見学会〝お互い様〟「ドミトリー朝日台」30分で満席(2024/4/19)

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「ルネ柏ザ・レジデンス」

 総合地所は4月23日、「ルネ柏ザ・レジデンス」のメディア向け竣工見学会を行った。駅東口の新規マンションは4年振りの供給で、反響数は予想の1.5倍の720件に上っており、予定価格はリーズナブルなことから早期完売するか。主なターゲットはDINKS。

 物件は、JR・東武野田線柏駅から徒歩10分、柏市中央2丁目の第一種住居地域・近隣商業地域(建ぺい率60%、容積率200%)に位置する7階建て53戸。専有面積は58.47~80.10㎡、価格は未定だが、70㎡台で6,500万円台を予定している。建物は2026年3月に竣工済み。施工は長谷工コーポレーション。

 現地は、スーパー跡地。建物は全戸南東向き。主な基本性能・設備仕様は、ZEH-M Oriented、H-BAコンクリート、直床、食洗機、リビング天井高2500ミリ(Gタイプ4階除く)、可動式収納「UGOCLO S(ウゴクロ エス)」(9戸)、全戸玄関前宅配ボックス「DELBOX-SMART」、家電を遠隔操作できるIoTアプリ「Home Link」、ワークスペースやキッズスペースなど多目的に利用できる「エクストラ・リビング」(8タイプ)など。

 昨年9月に物件ホームページを開設しており、同時期に販売を開始している駅西口の「ルネ柏ディアパーク」(389戸)との相乗効果もあり、反響数は想定の1.5倍の720件に上っている。5月2日から開始するモデルルーム見学申し込みは110件。約半数が柏市居住者。

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 先日(4月16日)、オープンハウスグループが「これから家を買いたい共働き子育て世帯が住みたい駅・路線ランキング2026 ~関東版~」の発表会があり、同社開発事業部営業推進部上席課長・斎藤祥氏が「つくばエクスプレスに住む茨城県出身(取手市)の私からしたら『柏』は〝千葉の渋谷〟」と語ったのには仰天した。

 確かに柏はいい街だとは思うが、茨城県出身者の不動産のプロが「渋谷」を連想するとは…。どこを起点にするかだが、東京からの電車時間は41分。わが多摩センターは55分(新宿からだと30分)だから、少し遠いが、街の熟成度・街並みは同レベルだと思う。マンション単価だって負けないはずだ。

 これはさておき、今回の物件。柏駅圏のマンションはこれまでどれくらい見学しただろうか。数十物件はあるはずだ。もっとも強く印象に残っているのは、ポラス「ルピアグランデ柏 ココロリゾート」(196戸)、三井不動産レジデンシャル「パークホームズ柏タワーレジデンス」(191戸)、大京「ライオンズタワー柏」(265戸)だ。

 「強く印象に残っている」のは分譲単価がものすごく安かったからだ。坪単価はポラスが155万円、三井不レジが245万円、大京が230万円だった。現在の中古価格は分からないが、分譲時の1.5倍くらいになっているのではないか。

 この3物件のことを考えながら、今回の物件の分譲単価を予想した。ここでは明らかにできないが、同社担当者に「坪単価○○○万円なら、私も売る自信がある」と話した。その通りの価格になるはずだ。

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外観(北側から)

柏駅圏最大389戸 18坪(62㎡)の新型3LDKに注目総合地所「ルネ柏ディアパーク(2025/2/16)

駅距離・準工のハンディものともせずポラス中央住宅「柏」全196戸ほほ完売(2021/9/29)

坪245万円に納得 コロナ禍で半分以上を成約 三井不「柏タワー」(2020/9/7)..

大京「ライオンズタワー柏」 竹中の免震で坪単価は230万円(2014/6/2)


 

 

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青木氏(「ダイアナ神宮前ビルリファイニング工事現場見学会」会場で)

 古い建築物を残しながら、新築並みの機能を有する建物に再生するリファイニング建築を提唱している建築家・青木茂氏(78)は4月23日、「ダイアナ神宮前ビルリファイニング工事現場見学会」会場で、丹下健三が設計した旧香川県立体育館(高松市)の解体工事が4月10日に着手されたことについて、次のようにコメントした。

 「香川県知事を長く務めた金子さんは文化を大事にされてきた。丹下さんが設計した旧香川県立体育館はその一端。県民に大きな影響を与えた。国立競技場と並んで文化的価値がある建築物。建物を解体するのではなく、民間のお金で買い取って、再生しようというわれわれの提案が受け入れられなかったのは極めて遺憾。県民の声を無視する、今の知事は何を考えているか解せない」

 青木氏はまた「この建物(ダイアナ神宮前ビル)は築50年で、建て替えた場合は現在と同じボリュームの建築は不可で、貸しビルとしてリフォームしても構造的に課題も多いことから、われわれの提案が採用された」と語った。

 「ウィキペディア(Wikipedia)」によると、金子正則(1907年-1996年)は「イサム・ノグチや猪熊弦一郎らの芸術家と交遊があり、1958年(昭和33年)の香川県庁舎(現・東館)建設にあたっては猪熊の助言で丹下健三に設計を任せ、壁画を猪熊が制作している。また、知事在任中に香川県文化会館や香川県立丸亀高等学校武道館を設計した大江宏や、芦原義信、浅田孝らの建築家とも交流があった」としている。

 4月10日付共同通信は「世界的建築家、故丹下健三氏が設計した旧香川県立体育館(高松市)について、地震による倒壊の危険性を理由に解体準備を進めてきた県は10日、工事に着手した。文化的価値が高いとして地元建築家らでつくる団体が昨夏以降、県に利活用に向けた協議に応じるよう求めていたが、実現しなかった」「旧体育館は1964年完成。曲線を描く特徴的な外観から『船の体育館』として親しまれたが、屋根落下の危険性が判明し2014年に閉館した」と報じている。解体費用は約8.5億円。

 リファイニング建築は、リフォームやリノベーションとは異なり、既存建築物の構造躯体をそのまま残し、耐震補強など現行法に適合させ、建て替えの約60~70%のコストで建物の再生・長寿命化を図る手法。CO2削減にも大きな効果がある。

予約が取れないリファイニング見学会〝お互い様〟「ドミトリー朝日台」30分で満席(2024/4/19)

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