「グラングリーン大阪」 「うめきたの森」今秋に開園 三菱地所など9社JV

「うめきたの森」
三菱地所を代表企業とするグラングリーン大阪開発事業者JV9社は4月23日、「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」内の「うめきた公園」(約4.5ha)の全体開園に先駆け、2026年11月に「うめきたの森」(約0.9ha)を早期開園すると発表した。
「うめきたの森」は、2025年3月までに開園・開業した「うめきたサウスパーク」と対をなす「うめきたノースパーク」内の西側エリアに位置。水都大阪の歴史を踏まえ、幅約10m、落差約3mの滝など約1,400㎡の水景を整備する。
生物多様性の取り組みでは、既に観測されている30種(鳥類10種、昆虫類20種)の生物を56種に増やす計画。来園者への提供サービスとしては、一般社団法人うめきたMMOが先行開業エリアで展開している参加型プログラム「うめきたPUBLIC SCOOP」を「うめきたの森」にも拡張し、飲食店舗「AOI NAPOLI OMBRA(仮称)」を開業するなど、プロジェクトのコンセプト「"Osaka MIDORI LIFE"の創造」~「みどり」と「イノベーション」の融合~の更なる深度化を目指す。開園と同時に、南北街区を繋ぐ全長350mの「ひらめきの道」が全面開通する。
「うめきた公園」は面積約4.5ha。整備主体は大阪市・UR都市機構、整備手法は防災公園街区整備事業(一部、土地区画整理事業)。整備後、大阪市に移管予定。基本設計は日建設計・三菱地所設計、実施設計は日建設計。デザインリードはGGN、ランドスケープ設計は日建設計、照明デザイナーは内原智史デザイン事務所、サインデザイナーは井原理安デザイン事務所、サインプロジェクトマネジメントはメック・デザイン・インターナショナル、施工は大林組・竹中工務店。


「グラングリーン大阪」南館 21日オープン 23日までの来街者70万人超(2025/3/22)
〝負けたらあかんで東京に〟返上「グラングリーン大阪」南館3/21オープン(2025/3/17)
時とともに成長する「うめきた公園」美しい「JAM BASE」先行街びらき(2024/9/4)
「うめきた公園」事業者は自画自賛でも大阪市の指定管理者評価の評点は77点(2024/9/4)
「グラングリーン大阪」9月6日まちびらきうめきたMMOが公園指定管理者に決定(2024/2/21)
築48年「原宿」事務所・店舗 リファインニング建築で新築並みに再生 青木茂建築工房

「ダイアナ神宮前ビル」
青木茂建築工房は4月23日、築古の建築物の構造躯体を残しながら、建築コスト、CO2を大幅に削減し、新築と同等の機能を有する建築物に再生するリファイニング建築手法を採用した「ダイアナ神宮前ビルリファイニング工事」解体工事現場見学会を行った。敷地が狭いため、見学者を4サイクル各30人(合計120人)に制限したが、申し込みが多く、約140人が参加した。
冒頭、同社会長・青木茂氏は、「このプロジェクトは三井不動産さんの紹介。従前建物は、階段室などにスペースが取られているスキップフロアが多く、テナントビルにするのは課題があったので、フラットにする提案をしたところOKとなった。大工事になったが、この種の工事は経験があるので大丈夫。珍しい工法なのでしっかり見学していただきたい」と挨拶した。
続いて同社設計チーフで一級建築士の川村航大氏が工事概要などについて以下の通り説明した。
ビルオーナーは、8階建てのビルに建て替えることを考えたそうだが、敷地の一部が住居系用途地域に指定されており、日影規制を受けるため現在と同等のボリュームの建築は不可能で、ペンシルビルにしかならないことが判明したため、同社のリファイニング建築が採用された。
既存建物は、地下1階から2階までは階段室などに多くのスペースが割かれているスキップフロアになっており、各フロアの室内形状も凹凸が多く、貸しビルとして汎用性に欠ける課題を抱えていた。
そのため、縦動線を根本的に見直し、集約化と効率化を図ることでバリアフリーを実現し、共用部の充実、テナント区画を整形な平面に再構成。既存スラブ/梁を解体するとともに新たなスラブを新設している。
また、既存建物は平成19年に耐震改修済みだったが、再検査の結果、耐震補強を施す必要性があったことから、塔屋や雑柱を撤去して軽量化を図った。補強計画は第三者機関から耐震評定書を取得し、耐用年数については日本建築センターから今後100年超の評価を得ている。確認済証を再取得する予定。
既存建物「ダイアナ神宮前ビル」は原宿交差点に近い一等地。東京メトロ原宿駅から徒歩7分、渋谷区神宮前1丁目に位置する敷地面積約572㎡、地下1階地上4階建て延床面積約2,260㎡。建ぺい率90.40%、容積率395.07%。昭和53年(1978年)竣工。用途は事務所/店舗(自社ビル)。施工は日本建設。総合企画は三井不動産。

解体工事現場

天井


青木氏(左)と同い年の東京都立大学名誉教授・深尾精一氏

川村氏
◇ ◆ ◇
川村氏が最初に「築48年」と話したとき、日影規制はすでに施行されていたのではないかと考え、川村氏に質問した。川村氏は「日影規制の施行は昭和52年(1977年)11月で、当該建物はその数か月前に建築確認が下りており、既存不適格建築物となった」と説明した。
建て替えた場合は日影規制を受け、敷地条件などからして希望通りのビルは建てられないことはよくわかった。リファイニング後の延べ床面積は従前とほとんど同じだが、スキップフロアをなくし、フラット化を実現したことで賃貸面積を確保できているということもよく理解できる。
ただ、どこが大工事なのかは、専門的知識がないので全然わからないし、他の取材も入っていたので途中で退席した。多くの関係者(建築業界だけでなく、金融機関も多いはず)が駆けつけたように、リファイニング建築はいまもっとも注目されているテーマのはずだ。これまでの記事も再録する。青木氏は『建築の魔術師』だ。
丹下健三が設計「船の体育館」解体始まる リファイン建築・青木茂氏「極めて遺憾」

青木氏(「ダイアナ神宮前ビルリファイニング工事現場見学会」会場で)
古い建築物を残しながら、新築並みの機能を有する建物に再生するリファイニング建築を提唱している建築家・青木茂氏(78)は4月23日、「ダイアナ神宮前ビルリファイニング工事現場見学会」会場で、丹下健三が設計した旧香川県立体育館(高松市)の解体工事が4月10日に着手されたことについて、次のようにコメントした。
「香川県知事を長く務めた金子さんは文化を大事にされてきた。丹下さんが設計した旧香川県立体育館はその一端。県民に大きな影響を与えた。国立競技場と並んで文化的価値がある建築物。建物を解体するのではなく、民間のお金で買い取って、再生しようというわれわれの提案が受け入れられなかったのは極めて遺憾。県民の声を無視する、今の知事は何を考えているか解せない」
青木氏はまた「この建物(ダイアナ神宮前ビル)は築50年で、建て替えた場合は現在と同じボリュームの建築は不可で、貸しビルとしてリフォームしても構造的に課題も多いことから、われわれの提案が採用された」と語った。
「ウィキペディア(Wikipedia)」によると、金子正則(1907年-1996年)は「イサム・ノグチや猪熊弦一郎らの芸術家と交遊があり、1958年(昭和33年)の香川県庁舎(現・東館)建設にあたっては猪熊の助言で丹下健三に設計を任せ、壁画を猪熊が制作している。また、知事在任中に香川県文化会館や香川県立丸亀高等学校武道館を設計した大江宏や、芦原義信、浅田孝らの建築家とも交流があった」としている。
4月10日付共同通信は「世界的建築家、故丹下健三氏が設計した旧香川県立体育館(高松市)について、地震による倒壊の危険性を理由に解体準備を進めてきた県は10日、工事に着手した。文化的価値が高いとして地元建築家らでつくる団体が昨夏以降、県に利活用に向けた協議に応じるよう求めていたが、実現しなかった」「旧体育館は1964年完成。曲線を描く特徴的な外観から『船の体育館』として親しまれたが、屋根落下の危険性が判明し2014年に閉館した」と報じている。解体費用は約8.5億円。
リファイニング建築は、リフォームやリノベーションとは異なり、既存建築物の構造躯体をそのまま残し、耐震補強など現行法に適合させ、建て替えの約60~70%のコストで建物の再生・長寿命化を図る手法。CO2削減にも大きな効果がある。
わが業界も学ぶ点多い 星野佳路氏とスタッフやり取り 星野リゾート「プレス発表会」

星野氏(同社提供、この日の服装ではない)
星野リゾートは4月22日、「星野リゾート オンラインプレス発表会2026春」を行った。大半は同社が運営しているホテルブランドの紹介だったが、同社・星野佳路代表と同社スタッフのフランクなやり取りがとても面白く、同社の企業姿勢、ミッション、目指す方向がよく理解できた。同社がどうして伸びるのか、わが業界も学ぶ点が多い。
敷地面積が約10万㎡の国の重要文化財「旧奈良監獄」を活用したプロジェクト「奈良監獄ミュージアムby 星野リゾート」も紹介された。4月27日に開館する博物館は年間100万人の来館者を見込む。6月に開業するホテル「星のや奈良監獄」の客室48室は全てラグュアリーホテル仕様で1泊147,000円から。
テーマは「自由」だという。これがまた素晴らしい。ある意味では、「自由」を奪うのが法律であり、「自由」を貫くために法を犯し、「自由」など全くない、ややもすると死刑に至る監獄に収監される、罪深い愚かなわれわれ人間の根源を問うという。1泊14.7万円(ネットで検索したら1泊1人、35,574円〜)で「自由」が満喫できるのは高いのか安いのか…。
監獄(ゲッタウェイ)が舞台の小説はたくさん読んだ。そのものずばりの吉村昭「破獄」(新潮文庫)もいいが、記者の一押しは加賀乙彦「宣告」(新潮文庫)だ。(高輪ゲートウェイは必見)。
環境庁によると、「観光立国推進基本計画」に基づく歴史的資源を活用した観光まちづくりは、令和7年度までに300地域に拡大し、取組地域の高付加価値化を目指す面的展開地域を50地域展開するとしている。
ホテル市場について星野氏は、「インバウンドの伸び率は鈍化傾向にあり、踊り場に差し掛かる場面もある」としながら、「必要なのは、集客エリアを分散するマーケティング」と話した。劇的に宿泊客が増加した「谷川岳」などを紹介するとともに、「出雲大社」について、商売繁盛の神=ビジネスプロスペリティ(Business prosperity)にしてはどうかと提案した。
これは、わが伊勢神宮にも当てはまる。伊勢市の人口はどんどん減少しており、空き家率は10%をはるかに超え、飲食街は〝シャッター通り〟どころか廃墟と化している。参拝者はお祈りだけして素通りし、鳥羽や志摩方面に流れていく。どこにもない歴史・文化などの資源を生かし切れていない(駅周辺に喫煙所があるのは、神が住む外宮だけというのは皮肉。豊受大御神は鷹揚なもので、宗派を問わないし、無神論者も極道も受け入れる。商売繁盛だろうが家内安全、夫婦和合…なんでも可だ。だから〝神さん〟とあがめられるのだろう)。
星野氏はまた、ホテルは宿泊前の「予約」に課題があるとし、同社が独自に開発した宿泊予約システム「FleBOL(フレボル)」を2027年には全施設に導入すると話した。
記者もそう思う。仕事であれ私用であれ、「喫煙」が絶対条件だが、探すのは大変だ。ホテル紹介サイトはたくさんあるが、検索項目には「禁煙」はあっても「喫煙」項目がないサイトが多い。日程変更も簡単ではない。予約済みの日程をキャンセルしてから新たに予約したケースはたくさんある。食事の変更や送迎バスなどの案内も少ない。AIを活用すれば、ホテル予約はもっと簡単になるはずだ。
◇ ◆ ◇
星野氏は、ホームページで「世界の人たちを友人として結んでいく、それは他の産業にはできない『旅の魔法』」とし、ミッションは「世界の方々に日本を好きになってもらいたい。それが世界の平和につながる地道な活動だと考えている」「夢は大きく、運営は地道に」と語っている。
星野氏がどうして自らを「社長」ではなく「代表」としているのかをほとんど瞬時に理解した。会社組織を旧来型の上意下達体制から、風通しのよいフラットな自由闊達な企業風土を構築しようという狙いだろう。口先だけでなく、自らが率先して実践していることが、スタッフとのフランクなやり取りからうかがえた。
例えば、星野氏の趣味らしい「滑降」(恰好は「奈良監獄」の文字入りのTシャツだった)。年間80日体験するのが目標だそうで、明日(4月23日)には80日目の尾瀬で滑ることになっており、目標を達成すると話し、「目標を100日に引き上げる」意向を公表した。その際、うらやましそうなスタッブに向かって「私が年間100日滑ろうが問題はない。社員には100日以上の休暇があるし、有給休暇もある」と、社員にも堂々と休めと問わず語りに示した。星野氏の「大丈夫か」という問いに、スタッフは「とても楽しく働いています」と答えた。
メディアに対しては、「今日の発表会に対するアンケートに協力していただきたい。私も全てチェックしている」と語った。
わがハウスメーカー・デベロッパーはこの種のメディア向け発表会などでアンケートをとる会社は数えるほどしかない。企業にとってメディアが果たす役割は大きいと思うが、情報を一方的に伝えるだけの企業は多いし、自らの視点で〝事実〟を読者に伝える役割を果たしていないメディアも多いとつくづく思う。その意味で、本日の発表会はとても参考になった。
村野藤吾が設計した旧横浜市庁舎リノベホテル「OMO7横浜by 星野リゾート」開業(2026/3/16)
日本橋一丁目再開発 街区名称は4つ目の「東京ミッドタウン日本橋」 三井不・野村不

「東京ミッドタウン日本橋」
三井不動産と野村不動産は4月21日、開発を進めている「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」の全体街区名称を「東京ミッドタウン日本橋」に決定したと発表した。「ミッドタウン」としては「六本木」「日比谷」「八重洲」に続く4つ目。2026年9月末に竣工し、2027年秋にグランドオープンする。
事業は日本橋川と街が一体となった新たな街づくりを目指す「日本橋リバーウォーク」の第一弾プロジェクトとして位置づけられており、日本橋ならではの歴史性と未来志向を融合させ、働く・集う・滞在する・住まうといった多様な都市活動を統合し、水辺空間を生かした象徴的なミクストユース開発を目指す。
事業はA・B・C・Dの4街区で構成。A街区「日本橋野村ビルディング旧館」は、中央区指定有形文化財である「日本橋野村ビルディング旧館」の外観を保存・活用する。
B街区「日本橋リバーサイドテラス」は、複合施設「日本橋リバーサイドテラス」と48 戸の住宅を整備。
C街区「日本橋野村三井タワー(通称:ザ タワー)」は、地上52階・地下5階、高さ約284m、延床面積約約374,800㎡の複合タワー。日本橋の新たなスカイラインを描き、水辺空間と連動した国際都市拠点を形成する。
オフィスは、低層部(10階~20階、基準階面積約1,900坪)と高層部(22階~38階、基準階面積約1,300 坪)。10階と21階には屋外スカイガーデンを設け、エリア最大級のフロアプレートを有するオフィスを整備する。
地下1~3階の商業施設は、隣接する「日本橋一丁目三井ビルディング(通称:サウス)」と地上2階・地下1階で接続し、「東京ミッドタウン日本橋」として約20,000㎡の一体の商業施設とする。
39~47階は、ヒルトンが運営する最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」(197室)が2027年秋に開業予定。3つのレストラン、ラウンジ&バー、屋内プール、スパ、フィットネスセンター、宴会場、チャペルを備える。
48~51階には、ヒルトン最上級ブランドの名を冠したアジア太平洋地域初の賃貸レジデンス賃貸住宅「ウォルドーフ・アストリア・レジデンス東京日本橋」(総戸数71戸、専有面積約60~約430㎡)を整備する。
5~8階には、都心最大規模のMICE・ビジネス支援施設を整備。約1,500㎡の2 つのホール、計約1,400㎡の12のカンファレンスルームを備える。
安心・安全・サステナブルな街づくりとしては、オフィス部分はZEB Oriented認証の取得を前提とした設計としており、居住部分もZEH-M Oriented認証を取得済み。C 街区地下にはエネルギーセンターを設置し、「電気」と「熱」を供給するコージェネレーションシステム(CGS)を採用する。
D街区「日本橋一丁目三井ビルディング(通称:サウス)」地下1~4階の「COREDO 日本橋」は2026年10月をもって閉館し、「東京ミッドタウン日本橋」の商業ゾーンとして2027年秋にリニューアルオープンする。
事業は、東京メトロ・都営地下鉄日本橋駅直結、中央区日本橋一丁目に位置する開発面積約3.0ha。設計/施工は都市計画・事業コンサルタント・基本設計・実施設計・監理:日建設計、デザインアーキテクト:日建設計、Pelli Clarke & Partners Inc、施工:日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業建設共同企業体。

イメージ図(日本橋側)

屋外ロビー

中央通りからのイメージ図

商業施設

50階パーティラウンジ

50階ロビーラウンジ

MICEホールイメージ

MICEエリア屋外デッキイメージ(夜景)
〝便利地、好立地〟「穴場」は? オープンH「住みたい駅・路線ランキング2026」





オープンハウスグループは4月16日、「これから家を買いたい共働き子育て世帯が住みたい駅・路線ランキング2026 ~関東版~」の調査結果まとめ発表。同社開発事業部営業推進部上席課長・斎藤祥氏は、20代~40代のアンケート回答者700人が「憧れの駅」として挙げた東京、品川、目黒、恵比寿、渋谷などのTOP10は〝買える一戸建てはほぼない〟としながら、〝便利地、好立地〟の戸建てが買える「穴場」は少なくないことを話した。
調査は、1都三県に住む、共働きで子育て中、かつ5年以内の住宅の購入を検討している20代~40代の男女700人(東京都472人、神奈川県98人、千葉県65人、埼玉県65人)にネットで聞いたもの。
ランキングは別掲の通り。憧れの駅のベスト3は「東京」「品川」「目黒」の順で、以下「恵比寿」「渋谷」「新宿」「横浜」「五反田」「大崎」「新橋」の順でベスト10入り。1都3県で新たにベスト10入りした駅は「新橋」「弁天橋」「中山」「川崎新町」「十日市場」「新座」「武蔵浦和」「新松戸」「本八幡」など。
調査結果から、家選びで重視するのは駅から徒歩15分圏内であること、居住環境で重視するのは土地のポテンシャル、通勤における電車の乗り換え回数は理想では乗り換えなしが48.0%、住宅ローンの月々の支払金額は賃貸家賃の現在比で+3万円なら許容できることが分かったとし、注目のキーワードとして、①メンパ(メンタルパフォーマンス)②バイパス路線界隈③戸建てルネッサンスの3つを上げた。
「穴場」の駅として、東京都は「国立」「田無」「町田」「金町」、神奈川県は「武蔵小杉」「辻堂」、埼玉県は「さいたま新都心」「武蔵浦和」「志木」、千葉県は「柏」「稲毛」「柏の葉キャンパス」などを挙げた。

「憧れの駅」トップにランクされた東京駅近くの仲通り

丸二ビルの前

丸二ビルの通路約50mにわたってチューリップが活けられている(憧れの駅トップにランクされるのもうなづける)
◇ ◆ ◇
入社歴12年の斎藤氏の話はとても面白かった。いきなり「物件価格・地価・金利の『三重高(さんじゅうだか)』」と話したのには、今年も大阪桐蔭に惜敗したわが三重県の「三重高」を連想させ、心中穏やかでならざるものがあったが、「つくばエクスプレスに住む茨城県出身(取手市)の私からしたら『柏』は〝千葉の渋谷〟」「『辻堂』は一度行ったことがある」などと〝自分〟をさらけ出したのには好感が持て、「業界ナンバーワンを目指す」「マーケットインの考え方で不動産業界を牽引する、理想をあきらめない〝便利地、好立地〟の『穴場』はたくさんある」などとアピールしたのに、同社の勢いを感じた。
ランキングそのものについては、他社のこの種のランキングも同様、いま一つよくわからない。同業記者も指摘したように、路線ランキングベスト10では、7位の小田急小田原線以外は全てJRで、憧れの駅も全40駅(相互乗り入れ含む)のうち私鉄沿線に限ると和光市、所沢、千葉ニュータウン中央、新鎌ヶ谷、印西日本医大、印西牧の原しかない。何らかのフィルター、バイアスがかかっているのだろう。
憧れの駅=住んでみたい路線にはならないのも考えものだ。記者もお金があったら〝大丸有〟に住みたい。しかし、マンションの坪単価にしたら最低3,000万円だろう。ほんの一握りの人しか買えない(三菱地所はまず区分所有マンションを建設しない)。
仮に、回答者の世帯年収を820万円、土地30坪、建物30坪の一戸建てを想定したら、全40駅圏で無理なく買える層は700人のうち1~2割くらいだろう。駅としては鴨居、十日市場、北朝霞・朝霞台、新鎌ヶ谷、印西日本医大、印西牧の原あたりか。
ただ、最低土地面積規制がなく3階建てが可能なら、齋藤氏が「穴場」として挙げた国立、田無、辻堂、武蔵浦和、志木、柏、稲毛などは6,000~8,000万円台で取得可能かもしれない。(記者は、不動産に「穴場」は基本的にないと思うが)
「戸建てルネッサンス」については同感だ。ピンキリはあるだろうが、木造戸建ての坪単価は上昇しているものの60~70万円台で推移している。RCの半値に近い。都心・最寄り駅からの距離を犠牲にすれば(長嶋修氏は「マンションは『駅7分以内』しか買うな!」といっている)、良好な住宅地の戸建てが購入できる。デベロッパー各社も木造賃貸や戸建て開発に注力していることが、住宅着工統計にも表れており、東日本レインズの統計データでも中古戸建ての成約件数は増えている。今後も一定の需要が見込まれるのではないか。

斎藤氏
◇ ◆ ◇
取材時間を間違え、発表会の1時間前に同社に着いてしまった。同社広報担当者に「出直ししますが、タバコが吸いたい」と伝えたところ、たまたま出合わせた男性社員が喫煙所まで案内してくれることになった。
記者と一緒にタバコを吸うのかと思ったら、そうではなかった。記者が喫煙所でタバコを吸う4~5分間、外で待ってくれた。男性社員は同社陸上部に属する森周志さんだった。同社ホームページには「2025年3月中途入社。コミュニケーションデザイン本部に所属。陸上400mの選手として、高校生の頃にインターハイを連覇、大学入学後は日本インカレ8位入賞、関東インカレで3位入賞などの結果を残す。大学卒業後、実業団チームで陸上競技を続けるも、新たな環境を求めてオープンハウスグループへ転職」とある。
400mを45秒台で走ると聞いた。〝凄い凄い凄い凄い〟(記者は若いころ、皇居1周を25分くらいで走った。今は45秒で50mくらいか)。太もも、ふくらはぎを触らせてもらった。石のように硬かった。2028年ロサンゼルスオリンピックを目指すと語った。タバコは吸わないという。
しかし、上には上がある。ネットで調べた。400mの日本記録は44.44秒(2025年)で、世界記録は43.03秒(2016年)だ。わずか1、2秒だが、ゴールする時点では10m、20mの差が出る。絶望的な数字に思えるが、そんなこと関係ない。森さん、頑張れ。野球部も頑張れ。
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森さん(同社提供)
森さんのInstagramはこちら→https://www.instagram.com/sherry550k/
「渋谷合同入社式」に400人 昨年の4倍増 新卒応援に全力〝TOKYU〟

「渋谷合同入社式2026」(渋谷ヒカリエで)
東急不動産が主導する渋谷の価値を育むコミュニティアプリ「SHIBUYA MABLs(渋谷マブルス)」は4月13日、「渋谷合同入社式2026」を渋谷ヒカリエホールで開催した。職種の枠を超えた渋谷に拠点を置く会社の2026年新卒が一堂に会し交流するイベントで、昨年に続き今回が2回目。参加者は、個人参加資格の昨年100人超から、今年は企業参加も加えたこともあり38社約400人へ4倍に増加。飲食を交え約2時間半、会場は笑顔にあふれ、歓声が絶えなかった。
イベントの冒頭、主催者の東急不動産「SHIBUYA MABLs」事業責任者・大西里菜さんが「お互いご近所に勤務しながら交流はほとんどなし。業種の枠を超えてご近所同士が緩やかにつながるのが目的」などと歓迎のあいさつを述べた。
そのあと、1卓10人くらいのグループに分かれ自己紹介、渋谷にまつわるクイズ、自身の目標・希望を短冊に認め掲示する多彩なメニューをこなし、新卒を代表してサイバーエージェント林実月さんが「私たち〝26渋盛世代〟を共通言語にし、街を盛り上げていきましょう」と呼び掛けた。渋谷区長・長谷部健氏からも歓迎するビデオメッセージが寄せられた。
合同入社式の主催者は渋谷合同入社式実行委員会(東急不動産、太平洋商事、NPO法人Community for Communities Shibuya、シブヤスタートアップス)。「渋谷区での勤務」という共通項のもと2025年に第1回目を開催。渋谷に拠点を置く30社以上の企業から100名以上の新卒社員が個人資格で参加した。今年は企業参加も加えたことで、参加者は38社約400人へ4倍に増えた。
合同入社式に合わせ、東急不動産・三井不動産・東急の3社が連携し、渋谷スクランブルスクエア・渋谷駅西口ビジョン・渋谷駅アーバンコア・MIYASHITA PARK館内・東急プラザ渋谷、渋谷ヒカリエなどで新卒を歓迎するデジタルサイネージを展開する。
「SHIBUYA MABLs」は、渋谷で働く人、住む人、訪れる人を対象とした渋谷エリア特化型のコミュニティアプリ。渋谷駅から1.5㎞圏内に入ると押せる「チェックイン」ボタンから始まり「お得」「繋がる」が体験できるリアルとデジタルの共感設計により、様々なイベント・部活動・コミュニティ活動へ展開している。
「MABLs」のダウンロード数は10万件を突破し、登録会社数は5,000社、提携店舗は130店舗、イベント参加者数は累計6,000人に達している。






◇ ◆ ◇
会場で拾った声をいくつか紹介する。
林実月さんはサイバーエージェントの採用戦略室新卒採用人事担当に配属が決まった。林さんは「小さい頃は自分を表現するのが苦手でしたが、父の仕事の関係で小5から中1までタイとフィリピンで生活したとき、自分から情報を発信することの大事さを学びました。人が好きです。この会社に入ることを決めたのも人を大事にする会社だからです」と語った。
主催者の東急不動産の商業施設事業担当の柏崎倖太さんから「僕の投球覚えている? 」と声を掛けられた。記事をチェックしたら、柏崎さんは明大アメフト部出身で、RBA野球大会で投げ敗戦投手となった(アメフト選手がレベルの高いRBA野球で通用するはずはない)。柏崎さんは「渋谷の多様性に富んだ街づくりに参加できてこんな嬉しいことはない。これをパワーにしてよりよい街づくりをしたい」と語った。
同僚の広域渋谷圏価値創造グループ・井上実沙子さんは「地域と様々な企業の連携が実を結んだ。これからの渋谷を動かす原動力の一人になります」と話した。
匿名希望の新卒は「歴史・文化はもちろん、住む人の想いやかかわり方が地域資源。この地域資源を生かした街づくりに参加したい」と語った。
このほか、写真で紹介したように面白いメッセージがたくさん寄せられた。

林さん

井上さん(左)と柏崎さん

◇ ◆ ◇
この種のイベントを初めて取材した。似たようなものでは、秋田市や山形市など公共団体が主催した事例はあるそうだが、民間企業が主催というのは全国初という。東急不動産だからこそできたという気がする。
同社はバブルがはじけた平成の段階で、成績優秀者中心の採用から個性を重視した採用へと変更したのを知った。その後の商業施設や「関係人口創出事業」「エリア/アセット展開事業」などの事業展開は、その成果が表れたということではないか。初めて出会ったはずの人がすぐ打ち解けあうのを見て仰天したのだが、そこはZ世代ならではのスマホがつなぎ役を果たしたのか。
参加者の皆さんへの記者からメッセージ。記者は今年4月、77歳(喜寿)を迎えた。〝記事はラブレター〟が基本姿勢。「渋谷」といえば、50数年前だ。彼女と宮下公園のベンチに座り、夜空の星が輝くのを眺めながら永遠の愛を誓ったところだ。そして数年後、彼女から三行半の〝花を愛せる人になって〟の殺し文句でもってごみのように捨てられたのも渋谷の飲食店だった。ほろ苦い青春の蹉跌として記憶に刻まれた場所だ。
立ち直るのに3年かかった。新卒者の皆さん、〝三日三月三年〟の言葉があるが〝石の上にも三年〟もある。とにかく3年間がむしゃらに頑張ってほしい。そうすれば必ず芽は出る。芽が出なければ何かが間違っている。方向転換したほうがいいかもしれない。再スタートは可能だ。

短冊「皆に愛されるおばあちゃんになる」「かわいいだけじゃない男になる「自分も尊重。他人も尊重」…みんな素晴らしい

「家を買う」さん、記者はこれまで5,000件以上のマンション・戸建てを取材している。いつでも相談に乗りますよ。もちろん無料で

「玉の輿とけっこんする」(女性)さん…〝逆玉〟もいいですよ。「残業したくない」さん…記者も大賛成。本当は働くことも遊ぶことも全てが世の中のためになる「残業」の概念がなくなる社会が理想

サイネージ
新入社員の皆さんへ―「記事はラブレター」こだわり記者からのメッセージ2026/4/6)
阿部好投 4発で大成有楽が圧勝東急不明大アメフト部卒の柏崎投手は通用せず(2024/6/17)
利回り15~30%〝空き家は資源〟拡大する「ワンストップ実家じまい」 ネクスウィル
被相続人・課税対象被相続人の推移

国税庁公表資料から
課税総額・相続税額の推移

国税庁公表資料から
ネクスウィルは4月16日、メディア向け「実家じまい」トレンド発表会を開催した。進学や就職による子の世帯分離・独立、中高年齢世代の体力の衰えなどで「実家じまい」の相談件数が増えており、同社独自の自治体との連携による様々な課題を“まるっと”一括で解決する「ワンストップ実家じまい」事例が紹介された。
国税庁の「令和6年分 相続税の申告実績の概要」によると、被相続人(死亡者数)は約160.5万人(前年比101.9%)、申告書の提出に係る被相続人数は約16.7万人(同107.1%)、課税総額は約23.3兆円(同108.1%)、相続税額は約3.2兆円(同108.0%)、課税割合は10.4%(同0.5ポイント増)となり、課税総額、相続税額は、基礎控除額の引き下げがあった平成27年分以降で最高となった。
同社の相続に関する意向調査(N=311)によると、「あなたが実家を出た(または出る)ことで、実家の居住状況はどうなるか」の問いに「誰も住まなくなる」は14.4%、「親(または家族)が住み続けるが、将来的には空き家になりそう」は43.7%となっている。実家相続の不安や課題については「建物の老朽化」「残置物の片づけ」「立地」「費用負担」「手続き手間」「管理負担」などの声が多くあった。60代の男女の4人に1人の人は新シーズンをきっかけに住まいの見直しを検討していると回答した。
これらの実態から、同社は、実家じまいにネガティブなイメージを抱いている人が多く、放置空き家につながる可能性が高いと指摘している。
同社は、2019年1月設立(代表取締役・丸岡智幸氏)。訳あり不動産買取事業、訳あり不動産CtoCプラットフォーム事業を展開している。
プラットフォームは、同社が空き家買取⇒オーナーに売却⇒オーナーがリフォーム⇒賃貸運用するか、同社がリフォームし、自治体が借上げるもので、これまで1,000件以上の実績がある。連携自治体は全国で16自治体に及び、月に4日社員を直接派遣し、迅速な対応を行っているのが買取件数の増加に繋がっているという。運用利回りは15~30%。
岩手県紫波町の事例では、400件ある空き家リストから活性化企業人制度を活用し、2025年7月~2026年3月までの空き家対応25件のうち13件を買い取りに繋げている。
発表会で丸岡氏は「大相続時代が到来したが、空き家は資源であり、『負動産』を『資産』としなければならない。二地域移住/移住施策の実施、放置空き家の解消・流通促進・利活用につなげる必要がある」と語った。
その施策の一つとして、今季Jリーグ二部から一部に昇格し、観客数が4,000~5,000人から9,000~10,000人へ倍増した水戸ホーリックとの連携により、チームに空き家の相談窓口を開設し、同社が空き家をホーリックブランド民泊としてリニューアルする事例を紹介した。
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運用利回りが15~30%と高いのにびっくりした。丸岡氏にどうしてそんなに高いのか、利回り確保の条件は何かについて聞いた。
丸岡氏は、「1件当たりのリフォームコストは200~300万円。水回りとクロス、床の更新だけで、耐震補強、外壁塗り替えなどは行わない。賃料は月額3~5万円。アパートなどと異なり、ペット可の戸建ては利用者にとっても大きなメリットがある」と話した。
〝訳あり不動産〟845万戸 山積する課題浮き彫りに ネクスウィル調査(2025/10/9)
シアターは800席 ホールは800人超収容「東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス」

シアター(提供:東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス)
東京建物は4月14日、東京駅前に完成した大規模複合ビル「TOFROM YAES TOWER(トフロム ヤエス タワー)」内の劇場・カンファレンス施設「東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス」のメディア向け特別内覧会を開催した。施設は5月1日にプレオープンする。
施設は「東京建物 ぴあ シアター」とホール・会議室「東京建物 ぴあ カンファレンス」から構成。国際会議、展示会・イベント、講演会、セミナーなどMICEを中心としたビジネス関連の大規模イベントに加え、これまで東京駅周辺に不足していたエンタテインメント催事による文化芸術発信や、まちと人の結びつきを強める交流の場としての役割を担う。施設は同社が所有し、ぴあ・コングレが共同で運営する。
3階から6階に設置される「東京建物 ぴあ シアター」は、東京駅前初の段床式劇場。客席数は約800席(1階593席、2階213席)で、ストレートプレイやミュージカルなどの演劇を中心に、音楽ライブやセミナー、式典など多様な用途に対応する。
5階のカンファレンスは全10室。スクリーン、プロジェクターを備えており、映像・音響・防音システムを完備。面積は20~50㎡。一部は連結して使用も可能。Room名称に「幕開けに舞う花吹雪」(春)「絆深まる夏神輿」(夏)「共に色づく赤紅葉」(秋)「雪に描くこれからの轍」(冬)などと春夏秋冬の風物詩とともに紡ぐ縁を演出している。分割可能な150㎡の「FROM YAESU HALL」も併設されている。
6階カンファレンスの「TO YAESU HALL」は天井高6.8m、広さ750㎡(3分割可)。スクリーン、プロジェクターを完備しており、多様な用途利用に対応。収容人数は最大約828席。
「TOFROM YAESU TOWER」は、東京駅直結の地下4階、地上51階建て延床面積約25,000㎡の大規模複合ビル。基本設計は日本設計、実施設計は大林組。施工は大林・大成建設共同企業体。完成は2026年2月。

シアター ホワイエ(提供:東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス)

カンファレンス5階Room(提供:東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス)

カンファレンス6F_TO YAESU HALLスクール形式(提供:東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス)
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シアターを見た途端、隈研吾氏がデザイン監修した積水ハウスの分譲マンションと御園座の建て替え複合再開発プロジェクト「御園座タワー」の「御園座レッド」で埋め尽くされていた劇場を思い出した。今回の客席は「オレンジ」だが、どちらも素晴らしいことに変わりはない。
カンファレンス、ホールもいい。前段でも紹介したが、各Roomには春夏秋冬を想起させる名前がついていた。「共に色づく赤紅葉」は〝色気だつ〟を連想させドキッとしたが、イベントとこの名前を掛け合わせたら面白いものになるはずだ。
ホールの広さは、三菱地所「Torch Tower」の2,000席超には負けるが、三井不動産「日本橋三井ホール」「室町三井ホール&カンファレンス」よりも広い。

「共に色づく赤紅葉」(秋)と「雪に描くこれからの轍」(冬)
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こんなことは書きたくないが、書かざるを得ない。書いたことが何の効果も得られなかったら書く意味もないので、効果を得られるように書く。
立派なシアター、カンファレンスホールなどを見学した後だった。すべて見学して帰ろうとしたら、6階カンファレンスホワイエの、少し離れていてもフェイクだと分かる観葉植物が目に飛び込んできた。
〝これはありえない〟と担当者にも伝えたが、まず改善されないだろう。だから、小澤社長にお願いする。社長、まだ時間はある、あのフェイクを本物に変えていただきたい。野村不動産の「BLUE FRONT SIBAURA」を見ていただきたい。
ラグュアリーホテルのエントランスに貧相な観葉植物が置かれていたのを見たことはおありか。東京建物の受付はフェイクの観葉植物でしょうか。社長の家の玄関もフェイクでしょうか(小生は、そこそこの収入があったとき、花屋さんに頼んで毎週1回生けてもらっていた)。
社長はご存じないでしょうが、記者が〝フェイクをやめよ〟のキャンペーンを張っていたとき、御社の2018年分譲の「Brillia 一番町」の販売事務所には生花が飾られていた。坪単価750万円でも圧倒的な人気を呼んだ。生花は欠かせないお客さまへのおもてなしだ。
ついでにメディアにも。この日、どれだけのメディアが内覧したか知らないが、観葉植物などに関心がある人は皆無だろう。小生はあらゆる施設の仕上げ材が本物か偽物かをチェックする。フェイクの緑については10年以上前から〝フェイクをやめよ〟のキャンペーンを張ってきた。「緑」にも少しは関心を払っていただきたい。
とてもいいと思ったのは、各フロアに喫煙室が設けられていたことだ。

カンファレンス6階ホワイエ(提供:東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス)
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弁当などのケータリング会社・結膳は、廃棄食品を養豚用の飼料(エコフィード)で飼育した豚の肉を提供するという。「脂肪が白く、旨味の強い、とろけるような肉質が特徴」のようだ。
その隣のCBケータリングは、本物のブッフェ料理を展示していた。メディアに試食させるのではなく、ただ見せるだけで廃棄するという。値段を聞いたら、20人前で1人4,000円(飲料は除く)とか。もったいないと思ったので「結膳に譲ったらどうか」と聞いたが、記者もそうだが豚は甘いものは食べないそうだ(二人の担当者は太っていた。いつも余り物をたらふく食べているのではないか)。わが業界の宴会は、豪華な料理はやめて、つまみは乾き物だけにして、その代わり酒はもっと上等なものにしてほしい。廃棄食品は人間用にはならないのか。

CBケータリング〝見本〟
首都圏最大1,100坪マンションギャラリー野村不「芝浦」「新宿」と同じあふれる緑(2026/2/19)
和の格式と伝統の継承を隈研吾氏監修の御園座タワー完成積水ハウス・御園座(2018/1/8)
坪750万円でも好調「Brillia」最高峰東建・地所レジ「一番町」サロンに乃村工藝(2018/4/18)
OSI研究所創設者で明大名誉教授・百瀬恵夫氏死去 享年91歳
OSI研究会創設者で、明治大学政治経済学部名誉教授・百瀬恵夫氏(享年91歳)が令和8年4月10日(金)死去した。葬儀は近親者のみで執り行う。
同研究会は「百瀬恵夫先生を送る会」(仮称)を執り行う予定だが、詳細は未定。
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訃報に接し、言葉が出ない。先生、さようなら。
合掌
以下に主な記事を添付します
OSI創立20周年明治大学名誉教授・百瀬恵夫会長の米寿を祝う(2022/7/17)
2022年年頭挨拶沖縄復帰50年 OSI研究会・百瀬恵夫会長&権代美重子理事長(2022/1/5)
〝モネ〟百瀬・明大名誉教授と〝マネ〟篠原・OSI代表の絆展初日大賑わい18日まで(2020/10/13)
息つく暇なし津田三佐雄「南極(難局)物語」百瀬・明大名誉教授ら凍りつく(2020/1/15)
「おーお明治」大学の誇り百瀬恵夫名誉教授の「瑞宝中綬章」受章を祝う会に300名(2017/8/8)
. 春の叙勲三井不会長・岩沙弘道氏が旭日大綬章明大名誉教授・百瀬氏は瑞宝中綬章(2017/4/30)

