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「3Days DESIGN CHAMPIONSHIP2025」GRAND FINAL(決勝)優勝した「黒衣」チーム

 オープンハウス・ディベロップメントが10月21日行った「3Days DESIGN CHAMPIONSHIP2025」GRAND FINAL(決勝)を取材した。〝現場取材〟の声が掛ると「パブロフの犬」そのものになる記者は、何の予備知識も持たず会場に駆け付けたのだが、普通の設計コンペとは天と地ほどの差があるのに仰天し、そのまま踵を返そうとも思ったのだが、お世話になっている同社女性広報の笑顔には勝てず、ほぼ半日を費やし、一部始終を見届けた。オープンハウスのエネルギーの凄さを体験した。

 どのようなイベントかご存じない方も多いだろうから、概要から紹介する。このイベントは11年前から実施しているもので、今回が12回目。四年制大学、大学院、専門学校などの建築、住環境、土木系、デザイン系の学科に所属する2027年3月に卒業見込みのインターンシップ学生が対象。設計コンペで優勝したチームの作品を同社の分譲戸建てに採用するというのが最大の特徴。

 同社人材開発部係長・吉野愛理氏は「大学で行われている授業は何の制約も設けられないものが多い。当社のイベントはそれらと異なり、都市計画法や建築基準法に適合するのはもちろん、不特定多数向けの分譲戸建てとして実際に建築するというもので、この種のコンペは全国的にも珍しく、かなり知られています。昨年の作品は2日間で完売しました」と話した。毎年約1,000人の応募があり、11回まで累計参加者は1万人を突破しているという。

 今年は7月28日から計7回の予選(各3日間)「3Daysインターンシップ」(予選)で勝ち抜いた5チームが決勝戦に出場。①デザイン性②間取り③施工実現性④プレゼンテーション⑤模型の5項目、各5点25点満点で、同社の建築部門のスタッフ約100人(一・二級建築士)が評点し、最高得点を得たチームが優勝。副賞として50万円が贈呈される。

 決勝に勝ち上がったのは「YOHAKU」「青のすみか」「黒衣(くろご)」「檸檬」「Crafters」の5チームで、審査の結果、「黒衣(くろご)」が優勝した。受賞者は「富山から新幹線を利用して駆けつけました。模型は上野のカラオケ店で撮影した」「みんなそれぞれ離れており、分担して最高の作品に仕上げることができた」「住む人のこと考えて喜んでもらえる作品を作った」「今日は私の誕生日。信じられない。とても嬉しい」「私はパースと動画を担当した。チームに支えられた。感謝したい」と喜びを爆発させた。

 審査員を代表して同社・佐藤部長は「みんな素晴らしい作品ばかりだった。最後の3作品には残れなかったが、『Crafters』のプレゼンはおじさん審査員に受けた。私はこれまで、学生さんに専門性を深く掘り下げ努力しないと実社会では通用しないと話してきたが、今回の各作品はそれに沿うもの」と講評した。

 優勝作品は、同社がブラッシュアップし、練馬区・光が丘の敷地40坪の分譲戸建てとして分譲される。

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◇        ◆     ◇

 写真を見ていただきたい。会場に当てられていたのは、同社ショールームも設けられている渋谷南東急ビル。みんな異様な格好をしていた。馬鹿な記者でも渋谷=迷惑ハロウィンくらいは知っている。そのまま立ち去ろうと思った。馬鹿にするなと。

 だが、しかし、5つの作品の間取りや模型をざっと見たが、設計条件である細長い敷地条件に果敢に挑戦していた。みんな外と内をつなぐ土間や吹抜け、ロフト、屋上テラス、2階リビングなどを提案していた。

 6分間のプレゼンのあと、同社の部長クラスと思われる特別審査員からの鋭い質問にひるむことなく答えていたのも印象に残った。最高に面白かったのは、審査員がデザインを〝寒々しい〟と批判したのか、女性の学生さんが「寒々しいと言ったのは誰ですか」とやり返したことだ(記者はこのプレゼンに満点を投じる)。

 記者は、「黒衣」はいまひとつよく分からなかったが(耳が遠く、間取りもほとんど判別できなかった)、住宅全体を歌舞伎の舞台に見立て、それぞれの居住空間に役割を振り当てた発想力が素晴らしいと思った。

 作品は、来年にも分譲される。ぜひとも取材を申し込みレポートしたい。相場からしたら価格は1億円くらいになるかもしれない。

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ポラス 学生コンペ 実物件化モデルハウスを公開 ミニ開発の難点を解消(2017/8/12)

次代へ道を開くか「広がる通りみち」第8回「三井住空間デザイン賞」(2014/10/23)

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ポラス「子育てママの理想の家」コンペ大会(2013/4/26)

三井不レジ・大栄不 免震&長期優良「パークホームズLaLa新三郷」(2012/6/12)

不思議な空間を見た 三井不動産レジデンシャル「第6回三井住空間デザイン受賞住戸」(2011/2/9)

 

 


 

 

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MID POINT×BIZcomfort豊洲」 

コスモスイニシアは1020日、WOOCMigakunとの協業拠点のシェアオフィス「MID POINT×BIZcomfort豊洲」を開業し、同日、メディアにも施設を公開した。働く場所としての利便性のほか、地域とつながる場としての新たな価値を提供するニューノーマル時代の未来型シェアオフィスを目指す。

施設は、東京メトロ有楽町線豊洲駅徒歩3分、江東区豊洲5丁目の豊洲プライムスクエア10Fに位置する約715㎡。58席のコワーキングスペース「BIZcomfort」(約253㎡)と74室のレンタルオフィス「MID POINT」(約461㎡)で構成。コワーキングの利用料金は24時間365日利用可の全日プランが19,800/月、土日祝プランが7,700円。レンタルオフィスは53,900円~/月(共益費込・別途総額の5%の保証料あり)。設備はWi-Fi、フリードリンク、無料プリンター、ロッカー、ポスト、登記可、会議室、WEB会議用個室など。

テクノロジー感のあるオフィスデザインを追及するため新素材「バンドクサルデコール建材」や、SDGsの達成に向けた取り組みの一環として、廃漁具をリサイクルして生まれた低炭素タイルを採用している。

WOOCが運営する「BIZcomfort」は、全国174拠点(OPEN予定含む)を展開するコワーキングスペース・レンタルオフィス。「Migakun」は、様々な空間の上流から下流までの施設運営サービスを提供し、管理運営の効率化を支援している。

MID POINT」は、1名から利用可能なシェアオフィスで、2018年にオープンした第1号拠点「MID POINT目黒不動前」を皮切りに、東京都、神奈川県で9店舗を展開。24時間・365日利用可能、住所利用・法人登記、ポスト利用が可能な個室プラン・ブースプランのほか、コワーキングプランを用意し、コミュニティマネージャーが駐在している。

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 記者は、「MID POINT」第一弾の「目黒不動前」をはじめ結構見学・取材している。記事を参照していただきたい。

 今回の「豊洲」は、「BIZcomfort」のデザインが素晴らしい。あちこちにフェイクの観葉植物が配置されていたのは如何と思うが(関係者の皆さん、野村不動産の「BLUE FRONT SHIBAURA」を参考にしていただきたい)、黒・グレー・青を基調にした内装は、作業・思考に集中するのに最適だと思う。

 もう一つ、施設を案内して頂いたWOOC開発事業部開発チーム課長・井貫拓真氏が「他の大手施設と比較して、利用料金は圧倒的に安い」と強調したことだ。

 確かにそうだ。124時間、365日利用すると仮定した場合、1日の利用料金は約651円だ。酒が飲めないのは難点だが(タバコもダメか)、日高屋でビール1杯とアジフライか半ラーメンの値段と、主にタバコを吸うために123回利用するドトールとほぼ同額だ。13時間利用すれば1回当たり2,920円となり、時間給の3分の1のコストだ。

 しかし、この種のサービスの難点・課題は一つある。記者は1990年ころにワープロを覚え、キーボードを叩いて記事を書いてきた。今でもそうだ。パソコンのキーボードを叩く音がマナー違反になり、叩き出されるのが分かっているので利用しない。消音ボードをどこか開発しないか。

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豊洲二・三丁目の最後にして最高の再開発PJ IHI三菱地所「豊洲セイルパークビル」(2025/7/23

「唯一無二」新たな街づくりの嚆矢へ 野村不他「BLUE FRONT SHIBAURA」開業(2025/9/1

〝めっちゃいい〟デザイン コスモスイニシア レンタルオフィス「MID POINT川崎」(2021/11/11

レベル高い 天井高は3.5 コスモスイニシア レンタルオフィス第三弾「武蔵小杉」(2020/7/21

住宅立地に特化 コスモスイニシア レンタルオフィス第一弾「目黒不動前」オープン(2018/11/17

 

Screenshot 2025-10-25 at 12-01-05 平成18年3月6日 - PRTIMES:「プレミスト昭島モリパークグラン」全戸完売.pdf.png
「プレミスト昭島 モリパークグラン」

 大和ハウス工業は10月23日、昭島プロジェクトの第二弾マンション「プレミスト昭島 モリパークグラン」(277戸)が10月13日に全戸完売したと発表した。2024年11月の販売開始から1年を待たず完売したことになる。2023年11月分譲の第一弾「昭島」(481戸)を早期完売しており、2年間で758戸を完売したことになる。

 物件は、JR青梅線昭島駅から徒歩3分、昭島市代官山2丁目に位置する14階建て全277戸。周辺には大型複合商業施設やスポーツ施設・ホテルなどが立地する都市型リゾート「東京・昭島 モリパーク」に加え、緑豊かな環境も充実しており、高い生活利便性と自然環境を兼ね備えた立地に位置。専有面積は57.67~90.04㎡、平均坪単価は約300万円。売主は同社のほか京王電鉄、住友商事。設計・監理・施工は長谷工コーポレーション。竣工予定は:2026年3月。

 共用部には「プライベートラウンジ」や「バーベキューテラス」のほか、「ゲストスイート」「パーティーラウンジ」「ランドリールーム」など多様なニーズに応える施設を設け、専有部には間取りを変更できる「ウォールドア」「スロップシンク」などを標準装備。

 契約者の属性は、20代が約10%、30代が約35%、40代が約15%、50代が約20%、60代以降が約20%。家族数は2人が約51%、3人が約20%、4人が約7%。居住地は東京都内が約88%(うち昭島市内が約30%)。

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 どこを中心とするかだが、東京駅から約1時間の立地条件を考えたら驚異的な売れ行きだ。2023年に分譲開始した第一弾の「プレミスト昭島」も全481戸をわずか8か月で完売している。2年間で758戸を早期完売したことになる。

 なぜ売れたか。同社のプレス・リリースにもあるが、〝東京の軽井沢〟と称されるようにあらゆる都市施設が整っており、樹齢100年超と思われるイチョウ並木など豊かな緑環境がユーザーの心を捉えたのだと思われる。契約者のうち地元は約3割で、広域から集客できており、年代も幅広いことにそのことが表れている。こういう街を「官能都市」と呼ぶのにふさわしい(わが多摩センターも負けない。京王電鉄と長谷工コーポレーションは駅前の京王プラザホテル跡地にマンションを建設する。ひょっとしたら、大和ハウスも売主に名を連ねるかもしれない。野村不動産も有力候補)。

「プレミスト昭島」第2弾の第1期1次は143戸全戸の半数以上大和ハウス(2024/11/15)

大和ハウス「昭島プロジェクト」第二弾第一弾より多少高い「多少」はいいくらか(2024/9/21)

 81.5haの物流「GLP昭島プロジェクト」敷地内に4.5haの樹林地開発に疑問の声も(2024/9/21)

竣工予定の8月を待たず8か月で全481戸完売大和ハウス「プレミスト昭島」(2024/5/28) 

わずか2か月で全戸数481戸の6割強の第1期295戸を成約大和ハウス「昭島」(2023/11/19)

〝東京の軽井沢〟レベル高い「来年6月までに完売」あるか大和ハウス「昭島」(2023/5/26)


 

 

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「K HOUSE 横浜仲町台」

 ケイアイスター不動産が11月上旬に販売するマンション「K HOUSE 横浜仲町台」を見学した。坪単価は430~440万円になる模様で、予想したより高いような気もしたが、専有面積を広めにした商品企画がユーザーに支持されるか。

 物件は、横浜市営地下鉄ブルーライン仲町台駅から徒歩9分、横浜市都筑区茅ケ崎南二丁目の第二種住居地域(建ぺい率60%、容積率200%)に位置する5階建て全28戸。専有面積は75.33~100.58㎡、価格は未定だが坪単価は430~440万円になる模様。竣工予定は2027年1月下旬。設計・監理はアート総合企画一級建築士事務所。施工は新三平建設。販売代理は東京中央建物。

 現地は、美しい街路樹と良好な中高層マンション群を抜けたエリアの一角。道路を挟んだ敷地北側は線路。建物は全戸南向きで、平均専有面積は85㎡のワイドスパンが特徴。主な基本性能・設備仕様は、ZEH-M Oriented認定、二重床・二重天井、食洗機、浴室タオル掛け2か所、ソフトクローズ機能付き引き戸、スロップシンクなど。

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 仲町台駅のマンションを見学するのは5年ぶりで、同社のマンションを見学するのは初めてだったので、どのよう物件かとても興味があった。

 坪単価は400万円を割ったら、ものすごい人気になると予想したが、やはりそうはならないようだ。横浜駅までの近さを考えたら単価設定はこのようなものになるのだろうと思う。

 専有面積が広いので購入検討者がどう判断するかだが、住環境は申し分ない。駅からのアプローチは、信号は一つくらいしかないはずだ。通り抜ける中高層マンション群は空地が十分確保されているし、イチョウやメタセコイアの街路樹がとても美しい。

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現地までのアプローチ

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現地

隣接のサカタのタネのメタセコイア圧巻大京のZEH-M「仲町台」販売好調(2020/2/21)

樹影を映し込む外観まるで絵画のようモリモト「アールブラン横浜仲町台」(2017/10/24)

住友不「シティテラス横浜仲町台 壱番館」外観・景観デザインが秀逸(2012/10/12)秀逸

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植田社長(帝国ホテルで)

 三井不動産は10月20日、恒例の記者懇親会を開催し、約200人のメディア関係者が集まった。冒頭、同社代表取締役・植田俊社長は次のようにあいさつした。

 世界では、トランプ政策が与える影響、地政学的なリスクが懸念されており、国内では行政の混迷が続いている。一方、経済に目を向けると、堅調な内需と設備投資をベースに穏やかな回復が続いている。継続する賃上げと物価との好循環が生まれでインフレ成長を成熟させる成長型経済へ向かう大きな転換期を迎えている。

 この良好な経済情勢を象徴するかのように、最近のスポーツの世界では、サッカー日本代表がブラジルを逆転で破り、大谷翔平はそれこそ野球の新しい歴史を作る活躍をし、また、ノーベル賞では生理学・医学賞と化学賞の2人の先生が受賞される明るい話題があった。(これらの流れに水を指す)政治の混迷が経済やマインドを引っ張ることのないよう祈りたい。

 わが国のこれまでの30年間に及ぶデフレの時代は、付加価値が正当に評価されず、イノベーションが起きづらい時代だった。デフレを脱却し、インフレを定着させるパラダイムシフトが今起きており、これからの時代は付加価値が正当に評価され、イノベーションが起きる必要条件が整ったと認識している。これまでの〝良いものを安く〟という考えを〝良いものを価格に表現させる〟という考えにマインドをリセットする必要がある。

 これは、当社にとって大きなチャンスと考えている。付加価値創造企業として圧倒的な力を有している当社グループの存在感が高まっていると確信している。

 当社は昨年4月、長期経営計画「&INNOVATION 2030」を策定した。これまでの不動産デベロッパーの枠を超えた産業デベロッパーとして我々の姿を進化させ、社会のイノベーション、価値創出に貢献していく。今年は長期経営方針に基づく2年目の年になり、2030年までの目標達成に向け着実に進捗させていく。

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メデイア関係者は約200人

 オフィス事業は、よく事務所と訳されますが、もはや事務作業をする場所ではなく、コロナ禍を経てオフィスはリアルのコミュニケーションにより、付加価値を生み出す現場として位置づけられるようになった。働き手が自発的に行きたくなるオフィスの中を着飾るだけでなく、行きたくなる街にあることが必要。日本橋の街づくりやミッドタウンに代表されるミクストユースの街づくりが重要である。今後、当社は複数の大規模再開発を進めており、2026年竣工の「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」は、首都高速を地下化する国家プロジェクトの一翼を担い、エリアのミクストユースを進展させるプロジェクト。すでに満床となっている。「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」は住宅、インターナショナルスクール、劇場などの機能を備える再開発で、既にホンダをはじめ複数の成約を得ている。その他、足元のオフィス空室率は低水準にあり、リーシングは順調に進んでいる。

 商業施設・スポーツ・エンターテイメント事業は、今年は8月に2棟目となる名古屋アリーナを着工するなど複数の国内新規開業・リニューアルがあり、ネットワークを拡大した1年。当社は相乗効果による新しい体験価値の創造に取り組んでいる。買い物とスポーツ・エンターテイメントに共通するものはアドレナリンが出るということ。昨年開業した「アリーナ東京ベイ」から近隣のららぽーと滞留効果が生まれ、東京ドームのコンサートやMITASHITA PARKなどとのシナジーが生まれている。また、商業施設ショッピング会員は1,425万人に、アプリからコンサートチケットなどを購入でき、Z世代の取り込みにも成功している。

 ホテル・リゾート事業は、稼働率、客室単価とも高水準。インバウンド需要も取り込み、来年は「HOTEL THE MITSUI HAKONE」の開業を予定しており、ラグジュアリーホテルの展開にも注力していく。

 住宅事業は、堅調な需要に支えられ、グループ分譲している都心・大規模・再開発マンションが順調に推移している。「日本橋一丁目中地区」には、ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド賃貸「ウォルドーフ・アストリア・レジデンス東京日本橋」を提供することを公表した。

 物流事業は、データセンターや冷蔵冷凍倉庫にも進出しており、近年成長が著しい事業。街づくり型、防災拠点、いこい場を提供し、労働力不足などにも先端技術を駆使し開発を進めていく。

 海外事業は、イギリスで英国図書館再整備を含むオフィス、ラボ、商業などの大規模開発に参画することが決定した。アメリカでは当社のフラッグシップ「ハドソン・ヤード」は満床となった。4番目の支店をテキサス州ダラス市に設立し、サンベルトエリアでの高級賃貸住宅も竣工する。この他、世界各地で当社グループの強みを生かしたまちづくり型事業を推進していく。

 ソリューション・パートナー本部・産学連携事業は、熊本空港の民営化への事業参画、台湾でのサイエンスパークの開発を進めている。アカデミア、自治体、地元企業と連携し実効性のある新しい地方創生に貢献していく。ライフサイエンス事業のLINK-J会員は1,000社超となり、年間イベント数は年間約1,000件に上る。宇宙ビジネス領域における会員数は3年で300以上となり、さらに半導体共創拠点をオープンした。本気でイノベーションを起こし、圧倒的な価値を生み出し、産業競争力が求められている。産業活性化に寄与しともに成長していく。築地地区でも先進的な街づくりを推進していく。

 神宮外苑地区の街づくりは、世界有数のスポーツクラスターとなる。新秩父宮ラグビー場の着工を来年2月に控え順調に進捗している。老朽化した施設の建て替えによる収益をもとに、約72haの都心の奇跡の森、神宮内苑の森を民間主導で守っていく、次の世代に繋ぐ未来志向の社会的意義も大きいなプロジェクトでもある。

 私どもは、地球を素材としてビジネスを行う立場。これまでも人一倍環境に配慮した取り組みを行ってきたが、今年4月、環境との共生宣言 「&EARTH for Nature」を策定し、自然と人、地域一体として環境を整え、それぞれの魅力が循環し、時を経るごとに輝きを増す豊かな環境を生み出していく。

 その象徴的なプロジェクトである国内最大の木造賃貸オフィス「日本橋本町一丁目3番計画」は来年竣工するが既に満床。当社が北海道で所有する約5,000haの信連の木材などを活用して〝植える・育てる・使う〟の持続可能な森林循環を木造によって貢献していく。新たな2棟目の木造ビルも着工する予定になっている。

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黄色い花がオミナエシ(女郎花)、茶色の花がワレモコウ(吾亦紅)=目黒天空庭園で

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オミナエシ(左)とワレモコウ(photoACから) 

秋の七草-オミナエシ(女郎花)、ススキ(薄)、キキョウ(桔梗)、ナデシコ(撫子)、フジバカマ(藤袴)、クズ(葛)、ハギ(萩)-を皆さんはご存じか(覚えやすいのはオスキナフクハ)。特にオミナエシは希少種で、花屋にはまず売っていない。小さい頃、あちこちに咲いていたような気がするが、すっかり記憶から抜けている。だからこそ、ずっと気になっていた。万葉集にも「手に取れば袖さへにほふ女郎花この白露に散らまく惜しも」(詠み人知らず)と詠まれているように、どんな怪しい花だろうと。

そのオミナエシを先月929日、グリーンインフラ官民プラットホームが主催した「グリーンインフラ優良事例視察会」会場の首都高速道路大橋ジャンクション「目黒天空庭園」で観た。

庭園でたくさん咲いていたのだが、名前を知らないので、そばにいた若い女性の方に聞いたら「オミナエシ」と、一緒に咲いていた草花は「ワレモコウ(吾亦紅)」だと教えてくれた(すぎもとまさと氏のヒット曲・吾亦紅はよく知っているが、どんな花なのかは知らなかった)。

彼女にお礼の意味を込めて「オミナエシの花言葉は美人です」と話したら、彼女は恥ずかしそうに笑った。決して怪しい花ではない。可憐な黄色い花だ。

塚本正司氏の「主張する植物」(八坂書房)の一部と、写真で見学したグリーンインフラ国土交通大臣賞を受賞した「小田急線上部利用施設等」と「大橋の里の杜&目黒天空庭園」を以下に紹介する。塚本氏はその著で次のように我々に問いかけている。

「自然にはそれ自体に何かが備わっている。そこから切り取ったり、そこへ付け加えたり、改造したりして生じるものではなくてである…それは一度破壊されれば人為的に再び同じ姿に構築できないものであり、何ものにも代えがたい。そこから切り取り利用することによって生じる価値とは違う根源的な価値がある。だから自然に接したり浸ったりすると、あわただしく争うような気持が平穏で静かな心地になる。すばらしい景観や月、日の移ろいに遭遇すると、時に荘厳な気分となる。自然の中のさまざまな生命を発見すると、書に学んで応用する知識とは違う体験や官能としての知恵となる。多様な生命活動や不思議な生命力をみて、時に尊厳さを感じる」

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ミカン

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下北沢駅前の舗道ブロック(クラウドファンディングで整備。14万円×1,200枚=4,800万円など全体で6,500万円集まったそうだ)

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「シモキタエキウエ」

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下北沢駅歩道空間(土地は区と小田急電鉄が所有)

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下北線路街空き地

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区が推進している雨庭

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ボランティア活動拠点「relord

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おおはし里の杜

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おおはし里の杜(高木は風のせいで高くは育たない)

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首都高速大橋ジャンクション目黒天空庭園(面積は約7,000㎡。高木は691本、中木は1,201本)の田んぼ

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メダカも泳いでいた

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せせらぎも整備されている

「雨にわ」の普及・実証事業 グリーンインフラ大賞「国土交通大臣賞」受賞(2025/1/29) 

日・韓・台・泰・越南…多国籍飲食街 黒白迫り京王カラーもかすむ「ミカン下北」(2022/4/9

がんばれ京王!10月1日開業 小田急電鉄「BONUS TRACK」に負けるな!(2020/10/9

小田急電鉄〝下北沢の新たな名所〟SOHO&店舗「BONUS TRACK」4月1日開業(2020/3/30

東急不動産「BRANZ GREEN PROJECT」ツールがJPM金賞(2010/11/30

 

 

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 野村不動産(代表幹事)、三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、大和ハウス、総合地所、東方地所の6社は10月15日、「東京大学西千葉キャンパス跡地利用事業」プロジェクトが始動したと発表した。

 同プロジェクトは、JR総武線西千葉駅から徒歩3分の国立大学法人東京大学が所有していた約75,000㎡の西千葉キャンパス跡地の開発事業者として選定され開発するもので、分譲マンション(831戸)、戸建て(57戸)、サービス付き高齢者向け住宅(110室)、学生マンション(312室)、商業・介護・複合施設(各3.000㎡)と、隣接する千葉大学・千葉市と協議し、大学敷地・公園敷地にまたがる「(仮称)西千葉キャンパスパーク(以下「キャンパスパーク」)を整備する。

 開発に当たっては、①アーキテクトコードとして、周辺地域の色彩や外構計画の一部を取り入れた5つのデザイン指針やカラーパレットを設定し、各街区の建築デザインに統一感を持たせ、一体的なまちづくりを目指す②ランドスケープコードとして、樹種や樹高、外構照明などにルールを設定し、散歩道やたまり空間の設置によるウォーカブルなまちの実現、浸透性舗装やレインガーデンなどグリーンインフラの採用による環境負荷軽減に取り組む③ウェルネスコードとして、「学ぶ」「動く」「育む」「憩う」「繋ぐ」の5つのサブコードで構成する

 また、千葉大学・千葉市を交えた公民学連携の取り組みとして、広さ約12,000㎡の「(仮称)西千葉キャンパスパーク」を整備する。

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 この6社の社長は年齢が近いのも特徴の一つ。野村不動産・松尾大作松社長は1964年10月18日生まれ、三井不動産レジデンシャル・嘉村徹社長は1964年10月7日生まれ、三菱地所レジデンス・宮島正治社長は1964年5月26日生まれの同級生で、大和ハウス工業・大友浩嗣社長は1959年8月31日生まれ。総合地所・梅津英司社長と東方地所・麻生博章社長は不明だが、梅津氏は1967年生まれ、麻生氏は1964年生まれと思われる(長谷工コーポレーション・熊野聡社長は1961年9月7日生まれ)。ちなみに千葉銀行・米本努社長は1964年7月9日生まれ、長谷工コーポレーション・熊野聡社長は1961年9月7日生まれ。

 誰もバブルを経験しておらず、若いときはバブル処理に追われていたはずだ。そして今、市場はかつて誰も経験したことがないバブル経済を上回りつつある。順風満帆ではあるが、疑心暗鬼にさいなまれ、みんな頭が痛いのではないか。

 年齢が近ければまとまるのは速いだろうが、ライバル心も大きいはずで、出し抜いてやろうといつも思っているはずだ。だが、しかし、手を切ったら修復は難しいので、当面は〝おてて繋いで〟進むはずだ。大規模プロジェクトでどことどこが組むかを見るのも楽しい。

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【キャンパスパークのイメージパース】

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「東京ミッドタウン日比谷」6階パークビューガーデン

 三井不動産は9月29日、「東京ミッドタウンの生物多様性への取り組み」記者説明会を開催し、同社サステナビリティ推進本部サステナビリティ推進部・竹澤正浩氏は、これまでの同社の環境への取り組みを説明し、「私たちは街づくりを通じて、豊かな『環境』のネットワークを日本橋はもちろん、東京、日本全国へ広げ、次世代へ繋いでいきます」と話した。

 「東京ミッドタウン日比谷」では、都心部にありながら約2,000㎡(緑化率約40%)の緑地を創出しており、隣接する日比谷公園と同種の樹木を取り入れ、環境に配慮した植栽計画を実施。また、地域全体の生物多様性の向上に寄与するため巣箱、石積み蛇篭、エコスタックとバードバスを設置。生きもの音声分析技術「KoeTurri」(ハイラブル提供)を活用し、来街者へ豊かな生態系の魅力を発信していく。今年3月、いきもの共生事業推進協議会が運営する第18回「ABINC 認証」を取得している。

 今年度より、東京都市大学北村亘准教授を「東京ミッドタウン日比谷 生物多様性アドバイザー」に迎え、定期的な実地調査、調査結果を踏まえた中長期的な生物多様性施策の検証・実装などを行っていく。北村氏は「都心部でありながらカワセミやアオサギなど多数の野鳥が生息する日比谷公園や皇居と隣接している立地特性を踏まえると、東京ミッドタウン日比谷には地域の生態系を補完・強化する役割が求められる」とコメントしている。

 「東京ミッドタウン日比谷」の来街者は、2018年3月に開業してから2025年3月末で約11,200万人に達している。

 同社は今年4月、環境との共生宣言 「&EARTH for Nature」を策定、重点課題として「緑を守り育む」「水の魅力を生かす」「生態系を豊かにする」「地域の想いをつなぐ」「自然資源を循環させる」の5つを定めている。

 同社が「ABINC 認証」を取得したのは、「三井不動産ロジスティクスパーク市川塩浜Ⅱ(物流施設版)」「(仮称)日本橋本町一丁目3番計画(都市・SC版)」「ザ・ガーデンズ大田多摩川(集合住宅版)」に続き4施設目。

 また、港区立檜町公園に隣接している「東京ミッドタウン(六本木)」の「東京ミッドタウンガーデン」(約1.38ha)は、国土交通省などの「自然共生サイト」に認定されており、緑地は都心5区では最大級となる。

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「東京ミッドタウンガーデン」

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「東京ミッドタウンガーデン」で保存されてきたケヤキ、エノキ

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樹林内のヤマトタマムシ翅

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「MIDTOWN OREN THE PARK」

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蛇篭(左)と「KoeTurri」

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壁面緑化

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オフィスワーカー専用ガーデン

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高層階から6階ガーデンを望む(右側が日比谷公園)

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「工夫次第でたくさんの鳥を呼ぶことが可能」北村氏

◇        ◆     ◇

 記事化が2週間以上も遅れたことをお詫びしたい。記者説明会のすぐあと10月1日から、30年以上取材しているRBA野球大会が始まり、約25試合を取材したのだが、記事は刺身と同じ鮮度が命なので、野球記事を最優先して書いたので遅れてしまった。何しろ、試合結果の記事を1本書くのに約2時間、1日8時間労働としても1週間くらいかかる。「経年優化」を掲げる同社の街づくり・環境共生の記事は鮮度とは関係はないのも遅れた理由の一つだ。

 今回の記者説明会は、同社が環境への取り組みを日本全国に広げる宣言だと受け止めた。同社は「神宮外苑問題」ではずいぶん批判も浴びたが、40年以上同社のマンションや分譲戸建てを取材してきた記者は、緑環境の取り組みとしては、同業では積水ハウス、野村不動産、三菱地所、森ビルとともに業界トップクラスだと思っている。「パークシティ浜田山」や「HARUMI FLAG」は特筆ものだ。

 「ABINC 認証」が4施設目というのは意外な感じもしたが、これから積極的に申請するということだろう(積水ハウスは単独での認証はゼロだが、5本の樹計画は他を圧していると思う)。

日比谷公園の樹木1,000本伐採は本当か「日比谷公園整備計画」勉強会に参加して(2023/5/22)

3階のコンセプトが最高「東京ミッドタウン日比谷」プレス内覧会に1,000人超(2018/3/22)


 

 

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「デュオセーヌ東京ジャイアンツタウン」バルコニー(眼下に東京ジャイアンツ球場)

  フージャースコーポレーションは10月16日、入居条件が40歳以上のシニア向け所有権付き「デュオセーヌ東京ジャイアンツタウン」のメディア向けモデルルーム見学会を行った。もう70年近くの〝西鉄・西武ファン&アンチ巨人」の記者だが、巨人・ゴルフファンにはたまらない立地だ。プロ野球「読売巨人軍」の2軍戦(年間60~70試合)が外野スタンドから60m離れてはいるが、居室・バルコニーからタダで観戦できる価値は計り知れない。反響者の約3割は野球ファンというのも納得だ。

 物件は、京王相模原線京王よみうりランド駅から徒歩14分、多摩都市計画事業稲城南山東部土地区画整理事業90街区3画地の第一種中高層住居専用地域に位置する敷地面積約7,149㎡、7階建て全222戸。専有面積は49.00~110.60㎡、価格は未定。入居条件は満40歳以上で、自身で身の回りのことができること(入居には一定の審査がある)。竣工予定は2027年2月下旬。設計・監理は企画設計事務所オルト。施工は飛島建設。デザイン監修はウイ・アンド・エフ ヴィジョン(石倉雅俊氏)。売主は同社のほかダイヤモンド地所。販売開始は2025年11月中旬の予定。

 7月1日からエントリーを開始し、これまで反響数は850件。ホテル説明会に参加した100組のうち興味を示した野球ファンは約3割で、このほかゴルフなどスポーツファンもかなりいる模様。

 現地は、施行面積約87.5haの、野村不動産などが2015年からマンションや戸建てを継続して分譲している区画整理事業地内の一角。敷地面積約約76,000㎡の「東京ジャイアンツタウン」に隣接。「タウン」内には収容人数約2,900席の球場が2025年3月にオープンし、水族館、飲食施設が2027年オープン予定。

 マンションは、球場外野敷地から約60m離れて立地。同社が〝日本初のボールバーク隣接シニアレジデンス〟と謳っているのは、プロ野球1・2軍/ファームの26チームの拠点球場に近接するシニア向けはわが国初で、「ボールバーク」とは野球だけでなくスポーツ関連のアミューズメント施設を指す。

 建物は、内廊下を挟んでグラウンドが一望できる北東向きと、隣接するよみうりゴルフ倶楽部に面した南西向きが3~4割:6~7割。主な基本性能・設備仕様は、直床、リビング天井高2400ミリ、IHクッキングヒーター、フィオレストーンキッチン天板(プレミアムのみ)、メーターモジュール廊下幅、ベンチ付き玄関収納、トイレ、浴室を含めドアは全て引き戸、車いす利用が可能な洗面・キッチンなど完全バリアフリー仕様。共用施設は、ラウンジ、プレイルーム、他木質、カラオケルーム、ゲストルーム、大浴場、レストラン、ゴルフレンジなど。

 同社プロジェクトマネージャー・青木一真氏は「最近の〝デュオセーヌ〟は入居年齢を40歳に引き下げている物件もあり、親子入居やセカンドユースも想定しています。確認はできていませんが、居室からプロ野球が観戦できるファミリーマンションはあまりないと聞いています」と話した。

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「デュオセーヌ東京ジャイアンツタウン」外観

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バルコニー(モデルルーム)

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玄関(モデルルーム)

◇           ◆     ◇

 「東京ジャイアンツタウン」が建設されることは、もちろん計画が発表された時点で知っていた。しかし、もう70年近く昔から〝西鉄・西武ファン&アンチ巨人〟の記者は、よみうりランドは子どもを連れて何回も行ったことがあるが、読売ジャイアンツ球場には一度も行ったことがなく、「東京ジャイアンツタウン」には全く関心がなかったので、今年3月に開業し、2軍の試合が行われていることも全然知らなかった。

 現地とモデルルームを見て飛び上がらんばかりに興奮した。北西向きの49㎡のタイプからは、真正面にグラウンドが見渡せることができる。位置としては外野席の左翼寄り(タイプによって中堅、右翼寄りもあるはず)。双眼鏡を使えば、選手の動きは手に取るように捕らえられるはずだ。写真撮影も自由だ。

 何よりいいのは、冷暖房完備の居室で夫婦が熱戦を繰り広げながら、あるいはまたバルコニー(約10㎡)でタバコはNG(管理組合がOKにする可能性はあり)だが、酒を飲飲みながら観戦することができることだ(ヤジはやめた方がいい。隣近所から迷惑行為として通報されるだろうし、第一グラウンドまでは声は届かない)。

 そこで考えた。価格次第で間違いなく売れると。その肝心な価格だが、同社は「未定」としているが、記者は最低で坪単価は300万円(下層階)で、平均だと坪320~350万円になると予想する。

 誰が買うか。巨人軍関係者やファンには垂涎の的だ。球場が見渡せるタイプは全体の3~4割だが、その多くは巨人ファンが買うのではないか。北西・南西角の110㎡は坪単価400万円として15,000万円でも売れるはずだ。抽選になるか。

 〝アンチ巨人〟はどうか。今でも読売(ドクウリ)新聞を読まない記者は湯水のように使える金があっても絶対買わない(テレビでも巨人が負けそうな試合しか観ない)。〝巨人〟〝ジャイアンツ〟の言葉を聞くだけで不愉快な気分になる。約10分間のシアターで「東京ジャイアンツタウン」が5度も6度も耳に聞こえたのに腹を立てた。「読売巨人軍」なら許せるが、どうして「東京」と「ジャイアンツ」をくっつけるのかと。しかし、わが西武ライオンズも正式名称は頭に「埼玉」がつくし、12球団で都道府県名や都市名が付かないのは「オリックス」と「中日」と「読売巨人軍(この軍がいやらしいではないか)」だけだ。「阪神」は固有名詞というより、記者は阪神地方を指す一般名詞だと小さいころから理解していた。

 余分なことを書いたが、この球場で行われる年間60~70試合のイースタンリーグをタダで観戦できる価値は大きい。野球ファンは1軍の贔屓チームの成績は毎日のようにチェックするものだし(記者は以前、フクニチを購読し、数日遅れで西鉄の記事を読んでいた)、2軍の選手の成績もチェックしているファンがほとんどではないか。報知新聞は2軍の試合も詳しく伝えている(さすがだ)。〝アンチ巨人〟も検討する人がいるかもしれない。

 また考えた。この球場で行われる試合を、ネット・WEBなどで伝えたら爆発的に読まれるのではないかと。重要事項説明書に書かれているかどうかは分からないが、写真を撮ること自体は盗撮にも著作権にも肖像権にも触れないはずだ。ただ、その情報を有料にしたら問題が発生するかもしれない。公園などは商業目的で撮影するのは許可が必要だ。

 またまた考えた。ホームページで確認したら、この球場では毎日のようにイベントが行われており、高校野球の地区予選や女子野球も行われているようだ。この価値をお金に換算したらいくらになるか。2軍戦の観戦料金は外野席で1,000円とある。特等席のマンションはその2倍の価値があるはずで、年間60試合として60×2,000=12万円だ。そのほかの試合、イベントもタダで観ることができるのだから、1日1,000円として30.5万円。合計42.5万円とはじいた。日がな一日、ベランダで酒を飲みながら、さわやかな葉擦れの音や小鳥の愛の交響曲を聞き、グラウンドでもまた発情期を迎える少年少女の溌溂とした黄色い声を聴くことができる。至福の時間を過ごせる。馬鹿馬鹿しいテレビを観るよりずっと価値は大きいはずだ。

 南西側のよみうりゴルフ倶楽部側は、野球ファンはまず買わないとみた。会員権を持っている人はお金持ちも多いはずで、食指が動かされるかもしれない。見事なグリーンだ。もう一つ追加すると、NPO東京里山義塾が管理している「篭谷戸の森」をはじめ、近くには自然そのものの里山「南山」が近くにある。1日散歩しても飽きない。入山権は設定されていないはずだ。ネットで確認した。オオタカは棲息しているが、クマもイノシシも確認されていないようだ。子どものころよく食べたし、精力剤として効き目があるとかで近所のおじいさんに売ったサンショウウオも東京都が飼育しているはずだ(捕獲したら罰せられるはず)。

 〝デュオセーヌ〟はこれまで10物件は見学している。基本性能・設備仕様もいい。記者はシニアも子どももユニバーサルデザインが一番いいと思っている。難点は入居制限があることだ。記者は独りになっても、年寄りばかりのマンションには住みたくない。住むなら、山・川・海・飲み屋が徒歩10分圏にあるのが最高の「官能都市」だと思う。

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日本政府観光局(JNTO)は1015日、9月の訪日外客数は前年同月比13.7%増の3,266,800人となり、9月として過去最高を更新し、9月までの累計では31,650,500人となり、過去最速で3,000万人を突破したと発表した。

中東地域で単月過去最高を更新したほか、台湾や米国、ドイツなど18市場で9月として過去最高を記録した。

 

 

 

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